JP2006303815A - フリッカ補正方法、フリッカ補正装置及び撮像装置 - Google Patents

フリッカ補正方法、フリッカ補正装置及び撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006303815A
JP2006303815A JP2005121425A JP2005121425A JP2006303815A JP 2006303815 A JP2006303815 A JP 2006303815A JP 2005121425 A JP2005121425 A JP 2005121425A JP 2005121425 A JP2005121425 A JP 2005121425A JP 2006303815 A JP2006303815 A JP 2006303815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction
flicker
flicker correction
signal
noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005121425A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4207923B2 (ja
Inventor
Tetsuyuki Ono
哲之 大野
Motohiro Nakasuji
元宏 中筋
Yoshiaki Nishide
義章 西出
Hiromasa Ikeyama
裕政 池山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005121425A priority Critical patent/JP4207923B2/ja
Priority to US11/376,345 priority patent/US7589763B2/en
Priority to TW095109550A priority patent/TWI323616B/zh
Priority to CNB2006100751082A priority patent/CN100481889C/zh
Publication of JP2006303815A publication Critical patent/JP2006303815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4207923B2 publication Critical patent/JP4207923B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/73Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the exposure time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/84Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】 ノイズの影響を考慮したフリッカ補正を行う。
【解決手段】
ローパスフィルタを通すことでフリッカ補正後の撮像信号CV_R,CV_G,CV_Bからノイズを除去し、ノイズを除去したフリッカ補正後の撮像信号とフリッカ補正前の撮像信号DV_R,DV_G,DV_Bとから補正誤差信号E_R,E_G,E_Bを生成する補正誤差検出器40R,40G,40Bと、ローパスフィルタを通すことで補正前の撮像信号DV_R,DV_G,DV_Bからノイズを除去し、ノイズを除去した撮像信号と上記補正誤差信号E_R,E_G,E_Bからフリッカ補正信号を生成し、撮像信号からフリッカ補正信号を減算することによりフリッカ補正を行うフリッカ補正回路30R,30G,30Bを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像信号からフリッカ補正信号を減算することによりフリッカ補正を行うフリッカ補正方法、フリッカ補正装置及び撮像装置に関する。
蛍光灯などの周期的に点滅を繰り返す光源の下でデジタルカメラなどによって撮影をした場合、取得される画像には周期的な縞の明暗が現れ、結果的には映像には縞の明暗が流れて見える現象が起きる。もしくはフレーム間で画像全体に周期的な明暗の違いが現れる。これはフリッカと呼ばれ、点滅する光源の下で電荷の蓄積タイミングをずらして撮像するイメージセンサを備えたデジタルカメラで撮影した場合には避けることのできない問題となっている。
