JP2006303879A - 画像処理回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 尾引きと呼ばれるトナーの飛散を回避出来る画像処理回路を提供する。
【解決手段】 複数ラインの画像データを保持することが可能な画像用メモリを有し、その画像用メモリからデータを取り込み、主走査方向に複数DOT、副走査方向に複数ラインの画像データを格納するための参照ウインドウを有し、またその参照ウインドウのデータは1CLOCK毎に画像データを主走査方向にシフトしていくことが可能で、また水平同期信号毎に取り込むラインをシフトすることが可能な参照ウインドウで、また画像判定用パターンを有し、前記参照ウインドウと照合すなわちマッチング可能な構成となっており、参照ウインドウ上の注目画素に対して、画素置換をするかしないか判定する回路を有し、画素置換するという判定がされた場合、画素置換を行うことを可能としたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理回路に関し、モノクロ複写機等において有効である。
白黒複写機では尾引きと呼ばれる定着以前のトナーが風等の原因により吹き飛ばされてしまい、紙上で飛散してしまい、見栄えが汚くなるといったような現象が市場クレームとしてあがっている。
リアル1200dpiのように高精彩のモノクロエンジンの場合、逆に明朝体の文字でうまくトナーが載らず文字がかすれてしまうといった問題もある。
特開平8−98048号公報
上記の背景技術に対して、MFPコントローラ側で対応するために、実際にトナー量が増える個所を判断し、そのような印字個所においてはトナーの量が減るように擬似的に白のちどりのデータを入れることにより全体的にトナーの量を減らすようにすれば、尾引きが発生しにくくなる。
すなわち本発明は、尾引きと呼ばれるトナーの飛散を回避出来る画像処理回路を提供することを目的とする。
上述した問題をMFPのコントローラハードウェアで実現するために、主走査方向に複数DOT及び副走査方向に複数ラインの参照ウインドウを持ち、画像データを先頭から流していき、画像を主走査、副走査に対してスクロールさせ参照ウインドウにデータを入れていくようにする手段を持ち、
(1)その参照ウインドウより対象画素とその周囲の画素の判定を行い、判定基準に基づき、印字しない方が良いと判断された場合は、印字されるはずの画素であったとしても、その画素に関して印字しないようにする(画素置換する(画素削除する))。
(2)(ハード的には1〜数サイクル前)数DOT前の画像が、上記(1)の判定により画素置換(削除)すると判定された場合に、現在の注目画素が画素置換をすると判定された場合であっても、やはり画素置換(削除)を行わないようにすることが可能。
(3)エンジンSpeedが速い場合のために複数ウインドウを有し上記(1)、(2)の判断互いの異なるウインドウ情報をみながら複数ウインドウの複数画素を同時に画素置換(削除)を行うことが可能な定着爆発抑制回路(含む細線補正回路)。
(4)上記(1)〜(3)の回路に対して、従来の線を太らせる回路(細線補正回路)と定着爆発抑制回路を同一ページ内で同時に判定し同じページ内で文字を太らせたり、画素削除を行うことができる回路。
(5)画像パスにより複数ウインドウの構成を変更させることが、上記(1)〜(4)が可能な回路。
すなわち本発明は、複数ラインの画像データを保持することが可能な画像用メモリを有し、その画像用メモリからデータを取り込み、主走査方向に複数DOT、副走査方向に複数ラインの画像データを格納するための参照ウインドウを有し、またその参照ウインドウのデータは1CLOCK毎に画像データを主走査方向にシフトしていくことが可能で、また水平同期信号毎に取り込むラインをシフトすることが可能な参照ウインドウで、また画像判定用パターンを有し、前記参照ウインドウと照合すなわちマッチング可能な構成となっており、参照ウインドウ上の注目画素に対して、画素置換をするかしないか判定する回路を有し、画素置換するという判定がされた場合、画素置換を行うことを可能としたことを特徴とする画像処理回路である。
本発明により、尾引きを回避でき、また、細線が補正できる。
図1は、実施形態のシステムの構成概念図であり、図1は比較的な簡単なネットワーク構成を示している。
コンピュータは、サーバコンピュータ102とクライアントコンピュータ103a,103b及び103cがあり、サーバコンピュータ102は、これらのクライアントコンピュータを管理している。なお、図示されていないが、クライアントコンピュータは、これらのほかにも多数接続されており、以下、クライアントコンピュータを代表して103と表記する。
