JP2006304552A - スイッチングレギュレータおよび電源システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 出力電圧に関わらず高い応答性を有する。
【解決手段】 スイッチングレギュレータ4は、出力電圧Voutと基準電圧との誤差信号を出力する誤差増幅段5と、ドライバ61により誤差信号に応じたパルスを発生し、パワートランジスタであるトランジスタM1、M2をON/OFFすることで入力電圧Vinを交流電圧に変換し、さらにインダクタL1とコンデンサC2とで構成されるフィルタにより直流の出力電圧Voutを出力するコンバータ段6と、利得調節回路7とで構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明はスイッチングレギュレータおよび電源システムに関し、特に所望の電圧を供給するスイッチングレギュレータおよび電源システムに関する。
従来から、負荷(負荷電流)の大小に応じて、スイッチングレギュレータとシリーズレギュレータとを併用する電源システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
シリーズレギュレータは、主として負荷が小さい場合に使用される。
スイッチングレギュレータは、負荷が比較的大きい場合に高い効率を得ることができるため、主として負荷が大きい場合に使用される。
一般的な降圧型スイッチングレギュレータは、負荷に出力する出力電圧と目標電圧(基準電圧)との誤差信号を出力する誤差増幅段と、誤差信号に応じたパルスを発生し、パワートランジスタをON/OFFすることにより入力電圧を交流電圧に変換し、さらにインダクタとコンデンサとで構成されるフィルタにより、前述した出力電圧を出力するコンバータ段とで構成される。
図10は、従来の誤差増幅段を示す回路図である。
図10に示す誤差増幅段90は、スイッチングレギュレータの出力電圧を分圧する可変抵抗R91、抵抗R92、位相補償用抵抗R93、位相補償用コンデンサC91、基準電圧VREFおよびオペアンプOP91で構成される。
式(1)に示すように、出力電圧Vout90の設定は、可変抵抗R91の調節により行うことができ、
out90=(1+R91/R92)×VREF・・・(1)
である。
ところで、このような電源システムでは、シリーズレギュレータとスイッチングレギュレータとの切り替え時において、出力電圧が急変するという問題がある。この出力電圧の急変に対して高い応答性を有するスイッチングレギュレータが求められている。
この出力電圧の急変の際、スイッチング電源は、チョークコイルの電流が常に連続的に流れる連続モードと、断続的に流れる不連続モードとの臨界点において、伝達関数が変化して不安定になるが、この伝達関数を変えることにより、応答性を向上させる電源システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−259627号公報 特開平5−304771号公報
しかしながら、切り替え時の応答性は、誤差増幅段による影響も無視できない。
図11は、図10に示す誤差増幅段を用いたスイッチングレギュレータ開ループの利得の周波数特性(振幅の周波数特性)を示すグラフであり、図12は、図10に示す誤差増幅段を用いたスイッチングレギュレータ開ループの位相特性(位相遅れの周波数特性)を示すグラフである。
なお、図11(a)は、コンバータ段の周波数特性を示すグラフであり、図11(b)は、誤差増幅段90の周波数特性を示すグラフであり、図11(c)は、誤差増幅段90+コンバータ段(スイッチングレギュレータ開ループ全体)の周波数特性を示すグラフである。
図11中、Vout91、Vout92はスイッチングレギュレータの出力電圧であり、Vout91<Vout92の場合を示す。
また、図12(a)は、コンバータ段の位相特性を示すグラフであり、図12(b)は、誤差増幅段90の位相特性を示すグラフであり、図12(c)は、誤差増幅段90+コンバータ段の位相特性を示すグラフである。
