JP2006309255A - 光伝送体、光伝送体アレイおよびレンズプレート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中心から外周部に向かって屈折率が連続的に減少している半径Rの円柱状の光伝送体。0〜0.8Rの範囲内でアッベ数の最も高い部位と最も低い部位とのアッベ数の差が2以下である。0.5R〜Rの範囲内が、(A)メチルメタクリレート、及び/または(B)脂環式基含有(メタ)アクリレート及び/またはt−ブチルメタクリレート、並びに(C)フッ素化アルキルメタクリレートを構成単位として含有する重合体で構成される。0.5R〜0.8Rの範囲における全重合体中に占めるフッ素化アルキルメタクリレートの含有率が0〜20重量%である。0.99R〜Rの範囲における全重合体中に占めるフッ素化アルキルメタクリレートの含有率が20〜60重量%である。
【選択図】図1
Description
複数種の重合体から構成され、中心から外周部に向かって屈折率が連続的に減少している半径Rの円柱状の光伝送体であって、
前記複数種の重合体が、該重合体を構成する単量体として、(A)メチルメタクリレート、及び/または(B)脂環式基含有(メタ)アクリレート及び/またはt−ブチルメタクリレートを含有し、
中心から外周部に向かう0〜0.8Rの範囲内でアッベ数の最も高い部位と最も低い部位とのアッベ数の差が2以下であり、
中心から外周部に向かう0.5R〜Rの範囲内が、(A)メチルメタクリレート、及び/または(B)脂環式基含有(メタ)アクリレート及び/またはt−ブチルメタクリレート、並びに(C)フッ素化アルキルメタクリレートを構成単位として含有する重合体で構成されており、中心から外周部に向かう0.5R〜0.8Rの範囲における全重合体中に占める前記フッ素化アルキルメタクリレートの含有率が0〜20重量%であり、中心から外周部に向かう0.99R〜Rの範囲における全重合体中に占める前記フッ素化アルキルメタクリレートの含有率が20〜60重量%であることを特徴とする光伝送体アレイ用光伝送体、
が提供される。
dn >dn-1
である。
An >An-1
である。
(A)メチルメタクリレート、
(B)脂環式基含有(メタ)アクリレート及び/又はt−ブチルメタクリレート、
(C)フッ素化アルキルメタクリレート。
dn >dn-1
である光伝送体は、光伝送体アレイにおける隣接レンズ間のクロストーク光が大幅に減少するため好ましい。図2に光吸収剤が2層形成された光伝送体の例を示す。図2の形態では、1層目の光吸収剤混在層2は2層目の光吸収剤混在層3のすぐ内側に隣接して位置している。
An >An-1
である。ここにおける特定波長とは、光伝送体に添加されている光吸収剤の吸収波長のうちの任意の1つの波長であって、実用的には可視光、近赤外光、近紫外光の波長域に設定される。光吸収剤が複数の種類存在する場合は1つの特定波長における複数の光吸収剤の吸光度の合計についてAn>An-1 が成り立っていれば良い(但し、複数の波長のそれぞれにおいて複数の光吸収剤の吸光度の合計についてAn >An-1が成り立っていることが好ましい)。この特定波長の光を用いて光伝送体を使用することにより、光伝送体内に光吸収剤を導入した効果が発揮される。吸光度の測定方法としては、各光吸収剤混在層を同じ厚さのフィルム状にして分光光度計で測定する方法や、各光吸収剤混在層について同じ重量を量り取って溶媒に溶解し分光光度計で測定する方法などがある。
dn ≧2dn-1 (あるいはAn ≧2An-1 )
であることが好ましい。また、さらに、
dn ≧5dn-1 (あるいはAn ≧5An-1 )
である場合は、図4に示されているように多数の光伝送体1を互いに平行となるようにして光伝送体の中心軸の方向と直交する方向に平面状に配列してなるレンズプレート6においても、クロストーク光がほとんど観測されなくなるため特に好ましい。即ち、レンズプレート6においては、1本の光伝送体1が他の6本の光伝送体と接しているので、クロストークする光の量が光伝送体アレイ5と比べて多い。そのため、多数の光伝送体1を用いてレンズプレート6を構成する場合には、クロストーク光をより一層効果的に除去するために、dn≧5dn-1 (あるいはAn ≧5An-1 )とすることが好ましいのである。
ポリメチルメタクリレート(〔η〕=0.40,MEK中,25℃にて測定:以下ポリメチルメタクリレートの〔η〕は全て同じ)47重量部、トリシクロ[5・2・1・02,6 ]デカニルメタクリレート35重量部、メチルメタクリレート18重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部及びハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第1層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート49重量部、トリシクロ[5・2・1・02,6 ]デカニルメタクリレート15重量部、メチルメタクリレート36重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部及びハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第2層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート51重量部、トリシクロ[5・2・1・02,6 ]デカニルメタクリレート10重量部、t−ブチルメタクリレート10重量部、メチルメタクリレート29重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第3層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート50重量部、t−ブチルメタクリレート30重量部、メチルメタクリレート20重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第4層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート42重量部、メチルメタクリレート18重量部、2,2,3,3,4,4,5,5-オクタフルオロペンチルメタクリレート40重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第5層形成用原液とした。この5種類の原液を同心円状5層複合ノズルを用い中心から順次未硬化物の屈折率が低くなるように配列し同時に押し出した。複合紡糸ノズル10の温度は48℃であった。各層の吐出比は半径方向寸法の比で55/15/12/16/2であった。
実施例1でトリシクロ[5・2・1・02,6 ]デカニルメタクリレートをアダマンチルメタクリレートに変更した以外は実施例1と同様にして光伝送体を得た。
ポリメチルメタクリレート44重量部、イソボルニルメタクリレート40重量部、メチルメタクリレート16重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部及びハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第1層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート49重量部、イソボルニルメタクリレート15重量部、メチルメタクリレート36重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部及びハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第2層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート51重量部、イソボルニルメタクリレート10重量部、t−ブチルメタクリレート10重量部、メチルメタクリレート29重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第3層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート50重量部、t−ブチルメタクリレート10重量部、メチルメタクリレート25重量部、2,2,3,3,4,4,5,5-オクタフルオロペンチルメタクリレート15重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第4層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート42重量部、メチルメタクリレート18重量部、2,2,3,3,4,4,5,5-オクタフルオロペンチルメタクリレート40重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第5層形成用原液とした。この5種類の原液を同心円状5層複合ノズルを用い中心から順次未硬化物の屈折率が低くなるように配列し同時に押し出した。複合紡糸ノズルの温度は48℃であった。各層の吐出比は半径方向寸法の比で40/15/25/18/2であった。これらの点を除いて実施例1と同様にして光伝送体を得た。
第1層形成用原液及び第5層形成用原液として実施例1と同じものを用いた。ポリメチルメタクリレート48重量部、トリシクロ[5・2・1・02,6]デカニルメタクリレート23重量部、メチルメタクリレート29重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部及びハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第2層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート50重量部、トリシクロ[5・2・1・02,6 ]デカニルメタクリレート10重量部、メチルメタクリレート40重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第3層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート50重量部、メチルメタクリレート40重量部、2,2,3,3,4,4,5,5-オクタフルオロペンチルメタクリレート10重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第4層形成用原液とした。各層の吐出比を半径方向寸法の比で48/12/20/18/2に変更した。これら以外の条件は実施例1と同様にして光伝送体を作製した。
