JP2006309329A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 分割された複数の描画コマンドによって構成されるオブジェクトを生成中にフォールバックが発生すると、そのオブジェクト領域周辺にノイズが乗り、画質の劣化が発生することがあり、このような画質劣化を防ぐ。
【解決手段】 描画コマンドに従ってラスタイメージと属性ビットに展開可能な中間データを生成する中間データ生成手段と、中間データを解釈し画像データとしてラスタイメージと属性ビットを出力するレンダリング手段と、前記レンダリング手段が出力したラスタイメージと属性ビットの画像データを背景画像として、再度中間データに登録するフォールバック手段と、分割された複数の描画コマンドによって構成される1つの描画オブジェクトを、1つのオブジェクトとして認識する描画オブジェクト認識手段とを備え、前記フォールバック手段によるフォールバック発生時に、描画オブジェクト認識手段の認識の結果によって、背景画像となる中間データと前景画像用の中間データとを分割する境界を決定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、描画コマンドに従って中間データを生成し、生成された中間データをハードウェアでレンダリングすることでラスタデータを生成する手段を備える画像形成装置に関する。
描画コマンドに従って中間データを生成する際、メモリオーバーフローが発生した場合、それまでに生成した中間データは一旦レンダリングされ、レンダリング後の画像は次の中間データの背景画像として登録される。このとき次の中間データを収めるメモリ領域を空ける為に、背景画像には圧縮処理がかかり、圧縮処理がlosslessの場合は画質の劣化が発生する。
特開2002−127510号公報
オブジェクトが分割されて送られてくる時、オブジェクトを生成する最中にフォールバックが発生すると、そのオブジェクトの領域周辺にノイズが乗ることがあった。例えば、グラデーションを含むオブジェクトの描画は、図2のようにグラデーション用のオブジェクトとクリップによって処理される。しかし、図3のようにグラデーション用オブジェクトを生成する最中にフォールバックが発生すると、フォールバックに伴うJPEG圧縮によってグラデーションオブジェクトのにじみが背景画像に生まれてしまう。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、フォールバック発生時における画質の劣化を抑えることが可能になる画像形成装置を提供することを目的とする。
属性ビットの付加された画像データを使用して、印刷出力時に、前記付加された属性ビットに基づき、画像処理を施して印刷することのできる画像形成装置において、
中間言語を解釈し画像データとしてラスタイメージと属性ビットを出力するレンダリング手段と、
前記レンダリング手段が出力したラスタイメージと属性ビットの画像データを背景画像として再度中間言語に登録するフォールバック手段と、
前記レンダリング手段が出力するラスタイメージと属性ビットの画像データの総容量が一定サイズを超過した時、前記属性ビットを画像形成装置内の別メモリに退避する手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
すなわち、本発明の技術内容は以下の構成を備えることにより前記課題を解決できた。
(1)描画コマンドに従ってラスタイメージと属性ビットに展開可能な中間データを生成する中間データ生成手段と、中間データを解釈し画像データとしてラスタイメージと属性ビットを出力するレンダリング手段と、前記レンダリング手段が出力したラスタイメージと属性ビットの画像データを背景画像として、再度中間データに登録するフォールバック手段と、分割された複数の描画コマンドによって構成される1つの描画オブジェクトを、1つのオブジェクトとして認識する描画オブジェクト認識手段とを備え、前記フォールバック手段によるフォールバック発生時に、描画オブジェクト認識手段の認識の結果によって、背景画像となる中間データと前景画像用の中間データとを分割する境界を決定することを特徴とする画像形成装置。
本発明によって、フォールバック発生時における画質の劣化を抑えることが可能になる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図1は実施例1、2、3の画像形成装置の内部構造を示す図である。
図1において、101は、描画コマンドに従って生成された中間データからラスタイメージを生成するレンダラ102と、メモリの管理を行なうメモリ管理部103と、メモリ領域104から構成される画像形成装置である。また、メモリ領域104は、描画コマンドを受け取る入力データ用メモリ領域105と、中間データを保持する中間データ用メモリ領域106と、最終的なラスタイメージを格納する出力データ用メモリ領域107と、レンダリング時に使用されるレンダリング用メモリ領域108で構成される。
