JP2006308039A - 無段変速装置 - Google Patents

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    • F16H37/086CVT using two coaxial friction members cooperating with at least one intermediate friction member

Abstract

【課題】 FF車用の自動変速機として好適で、しかも、ギヤードニュートラル状態とパワースプリット状態とを実現可能な構造で、設計の自由度を高くする。
【解決手段】 トロイダル型無段変速機2の入力側回転軸22及び出力軸19を、エンジンのクランクシャフトと同心に設ける入力軸1aの側方に設ける。又、この出力軸19と、この出力軸19の周囲に設けた回転伝達軸15との間に、第一、第二両遊星歯車機構17、18を設けると共に、各部同士を歯車伝達機構、及び、低速用、高速用両クラッチ20、21により、動力の伝達を可能に組み合わせる。この構成により、構成各部品の設置位置の自由度を向上させて、上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、自動車用自動変速装置として利用する、トロイダル型無段変速機を組み込んだ無段変速装置の改良に関する。特に、前置エンジン前輪駆動車(FF車)の様な、設置スペースが限られる場合に有効な構造を実現するものである。
自動車用自動変速機としてトロイダル型無段変速機を使用する事が、例えば特許文献1、非特許文献1、2等の多くの刊行物に記載され、且つ、一部で実施されて周知である。又、変速度比の変動幅を大きくすべく、トロイダル型無段変速機と遊星歯車機構(歯車式の差動ユニットで例えば遊星歯車式変速機構)とを組み合わせた無段変速装置も、例えば特許文献2〜4に記載される等により従来から広く知られている。これら各特許文献2〜4に記載された無段変速装置は、クラッチ装置により低速モードと高速モードとを切り換え自在である。そして、低速モード時には、上記トロイダル型無段変速機の変速度比(変速比)を所定値にする事により、入力軸を一方向に回転させたまま、出力軸の回転状態を停止させる、所謂ギヤードニュートラルと呼ばれる状態を実現できる。又、上記低速モード時には、上記トロイダル型無段変速機の変速度比を調節する事により、この停止状態を挟んで、この出力軸の回転状態を、正転、逆転に切り換えられる。従って、トルクコンバータ等の発進クラッチを省略できる。又、高速モード時には、動力の一部をトロイダル型無段変速機をバイパスさせて出力軸に送る事により、入力軸に加えられるトルクに比べ、トロイダル型無段変速機を通過するトルクを低く抑える、所謂パワースプリット状態を実現する。そして、このトロイダル型無段変速機の耐久性向上と、無段変速装置全体としての伝達効率の向上とを図れる。
更に、FF車用の自動変速装置の様な、設置スペースが限られた場合に有効な、トロイダル型無段変速機を組み込んだ無段変速装置の構造に就いても、特許文献5〜12等に記載されて、従来から各種知られている。
図4は、このうちの特許文献11に記載された無段変速装置を示している。この無段変速装置は、入力軸1と、トロイダル型無段変速機2と、回転伝達軸3と、第一、第二両遊星歯車機構4、5と、第二回転伝達軸6と、出力軸7と、第一、第二両動力伝達機構8、9と、低速用、高速用両クラッチ10、11とを備える。このうちのトロイダル型無段変速機2は、上記入力軸1と同心に配置されている。又、上記回転伝達軸3は、この入力軸1と平行である。又、上記第一、第二両遊星歯車機構4、5は、上記回転伝達軸3の周囲に、この回転伝達軸3と同心に配置されている。又、上記第二回転伝達軸6は、上記入力軸1及び上記回転伝達軸3と平行に配置されている。又、上記出力軸7は、この回転伝達軸3と同心に配置されている。
