JP2006307905A - フロントフォーク - Google Patents

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Abstract

【課題】 フロントフォークにおいて、圧縮行程時に開く逆止弁まわりに流路を単純化し、減衰力の安定を図ること。
【解決手段】 フロントフォーク10において、作動油室31内で、シートパイプ22側に固定したバルブ押え手段36により押圧される逆止弁35を、ピストン25の端面に載せ、ピストン25に油溜室32と作動油室31を連通可能にする油路41を設け、逆止弁35の外周の周方向複数位置に切欠状油路42を設け、バルブ押え手段36とインナチューブ12の間に環状通路43を形成し、逆止弁35の切欠状油路42とピストン25の油路41をシートパイプ22の軸方向視で不合致とさせたもの。
【選択図】 図3

Description

本発明は自動二輪車等のフロントフォークに関する。
倒立型のフロントフォークとして、特許文献1に記載の如く、車体側アウタチューブに車輪側インナチューブを摺動自在に挿入し、アウタチューブのキャップに固定したシートパイプをインナチューブに設けたパイプガイドに摺動自在に挿入し、シートパイプの挿入端に固定した環状ばね受とインナチューブとの間に懸架スプリングを介装したものがある。このフロントフォークでは、インナチューブとシートパイプの間の環状領域であってパイプガイドの車輪側に位置する領域を作動油室とし、インナチューブの内周領域であって上記作動油室を構成しない領域と、シートパイプの内周領域とを一連の油溜室とし、アウタチューブの内周領域と、シートパイプの内周領域とを、油溜室の上部で一連をなす気体室とし、作動油室の油を油溜室に排出するオリフィスを形成して減衰力を発生させる減衰力発生手段を設け、環状ばね受に、油溜室から作動油室への油の流入を許容する逆止弁を設けている。
特開昭59-149885
特許文献1のフロントフォークは、作動油室内で、シートパイプ側に固定したバルブストッパにより上動規制される逆止弁を、シートパイプの外周に設けたバルブシートに接離自在としている。そして、フロントフォークの圧縮行程で、油溜室の油は、逆止弁をバルブシートから押し開き、バルブシートのインナチューブ側外周油路を経た後、逆止弁のシートパイプ側内周油路から、バルブストッパのインナチューブ側外周油路を通って作動油室へ流入する。このとき、逆止弁の内周油路からバルブストッパの外周油路を通る油の流路は、インナチューブとシートパイプの間の狭い領域で折れ曲がり状をなす複雑な流路になる。また、シートパイプがセンタリングされていないから、逆止弁の内周油路もバルブストッパの外周油路も、それらの流路面積を不安定にする。このため、複雑で不安定な流路を流れる油に気泡が生じ易くなって減衰力が不安定になり易く、また温度による減衰力の変動が大きくなり易い。
本発明の課題は、フロントフォークにおいて、圧縮行程時に開く逆止弁まわりに流路を単純化し、減衰力の安定を図ることにある。
請求項1の発明は、車体側アウタチューブに車輪側インナチューブを摺動自在に挿入し、アウタチューブのキャップに固定したシートパイプをインナチューブに設けたパイプガイドに摺動自在に挿入し、シートパイプの挿入端に固定したピストンをインナチューブの内周に摺接し、インナチューブとシートパイプの間の環状領域であってパイプガイドとピストンに挟まれる領域を作動油室とし、インナチューブの内周領域であって上記作動油室を構成しない領域と、シートパイプの内周領域とを一連の油溜室とし、アウタチューブの内周領域と、シートパイプの内周領域とを、油溜室の上部で一連をなす気体室とし、作動油室の油を油溜室に排出する通路を形成して減衰力を発生させる減衰力発生手段を設け、ピストンに、油溜室から作動油室への油の流入を許容する逆止弁を設けてなるフロントフォークにおいて、作動油室内で、シートパイプ側に固定したバルブ押え手段により押圧される逆止弁を、ピストンの端面に載せ、ピストンに油溜室と作動油室を連通可能にする油路を設け、逆止弁の外周の周方向複数位置に切欠状油路を設け、バルブ押え手段とインナチューブの間に環状通路を形成し、逆止弁の切欠状油路とピストンの油路をシートパイプの軸方向視で不合致とさせたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記ピストンの軸方向に圧入した回り止めピンに、逆止弁を摺動自在に係入し、両者の油路の位置を互いに不合致状態に規制するようにしたものである。
(請求項1)
