JPH10221558A - 光伝送体、その製法、アレイ及びそれらの使用方法 - Google Patents

光伝送体、その製法、アレイ及びそれらの使用方法

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JPH10221558A
JPH10221558A JP9021644A JP2164497A JPH10221558A JP H10221558 A JPH10221558 A JP H10221558A JP 9021644 A JP9021644 A JP 9021644A JP 2164497 A JP2164497 A JP 2164497A JP H10221558 A JPH10221558 A JP H10221558A
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light
optical
specific wavelength
optical transmitter
region
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Application number
JP9021644A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Uozu
吉弘 魚津
Norifumi Hirota
憲史 廣田
Yasuteru Tawara
康照 田原
Teruhiro Ishimaru
輝太 石丸
Toshinori Sumi
敏則 隅
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーフィルター機能を有する光伝送体の提
供。 【解決手段】 半径rなる円形断面の屈折率分布型光伝
送体の中心を含む領域に可視光及び近赤外光領域のうち
特定波長域の光のみを吸収する光吸収剤を均一に存在さ
せるまたは特定波長域の光の透過率が20%以下になる
ように存在させる光伝送体。前記光伝送体の多層紡糸に
よる製法。前記光伝送体の複数個を一列以上平行に配置
した光伝送体アレイであって、前記特定波長域が異なる
複数種の光伝送体が混在されてなる光伝送体アレイ。前
記光伝送体またはその複数個を一列以上平行に配置した
光伝送体アレイのいずれかの一端から白色光源から出射
する光を入射させ、この光伝送体の他端から透過光を出
射させる方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特定波長域の光の透
過を選択的に阻止する(カラーフィルター機能を有す
る)プラスチック光伝送体に関する。
【0002】
【従来の技術】屈折率分布型光伝送体(以下光伝送体と
略して表記する)は微小レンズとして使用されている。
またその多数を密接配列して接着一体化してレンズアレ
イの形態として複写機、ファクシミリ、スキャナ等のラ
インセンサ部品として、またLEDプリンタの書き込み
デバイス等に広く用いられている。しかし従来の光伝送
体及び光伝送体アレイには可視光及び近赤外光領域にお
いて特定波長域の光のみの透過を阻止するようなものは
知られていない。
【0003】一方光伝送体の中心を含む領域に光吸収剤
を導入するものとして特開平4−251805号公報が
開示されている。これは、染料濃度が異なる複数の紡糸
原液を多層紡糸した屈折率分布型光伝送体であり、染料
は光伝送体内部の全体に亘って不均一な濃度で存在して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】即ち、この光伝送体は
全可視光線及び近赤外光線に対し光伝送体からの出射光
の光量分布を均一化することを目的としており、実質的
に黒色の染料を用い、その濃度を光伝送体内部で分布を
つけ全波長域の光を吸収する構成であって、特定波長域
の光の透過を選択的に阻止するものではない。
【0005】従ってこの光伝送体は可視光及び近赤外光
領域において特定波長域の光のみの透過を阻止するよう
なものではなく、そのため、光伝送体にカラーフィルタ
ー機能を持たせること、即ち、光伝送体を用いてその使
用時において望ましい光を選別することはできなかっ
た。
【0006】即ち、光伝送体が透過する光の波長域を選
択することができず、広い波長域の光を光源として用い
る場合に、光伝送体のもつ色収差により、波長域ごとに
異なった光学特性を有するという問題がある。またデバ
イスに組み込んだ際同一のレンズ長のレンズのみを用い
た場合は光の波長域毎に異なった共役長を有することと
なり、本来の結像特性を発揮できないという問題等を克
服できなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は円形断面
の屈折率分布型光伝送体の中心を含む領域に可視光及び
近赤外光領域のうち特定波長域の光のみを吸収する光吸
収剤が均一に存在することを特徴とする光伝送体であ
る。
【0008】また本発明の要旨は、円形断面の屈折率分
布型光伝送体の中心を含む領域に可視光及び近赤外光領
域のうち特定波長域の光のみを吸収する光吸収剤が存在
し、かつこの光吸収剤がこの光伝送体を透過する特定波
長域の光に関して式(1)の関係を満たす光伝送体であ
る。
【0009】 入射光量÷出射光量×100 ≦ 20% (1) 更に本発明の要旨は前記の光伝送体の複数個を一列以上
平行に配置した光伝送体アレイであって、前記特定波長
域が異なる複数種の光伝送体が混在されてなる光伝送体
アレイである。
【0010】また本発明の要旨は前記の光伝送体の一端
にまたはその複数個を一列以上平行に配置した光伝送体
アレイの一端に白色光源から出射する光を入射させ、こ
の光伝送体の他端から透過光を出射させる方法である。
【0011】更に本発明の要旨は前記の光伝送体アレイ
の一端に白色光源またはRGB3原色のLED光源から
出射する光を入射させ、この光伝送体の他端から透過光
を出射させる方法である。
【0012】また本発明の要旨は硬化させた後に得られ
る硬化物の屈折率がn1、n2、・・・、nN(Nは3以
上の整数)であるN個の未硬化状物を同心円状に積層し
て、中心部から外周部に向かって屈折率が順次減少した
ファイバ状の未硬化物積層体を形成し、この積層体の各
層間の屈折率分布が連続的に変化するように隣接層間の
成分の相互拡散処理を行いながら、または相互拡散処理
を行った後、積層体を硬化処理して屈折率分布型ファイ
バを製造する方法において、少なくとも最も中心の未硬
化状物層中に特定波長域の光を吸収する光吸収剤を混入
させた状態で積層体を形成することを特徴とする光伝送
体の製造方法である。
【0013】本発明において可視光及び近赤外光領域と
は400〜750nm程度の波長域をいう。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光伝送体及びその
製造方法について詳細に説明する。図1及び図2はそれ
ぞれ本発明の光伝送体(以下適宜レンズともいう)の一
例である屈折率分布型レンズの縦断面図、横断面図であ
る。また、図3及び図4は外周部に光吸収剤が存在しな
い場合の光伝送体の縦断面図、横断面図である。それぞ
れレンズ素材1は、中心軸4上の屈折率をN0、屈折率
分布定数をgとすれば、中心軸から半径方向に距離r離
れた点での屈折率N(r)がほぼ次式の関係で表される
屈折率分布を持つ透明な円柱体である。 N(r)=N0(1−gr2) ・・・・(2) 本発明はレンズ素材1の中心部付近に可視光線の特定波
長域を吸収する光吸収剤がほぼ均一に混在していること
を特徴としている。本発明では中心部付近に可視光線及
び近赤外光線の特定波長域を吸収する光吸収剤が存在し
ているために、そこを通過する特定波長域の光は光吸収
剤によって吸収され、主にその他の波長の光が光伝送体
を通過していく。
【0015】本発明において特定波長域は可視光及び近
赤外光領域のうちどの波長域に設定してもよく、その使
用状況に応じて、光伝送体により透過を阻止したい光の
波長域に設定することが好ましい。そうすることによっ
て使用時において望ましくない波長域の光を減衰させる
ことができる。例えば、広い波長域の光源を使用すると
光伝送体の色収差が問題になる場合においては光伝送体
の波長特性が劣る領域に設定される。そうすることによ
って、光伝送体の解像度の低下の原因となる波長域の光
を減らすことができ、光伝送体の解像度を向上させるこ
とができる。
【0016】特定波長域は不連続な複数の領域に設定す
ることもできる。例えば赤と青の光を吸収するように特
定波長域を波長400〜500nm及び波長600〜7
00nmに設定することもできる。
【0017】図5は光入射端面から平行光線が入射した
ところを模式的に示した図である。1本1本の曲線が光
の進行を示している。図面中、太線で示した部分が光伝
送体の中心を含む縦断面図である。Y軸は光伝送体の半
径方向の距離を表し、0点が中心軸である。Z軸は光伝
送体の光入射面からの距離である。本図では光伝送体の
長さを11.1mmとしている。光伝送体に入射した光
は図5のように光伝送体中を蛇行しながら進行してい
く。このため本発明の光伝送体において光吸収剤は中心
を含む領域に含まれていればよい。実際の光は光伝送体
表面での反射等により複雑な進行をするため光吸収剤の
含有領域が広ければ広いほど特定波長域の光が効果的に