従来、イメージセンサは面単位、もしくはライン単位で電荷の蓄積タイミングが異なる。一般的に、面単位で電荷の蓄積タイミングを合わせる方式をグローバルシャッタ方式と呼び、ライン単位で電荷の蓄積タイミングを合わせる方式をローリングシャッタ方式と呼ぶ。これまでイメージセンサではグローバルシャッタ方式を採用したCCDが主流であったが、近年、CCDセンサより消費電力が小さく、部品点数も少なく安価に生産できるCMOSセンサが注目されている。このCMOSセンサは構造的な問題によりローリングシャッタ方式を採用している場合が多い。どちらの方式でも、点滅を繰り返す光源の下で撮影した場合は、センサでの電荷蓄積タイミングの違いにより、面全体に明暗の違い(面フリッカ)やライン毎による明暗の違い(面内フリッカ)が現れる。
図6にグローバルシャッタ方式を採用したセンサでの電荷蓄積量の違いを示し、図7にはグローバルシャッタ方式によって現れる面フリッカの画像の例を示す。図8にはローリングシャッタ方式による電荷蓄積量の違いを示し、図9には面内フリッカの画像の例を示す。また、周期的に点滅する光源下で撮影された映像に含まれるフリッカ成分は正弦波によって近似でき、正弦波の性質を利用してフリッカを除去し補正画像を作る方法が主流となっている。
フリッカを補正するために、入力画像よりフリッカ成分を検出し、検出されたフリッカ成分をもとにゲインを調整する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−222228号公報
ところで、入力画像よりフリッカ成分を検出し、検出されたフリッカ成分をもとにゲインを調整する従来の方法では、フリッカの補正としてゲインアップする領域において、ノイズ成分のゲインまで上がってしまいノイズが強調されてしまう。ここで、ノイズが強調されたシミュレーションを図10に示す。
また、単純に入力信号をもとにフリッカの補正値のレベルを調整する方法では、入力信号に含まれるノイズの影響を受けて補正値が改悪され補正精度が良いとは言えない。フリッカのレベルはノイズと比べても非常に弱く、ノイズの影響は大きいためそれを考慮したフリッカ補正が必要である。
そこで、本発明の目的は、上述の如き従来の問題点に鑑み、ノイズの影響を考慮したフリッカ補正を行うことのできるフリッカ補正方法、フリッカ補正装置及び撮像装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施の形態の説明から一層明らかにされる。
本発明は、撮像信号からフリッカ補正信号を減算することによりフリッカ補正を行うフリッカ補正方法であって、ローパスフィルタを通すことでフリッカ補正後の撮像信号からノイズを除去し、ノイズを除去したフリッカ補正後の撮像信号とフリッカ補正前の撮像信号とから補正誤差信号を生成し、ローパスフィルタを通すことで補正前の撮像信号からノイズを除去し、ノイズを除去した撮像信号と上記補正誤差信号からフリッカ補正信号を生成することを特徴とする。
また、本発明は、撮像信号からフリッカ補正信号を減算することによりフリッカ補正を行うフリッカ補正装置であって、ローパスフィルタを通すことでフリッカ補正後の撮像信号からノイズを除去し、ノイズを除去したフリッカ補正後の撮像信号とフリッカ補正前の撮像信号とから補正誤差信号を生成する補正誤差検出手段と、ローパスフィルタを通すことで補正前の撮像信号からノイズを除去し、ノイズを除去した撮像信号と上記補正誤差信号からフリッカ補正信号を生成するフリッカ補正手段とを備えることを特徴とする。
さらに、本発明は、撮像手段により得られた撮像信号からフリッカ補正信号を減算することによりフリッカ補正を行うフリッカ補正装置を備える撮像装置であって、上記フリッカ補正装置は、ローパスフィルタを通すことでフリッカ補正後の撮像信号からノイズを除去し、ノイズを除去したフリッカ補正後の撮像信号とフリッカ補正前の撮像信号とから補正誤差信号を生成する補正誤差検出手段と、ローパスフィルタを通すことで補正前の撮像信号からノイズを除去し、ノイズを除去した撮像信号と上記補正誤差信号からフリッカ補正信号を生成するフリッカ補正手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、ローパスフィルタを通すことによりノイズを除去した入力信号に基づいてレベルの調整を行うことによってノイズの影響のないフリッカ補正を行うことができ、また、補正誤差を検出する際にもノイズの影響のないフリッカ付加信号を作ることができ、精度の高い補正誤差検出ができる。
このように、本発明によれば、ノイズの影響を低減したフリッカ補正を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、例えば図1に示すような構成の撮像装置100に適用される。
この撮像装置100は、赤色画像撮像用の撮像素子10R、緑色画像撮像用の撮像素子10G、青色画像撮像用の撮像素子10B、各撮像素子10R,10G,10Bにより得られた各色画像の撮像信号SI_R,SI_G,SI_Bをデジタル化するA/D変換器20R,20G,20B、各A/D変換器20R,20G,20Bによりデジタル化された撮像信号DV_R,DV_G,DV_Bが供給されるフリッカ補正回路30R,30G,30B及び補正誤差検出器40R,40G,40B、各フリッカ補正回路30R,30G,30Bによりフリッカ補正された撮像信号CV_R,CV_G,CV_Bが供給されるカメラ用信号処理回路50などからなる。
