JP2006307787A - 電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置 - Google Patents

電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 電動機の回生動作を利用して、車両挙動制御が実行されるような状態を未然に防ぐ。
【解決手段】 アクセル開度AAと機関回転数NEに応じて目標過給圧を算出する(ステップ104)。過給圧PIMが目標過給圧よりも大きいと判別された場合(ステップ106でYES)には、内燃機関で発生するトルクが大きいと推定され、内燃機関で発生するトルクを抑制する必要があると判断される。この場合、MATの電動機の回生動作を実行する(ステップ108)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回生動作可能な電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置に関する。
電動機により駆動可能な過給機を有する内燃機関が知られている。この内燃機関によれば、排気エネルギが小さい場合であっても、電動機を用いて過給圧を高めることができる。
また、TRC(traction control)やVSC(vehicle stability control)のような車両挙動制御に協調させて、電動機の駆動制御を行うことが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1によれば、TRCの継続の有無が予測され、その予測結果に基づいて電動機の作動継続もしくは停止が選択される。
特開2003−343299号公報
上記特許文献1には、車両挙動制御を前提とした電動機の制御が記載されているだけであり、電動機の二次的な利用方法については記載されていない。
また、車両挙動制御を具備していない車両も存在するが、このような車両が滑りやすい路面を走行する際、車両姿勢の変化を十分抑制することができない事態が生じ得る。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、電動機の回生動作を利用して、車両挙動制御が実行されるような状態を未然に防ぐことを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置であって、
内燃機関の排気通路に設けられたタービンと、該タービンを介して回生動作が可能な電動機と、該電動機により駆動可能なコンプレッサとを有する過給機と、
アクセル開度値もしくはアクセル開度変化量を取得するアクセル開度値取得手段と、
前記アクセル開度値取得手段により取得されたアクセル開度値もしくはアクセル開度変化量に基づいて、前記内燃機関で発生するトルクもしくはトルク変化量を推定するトルク推定手段と、
車両が低μ路を走行しており、かつ、前記トルク推定手段により推定されたトルクもしくはトルク変化量が所定値よりも大きい場合に、前記電動機による回生動作を実行する電動機制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、機関回転数値を取得する機関回転数値取得手段と、
過給圧値を検出する過給圧値検出手段と、
前記内燃機関に噴射する噴射燃料量を制御する燃料噴射量制御手段とを更に備え、
前記電動機制御手段は、前記機関回転数値と前記過給圧値もしくは前記噴射燃料量とが比例関係を有するように前記電動機による回生動作を実行するものであることを特徴とする。
また、第3の発明は、電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置であって、
内燃機関の排気通路に設けられたタービンと、該タービンを介して回生動作が可能な電動機と、該電動機により駆動可能なコンプレッサとを有する過給機と、
機関回転数値を取得する機関回転数値取得手段と、
アクセル開度値もしくはアクセル開度変化量を取得するアクセル開度値取得手段と、
過給圧値を検出する過給圧値検出手段と、
車両が低μ路を走行する際に、前記機関回転数値取得手段により取得された機関回転数値と、前記アクセル開度値取得手段により取得されたアクセル開度値もしくはアクセル開度変化量とに基づいて、目標過給圧を算出する目標過給圧算出手段と、
前記過給圧値検出手段により検出された過給圧値が、前記目標過給圧算出手段により算出された目標過給圧よりも大きい場合に、前記電動機による回生動作を実行する電動機制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、第4の発明は、第3の発明において、前記目標過給圧算出手段は、前記機関回転数値に対して比例関係を有するように前記目標過給圧を算出するものであることを特徴とする。