図11(b)に示すように、従来の誤差増幅段90では出力電圧Vout91に比べて出力電圧Vout92の誤差増幅段90の利得が低下する。これにより、図11(c)に示すように、スイッチングレギュレータ全体の(開ループ)利得が低下する。すなわち、出力電圧の増加に伴いスイッチングレギュレータの帯域(カットオフ周波数)が低くなる。
これにより、出力電圧が高くなると、スイッチングレギュレータの過渡応答時の起動時間が長くなり、その結果、スイッチングレギュレータの応答性が悪化するという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、出力電圧に関わらず高い応答性を有するスイッチングレギュレータおよび電源システムを提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、パワートランジスタをオンオフすることにより負荷に出力電圧を供給するスイッチングレギュレータにおいて、出力電圧が分圧されてもしくはそのまま入力されるボルテージフォロア、一端が前記ボルテージフォロアの出力端子に接続された可変抵抗手段、反転入力端子に前記可変抵抗手段の他端が接続され非反転入力端子に基準電圧が入力されるとともに前記反転入力端子と前記出力端子との間に直列に接続された位相補償用抵抗および位相補償コンデンサを有する演算増幅器を備え、前記演算増幅器の出力を誤差信号とする誤差増幅段と、前記出力電圧が変動したとき、前記出力電圧に基づいて前記可変抵抗手段の抵抗値を調節することにより前記誤差増幅段の利得を調節する利得調節回路と、前記誤差信号に基づいて前記パワートランジスタをオンオフするドライバと、を有することを特徴とするスイッチングレギュレータが提供される。
このようなスイッチングレギュレータによれば、出力電圧が変動した場合でもスイッチングレギュレータの利得を一定に保つことができる。
本発明によれば、利得調節回路を用いて可変抵抗手段の抵抗値を調節することにより、出力電圧が変動した場合でもスイッチングレギュレータの利得を一定に保つことができるため、スイッチングレギュレータの帯域の低下を抑制または低減することができる。よって、スイッチングレギュレータの起動時間を低減させることができ、出力電圧に関わらず高い応答性を有する。
以下、本発明のスイッチングレギュレータおよび電源システムの実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施の形態の電源システムを示すブロック図である。
電源システム1は、複数の同じ機能を有するスイッチングレギュレータで構成されるスイッチングレギュレータユニット2、複数のシリーズレギュレータで構成されるシリーズレギュレータユニット3およびコンデンサC1を有している。
スイッチングレギュレータユニット2およびシリーズレギュレータユニット3は、コンデンサC1に並列に接続され、負荷に応じて切り替えられて使用される。
ここで、負荷電流が小さい場合には、主としてシリーズレギュレータユニット3が使用され、主として負荷電流が大きい場合には、スイッチングレギュレータユニット2が使用される。また、シリーズレギュレータユニット3を省略して、すべての負荷電流範囲をスイッチングレギュレータユニット2でカバーする構成としてもよい。シリーズレギュレータユニット3を加えた場合には、負荷電流が小さい場合に、より精度の高い出力電圧を供給することができる。
図2は、スイッチングレギュレータを示す回路図である。
スイッチングレギュレータ4は、スイッチングレギュレータユニット2の1つのスイッチングレギュレータであり、出力電圧Voutと後述する基準電圧との誤差信号を出力する誤差増幅段5と、誤差信号に応じたパルスを発生し、パワートランジスタであるトランジスタM1、M2をON/OFFすることにより入力電圧Vinを交流電圧に変換し、さらにインダクタL1とコンデンサC2とで構成されるフィルタにより直流の出力電圧Voutを出力するコンバータ段6と、利得調節回路7とで構成される。
図3は、第1の実施の形態の誤差増幅段を示す回路図である。
誤差増幅段5は、入力端子inから入力される出力電圧Voutを分圧する抵抗RFB0、RFB1、利得調節用抵抗RS、位相補償用抵抗RF、位相補償用コンデンサCF、基準電圧VREFおよびオペアンプOP1、OP2で構成される。