吸収される。従って、中心を含み、中心から半径の1/
3以上までの領域に光吸収剤が存在することが望まし
く、光伝送体内部全体に存在することが更に望ましい。
【0018】本発明において可視光及び近赤外光領域の
うち特定波長域の光を吸収する光吸収剤としては、目的
にあった種々の染料、顔料、色素が使用できる。設定す
る特定波長域により、多種の染料、顔料、色素を混合し
て用いることもできる。本発明においては、光吸収剤が
光伝送体を構成する組成物中に分散されて存在するのが
好ましい。有機高分子体中に染料分子、顔料分子が物理
的あるいは化学的親和力の場で分散あるいは結合してい
る状態である。
【0019】用いられる光吸収剤の代表的な例として以
下のものがあげられる。600〜700nmに吸収のあ
る三菱化学製Diaresin Blue 4Gや同業
他社の同等品が挙げられる。550〜650nmに吸収
のある日本化薬製Kayaset Blue ACRや
同業他社の同等品が挙げられる。その他の波長領域に対
して有効な光吸収剤としては、400〜500nmに吸
収のあるものとして、日本化薬製Kayasorb Y
ellow 2G、Orange G、Yellow
A−G、Yellow E−Gとそのそれぞれの同業他
社の同等品、三井東圧染料のMS Yellow HD
ー180とその同業他社の同等品があげられる。500
〜600nmに吸収のあるものとして、日本化薬製Ka
yasorb Red G、Red 130、Red
B、三菱化学製DiaresinRed Kとその同業
他社の同等品及び三井東圧染料MS Magenta
HMー1450とその同業他社同等品があげられる。
【0020】光伝送体中に含有される光吸収剤の濃度は
任意に設定されるが、濃度が低すぎると特定波長域の光
を十分に吸収することができず、高すぎると染料の吸収
は厳密にいえばブロードなものであるので、特定波長域
以外の光まで吸収されてしまうようになる。従って好ま
しくは0.005〜10重量%、より好ましくは0.0
05〜0.5重量%の範囲である。
【0021】光吸収剤の含有領域中においては光吸収剤
が均一に分散していることが好ましい。光吸収剤の濃度
が局所的に高いところが存在すると、光吸収剤の凝集に
より、特定波長域以外の光の吸収損失及び散乱損失が増
大する。
【0022】本発明の光伝送体が十分な効果を発揮する
ためには、その特定波長領域の光の透過率が20%以下
であるように光吸収剤が含有されていることが望まし
い。好ましくは10%更に好ましくは5%以下である。
この光の透過率は吸収剤の含有量及び吸収剤の存在する
領域によってコントロールできる。
【0023】また現在の工業生産技術では光伝送体の全
体にわたって屈折率分布が良好なものは知られていな
い。従って現在の光伝送体は製造時に外周部に屈折率分
布の不整な部分が形成される。この外周部付近の屈折率
分布の不整な部分はレンズの結像に寄与しない部分であ
り、この部分は本質的に全波長域におけるレンズ性能を
向上する目的で、本発明においても黒色の光吸収剤ある
いは拡散剤を導入することが出来る。また、その部分を
物理的に削除する事もできる。
【0024】本発明の光伝送体アレイは特定波長域を異
なる波長域に設定した複数種の光伝送体を組み合わせて
用いる他は従来公知の方法で製作することができる。光
伝送体が一列または複数列で平行に配置されていればア
レイの形状、材質などは問わない。複数種の光伝送体の
組み合わせの形態はその使用状況に応じて決めることが
でき、特に限定されるものではないが、通常はそれぞれ
の種類の光伝送体が均一に分散するように配置される。
【0025】本発明の方法において使用する光伝送体の
特定波長域は光源から出射する可視光及び近赤外光のう
ち、一部の波長域に設定される。光源として白色光源を
用い、光伝送体単体もしくは1種類の光伝送体からなる
光伝送体アレイを用いる方法において、光伝送体の特定
波長域は最適な共役長などの波長特性が極端に異なる波
長域の一方に設定することが好ましい。通常の光伝送体
においては赤の波長域の光と青の波長域の光で波長特性
が大きく異なるので、特定波長域は通常赤の波長域また
は青の波長域の光に設定される。また、更に光学特性を
良好とするためには、透過する波長域をより狭くするこ
とが望ましい。そのために特定波長域を例えば赤から
緑、青から緑といったように広く設定することができ、
赤と青というように複数設定することもできる。この波
長特性は光伝送体の設計や設定される共役長などによっ
て異なるので、特定波長域は実際にはこれらの状況に鑑
みて決定されることになる。
【0026】光源として白色光源またはRGB3原色の