又、上記第一動力伝達機構8は、上記入力軸1の回転を、上記第一遊星歯車機構4を構成する第一リング歯車12に伝達する。又、上記第二動力伝達機構9は、上記入力軸1の回転を、上記第二回転伝達軸6を介して、上記第二遊星歯車機構5を構成する第二キャリア13に伝達する。又、上記低速用、高速用両クラッチ10、11は、何れか一方のみが接続されて、上記第一、第二両動力伝達機構8、9を通じての、上記入力軸1と上記出力軸7との間の動力伝達の状態を切り換える。
例えば、減速比を大きくする低速モード時には、上記低速用クラッチ10を接続すると共に上記高速用クラッチ11の接続を断つ。そして、上記第一動力伝達機構8を通じての動力伝達を行なわせ、上記第二動力伝達機構9を通じての動力伝達を遮断する。この低速モード状態では、上記トロイダル型無段変速機2の変速比の調節に基づき、上記入力軸1を回転させたまま上記出力軸7を停止できる(ギヤードニュートラル状態を実現できる)。これに対して、減速比を小さくする高速モード時には、上記低速用クラッチ10の接続を断つと共に上記高速用クラッチ11を接続する。そして、上記第一動力伝達機構8を通じての動力伝達を遮断し、上記第二動力伝達機構9を通じての動力伝達を行なわせる。この高速モード状態では、上記トロイダル型無段変速機2を通過するトルクが、上記入力軸1から上記出力軸7に伝達するトルクよりも低くなり(パワースプリット状態となり)、このトロイダル型無段変速機2の伝達効率及び耐久性が何れも向上する。
上述の様に構成する、特許文献11に記載されて従来から知られた無段変速装置は、上記トロイダル型無段変速機2の中心軸と上記第一、第二両遊星歯車機構4、5の中心軸とをずらせて配置している為、無段変速装置全体としての軸方向寸法の短縮を図れる。又、上記入力軸1を回転させたまま上記出力軸7を停止させる、変速比が無限大の状態を実現できる為、別途トルクコンバータ等の発進装置を組み込む必要がなくなる。この為、小型でしかも伝達効率の良好な無段変速装置を実現できる。又、使用頻度が高い高速モード状態で、上記トロイダル型無段変速機2を通過するトルクを低く抑えられるので、このトロイダル型無段変速機2の耐久性向上、及び無段変速装置全体としての伝達効率の向上を図れる。
但し、上記従来から知られている無段変速装置の場合、エンジンのクランクシャフトに接続する(このクランクシャフトと同心に配置する)入力軸1と、トロイダル型無段変速機2とを同心に配置している為、設計の自由度が低くなる。特に、パワーローラを支持する為のトラニオンやヨーク、更には変速比制御の為のアクチュエータボディーやバルブボディー等、多くの部品を有するトロイダル型無段変速機2を上記入力軸1と同心に配置すると、歯車やクラッチ等、他の構成部品の設置位置に関する自由度が極端に低くなる。又、入力軸1或いはトロイダル型無段変速機2に設けた歯車と、第一、第二両両遊星歯車機構4、5の側に設けた歯車とを直接噛合させている為、これら各歯車の直径を大きくしない限り、上記入力軸1及び上記トロイダル型無段変速機2の中心軸と、上記第一、第二両両遊星歯車機構4、5の中心軸との距離が短くなる。この距離が短くなると、これら両遊星歯車機構4、5の設計が難しくなる。これに対して、上記距離を長くすべく、上記各歯車の直径を大きくすると、無段変速装置の幅寸法が大きくなり、エンジンルーム等の限られた設置スペースへの組み込みが難しくなる。
特開2001−317601号公報 特開2000−220719号公報 特開2003−307266号公報 特開2002−139124号公報 特許第2778038号公報 特許第3254605号公報 特開平9−210175号公報 特開平9−210191号公報 特開平10−267106号公報 特開2003−97669号公報 特開2004−176832号公報 特開2004−183825号公報 青山元男著、「別冊ベストカー 赤バッジシリーズ245/クルマの最新メカがわかる本」、株式会社三推社/株式会社講談社、平成13年12月20日、p.92−93 田中裕久著、「トロイダルCVT」、株式会社コロナ社、2000年7月13日
本発明は、上述の様な事情に鑑み、設計の自由度を高くできる構造を実現すべく発明したものである。