レンダラ102は、レンダリングをハードウェアで行なうハードウェアレンダラ102aと、ソフトウェアで行なうソフトウェアレンダラ102bで構成される。
さらに、レンダリング用メモリ領域108はレンダリング時ワークメモリとして使用されるワークメモリ領域108aと、レンダリング時に生成されるラスタイメージを格納するラスタイメージ用領域108bと、レンダリング時に付加される属性情報を格納する領域108cで構成される。
本実施例における、描画コマンドを読み込んでからラスタイメージを生成するまでの手順を図10のフローチャートを用いて説明する。
ステップS101において、描画コマンドを読み込む。
ステップS102において、読み込んだ描画コマンドを元に生成する中間データが中間データのメモリ格納領域に収まるかどうかを判断する。収まる場合はフォールバックする必要はなく、ステップS103へ進む。収まらない場合は、中間データのメモリ格納領域の確保のためにフォールバックする必要があり、ステップS113に進む。
ここでステップS113のフォールバックの処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。
ステップS201において、生成済の中間データをレンダリングする。
ステップS202において、レンダリングの出力であるラスタイメージと属性情報に圧縮をかける。この圧縮イメージが背景画像となる。
ステップS203において、ステップS202で圧縮された圧縮イメージ(背景画像)を中間データに登録する。
ステップS204において、ステップS201において中間データをレンダリングした結果、不要となった中間データを削除する。これによって新しく生成する中間データを格納するメモリ領域が確保される。
ステップS205において、残りの描画コマンドの中間データの生成を再開する。
以上がステップS113のフォールバックの処理である。
ステップS103において、読み込んだ描画コマンドがクリップであるかどうか判断する。クリップの場合はステップS104へ進み、クリップでない場合はステップS110へ進む。
ステップS104において、このクリップからイディオム(複数の描画コマンドからなる1つのオブジェクト)が開始されることを記憶する。
ステップS105において、クリップ用の中間データを生成する。
ステップS106において、次の描画コマンドを読み込む。
ステップS107において、フォールバックが必要かどうか判断する。
フォールバックが必要ない場合はステップS108へ、フォールバックが必要な場合はステップS114へ進む。
ここでステップS114のイディオム対応フォールバックの処理について、図12のフローチャートを用いて説明する。
ステップS301において、イディオム(複数の描画コマンドからなる1つのオブジェクト)を開始したオブジェクトを参照する。
ステップS302において、イディオム開始前までの中間データをレンダリングする。
ステップS303において、レンダリングの出力であるラスタイメージと属性情報に圧縮をかける。この圧縮イメージが背景画像となる。
ステップS304において、ステップS303で圧縮された圧縮イメージ(背景画像)を中間データに登録する。
ステップS305において、ステップS302において中間データをレンダリングした結果、不要となった中間データを削除する。これによって新しく生成する中間データを格納するメモリ領域が確保される。
ステップS306において、生成途中だったイディオムを新しい中間データとして繰り越される。
ステップS307において、残りの描画コマンドの中間データの生成を再開する。
以上がステップS114のイディオム対応フォールバックの処理である。
ここでステップS113のフォールバックとS114のイディオム対応フォールバックの違いについて、図4、図5、図6を用いて説明する。
図4は、中間データを格納するメモリ領域401に、これまでに生成された中間データ402があり、複数の描画コマンドから構成されるオブジェクト404が生成する中間データ403を完全格納することが不可能な状態を示している。
図5はステップS113の通常フォールバックの動作を表している。
図5は、オブジェクト405の中間データを生成中、オブジェクト503の中間データ502を生成した時点でメモリが枯渇したことを示す。
メモリが枯渇すると、既に生成した中間データ501、502が一旦レンダリングされる。
レンダリング終了後、不要となった中間データ501、502は削除され、残りのオブジェクト505の中間データ504の生成が再開される。
図6がステップS114のイディオム対応フォールバックの動作を表している。
メモリが枯渇するまでの処理は、通常フォールバック処理(図5)と同じである。すなわち中間データ601、602は、それぞれ中間データ501、502と同一である。
しかし、イディオム対応フォールバックではイディオムを意識するので、メモリが枯渇すると中間データ601のみがレンダリングされる。
レンダリング終了後、不要となった中間データ601は削除され、中途だった中間データ602は次のレンダリングに繰り越される。中間データ602に続き、残りのオブジェクト603の中間データ604の生成が再開される。