ポリメチルメタクリレート57重量部、メチルメタクリレート43重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部及びハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第1層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート52重量部、メチルメタクリレート38重量部、t−ブチルメタクリレート10重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部及びハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第2層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート51重量部、t−ブチルメタクリレート20重量部、メチルメタクリレート29重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第3層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート49重量部、t−ブチルメタクリレート35重量部、メチルメタクリレート16重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第4層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート42重量部、メチルメタクリレート18重量部、2,2,3,3,4,4,5,5-オクタフルオロペンチルメタクリレート40重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第5層形成用原液とした。これらの原液組成以外は実施例1と同様にして光伝送体を得た。
ポリメチルメタクリレート52重量部、ベンジルメタクリレート35重量部、メチルメタクリレート13重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部及びハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第1層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート51重量部、ベンジルメタクリレート33重量部、メチルメタクリレート16重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第2層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート50重量部、ベンジルメタクリレート30重量部、メチルメタクリレート20重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第3層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート50重量部、ベンジルメタクリレート15重量部、メチルメタクリレート35重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第4層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレート42重量部、メチルメタクリレート18重量部、2,2,3,3,4,4,5,5-オクタフルオロペンチルメタクリレート40重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第5層形成用原液とした。この5種類の原液を同心円状5層複合ノズルを用い中心から順次未硬化物の屈折率が低くなるように配列し同時に押し出した。複合紡糸ノズルの温度は48℃であった。各層の吐出比は半径方向寸法の比で48/14/16/21/1であった。これらの点を除いて実施例1と同様にして光伝送体を作製した。
実施例1において第4層の原液中に日本化薬(株)製染料Blue ACR 0.12重量部、三井東圧染料(株)製染料MS Yellow HD−180 0.10重量部、及び三井東圧染料(株)製染料MS Magenta HM−1450 0.08重量部、を添加して実施例1と同様にして70℃にて加熱混練し、第4層の原液とした。それ以外の条件は実施例1と同様にして光伝送体を得た。
実施例1において第4層の原液中に日本化薬(株)製染料Blue ACR 0.12重量部、三井東圧染料(株)製染料MS Yellow HD−180 0.10重量部、及び三井東圧染料(株)製染料MS Magenta HM−1450 0.08重量部、第5層の原液中に日本化薬(株)製染料Blue ACR 0.20重量部、三井東圧染料(株)製染料MS Yellow HD−180 0.15重量部、及び三井東圧染料(株)製染料MS Magenta HM−1450 0.12重量部、を添加して実施例1と同様にして70℃にて加熱混練し、第4,5層の原液とした。それ以外の条件は実施例1と同様にして光伝送体を得た。
実施例1において第4層の原液中に日本化薬(株)製染料Blue ACR 0.12重量部、三井東圧染料(株)製染料MS Yellow HD−180 0.10重量部、及び三井東圧染料(株)製染料MS Magenta HM−1450 0.08重量部、第5層の原液中に日本化薬(株)製染料Blue ACR 0.30重量部、三井東圧染料(株)製染料MS Yellow HD−180 0.20重量部、及び三井東圧染料(株)製染料MS Magenta HM−1450 0.18重量部、を添加して実施例1と同様にして70℃にて加熱混練し、第4,5層の原液とした。それ以外の条件は実施例1と同様にして光伝送体を得た。