また、第5の発明は、第1から第4の何れかの発明において、前記過給機により過給された空気の一部を前記過給機に再循環させる吸気バイパス通路と、
前記吸気バイパス通路を開閉する吸気バイパス弁と、
前記電動機による回生動作を実行する際に、前記吸気バイパス弁を開弁制御する吸気バイパス弁制御手段とを更に備えたことを特徴とする。
第1の発明によれば、アクセル開度もしくはアクセル開度変化量に基づき推定されたトルクもしくはトルク変化量が所定値よりも大きい場合に、電動機による回生動作が実行される。電動機の回生動作により、過給圧を低下させることができるため、燃料噴射量を減少させることができる。その結果、内燃機関で発生するトルクを抑えることができる。従って、車両が低μ路を走行する場合に、急激なトルクの発生もしくはトルク変化を抑制することができる。よって、電動機の回生動作を利用して、車両挙動制御が実行されるような状態を未然に防ぐことができる。
第2の発明によれば、機関回転数値と過給圧値もしくは噴射燃料量とが比例関係を有するように、電動機による回生動作が実行される。これにより、車両が低μ路を走行する場合に最適なトルクを内燃機関で発生させることができる。
第3の発明によれば、算出された目標過給圧よりも過給圧値が大きい場合に、電動機による回生動作が実行される。電動機の回生動作により、過給圧を下げることができるため、燃料噴射量を減少させることができる。その結果、内燃機関で発生するトルクを抑えることができる。従って、車両が低μ路を走行する場合に、急激なトルク発生もしくはトルク変化を抑制することができる。よって、電動機の回生動作を利用して、車両挙動制御が実行されるような状態を未然に防ぐことができる。
第4の発明によれば、機関回転数値と目標過給圧が比例関係を有するため、車両が低μ路を走行する場合に、アクセル開度値もしくはアクセル開度変化量に応じた最適な目標過給圧が算出される。よって、車両が低μ路を走行する場合に最適なトルクを内燃機関で発生させることができる。
第5の発明によれば、電動機の回生動作を実行すると共に、吸気バイパス弁が開弁制御される。これにより、過給圧値の目標過給圧からの乖離が大きい場合であっても、過給圧を精度良く制御することができる。よって、車両が低μ路を走行する際のトルク制御を精度良く行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるシステム構成を示す図である。本実施の形態1のシステムは、電動機付き過給機(モータアシストターボチャージャ)を有するディーゼルエンジンである。
本実施の形態1のシステムは、複数の気筒2aを有するエンジン本体2を備えている。エンジン本体2には冷却水温センサ4が設けられている。図1に示すシステムにおいて、エンジン本体2は、4つの気筒2aに対応して、4つのインジェクタ6を有している。インジェクタ6は、高圧の燃料を気筒2a内に直接噴射するように構成されている。複数のインジェクタ6は、共通のコモンレール8に接続されている。コモンレール8は、サプライポンプ10を介して燃料タンク12に連通している。サプライポンプ10は、燃料タンク12から汲み上げた燃料を所定の圧力まで圧縮し、この圧縮された燃料をコモンレール8に供給するように構成されている。
エンジン本体2には、吸気マニホールド14が接続されている。吸気マニホールド14には、過給圧センサ16が設けられている。過給圧センサ16は、後述するコンプレッサ26aによって過給された空気(以下「過給空気」という。)の圧力、すなわち、過給圧PIMを測定するように構成されている。吸気マニホールド14には吸気通路18が接続されている。吸気マニホールド14と吸気通路18との接続部近傍には、吸気温度センサ20が設けられている。吸気温度センサ20は、過給空気の温度を測定するように構成されている。吸気通路18における吸気温度センサ20の上流には、電磁式の吸気絞り弁22が設けられている。さらに、吸気絞り弁22の上流には、空冷式のインタークーラ24が設けられている。インタークーラ24は、過給空気を冷却するように構成されている。
インタークーラ24の上流には、電動機付きターボチャージャ(以下「MAT」という。)26のコンプレッサ26aが設けられている。コンプレッサ26aは、図示しない連結軸を介してタービン26bと連結されている。タービン26bは、後述する排気通路40に設けられている。このタービン26bが排気エネルギにより回転駆動されることによって、コンプレッサ26aが回転駆動される。
