JP2016220402A - 電源回路および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】レギュレータの切りかえ時の出力電圧VOUTの変動を抑制する。【解決手段】リニアレギュレータ200、スイッチングレギュレータ300はそれぞれ、イネーブル状態において出力ライン104の出力電圧VOUTを安定する。エラーアンプEA2は、基準電圧VREF2とフィードバック信号VFB2の誤差を増幅し、誤差信号VERRを出力する。コントローラ402は、リニアレギュレータ200からスイッチングレギュレータ300へと切りかえるとき、オーバーラップ期間を挿入し、オーバーラップ期間において、リニアレギュレータ200のイネーブル状態を維持し、エラーアンプEA2をイネーブル状態、スイッチSW1をオン状態とし、スイッチングトランジスタM2のスイッチングを停止する。【選択図】図2

Description

本発明は、電源回路に関する。
ある電圧を別の電圧レベルに変換して安定化するために電源回路が利用される。電源回路は、大きくリニアレギュレータとスイッチングレギュレータに分けられる。スイッチングレギュレータは、重負荷時の効率が高いが、軽負荷時にはスイッチング損失により効率が低下する。一方、リニアレギュレータは軽負荷時の効率が高いが、重負荷時には出力トランジスタのオン抵抗に起因する損失が大きくなって効率が低下する。
幅広い電流レンジで高効率を得るために、リニアレギュレータとスイッチングレギュレータが組み合わせて使用される場合がある。図1は、本発明者らが検討した電源回路の回路図である。
電源回路100rは、入力同士、出力同士が共通に接続されたリニアレギュレータ200、スイッチングレギュレータ300を備える。リニアレギュレータ200とスイッチングレギュレータ300は、負荷の状態あるいは入力電圧VINなどにもとづいて、一方がイネーブル、他方がディセーブルとされる。
特開2008−305387号公報 特開2008−61452号公報 特開2005−130622号公報 特開2014−128038号公報
このような電源回路100rにおいて、リニアレギュレータ200とスイッチングレギュレータ300の切りかえ時に、出力電圧VOUTがオーバーシュート、アンダーシュートするという問題が生ずる。また出力電圧VOUTが目標電圧から逸脱した後、元の目標電圧に安定化されるまでに長い時間を要するという問題も生ずる。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、リニアレギュレータとスイッチングレギュレータの切りかえ時の出力電圧VOUTの変動を抑制可能な電源回路の提供にある。
本発明のある態様は、電源回路に関する。電源回路は、イネーブル状態/ディセーブル状態が切りかえ可能であり、入力ラインの入力電圧を受け、イネーブル状態において出力ラインの出力電圧を所定の目標電圧に安定するリニアレギュレータと、イネーブル状態/ディセーブル状態が切りかえ可能であり、入力ラインの入力電圧を受け、イネーブル状態において出力ラインの出力電圧を目標電圧に安定化するスイッチングレギュレータと、リニアレギュレータおよびスイッチングレギュレータそれぞれのイネーブル状態/ディセーブル状態を切りかえるコントローラと、を備える。スイッチングレギュレータは、イネーブル状態/ディセーブル状態が切りかえ可能であり、非反転入力端子に基準電圧を受け、反転入力端子に出力電圧に応じたフィードバック信号を受け、イネーブル状態において基準電圧とフィードバック信号の誤差を増幅し、誤差信号を出力するエラーアンプと、エラーアンプの出力端子と反転入力端子の間に設けられたスイッチと、基準電圧に応じたベースラインを有するスロープ信号を生成するスロープ発生器と、誤差信号とスロープ信号とにもとづきパルス変調されたパルス信号を生成するパルス変調器と、パルス信号に応じてスイッチングトランジスタをスイッチングするドライバと、を備える。コントローラは、リニアレギュレータのイネーブル状態からスイッチングレギュレータのイネーブル状態に切りかえるときに、オーバーラップ期間を挿入し、オーバーラップ期間において、リニアレギュレータのイネーブル状態を維持し、エラーアンプをイネーブル状態、スイッチをオン状態とし、ドライバによるスイッチングトランジスタのスイッチングを停止する。