ステップS108において、読み込んだ描画コマンドがクリップリセットかどうかを判断する。クリップリセットの場合はステップS109へ進み、クリップリセットでない場合はステップ105へ戻り、ステップS105からステップS108の処理を繰り返す。
ステップS109において、このクリップリセットでイディオムが終了することを記憶する。
ステップS110において、読み込んだ描画コマンドの中間データを生成する。
ステップS111において、全ての描画コマンドを読み込んだかどうか判断する。
全描画コマンドの読み込みが終了した場合はステップS112へ進み、そうでない場合はステップS101へ戻り、描画コマンドの読み込み処理を繰り返す。
ステップS112において、生成された中間データがレンダリングされる。
図13は、本実施例1におけるイディオム対応フォールバックが不可能な場合の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS401において、イディオムの開始オブジェクトを参照する。
ステップS402において、オブジェクトの色濃度を記憶する。
ステップS403において、参照したオブジェクトが最後のオブジェクト(最も最近に生成されたオブジェクト)かどうかをチェックする。
最後のオブジェクトならステップS405へ、そうでなければステップS404へ進む。
ステップS404において、参照したオブジェクトの次のオブジェクトを参照する。
ステップS405において、これまで記憶したオブジェクトの中で最も色濃度の薄いオブジェクトを含む中間データまでをレンダリングする。
ステップS406において、レンダリングの出力であるラスタイメージと属性情報に圧縮をかける。この圧縮イメージが背景画像となる。
ステップS407において、圧縮された圧縮イメージ(背景画像)を中間データに登録する。
ステップS408において、中間データをレンダリングした結果、不要となった中間データを削除する。これによって新しく生成する中間データを格納するメモリ領域が確保される。
ステップS409において、生成途中だったイディオムを新しい中間データとして繰り越される。
ステップS410において、残りの描画コマンドの中間データの生成を再開する。
本実施例における、描画コマンドを読み込んでからラスタイメージを生成するまでの手順を図14のフローチャートを用いて説明する。
ステップS501において、描画コマンドを読み込む。
ステップS502において、読み込んだ描画コマンドを元に生成する中間データが中間データのメモリ格納領域に収まるかどうかを判断する。収まる場合はフォールバックする必要はなく、ステップS503へ進む。収まらない場合は、中間データのメモリ格納領域の確保のためにフォールバックする必要があり、ステップS513に進む。
ステップS503において、読み込んだ描画コマンドが、1つの大きなイメージを構成する連続するイメージの集まりの1つ(以後連続イメージと呼ぶ)であるかどうか判断する。判断方法については後述する。
連続イメージの場合はステップS504へ進み、連続イメージでない場合はステップS510へ進む。
ステップS504において、連続イメージの先頭イメージをイディオム(複数の描画コマンドからなる1つのオブジェクト)の開始として記憶する。
ステップS505において、イメージの中間データを生成する。
ステップS506において、次の描画コマンドを読み込む。
ステップS507において、フォールバックが必要かどうか判断する。
フォールバックが必要ない場合はステップS508へ、フォールバックが必要な場合はステップS514へ進む。
ここでステップS513のフォールバックとS514のイディオム対応フォールバックの違いについて、図7、図8、図9を用いて説明する。
図7は、中間データを格納するメモリ領域701に、これまでに生成された中間データ702があり、複数の描画コマンドから構成されるオブジェクト704が生成する中間データ703を完全格納することが不可能な状態を示している。
図8はS513の通常フォールバックの動作を表している。
図8は、オブジェクト805の中間データを生成中、オブジェクト803の中間データ802を生成した時点でメモリが枯渇したことを示す。
メモリが枯渇すると、既に生成した中間データ801、802が一旦レンダリングされる。
レンダリング終了後、不要となった中間データ801、802は削除され、残りのオブジェクト805の中間データ804の生成が再開される。
図9はステップS514のイディオム対応フォールバックの動作を表している。
メモリが枯渇するまでの処理は、通常フォールバック処理(図8)と同じである。すなわち中間データ901、902は、それぞれ中間データ801、802と同一である。
しかし、イディオム対応フォールバックではイディオムを意識するので、メモリが枯渇すると中間データ901のみがレンダリングされる。