また、ネットワーク101には、MFP(Multi Function Peripheral:マルチファンクション周辺機器)104、105及び、プリンタ107が接続されている。
MFP104は、高解像度、高階調のフルカラーでスキャンまたは、プリントなどが可能なフルカラーMFPであり、データ量が膨大となる場合、独立したインターフェース(後述の205)で複数ビットを同時に送受できるものである。一方、MFP105はモノクロにてスキャン、プリントなどを行うMFPである。また、図示していないがネットワーク101上には上記以外のMFPを初め、スキャナ、プリンタあるいは、FAXなどその他の機器も接続されている。
更に、スキャナ106は紙ドキュメントからの画像イメージを取り込む装置で、図のようにネットワークに接続されているものの他に、SCSIインターフェースなどでコンピュータに接続されるものがある。また、スキャナ自体はMFP105の一部の機能としてサポートされている場合もある。
ここで、クライアントコンピュータ103上では、いわゆるDTP(Desk Top Publishing)を実行するアプリケーションソフトウェアを動作させ、各種文書/図形が作成/編集される。クライアントコンピュータ103は作成された文書/図形をページ記述言語PDL(Page Description Language)に変換し、ネットワーク101を経由してMFP104や105に送出することで、プリントアウトを行う。
[MFP105の構成]
次に、MFP105の構成について説明する。図2に示すように、MFP105は、画像読み取りを行うスキャナ部201とその画像データを画像処理するスキャナIP部202と、ファクシミリなどに代表される電話回線を利用した画像の送受信を行うFAX部203と、ネットワークを利用して画像データや装置情報をやりとりするNIC(Network Interface Card)部204と、MFP105との情報交換を行う専用I/F部205とを備えている。そして、MFP105の使い方に応じて、コア部206は、メモリ部211あるいは、そのメモリ部を区分けして利用されるボックス部212と連携して画像信号を一時格納したり、経路を決定したりする制御を行う。
次に、コア部206から出力された画像データは、プリンタIP部207及び、スクリーニング部208を経由して画像形成を行うプリンタ部209に送られる。プリンタ部209でプリントアウトされたシートはオンラインフィニッシャ部210へ送り込まれ、シートの仕分け処理やシートの仕上げ処理が行われる。
コア部206はバスの交通整理を行っており、MFPの使い方に応じて、以下の(A)〜(I)のようにパス切り替えが行われている。また、データがネットワークを経由する際には、JPEG,JBIG,ZIPなど圧縮データを使用することも一般知られており、データがMFPに入った後、このコア部にて解凍(伸張)される。
(A)複写機能:スキャナ部201→コア部206→プリンタ部209
(B)ネットワークスキャナ:スキャナ部201→コア部206→NIC部204
(C)ネットワークプリンタ:NIC部204→コア部206→プリンタ部209
(D)ファクシミリ送信機能:スキャナ部201→コア部206→FAX部203
(E)ファクシミリ受信機能:FAX部203→コア部206→プリンタ部209
(F)ボックス受信機能1:NIC部204→コア部206→ボックス部212
(G)ボックス受信機能2:スキャナ部201→コア部206→ボックス部212
(H)ボックス送信機能1:ボックス部212→コア部206→NIC部204
(I)ボックス送信機能2:ボックス部212→コア部206→プリンタ部209
ここで、ボックス受信/ボックス送信とは、ボックス部212を利用した、データの入力や格納、あるいは、格納されたデータの出力を意味しており、ジョブ毎やユーザ毎にメモリを分割して一次的にデータを保存して、ユーザIDやパスワードを組み合わせてデータの送受信を行う機能である。
更に、RIP(Raster Image Processor)部213は、NIC部204から入力されたPDLデータを必要に応じて、ビットマップ画像に展開する役割を果たす。
[スキャナ部201の構成]
図3を用いてスキャナ部201の構成を説明する。301は原稿台ガラスであり、読み取られるべき原稿302が置かれる。原稿302は照明ランプ303により照射され、その反射光はミラー304、305、306を経て、レンズ307によりCCD308上に結像される。ミラー304、照明ランプ303を含む第1ミラーユニット310は速度vで移動し、ミラー305、306を含む第2ミラーユニット311は速度v/2で移動することにより、原稿302の全面を走査する。第1ミラーユニット310及び第2ミラーユニット311はモータ309により駆動する。