本発明の無段変速装置は、入力軸と、トロイダル型無段変速機と、第一動力伝達機構と、回転伝達軸と、第二動力伝達機構と、第一、第二両遊星歯車式変速機構と、出力軸と、クラッチ装置とを備える。
このうちのトロイダル型無段変速機は、上記入力軸の側方位置に、この入力軸と平行に配置されている。
又、上記第一動力伝達機構は、上記トロイダル型無段変速機の入力部と上記入力軸との間に設けられて、これら入力部と入力軸との間で動力を伝達する。
又、上記回転伝達軸は、上記入力軸を中心とする円周方向に関して上記トロイダル型無段変速機と異なる側方位置に、この入力軸と平行に配置されている。
又、上記第二動力伝達機構は、上記トロイダル型無段変速機の出力部と上記回転伝達軸との間に設けられて、これら出力部と回転伝達軸との間で動力を伝達する。
又、上記第一、第二両遊星歯車機構は、この回転伝達軸の周囲に互いに同心に配置されたもので、それぞれが第一、第二両入力部と出力部とを備える。
又、上記出力軸は、上記第一、第二両遊星歯車機構及び上記回転伝達軸と同心に配置されて、これら第一、第二両遊星歯車機構の出力部に接続若しくは接続自在とされている。 更に、上記クラッチ装置は、上記出力軸に対するこれら第一、第二両遊星歯車機構の接続状態を切り換える。
上述の様な構成を有する本発明によれば、次の理由により、設計の自由度を高くして、限られたスペースへの設置が可能な無段変速装置を実現できる。
即ち、トロイダル型無段変速機は、上記入力軸の側方位置に、この入力軸と平行に配置している為、このトロイダル型無段変速機の設置位置の自由度が高くなり、このトロイダル型無段変速機の構成部品と、第一、第二両遊星歯車機構の構成部品との干渉を防止する為の設計が容易になる。
本発明を実施する場合に好ましくは、請求項2に記載した様に、第一動力伝達機構を、入力軸の一部に固定した第一駆動歯車とトロイダル型無段変速機の入力部に固定した第一従動歯車とを直接噛合させて、この入力部を上記入力軸と反対方向に、この入力軸よりも高速で回転させる歯車伝達機構とする。又、第二動力伝達機構を、上記トロイダル型無段変速機の出力部に固定した第二駆動歯車と回転伝達軸の一部に固定した第二従動歯車とをアイドル歯車を介して噛合させた歯車伝達機構とする。
この様な構成を採用する事により、上記トロイダル型無段変速機の耐久性の、より一層の向上、及び、第一、第二両動力伝達機構の耐久性確保と無段変速装置の設計の自由度向上との両立を図れる。即ち、本発明を実施する場合に、第一、第二両動力伝達機構として、チェン伝達機構の採用も可能ではあるが、耐久性、静粛性、動力伝達の安定性を考慮した場合には、歯車伝達機構を採用する事が好ましい。そして、歯車伝達機構を構成した場合でも、上記アイドル歯車を採用すれば、上記トロイダル型無段変速機の中心軸と上記回転伝達軸の中心軸との距離を十分に確保できる為、無段変速装置の設計の自由度が向上する。又、トロイダル型無段変速機の入力部を入力軸よりも高速で回転させる為、同じ動力(トルク×回転速度)を伝達する場合に、上記トロイダル型無段変速機を通過するトルクを低く抑えられる。トロイダル型無段変速機の耐久性を考えた場合、回転速度が速くなる事に伴う耐久性の低下は限られているのに対して、通過トルクが大きくなる事に伴う耐久性低下は比較的顕著である。従って、上記第一動力伝達機構により、上記入力軸の回転を上記トロイダル型無段変速機の入力部に、増速して伝達する事は、このトロイダル型無段変速機の耐久性向上の面から有利である。
又、本発明を実施する場合に好ましくは、請求項3に記載した様に、第一遊星歯車機構を、入力軸を回転させた状態のまま出力軸を停止させるギヤードニュートラルを実現する低速モード時に動力の伝達を行なうものとする。これに対して、第二遊星歯車機構を、上記入力軸と上記出力軸との間で伝達されるトルクに比べてトロイダル型無段変速機を通過するトルクを低く抑える高速モード時に動力の伝達を行なうものとする。
この様に構成すれば、トルクコンバータ等の発進クラッチを省略して、小型に構成でき、しかも、使用頻度が高い高速モードの状態でトロイダル型無段変速機を通過するトルクを低く抑える事による耐久性向上を図れる。