(a)逆止弁がピストンの端面に載っている状態では、逆止弁の切欠状油路は、ピストンの油路と不合致であり、ピストンにより閉じられる。フロントフォークの圧縮行程で、油溜室の油がピストンの油路を介して逆止弁をピストンの端面から押し開くと、油溜室の油は、ピストンの油路を経た後、逆止弁のインナチューブ側外周油路から、バルブ押え手段のインナチューブ側環状通路を通って作動油室へ流入する。このとき、逆止弁のインナチューブ側外周油路から、バルブ押え手段のインナチューブ側環状通路を通る油の流路は、インナチューブの内周に沿ってストレート状をなす単純な流路になる。このため、単純な流路を流れる油に気泡を生じにくく、減衰力の不安定化を招かないし、温度による減衰力の変動も生じにくい。
(請求項2)
(b)逆止弁がシートパイプに固定したピストンとともにセンタリングされ、ピストンに設けた回り止めピンにガイドされて開閉動し、逆止弁の切欠状油路とピストンの油路の相対的位置関係をシートパイプの軸方向視で常に一定に保つから、逆止弁が開いたときの流路の形成をくり返し安定化できる。
図1はフロントフォークを示す断面図、図2は図1の要部拡大断面図、図3はシートパイプに設けたピストンと逆止弁を示す断面図、図4はピストンに載せた逆止弁を示す平面図、図5はピストンを示し、(A)は断面図、(B)は平面図、図6は逆止弁を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図、図7はフロントフォークの変形例を示す要部断面図、図8はピストンに載せた逆止弁を示す平面図、図9はピストンを示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。
自動二輪車等の倒立型フロントフォーク10は、図1、図2に示す如く、車体側アウタチューブ11に、車輪側インナチューブ12を摺動自在に挿入して倒立にし、両チューブ11、12の間に懸架スプリング13を介装している。
アウタチューブ11の下端(車輪側をいう)内周と、インナチューブ12の上端(車体側をいう)外周の2位置には、アウタチューブ11とインナチューブ12の摺動をガイドするブッシュ14、15が嵌着されている。アウタチューブ11の下端内周部には、オイルシール16、ダストシール17が嵌着されている。
アウタチューブ11は不図示のアッパ又はロアのブラケットを介して車体側に支持され、インナチューブ12は該インナチューブ12の下端外周に螺着されて固定される車軸ブラケット18を介して車軸に結合される。
アウタチューブ11の上端部にはキャップ21が螺着され、キャップ21に螺着して固定したシートパイプ22をインナチューブ12に設けたパイプガイド23のガイドリング24に摺動自在に液密に挿入する。このとき、インナチューブ12は上端側から一定長さ範囲に渡るカラー19を螺着されて挿着され、カラー19の下端内周にパイプガイド23を螺着される。
インナチューブ12に設けたパイプガイド23に挿入されたシートパイプ22の挿入端にはピストン25が固定され、ピストン25のピストンリング26をインナチューブ12の内周に摺接する。これにより、シートパイプ22はインナチューブ12に対しセンタリングされる。ピストン25は、図5に示す如くに構成され、上小径部をシートパイプ22の内周に嵌着されるとともに、それらの半径方向に挿着されるピン27によりその嵌着状態を固定化される。25Aはピン27のために上小径部に設けたピン孔、25Bはピストンリング26のために大径部に設けた環状溝である。
アウタチューブ11のキャップ21に固定したシートパイプ22に上述の如くに設けたピストン25の大径部下面と、インナチューブ12に固定した車軸ブラケット18の底面に設けたスプリングシート28との間に、前述の懸架スプリング13を介装する。ピストン25はピストンリング26が設けられる大径部から下方に延びる下小径部を備え、この下小径部まわりの大径部下面に懸架スプリング13を着座させる。
フロントフォーク10は、アウタチューブ11とインナチューブ12の内部に作動油を装填する。インナチューブ12とシートパイプ22の間の環状領域であって、パイプガイド23とピストン25に挟まれる領域を作動油室31とする。インナチューブ12の少なくとも下端側の内周領域であって上記作動油室31を構成しない領域と、シートパイプ22の下端側の内周領域とを一連の油溜室32とする。アウタチューブ11の上端側の内周領域と、シートパイプ22の上端側の内周領域を、油溜室32の上部で、シートパイプ22に設けた通孔22Aを介して一連をなす気体室33とする。
尚、アウタチューブ11とインナチューブ12の間の環状隙間であって、上下のブッシュ14、15に挟まれる領域は、インナチューブ12(カラー19)に設けた通孔12Aを介して、油溜室32、気体室33に連通され、体積補償される。
フロントフォーク10は、作動油室31と油溜室32を連通する減衰力発生手段34をシートパイプ22に設ける。減衰力発生手段34は、図3に示す如く、孔状オリフィス34Aからなり、フロントフォーク10の伸長行程時に、作動油室31の油を油溜室32に排出する通路を形成し、その通路抵抗に起因する伸側減衰力を発生する。
