JP2006304680A - リール装着部を有する釣竿 - Google Patents

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Naoyuki Ezuka
尚之 江塚
Yoshihisa Kato
好尚 加藤
Yoshiharu Kiyota
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【課題】両軸受型リール使用の場合に、把持感と操作性が良く、更には、元側竿杆が撓んだ際の応力集中を防止できる釣竿を提供する。
【解決手段】竿杆の外側に套嵌させた筒状のリールシート本体12と、前側に設けた移動フード16と、後側に設けた硬質材製環状固定フード18と、リール脚載置面20とを有するリール装着部を設け、固定フードの後ろには柔軟な握り部材24が設けられており、該握り部材の先部24Aは、前記固定フード又は該固定フードの直後に設けられて竿杆に対して固定されている硬質材製環状部材19の、前記リール脚載置面側とは径方向反対側に延伸していると共に該固定フード又は環状部材の長さ範囲内において終端しており、該握り部材先部領域に対応する径方向反対側領域は硬質材の面が露出しており、前記筒状リールシート本体の前記リール脚載置面とは径方向反対側の後端12Eは該握り部材先部の先端位置より前側で終端している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リール装着部を有する釣竿に関し、特に、両軸受型リールを使用し、後側に環状の固定フードを設けた大物用の釣竿に関する。
リール装着部を設けた釣竿において、リール装着部やその近くを把持した場合に、その把持感を向上させるべく人差し指や中指の当たる領域を柔軟性部材で被覆した構造の釣竿が種々開発されている。下記特許文献1にはそうした物の例が開示されている。
特開2004−24162号公報
然しながら、上記特許文献のものはスピニングリールの使用を想定しており、両軸受型リール使用の場合とは把持の方法が異なるため、軟質材で形成した延在部の前側領域をリール装着部のリール脚載置面の前側部に相当する位置まで延設している。また、リールシ−ト本体の固定フードよりも後側に被覆面なる筒状部を延伸させており、リール装着部の後方側竿杆の撓みに関しても、撓みの際の応力集中を低減できる構造ではない。
依って解決しようとする課題は、両軸受型リール使用の場合に、把持感と操作性が良く、更には、元側竿杆が撓んだ際の応力集中を防止できる釣竿の提供である。
第1の発明では、繊維強化樹脂製竿杆の外側に套嵌させた筒状のリールシート本体と、該本体の前側領域に設けた移動フードと、後側領域に設けた硬質材製環状固定フードとを有し、その間の筒状リールシート本体領域をリール脚載置面とするリール装着部を設けており、前記固定フードの後ろ側には柔軟な握り部材が設けられており、該握り部材の先部は、前記固定フード又は該固定フードの直後に設けられて竿杆に対して固定されている硬質材製環状部材の、前記リール脚載置面側とは径方向反対側に延伸していると共に、該固定フード又は環状部材の長さ範囲内において終端しており、該握り部材先部領域に対応する径方向反対側領域は硬質材の面が露出しており、前記筒状リールシート本体の前記リール脚載置面とは径方向反対側の後端は該握り部材先部の先端位置より前側で終端していることを特徴とするリール装着部を有する釣竿を提供する。
固定フードの直後に設けられて竿杆に対して固定されている硬質材製環状部材とは、その一部を固定フードの内部に挿入したり、逆に固定フードの後端部を受け入れて一体化させている別部品の硬質材製環状部材でもよく、また、固定フードの後端面と部材の前端面が当接状態に位置している別部品の硬質材製環状部材でもよい。また、硬質環状部材は竿杆に対して直接又は間接に接着等によって相対的に動かないように固定されている。
第2の発明では、第1発明の固定フード又は環状部材と握り部材とは長手方向に互いに突き合わせられており、該各突き合わせ端は互いに係合する凹凸状に形成する。