この様な請求項3に記載した発明を実施する場合に好ましくは、請求項4に記載した様に、上記第一遊星歯車機構を、回転伝達軸と共に回転する第一太陽歯車と、この第一太陽歯車の周囲に配置されて入力軸により回転駆動される第一リング歯車と、出力軸と共に回転する第一キャリアに回転自在に支持されてこの第一リング歯車及び上記第一太陽歯車と噛合した複数個の第一遊星歯車とから構成する。又、上記第二遊星歯車機構を、上記回転伝達軸と共に回転する第二太陽歯車と、この第二太陽歯車の周囲に配置されて上記出力軸を回転駆動する第二リング歯車と、上記入力軸により回転駆動される第二キャリアに回転自在に支持されてこの第二リング歯車及び上記第二太陽歯車と噛合した複数個の第二遊星歯車とから構成する。更に、クラッチ装置を、低速モード時に繋がれる低速用クラッチと、高速モード時に繋がれる高速用クラッチとから構成する。そして、このうちの低速用クラッチを上記入力軸と上記第一リング歯車との間に、同じく高速用クラッチを上記第二リング歯車と上記出力軸との間に、それぞれ動力の伝達方向に関して直列に設ける。
この様な構成を採用すれば、構成各部材を効率良く配置して、ギヤードニュートラル状態及びパワースプリット状態を実現可能で、しかもコンパクトな構造を実現できる。
上述の様な請求項4に記載した発明を実施する場合に、更に好ましくは、請求項5に記載した様に、回転伝達軸を、軸方向に2分割された第一部分と第二部分とから構成する。そして、第二動力伝達機構である歯車伝達機構に2系統の動力伝達経路を持たせて、第一太陽歯車を固定した第一部分と第二太陽歯車を固定した第二部分とに、互いに異なる変速比で動力の伝達を行なわせる。
この様な構成を採用すれば、トロイダル型無段変速機の出力部と、第一、第二両遊星歯車機構の一方の入力部との間の変速比を独自に(これら第一、第二両遊星歯車機構同士の間で異なる変速比を)設定できる。この為、低速モード時と高速モード時とで、トロイダル型無段変速機の出力部と、第一、第二両太陽歯車との間の動力伝達部に関し、互いに異なる変速比を設定できる等、無段変速装置の設計の自由度が、より一層向上する。
図1は、請求項1〜4に対応する、本発明の実施例1を示している。本実施例の無段変速装置は、入力軸1aと、トロイダル型無段変速機2と、第一動力伝達機構14と、回転伝達軸15と、第二動力伝達機構16と、第一、第二両遊星歯車機構17、18と、出力軸19と、クラッチ装置を構成する低速用クラッチ20及び高速用クラッチ21とを備える。
このうちのトロイダル型無段変速機2は、従来から広く知られているダブルキャビティ型のトロイダル型無段変速機と同様のもので、上記入力軸1aの側方に、この入力軸1aと平行に配置された入力側回転軸22を備える。そして、この入力側回転軸22の軸方向に離隔した2個所位置に1対の入力側ディスク23、23を、それぞれのトロイド曲面同士を互いに対向させた状態で、上記入力軸22と同期した回転を自在に支持している。又、上記入力側回転軸22の中間部周囲に、軸方向両側面をトロイド曲面とした出力側ディスク24を、上記両入力側ディスク23、23と同心に、且つ、これら両入力側ディスク23、23に対する相対回転を自在に支持している。そして、これら両入力側ディスク23、23と上記両出力側ディスク24との間に、それぞれ複数個ずつのパワーローラ(図示省略)を挟持している。又、上記出力側ディスク24の中間部外周面に出力歯車25を設け、この出力側ディスク24の回転を取り出し自在としている。この出力側ディスク24が上記トロイダル型無段変速機2の出力部であり、上記出力歯車25が、上記第二伝達機構16を構成する第二駆動歯車である。
尚、本実施例の無段変速装置を構成する、上記トロイダル型無段変速機2部分でのトルクの伝達方向は、上記低速用クラッチ20を繋いだ低速モード時には、上記出力側ディスク24から上記両入力側ディスク23、23に向けてとなる。これに対して、上記高速用クラッチ21を繋いだ高速モード時には、上記両入力側ディスク23、23から上記出力側ディスク24に向けてとなる。本明細書及び特許請求の範囲での入力側、出力側の記述は、無段変速装置としての使用頻度が多く、トロイダル型無段変速機単体で使用する場合のトルクの伝達方向と一致する、上記高速モード時の状態で表す。