抵抗RFB0、RFB1は、直列に接続され、出力電圧Voutを分圧し、オペアンプOP1の非反転入力端子に出力する。なお、出力電圧Voutを分圧せずに、直接オペアンプOP1の非反転入力端子に出力してもよい。
オペアンプOP1は、ボルテージフォロワを構成し、非反転入力端子に入力された電圧に対して利得が1の電圧Voを出力する。
利得調節用抵抗RSは、可変抵抗である。この利得調節用抵抗RSは、利得調節回路7から入力される信号により、その抵抗値が変化する。
オペアンプOP2は、反転入力端子にオペアンプOP1の出力電圧Voが入力され、非反転入力端子に基準電圧VREFが入力される。オペアンプOP2は、誤差増幅器であり、端子out1から電圧Voと基準電圧VREFの差の誤差信号VAをコンバータ段6に出力する。
オペアンプOP2の出力端子と反転入力端子の間には、直列に接続された位相補償用抵抗RFおよび位相補償用コンデンサCFが接続されている。位相補償用抵抗RFおよび位相補償用コンデンサCFは、スイッチングレギュレータ開ループの位相特性を改善して位相余裕を確保するためのものである。
再び図2に戻って説明する。
コンバータ段6は、ドライバ61、トランジスタM1、M2、インダクタL1およびコンデンサC2を有している。
ドライバ61は、誤差信号VAを取り込み、PWM(Pulse Width Modulation)により出力電圧Voutの制御を行うものであり、トランジスタM1、M2を交互にON/OFF駆動するようトランジスタM1、M2のゲートに対して電圧を供給する。
トランジスタM1は、PMOS型トランジスタもしくはNMOS型トランジスタであり、トランジスタM2は、NMOS型トランジスタである。トランジスタM1のソースは電源と接続され、駆動電圧Vinが入力される。トランジスタM1、M2のドレインは、互いに接続されインダクタL1の一端と接続されている。トランジスタM2のソースは、GND(グランド)に接続されている。
トランジスタM1、M2は、誤差信号VAに応じて、交互にON/OFFされる。これによって、インダクタL1の一端が駆動電圧VinとGNDに交互に接続され、断続的に駆動電圧VinがインダクタL1に印加される。
インダクタL1は、一端がトランジスタM1、M2のドレインと接続され、他端はコンデンサC2および出力端子に接続されている。コンデンサC2は、一端がGNDに接続されている。インダクタL1とコンデンサC2は、フィルタを構成し、トランジスタM1、M2から出力される断続的な電圧を平滑化する。以上より、基準電圧VREFに応じた直流の出力電圧VoutがインダクタL1を介して出力される。
基準電圧VREFが一定であるときには、出力電圧Voutのフィードバックにより、負荷が変動しても、それに追従してトランジスタM1、M2のスイッチング動作が制御されるよう構成されている。
利得調節回路7は、誤差増幅段5およびスイッチングレギュレータ開ループの利得を調節する回路である。
図1において、この利得調節回路7は、スイッチングレギュレータ4の起動時には、シリーズレギュレータユニット3から出力されている出力電圧Voutを検出し、出力電圧Voutに応じて、利得調節用抵抗RSを調整する。また、スイッチングレギュレータ4の起動時に、シリーズレギュレータユニット3から出力電圧Voutが出力されていない場合には、スイッチングレギュレータ4の所定の目標電圧値を利得調節回路7に入力する。また、スイッチングレギュレータ4の起動時は、シリーズレギュレータユニット3から出力電圧Voutが出力されていない場合でも、出力電圧Voutを検出し、出力電圧Voutの立ち上がりに応じて利得調節用抵抗RSを調整するようにしてもよい。なお、電源システムがスイッチングレギュレータユニット2のみで構成されている場合、スイッチングレギュレータ4の起動時には、スイッチングレギュレータ4の所定の目標電圧値を利得調節回路7に入力する。
次に、スイッチングレギュレータ4の動作(作動)について説明する。
電源システム1は、インダクタL1から出力される出力電圧Voutを抵抗RFB0、RFB1で分圧した電圧をオペアンプOP1の非反転入力端子に入力する。オペアンプOP1は、オペアンプOP2の反転入力端子に電圧Voを出力する。