オーバーラップ期間において、スイッチがオンすることでエラーアンプはボルテージフォロアとして機能し、したがってエラーアンプの出力である誤差信号は、基準電圧と等しくなる。またスロープ発生器が生成するスロープ信号のベースラインを基準電圧にもとづいて設定することで、オーバーラップ期間において生成されるパルス信号のデューティ比を、スイッチングレギュレータのイネーブル状態におけるそれと同程度に近づけることができる。オーバーラップ期間の終了後、スイッチングレギュレータをイネーブル状態に切りかえることで、スイッチングレギュレータが最適なデューティ比でスイッチングするため、出力電圧のオーバーシュートやアンダーシュートを抑制できる。
パルス変調器は、所定の周期を有する周期信号を生成するオシレータと、誤差信号とスロープ信号を比較し、比較結果を示すリセット信号を生成するパルス幅変調コンパレータと、周期信号およびリセット信号に応じてレベルが遷移するパルス信号を生成するロジック回路と、を含んでもよい。
スロープ発生器は、キャパシタと、キャパシタを充電する電流源と、キャパシタを放電する放電スイッチと、キャパシタに生ずるランプ電圧を基準電圧と合成し、スロープ信号を生成するレベルシフト回路と、を含んでもよい。
レベルシフト回路は、アナログ加算器を含んでもよい。
スロープ信号のベースラインは、基準電圧から所定のオフセット幅、低下したレベルであってもよい。
オフセット幅を最適化することで、幅広い入力電圧範囲で、よりオーバーシュートやアンダーシュートを抑制できる。
スロープ発生器は、キャパシタと、キャパシタを充電する電流源と、キャパシタを放電する放電スイッチと、オフセット幅に相当するオフセット電圧を生成するオフセット電圧生成回路と、キャパシタに生ずるランプ電圧を基準電圧およびオフセット電圧と合成し、スロープ信号を生成するレベルシフト回路と、を含んでもよい。
レベルシフト回路は、ランプ電圧に基準電圧を加算し、オフセット電圧を減算するアナログ加減算器を含んでもよい。
レベルシフト回路は、ベースにランプ電圧を受ける第1バイポーラトランジスタと、第1バイポーラトランジスタと接続される第1電流源と、ベースコレクタが接続された第1バイポーラトランジスタと同型の第2バイポーラトランジスタと、第2バイポーラトランジスタと直列に接続された抵抗と、第2バイポーラトランジスタおよび抵抗の直列接続に、電流を供給する第2電流源と、第1バイポーラトランジスタのエミッタ電圧と基準電圧を加算し、第2バイポーラトランジスタのエミッタ電圧を減算するアナログ加減算器と、を含んでもよい。
電源回路は、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。
「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。ある態様において、電源回路には、スイッチングレギュレータのインダクタ、平滑キャパシタ、を除く主要部が、集積化されてもよい。
本発明の別の態様は電子機器に関する。電子機器は、電池と、少なくともひとつの負荷と、電池の電圧を受け、少なくともひとつの負荷に電源電圧を供給する上述のいずれかの電源回路と、を備えてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、リニアレギュレータからスイッチングレギュレータへの切りかえの際の、出力電圧の変動を抑制できる。
本発明者らが検討した電源回路の回路図である。 実施の形態に係る電源回路を示す回路図である。 パルス変調器の構成例を示す回路図である。 スロープ発生器の構成例を示す回路図である。 図2の電源回路のタイムチャートである。 図2の電源回路のオーバーラップ期間における動作波形図である。 図7(a)、(b)は、図2の電源回路を備える電子機器のブロック図および外観図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図2は、実施の形態に係る電源回路100を示す回路図である。電源回路100は、入力ライン102(入力端子)に入力電圧VINを受け、出力ライン104(出力端子)に接続される負荷(不図示)に、所定の目標電圧に安定化された出力電圧VOUTを供給する。入力電圧VINは、図示しない電池からの電池電圧であってもよいし、あるいは図示しないAC/DCコンバータからの電圧であってもよいし、USB(Universal Serial Bus)などのバスから供給されるバス電圧であってもよい。