LED光源を用い、特定波長域を異なる領域に設定した
複数種の光伝送体またはそれらからなる光伝送体アレイ
を用いる方法においては、光伝送体アレイ全体として明
確な像を狭いスペースで伝送できるように、それぞれの
光伝送体の特定波長域を設定することが好ましい。つま
り、光伝送体を使用する共役長において、光伝送体それ
ぞれの種類の波長特性が劣る波長域に特定波長域を設定
し、それぞれの光伝送体が有する結像特性を発揮させ
る。それぞれの種類の光伝送体が伝送する波長域は当然
狭くなるが、それを数種類用いることにより、結果とし
て広い波長域の光を伝送する。この波長特性は用いられ
る複数種の光伝送体のそれぞれの設計などにより異なる
ので、特定波長域は実際にはこれらを考慮して設定され
る。この場合それぞれの光伝送体の特定波長域の中心が
波長400〜500nm、500〜600nmまたは6
00〜700nmの領域に設定されることが望ましい。
【0027】本発明の光伝送体は例えば次のようにして
製造できる。硬化させた後に得られる硬化物の屈折率が
1、n2、・・・、nN(Nは3以上の整数)であるN
個の未硬化状物のうち少なくとも最中心部の層に、特定
波長域の光を吸収する光吸収剤を混入させておき、それ
らの未硬化状物を中心から外周面に向かって順次屈折率
が低くなるような配置で、かつ、同心円状に複層積層し
た未硬化状の積層体(以下適宜「糸状体」と称する)に
賦形し、糸状体の各層間の屈折率分布が連続的分布とな
るように隣接層間の物質の相互拡散処理を行いながら、
または相互拡散処理を行った後、糸状体を硬化処理する
ことにより製造される。
【0028】得られる光伝送体の屈折率分布を理想的な
分布に近づけるために、Nは少なくとも4以上であるこ
とが好ましい。また製造の容易さを考慮するとNは6以
下程度であることが好ましい。しかしながら高性能の光
伝送体を得るためにはNを10以上にすることも可能で
ある。各層の厚みは異なっていてもよく同程度であって
もよい。
【0029】本発明に用いられる未硬化状物質は、粘度
が103〜108ポイズで硬化性のものであることが好ま
しい。粘度が小さすぎると賦形に際し糸切れが生じるよ
うになり糸状体の形成が困難である。また粘度が大きす
ぎると賦形時に操作性が不良となり各層の同心円性が損
なわれたり、太さ斑の大きな糸状体となりやすいので好
ましくない。
【0030】この未硬化状物を構成する物質としてはラ
ジカル重合性ビニル単量体または該単量体と該単量体に
可溶な重合体とからなる組成物等を用いることができ
る。ラジカル重合性ビニル単量体の具体例としてはメチ
ルメタクリレート(n=1.49)、スチレン(n=
1.59)、クロルスチレン(n=1.61)、酢酸ビ
ニル(n=1.47)、2,2,3,3-テトラフルオロプロピ
ル(メタ)アクリレート、2,2,3,3,4,4,5,5-オクタフル
オロペンチル(メタ)アクリレート、2,2,3,4,4,4-ヘキ
サフルオロブチル(メタ)アクリレート、2,2,2-トリフ
ルオロエチル(メタ)アクリレート等のフッ素化アルキ
ル(メタ)アクリレート(n=1.37〜1.44)、
屈折率1.43〜1.62の(メタ)アクリレート類た
とえばエチル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)
アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシアルキル(メタ)アクリレート、アルキレングリコ
ール(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンジ
又はトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
ジ、トリ又はテトラ(メタ)アクリレート、ジグリセリ
ンテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトー
ルヘキサ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコール
ビスアリルカーボネート、フッ素化アルキレングリコー
ルポリ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
【0031】これら未硬化状物から糸状体を形成する際
の未硬化状物の粘度調整を容易にするため、及び糸状体
の中心から外周へ向かい連続的な屈折率分布を持たせる
ため、前記の未硬化状物はビニル系単量体と可溶性ポリ
マーとで構成されていることが好ましい。
【0032】ここに用いうるポリマーとしては、前記の
ラジカル重合性ビニル単量体から生成するポリマーと相