オペアンプOP2は、誤差信号VAをドライバ61に出力し、ドライバ61は誤差信号VAに基づきトランジスタM1、M2をON/OFF制御する。この結果、基準電圧VREFに応じた出力電圧VoutがインダクタL1を介して出力される。
ところで、出力電圧Voutは、RFB0、RFB1、VREFを用いて式(2)で表される。
out=(1+RFB0/RFB1)×VREF・・・(2)
誤差増幅段5の利得Kは、式(3)で表される。
Figure 2006304552
また、周波数fが充分大きい(2πfCFF>>1)場合の誤差増幅段5の利得KDCは、式(4)で表される。
Figure 2006304552
ここで、式(2)を、式(3)および式(4)に代入すると、利得Kおよび利得KDCは、式(5)、式(6)で表される。
Figure 2006304552
Figure 2006304552
REFおよびRFは固定値のため、図11(c)に示すようなスイッチングレギュレータ開ループの利得は、出力電圧Voutに応じて式(4)に示す利得KDCが一定となるように利得調節用抵抗RSを調節することで一定に保つことができる。すなわち、式(6)で表される利得KDCを一定に保つために、式(7)の関係を満たすように利得調節用抵抗Rsを調整する。
Figure 2006304552
これにより、出力電圧Voutの設定値が増加することによる、スイッチングレギュレータ4の帯域の低周波化を抑制または防止することができる。
なお、利得KDCを一定に保つ調節を以下では、「利得調節」という。
図4は、式(7)の関係の一例を示すグラフである。Vin=3.6V、Iout=0.1A、RFB1=100kΩ、RF=10kΩ、CF=47pF、位相余裕=60°という条件下で、スイッチングレギュレータ4の帯域、すなわちスイッチングレギュレータ4の開ループの利得が0dBとなる周波数が50kHzとなる利得調節用抵抗RSの値を示している。
次に、式(7)の関係を満たすように利得調節を行うための、利得調節用抵抗RSおよび利得調節回路7の構成について説明する。
図5は、利得調節用抵抗および利得調節回路を示す回路図である。
なお、以下の説明では、図5中右側を「右」、左側を「左」、上側を「上」、下側を「下」という。
利得調節用抵抗RSは、抵抗R1〜R5およびON/OFF用のスイッチS1〜S7を有している。
抵抗R1〜R5は、それぞれ、オペアンプOP1の出力端子とオペアンプOP2の入力端子との間に抵抗R1、R2、R3、R4、R5の順番で直列に接続されている。
スイッチS1は、一端が抵抗R2の右端に接続され、他端がスイッチS5の右端に接続されている。スイッチS2は、一端が抵抗R3の右端に接続され、他端がスイッチS6の右端に接続されている。スイッチS3は、一端が抵抗R4の右端に接続され、他端がスイッチS7の右端に接続されている。スイッチS4は、抵抗R1の両端に接続されている。スイッチS5は、一端が抵抗R1の左端に接続され、他端がスイッチS1の左端に接続されている。スイッチS6は、一端が抵抗R1の左端に接続され、他端がスイッチS2の左端に接続されている。スイッチS7は、一端が抵抗R1の左端に接続され、他端がスイッチS3の左端に接続されている。
これらのスイッチS1〜S7は、制御信号がH(High)になるとONとなり(導通する)、L(Low)になるとOFFとなる(遮断する)。
利得調節回路7は、コンパレータCOMP1〜COMP3および抵抗R6〜R9を有している。
抵抗R6〜R9は、それぞれ、入力端子In1と、GNDとの間に抵抗R6、R7、R8、R9の順番で直列に接続されている。
コンパレータCOMP1〜COMP3の反転入力端子は、いずれも入力端子In2に接続されている。また、コンパレータCOMP1の非反転入力端子は、抵抗R6の下端に接続され、コンパレータCOMP2の非反転入力端子は、抵抗R7の下端に接続され、コンパレータCOMP3の非反転入力端子は、抵抗R8の下端に接続されている。
入力端子In1には、出力信号Voutが入力される。
また、入力端子In2には、所定のしきい値電圧が入力される。
また、コンパレータCOMP1の出力はスイッチS1に、コンパレータCOMP2の出力はスイッチS2に、コンパレータCOMP3の出力はスイッチS3に、それぞれ制御信号として入力されるよう構成されている。