フロントフォーク10は、図3、図4に示す如く、ピストン25に、油溜室32から作動油室31への油の流入を許容し、その逆流を阻止する逆止弁35を設ける。逆止弁35は、ピストン25と同一外径をなし、インナチューブ12の内周に摺接できる。逆止弁35は、作動油室31内で、シートパイプ22側に固定したバルブ押え手段36により押圧され、ピストン25の大径部の上端面に密着するように載せられる。バルブ押え手段36は、シートパイプ22の下端面と、シートパイプ22が嵌着されたピストン25の上小径部の段差面との間に挟持されるバルブストッパ37と、バルブストッパ37にバックアップされて逆止弁35を押圧するバルブスプリング38にて構成される。
ピストン25は、図5に示す如く、大径部の上端面〜下端面に貫通し、作動油室31と油溜室32を連通可能にする複数の油路41を、大径部の端面内の周方向複数位置(本実施例では4位置)に備える。逆止弁35は、図6に示す如く、概ね円盤状をなし、外周の周方向複数位置(本実施例では4位置)に円弧状に切欠かれた切欠状油路42を備える。バルブ押え手段36のバルブストッパ37は、シートパイプ22側に固定された状態で、インナチューブ12との間に環状通路43を設ける。
シートパイプ22にピストン25を固定し、ピストン25の大径部の上端面の所定位置に逆止弁35を組付けた状態で、逆止弁35の切欠状油路42とピストン25の油路41はシートパイプ22の軸方向視でそれらの一部も重なり合わないように不合致にされる。本実施例では、ピストン25の大径部の軸方向に圧入した回り止めピン39に、逆止弁35の位置合わせ孔35Aを摺動自在に係入し、両者の油路41、42の位置を互いに上述の不合致状態に組付け維持する。
フロントフォーク10にあっては、逆止弁35がピストン25の端面に載っている状態では、逆止弁35の切欠状油路42は、ピストン25の油路41と不合致であり、ピストン25により閉じられる。フロントフォーク10の圧縮行程で、油溜室32の油がピストン25の油路41を介して逆止弁35をピストン25の端面から押し開くと、油溜室32の油は、ピストン25の油路41を経た後、逆止弁35のインナチューブ12側外周油路42から、バルブ押え手段36のインナチューブ12側環状通路43を通って作動油室へ流入する。これにより、油路41、42の通路抵抗に起因する圧側減衰力を発生する。
従って、フロントフォーク10は、懸架スプリング13と気体室33の気体ばねにより、車両が路面から受ける衝撃力を吸収し、懸架スプリング13と気体ばねによる衝撃力の吸収に伴なうアウタチューブ11とインナチューブ12の伸縮振動を以下の減衰力により制振する。
(圧縮時)
フロントフォーク10の圧縮時には、アウタチューブ11及びシートパイプ22がインナチューブ12に対して沈み込んで作動油室31が拡張され、作動油室31が負圧になる結果、油溜室32の油が、前述の如くに逆止弁35を押し開き、ピストン25の油路41、逆止弁35の切欠状油路42、インナチューブ12とバルブストッパ37の間の環状通路43を通って作動油室31に流入し、油路41、42の通路抵抗に起因する圧側減衰力を生ずる。
(伸長時)
フロントフォーク10の伸長時には、ピストン25が作動油室31を加圧する結果、逆止弁35は閉じられ、作動油室31の油が減衰力発生手段34のオリフィス34Aを通って油溜室32に排出され、オリフィス34Aの通路抵抗に起因する伸側減衰力を生ずる。
尚、フロントフォーク10の最大圧縮時には、アウタチューブ11のキャップ21の下端面に設けてあるバンプラバー101がインナチューブ12(カラー19)の上端面に衝合して最圧縮時の緩衝を行なう。
また、フロントフォーク10の最伸長時には、シートパイプ22の下端側外周部に係止したスプリング受102Aが支持するリバウンドスプリング102をインナチューブ12(カラー19)に設けてあるパイプガイド23の下端面に衝合して最伸長時の緩衝を行なう。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)逆止弁35のインナチューブ側外周油路42から、バルブ押え手段36のインナチューブ側環状通路43を通る油の流路は、インナチューブ12の内周に沿ってストレート状をなす単純な流路になる。このため、単純な流路を流れる油に気泡を生じにくく、減衰力の不安定化を招かないし、温度による減衰力の変動も生じにくい。
(b)逆止弁35がシートパイプ22に固定したピストン25とともにセンタリングされ、ピストン25に設けた回り止めピン39にガイドされて開閉動し、逆止弁35の切欠状油路42とピストン25の油路41の相対的位置関係をシートパイプ22の軸方向視で常に一定に保つから、逆止弁35が開いたときの流路の形成をくり返し安定化できる。