第1の発明では、金属や硬質樹脂のような硬質材の固定フードかその直後の硬質材環状部材の、リール脚載置面側とは径方向反対側に、柔軟な握り部材が延伸しており、該延伸部とは径方向反対側の領域(リール脚載置面側領域)に硬質材面が露出しているため、両軸型リールを装着すれば、人差し指や中指等を柔軟な延伸部に宛がいつつ、親指を硬質材面に押し付けることができ、大物を釣る際のように強く把持する場合にも把持感が良い上に、親指に強く力を入れて握ることができ、操作性が向上する。更には、大物が掛かってやり取りをする場合、竿尻を釣り人の腹に宛がい、ポンピング操作等を行うが、この際、固定フード又はその直後の硬質材製環状部材の後方側竿杆も撓もうとする。両軸受型リールを上側に載置しているため、該後方側竿杆、即ち、元側竿杆は下方側に撓もうとする。しかし、筒状リールシート本体の、リール脚載置面とは径方向反対側の後端は握り部材延伸部の先端位置より前側で終端しているので、撓んだ竿杆は筒状リールシート本体の後端を押圧して応力集中を受けることは無い。従って、撓んだ竿杆の下面は、固定フード又はその直後の硬質材製環状部材の後端に押し付けられるが、竿杆に対して固定関係にある固定フード又はその直後の硬質材製環状部材は、(自身の上側領域によって)竿杆が下方側に撓む力を受け持って低減させ、その結果、竿杆の下面部が固定フード又はその直後の硬質材製環状部材の後端に押し付けられた場合の応力集中を低減させ、支点折れ破損の虞を低減防止できる。
第2の発明では、釣竿の組み付け製作作業において、各部品を突き合せた場合に、互いの突き合せ端面の相対滑りによる中心軸のずれ(偏芯)を生じ難く、組み付け作業性が向上する
以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る釣竿の一部破断の要部側面図である。エポキシ樹脂等の合成樹脂をマトリックスとし、炭素繊維等の強化繊維で強化した繊維強化樹脂製の竿杆10の所定領域外周面に、アルミニウム、真鍮、ステンレス等の金属製の筒状リールシート本体12が接着固定されている。その本体の前部外周には、雄ねじ12Nが形成されており、これに螺合するナット部材14と、その後ろ側に環状の移動フード16が配設されている。一方、リールシート本体の後部外周には環状の固定フード18が焼き嵌めや接着等によって一体化固定されている。
なお、リールシート本体の後端12Eはこの固定フードにおける後端近くに位置している。更には、この固定フードの直後に隣接して環状部材19が配設され、両部材の端面同士が接着されていると共に、環状部材19は竿杆10の外表面にも接着固定されている。移動フード16、固定フード18、環状部材19は、夫々金属製であり、この場合はアルミニウム製であり、後述する握り部材24と比較して硬質である。以上のアルミニウムは表面に10μ以上の厚さのアルマイト処理が施されており、耐食性に優れている。金属に代え、ポリアミド樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール等の硬質合成樹脂で形成してもよい。
上記環状部材19の後端19Kは傾斜状に形成されており、該環状部材の直後に突き合わせ状に隣接して柔軟な握り部材24が竿杆10の外表面に接着固定されている。柔軟な材料としては、ゴム、コルク、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)等がある。例えば、硬度が75度±5度の高発泡させたEVA等が好適である。参照番号28は前側グリップであり、26は尻栓である。握り部材24の先部24Aは、両軸受型リール22の脚を載置するリールシート本体12のリール脚載置面20とは径方向反対側に延伸し、環状部材19の長さ範囲内に終端している。
図2は上記握り部材24の縦断面図、図3は上記環状部材19の縦断面図、図4は握り部材と環状部材を突き合わせて竿杆10を挿通させ、接着固定した状態の縦断面図である。前側の手で前側グリップ28を握り、後側の手でリール近くを握る場合は、上記握り部材24の領域を握る。この場合、両軸受型リール使用であるため、後側の手の人差し指や中指をリール脚載置面20とは径方向反対側の角度位置に位置させ、親指はリール脚載置面側に位置させる。また、人差し指の位置と、親指の位置とは、釣竿の長手方向においてほぼ同じ位置に来る。従って、親指を環状部材19の上に位置させると、人差し指等は握り部材の先部(延伸部)24Aに位置する。従って、硬質の環状部材を親指で強く押しつつ釣竿操作をする場合に、人差し指等は感触の良い握り部材上に位置することができる。