コンプレッサ26aとタービン26bの間には、電動機26cである交流モータが設けられている。電動機26cは、モータコントローラ28に接続されている。モータコントローラ28にはバッテリ29が接続されている。モータコントローラ28は、バッテリ29に蓄えられた電力を電動機26cに供給するように構成されている。また、電動機26cは、排気エネルギでタービン26bを回転させることにより回生動作し、該回生動作により発電するように構成されている。モータコントローラ28は、電動機26cにより発電された電力をバッテリ29に充電するように構成されている。電動機26cの駆動軸は、上記連結軸を兼ねている。よって、コンプレッサ26aは、電動機26cにより強制的に回転駆動可能に構成されている。
コンプレッサ26aの上流にはエアフロメータ30が設けられている。エアフロメータ30は、大気中から吸気通路18内に吸入される空気の量(吸入空気量)を測定するように構成されている。エアフロメータ30の上流にはエアクリーナ32が設けられている。さらに、エアクリーナ32の上流は、大気に開放されている。
コンプレッサ26aとエアフロメータ30との間には、吸気バイパス通路34の一端が接続されている。吸気バイパス通路34の他端は、インタークーラ24と吸気絞り弁22との間に接続されている。吸気通路18と吸気バイパス通路34の他端との接続部には、吸気バイパス弁36が設けられている。この吸気バイパス弁36が開弁されると、MAT26により過給され、インタークーラ24により冷却された空気の一部が吸気バイパス通路34を通ってコンプレッサ26aの吸気側に戻される。これにより、コンプレッサ26aの圧力を低減することができる。
また、エンジン本体2には、上記吸気マニホールド14と対向するように排気マニホールド38が接続されている。排気マニホールド38には排気通路40が接続されている。上述したように、排気通路40には、MAT26のタービン26bが設けられている。タービン26bは、排気通路40を流通する排気ガスのエネルギによって回転駆動されるように構成されている。
排気通路40におけるタービン26bの下流には、排気ガスを浄化するための触媒42が設けられている。
排気マニホールド38にはEGR通路44の一端が接続されている。EGR通路44の他端は、吸気マニホールド14と吸気通路18との接続部近傍に接続されている。吸気通路18とEGR通路44の他端との接続部近傍には、EGRバルブ46が設けられている。EGR通路44の途中には、EGR通路44を流れる排気ガスを冷却するEGRクーラ48が設けられている。このEGRバルブ46が開弁されると、排気ガスの一部がEGR通路44及びEGRクーラ48を通って吸気通路18に戻される。排気ガスは空気に比べて酸素量が少ないため、NOxの生成量を低減することができる。
本実施の形態1のシステムは、制御装置であるECU(Electronic Control Unit)60を備えている。
ECU60の入力側には、冷却水温センサ4、過給圧センサ16、吸気温度センサ20、エアフロメータ30のほか、クランク角センサ52、アクセル開度センサ54、車輪速センサ56等が接続されている。クランク角センサ52は、図示しないクランク軸の回転角度を検出するように構成されている。アクセル開度センサ54は、図示しないアクセルペダルの開度(以下「アクセル開度」という。)AAを検出するように構成されている。車輪速センサ56は、左右の車両駆動輪にそれぞれ設けられ、各駆動輪の回転数を検出するように構成されている。
また、ECU60の出力側には、インジェクタ6、ポンプ10、モータコントローラ28、吸気バイパス弁36、EGRバルブ46等が接続されている。
ECU60は、クランク角センサ52の出力に基づいて、機関回転数NEを算出する。
ECU60は、車輪速センサ56の出力に基づいて、すなわち、左右の駆動輪の回転数差に基づいて、車両が走行する路面が低μ路が否かを判別することができる。ECU60は、後述する車両出力特性制御により、車両が低μ路を走行する際、モータコントローラ28に対し、電動機26cを回生動作もしくは駆動するように指示する。
また、図示しないが、車両内には、車両運転者によりON/OFF操作されるスノーモードスイッチが設けられている。スノーモードスイッチがONの場合、後述する車両出力特性制御が実行される。さらに、図示しないが、スノーモードスイッチがONの場合に点灯するランプが車両内に設けられている。
[実施の形態1の特徴]
図2は、所定のアクセル開度AAに対応する内燃機関の過給圧特性を示す図である。過給圧は燃料噴射量と関係し、燃料噴射量は内燃機関で発生するトルクと関係している。よって、図2は、内燃機関の出力特性をも示している。