レンダリング終了後、不要となった中間データ901は削除され、中途だった中間データ902は次のレンダリングに繰り越される。中間データ902に続き、残りのオブジェクト905の中間データ904の生成が再開される。
ステップS508において、読み込んだ描画コマンドが連続イメージであるかどうかを判断する。連続イメージの場合はステップS509へ進み、そうでない場合はステップS105へ戻り、ステップS505からステップS508の処理を繰り返す。
ステップS509において、イディオムの終了を記憶する。
ステップS510において、読み込んだ描画コマンドの中間データを生成する。
ステップS511において、全ての描画コマンドを読み込んだかどうか判断する。
全描画コマンドの読み込みが終了した場合はステップS512へ進み、そうでない場合はステップS501へ戻り、描画コマンドの読み込み処理を繰り返す。
ステップS512において、生成された中間データがレンダリングされる。
図16は、本実施例において連続イメージかどうかを判断する方法を示すフローチャートである。
ステップS701において、イメージの描画コマンドを読み込む。
ステップS702において、イメージの情報を記憶する。イメージの左上座標(X,Y)、幅W、高さHを記憶する。
ステップS703において、既に記憶されている前イメージの情報を参照し、前イメージの左上座標(preX,preY)、幅preW、高さpreHを獲得する。
ステップS704において、下記の式がともに真の場合はステップS705へ進み、そうでないない場合はステップS706へ進む。
X=preX+preW
H=preH
ステップS705において、読み込んだ描画コマンドのイメージは、前イメージと連続する「連続イメージ」として認識される。
ステップS706において、読み込んだ描画コマンドのイメージは、「連続イメージ」ではないと認識される。
ステップS707において、読み込んだ描画コマンドのイメージ情報を新しい前イメージの情報とする。つまり前イメージの情報は次のように更新される。
preX=X
preY=Y
preW=W
preH=H
図15は、本実施例におけるイディオム対応フォールバックが不可能な場合の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS601において、イディオムの開始オブジェクトを参照する。
ステップS602において、オブジェクトに含まれるイメージの左上座標と、幅、高さを記憶する。
ステップS603において、参照したオブジェクトが最後のオブジェクト(最も最近に生成されたオブジェクト)かどうかをチェックする。
最後のオブジェクトならステップS605へ、そうでなければステップS604へ進む。
ステップS604において、参照したオブジェクトの次のオブジェクトを参照する。
ステップS605において、1スキャンライン上に構成される連続イメージの幅の合計が最大になるオブジェクトまでの中間データをレンダリングする。
ステップS606において、レンダリングの出力であるラスタイメージと属性情報に圧縮をかける。この圧縮イメージが背景画像となる。
ステップS607において、圧縮された圧縮イメージ(背景画像)を中間データに登録する。
ステップS608において、中間データをレンダリングした結果、不要となった中間データを削除する。これによって新しく生成する中間データを格納するメモリ領域が確保される。
ステップS609において、生成途中だったイディオムを新しい中間データとして繰り越される。
ステップS610において、残りの描画コマンドの中間データの生成を再開する。
本実施例における、描画コマンドを読み込んでからラスタイメージを生成するまでの手順を図17のフローチャートを用いて説明する。
ステップS801において、描画コマンドを読み込む。
ステップS802において、読み込んだ描画コマンドを元に生成する中間データが中間データのメモリ格納領域に収まるかどうかを判断する。収まる場合はフォールバックする必要はなく、ステップS803へ進む。収まらない場合は、中間データのメモリ格納領域の確保のためにフォールバックする必要があり、ステップS813に進む。
ステップS803において、読み込んだ描画コマンドが、同一のフォントによって文字列を構成する1つの文字(以後連続文字と呼ぶ)であるかどうか判断する。判断方法については後述する。
連続イメージの場合はステップS804へ進み、連続文字でない場合はステップS810へ進む。
ステップS804において、連続文字の先頭にある文字をイディオム(複数の描画コマンドからなる1つのオブジェクト)の開始として記憶する。
ステップS805において、文字の中間データを生成する。
ステップS806において、次の描画コマンドを読み込む。
ステップS807において、フォールバックが必要かどうか判断する。
フォールバックが必要ない場合はステップS808へ、フォールバックが必要な場合はステップS814へ進む。
ステップS808において、読み込んだ描画コマンドが連続文字であるかどうかを判断する。連続文字の場合はステップS809へ進み、そうでない場合はステップS805へ戻り、ステップS805からステップS808の処理を繰り返す。
