JP2006311390A - テレビジョン受信装置 - Google Patents

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JP2006311390A JP2005133625A JP2005133625A JP2006311390A JP 2006311390 A JP2006311390 A JP 2006311390A JP 2005133625 A JP2005133625 A JP 2005133625A JP 2005133625 A JP2005133625 A JP 2005133625A JP 2006311390 A JP2006311390 A JP 2006311390A
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JP2005133625A
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Shunichi Chiba
俊一 千葉
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】 HDD等から再生されたTSをフロー制御にて再生する場合にも、デコードさ
れたビデオ表示と、時刻指定のない汎用イベントメッセージの発火タイミングとがずれる
ことのないテレビジョン受信装置を提供する
【解決手段】 CPU2472は、時刻指定のない汎用イベントメッセージの取得時に、
デマルチプレクサ2472から入力されたストリームのPCRと、ビデオデコーダ247
6から入力されたSTCとの差分を計算し、ストリームの読み出し位置とデコード位置の
ずれ時間(ずれ時間=PCR−STC)を求め、この時間だけ汎用イベントメッセージの
発火タイミングを遅延させる。またはCPU2472は、セッション取得用バッファ24
75から入力された、処理を行う汎用イベントメッセージの近傍にあるPCRをイベント
発生時刻として保持し、(ビデオデコーダ2476のSTC>=イベント発生時刻となっ
たら汎用イベントメッセージを発火する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、テレビジョン受信装置に関し、特にトランスポート・ストリーム(以下、
TSと記す)が、放送で送信された以上の速度でHDD等から送信されたものを受信する
テレビジョン受信装置に関する。
日本国内では衛星BSデジタル放送、地上デジタル放送を受信、再生する機能を持った
液晶、プラズマ等の薄型デジタルTVや、アナログ放送番組を受信し、内蔵したHDDに
デジタル記録するHDD−DVDレコーダなどが急速に家庭内に普及しつつある。
これらのデジタル家電機器の中にはネットワーク接続機能を持つ機器も多く、今後は例
えばデジタルTVのようなコンテンツ表示装置がクライアント機器として動作し、別の部
屋にあるサーバー機能を持つHDD−DVDレコーダに保存されたコンテンツに家庭内ネ
ットワークを介してアクセスすることで、コンテンツが物理的に存在する場所に移動する
ことなくコンテンツを楽しむことが簡単にできるようになると思われる。
デジタル放送のデータ放送では、従来のテレビジョン放送信号にデータを多重するデー
タ多重放送とは異なり、文字や図形だけでなく、静止画、動画、音声など多彩な表現が可能である。データ放送では、視聴中のデジタル放送と一体となった画面上に各種の情報を引き出して見ることが可能である。
このようなデジタル放送におけるデータ放送においては、イベントメッセージを運用す
ることが行われる。イベントメッセージを運用する目的は、非同期にあるいは時刻を指定
してマルチメディアコンテンツに割り込み事象を発生させ、同時にその事象に付随するデ
ータを伝送するために、汎用イベントメッセージ記述子を含むイベントメッセージ(汎用
イベントメッセージと呼ぶ)を運用したり、汎用イベントメッセージにおける時刻指定と
してNPT(Normal Play Time)を使用する場合、あるいはマルチメディアコンテンツに
おいてNPTを使用する場合に、NPTとSTC(System Time Clockの略で、基準とな
る同期信号の意)との関係づけを受信機に知らせるためにNPT参照記述子を含むイベン
トメッセージ(以下、NPT参照メッセージと呼ぶ)を運用する。
以上のデジタル放送におけるデータ放送の標準規格及び運用規定は、社団法人電波産業
会(Association of Radio Industries and Business、以下ARIBという)で策定して
いる標準規格及び運用規定、ARIB STD−B24(デジタル放送におけるデータ放
送符号化方式と伝送方式標準規格)、及びARIBTR−B15(BSデジタル放送運用
規定)等で、明文化されている。
放送のリアルタイム処理では、デコーダのバッファに蓄積される量が少ない(バッファ