溶性が良いことが必要であり、例えばポリメチルメタク
リレート(n=1.49)、ポリメチルメタクリレート
系コポリマー(n=1.47〜1.50)、ポリ4ーメ
チルペンテンー1(n=1.46)、エチレン/酢酸ビ
ニル共重合体(n=1.46〜1.50)、ポリカーボ
ネート(n=1.50〜1.57)、ポリフッ化ビニリ
デン(n=1.42)、フッ化ビニリデン/テトラフル
オロエチレン共重合体(n=1.42〜1.46)、フ
ッ化ビニリデン/テトラフルオロエチレン/ヘキサフル
オロプロペン共重合体(n=1.40〜1.46)、ポ
リフッ化アルキル(メタ)アクリレートポリマー等が挙
げられる。
【0033】粘度を調整するため、各層に同一の屈折率
を有するポリマーを用いた場合には中心から外周に向か
って連続的な屈折率分布を有するプラスチック光伝送体
が得られるので好ましい。特に、ポリメチルメタクリレ
ートは透明性に優れ及びそれ自体の屈折率も高いので本
発明の屈折率分布型光伝送体を製造するに際して用いる
ポリマーとしては好適なものである。
【0034】前記未硬化状物より形成した糸状体を硬化
するには未硬化物中に熱硬化触媒あるいは光硬化触媒を
添加しておくことが好ましく、熱硬化触媒としては普通
パーオキサイド系又はアゾ系の触媒が用いられる。光硬
化触媒としてはベンゾフェノン、ベンゾインアルキルエ
ーテル、4'ーイソプロピルー2ーヒドロキシー2ーメチルプロ
ピオフェノン、1ーヒドロキシシクロヘキシルフェニルケ
トン、ベンジルメチルケタール、2,2-ジエトキシアセト
フェノン、クロロチオキサントン、チオキサントン系化
合物、ベンゾフェノン系化合物、4-ジメチルアミノ安息
香酸エチル、4-ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、N
−メチルジエタノールアミン、トリエチルアミンなどが
挙げられる。
【0035】次いで未硬化状物を硬化させるには、硬化
部において好ましくは紫外線を周囲から作用させ、熱硬
化触媒及び/又は光硬化触媒を含有する糸状体を熱処理
ないし光硬化処理を行う。
【0036】本発明の製法において、光吸収剤と単量体
の分子量の大小関係は特に限定されないが、未硬化状物
として前記単量体と重合体との混合物を使用し、光吸収
剤として前記染料等を使用する場合は、光吸収剤の方が
単量体よりも分子量がはるかに大きいので、未硬化状物
中における拡散速度がはるかに遅い。従って光吸収剤を
実質的に拡散させることなく、未硬化状物層相互間にお
いて単量体を拡散させることができる。
【0037】尚、重合硬化に長時間を要する熱重合の場
合は、光吸収剤が拡散して、遮光層内の濃度が不均一と
なる。このため短時間で重合可能な光重合によって硬化
させることが望ましい。
【0038】ところで光重合法により重合硬化させるた
めには、未硬化状物層中を光重合用の光を透過させるこ
とが必要である。しかしながら、光吸収剤の種類は多く
あり、光吸収の波長依存性は様々である。即ち、光伝送
体の伝送光を吸収するとともに重合に用いる光をそれと
同等以上に吸収する光吸収剤も存在する。従って光重合
法により重合硬化処理する場合は、光伝送体の伝送光を
吸収するが、重合用の光を吸収せず透過させる特性を有
する光吸収剤を用いることが望ましい。
【0039】光伝送体の伝送光として実際に用いられる
光は通常波長が400〜750nmの可視光から近赤外
光の範囲のものである。一方、光重合に用いる光の発光
波長は通常300〜370nmの紫外線である。よって
400〜750nmの特定波長域の吸光度係数が、30
0〜370nmにおける吸光度係数の2倍以上である光
吸収剤を用いることが好ましい。このような光吸収剤と
しては前記のものを用いることができる。
【0040】このような光吸収剤の代表的な例であるB
lue 4G、HDー180及びRed Bの吸収スペ
クトルを図6、図7及び図8に示す。図6、図7、図8
において縦軸は吸光度係数,横軸は光の波長を示し、横
軸の左端は300nmを右端は800nmである。それ
ぞれ紫外線域(300〜370nm)の吸収が少なく、
そこでの吸光度係数は光伝送体の実使用波長域650あ
るいは470nmのそれぞれの波長での吸光度係数の1
/2以下であることがわかる。このような光吸収剤を使
用すると、未硬化状物層中紫外線が透過し、光重合が効
率的に進行する。
【0041】本発明の光伝送体は例えば図9の糸状体成
形装置を用いて製造することができる。図9は糸状体成
形装置を図式的に示す工程図であり、相互拡散部12及
び硬化処理部13の部分だけを縦断面図で示してある。
図中の記号10は同心円状複合ノズル、11は押し出さ