図2において、参考用として波線で示すように、内燃機関がノーマルターボ(つまり、電動機を備えていない過給機)を有する場合には、低機関回転数域では過給圧が低く、ある機関回転数から過給圧が急激に立ち上がる。また、図1に示すMAT26を備えた内燃機関の場合には、図2において一点鎖線で示すように、通常制御により電動機26cを駆動することで、低機関回転数域から過給圧の立ち上がりを大きくすることができる。すなわち、MAT26を作動させることにより、低機関回転数域におけるターボラグを解消することができる。
このように過給圧が高いと、燃料噴射量が多くなり、内燃機関で発生するトルクが大きくなる。また、車両運転者によるアクセル開度操作が大きい場合には、過給圧の上昇がより大きくなるため、より大きいトルクが内燃機関で発生する。
ところで、雪道や凍結路のような滑りやすい路面、すなわち、低μ路を車両が走行する場合に、このような大きいトルクが発生すると、車両姿勢が急激に変化する可能性がある。このような場合に、既述したようにTRCやVSC等の車両挙動制御を行うことが知られている。
しかし、車両挙動制御は必ずしも車両に具備されているわけではなく、車両挙動制御を伴わない車両も存在する。車両挙動制御を具備しない車両が低μ路を走行する場合に、上述のような大きいトルクが内燃機関で発生すると、走行中に車両姿勢を崩してしまう事態が生じ得る。
上述したように、低μ路を車両が走行する際には、内燃機関で発生するトルクを抑える必要がある。そこで、本実施の形態1では、機関回転数NEに対して比例関係を有するようにトルクを制御する。かかるトルク制御は、図2において実線で示すように、機関回転数NEに対して比例関係を有するように過給圧を制御することにより実現することができる。
すなわち、本実施の形態1では、アクセル開度AAと機関回転数NEに基づいて車両で発生する過給圧を推定することで、車両で発生するトルクを推定する(図2の一点鎖線で示す)。そして、この推定したトルクが、図2の実線で示す目標値、すなわち、低μ路の走行で車両姿勢が変化しないようなトルクよりも大きい場合には、電動機26cの回生動作を実行する。電動機26cの回生動作により、過給圧が低下するため、燃料噴射量を減少させることができ、内燃機関で発生するトルクを目標値まで抑えることができる。
従って、本実施の形態1によれば、電動機26cの回生動作を利用して、車両挙動制御が実行されるような状態を未然に防ぐことができる。よって、車両挙動制御を具備しない車両であっても、電動機26cの回生動作により発生トルクを抑制することで、車両姿勢の急激な変化を防ぐことができる。また、車両挙動制御を具備する車両であっても、車両挙動制御を実行する前に車両姿勢を制御することができるため、走行安定性を向上させることができる。
[実施の形態1における具体的処理]
図3は、本実施の形態1において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。すなわち、図3は、本実施の形態1において実行される車両出力特性制御を示すフローチャートである。
図3に示すフローによれば、先ず、スノーモードスイッチがONであるか否かを判別する(ステップ100)。ステップ100でスノーモードスイッチがOFFであると判別された場合には、本ルーチンを終了する。
一方、ステップ100でスノーモードスイッチがONであると判別された場合には、機関回転数NE(rpm)、アクセル開度AA(%)、過給圧PIM(kPa)の値を取り込む(ステップ102)。
次に、ECU60内に予め記憶されたマップを参照して、機関回転数NEとアクセル開度AAに応じた目標過給圧を算出する。該マップにおいて、目標過給圧は、アクセル開度AAとの関係で定められている。さらに、該マップにおいて、図2に実線で示すように、目標過給圧は、機関回転数NEに対して略リニアな関係で定められている。よって、該マップによれば、車両が低μ路を走行する際に最適な目標過給圧が算出される。ここで、過給圧は、燃料噴射量と関係し、更に内燃機関で発生するトルクと関係する。よって、該マップによれば、車両が低μ路を走行する際に最適なトルクを発生するような目標過給圧が算出される。
次に、過給圧PIMが目標過給圧よりも大きいか否かを判別する(ステップ106)。このステップ106では、スロットル開度AAと過給圧PIMの値から推定されるトルクが、低μ路を走行する際に最適なトルクよりも大きいか否かが判別される。すなわち、内燃機関で発生するトルクを抑制する必要があるか否かが判別される。
