JP2007214662A - 固体撮像装置 - Google Patents
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Abstract
フレーム積分処理ではテンポラルなノイズ成分が、フレーム積分回数Frに対し1/√Fr倍で低減していくのに対し、固定パターンノイズはそのまま残ってしまうため、固定パターンノイズが支配的になってくる積分回数でS/N比の改善効果は頭打ちになってしまうという問題があった。
【解決手段】
視軸ズレ量補正器18において視軸制御装置11から入力された視軸の駆動角度情報から計算した二次元光検出素子5の結像面上での視軸ズレ量に、(−1)を掛けた分だけ画像をずらしながらフレーム積分を掛けるようにした。
【選択図】 図1
Description
しかしながら、フレーム積分処理ではテンポラルなノイズ成分がフレーム積分回数:Frに対し1/√Fr倍で低減していくのに対し、固定パターンノイズはそのまま残ってしまう。このため、固定パターンノイズが支配的になってくる積分回数でS/N比の改善効果は頭打ちになってしまうという問題があった。
上記フレーム積分用加算器は、上記補正用演算器で補正された信号と上記視軸ズレ量補正器
で補正された信号とを加算して、フレーム積分を行うものである。
この発明に係る実施の形態1では、視軸制御装置により意図的に視軸ブレを誘発させ、その既知の視軸ブレ量を相殺するように、即ち像が正しく重ね合わせられるようにフレーム積分を掛けることで、固定パターンノイズ成分を面内で分散させ、ぼやけさせることによって、固定パターンノイズ成分を抑圧することを特徴とする。
図1は、この発明の実施の形態1の固体撮像装置の構成を示す構成図である。図において、視軸駆動装置2、ミラー3、光学系4、二次元光検出素子5、A/D変換部6、補正用演算器7、補正データ格納用メモリ8、フレーム積分用メモリ9、フレーム積分用加算器10、視軸ズレ量補正器18を備えて構成される。ミラー3、光学系4は光学装置を構成する。ミラー3は、上下方向(仰角方向)もしくは左右方向(旋回角方向)に回動出来るように、視軸駆動装置2に回転可能に取り付けられている。光学系4は、1つもしくは複数の集光レンズやフィルタ等の光学部品で構成され、集光作用を有する。二次元光検出素子5は、入射光を受光面上に集光・結像させ電気信号に変換する。
ミラー3の可動角は有限であるので、ミラーの駆動角度の加算値が一定角度に達したら、ミラー3を反転させる。すなわち、ミラー3を一定の角度範囲内で往復動させる。例えば、サンプル時刻t=T0〜Tn-1の間はミラー3を一定の旋回角度θで順次正回転させ、サンプル時刻t=Tnにおいてミラー3の駆動角度がn×θに至ったらミラー3を逆回転させる。続いて、サンプル時刻t=Tn〜T2n-1までの間はミラー3を一定の旋回角度−θで逆回転させ、サンプル時刻t=T2nにおいてミラー3の駆動角度が0に戻ったら、ミラー3を再び正回転させる。
フレーム積分を掛けるためにフレーム積分用メモリ9に格納されたフレーム積分画像信号は、フレーム積分用加算器10に入力される。次いで、フレーム積分用加算器10は、この入力されたフレーム積分画像信号を、次のフレームの補正画像信号と加算する。
このときに、視軸ズレ量補正器18は、視軸制御装置11から入力された視軸の駆動角度情報から計算した、二次元光検出素子5の結像面上での結像位置のズレに相当する視軸ズレ量に対して、(−1)を掛けた分だけフレーム積分用メモリ9から出力されたフレーム積分画像信号の画像での像の位置をずらす補正を行う。すなわち視軸ズレ量16のずれ方向と反対方向に同じずれ量だけフレーム積分画像信号の画像内での像の位置をずらす。
このようにしてフレーム積分画像での像位置をずらした上で、フレーム積分用加算器10は、補正用演算器7からの次のフレームの補正画像信号と、視軸ズレ量補正器18で補正を行ったフレーム積分画像信号とを、加算するフレーム積分処理を行う。
2次元光検出素子5からの補正画像信号上に像12が写っており、同時に固定パターン19も画像上に現れている。時刻がT0、T1、T2と進むにつれ、像12は図3(a)(b)(c)のように、視軸ズレ量と反対方向に移動していく。しかし、固定パターン19は同じ位置に現れるので、視軸ズレ補正を掛けたフレーム積分信号においては、逆に固定パターン19の方が視軸ズレと同方向にずれていくこととなる。そのため、像が正しく重ね合わせられるように処理が施されたフレーム積分信号では、図3(d)のように固定パターンはボケて全体的に小さい信号になる。
で補正された信号とを加算してフレーム積分を行うことにより、固定パターンノイズ成分を面内で分散させ、ぼやけさせることによって、固定パターンノイズを抑圧することができる。
以下、図を用いてこの発明に係る実施の形態2について説明する。
図4はこの発明の実施の形態2を示す構成図であり、実施の形態1に示した固体撮像装置において、フレーム積分の加算回数を外部から変更することができる加算回数可変器20を追加したものである。
以下、図を用いてこの発明に係る実施の形態3について説明する。
図5はこの発明の実施の形態3を示す構成図であり、実施の形態1の固体撮像装置に、視軸ブレ量を外部から変更することができるズレ量可変器21を追加したものである。
なお、実施の形態2の固体撮像装置に、視軸ズレ量を外部から変更することができるズレ量可変器21を追加しても良い。
以下、図を用いてこの発明に係る実施の形態4について説明する。
図6はこの発明の実施の形態4を示す構成図であり、実施の形態1の固体撮像装置において、フレーム積分の加算回数を外部から変更することができる加算回数可変器20と視軸ブレ量を外部から変更することができるズレ量可変器21を追加したものである。
21 ズレ量可変器。
Claims (3)
- 受光面に結像した入射光が電気信号に変換される二次元光検出素子と、
上記二次元光検出素子からの電気信号をデイジタル信号に変換するA/D変換部と、
上記デイジタル信号における画像のばらつき成分を補正するための補正データを格納する補正データ格納用メモリと、
上記補正データ格納用メモリに格納された補正データを用いて上記デイジタル信号を補正する補正用演算器と、
上記補正用演算器で補正された信号に対しフレーム積分を行うフレーム積分用加算器と、
上記フレーム積分用加算器によりフレーム積分された画像を格納するフレーム積分用メモリと、
上記受光面における入射光の結像位置を、所定のずれ量分ずらす視軸駆動装置と、
上記フレーム積分用メモリに格納されたフレーム積分画像の画素位置を、上記視軸駆動装置による結像位置のずれ量を相殺する方向に移動させて補正する視軸ズレ量補正器と、
を備え、
上記フレーム積分用加算器は、上記補正用演算器で補正された信号と上記視軸ズレ量補正器
で補正された信号とを加算して、フレーム積分を行うことを特徴とした固体撮像装置。 - 上記フレーム積分用加算器による加算回数を、外部から設定変更できる加算回数可変器を有したことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
- 上記視軸制御装置による所定のずれ量を、外部から設定変更できるズレ量可変器を有したことを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の固体撮像装置。
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