又、前記第一動力伝達機構14は、上記トロイダル型無段変速機2の入力部である、前記入力側回転軸22と前記入力軸1aとの間に設けられて、これら入力側回転軸22と入力軸1aとの間で動力を伝達する。本実施例の場合には、上記第一動力伝達機構14を、この入力軸1aの一部に固定した第一駆動歯車26と、上記入力側回転軸22に固定した第一従動歯車27とを直接噛合させる事により、この入力側回転軸22を上記入力軸1aと反対方向に回転させる様に構成している。又、上記第一従動歯車27の直径を上記第一駆動歯車26の直径よりも小さく(歯数を少なく)して、上記入力側回転軸22を上記入力軸1aよりも高速で回転させる様にしている。
又、前記回転伝達軸15は、上記入力軸1aを中心とする円周方向に関して上記トロイダル型無段変速機2と異なる側方位置に、この入力軸1aと平行に配置している。本実施例の場合、上記回転伝達軸15は中空円管状で、前記出力軸19の中間部周囲に、この出力軸19と同心に、この出力軸19に対する相対回転を自在に設けている。
又、前記第二動力伝達機構16は、前記出力側ディスク24と上記回転伝達軸15との間に設けられて、これら出力側ディスク24と回転伝達軸15との間で動力を伝達する。本実施例の場合、上記第二動力伝達機構16は、上記出力側ディスク24に固定した、第二駆動歯車である前記出力歯車25と、上記回転伝達軸15の一部に固定した第二従動歯車28とを、アイドル歯車29を介して噛合させて成る。
又、上記第一、第二両遊星歯車機構17、18は、上記回転伝達軸15の周囲に互いに同心に配置されたもので、それぞれが第一、第二両入力部と出力部とを備える。
このうちの第一遊星歯車機構17を構成する為に、上記回転伝達軸15の基端部(図1の右端部)に第一太陽歯車30を、この回転伝達軸15と同期した回転を自在に支持している。又、この第一太陽歯車30の周囲に第一リング歯車31を、この第一太陽歯車31と同心に配置すると共に、この第一リング歯車31を、上記入力軸1aにより回転駆動可能としている。又、前記出力軸19の基端部(図1の右端部)に結合固定されてこの出力軸19と共に回転する第一キャリア32に複数個の第一遊星歯車33、33を、回転自在に支持している。そして、これら各第一遊星歯車33、33を、上記第一リング歯車31及び上記第一太陽歯車30と噛合させている。更に、上記入力軸1aにより上記第一リング歯車31を回転駆動する為に、これら入力軸1aと第一リング歯車31との間に、歯車伝達機構34と前記低速用クラッチ20とを、動力の伝達方向に関して、互いに直列に設けている。従って、上記第一リング歯車31は、上記低速用クラッチ20の接続時に、上記入力軸1aと逆方向に、上記歯車伝達機構34を構成する1対の歯車の歯数比に応じた速度で回転する。
一方、上記第二遊星歯車機構18を構成する為に、上記回転伝達軸15の先端部(図1の左端部)に第二太陽歯車35を、この回転伝達軸15と同期した回転を自在に支持している。又、この第二太陽歯車35の周囲に第二リング歯車36を、この第二太陽歯車35と同心に配置すると共に、この第二リング歯車36により、前記出力軸19を回転駆動可能としている。又、上記入力軸1aにより回転駆動される第二キャリア37に回転自在に支持された複数個の第二遊星歯車38、38を、上記第二リング歯車36及び上記第二太陽歯車35と噛合させている。又、上記入力軸1aにより上記第二キャリア37を駆動する為に、これら入力軸1aと第二キャリア37との間に、別の歯車伝達機構39を設けている。従って、この第二キャリア37は、上記入力軸1aと逆方向に、上記別の歯車伝達機構39を構成する1対の歯車の歯数比に応じた速度で回転する。更に、上記第二リング歯車36と上記出力軸19との間に、前記高速用クラッチ21を設けている。従って、この出力軸19は、この高速用クラッチ21の接続時に、上記第二リング歯車36と同方向に、この第二リング歯車36と同速で回転する。