実施例1において第4層の原液中に日本化薬(株)製染料Blue ACR 0.06重量部、三井東圧染料(株)製染料MS Yellow HD−180 0.04重量部、及び三井東圧染料(株)製染料MS Magenta HM−1450 0.03重量部、第5層の原液中に日本化薬(株)製染料Blue ACR 0.40重量部、三井東圧染料(株)製染料MS Yellow HD−180 0.22重量部、及び三井東圧染料(株)製染料MS Magenta HM−1450 0.12重量部、を添加して実施例1と同様にして70℃にて加熱混練し、第4,5層の原液とした。それ以外の条件は実施例1と同様にして光伝送体を得た。
比較例1において第4層の原液中に日本化薬(株)製染料Blue ACR 0.06重量部、三井東圧染料(株)製染料MS Yellow HD−180 0.04重量部、及び三井東圧染料(株)製染料MS Magenta HM−1450 0.03重量部、第5層の原液中に日本化薬(株)製染料Blue ACR 0.40重量部、三井東圧染料(株)製染料MS Yellow HD−180 0.22重量部、及び三井東圧染料(株)製染料MS Magenta HM−1450 0.12重量部、を添加して比較例1と同様にして70℃にて加熱混練し、第4,5層の原液とした。それ以外の条件は比較例1と同様にして光伝送体を得た。
染料の種類と添加量以外の第1層〜第5層の原液組成を実施例1と同様とし、第4層の原液中に日本化薬(株)製染料Blue ACR 0.06重量部、三井東圧染料(株)製染料MS Yellow HD−180 0.04重量部、及び三井東圧染料(株)製染料MS Magenta HM−1450 0.04重量部、第5層の原液中に日本化薬(株)製染料Blue ACR 0.50重量部、三井東圧染料(株)製染料MS Yellow HD−180 0.22重量部、及び三井東圧染料(株)製染料MS Magenta HM−1450 0.14重量部、を添加して実施例1と同様にして70℃にて加熱混練し、第4,5層の原液とした。実施例1に対して紫外線光量を1.30倍とした。それ以外の条件は実施例1と同様にして光伝送体を得た。
実施例10のレンズプレートのレンズ長を6.4mmとし、このレンズプレートを、A4サイズのディスプレイと、縦300mm、横430mmの拡散板を用いたスクリーンとの間に配置し、更にレンズプレートとスクリーンとの間に拡大用のレンズを配置して、ディスプレイの表示画像の正立拡大実像をスクリーン上に表示するような2次元画像形成装置を作製した。この画像形成装置を用いてディスプレイに表示されているカラー画像をスクリーン上に映し出したところフレア光やクロストーク光による影響が非常に少ない、鮮明なカラー画像を形成することができた。
第1層〜第5層形成用の原液組成を実施例10と同様とし、ニップローラーの引き取り速度を60cm/minに変更し、吐出量を変更して、光伝送体の半径Rを0.47mmとした以外は実施例10と同様にして光伝送体を得た。
2 光吸収剤混在層
3 光吸収剤混在層
4 中心軸
5 光伝送体アレイ
6 レンズプレート
10 同心円状複合ノズル
11 未硬化の糸状体
12 相互拡散部
13 硬化処理部
14 引き取りローラー
15 光伝送体
16 巻き取り部
17 不活性ガス導入口
18 不活性ガス排出口
31 光源
32 受光センサー
33 読み取り原稿
35 ディスプレイ
36 スクリーン
Claims (3)
- 複数種の重合体から構成され、中心から外周部に向かって屈折率が連続的に減少している半径Rの円柱状の光伝送体であって、
前記複数種の重合体が、該重合体を構成する単量体として、(A)メチルメタクリレート、及び/または(B)脂環式基含有(メタ)アクリレート及び/またはt−ブチルメタクリレートを含有し、
中心から外周部に向かう0〜0.8Rの範囲内でアッベ数の最も高い部位と最も低い部位とのアッベ数の差が2以下であり、
中心から外周部に向かう0.5R〜Rの範囲内が、(A)メチルメタクリレート、及び/または(B)脂環式基含有(メタ)アクリレート及び/またはt−ブチルメタクリレート、並びに(C)フッ素化アルキルメタクリレートを構成単位として含有する重合体で構成されており、中心から外周部に向かう0.5R〜0.8Rの範囲における全重合体中に占める前記フッ素化アルキルメタクリレートの含有率が0〜20重量%であり、中心から外周部に向かう0.99R〜Rの範囲における全重合体中に占める前記フッ素化アルキルメタクリレートの含有率が20〜60重量%であることを特徴とする光伝送体アレイ用光伝送体。 - 請求項1に記載の光伝送体を複数互いに平行になるようにして該光伝送体の中心軸の方向を横切る1つの方向に1列に配列してなる光伝送体配列を少なくとも1つ有することを特徴とする光伝送体アレイ。
- 請求項1に記載の光伝送体を複数互いに平行になるようにして密着させて該光伝送体の中心軸の方向を横切る方向に平面状に配列してなることを特徴とするレンズプレート。
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