[スキャナIP部202の構成]
モノクロ画像用であるMFP105では、図4に従って、単色の1ラインCCDセンサ308を用いて、単色でA/D変換401及び、シェーディング402を行ったのちコア部206に送られる。
[FAX部203の構成]
FAX部203は、まず、受信時には、電話回線から来たデータをNCU(Network Control Unit)で受け取り、電圧の変換を行い、モデムの中の復調部でA/D変換及び復調操作を行った後、伸張し、ラスタデータに展開する。一般にFAXでの圧縮伸張にはランレングス法などが用いられる。ラスタデータに変換された画像は、メモリ部で一時保管され、画像データに転送エラーがないことを確認後、コア部206へ送られる。
次に、送信時には、コア部よりやってきたラスタイメージの画像信号に対して、ランレングス法などの圧縮を施し、モデムの変調部にてD/A変換及び変調操作を行った後、NCUを介して電話回線へと送られる。
[NIC部204の構成]
NIC部204は、ネットワーク101に対してのインターフェースの機能を持つのが、このNIC部204であり、例えば100Base−Txや1GBase−TxなどのEthernet(登録商標)ケーブルなどを利用して外部からの情報を入手したり、外部へ情報を流したりする役割を果たす。
外部より情報を入手する場合は、まず、トランスで電圧変換され、LANコントローラに送られる。LANコントローラは、その内部に第1バッファメモリを持っており、その情報が必要な情報か否かを判断した上で、第2バッファメモリに送った後、コア部206に信号を流す。
次に、外部に情報を提供する場合には、コア部206より送られてきたデータは、LANコントローラで必要な情報を付加して、トランスを経由してネットワーク101に接続される。
[プリンタIP部207の構成]
モノクロの場合は、出力マスキング部501は持っていないが、空間フィルタ部503の後に、二値化回路504により8bitから1bitのデータに変換される。
[プリンタ部209の構成(モノクロMFP105の場合)]
図8に、モノクロプリンタ部の概観図を示す。813は、ポリゴンミラーであり、4つの半導体レーザ605より発光されたレーザ光を受ける。レーザ光はミラー814、815、816をへて感光ドラム817を走査露光する。一方、830は黒色のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム817上にトナー像を形成し、トナー像がシートに転写され、出力画像を得ることができる。
シートカセット834、835および、手差しトレイ836のいずれかより給紙されたシートは、レジストローラ837を経て、転写ベルト838上に吸着され、搬送される。給紙のタイミングと同期が取られて、予め感光ドラム817にはトナーが現像されており、シートの搬送とともに、トナーがシートに転写される。トナーが転写されたシートは、分離され、定着器840によって、トナーがシートに定着される。定着器840を抜けたシートはフラッパ850により一旦下方向へ導かれてシートの後端がフラッパ850を抜けた後、スイッチバックさせて排出する。これによりフェイスダウン状態で排出され、先頭頁から順にプリントしたときに正しいページ順となる。
[フィニッシャ部209の構成]
図9に、フィニッシャ部の断面構造図を示す。プリンタ部209の定着部740(または、840)を排出したシートは、フィニッシャ部209に入る(フィニッシャが接続されている場合)。フィニッシャ部209には、サンプルトレイ901及びスタックトレイ902があり、ジョブの種類や排出されるシートの枚数に応じて切り替えて排出される。
ソート方式には2通りあり、複数のビンを有して各ビンに振り分けるビンソート方式と、後述の電子ソート機能とビン(または、トレイ)を奥手前方向にシフトしてジョブ毎に出力シートを振り分けるシフトソート方式によるソーティングを行うことができる。電子ソート機能は、コレートと呼ばれ、前述のコア部で説明した大容量メモリを持っていれば、このバッファメモリを利用して、バッファリングしたページ順と排出順を変更する、いわゆるコレート機能を用いることで電子ソーティングの機能もサポートできる。次にグループ機能は、ソーティングがジョブ毎に振り分けるのに対し、ページ毎に仕分けする機能である。
更に、スタックトレイ902に排出する場合には、シートが排出される前のシートをジョブ毎に蓄えておき、排出する直前にステープラ905にてバインドすることもできる。
そのほか、上記2つのトレイに至るまでに、紙をZ字状に折るためのZ折り機904、ファイル用の2つ(または3つ)の穴開けを行うパンチャ906があり、ジョブの種類に応じてそれぞれの処理を行う。