各補正誤差検出器40R,40G,40Bは、各フリッカ補正回路30R,30G,30Bによりフリッカ補正された撮像信号CV_R,CV_G,CV_Bが供給されており、上記デジタル化された撮像信号DV_R,DV_G,DV_Bとフリッカ補正された撮像信号CV_R,CV_G,CV_Bから各撮像信号CV_R,CV_G,CV_Bの補正誤差を検出して補正誤差信号E_R,E_G,E_Bを生成し、生成した補正誤差信号E_R,E_G,E_Bを各フリッカ補正回路30R,30G,30Bに供給する。
この撮像装置100において、各フリッカ補正回路30R,30G,30Bには、図2に示すような構成のフリッカ補正回路30*が用いられている。ここで、*はR,G,Bを代表して標記したものである。
フリッカ補正回路30*は、補正誤差検出器40*から補正誤差信号E_*が供給されるアドレス算出器31*、このアドレス算出器31*により算出されたアドレスADが供給される補正値算出器32*、この補正値算出器32*により算出されたフリッカ補正データFDが供給されるレベル調整器33*、上記A/D変換器20*によりデジタル化された撮像信号DV_*が供給されるローパスフィルタ(LPF)34*及び演算器35*を備え、上記A/D変換器20*によりデジタル化された撮像信号DV_*が上記ローパスフィルタ(LPF)34*を介して上記レベル調整器33*に供給され、このレベル調整器33*により生成されるフリッカ補正値CFDが上記演算器35*に供給されるようになっている。
このような構成のフリッカ補正回路30*において、アドレス算出器31*では、補正誤差検出器40*から入力される補正誤差信号E_*をもとに、補正値算出器32*に備えられたROM(後述するフリッカメモリ321,322)のアドレスADを計算する。
このアドレス算出器31*では、注目するフレームの先頭ラインのアドレスを電源周波数とフレームレートから計算し、そのアドレスに1ライン進むごとのアドレス増加量を加算することで現在のラインでのアドレスを算出する。具体的には電源周波数が50Hz、フレームレートが30Hz、撮像素子10*の垂直方向のクロック数が1125clkである場合(以後、具体例では電源周波数、フレームレート、撮像素子10*のクロック数は同じ)に、フリッカの1回の明暗の周期Tは、次の式1に示すように、
T=30Hzx1125clk/(50Hzx2)
=337.5[clk]) ・・・式1
337.5ラインとなる。また、システム内部のROMには1周期を512分割したフリッカデータが保持されており、1ライン進むごとにROMのアドレスは、次の式2に示すように、
512/337.5=1.51703 ・・・式2
約1.51703だけ増えることになる。つまり、先頭ラインでの補正波アドレスが0のとき、100ライン進むとそのラインでのアドレスは、次の式3に示すように、
0+1.51703x100≒152 ・・・式3
152となる。
ここで、補正値算出器32*は、図3に示すように、フリッカメモリ321,322、上記フリッカメモリ321,322から読み出される2種類のフリッカデータFD1,FD2に係数α,α−1を乗算する乗算器323,324、上記乗算器323,324により係数α,α−1を乗算されたフリッカデータFD1_A,FD2_Aが供給される加算器325を備え、上記アドレス算出器31*により算出されたアドレスADによって上記フリッカメモリ321,322から2種類のフリッカデータFD1,FD2が読み出されるようになっている。
この補正値算出器32*では、上記アドレス算出器31*で計算されたアドレスADをもとに上記フリッカメモリ321,322から2種類のフリッカデータFD1,FD2を読み出し、フレームレートとシャッタスピードに応じて乗算器323,324で係数α,α−1を乗算して加算器325で加算合成することによって、1つのフリッカ補正データFDを算出して出力する。
なお、補正値算出器32*にて保持するフリッカデータFD1,FD2は周期性を利用するため、波形の一部を保持することになる。また、ROMでなくても適宜フリッカデータを計算することも可能である。この場合では2つのフリッカデータFD1,FD2から1つのフリッカ補正データFDを合成しているが、3つ以上のフリッカデータを用いることで様々なフリッカ補正データFDを合成することも可能である。このフリッカ補正データFDはライン単位で決まる値で1ラインにつき1回更新される。
ここで、フリッカのレベルは各画素の輝度値に応じて変化するので入力される撮像信号DV_*を用いて画素毎にレベル調整を行うが、撮像信号DV_*にはノイズ成分も含まれており、このレベル調整にノイズの影響が出てしまう。
そこで、この撮像装置100におけるフリッカ補正回路30*では、ローパスフィルタ(LPF)34*を通すことで撮像信号DV_*からノイズを除去し、ノイズを除去した撮像信号DV_*’をレベル調整器33*に供給する。レベル調整器33*では、ノイズのない撮像信号DV_*’と補正値算出器32*で算出したフリッカ補正データFDから、ノイズの影響を受けていない各画素の補正値CFDを算出することができる。