電源回路100は、リニアレギュレータ200、スイッチングレギュレータ300、コントローラ402を備える。リニアレギュレータ200は、イネーブル状態/ディセーブル状態が切りかえ可能であり、入力ライン102の入力電圧VINを受け、イネーブル状態において出力ライン104の出力電圧VOUTを目標電圧に安定する。
リニアレギュレータ200は、LDO(Low Drop Output)とも称され、出力トランジスタM1、第1エラーアンプEA1、抵抗R11,R12および出力キャパシタ(平滑キャパシタ)C1を含む。出力トランジスタM1はPチャンネルMOSFET(あるいはPNP型バイポーラトランジスタ)であり、入力ライン102と出力ライン104の間に設けられる。なお出力トランジスタM1がNチャンネルMOSFETあるいはNPN型バイポーラトランジスタで構成される場合もある。
抵抗R11,R12は、出力電圧VOUTを所定の分圧比R12/(R11+R12)で分圧し、第1フィードバック信号VFB1を生成する。第1エラーアンプEA1は、所定の基準電圧VREF1と第1フィードバック信号VFB1の誤差を増幅し、出力トランジスタM1のゲート(ベース)に供給する。
リニアレギュレータ200はそのイネーブル状態において、出力ライン104の出力電圧VOUTを、以下の目標電圧に安定化させる。
OUT=VREF1×(R11+R12)/R12
リニアレギュレータ200のイネーブル状態/ディセーブル状態は、第1エラーアンプEA1のイネーブル状態/ディセーブル状態と対応する。第1エラーアンプEA1の状態は、コントローラ402が生成する制御信号EN11に応じて切りかえられる。
第1エラーアンプEA1や、後述の第2エラーアンプEA2、パルス変調器320などのディセーブル状態は、それらのバイアス電流を遮断し、あるいはそれらへの電源電圧の供給停止により実現可能である。つまりディセーブル状態は、消費電力が実質的にゼロである状態と把握できる。
スイッチングレギュレータ300もリニアレギュレータ200と同様に、イネーブル状態/ディセーブル状態が切りかえ可能である。スイッチングレギュレータ300は、入力ライン102の入力電圧VINを受け、そのイネーブル状態において出力ライン104の出力電圧VOUTを目標電圧に安定化する。スイッチングレギュレータ300は降圧DC/DCコンバータ(Buckコンバータ)である。
スイッチングレギュレータ300は、スイッチングトランジスタM2、整流素子D1、インダクタL1、出力キャパシタC1、抵抗R21,R22およびスイッチングトランジスタM2を制御するコンバータコントローラ302を備える。
コントローラ402は、リニアレギュレータ200およびスイッチングレギュレータ300それぞれのイネーブル状態/ディセーブル状態を切りかえるとともに、スイッチングレギュレータ300の内部回路を制御する。
スイッチングレギュレータ300のコンバータコントローラ302は、主として、第2エラーアンプEA2、スロープ発生器310、パルス変調器320、ドライバ330を備える。
第2エラーアンプEA2は、イネーブル状態/ディセーブル状態が切りかえ可能であり、非反転入力端子(+)に基準電圧VREF2を受け、反転入力端子(−)に出力電圧VOUTに応じた第2フィードバック信号VFB2を受ける。抵抗R21,R22は、出力電圧VOUTを分圧し、第2フィードバック信号VFB2を生成する。基準電圧VREF2は、VREF1と同じであってもよいし、異なってもよい。同じである場合、抵抗R21,R22のペアを省略して、第1フィードバック信号VFB1を、第2フィードバック信号VFB2として用いてもよい。
第2エラーアンプEA2は、イネーブル状態において基準電圧VREF2とフィードバック信号VFB2の誤差を増幅し、誤差信号VERRを出力する。第2エラーアンプEA2の反転入力端子(−)と出力の間には、位相補償用のキャパシタや抵抗が挿入される。第2エラーアンプEA2の状態は、コントローラ402が生成する制御信号EN21にもとづいて切りかえられる。
スイッチSW1は、第2エラーアンプEA2の出力端子と反転入力端子(−)の間に設けられる。スイッチSW1のオン、オフは、コントローラ402が生成する制御信号CNT21により制御される。たとえばスイッチSW1は、NMOSスイッチ、あるいはトランスファゲートで構成することができ、制御信号CNT21がハイレベルのときにオンとなる。