更に、サドルステッチャ907は、シートの中央部分を2ヶ所バインドした後に、シートの中央部分をローラに噛ませることによりシートを半折りし、週刊誌やパンフレットのようなブックレットを作成する処理を行う。サドルステッチャ907で製本されたシートは、ブックレットトレイ908に排出される。
そのほか、図には記載されていないが、製本のためのグルー(糊付け)によるバインドや、あるいはバインド後にバインド側と反対側の端面を揃えるためのトリム(裁断)などを加えることも可能である。
また、インサータ903はトレイ910にセットされたシートをプリンタへ通さずにトレイ901、902、908のいずれかに送るためのものである。これによってフィニッシャ209に送り込まれるシートとシートの間にインサータ903にセットされたシートをインサート(中差し)することができる。インサータ903のトレイ910にはユーザによりフェイスアップの状態でセットされるものとし、ピックアップローラ911により最上部のシートから順に給送する。従って、インサータ903からのシートはそのままトレイ901、902へ搬送することによりフェイスダウン状態で排出される。サドルステッチャ907へ送るときには、一度パンチャ906側へ送り込んだ後スイッチバックさせて送り込むことによりフェースの向きを合わせる。
次に、トリマ(裁断機)912について説明する。サドルステッチャ907においてブックレット(中綴じの小冊子)にされた出力は、このトリマ912に入ってくる。その際に、まず、ブックレットの出力は、ローラで予め決められた長さ分だけ紙送りされ、カッター部913にて予め決められた長さだけ切断され、ブックレット内の複数ページ間でばらばらになっていた端部がきれいに揃えられることとなる。そして、ブックレットホールド部914に格納される。
[RIP部213の構成]
図11に示すように、RIP部へは通常、NIC部211あるいは、それ以外のUSBやパラレルなどのインターフェースから入力される。次に、入力デバイス制御部1001よりサーバ(プリントマネージャ115)内に入り、サーバに様々なクライアントアプリケーションを連結することにおいてその役割を果たす。入力としてページ記述言語PDL(Page Description Language)データとJCL(Job Control Language)データを受け付ける。それはプリンタとサーバに関する状態情報であって様々なクライアントに対応する。このモジュール(入力デバイス制御部1001)の出力は、適切なPDLとJCLの構成要素すべてを結合する役割を持つ。
次に、1002は入力ジョブ制御部で、ジョブの要求されたリストを管理し、サーバに提出される個々のジョブにアクセスするために、ジョブリストを作成する。更に、このモジュール(入力ジョブ制御部1002)には、ジョブのルートを決めるジョブルーティング、分割してRIPするか否かを司るジョブスプリット、そしてジョブの順序を決めるジョブスケジューリングの3つの機能がある。
1003はRIP(Raster Image Processor)部で、複数個存在する。RIP1003a,RIP1003bあるいは必要に応じて更に増やすことも可能だが、ここでは総称してRIP部1003と記載する。RIPモジュール(RIP部1003)は、様々なジョブのPDLをRIP処理して、適切なサイズと解像度のビットマップを作成する。RIP処理に関しては、PostScript(登録商標)(米国Adobe社の商標登録)をはじめ、PCL,TIFF,JPEG,PDFなど様々なフォーマットのラスタライズ処理が可能である。
1004はデータ変換部で、RIP部1003によって作り出されるビットマップイメージを圧縮したり、フォーマット変換を施したりする役割を果たし、それぞれのプリンタにマッチした最適な画像イメージタイプを選び出す。例えば、ジョブをページ単位で扱いたい場合には、TIFFやJPEGなどをRIP部でラスタライズした後のビットマップデータにPDFヘッダを付けて、PDFデータとして編集するなどの処理を行う。
1005は出力ジョブ制御部で、ジョブのページイメージを取って、それらがコマンド設定に基づいてどう扱われるのかを管理する。ページはプリンタに印刷されたり、ハードディスク1007にセーブされたりする。印刷後のジョブは、ハードディスク1007に残すか否かを選択可能であり、印刷後のジョブがハードディスク1007にセーブされた場合には、再呼び出しすることもできる。更に、このモジュール(出力ジョブ制御部1005)は、ハードディスク1007とメモリ(SDRAM)1008との相互作用で管理する。
1006は出力デバイス制御部で、どのデバイスに出力するか、またどのデバイスをクラスタリング(複数台接続して一斉にプリントすること)するかの制御を司り、選択されたデバイスのインターフェースに印刷データを送る。また、このモジュール(出力デバイス制御部1006)は、MFP(104または105)の状態監視と装置状況を伝える役割も果たしている。