なお、この実施の形態では画素値に応じて補正値も単調増加するものとなっている。これは、画素値に応じてフリッカのレベルも線形に増加する傾向が観測されたためである。また、画素値が非常に小さい場合と非常に高い場合ではフリッカが測定されないのでその特徴も備えた計算を実行しているがこの特性に限定するものではない。
そして、このフリッカ補正器回路30*では、演算器35*において撮像信号DV_*に各画素の補正値CFDを加算することで補正済みの撮像信号CV_*を得る。
この撮像装置100において、各補正誤差検出器40R,40G,40Bでは、図4に示すアルゴリズムを用いて補正誤差の検出を行う。
すなわち、「nフレーム目の補正画像」の出力後、その「nフレーム目の補正画像」に対してn+1フレーム目のフリッカの状態を予測してフリッカ成分を付加する。このようにしてできた画像をここでは「画像A」とする。同時に、n+1フレーム目のフリッカ状態を予測し、さらにアドレスをずらしたフリッカ成分を付加して作られる画像を「画像B」とする。これらの2枚の画像とフリッカ成分を含んだ「n+1フレーム目の画像」との差分を取ると、「画像A」においては被写体の移動分のみが差分画像として出力されるが、「画像B」においては被写体の移動分とフリッカ成分の両方が差分画像として出力されるため、それぞれの差分値を比較すると「画像A」での差分値が小さくなる。逆に考え、「画像B」から求めた差分値が「画像A」からのそれよりも小さくなった場合はアドレスをずらしたほうが正しくフリッカを予測していると考えられる。つまり、差分値が小さいほうが正しくフリッカを予測しているので、差分値が小さくなる方向へアドレスをずらしていくことで最終的にはある範囲内で補正誤差を収束させることができる。
各補正誤差検出器40R,40G,40Bには、図5に示すような構成の補正誤差検出器40*が用いられている。ここで、*はR,G,Bを代表して標記したものである。
補正誤差検出器40*は、上記フリッカ補正回路30*によりフリッカ補正された撮像信号CV_*が供給されるフリッカ付加信号生成部41A,41B、各フリッカ付加信号生成部41A,41Bにより生成されたフリッカ付加信号FDV1,FDV2が供給されるライン積分器42A,42B、各ライン積分器42A,42Bにより積分されたラインデータLD11,LD21が供給されるメモリ43A,43B、各メモリ43A,43Bから読み出されたラインデータLD12,LD22が供給される差分検出器44A,44B、上記A/D変換器20*によりデジタル化された撮像信号DV_*が供給されるライン積分器45、各差分検出器44A,44Bによる検出された差分データDD1,DD2が供給される積分器46A,46B、各積分器46A,46Bにより得られた積分データID1,ID2が供給される比較器47などを備え、ライン積分器45により得られるラインデータLD3が各差分検出器44A,44Bに供給され、比較器47による比較出力として得られる補正誤差信号E_*が各フリッカ付加信号生成部41A,41Bに供給されるようになっている。
各フリッカ付加信号生成部41A,41Bは、比較器47による比較出力として得られる補正誤差信号E_*が供給されるアドレス算出器411A,411B、各アドレス算出器411A,411Bにより算出されたアドレスAD11,AD21が供給されるアドレス変換器412A,412B、各アドレス変換器412A,412Bにより算出されたアドレスAD12,AD22が供給される補正値算出器413A,413B、各補正値算出器413A,413Bにより算出されたフリッカデータFD1,FD2が供給されるレベル調整器414A,414B、上記A/D変換器20*によりデジタル化された撮像信号DV_*が供給されるローパスフィルタ(LPF)415A,415B及び演算器416A,416Bを備え、上記A/D変換器20*によりデジタル化された撮像信号DV_*が上記ローパスフィルタ(LPF)415A,415Bを介して上記レベル調整器414A,414Bに供給され、このレベル調整器414A,414Bにより生成される補正値CFD1,CFD2が上記演算器416A,416Bに供給されるようになっている。
このような構成の補正誤差検出器40*では、補正誤差信号E_*をもとにアドレス算出器411A,411BでROMのアドレスAD11,AD21を計算する。ここで計算するアドレスは次フレームのフリッカの先頭のアドレスをプラス方向とマイナス方向へずらしたアドレスである。これらのアドレスはフリッカ補正回路30*でのアドレス算出器31*と同様の計算によって算出する。また、補正誤差検出器40*に備えられるROMはフリッカ補正回路30*に備えられたROMと同じものである。