れた未硬化の糸状体、12は糸状体の各層の単量体を相
互に拡散させて屈折率分布を与えるための相互拡散部、
13は未硬化状物を硬化させるための硬化処理部、14
は引き取りローラー、15は製造された光伝送体、16
は巻き取り部、17は不活性ガス導入口、18は不活性
ガス排出口である。糸状体11から遊離する揮発性物質
を相互拡散部12及び硬化処理部13から除去するた
め、不活性ガス導入口17から不活性ガス例えば窒素ガ
スが導入される。
【0042】光重合に用いる光源としては150〜60
0nmの波長の光を発生する炭素アーク灯、高圧水銀
灯、中圧水銀灯、低圧水銀灯、超高圧水銀灯、ケミカル
ランプ、キセノンランプ、レーザー光等が挙げられる。
【0043】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明す
る。尚、実施例及び比較例において屈折率分布及びレン
ズ性能(MTF)の測定は下記の方法により行った。 (1)屈折率分布の測定 カールツアイス社製インターファコ干渉顕微鏡を用いて
公知の方法により測定した。 (2)レンズ性能(MTF)の測定 光伝送体の解像度を示すMTFは、空間周波数6ライン
ペア/mm(Lp/mm)を有する格子22、光軸に垂
直な両端面を研磨した単レンズあるいは光伝送体を複数
本並べたアレイ23、及び光源19を図10に示すよう
に配列し、結像面に設置したCCDラインセンサー24
により格子画像を読みとり、その測定光量の最大値(i
MAX)と最小値(iMIN)を図11に示すごとく測定し、
次式により求めた。
【0044】
【数1】
【0045】ここで空間周波数とは、図11の格子に示
すごとく、白ラインと黒ラインとの組み合わせを1ライ
ンとし、このラインの組み合わせが1mmの幅の中に何
組設けてあるかを示すものである。
【0046】比較例1 ポリメチルメタクリレート(〔η〕=0.40,MEK
中,25℃にて測定、以下実施例、比較例中において同
様のものを用いる。)50重量部、ベンジルメタクリレ
ート36重量部、メチルメタクリレート14重量部、1
ーヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重
量部及びハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混
練して第1層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレ
ート51重量部、メチルメタクリレート49重量部、1
ーヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン0.25重
量部、ハイドロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練
して第2層形成用原液とした。ポリメチルメタクリレー
ト48重量部、メチルメタクリレート37重量部、2,2,
3,3,4,4,5,5-オクタフルオロペンチルメタクリレート1
5重量部、1ーヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン0.25重量部、ハイドロキノン0.1重量部を70
℃に加熱混練して第3層形成用原液とした。ポリメチル
メタクリレート45重量部、メチルメタクリレート25
重量部、2,2,3,3,4,4,5,5-オクタフルオロペンチルメタ
クリレート30重量部、1ーヒドロキシシクロヘキシル
フェニルケトン0.25重量部、ハイドロキノン0.1
重量部を70℃に加熱混練して第4層形成用原液とし
た。ポリメチルメタクリレート42重量部、メチルメタ
クリレート15重量部、2,2,3,3,4,4,5,5-オクタフルオ
ロペンチルメタクリレート43重量部、1ーヒドロキシ
シクロヘキシルフェニルケトン0.25重量部、ハイド
ロキノン0.1重量部を70℃に加熱混練して第5層形
成用原液とした。この5種類の原液を同心円状5層複合
ノズルを用い中心から順次未硬化物の屈折率が低くなる
ように配列し同時に押し出した。
【0047】複合紡糸ノズルの温度は42℃であった。
押し出し時の粘度は第1層の成分が5.8×104ポイ
ズ、第2層が4.9×104ポイズ、第3層が4.7×
104ポイズ、第4層が3.9×104ポイズ、第5層が
4.5×104ポイズであった。第1層から第5層の吐
出比は半径の比で35/38/20/6/1であった。
【0048】ついで長さ55cmの各層相互拡散処理部
を通しその後長さ120cm、40Wのケミカルランプ
12本を円状に等間隔に配設された光照射部の中心にス
トランドファイバを通過させて、170cm/minの