なお、RIP部1003は、実際には、MFP104(または105)に内蔵される場合と、別ユニットで存在したりする場合がある。
[操作部]
図12はMFP104または、105の操作部の模式図である。操作部はタッチパネルのLCD(液晶表示)部2200とキー操作部2230とからなっており、図7はLCD部2200のフローチャートを示している。このフローチャートは、複写動作を行うためのコピーモード(S2110)、スキャン送信を行う送信(Send)モード(S2120)、ボックスからの取り出しや編集を行うためのボックスモード(S2130)、各種設定を行うオプションモード(S2140)、システムの状況を知るためのシステムモニタ(S2150)などのモードが用意されており、図12のLCD部2200のモード選択キー2201〜2205を押下することでこれらのモードが切り替わる仕組みになっている。
図12では、コピー部数のほかに、紙サイズ、変倍率、画像モードや仕上げ方法などを設定して、スタートキー2231を押下すると、コピー動作を行うことができる。
本発明を表すコントローラ回路で図13をもとに説明する。
1はスキャナーインターフェース、2はDRAMインターフェース、3はASIC内蔵CPU、4はPDLデータ描画用回路、5は外部インターフェース、6はプリンターインターフェース、7はPCIインターフェース、8はJBIG圧縮伸張回路である。9は最初の起動時に使用するROMが接続されているROM I/Fである。
3のCPUはBOOT時に9のROMからプログラムデータをリードして動作する。7のPCIインターフェースを経由してPCIに接続されている図示されないハードディスクにアプリケーション用のプログラムがあり、それをDMAで2のDRAMインターフェース経由でDRAM上にMappingして3のCPUはそのプログラム情報を読みながら動作する。5は外部インターフェースでプリンタードライバーで生成されたPDLデータ等が入ってくる。CPUはそのデータをもとにDisplayListを生成して一旦2のDRAMI/Fを経由してDRAM上にデータを生成し、4の描画回路は2のDRAMIFを経由してDisplayListを読み込みBitMapデータを生成してDRAMに書き込む。8のJBIG圧縮伸張回路は必要に応じてJBIG圧縮伸張を行う。画像として出力する場合は6のプリンターエンジンインターフェースが2のDRAMIF経由でBitMapデータを取得してプリンターエンジンにデータを出力する。
本発明においては6の内部に画像処理変換回路が存在する。図14にそのブロック図を記載する。本説明ではウインドウサイズは18×18として説明する。
1は18ラインの画像データを取り込む遅延回路(RAM)、2は中間調判定パターン、3は置き換え画素判定パターン、4はパターンマッチング処理部、5は置き換え画素記憶部、6は置き換え画素入力部、7は画素置き換え処理部である。
画像が入力され、RAMに格納される。画像データは004のウインドウに格納され、002と003の判定パターンと004のデータを元に生成された、005のパターンマッチング処理部で判断される。処理すると判断された場合は006の置き換え画素記憶部のデータを置き換え画素入力部に入れて、置き換え画素置換信号を008の画素置き換え処理部に伝達する。
次に図15をもとに定着爆発の原理を記載する。
(1)は印字予定部にトナーが付着したが、定着前に風で飛んでしまい、トナーが飛び散ってしまったもので、
(2)はOPC系で紙内部に水があり、それが定着器で暖められ、紙内部から爆発したものである。
次に図16に実際の本発明を適用する前と適用後に写真を記載する。
Aは本処理を施さない場合で、Bは本処理を施した場合である。
Aはトナーが飛び散っているのがわかるが、Bは多少飛び散りが少なくなっていることがわかる。
次に図17に実際にこのような帯状の画像に対してコントローラがどのように画素を抜いているのかを図で説明する
Aが本処理を施さない場合で図16のAに対応したもの、図17は本処理を施したものでBに対応したもので実際には真っ黒い帯び状のデータに対して印字したような形にしている。即ち図14でのパターンマッチングにより黒画像を白画像に変換したものとなっている。
図18に実際のウインドウに画像があり、その画像を黒から白に変換する図を記載する。
図14の1の遅延回路(RAM)から入ってきた、画像データが4の参照ウインドウに画像が毎CLOCKはいってきて、参照ウインドウに画像データがシフトされていく。図18で行うようなパターンマッチングを行い、マッチングした場合は図18の左図のように画素をぬくようなかたちになり、図16−Bのような画像が生成される