サイズに依存しない)ため、デマルチプレクサがセクションを取得する位置と、ビデオを
デコードする位置に大きな差が出ない。
しかし、トランスポート・ストリーム(以下、TSと記す)が、放送で送信された以上
の速度でHDD等から送信されたものである場合にはデマルチプレクサがセクションを取
得する位置と、ビデオをデコードする位置とに大きな差が出る場合がある。例えば、フロ
ー制御にて再生する場合、デコーダのバッファに空きがある限りストリームを読み出す。
このためフロー制御にて再生する場合、テレビジョン受信装置では、ビデオデコーダに
は通常の放送受信時よりも多くのデータがバッファリングされる。
このため放送をリアルタイムに処理する場合とフロー制御にて再生する場合とで、イベ
ントメッセージの取得タイミングにずれが発生する。しかし、NPTイベントメッセージ
の発火(実際にイベントを表示)タイミングは、STCに基づいて処理が行われるため、
イベントメッセージの取得タイミングにずれが発生しても問題ない。しかし、時刻指定の
ない汎用イベントメッセージの場合、イベントメッセージ取得時に即時発火するため、イ
ベントメッセージの発火タイミングがずれてしまう。
NPTイベントメッセージのような時刻指定のあるイベントをSTCに基づいて処理す
る方法は、特許文献1等に記述されている。
特開2003−9095公報
上記の如く、HDD等に一旦蓄積されたデジタル放送のトランスポートストリームをフ
ロー制御にて再生する場合、デコードされたビデオ表示と、時刻指定のない汎用イベント
メッセージの発火タイミングとがずれる(合わない)という問題がある。
フロー制御再生では、例えばビデオデコーダのバッファサイズが2Mバイト、ストリー
ムのレートが4Mbpsの場合、4秒相当のストリームをHDDから読み出してデコーダ
のバッファに蓄積することになる。この場合、デコーダがビデオをデコードしている位置
から4秒先のセクションにて送られたイベントメッセージをデマルチプレクサにて取得で
きてしまう。このため、通常であれば4秒差の表示ずれが発生してしまい、いくら時刻指
定のない汎用イベントメッセージであってもこの表示ずれは無視できない。
そこで本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、HDD等に一旦蓄積
されたデジタル放送のトランスポートストリームをフロー制御にて再生する場合であって
も、デコードされたビデオ表示と、時刻指定のない汎用イベントメッセージの発火タイミ
ングとがずれる(合わない)ことのないテレビジョン受信装置を提供することを目的する
上記の目的を達成するために、この発明のテレビジョン受信装置においては、データ放
送による汎用イベントメッセージおよびPCR(Program Clock Reference)を含んだト
ランスポートストリームを記録媒体から再生する再生手段と、前記再生手段により再生さ
れたトランスポートストリームを分離するデマルチプレクサと、前記デマルチプレクサに
より分離されたビデオデータをフロー制御にてデコードするビデオデコーダと、前記デマ
ルチプレクサにより分離されたオーディオデータをフロー制御にてデコードするオーディ
オデコーダと、前記デマルチプレクサにより分離された汎用イベントメッセージを受信す
る手段と、前記デマルチプレクサにより分離された汎用イベントメッセージを発火する汎
用イベントメッセージ発火手段と、前記デマルチプレクサにより分離されたPCRを参照
しながら生成されるクロックであるSTCと、前記デマルチプレクサにより分離されたP
CRと、前記STCとの差分時間を計算し、この差分時間に基づき、前記ビデオデコーダ
のデコードタイミングと前記汎用イベントメッセージ発火手段の発火タイミングとのずれ
が小さくなる方向に、前記汎用イベントメッセージ発火手段の発火タイミングをずらす手
段とを備えたことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、この発明のテレビジョン受信装置においては、デ
ータ放送による汎用イベントメッセージおよびPCR(Program Clock Reference)を含
んだトランスポートストリームを記録媒体から再生する再生手段と、前記再生手段により
再生されたトランスポートストリームを分離するデマルチプレクサと、前記デマルチプレ
クサにより分離されたビデオデータをフロー制御にてデコードするビデオデコーダと、前
記デマルチプレクサにより分離されたオーディオデータをフロー制御にてデコードするオ
ーディオデコーダと、前記デマルチプレクサにより分離された汎用イベントメッセージを
受信する手段と、前記デマルチプレクサにより分離された汎用イベントメッセージを発火
する汎用イベントメッセージ発火手段と、前記デマルチプレクサにより分離されたPCR
を参照しながら生成されるクロックであるSTCと、前記デマルチプレクサにより分離さ
れ、前記汎用イベントメッセージの直前に入力されたPCRを保持するPCR保持手段と