ステップS809において、イディオムの終了を記憶する。
ステップS810において、読み込んだ描画コマンドの中間データを生成する。
ステップS811において、全ての描画コマンドを読み込んだかどうか判断する。
全描画コマンドの読み込みが終了した場合はステップS812へ進み、そうでない場合はステップS801へ戻り、描画コマンドの読み込み処理を繰り返す。
ステップS812において、生成された中間データがレンダリングされる。
図19は、本実施例において連続文字かどうかを判断する方法を示すフローチャートである。
ステップS1001において、文字の描画コマンドを読み込む。
ステップS1002において、文字のフォント情報(フォント、ポイントサイズ)を記憶する。
ステップS1003において、既に記憶されている前文字のフォント情報を参照し取得する。
ステップS1004において、新しく読み込んだ描画コマンドの文字のフォント情報と前文字のフォント情報を比較し、同じならステップS1005へ進み、ステップS1005において、読み込んだ描画コマンドの文字は、前文字と連続する「連続文字」として認識される。
ステップS1006において、読み込んだ描画コマンドの文字は、「連続文字」ではないと認識される。
ステップS1007において、読み込んだ描画コマンドの文字のフォント情報を新しい前文字のフォント情報とする。
図15は、本実施例におけるイディオム対応フォールバックが不可能な場合の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS601において、イディオムの開始オブジェクトを参照する。
ステップS602において、オブジェクトに含まれるイメージの左上座標と、幅、高さを記憶する。
ステップS603において、参照したオブジェクトが最後のオブジェクト(最も最近に生成されたオブジェクト)かどうかをチェックする。
最後のオブジェクトならステップS605へ、そうでなければステップS604へ進む。
ステップS604において、参照したオブジェクトの次のオブジェクトを参照する。
ステップS605において、1スキャンライン上に構成される連続イメージの幅の合計が最大になるオブジェクトまでの中間データをレンダリングする。
ステップS606において、レンダリングの出力であるラスタイメージと属性情報に圧縮をかける。この圧縮イメージが背景画像となる。
ステップS607において、圧縮された圧縮イメージ(背景画像)を中間データに登録する。
ステップS608において、中間データをレンダリングした結果、不要となった中間データを削除する。これによって新しく生成する中間データを格納するメモリ領域が確保される。
ステップS609において、生成途中だったイディオムを新しい中間データとして繰り越される。
ステップS610において、残りの描画コマンドの中間データの生成を再開する。
図18は、本実施例におけるイディオム対応フォールバックが不可能な場合の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS901において、イディオムの開始オブジェクトを参照する。
ステップS902において、オブジェクトに含まれる文字の位置座標(X,Y)を記憶する。
ステップS903において、参照したオブジェクトが最後のオブジェクト(最も最近に生成されたオブジェクト)かどうかをチェックする。
最後のオブジェクトならステップS905へ、そうでなければステップS904へ進む。
ステップS904において、参照したオブジェクトの次のオブジェクトを参照する。
ステップS905において、1行を折り返す文字のオブジェクトまでの中間データをレンダリングする。
ステップS906において、レンダリングの出力であるラスタイメージと属性情報に圧縮をかける。この圧縮イメージが背景画像となる。
ステップS907において、圧縮された圧縮イメージ(背景画像)を中間データに登録する。
ステップS908において、中間データをレンダリングした結果、不要となった中間データを削除する。これによって新しく生成する中間データを格納するメモリ領域が確保される。
ステップS909において、生成途中だったイディオムを新しい中間データとして繰り越される。
ステップS910において、残りの描画コマンドの中間データの生成を再開する。
画像形成装置の構成図 グラデーションを描画する例を示す図 フォールバックによる描画不正の例を示す図 実施例1におけるフォールバックの例(メモリ枯渇)を示す図 実施例1におけるフォールバックの例(通常フォールバック)を示す図 実施例1におけるフォールバックの例(イディオム対応フォールバック)を示す図 実施例2におけるフォールバックの例(メモリ枯渇)を示す図 実施例2におけるフォールバックの例(通常フォールバック)を示す図 実施例2におけるフォールバックの例(イディオム対応フォールバック)を示す図 実施例1のフローチャート 実施例1、2、3における通常フォールバックのフローチャート 実施例1、2、3におけるイディオム対応フォールバックのフローチャート 実施例1における例外的なイディオム対応フォールバックのフローチャート 実施例2のフローチャート 実施例2における例外的なイディオム対応フォールバックのフローチャート 実施例2における連続イメージの判別処理を示すフローチャート 実施例3のフローチャート 実施例3における例外的なイディオム対応フォールバックのフローチャート 実施例3における連続文字の判別処理を示すフローチャート