アドレス変換器412A,412Bでは、アドレス算出器411A,411Bで算出されたアドレスAD11,AD21から次フレームのフリッカを再現できるアドレスAD12,AD22へ変換する。つまり、位相が逆転するアドレスへと変換する。このアドレス変換器412A,412Bで変換されるアドレスAD12,AD22は次フレームのフリッカを予測したものでフリッカを補正するためのものではない。
補正値算出器413A,413Bでは、アドレス変換器412A,412Bにより変換されたアドレスAD12,AD22をもとにフリッカデータFD1,FD2を算出する。このフリッカデータFD1,FD2もフリッカ補正回路30*と同様にライン単位で決まる値である。この補正値算出器413A,413Bもフリッカ補正回路30*に備えられ補正値算出器32*と同様の構成のものが用いられる。
補正誤差検出器413A,413Bでもフリッカ補正回路30*と同様にローパスフィルタローパスフィルタ(LPF)415A,415Bを通すことで撮像信号DV_*からノイズを除去し、ノイズを除去した撮像信号DV_*’をレベル調整器414A,414Bに供給する。レベル調整器414A,414Bでは、ノイズのない撮像信号DV_*’と補正値算出器413A,413Bで算出したフリッカデータFD1,FD2から、ノイズの影響を受けていない各画素の補正値CFD1,CFD2を算出する。
このレベル調整器414A,414Bもフリッカ補正回路30*に備えられたレベル調整器33*と同様の構成のものが用いられる。
演算器416A,416Bでは、各画素の補正値CFD1,CFD2とフリッカ補正された撮像信号CV_*から次フレームのフリッカ付加信号FDV1,FDV2を生成する。
そして、ライン積分器42A,42Bでは、次フレームのフリッカ付加信号FDV1,FDV2のある領域をそれぞれ積分しラインデータLD11,LD21を算出する。ここでの領域とは水平方向には取得される画像の範囲であれば任意の値を取ることが可能であり、広くとることで補正誤差の検出の精度を上げることができる。垂直方向には1画面内に入るフリッカの明暗の周期の整数倍とすれば良い。具体的には水平方向に1000画素分、垂直方向に675画素分(337.5x2)の1000x675などとすることができる。
ライン積分器42A,42Bにより算出されたラインデータLD11,LD21を、次フレームの撮像信号DV_*が入力されるまでメモリ43A,43Bに蓄えておき、次フレームの撮像信号DV_*が入力されたら、フリッカ付加信号FDV1,FDV2を積分した領域と同じ領域をライン積分器45でライン積分しラインデータLD3を算出する。
メモリ43A,43Bに蓄えてあるラインデータLD12,LD22とそのラインに対応する次フレームの撮像信号DV_*のラインデータLD3をそれぞれ差分検出器44A,44Bに入力し差分データDD1,DD2を得る。
積分器46A,46Bでは、2つの差分データDD1、DD2をそれぞれ積分することにより積分データID1,ID2を得る。
そして、比較器47において、これらの積分データID1,ID2の大小を比べることでアドレスをプラスとマイナスのどちらにずらしたほうがより正しいフリッカを予想しているか判断する。例えば、アドレスをプラスしたほうの積分データID*がアドレスをマイナスした積分データID*より小さいならばアドレスをプラスするように補正誤差信号E_*を出力する。
この補正誤差信号E_*を上記フリッカ補正回路30*と補正誤差検出器40*の両方のアドレス算出器31,411A,411Bに入力し、正しい方向へアドレスをずらしていくことで補正誤差を最小にする。
本発明を適用した撮像装置の構成を示すブロック図である。 上記撮像装置に備えられたフリッカ補正回路の構成を示すブロック図である。 上記フリッカ補正回路における補正値算出器の構成を示すブロック図である。 上記撮像装置おける補正誤差検出のアルゴルズムを模式的に示す図である。 上記撮像装置に備えられた補正誤差検出器の構成を示すブロック図である。 グローバルシャッタ方式を採用したセンサでの電荷蓄積量の違いを模式的に示す図である。 グローバルシャッタ方式によって現れる面フリッカの画像の例を模式的に示す図である。 ローリングシャッタ方式による電荷蓄積量の違いを模式的に示す図である。 面内フリッカの画像の例を模式的に示す図である。 入力画像よりフリッカ成分を検出し、検出されたフリッカ成分をもとにゲインを調整する従来の方法において、ノイズが強調されたシミュレーション結果を模式的に示す図である。
符号の説明
10R,10G,10B 撮像素子、20R,20G,20B,20* A/D変換器、30R,30G,30B,30* フリッカ補正回路、31* アドレス算出器、32* 補正値算出器、33* レベル調整器、34* ローパスフィルタ(LPF)、35* 演算器、40R,40G,40B,40* 補正誤差検出器、50 カメラ用信号処理回路、41A,41B フリッカ付加信号生成部、42A,42B,45 ライン積分器、43A,43B メモリ、44A,44B 差分検出器、46A,46B 積分器、47 比較器、100 撮像装置、321,322 フリッカメモリ、323,324 乗算器、325 加算器、411A,411B アドレス算出器、412A,412B アドレス変換器、413A,413B 補正値算出器、414A,414B レベル調整器、415A,415B ローパスフィルタ(LPF)、416A,416B 演算器