又、上記出力軸19は、上記回転伝達軸15に挿通された状態で、上記第一、第二両遊星歯車機構17、18及び上記回転伝達軸15と同心に配置されている。更に、上記出力軸19の先端部(図1の左端部)は、互いに噛合した歯車40、41を介して、デファレンシャルギヤ42に接続している。従って、上記出力軸19の回転時には、上記両歯車40、41とこのデファレンシャルギヤ42とを介して、左右1対のアクスル軸43、43を同方向に回転駆動し、上記出力軸19の回転方向に応じて、車両を駆動する。
上述の様に構成する本実施例の無段変速装置の作用は、次の通りである。先ず、前記低速用クラッチ20を繋ぎ、上記高速用クラッチ21の接続を断った、低速モード状態では、上記入力軸1aの回転は、次の(1)(2)の2通りの経路を通って、前記第一遊星歯車機構17を構成する第一リング歯車31と第一太陽歯車30とに伝達される。
(1) 入力軸1a→歯車伝達機構34→低速用クラッチ20→第一リング歯車31
(2) 入力軸1a→第一駆動歯車26→第一従動歯車27→トロイダル型無段変速機2→出力歯車25→アイドル歯車29→第二従動歯車28→回転伝達軸15→第一太陽歯車30
この状態では、上記第一太陽歯車30と第一リング歯車31との差動成分が、前記各第一遊星歯車33、33の公転運動として、前記第一キャリア32を通じて取り出される。そして、この第一キャリア32に結合固定された出力軸19から前記歯車40、41を介して、上記デファレンシャルギヤ42に取り出され、上記両アクスル軸43、43を介して車輪を回転駆動する。
この様な低速モード状態では、上記トロイダル型無段変速機2の変速比を、上記(1)(2)の動力伝達経路及び上記第一遊星歯車機構17を構成する各歯車の歯数同士の比との関係で所定値に規制する事により、上記入力軸1aを回転させたまま上記出力軸19を停止させる、前記ギヤードニュートラルの状態を実現できる。又、上記トロイダル型無段変速機2の変速比を、上記所定値よりも増速側に変える事で、上記各アクスル軸43、43が、自動車を後退させる方向に回転する。又、増速比が大きくなる程、後退方向の回転速度が速くなる。これに対して、上記トロイダル型無段変速機2の変速比を、上記所定値よりも減速側に変える事で、上記各アクスル軸43、43が、自動車を前進させる方向に回転する。又、減速比が大きくなる程、前進方向の回転速度が速くなる。
これに対して、前記低速用クラッチ20の接続を断ち、前記高速用クラッチ21を繋いだ、高速モード状態では、上記入力軸1aの回転は、次の(3)(4)の2通りの経路を通って、前記第二遊星歯車機構18を構成する第二キャリア37と第二太陽歯車35とに伝達される。
(3) 入力軸1a→別の歯車伝達機構39→第二キャリア37
(4) 入力軸1a→第一駆動歯車26→第一従動歯車27→トロイダル型無段変速機2→出力歯車25→アイドル歯車29→第二従動歯車28→回転伝達軸15→第二太陽歯車35 この状態では、上記第二太陽歯車35と上記第二キャリア37との差動成分が、前記第二リング歯車36の回転運動として、上記高速用クラッチ21を介して繋がれた上記出力軸19に取り出される。そして、この出力軸19から前記歯車40、41を介して、前記デファレンシャルギヤ42に取り出され、上記両アクスル軸43、43を介して車輪を回転駆動する。
この様な高速モード状態では、トロイダル型無段変速機2の変速比を増速側にする程、無段変速装置全体としての速度比も増速側に変化する。又、この様な高速モード状態では、上記トロイダル型無段変速機2を通過するトルクは、常にエンジンから上記入力軸1aに加えられるトルクよりも小さくなる。この事は、高速モード状態では、上記トロイダル型無段変速機2を通過するトルクが低くなり、このトロイダル型無段変速機2の伝達効率及び耐久性が何れも向上する事を意味する。
前述の様な構成を有し、上述の様に作用する本実施例によれば、設計の自由度を高くして、限られたスペースへの設置が可能な無段変速装置を実現できる。