図7〜図9の変形例が、前記実施例と異なる点は、ピストン25として、ピストンリング26を備えないピストン25を採用したことにある。ピストン25は、図9に示す如く、大径部の外周の周方向複数位置(本実施例では4位置)に円弧状に切り欠いた油路41を備える。
従って、シートパイプ22にピストン25を固定し、ピストン25の大径部の上端面の所定位置に逆止弁35を組付けた状態で、逆止弁35の切欠状油路42とピストン25の油路41はシートパイプ22の軸方向視で不合致にされ、しかも逆止弁35の切欠状油路42を切欠かれていない外周部分がピストン25の油路41を完全に塞ぐ。本変形例でも、ピストン25の大径部の軸方向に圧入した回り止めピン39に、逆止弁35の位置合わせ孔35Aを摺動自在に係入し、両者の油路41、42の位置を互いに上述の不合致状態に組付け維持する。
本変形例にあっても、逆止弁35がピストン25の端面に載っている状態では、逆止弁35の切欠状油路42は、ピストン25の油路41と不合致であり、ピストン25により閉じられる。このとき、ピストン25の油路41は、ピストン25と同一外径の逆止弁35により完全に塞がれているから、ピストン25は逆止弁35をこのように一体に備えることにより、作動油室31と油溜室32を仕切ることができる。そして、フロントフォーク10の圧縮行程で、油溜室32の油がピストン25の油路41を介して逆止弁35をピストン25の端面から押し開くと、油溜室32の油は、ピストン25の油路41を経た後、逆止弁35のインナチューブ側外周油路42から、バルブ押え手段36のインナチューブ側環状通路43を通って作動油室31へ流入する。
従って、本変形例にあっても、前記実施例におけると同様の作用効果を奏する。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1はフロントフォークを示す断面図である。 図2は図1の要部拡大断面図である。 図3はシートパイプに設けたピストンと逆止弁を示す断面図である。 図4はピストンに載せた逆止弁を示す平面図である。 図5はピストンを示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。 図6は逆止弁を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図である。 図7はフロントフォークの変形例を示す要部断面図である。 図8はピストンに載せた逆止弁を示す平面図である。 図9はピストンを示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。
符号の説明
10 フロントフォーク
11 アウタチューブ
12 インナチューブ
21 キャップ
22 シートパイプ
23 パイプガイド
25 ピストン
31 作動油室
32 油溜室
33 気体室
34 減衰力発生手段
35 逆止弁
36 バルブ押え手段
39 回り止めピン
41 油路
42 切欠状油路
43 環状通路

Claims (2)

  1. 車体側アウタチューブに車輪側インナチューブを摺動自在に挿入し、
    アウタチューブのキャップに固定したシートパイプをインナチューブに設けたパイプガイドに摺動自在に挿入し、
    シートパイプの挿入端に固定したピストンをインナチューブの内周に摺接し、
    インナチューブとシートパイプの間の環状領域であってパイプガイドとピストンに挟まれる領域を作動油室とし、
    インナチューブの内周領域であって上記作動油室を構成しない領域と、シートパイプの内周領域とを一連の油溜室とし、
    アウタチューブの内周領域と、シートパイプの内周領域とを、油溜室の上部で一連をなす気体室とし、
    作動油室の油を油溜室に排出する通路を形成して減衰力を発生させる減衰力発生手段を設け、
    ピストンに、油溜室から作動油室への油の流入を許容する逆止弁を設けてなるフロントフォークにおいて、
    作動油室内で、シートパイプ側に固定したバルブ押え手段により押圧される逆止弁を、ピストンの端面に載せ、
    ピストンに油溜室と作動油室を連通可能にする油路を設け、逆止弁の外周の周方向複数位置に切欠状油路を設け、バルブ押え手段とインナチューブの間に環状通路を形成し、逆止弁の切欠状油路とピストンの油路をシートパイプの軸方向視で不合致とさせたことを特徴とするフロントフォーク。
  2. 前記ピストンの軸方向に圧入した回り止めピンに、逆止弁を摺動自在に係入し、両者の油路の位置を互いに不合致状態に規制する請求項1に記載のフロントフォーク。
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