、前記PCR保持手段により保持されたPCRをイベント発生時刻として前記汎用イベン
トメッセージ発火手段による発火タイミングとするよう制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とする。
なお、装置に係る本発明は方法に係る発明としても成立し、方法に係る本発明は装置に
係る発明としても成立する。
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行
させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための
、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムとし
ても成立し、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても成立
する。
この発明によれば、HDD等に一旦蓄積されたデジタル放送のトランスポートストリー
ムをフロー制御にて再生する場合であっても、デコードされたビデオ表示と、時刻指定の
ない汎用イベントメッセージの発火タイミングとがずれる(合わない)ことのないテレビ
ジョン受信装置を提供することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の実施形態で説明する、アクセス制御装置およびアクセス制御方法を
適用したデジタルテレビジョン放送受信装置111の外観と、このデジタルテレビジョン
放送受信装置111を中心として構成されるネットワークシステムの一例を概略的に示し
ている。
すなわち、デジタルテレビジョン放送受信装置111は、主として、薄型のキャビネッ
ト112と、このキャビネット112を起立させて支持する支持台113とから構成され
ている。そして、キャビネット112には、例えばSED(Surface-conduction Electro
n-emitter Display)表示パネル,液晶表示パネル等でなる平面パネル型の映像表示器1
14、スピーカ115、操作部116、リモートコントローラ117から送信される操作
情報を受ける受光部118等が設置されている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置111には、例えばSD(Secure Digit
al)メモリカード、MMC(Multimedia Card)及びメモリスティック等の第1のメモリ
カード119が着脱可能となっており、この第1のメモリカード119に対して番組や写
真等の情報の記録再生が行なわれるようになっている。
さらに、このデジタルテレビジョン放送受信装置111には、例えば契約情報等の記録
された第2のメモリカード(ICカード)120が着脱可能となっており、この第2のメ
モリカード120に対して情報の記録再生が行なわれるようになっている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、第1のLAN(Local Area N
etwork)端子121、第2のLAN端子122、USB(Universal Serial Bus)端子1
23及びi.LINK端子124を備えている。
このうち、第1のLAN端子121は、LAN対応HDD専用ポートとして使用される
もので、接続されたNAS(Network Attached Storage)であるLAN対応のHDD12
5に対して、イーサネット(登録商標)により情報の記録再生を行なうために使用される
このように、LAN対応HDD専用ポートとしての第1のLAN端子121を設けるこ
とにより、他のネットワーク環境やネットワーク使用状況等に影響されることなく、HD
D125に対してハイビジョン画質による番組の情報記録を安定して行なうことができる
また、第2のLAN端子122は、イーサネット(登録商標)を用いた一般的なLAN
対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ126を介して、LAN対応のHDD1
27、PC(Personal Computer)128、HDD内蔵のDVD(Digital Versatile Dis
k)レコーダ129等の機器を接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用され
る。
なお、DVDレコーダ129については、第2のLAN端子122を介して通信される
デジタル情報が制御系のみの情報であるため、デジタルテレビジョン放送受信装置111
との間でアナログの映像及び音声情報を伝送するために、専用のアナログ伝送路130を
設ける必要がある。
さらに、この第2のLAN端子122は、ハブ126に接続されたブロードバンドルー
タ131を介して、例えばインターネット等のネットワーク132に接続し、このネット