即ち、上記トロイダル型無段変速機2は、上記入力軸1aの側方位置に、この入力軸1aと平行に配置している為、このトロイダル型無段変速機2の設置位置の自由度が高くなる。この結果、このトロイダル型無段変速機2の構成部品と、第一、第二両遊星歯車機構17、18の構成部品との干渉を防止する為の設計が容易になる。
特に、本実施例の場合には、前記アイドル歯車29を使用している為、上記トロイダル型無段変速機2の(入力側回転軸22の)中心軸と上記回転伝達軸15の中心軸との距離を十分に確保できて、無段変速装置の設計の自由度がより一層向上する。又、前記第一駆動歯車26の歯数と前記第一従動歯車27の歯数との関係で、上記トロイダル型無段変速機2の入力側回転軸22を上記入力軸1aよりも高速で回転させる為、同じ動力(トルク×回転速度)を伝達する場合に、上記トロイダル型無段変速機2を通過するトルクを低く抑えられる。この為、前述した理由で、このトロイダル型無段変速機2の耐久性向上を、より一層図れる。
図2は、やはり請求項1〜4に対応する、本発明の実施例2を示している。本実施例の場合には、トロイダル型無段変速機2側の出力歯車25と、回転伝達軸15側の第二従動歯車28との間に設けるアイドル歯車29aを、入力軸1aの中間部周囲に、この入力軸1aに対する相対回転を自在に支持している。この為、本実施例の場合には、上記アイドル歯車29aを上記入力軸1aの中間部周囲に存在する空間に設置できて、空間の有効利用による、無段変速装置の小型・軽量化を図れる。
その他の部分の構成及び作用は、前述の実施例1と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重複する説明は省略する。
図3は、請求項1〜5に対応する、本発明の実施例3を示している。本実施例の場合には、回転伝達軸15aを、軸方向に2分割された第一部分44と第二部分45とから構成している。そして、第二動力伝達機構16aである歯車伝達機構に、2系統の動力伝達経路を持たせて、第一太陽歯車30を固定した第一部分44と第二太陽歯車35を固定した第二部分45とに、互いに異なる変速比で動力の伝達を行なわせる様にしている。
具体的には、上記歯車伝達機構を構成する為に、入力軸1aの中間部周囲に伝達筒46を、この入力軸1aに対する相対回転を自在に設けている。そして、この伝達筒46の中間部外周面に設けた第一アイドル歯車47を、トロイダル型無段変速機2側の出力歯車25と噛合させている。又、上記伝達筒46の両端部外周面に設けた第二、第三両アイドル歯車48、49のうち、第二アイドル歯車48を、上記第一太陽歯車30と共に回転する一方の第二従動歯車28aに噛合させている。これに対して、第三アイドル歯車49を、上記第二太陽歯車35と共に回転する他方の第二従動歯車28bに噛合させている。
本実施例の場合には、この様な構成を採用する事により、トロイダル型無段変速機2の出力部である出力側ディスク24と、第一、第二両遊星歯車機構17、18の一方の入力部(第一、第二各太陽歯車30、35)との間の変速比を含め、これら両遊星歯車機構17、18毎に1対ずつ、合計4個所存在する入力部に関する変速比を、各入力部毎に独自に設定でき様にしている。この様に、低速モード時と高速モード時とで、動力伝達に寄与する各部分に互いに異なる変速比を設定できる為、無段変速装置の設計の自由度をより一層向上させる事ができる。
本発明の実施例1を示す略断面図。 同実施例2を示す略断面図。 同実施例3を示す略断面図。 従来構造の1例を示す略断面図。
符号の説明
1、1a 入力軸
2 トロイダル型無段変速機
3 回転伝達軸
4 第一遊星歯車機構
5 第二遊星歯車機構
6 第二回転伝達軸
7 出力軸
8 第一動力伝達機構
9 第二動力伝達機構
10 低速用クラッチ
11 高速用クラッチ
12 第一リング歯車
13 第二キャリア
14 第一動力伝達機構
15、15a 回転伝達軸
16、16a 第二動力伝達機構
17 第一遊星歯車機構
18 第二遊星歯車機構
19 出力軸
20 低速用クラッチ
21 高速用クラッチ
22 入力側回転軸
23 入力側ディスク
24 出力側ディスク
25 出力歯車