スロープ発生器310は、基準電圧VREF2を受け、基準電圧VREF2に応じたベースラインを有するスロープ信号VSLOPEを生成する。スロープ発生器310も、イネーブル状態とディセーブル状態が切りかえ可能であることが好ましく、コントローラ402が生成する制御信号EN22にもとづいて切りかえられる。
パルス変調器320は、誤差信号VERRとスロープ信号VSLOPEとにもとづき、パルス変調されたパルス信号SPWMを生成する。たとえばパルス変調器320は、周期が一定で、パルス幅が変化するパルス幅変調(PWM)されたパルス信号SPWMを生成する。パルス変調器320も、イネーブル状態/ディセーブル状態を切りかえ可能とすることが好ましく、この場合、コントローラ402が生成する制御信号EN23にもとづいて切りかえられる。
ドライバ330は、パルス信号SPWMに応じてスイッチングレギュレータ300のスイッチングトランジスタM2をスイッチングする。ドライバ330は、制御信号CNT22に応じて、スイッチングトランジスタM2をスイッチングする動作状態と、スイッチングトランジスタM2のスイッチングを停止する停止状態とが切りかえ可能となっている。たとえばドライバ330は、パルス信号SPWMと制御信号CNT22とを論理演算し、パルス信号SPWMをマスクしてもよい。
コントローラ402は、スイッチングレギュレータ300のイネーブル状態において、第2エラーアンプEA2、スロープ発生器310、パルス変調器320をすべてイネーブル状態とし、またスイッチSW1をオフとする。反対にスイッチングレギュレータ300のディセーブル状態では、第2エラーアンプEA2、スロープ発生器310、パルス変調器320をディセーブル状態とし、消費電力を低減する。
コントローラ402は、リニアレギュレータ200のイネーブル状態(スイッチングレギュレータ300のディセーブル状態)から、スイッチングレギュレータ300のイネーブル状態(リニアレギュレータ200のディセーブル状態)に切りかえるときに、オーバーラップ期間τを挿入する。コントローラ402は、オーバーラップ期間τにおいて、リニアレギュレータ200をイネーブル状態に維持し、第2エラーアンプEA2をイネーブル状態、スイッチSW1をオン状態とする。またドライバ330によるスイッチングトランジスタM2のスイッチングを停止させる。
本実施の形態において、電源回路100の主要部(リニアレギュレータ200、コンバータコントローラ302、およびコントローラ402)は、ひとつの半導体基板に一体集積化される。図2では電源IC(Integrated Circuit)400には、電源回路100のうち、外付けの回路部品(L1,C1,R21,R22)を除く回路素子が集積化されている。
以上が電源回路100の全体の構成である。本発明は図2のブロック図で把握されるさまざまな態様の回路を含むが、以下、それらの具体的な構成例を説明する。
図3は、パルス変調器320の構成例を示す回路図である。パルス変調器320は、オシレータ322、PWM(パルス幅変調)コンパレータ324、ロジック回路326を含む。オシレータ322は、所定の周期Tを有する周期信号SOCSを生成する。PWMコンパレータ324は、誤差信号VERRとスロープ信号SSLOPEを比較し、比較結果を示すリセット信号SCMPを生成する。ロジック回路326は、周期信号SOSCおよびリセット信号SCMPに応じてレベルが遷移するパルス信号SPWMを生成する。ロジック回路326は、SRフリップフロップやDフリップフロップなどで構成することができる。パルス信号SPWMは、周期信号SOSCに応答してオンレベル(たとえばハイレベル)となり、リセット信号SCMPに応答してオフレベル(ローレベル)となる。
図4は、スロープ発生器310の構成例を示す回路図である。スロープ発生器310は、キャパシタC21、電流源CS21、放電スイッチSW21、レベルシフト回路(演算回路)312を備える。
キャパシタC21の一端は接地される。電流源CS21は、定電流IcによってキャパシタC21を充電する。放電スイッチSW21は、キャパシタC21と並列に設けられており、オン状態においてキャパシタC21を放電する。
放電スイッチSW21がオン、オフを繰り返すことにより、キャパシタC21には、接地電圧(0V)をベースラインとするランプ電圧VRAMPが発生する。