図18のような参照ウインドウとマッチングパターンでは図16−Bのような1dotおきの白抜きパターンにはならない。図19は図18の1CLOCK後の図である。図19をもとに前の(1CLOCK前)画素抜き情報を記憶して、前に画素抜きしている場合は当画素が置換対象画素であったとしても画素抜きしない図を示す
例えばモノクロエンジンでも高精彩、高速スピードになってきている。実施例1、2のような処理を行う場合例えば1200dpi−120ppmといったような高速エンジンの場合、1CLOCK1画素という従来の方法で行うためには、内部CLOCK、RAM等のスピードを上げざる得なく1CLOCK数百MHzといったような処理で対応せざるをえなくなり、それもまた難しい。
本発明では上記方法を諦め並列処理、すなわち1CLOCK複数画素といったような処理を行わざるを得ない。そのような場合に実施例2のような前の画素抜きの情報が必要になるが、各参照ウインドウ毎に他の参照ウインドウの状況を判断し、画素抜きを行う回路である。
また、画像パスによって複数ウインドウのウインドウ体系を変更しても良い。
同一ページ内で従来の細線補正と本発明である、定着爆発抑制を制御できる。
本発明の画像形成システム構成を示すブロック図 MFPの構成を示すブロック図 スキャナ部の構成示す断面図 スキャナのデータ処理構成を示すブロック図 プリンタのデータ処理構成を示すブロック図 スクリーニング部におけるPWM処理を説明する図 MFPの操作部のLCD部におけるフローチャート プリンタ部(特にモノクロプリンタ部)の構造を示す断面図 オンラインフィニッシャ部の構成を示す断面図 RIP部の構成を示すブロック図1 RIP部の構成を示すブロック図 MFPの操作部の模式図1 MFPのコントローラメインASICのブロック図 本発明の画像処理ブロック図 本問題の発生メカニズムを示す図 本問題の写真と対策後の写真 本発明の画像処理イメージを示す図 本発明の画像処理を示す図 本発明の画像処理を示す図 本発明の画像処理を示す図
符号の説明
101 ネットワーク
102 サーバコンピュータ
103a クライアントコンピュータ
103b クライアントコンピュータ
103c クライアントコンピュータ
104 MFP
105 MFP
106 スキャナ
107 プリンタ

Claims (4)

  1. 複数ラインの画像データを保持することが可能な画像用メモリを有し、その画像用メモリからデータを取り込み、主走査方向に複数DOT、副走査方向に複数ラインの画像データを格納するための参照ウインドウを有し、またその参照ウインドウのデータは1CLOCK毎に画像データを主走査方向にシフトしていくことが可能で、また水平同期信号毎に取り込むラインをシフトすることが可能な参照ウインドウで、また画像判定用パターンを有し、前記参照ウインドウと照合すなわちマッチング可能な構成となっており、参照ウインドウ上の注目画素に対して、画素置換をするかしないか判定する回路を有し、画素置換するという判定がされた場合、画素置換を行うことが可能なことを特徴とする画像処理回路。
  2. 請求項1に記載の画像処理回路において数DOTすなわち数CLOCK前の画素置換情報を有し、現在の注目画素において、画素置換すると判定した場合にあっても、その前記情報により、既に画素置換が発生していた場合、やはりその注目画素においては画素置換を行わないことが可能なことを特徴とする画像処理回路。
  3. 複写機の印刷系搬送スピードが速いために、あるいは高精彩の印刷系の場合にASIC内部等の動作条件により、1画素1CLOCKで処理することが不可能な場合において、1CLOCKに対して複数画素を上記請求項1の判断を行う必要がある場合に、複数の参照ウインドウを有し、その複数の参照ウインドウに対してマッチングを行い、また請求項2のように画素の前後が関係を知る必要があるため、その複数ウインドウ間で情報のやりとりを行う手段を有し、
    各参照ウインドウの注目画素に対して画素置換の判断を行い、画素置換を行う判断がされた場合は画素置換を行うことが可能なことを特徴とする画像処理回路。
  4. 同一ページ内において、従来の細線補正を行い、かつ本発明、請求項1〜3のいずれかに記載の処理も行うことが可能なことを特徴とする画像処理回路。
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JP2010145846A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Canon Inc 画像形成装置

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