26 第一駆動歯車
27 第一従動歯車
28、28a、28b 第二従動歯車
29、29a アイドル歯車
30 第一太陽歯車
31 第一リング歯車
32 第一キャリア
33 第一遊星歯車
34 歯車伝達機構
35 第二太陽歯車
36 第二リング歯車
37 第二キャリア
38 第二遊星歯車
39 歯車伝達機構
40 歯車
41 歯車
42 デファレンシャルギヤ
43 アクスル軸
44 第一部分
45 第二部分
46 伝達筒
47 第一アイドル歯車
48 第二アイドル歯車
49 第三アイドル歯車

Claims (5)

  1. 入力軸と、この入力軸の側方位置にこの入力軸と平行に配置されたトロイダル型無段変速機と、このトロイダル型無段変速機の入力部と上記入力軸との間に設けられて、これら入力部と入力軸との間で動力を伝達する第一動力伝達機構と、この入力軸を中心とする円周方向に関して上記トロイダル型無段変速機と異なる側方位置に、この入力軸と平行に配置された回転伝達軸と、このトロイダル型無段変速機の出力部とこの回転伝達軸との間に設けられて、これら出力部と回転伝達軸との間で動力を伝達する第二動力伝達機構と、この回転伝達軸の周囲に互いに同心に配置され、それぞれが第一、第二両入力部と出力部とを備えた、第一、第二両遊星歯車機構と、これら第一、第二両遊星歯車機構及び上記回転伝達軸と同心に配置されて、これら第一、第二両遊星歯車機構の出力部に接続若しくは接続自在とされた出力軸と、この出力軸に対するこれら第一、第二両遊星歯車機構の接続状態を切り換える為のクラッチ装置とを備えた無段変速装置。
  2. 第一動力伝達機構が、入力軸の一部に固定した第一駆動歯車とトロイダル型無段変速機の入力部に固定した第一従動歯車とを直接噛合させて、この入力部を上記入力軸と反対方向に、この入力軸よりも高速で回転させる歯車伝達機構であり、第二動力伝達機構が、上記トロイダル型無段変速機の出力部に固定した第二駆動歯車と回転伝達軸の一部に固定した第二従動歯車とをアイドル歯車を介して噛合させた歯車伝達機構である、請求項1に記載した無段変速装置。
  3. 第一遊星歯車機構が、入力軸を回転させた状態のまま出力軸を停止させるギヤードニュートラルを実現する低速モード時に動力の伝達を行なうものであり、第二遊星歯車機構が、上記入力軸と上記出力軸との間で伝達されるトルクに比べてトロイダル型無段変速機を通過するトルクを低く抑える高速モード時に動力の伝達を行なうものである、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載した無段変速装置。
  4. 第一遊星歯車機構が、回転伝達軸と共に回転する第一太陽歯車と、この第一太陽歯車の周囲に配置されて入力軸により回転駆動される第一リング歯車と、出力軸と共に回転する第一キャリアに回転自在に支持されてこの第一リング歯車及び上記第一太陽歯車と噛合した複数個の第一遊星歯車とから成り、第二遊星歯車機構が、上記回転伝達軸と共に回転する第二太陽歯車と、この第二太陽歯車の周囲に配置されて上記出力軸を回転駆動する第二リング歯車と、上記入力軸により回転駆動される第二キャリアに回転自在に支持されてこの第二リング歯車及び上記第二太陽歯車と噛合した複数個の第二遊星歯車とから成り、クラッチ装置が、低速モード時に繋がれる低速用クラッチと高速モード時に繋がれる高速用クラッチとから成るもので、このうちの低速用クラッチが上記入力軸と上記第一リング歯車との間に、同じく高速用クラッチが上記第二リング歯車と上記出力軸との間に、それぞれ動力の伝達方向に関して直列に設けられている、請求項3に記載した無段変速装置。
  5. 回転伝達軸が軸方向に2分割された第一部分と第二部分とから成るもので、第二動力伝達機構である歯車伝達機構が2系統の動力伝達経路を持って、第一太陽歯車を固定した第一部分と第二太陽歯車を固定した第二部分とに、互いに異なる変速比で動力の伝達を行なうものである、請求項4に記載した無段変速装置。
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