ランプ電圧VRAMPは、電流源CS31および第1バイポーラトランジスタQ31を含むソースフォロア回路に入力される。レベルシフト回路312は、ソースフォロア回路を経たランプ電圧VRAMP’を基準電圧VREFと合成し、スロープ信号VSLOPEを生成する。
RAMP’=VRAMP+VBE
レベルシフト回路312は、アナログ加算器(加減算器)314を含む。アナログ加減算器314は、ランプ電圧VRAMPに応じた電圧VRAMP’と、基準電圧VREF2’を加算する。基準電圧VREF2’は、バッファ316を経た基準電圧VREF2であり、それらは等しい。基準電圧VREF2を生成する電圧源の出力インピーダンスが十分低い場合、バッファ316は省略可能である。
ここで、スロープ信号VSLOPEのベースラインは、基準電圧VREF2から所定のオフセット幅、低下したレベルとする。オフセット電圧生成回路318は、オフセット幅に相当するオフセット電圧VOFSを生成する。オフセット電圧生成回路318は、第2電流源CS32と抵抗R31を含む。第2電流源CS32が生成する電流をIcとすると、VOFS=R31×Icとなる。
第2バイポーラトランジスタQ32は、ベースコレクタが接続されており、抵抗R31と直列に設けられる。加減算回路314には、電圧VOFS’が入力される。
OFS’=VOFS+VBE
加減算回路314は、以下の演算により、スロープ電圧VSLOPEを生成する。
SLOPE=VRAMP’+VREF’−VOFS
=(VRAMP+VBE)+VREF−(VOFS+VBE
=VRAMP+VREF−VOFS
このようにして、加減算回路314は、キャパシタC21に生ずるランプ電圧VRAMPを基準電圧VREF’およびオフセット電圧VOFSと合成し、スロープ信号VSLOPEを生成する。トランジスタQ31とQ32のペアにより、ソースフォロアの温度依存性が相殺される。
続いて、図2の電源回路100の動作を説明する。
図5は、図2の電源回路100のタイムチャートである。図5には、リニアレギュレータ200のイネーブル状態から、スイッチングレギュレータ300のイネーブル状態への動作を示す。図5には、各ブロックのイネーブル/ディセーブル状態の制御が示される。
時刻t1より前において、リニアレギュレータ200がイネーブル状態である。時刻t1に、コントローラ402が、負荷電流IOUTの増加を検出し、あるいは図示しない外部のホストプロセッサからの指示を受けると、スイッチングレギュレータ300への遷移を開始する。
時刻t1〜t2が、オーバーラップ期間τに設定される。オーバーラップ期間τの間、制御信号EN11はイネーブルを指示するハイレベルレベルであり、したがってリニアレギュレータ200のイネーブル状態(EN)が維持される。またオーバーラップ期間τの間、コントローラ402は、第2エラーアンプEA2、スロープ発生器310、パルス変調器320をイネーブル状態として、パルス信号SPWMを生成可能な状態とする。このとき制御信号CNT21はハイレベルでありスイッチSW1をオン状態である。制御信号CNT22はローレベルであるから、ドライバ330は停止状態であり、スイッチングトランジスタM2はスイッチングされない。
時刻t2に、制御信号CNT21がローレベルとなりスイッチSW1がオフし、また制御信号S22がハイレベルとなり、ドライバ330が動作状態となる。
図6は、図2の電源回路100のオーバーラップ期間における動作波形図である。
時刻t1にスイッチSW1がオンする。これにより、誤差信号VERRが直ちに基準電圧VREF2まで上昇する。ここで留意すべきは、単にスイッチSW1によってフィードバック信号VFB2が第2エラーアンプEA2の出力の誤差信号VERRに現れているのではなく、第2エラーアンプEA2およびスイッチSW1がボルテージフォロアとして動作し、フィードバックによってその非反転入力端子(+)の基準電圧VREF2が、誤差信号VERRに現れている点である。つまり第2エラーアンプEA2の内部の差動アンプや増幅段のトランジスタ素子の動作点が、スイッチングレギュレータ300のイネーブル状態と同等となっている。
また時刻t1にスロープ発生器310がイネーブル状態となると、スロープ電圧VSLOPEのベースラインが、VREF2−VOFSのレベルまで上昇し、キャパシタC21の充放電によりランプ電圧VRAMPが重畳されて、スロープ電圧VSLOPEが生成される。
このようにして生成されるスロープ電圧VSLOPEおよび誤差信号VERRは、スイッチングレギュレータ300が定常状態で取り得る波形と実質的に同じである。つまりオーバーラップ期間において生成されるパルス信号SPWMのデューティ比は、定常状態のスイッチングレギュレータ300のデューティ比と実質的に同じである。ただしドライバ330は停止状態であるから、スイッチングトランジスタM2はスイッチングされない。
オーバーラップ期間の間、時刻t1〜t2の間、出力電圧VOUTは、リニアレギュレータ200によって所定の電圧レベルに安定化される。このオーバーラップ期間の間に、スロープ発生器310、第2エラーアンプEA2およびパルス変調器320を、定常状態と同じ動作をさせておき、時刻t2に、スイッチングレギュレータ300をイネーブル状態に、リニアレギュレータ200をディセーブル状態に切り替える。そうすると、切りかえ直後において、パルス変調器320は適正なデューティ比(パルス幅)を有するパルス信号SPWMを生成することができ、したがってスイッチングトランジスタM2は適正なデューティ比でスイッチングされる。
以上が電源回路100の動作である。
この電源回路100では、オーバーラップ期間τの間に、基準電圧VREF2を受ける第2エラーアンプEA2を、ボルテージフォロアとして動作させるとともに、スロープ発生器310のベースラインを基準電圧VREF2にもとづいて生成することとした。これにより、図6の時刻t2の後も、一点鎖線や鎖線で示すような出力電圧VOUTのアンダーシュートやオーバーシュートを抑制し、実線で示すように、目標電圧を維持することができる。
また、図6に示すように、スロープ信号VSLOPEのベースラインを、基準電圧VREF2から所定のオフセット幅VOFS、低下したレベルに設定した。これにより、オフセット幅VOFSを最適化することで、幅広い入力電圧範囲において、適切にオーバーシュートやアンダーシュートを抑制できる。
続いて、電源回路100の用途を説明する。図7(a)、(b)は、図2の電源回路100を備える電子機器500のブロック図および外観図である。電子機器500は、たとえば携帯電話端末、タブレットPC、ノート型PC、デスクトップPC、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ポータブルオーディオ機器、ポータブルゲーム機器、据え置き型ゲームコンソール、テレビ、などである。
図7(a)、(b)には、電子機器500として無線通信機能を備えるデバイスが例示的に示される。
電子機器500は、アンテナ502、無線部(RF部)504、ベースバンドプロセッサ506、アプリケーションプロセッサ508、サウンドプロセッサ510、オーディオ出力装置512、オーディオ入力装置514、ディスプレイ装置518、ユーザインタフェース装置516を備える。
ベースバンドプロセッサ506およびアプリケーションプロセッサ508は、電子機器500を統合的に制御する。これらは1チップ化されてもよい。
無線部504は、アンテナ502を利用して、図示しない基地局との間で無線通信する。より具体的には無線部504は、ベースバンドプロセッサ506から出力されるベースバンド信号を変調し、高周波信号に変換して、アンテナ502から送信周波数の電波を放射せしめる。また無線部504は、アンテナ502が受信した基地局からの受信信号を復調し、ベースバンド信号に変換してベースバンドプロセッサ506に出力する。
ユーザインタフェース装置516は、タッチパネルやキーボードおよびその制御ICなどを含む。アプリケーションプロセッサ508は、ユーザインタフェース装置516からのユーザ入力を検出する。
ディスプレイ装置518は、LCD(液晶ディスプレイ)あるいは有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイと、その制御IC(ディスプレイドライバ)を含み、アプリケーションプロセッサ508により生成された画像データを表示する。
サウンドプロセッサ510は、音声信号の入出力を制御する。サウンドプロセッサ510は、アプリケーションプロセッサ508により生成されたオーディオ信号をアナログ信号に変換し、スピーカやヘッドホンなどのオーディオ出力装置512に出力する。またサウンドプロセッサ510は、マイクなどのオーディオ入力装置514に入力されたアナログオーディオ信号をデジタル信号に変換し、アプリケーションプロセッサ508に出力する。