ワーク132を介してPC133や携帯電話134等と情報伝送を行なうために使用され
る。
また、上記USB端子123は、一般的なUSB対応ポートとして使用されるもので、
例えばハブ135を介して、携帯電話136、デジタルカメラ137、メモリカードに対
するカードリーダ/ライタ138、HDD139、キーボード140等のUSB機器を接
続し、これらのUSB機器と情報伝送を行なうために使用される。
さらに、上記i.LINK端子124は、例えばAV−HDD141、D(Digital)
−VHS(Video Home System)142等をシリアル接続し、これらの機器と情報伝送を
行なうために使用される。
図2は、上記したデジタルテレビジョン放送受信装置111の主要な信号処理系を示し
ている。すなわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ243で受信した衛星デジ
タルテレビジョン放送信号は、入力端子244を介して衛星デジタル放送用のチューナ2
45に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。
そして、このチューナ245で選局された放送信号は、PSK(Phase Shift Keying)
復調器246に供給されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、信号処理
部247に出力される。
また、地上波放送受信用のアンテナ248で受信した地上デジタルテレビジョン放送信
号は、入力端子249を介して地上デジタル放送用のチューナ250に供給されることに
より、所望のチャンネルの放送信号が選局される。
そして、このチューナ250で選局された放送信号は、例えば日本ではOFDM(Orth
ogonal Frequency Division Multiplexing)復調器251に供給されて、デジタルの映像
信号及び音声信号に復調された後、上記信号処理部247に出力される。
また、上記地上波放送受信用のアンテナ248で受信した地上アナログテレビジョン放
送信号は、入力端子249を介して地上アナログ放送用のチューナ252に供給されるこ
とにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。そして、このチューナ252で選
局された放送信号は、アナログ復調器253に供給されてアナログの映像信号及び音声信
号に復調された後、上記信号処理部247に出力される。
ここで、上記信号処理部247は、PSK復調器246及びOFDM復調器251から
それぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル
信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。
また、上記信号処理部247には、複数(図示の場合は4つ)の入力端子256a,2
56b,256c,256dが接続されている。これら入力端子256a〜256dは、
それぞれ、アナログの映像信号及び音声信号を、デジタルテレビジョン放送受信装置11
1の外部から入力可能とするものである。
信号処理部247は、上記アナログ復調器253及び各入力端子256a〜256dか
らそれぞれ供給されたアナログの映像信号及び音声信号を選択的にデジタル化し、このデ
ジタル化された映像信号及び音声信号に対して所定のデジタル信号処理を施した後、グラ
フィック処理部254及び音声処理部255に出力する。
グラフィック処理部254は、信号処理部247から供給されるデジタルの映像信号に
、OSD(On Screen Display)信号生成部257で生成されるOSD信号を重畳して出
力する機能を有する。このグラフィック処理部254は、信号処理部247の出力映像信
号と、OSD信号生成部257の出力OSD信号とを選択的に出力すること、また、両出
力をそれぞれ画面の半分を構成するように組み合わせて出力することができる。
グラフィック処理部254から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部258に
供給される。この映像処理部258は、入力されたデジタルの映像信号を、前記映像表示
器114で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、映像表示器114
に出力して映像表示させるとともに、出力端子259を介して外部に導出させる。
また、上記音声処理部255は、入力されたデジタルの音声信号を、前記スピーカ11
5で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ115に出力し
て音声再生させるとともに、出力端子260を介して外部に導出させる。
ここで、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、上記した各種の受信動作を