速度でニップローラーで引き取った。
【0049】得られた光伝送体は半径が0.3mmであ
り、屈折率分布は中心部が1.512、外周部が1.4
68であった。光伝送体の屈折率分布を表1に示した。
この光伝送体の両端面を研磨してレンズ長4.2mmと
し、6Lp/mmの格子を用いてこの単レンズの特性を
測定したところ、表2の結果を得た。
【0050】更にこの光伝送体複数本を用い、側板には
フェノール樹脂(厚さ1.2mm)2枚を用い、接着剤
にはカーボンブラックを2wt%添加したエピフォーム
(ソマール社製)を用い、側板の間に光伝送体を1列に
配列し接着剤を充填し、接着剤を硬化し、その後両端面
を切断して研磨し、レンズ長4.2mmのレンズアレイ
を製作した。6Lp/mmの格子を用いてこのレンズア
レイの特性を測定したところ、表3、表4の結果を得
た。
【0051】なお表中波長470nm、525nm、6
50nmと記載する光は、それぞれその波長をピーク波
長とする光を表す。また3色のLEDとは、これらの3
種の光を発するLEDである。以下本文中の表記もこれ
に従う。
【0052】比較例2 比較例1の原液中に表1に記載のように光吸収剤を混入
し、光重合強度を変更した以外は比較例1と同様の操作
を行いレンズを賦形した。レンズの屈折率分布は比較例
1と同じであった。レンズの光吸収剤含有領域を表2に
示した。屈折率分布が不整な領域に可視光及び近赤外光
領域のうち全波長域の光を吸収する光吸収剤を導入した
ため、レンズ性能が全波長域で向上した。比較例1と同
様の条件でレンズ及びレンズアレイの特性を測定したと
ころ、表2、表3、表4の結果を得た。
【0053】実施例1〜7 比較例1の原液中に表1に記載のように光吸収剤を混入
し、光重合強度を変更した以外は比較例1と同様の操作
を行いレンズを賦形した。レンズの屈折率分布は比較例
1と同じであった。レンズの光吸収剤含有領域を表2に
示した。比較例1と同様の条件でレンズ及びレンズアレ
イの特性を測定したところ、表2、表3、表4の結果を
得た。表4から明らかなようにこれらの光伝送体は比較
例1の光伝送体と比較して、最適共役長におけるそれぞ
れの波長の光に対するMTF及び3色のLEDを同一光
量値で同時に点灯した場合のMTFが向上している。
【0054】なお、実施例3、7中において波長650
nmの光に対して、レンズアレイの最適共役長における
MTFが低いが、それぞれ光量が低いため、実用上問題
はない。また実施例3は最適共役長において、3色のL
EDを同一光量値で同時に点灯した場合のMTFは比較
例1と同一であるが、470nmの光に対するMTFが
向上している。
【0055】実施例8及び9 比較例2の原液中に表1に記載のように光吸収剤を混入
し、光重合強度を変更した以外は比較例1と同様の操作
を行いレンズを賦形した。レンズの屈折率分布は比較例
1と同じであった。レンズの光吸収剤含有領域を表2に
示した。比較例1と同様の条件でレンズ及びレンズアレ
イの特性を測定したところ、表2、表3、表4の結果を
得た。表4から明らかなようにこれらの光伝送体は比較
例2の光伝送体と比較して、最適共役長におけるそれぞ
れの波長の光に対するMTF及び3色のLEDを同一光
量値で同時に点灯した場合のMTFが向上している。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】
【表3】
【0059】
【表4】
【0060】
【発明の効果】本発明により可視光及び近赤外光領域の
光のうち特定波長域の光のみの透過を阻止する即ちカラ
ーフィルター機能を有する光伝送体及び光伝送体アレイ
が提供される。そのため、光伝送体が透過する光の波長
域を選択することができ、広い波長域の光を光源として
用いる場合に、光伝送体のもつ色収差により、波長域ご
とに異なった光学特性を有するという問題が解決され
る。またデバイスに組み込んだ際同一のレンズ長のレン
ズのみを用いた場合は光の波長域毎に異なった共役長を
有することとなり、本来の結像特性を発揮できないとい
う問題が解決される。
【0061】また本発明の光伝送体を用いて、短共役
長、低色収差の光伝送体アレイが提供される。さらに明
確な像を狭いスペースで伝達する方法が提供される。ま
た、本発明の製法によれば、本発明の光伝送体を容易に
製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光伝送体の縦断面図である。
【図2】本発明の光伝送体の横断面図である。
【図3】本発明の光伝送体の縦断面図である。
【図4】本発明の光伝送体の横断面図である。
【図5】光伝送体中の光の進行の様子を示す図である
【図6】本発明で用いるBlue 4Gの吸収特性を示