符号の説明
101 画像形成装置
102 レンダラ部
103 メモリ管理部
104 メモリ領域
105 入力データ用メモリ領域
106 中間データ用メモリ領域
107 出力データ用メモリ領域
108 レンダリング用メモリ領域
108a ワーク領域
108b ラスタイメージ格納領域
108c 属性情報格納領域

Claims (9)

  1. 描画コマンドに従ってラスタイメージと属性ビットに展開可能な中間データを生成する中間データ生成手段と、
    中間データを解釈し画像データとしてラスタイメージと属性ビットを出力するレンダリング手段と、
    前記レンダリング手段が出力したラスタイメージと属性ビットの画像データを背景画像として、再度中間データに登録するフォールバック手段と、
    分割された複数の描画コマンドによって構成される1つの描画オブジェクトを、1つのオブジェクトとして認識する描画オブジェクト認識手段とを備え、
    前記フォールバック手段によるフォールバック発生時に、描画オブジェクト認識手段の認識の結果によって、背景画像となる中間データと前景画像用の中間データとを分割する境界を決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記描画オブジェクト認識手段は、グラデーションを含むオブジェクトを認識し、グラデーションを含むオブジェクトの中間データを生成中に、前記フォールバック手段によるフォールバック発生すると、グラデーションを含むオブジェクトを生成する直前までの中間データを背景画像としてレンダリングすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 連続するグラデーションの濃度を認識するグラデーション認識手段を備え、前記フォールバックが不可能な場合は、最も濃度の薄いグラデーションを構成するオブジェクトまでの中間データを背景画像としてレンダリングすることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記描画オブジェクト認識手段は、連続するイメージを含むオブジェクトを認識し、連続イメージを含むオブジェクトの中間データを生成中に、前記フォールバック手段によるフォールバック発生すると、連続イメージを含むオブジェクトを生成する直前までの中間データを背景画像としてレンダリングすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. イメージの領域を認識するイメージ領域認識手段を備え、前記フォールバックが不可能な場合は、複数で構成されるイメージ全体が矩形を構成するオブジェクトまでの中間データを背景画像としてレンダリングすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記描画オブジェクト認識手段は、連続する同一フォントの文字列を含むオブジェクトを認識し、連続文字を含むオブジェクトの中間データを生成中に、前記フォールバック手段によるフォールバック発生すると、連続文字のオブジェクトを生成する直前までの中間データを背景画像としてレンダリングすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 文字の折り返しを認識する文字折り返し認識手段を備え、前記フォールバックが不可能な場合は、折り返した文字のオブジェクトまでの中間データを背景画像としてレンダリングすることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記描画オブジェクト認識手段は、連続する破線を含むオブジェクトを認識し、連続破線を含むオブジェクトの中間データを生成中に、前記フォールバック手段によるフォールバック発生すると、連続破線を含むオブジェクトを生成する直前までの中間データを背景画像としてレンダリングすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 破線と破線の間隔を認識する破線間隔認識手段を備え、前記フォールバックが不可能な場合は、最も破線間隔が大きいオブジェクトまでの中間データを背景画像としてレンダリングすることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013137522A1 (ko) * 2012-03-12 2013-09-19 한국과학기술원 확률적 렌더링에 따른 이미지의 잡음 제거 방법

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