含むその全ての動作を制御部261によって統括的に制御されている。この制御部261
は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、前記操作部116からの操
作情報を受け、または、リモートコントローラ117から送出された操作情報を前記受光
部118を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している
この場合、制御部261は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納し
たROM(Read Only Memory)261aと、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Ra
ndom Access Memory)261bと、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性
メモリ261cとを利用している。
また、この制御部261は、カードI/F(Interface)265を介して、前記第1の
メモリカード119が装着可能なカードホルダ266に接続されている。これによって、
制御部261は、カードホルダ266に装着された第1のメモリカード119と、カード
I/F265を介して情報伝送を行なうことができる。
さらに、上記制御部261は、カードI/F267を介して、前記第2のメモリカード
120が装着可能なカードホルダ268に接続されている。これにより、制御部261は
、カードホルダ268に装着された第2のメモリカード120と、カードI/F267を
介して情報伝送を行なうことができる。
また、上記制御部261は、通信I/F269を介して第1のLAN端子121に接続
されている。これにより、制御部261は、第1のLAN端子121に接続されたLAN
対応のHDD125と、通信I/F269を介して情報伝送を行なうことができる。この
場合、制御部261は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能
を有し、第1のLAN端子121に接続されたLAN対応のHDD125にIP(Intern
et Protocol)アドレスを割り当てて制御している。
さらに、上記制御部261は、通信I/F270を介して第2のLAN端子122に接
続されている。これにより、制御部261は、第2のLAN端子122に接続された各機
器(図1参照)と、通信I/F270を介して情報伝送を行なうことができる。
また、上記制御部261は、USB I/F271を介して前記USB端子123に接
続されている。これにより、制御部261は、USB端子123に接続された各機器(図
1参照)と、USB I/F271を介して情報伝送を行なうことができる。
さらに、上記制御部261は、i.LINK I/F272を介してi.LINK端子
124に接続されている。これにより、制御部261は、i.LINK端子124に接続
された各機器(図1参照)と、i.LINK I/F272を介して情報伝送を行なうこ
とができる。
ところで、この第1の実施形態では、HDD125に初期登録時のHDD125、HD
D127、PC128、DVDレコーダ129それぞれに割り当てられたストレージID
(IPアドレス、機器名を含む)を記述した登録ファイルを記憶保持している。
また、不揮発性メモリ261cに、HDD125、HDD127、PC128、DVD
レコーダ129それぞれのストレージIDを記憶している。
以下、HDD127には、放送により送られたTSが蓄積されており、これをデジタル
テレビジョン放送受信装置111でフロー制御にて再生するものとして説明する。このフ
ロー制御にて再生する場合、先にも説明したが、デコーダのバッファに空きがある限りス
トリームを読み出す。
フロー制御再生では、フロー制御再生デコーダのバッファに空きがある限りストリーム
を読み出す。このため、デマルチプレクサ2472がセクションを取得する位置と、ビデ
オデコーダ2476が実際にビデオデータをデコードする位置とに、図4に示すように大
きな差(例えば、4秒)が出る。本発明では、この問題を後述する方法により解決してい
る。
次に、データ放送を処理するときの信号処理について図3を用いて詳細に説明する。
図3は、データ放送を受信して処理するときの信号処理部247の構成のみを抽出して
作成した機能ブロック図である。
図3において、制御部261は、HDD127に蓄積されたTSを再生させ、セレクタ
2471へ供給させる。このようにHDD127に一旦蓄積されたデジタル放送のトラン
スポートストリームをフロー制御にて再生する。
セレクタ2471は、HDD127から放送で送信された以上の速度で再生されたTS
(PCRを含むTS)を制御部261からの制御信号により選択し、デマルチプレクサ2
472へ供給する。
デマルチプレクサ2472は、ビデオデータはビデオデコーダ2476へ、オーディオ
データはオーディオデコーダ2473へ、PCRはSTCカウンタ2478へ供給する。
ビデオデコーダ2476は、ビデオバッファ2476aにデコードする前のデータを一
旦蓄積し、デコードしたビデオデータをデータ放送ブラウザ2477へ出力する。
STCカウンタ2478は、STCをビデオデコーダ2476,オーディオデコーダ2
473およびCPU2474へ出力する。
オーディオデコーダ2473は、オーディオバッファ2473aにデコードする前のデ
ータを一旦蓄積し、デコードした音声データを音声処理部255へ出力する。
また、デマルチプレクサ2472は、PAT(Program Association Table:放送番組
関連テーブル),PMT(Program Map Table:放送番組マップテーブル)、EPG(Ele
ctronic Program Guide:電子番組ガイド)、データ放送のデータ等のセクション形式の
データは、セクション取得用バッファ2475へ供給する。
セクション取得用バッファ2475は、デマルチプレクサ2474から供給されたデー
タを一旦蓄積し、TSパケットによって分割されていたセクションが完成次第、CPU2
474へ出力する。
また、デマルチプレクサ2472は、PCR(Program Clock Reference)を、CPU
2474へ出力する。
CPU2474は、図示しないROM等から読み出したプログラムを実行することでデ
ータ処理を実行するものであり、セクション取得用バッファ2475から供給されたセク
ションータを解析し、データ放送に必要なデータがあれば、データ放送ブラウザ2477
へ出力する。
データ放送ブラウザ2477は、CPU2474から入力されたデータ(文字や画像等
)とビデオデコーダ2476から入力された映像を結合し、グラフィック制御部254に
出力する。
CPU2474は、ビデオデコーダ2476から入力されたSTCと、デマルチプレク
サ2472から入力されたPCRとを用いて、データ放送の汎用イベントメッセージの発
火タイミングを、以下のように調整することによりデコードされたビデオ表示と汎用イベ
ントメッセージの発火タイミングのずれを減少させることができる。
(第1の解決方法)
(ステップ1)
CPU2472は、時刻指定のない汎用イベントメッセージの取得時に、デマルチプレ
クサ2472から入力されたストリームのPCRと、ビデオデコーダ2476から入力さ
れたSTCとの差分を計算し、ストリームの読み出し位置とデコード位置のずれ時間を求
める。
ずれ時間[ミリ秒] = PCR − STC …(式1)
(ステップ2)
CPU2472は、汎用イベントメッセージの発火タイミングを上記ステップ1の式1
にて求めたずれ時間だけ遅延させる。
また、正確にずれ時間に合わせず、例えばずれ時間+0.5秒,−0.5秒等、ずれ時
間近傍にずらしても良い。
以上によれば、HDD等に一旦蓄積されたデジタル放送のトランスポートストリームを
フロー制御にて再生する場合であっても、デコードされたビデオ表示と、時刻指定のない
汎用イベントメッセージの発火タイミングとがずれる(合わない)ことのないテレビジョ
ン受信装置を提供することができる。
(第2の解決方法)
(ステップ1)
CPU2472は、セッション取得用バッファ2475から入力された、処理を行う汎
用イベントメッセージの近傍にあるPCR、例えば汎用イベントメッセージが入力される
直前のPCRをイベント発生時刻REF_TIME’としてレジスタ等に保持する。
(ステップ2)
CPU2472は、
ビデオデコーダ2476のSTC >= イベント発生時刻REF_TIME’(上記
PCR) …(式2)
となったら汎用イベントメッセージを発火する。
以上によれば、HDD等に一旦蓄積されたデジタル放送のトランスポートストリームを
フロー制御にて再生する場合であっても、デコードされたビデオ表示と、時刻指定のない
汎用イベントメッセージの発火タイミングとがずれる(合わない)ことのないテレビジョ
ン受信装置を提供することができる。
本発明のテレビジョン受信装置の外観と、このテレビジョン受信装置を中心として構成されるネットワークシステムを説明するための図。 テレビジョン受信装置の主要な信号処理系を示す図。 テレビジョン受信装置内の信号処理部の、一例を示す図。 ずれ時間を説明するための図。
符号の説明
111…デジタルテレビジョン放送受信装置、112…キャビネット、113…支持台
、114…映像表示器、115…スピーカ、116…操作部、117…リモートコントロ
ーラ、118…受光部、119…第1のメモリカード、120…第2のメモリカード、1
21…第1のLAN端子、122…第2のLAN端子、123…USB端子、124…i
.LINK端子、125,127,139…HDD、126,135…ハブ、128…P
C、129…DVDレコーダ、130…アナログ伝送路、131…ブロードバンドルータ
、132…ネットワーク、133…PC、134,136…携帯電話、137…デジタル
カメラ、138…カードリーダ/ライタ、140…キーボード、141…AV−HDD、
142…D−VHS、243…アンテナ、244…入力端子、245,250,252…
チューナ、246…PSK復調器、247…信号処理部、248…アンテナ、251…O
FDM復調器、253…アナログ復調器、254…グラフィック処理部、255…音声処
理部、249,256a,256b,256c,256d…入力端子、257…OSD信
号生成部、258…映像処理部、259,260…出力端子、261…制御部、261a
…ROM、261b…RAM、261c…不揮発性メモリ、265,267…カードI/
F、266,268…カードホルダ、269,270…通信I/F、271…USB I
/F、272…i.LINK I/F、2471…セレクタ、2472…デマルチプレク
サ、2473…オーディオデコーダ、2473a…オーディオバッファ、2474…CP
U、2475…セクション取得用バッファ、2476…ビデオデコーダ、2476a…ビ
デオバッファ、2477…データ放送ブラウザ、2478…STCカウンタ。

Claims (4)

  1. データ放送による汎用イベントメッセージおよびPCR(Program Clock Reference)
    を含んだトランスポートストリームを記録媒体から再生する再生手段と、
    前記再生手段により再生されたトランスポートストリームを分離するデマルチプレクサ
    と、
    前記デマルチプレクサにより分離されたビデオデータをフロー制御にてデコードするビ
    デオデコーダと、
    前記デマルチプレクサにより分離されたオーディオデータをフロー制御にてデコードす
    るオーディオデコーダと、
    前記デマルチプレクサにより分離された汎用イベントメッセージを受信する手段と、
    前記デマルチプレクサにより分離された汎用イベントメッセージを発火する汎用イベン
    トメッセージ発火手段と、
    前記デマルチプレクサにより分離されたPCRを参照しながら生成されるクロックであ
    るSTCと、
    前記デマルチプレクサにより分離されたPCRと、前記STCとの差分時間を計算し、
    この差分時間に基づき、前記ビデオデコーダのデコードタイミングと前記汎用イベントメ
    ッセージ発火手段の発火タイミングとのずれが小さくなる方向に、前記汎用イベントメッ
    セージ発火手段の発火タイミングをずらす手段とを備えたことを特徴とするテレビジョン
    受信装置。
  2. 前記所定の時間は、前記差分時間と等しいことを特徴とする請求項1に記載のテレビジ
    ョン受信装置。
  3. データ放送による汎用イベントメッセージおよびPCR(Program Clock Reference)
    を含んだトランスポートストリームを記録媒体から再生する再生手段と、
    前記再生手段により再生されたトランスポートストリームを分離するデマルチプレクサ
    と、
    前記デマルチプレクサにより分離されたビデオデータをフロー制御にてデコードするビ
    デオデコーダと、
    前記デマルチプレクサにより分離されたオーディオデータをフロー制御にてデコードす
    るオーディオデコーダと、
    前記デマルチプレクサにより分離された汎用イベントメッセージを受信する手段と、
    前記デマルチプレクサにより分離された汎用イベントメッセージを発火する汎用イベン
    トメッセージ発火手段と、
    前記デマルチプレクサにより分離されたPCRを参照しながら生成されるクロックであ
    るSTCと、
    前記デマルチプレクサにより分離され、前記汎用イベントメッセージの直前に入力され
    たPCRを保持するPCR保持手段と、
    前記PCR保持手段により保持されたPCRをイベント発生時刻として前記汎用イベン
    トメッセージ発火手段による発火タイミングとするよう制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とするテレビジョン受信装置。
  4. 前記ビデオデコーダによるビデオ画像と、前記汎用イベントメッセージ発火手段により
    発火された汎用イベントメッセージとを合成する合成手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれか1項に記載のテレビジョン受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016029806A (ja) * 2010-09-21 2016-03-03 ソニー株式会社 受信装置、受信方法、プログラム、送信装置
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