Claims (3)

  1. 撮像信号からフリッカ補正信号を減算することによりフリッカ補正を行うフリッカ補正方法であって、
    ローパスフィルタを通すことでフリッカ補正後の撮像信号からノイズを除去し、ノイズを除去したフリッカ補正後の撮像信号とフリッカ補正前の撮像信号とから補正誤差信号を生成し、
    ローパスフィルタを通すことで補正前の撮像信号からノイズを除去し、ノイズを除去した撮像信号と上記補正誤差信号からフリッカ補正信号を生成することを特徴とするフリッカ補正方法。
  2. 撮像信号からフリッカ補正信号を減算することによりフリッカ補正を行うフリッカ補正装置であって、
    ローパスフィルタを通すことでフリッカ補正後の撮像信号からノイズを除去し、ノイズを除去したフリッカ補正後の撮像信号とフリッカ補正前の撮像信号とから補正誤差信号を生成する補正誤差検出手段と、
    ローパスフィルタを通すことで補正前の撮像信号からノイズを除去し、ノイズを除去した撮像信号と上記補正誤差信号からフリッカ補正信号を生成するフリッカ補正手段と
    を備えることを特徴とするフリッカ補正装置。
  3. 撮像手段により得られた撮像信号からフリッカ補正信号を減算することによりフリッカ補正を行うフリッカ補正装置を備える撮像装置であって、
    上記フリッカ補正装置は、ローパスフィルタを通すことでフリッカ補正後の撮像信号からノイズを除去し、ノイズを除去したフリッカ補正後の撮像信号とフリッカ補正前の撮像信号とから補正誤差信号を生成する補正誤差検出手段と、ローパスフィルタを通すことで補正前の撮像信号からノイズを除去し、ノイズを除去した撮像信号と上記補正誤差信号からフリッカ補正信号を生成するフリッカ補正手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
JP2005121425A 2005-04-19 2005-04-19 フリッカ補正方法、フリッカ補正装置及び撮像装置 Expired - Fee Related JP4207923B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005121425A JP4207923B2 (ja) 2005-04-19 2005-04-19 フリッカ補正方法、フリッカ補正装置及び撮像装置
US11/376,345 US7589763B2 (en) 2005-04-19 2006-03-16 Flicker correction method and device, and imaging device
TW095109550A TWI323616B (en) 2005-04-19 2006-03-21 Flicker correction method and device, and imaging device
CNB2006100751082A CN100481889C (zh) 2005-04-19 2006-04-18 闪烁校正方法与设备以及成像设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005121425A JP4207923B2 (ja) 2005-04-19 2005-04-19 フリッカ補正方法、フリッカ補正装置及び撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006303815A true JP2006303815A (ja) 2006-11-02
JP4207923B2 JP4207923B2 (ja) 2009-01-14

Family

ID=37108122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005121425A Expired - Fee Related JP4207923B2 (ja) 2005-04-19 2005-04-19 フリッカ補正方法、フリッカ補正装置及び撮像装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7589763B2 (ja)
JP (1) JP4207923B2 (ja)
CN (1) CN100481889C (ja)
TW (1) TWI323616B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009089249A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP2009124238A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Canon Inc 撮像装置及びそのフリッカ検出方法