コンパレータCOMP1、COMP2、COMP3は、しきい値電圧と分圧された出力電圧Voutとを比較し、分圧された出力電圧Voutがしきい値電圧を超えたコンパレータの出力がHとなり、対応するスイッチS1〜S3をONする。
また、スイッチS4〜S7の入力には、それぞれスイッチS4〜S7をONまたはOFFする起動完了信号が入力される。
図6は、第1の実施の形態の電源システムの利得調節用抵抗と、出力電圧との関係の一例を示すグラフである。
図6では、一例として、出力電圧Vout0.8V〜4.0Vの範囲に対し利得調節用抵抗RSを4段階に変化させ、各段の値の差が一定になるようにしている。また、この例を実現するために、抵抗R1=600kΩ、抵抗R2、R3、R4=80kΩ、抵抗R5=160kΩに設定した。
これにより、出力電圧Vout0.8V〜1VではスイッチS4のみをONした状態とし、利得調節用抵抗RSを400kΩとする。以下、同様に、1V〜1.3VではスイッチS4、S5、S1をONした状態とし、利得調節用抵抗RSを320kΩとする。1.3V〜2.0VではスイッチS4、S5、S1、S6、S2をONした状態とし、利得調節用抵抗RSを240kΩとする。2.0V以上ではスイッチS4、S5、S1、S6、S2、S7、S3をONした状態とし、利得調節用抵抗RSを160kΩとする。
また、抵抗R6〜R9の抵抗値は特に限定されないが、その比が、R6:R7:R8:R9=8:3:3:6となるように設定した。これにより図6に示す利得調節用抵抗RSの特性が得られる。
次に利得調節回路7の動作(作動)を説明する。
まず、スイッチングレギュレータ4の動作の開始前または開始時に、起動完了信号によりスイッチS4〜S7がONされ、所定のしきい値電圧、例えば、0.6Vが入力端子In2に入力される。
スイッチングレギュレータ4が動作を開始すると、出力電圧Voutが入力端子In1に入力される。
その後、出力電圧Voutが上昇し、Vout=1VのときコンパレータCOMP1の出力がHとなりスイッチS1がONし、利得調節用抵抗RS=320kΩとなる。その後、出力電圧Voutが1.3Vまで上昇すると、コンパレータCOMP2の出力がHとなりスイッチS2がONし、利得調節用抵抗RS=240kΩとなる。その後、出力電圧Voutが2.0Vまで上昇すると、コンパレータCOMP3の出力がHとなりスイッチS3がONし、利得調節用抵抗RS=160kΩとなる。
その後、出力電圧Voutが下降すると、前述した例と逆の順番で対応するスイッチが順次OFFし、利得調節用抵抗RSの抵抗値が増大する。
そして、スイッチングレギュレータ4の起動が終了すると、定常時のスイッチングレギュレータ動作を安定させるために、起動完了信号によりスイッチS4〜S7をOFFし、定常動作時の利得調節用抵抗RSが非常に大きく(例えば、1MΩ程度)なるようにする。
以上で動作が終了する。
なお、本実施の形態では、各段の抵抗Rの値の差が一定になるように設定したが、これに限らない。また、本実施の形態では、電圧を4段階に変化させたが、段数を増減させてもよい。段数をnにする場合には、コンパレータを(n−1)個にすればよい。
また、図6の回路においてスイッチS1〜S3は、制御信号がLのときにONするよう構成する場合には、コンパレータCOMP1〜COMP3の反転入力端子と非反転入力端子との接続を入れ替えればよい。
次に、利得調節回路7を設けたことによる(式(7)の関係を満たすことによる)電源システム1の作用について説明する。
図7は、利得調節を行わない場合の誤差増幅段および出力電圧の出力波形を示すグラフであり、図8は、利得調節を行った場合の誤差増幅段および出力電圧の出力波形を示すグラフである。
また、図7(a)および図8(a)は、出力電圧Voutが低い場合の誤差増幅段5および出力電圧Voutの出力波形を示すグラフであり、図7(b)および図8(b)は、出力電圧Voutが高い場合の誤差増幅段5および出力電圧Voutの出力波形を示すグラフである。
なお、図7および図8に示す三角波振幅は、ドライバ61のPWM制御で用いる三角波の振幅を示す。
図7に示すように、利得調節を行わない場合は、出力電圧Voutが比較的低い場合に比べて、出力電圧Voutが比較的高い場合の起動時間が長くなってしまう。
一方、図8に示すように、利得調節を行った場合、出力電圧Voutが比較的高い場合においてもスイッチングレギュレータ4の起動時間を短く保つことができる。
以上説明したように、電源システム1によれば、利得調節回路7で利得調節用抵抗RSの抵抗値を調節して式(4)に示す利得KDCが一定となるようにすることにより、スイッチングレギュレータ開ループの利得を一定に保つことができる。これにより、スイッチングレギュレータ4の帯域の低下を抑制または低減することができる。よって、出力電圧Voutが高くなっても、スイッチングレギュレータ4の起動時間を短く保つことができるため、従来に比べ負荷電流に応じてシリーズレギュレータユニット3からスイッチングレギュレータユニット2に切り替える切り替え時間を低減させることができる。すなわち、スイッチングレギュレータ4の応答性が改善する。
また、起動完了信号を出力することにより、利得調節回路7の誤動作を容易かつ確実に防止するとともに、定常状態のスイッチングレギュレータ動作を安定化させることができる。
次に、電源システムの第2の実施の形態について説明する。
以下、第2の実施の形態の電源システム1aについて、前述した第1の実施の形態の電源システム1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2の実施の形態の電源システム1aは、誤差増幅段5aおよび利得調節回路7aを有している。
図9は、第2の実施の形態の誤差増幅段の構成を示す回路図である。
誤差増幅段5aは、利得調節用抵抗RSの代わりにFETトランジスタを有している。
利得調節回路7aは、FETトランジスタのゲートを制御して、FETトランジスタのドレイン・ソース間抵抗を変化させ得るよう構成されている。
この第2の実施の形態の電源システム1aによれば、第1の実施の形態の電源システム1と同様の効果が得られる。
さらに、第2の実施の形態の電源システム1aによれば、リニアに利得調節を行うことができ、より精密な制御を行うことができる。
なお、本実施の形態では、FETトランジスタを用いたが、これに限らず、例えば、バイポーラトランジスタを用いることもできる。
以上、本発明の電源システム、スイッチングレギュレータについて図示の実施の形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を発揮する任意の構成と置換することができる。
また、前述した各実施の形態では、利得調節回路7を誤差増幅段5の外部に設けたが、これに限らず、例えば、利得調節回路7を誤差増幅段5の内部に設けてもよい。さらに、利得調節回路7をスイッチングレギュレータ4の外部に設けてもよい。
また、前述した各実施の形態では、降圧型スイッチングレギュレータについて説明したが、これに限らず、昇圧型スイッチングレギュレータおよび昇降圧型スイッチングレギュレータに対しても適用することができる。
第1の実施の形態の電源システムを示すブロック図である。 スイッチングレギュレータを示す回路図である。 第1の実施の形態の誤差増幅段を示す回路図である。 式(7)の関係の一例を示すグラフである。 利得調節用抵抗および利得調節回路を示す回路図である。 第1の実施の形態の電源システムの利得調節用抵抗と、出力電圧との関係の一例を示すグラフである。 利得調節を行わない場合の誤差増幅段および出力電圧の出力波形を示すグラフである。 利得調節を行った場合の誤差増幅段および出力電圧の出力波形を示すグラフである。 第2の実施の形態の誤差増幅段の構成を示す回路図である。 従来の誤差増幅段を示す回路図である。 図10に示す誤差増幅段を用いたスイッチングレギュレータ開ループの利得の周波数特性を示すグラフである。 図10に示す誤差増幅段を用いたスイッチングレギュレータ開ループの位相特性を示すグラフである。
符号の説明
1 電源システム
2 スイッチングレギュレータユニット
3 シリーズレギュレータユニット
4 スイッチングレギュレータ
5 誤差増幅段
6 コンバータ段
7 利得調節回路
COMP1〜COMP3 コンパレータ
M1、M2 トランジスタ
OP1、OP2 オペアンプ
R1〜R5 抵抗
F 位相補償用抵抗
S 利得調節用抵抗
S1〜S7 スイッチ
VA 誤差信号
REF 基準電圧

Claims (9)

  1. パワートランジスタをオンオフすることにより負荷に出力電圧を供給するスイッチングレギュレータにおいて、
    出力電圧が分圧されてもしくはそのまま入力されるボルテージフォロア、一端が前記ボルテージフォロアの出力端子に接続された可変抵抗手段、反転入力端子に前記可変抵抗手段の他端が接続され非反転入力端子に基準電圧が入力されるとともに前記反転入力端子と前記出力端子との間に直列に接続された位相補償用抵抗および位相補償コンデンサを有する演算増幅器を備え、前記演算増幅器の出力を誤差信号とする誤差増幅段と、
    前記出力電圧が変動したとき、前記出力電圧に基づいて前記可変抵抗手段の抵抗値を調節することにより前記誤差増幅段の利得を調節する利得調節回路と、
    前記誤差信号に基づいて前記パワートランジスタをオンオフするドライバと、
    を有することを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  2. 前記ドライバは、PWM(Pulse Width Modulation)パルスにより前記パワートランジスタをオンオフ駆動することを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  3. 前記利得調節回路は、前記出力電圧と前記可変抵抗手段の抵抗値とが反比例の関係になるように前記抵抗値を調節することを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  4. 前記可変抵抗手段は、可変抵抗で構成されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  5. 前記可変抵抗手段は、トランジスタ素子で構成されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  6. 前記トランジスタ素子は、バイポーラトランジスタまたはFETトランジスタであることを特徴とする請求項5記載のスイッチングレギュレータ。
  7. 前記可変抵抗手段は、互いに接続された複数の抵抗と、所定の前記抵抗と並列に設けられ、ONまたはOFFすることにより、前記抵抗値を変化させるスイッチとを有し、
    前記利得調節手段は、前記スイッチに対応して設けられ、所定の前記出力電圧と、所定のしきい値電圧との比較結果に応じて前記スイッチをONまたはOFFする複数のコンパレータと、
    を有することを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  8. 前記可変抵抗手段は、前記スイッチをONまたはOFFしたとき、前記出力電圧と前記抵抗値とが反比例の関係になるよう構成されていることを特徴とする請求項7記載のスイッチングレギュレータ。
  9. 負荷に応じて電源を切り替えて電圧を出力する電源システムにおいて、
    オンオフ動作することにより負荷に出力電圧を供給するパワートランジスタと、
    出力電圧が分圧されてもしくはそのまま入力されるボルテージフォロア、一端が前記ボルテージフォロアの出力端子に接続された可変抵抗手段、反転入力端子に前記可変抵抗手段の他端が接続され非反転入力端子に基準電圧が入力されるとともに前記反転入力端子と前記出力端子との間に直列に接続された位相補償用抵抗および位相補償コンデンサを有する演算増幅器を備え、前記演算増幅器の出力を誤差信号とする誤差増幅段と、
    前記出力電圧が変動したとき、前記出力電圧に基づいて前記可変抵抗手段の抵抗値を調節することにより前記誤差増幅段の利得を調節する利得調節回路と、
    前記誤差信号に基づいて前記パワートランジスタをオンオフするドライバと、を有するスイッチングレギュレータと、
    電源ラインを前記スイッチングレギュレータと共有するシリーズレギュレータと、
    を有することを特徴とする電源システム。
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