電源回路100は、電池2からの電圧VBATを受け、負荷として接続されたベースバンドプロセッサ506、アプリケーションプロセッサ508、サウンドプロセッサ510などに電源電圧VDD1〜VDD3を供給する。
こうした電子機器500において、アプリケーションプロセッサ508あるいはベースバンドプロセッサ506は、電子機器500全体を統合的に制御するメインプロセッサとして把握され、その他の回路ブロックは、メインプロセッサの制御下で動作する。そこでメインプロセッサにおいて、超軽負荷状態、たとえば電子機器500のスタンバイ状態(スリープ状態、ディープスリープ状態も含む)においてアサートされる制御信号SMODEを生成し、電源回路100に送信してもよい。電源回路100のコントローラ402は、この制御信号SMODEにもとづいて、リニアレギュレータ200とスイッチングレギュレータ300を切りかえる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセス、それらの組み合わせには、さまざまな変形例が存在しうる。以下、こうした変形例について説明する。
(第1変形例)
オーバーラップ期間におけるドライバのスイッチング停止方法はそれには限定されない。たとえばドライバ330の前段のパルス変調器320において、ロジック回路326のセット端子に入力される周期信号SOSCをマスクすることで、スイッチングを停止してもよい。
(第2変形例)
実施の形態ではダイオード整流型のDC/DCコンバータを説明したが、同期整流型にも適用可能である。
(第3変形例)
パルス変調器320の構成も図3のそれには限定されない。たとえばパルス変調器320からオシレータ322、ロジック回路326を省略し、PWMコンパレータ324の出力である比較信号SCMPをパルス信号SPWMとしてもよい。この場合、ランプ波形(のこぎり波を含む)のスロープ信号VSLOPEを、誤差信号VERRによってスライスし、VSLOPE>VERRのときとVSLOPE<VERRのときとで異なるレベルをとるパルス信号SPWMを生成してもよい。あるいは、パルス変調器320は、電圧モードではなく、電流モードであってもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な用語を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
2…電池、100…電源回路、102…入力ライン、104…出力ライン、200…リニアレギュレータ、M1…出力トランジスタ、EA1…第1エラーアンプ、R11,R12…抵抗、C1…出力キャパシタ、300…スイッチングレギュレータ、M2…スイッチングトランジスタ、D1…整流素子、L1…インダクタ、302…コンバータコントローラ、EA2…第2エラーアンプ、SW1…スイッチ、310…スロープ発生器、312…レベルシフト回路、320…パルス変調器、322…オシレータ、324…PWMコンパレータ、326…ロジック回路、330…ドライバ、400…電源IC、402…コントローラ、500…電子機器、502…アンテナ、504…無線部、506…ベースバンドプロセッサ、508…アプリケーションプロセッサ、510…サウンドプロセッサ、512…オーディオ出力装置、514…オーディオ入力装置、516…ユーザインタフェース装置、518…ディスプレイ装置。

Claims (10)

  1. イネーブル状態/ディセーブル状態が切りかえ可能であり、入力ラインの入力電圧を受け、前記イネーブル状態において出力ラインの出力電圧を所定の目標電圧に安定するリニアレギュレータと、
    イネーブル状態/ディセーブル状態が切りかえ可能であり、前記入力ラインの前記入力電圧を受け、前記イネーブル状態において前記出力ラインの前記出力電圧を前記目標電圧に安定化するスイッチングレギュレータと、
    前記リニアレギュレータおよび前記スイッチングレギュレータそれぞれの前記イネーブル状態、前記ディセーブル状態を切りかえるコントローラと、
    を備え、
    前記スイッチングレギュレータは、
    イネーブル状態/ディセーブル状態が切りかえ可能であり、非反転入力端子に基準電圧を受け、反転入力端子に前記出力電圧に応じたフィードバック信号を受け、前記イネーブル状態において前記基準電圧と前記フィードバック信号の誤差を増幅し、誤差信号を出力するエラーアンプと、
    前記エラーアンプの出力端子と前記反転入力端子の間に設けられたスイッチと、
    前記基準電圧に応じたベースラインを有するスロープ信号を生成するスロープ発生器と、
    前記誤差信号と前記スロープ信号とにもとづき、パルス変調されたパルス信号を生成するパルス変調器と、
    前記パルス信号に応じて前記スイッチングレギュレータのスイッチングトランジスタをスイッチングするドライバと、
    を備え、
    前記コントローラは、前記リニアレギュレータのイネーブル状態から前記スイッチングレギュレータのイネーブル状態に切りかえるときに、オーバーラップ期間を挿入し、前記オーバーラップ期間において、前記リニアレギュレータを前記イネーブル状態に維持し、前記エラーアンプをイネーブル状態、前記スイッチをオン状態とし、前記ドライバによる前記スイッチングトランジスタのスイッチングを停止することを特徴とする電源回路。
  2. 前記パルス変調器は、
    所定の周期を有する周期信号を生成するオシレータと、
    前記誤差信号と前記スロープ信号を比較し、比較結果を示すリセット信号を生成するパルス幅変調コンパレータと、
    前記周期信号および前記リセット信号に応じてレベルが遷移する前記パルス信号を生成するロジック回路と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  3. 前記スロープ発生器は、
    キャパシタと、
    前記キャパシタを充電する電流源と、
    前記キャパシタを放電する放電スイッチと、
    前記キャパシタに生ずるランプ電圧を前記基準電圧と合成し、前記スロープ信号を生成するレベルシフト回路と、
    を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の電源回路。
  4. 前記レベルシフト回路は、アナログ加算器を含むことを特徴とする請求項3に記載の電源回路。
  5. 前記スロープ信号の前記ベースラインは、前記基準電圧から所定のオフセット幅、低下したレベルであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電源回路。
  6. 前記スロープ発生器は、
    キャパシタと、
    前記キャパシタを充電する電流源と、
    前記キャパシタを放電する放電スイッチと、
    前記オフセット幅に相当するオフセット電圧を生成するオフセット電圧生成回路と、
    前記キャパシタに生ずるランプ電圧を前記基準電圧および前記オフセット電圧と合成し、前記スロープ信号を生成するレベルシフト回路と、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の電源回路。
  7. 前記レベルシフト回路は、前記ランプ電圧に前記基準電圧を加算し、前記オフセット電圧を減算するアナログ加減算器を含むことを特徴とする請求項6に記載の電源回路。
  8. 前記レベルシフト回路は、
    ベースに前記ランプ電圧を受ける第1バイポーラトランジスタと、
    前記第1バイポーラトランジスタと接続される第1電流源と、
    ベースコレクタが接続された前記第1バイポーラトランジスタと同型の第2バイポーラトランジスタと、
    前記第2バイポーラトランジスタと直列に接続された抵抗と、
    前記第2バイポーラトランジスタおよび前記抵抗の直列接続に、電流を供給する第2電流源と、
    前記第1バイポーラトランジスタのエミッタ電圧と前記基準電圧を加算し、前記第2バイポーラトランジスタのエミッタ電圧を減算するアナログ加減算器と、
    を含むことを特徴とする請求項6に記載の電源回路。
  9. ひとつの半導体基板に一体集積化されることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の電源回路。
  10. 電池と、
    少なくともひとつの負荷と、
    前記電池の電圧を受け、前記少なくともひとつの負荷に電源電圧を供給する請求項1から9のいずれかに記載の電源回路と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
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