JP2009124239A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Canon Inc 撮像装置及びそのフリッカ検出方法
JP2009194440A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Canon Inc 撮像装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4285542B2 (ja) * 2004-11-15 2009-06-24 ソニー株式会社 フリッカ補正方法及びフリッカ補正回路並びにそれらを用いた撮像装置
US8164660B2 (en) * 2008-10-28 2012-04-24 Omnivision Technologies, Inc. Single row based defective pixel correction
JP5212170B2 (ja) * 2009-02-25 2013-06-19 株式会社ニコン 撮像装置
EP2698985B1 (en) * 2012-04-16 2018-05-30 Olympus Corporation Imaging system and imaging method
JP6366739B2 (ja) * 2015-01-20 2018-08-01 オリンパス株式会社 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2020072392A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5293225A (en) * 1991-05-31 1994-03-08 Victor Company Of Japan, Ltd. Digital signal processing system for color camera apparatus including separate delays for color signal and brightness signal processing
DE69633586T2 (de) * 1995-06-30 2005-12-01 Mitsubishi Denki K.K. Einrichtung zur Abtastumsetzung mit verbesserter vertikaler Auflösung und Vorrichtung zur Flimmerreduzierung
JP2947186B2 (ja) * 1996-10-23 1999-09-13 日本電気株式会社 フリッカ軽減回路
JP3087684B2 (ja) * 1997-06-02 2000-09-11 日本電気株式会社 画像読取装置
JPH11313226A (ja) * 1998-04-27 1999-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd フリッカ補正装置及び補正方法
JP3892172B2 (ja) * 1998-07-24 2007-03-14 松下電器産業株式会社 固体撮像装置
US7071909B2 (en) * 2001-03-09 2006-07-04 Thomson Licensing Reducing sparkle artifacts with low brightness processing
JP4337353B2 (ja) * 2002-03-25 2009-09-30 セイコーエプソン株式会社 フリッカ検出装置、フリッカ補正装置、撮像装置、フリッカ検出プログラムおよびフリッカ補正プログラム
JP4423889B2 (ja) 2002-11-18 2010-03-03 ソニー株式会社 フリッカ低減方法、撮像装置およびフリッカ低減回路
JP2004260574A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd フリッカ検出方法およびフリッカ検出装置
JP3873917B2 (ja) * 2003-03-14 2007-01-31 セイコーエプソン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
JP3826904B2 (ja) * 2003-07-08 2006-09-27 ソニー株式会社 撮像装置およびフリッカ低減方法
JP4259998B2 (ja) * 2003-12-19 2009-04-30 三洋電機株式会社 フリッカ検出装置及び撮像装置
JP4331026B2 (ja) * 2004-03-17 2009-09-16 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 フリッカノイズ検出方法、フリッカノイズ低減方法及びフリッカノイズ検出回路