ステップ106で過給圧PIMが目標過給圧よりも大きいと判別された場合、つまり、内燃機関で発生するトルクを抑制する必要があると判別された場合には、ECU60からモータコントローラ28にMAT回生動作指示が出される(ステップ108)。このMAT回生動作指示により、タービン26bを介して電動機26cは回生動作する。なお、この電動機26cの回生動作により発電された電力は、モータコントローラ28を介してバッテリ29に蓄電される。電動機26cの回生動作により、過給圧が低下するため、燃料噴射量が減少せしめられる。その結果、内燃機関で発生するトルクが抑制され、低μ路の走行に最適なトルクが実現される。
一方、ステップ106で過給圧PIMが目標過給圧以下であると判別された場合、つまり、内燃機関で発生するトルクを増加させる必要があると判別された場合には、吸気バイパス弁36を閉弁操作する(ステップ110)。
次に、電動機26cが駆動されているか否か、すなわち、モータコントローラ28により電動機26cに電力が供給されているか否かを判別する(ステップ112)。このステップ112で電動機26cが駆動されていると判別された場合には、上記ステップ108における吸気バイパス弁36の閉弁制御により過給圧PIMが目標過給圧まで上昇すると判断され、本ルーチンを終了する。一方、上記ステップ112で電動機26cが駆動されていないと判別された場合には、上記ステップ110における吸気バイパス弁26の閉弁制御だけでは過給圧PIMを目標過給圧まで上昇させることができないと判断される。この場合、ECU60は、ECU60内に予め記憶された別のマップを参照して、過給圧PIMに応じたMAT26への供給電力を算出すると共に、モータコントローラ28にMAT駆動指示が出される(ステップ114)。このMAT駆動指示により、電動機26cへの電力供給が行われ、電動機26cが強制駆動される(MATオン)。
以上説明したように、図3に示すルーチンによれば、アクセル開度AA及び機関回転数NEに応じて目標過給圧を算出し、算出した目標過給圧よりも過給圧が大きい場合には、内燃機関で発生するトルク推定量が大きいと判断され、電動機26cの回生動作が実行される。電動機26cの回生動作により、タービン26bの回転数が低下し、その結果、過給圧が低下する。よって、燃料噴射量を抑えることができ、発生トルクを抑えることができる。
ところで、本実施の形態1では、ディーゼルエンジンのシステムについて説明したが、本発明を、MATを有するガソリンエンジンのシステムに対しても適用することができる。
また、本実施の形態1では、車両運転者によってスノーモードスイッチがON操作された場合に、車両出力特性制御を行っているが、これに限られず、車輪速センサ56により左右駆動輪の回転数差が検出された場合に、車両出力特性制御を行ってもよい。
また、本実施の形態1では、アクセル開度AAに基づき推定されたトルクが大きい場合に電動機26cを回生動作させているが、アクセル開度AAの変化量に基づき、トルク変化量を推定し、この推定したトルク変化量が大きい場合に電動機26cを回生動作させてもよい。この場合も、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、本実施の形態1では、過給圧PIMと目標過給圧との比較結果に基づいて電動機26cを回生動作させているが、発生トルクと関係を有する燃料噴射量と目標燃料噴射量との比較結果に基づいて電動機26cを回生動作させてもよい。ここで、燃料噴射量は過給圧により定まるため、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、本実施の形態1では、吸気バイパス通路34の他端が、インタークーラ24と吸気絞り弁22との間に接続されているが、これに限らず、インタークーラ24とコンプレッサ26aとの間に接続されたシステムであってもよい。
また、本実施の形態1では、クランク角センサ52の検出信号に基づいて機関回転数NEを算出しているが、機関回転数センサを用いて機関回転数NEを直接検出するシステムを用いることによっても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
尚、本実施の形態1においては、ECU60が、ステップ102の処理を実行することにより第1及び第3の発明における「アクセル開度値取得手段」、並びに、第2及び第3の発明における「機関回転数値取得手段」及び「過給圧値検出手段」が、ステップ104の処理を実行することにより第3の発明における「目標過給圧算出手段」が、それぞれ実現されている。
また、ECU60が、ステップ106の処理を実行することにより第1の発明における「トルク推定手段」が、ステップ106及びステップ108の処理を実行することにより第1及び第3の発明における「電動機制御手段」が、それぞれ実現されている。
実施の形態2.
次に、図4を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態2のシステムは、図1に示すハードウェア構成を用いて、ECU60に、後述する図4に示すルーチンを実行させることにより実現することができる。
[実施の形態2の特徴]
上記実施の形態1では、過給圧PIMが目標過給圧よりも大きい場合にMATの回生動作が実行される。
ところで、過給圧PIMの目標過給圧からの乖離が大きい場合には、MATの回生動作のみでは、過給圧を目標空燃比まで低下させることができない事態や、目標空燃比まで低下させるまでの時間が長くなる事態が生じ得る。この場合、低μ路走行時における車両の姿勢制御を精度良く行うことができない可能性がある。
そこで、本実施の形態2では、過給圧PIMの目標過給圧からの乖離が大きい場合には、MATの回生動作を実行すると共に、吸気バイパス弁36を開弁操作する。ここで、吸気バイパス弁36の開度は、過給圧PIMの目標過給圧からの乖離度に応じて決定する。具体的には、乖離度が大きいほど、吸気バイパス弁36の開度を大きくする。これにより、本実施の形態2では、過給圧PIMを目標空燃比に対して精度良く制御することができる。よって、内燃機関で発生されるトルクを精度良く制御することができ、低μ路を走行する際に、車両姿勢制御を精度良く行うことができる。
[実施の形態2における具体的処理]
図4は、本実施の形態2において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。
図4に示すフローによれば、先ず、実施の形態1と同様に、ステップ106の処理まで実行する。
ステップ106で過給圧PIMが目標過給圧以下であると判別された場合には、実施の形態1と同様に、吸気バイパス弁36を開弁操作する(ステップ(110)。さらに、電動機26cが駆動されているか否かを判別する(ステップ112)。このステップ112で電動機26cが駆動されていると判別された場合には、本ルーチンを終了する。一方、電動機26cが駆動されていないと判別された場合には、電動機26cを強制駆動した後(ステップ114)、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ106で過給圧PIMが目標過給圧よりも大きいと判別された場合、つまり、内燃機関で発生するトルクを抑制する必要があると判別された場合には、次のステップ116に移る。このステップ116では、過給圧と目標過給圧との差が所定値よりも大きいか否か、つまり、過給圧の目標過給圧からの乖離が大きいか否かを判別する。ステップ116で過給圧と目標過給圧との差が所定値以下であると判別された場合、つまり、過給圧の目標過給圧からの乖離が小さいと判別された場合には、吸気バイパス弁36の開弁操作をすることなく、ECU60からモータコントローラ28にMAT回生動作指示が出される(ステップ124)。このMAT回生動作指示により、タービン26bを介して電動機26cは回生動作し、過給圧が低下する。
ステップ116で過給圧と目標過給圧との差が所定値よりも大きいと判別された場合、つまり、過給圧の目標過給圧からの乖離が大きいと判別された場合には、ECU60からモータコントローラ28にMAT回生動作指示が出され、電動機26cの回生動作が実行される(ステップ118)。さらに、ECU60内に予め記憶された別のマップを参照して、過給圧と目標過給圧との差に応じた吸気バイパス弁36の開度が算出される(ステップ120)。該マップにおいて、過給圧と目標過給圧との差が大きいほど、吸気バイパス弁36の開度が大きくなるように設定されている。このマップによれば、過給圧の目標過給圧からの乖離が大きい場合には、吸気バイパス弁36の開度が大きく操作され、過給圧を早期に目標過給圧まで低下させることができる。
次に、ステップ122で算出された開度だけ、吸気バイパス弁36を開弁操作する(ステップ122)。
以上説明したように、図4に示すルーチンによれば、過給圧と目標過給圧との差が所定値よりも大きい場合には、電動機26cの回生動作が実行されるとともに、吸気バイパス弁36の開弁操作が行われる。よって、過給圧の目標過給圧からの乖離が大きい場合であっても、早期に過給圧を目標過給圧まで低下させることができる。
また、過給圧の目標過給圧からの乖離が大きいほど、吸気バイパス弁36の開度が大きく設定される。よって、乖離の度合に応じて、吸気バイパス弁36の開度が設定されるため、過給圧を精度良く制御することができる。
尚、本実施の形態2においては、ECU60が、ステップ122の処理を実行することにより第5の発明における「吸気バイパス弁制御手段」が実現されている。