更には、釣竿の尻栓26の後端を腹に宛がってポンピング操作等を行うが、この際、固定フードとその直後の硬質材製環状部材の後方側竿杆も撓もうとする。図4を参照すると、この後方側竿杆は、硬質な環状部材19の傾斜状後端19Kの上側領域は、環状部材の内周面19Uと接着固定されているため、竿杆が下側方向に撓もうとしても、その撓みに対して抵抗となる。言い換えれば、後方側竿杆が下方に撓む力を一部受け持ち、撓み力を低減させる。このため、竿杆が環状部材内面の後端19Kにおける下端19Eを押圧する力は低減される。このため、この後端19Eにおける竿杆に対する応力集中を防止できる。なお、この後端19Eを面取りしておくと、更に応力集中防止に寄与する。
また、環状部材の傾斜状後端19Kと、握り部材24の傾斜状前端24Kとは、長手方向に突き合わせた際に、ずれないことが理想である。このため、図2と図3に示すように、各傾斜状前後端は直線ではなく、緩やかな凹凸状にしている。即ち、握り部材24の傾斜状前端24Kの下半分は、曲率半径R1の前側に凸な形状であり、これに対応する環状部材19の傾斜状後端19Kの下半分は、曲率半径R1の前側に凹んだ形状である。また、握り部材24の傾斜状前端24Kの上半分は、曲率半径R2の後ろに凹んだ形状であり、これに対応する環状部材19の傾斜状後端19Kの上半分は、曲率半径R2の後ろに凸な形状である。
これによって、突き合せた場合に相対滑りによる偏芯を生じ難く、竿杆10を挿入して接着固定する場合の作業性が向上する。一例として、上記半径R1,R2は同じ値であり、40mmである。更には、握り部材24は柔軟性を有するため、握った場合に縮径する。従って、硬質な環状部材19の外径よりも幾分大きく形成している。その他、各部材の傾斜状前端又は後端の外側縁に面取りを施しておくと、把持した場合に違和感を生じ難い。
図5は、本発明に係るリール装着部を有する釣竿の第2形態例を示す。第1の形態例と異なるのは、固定フード18の直後の環状部材19が無く、固定フード18の後端に隣接しているのは握り部材24である。即ち、リール脚載置面20とは径方向の反対側の固定フード領域、言い換えると、図5における固定フード18の下側領域であって、前端近くを除く領域が傾斜状に切り欠かれており、この切欠き領域に、握り部材24の先部24Aが延伸し、終端している。
従って、親指を硬質材で形成されている固定フード18の上面に載置し、人差し指等は柔軟な握り部材の延伸先部24Aに位置できる。なお、筒状リールシート本体12の後端12Eは、固定フード18の切り欠かれていない前端部領域に位置している。その他の構成は第1形態例の場合と同じである。従って、第1形態例の場合と同様な作用効果を奏する。
本発明は、両軸受型リールを使用し、後側に環状の固定フードを設けた大物用の船竿等に利用できる。
図1は本発明に係る釣竿の要部側面図である。 図2は図1の主要部品の縦断面図である。 図3は図1の他の主要部品の縦断面図である。 図4は図2と図3の部品を突き合せた図である。 図5は本発明に係る他の釣竿の要部側面図である。
符号の説明
10 竿杆
12 筒状リールシート本体
18 固定フード
19 硬質環状部材
20 リール脚載置面
24 握り部材
24A 握り部材の先部(延伸部)

Claims (2)

  1. 繊維強化樹脂製竿杆の外側に套嵌させた筒状のリールシート本体と、該本体の前側領域に設けた移動フードと、後側領域に設けた硬質材製環状固定フードとを有し、その間の筒状リールシート本体領域をリール脚載置面とするリール装着部を設けており、前記固定フードの後ろ側には柔軟な握り部材が設けられており、該握り部材の先部は、前記固定フード又は該固定フードの直後に設けられて竿杆に対して固定されている硬質材製環状部材の、前記リール脚載置面側とは径方向反対側に延伸していると共に、該固定フード又は環状部材の長さ範囲内において終端しており、該握り部材先部領域に対応する径方向反対側領域は硬質材の面が露出しており、前記筒状リールシート本体の前記リール脚載置面とは径方向反対側の後端は該握り部材先部の先端位置より前側で終端していることを特徴とするリール装着部を有する釣竿。
  2. 前記固定フード又は環状部材と前記握り部材とは長手方向に互いに突き合わせられており、該各突き合わせ端は互いに係合する凹凸状に形成されている請求項1記載のリール装着部を有する釣竿。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017209020A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 グローブライド株式会社 装飾キャップを備えたリールシート

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