す図である。
【図7】本発明で用いるHDー180の吸収特性を示す
図である。
【図8】本発明で用いるRed Gの吸収特性を示す図
である。
【図9】本発明の光伝送体を製造するための製造装置の
概略図である。
【図10】光伝送体の解像度(MTF)測定装置の概略
を示す図である。
【図11】CCDセンサーにより解像度を測定した図で
ある。
【符号の簡単な説明】
1 レンズ素材 2 特定波長域を吸収する光吸収剤を含有している層 3 光吸収剤の存在しない最外周部 10 同心円状複合ノズル 11 未硬化の糸状体 12 相互拡散部 13 硬化処理部 15 光伝送体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石丸 輝太 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央技術研究所内 (72)発明者 隅 敏則 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央技術研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形断面の屈折率分布型光伝送体の中心
    を含む領域に可視光及び近赤外光領域のうち特定波長域
    の光のみを吸収する光吸収剤が均一に存在することを特
    徴とする光伝送体。
  2. 【請求項2】 円形断面の屈折率分布型光伝送体の中心
    を含む領域に可視光及び近赤外光領域のうち特定波長域
    の光のみを吸収する光吸収剤が存在し、かつこの光吸収
    剤がこの光伝送体を透過する特定波長域の光に関して式
    (1)の関係を満たす光伝送体。 入射光量÷出射光量×100 ≦ 20% (1)
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の光伝送
    体の複数個を一列以上平行に配置した光伝送体アレイで
    あって、前記特定波長域が異なる複数種の光伝送体が混
    在されてなる光伝送体アレイ。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の光伝送
    体の一端にまたはその複数個を一列以上平行に配置した
    光伝送体アレイの一端に白色光源から出射する光を入射
    させ、これらの光伝送体の他端から透過光を出射させる
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の光伝送体アレイの一端
    に白色光源またはRGB3原色のLED光源から出射す
    る光を入射させ、この光伝送体の他端から透過光を出射
    させる方法。
  6. 【請求項6】 硬化させた後に得られる硬化物の屈折率
    がn1、n2、・・・、nN(Nは3以上の整数)である
    N個の未硬化状物を同心円状に積層して、中心部から外
    周部に向かって屈折率が順次減少したファイバ状の未硬
    化物積層体を形成し、この積層体の各層間の屈折率分布
    が連続的に変化するように隣接層間の成分の相互拡散処
    理を行いながら、または相互拡散処理を行った後、積層
    体を硬化処理して屈折率分布型ファイバを製造する方法
    において、少なくとも最も中心の未硬化状物層中に特定
    波長域の光を吸収する光吸収剤を混入させた状態で積層
    体を形成することを特徴とする光伝送体の製造方法。
  7. 【請求項7】 400〜750nmの可視光及び近赤外
    光領域の特定波長域の吸光度係数が、300〜370n
    mにおける吸光度係数の2倍以上である光吸収剤を用い
    て、300〜370nmの発光波長を有する紫外線を用
    いた光重合法により硬化処理を行う請求項6に記載の光
    伝送体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011075315A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Mitsubishi Rayon Co Ltd ロッドレンズアレイのmtf測定装置
JP2021047267A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 株式会社東芝 光学素子、照明装置、及び、太陽電池装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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