本発明の実施の形態1によるシステム構成を示す図である。 内燃機関の過給圧特性を示す図である。 本発明の実施の形態1において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
2 エンジン本体
2a 気筒
4 冷却水温センサ
6 インジェクタ
8 コモンレール
10 サプライポンプ
12 燃料タンク
14 吸気マニホールド
16 過給圧センサ
18 吸気通路
20 吸気温度センサ
22 吸気絞り弁
24 インタークーラ
26 ターボチャージャ
26a コンプレッサ
26b タービン
26c 電動機
28 モータコントローラ
30 エアフロメータ
32 エアクリーナ
34 吸気バイパス通路
36 吸気バイパス弁
38 排気マニホールド
40 排気通路
42 触媒
44 EGR通路
46 EGRバルブ
48 EGRクーラ
52 クランク角センサ
54 アクセル開度センサ
55 車両重量センサ
56 車輪速センサ

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられたタービンと、該タービンを介して回生動作が可能な電動機と、該電動機により駆動可能なコンプレッサとを有する過給機と、
    アクセル開度値もしくはアクセル開度変化量を取得するアクセル開度値取得手段と、
    前記アクセル開度値取得手段により取得されたアクセル開度値もしくはアクセル開度変化量に基づいて、前記内燃機関で発生するトルクもしくはトルク変化量を推定するトルク推定手段と、
    車両が低μ路を走行しており、かつ、前記トルク推定手段により推定されたトルクもしくはトルク変化量が所定値よりも大きい場合に、前記電動機による回生動作を実行する電動機制御手段とを備えたことを特徴とする電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置。
  2. 請求項1に記載の電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置において、
    機関回転数値を取得する機関回転数値取得手段と、
    過給圧値を検出する過給圧値検出手段と、
    前記内燃機関に噴射する噴射燃料量を制御する燃料噴射量制御手段とを更に備え、
    前記電動機制御手段は、前記機関回転数値と前記過給圧値もしくは前記噴射燃料量とが比例関係を有するように前記電動機による回生動作を実行するものであることを特徴とする電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置。
  3. 内燃機関の排気通路に設けられたタービンと、該タービンを介して回生動作が可能な電動機と、該電動機により駆動可能なコンプレッサとを有する過給機と、
    機関回転数値を取得する機関回転数値取得手段と、
    アクセル開度値もしくはアクセル開度変化量を取得するアクセル開度値取得手段と、
    過給圧値を検出する過給圧値検出手段と、
    車両が低μ路を走行する際に、前記機関回転数値取得手段により取得された機関回転数値と、前記アクセル開度値取得手段により取得されたアクセル開度値もしくはアクセル開度変化量とに基づいて、目標過給圧を算出する目標過給圧算出手段と、
    前記過給圧値検出手段により検出された過給圧値が、前記目標過給圧算出手段により算出された目標過給圧よりも大きい場合に、前記電動機による回生動作を実行する電動機制御手段とを備えたことを特徴とする電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置。
  4. 請求項3に記載の電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置において、
    前記目標過給圧算出手段は、前記機関回転数値に対して比例関係を有するように前記目標過給圧を算出するものであることを特徴とする電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置。
  5. 請求項1から4の何れかに記載の電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置において、
    前記過給機により過給された空気の一部を前記過給機に再循環させる吸気バイパス通路と、
    前記吸気バイパス通路を開閉する吸気バイパス弁と、
    前記電動機による回生動作を実行する際に、前記吸気バイパス弁を開弁制御する吸気バイパス弁制御手段とを更に備えたことを特徴とする電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置。
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