US7502054B2 (en) * 2004-12-20 2009-03-10 Pixim, Inc. Automatic detection of fluorescent flicker in video images

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009089249A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
US8169503B2 (en) 2007-10-02 2012-05-01 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus and control method for selecting a flicker control method
JP2009124238A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Canon Inc 撮像装置及びそのフリッカ検出方法
JP2009124239A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Canon Inc 撮像装置及びそのフリッカ検出方法
JP2009194440A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Canon Inc 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4207923B2 (ja) 2009-01-14
US7589763B2 (en) 2009-09-15
CN100481889C (zh) 2009-04-22
TWI323616B (en) 2010-04-11
CN1856030A (zh) 2006-11-01
TW200644651A (en) 2006-12-16
US20060232687A1 (en) 2006-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101180618B1 (ko) 플리커 보정 방법, 플리커 보정 장치 및 촬상 장치
JP4207922B2 (ja) フリッカ補正方法、フリッカ補正装置及び撮像装置
JP4207923B2 (ja) フリッカ補正方法、フリッカ補正装置及び撮像装置
JP4371108B2 (ja) 撮像装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP4285542B2 (ja) フリッカ補正方法及びフリッカ補正回路並びにそれらを用いた撮像装置
US8848063B2 (en) Image processing including image correction
US8830360B1 (en) Method and apparatus for optimizing image quality based on scene content
WO2017090300A1 (ja) 画像処理装置、および画像処理方法、ならびにプログラム
KR20060129954A (ko) 화상 처리 장치 및 촬상 장치
WO2015163145A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、電子機器、並びにプログラム
WO2014020970A1 (ja) 画像処理装置、および画像処理方法、並びにプログラム
JP2001016508A (ja) 固体撮像装置
WO2012147337A1 (ja) フリッカ検出装置、フリッカ検出方法およびフリッカ検出プログラム
JP2000092377A (ja) 固体撮像装置
JP2007295200A (ja) フリッカ補正方法及び撮像装置
JP2011114473A (ja) 画素欠陥補正装置
JP2007214662A (ja) 固体撮像装置
JP5818451B2 (ja) 撮像装置および制御方法
JP2004247880A (ja) シェーディング補正方法およびその装置
JP7439029B2 (ja) 撮像装置、撮像方法、プログラムおよび記憶媒体
JP6225328B2 (ja) 欠陥画素の補正装置および補正方法
JP2007336329A (ja) 撮像装置
JP2010171811A (ja) 撮像装置
JP2011135194A (ja) 撮像装置、その補正制御方法、及び補正制御プログラム、並びに記録媒体
JP2006174315A (ja) 映像信号処理装置、映像信号の処理方法、映像信号の処理プログラム及び映像信号の処理プログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080930

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081013

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees