JP2006303742A - 電子機器および共有データ管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワーク上に構成されたグループのメンバーが共有するデータを常に整合性を保ちながら簡単かつ迅速にメンバー間で受け渡すことができるインタフェースを実現する。
【解決手段】会議室画面の「MyPC」アイコンをクリックしてメニューを開き、このメニューから「メモボードを始める」を選択してメモボード画面32を開くことにより、会議主催者(会議リーダ)となって、会議に参加するメンバーを会議のメンバーリスト33上で設定することができる。さらに会議のメンバーリスト33上で書記を選ぶ(任命する)こともできる。書記となった場合は、メモボード34上でテキストデータを編集し、その内容を更新できる。
【選択図】 図16

Description

本発明は、通信機能を備えた電子機器およびネットワーク上に構築されるコミュニケーショングループの共有データ管理方法に関する。
ノート型パーソナルコンピュータ、PDA等の小型情報処理機器に於いては、使用環境下に於いて周辺に存在する無線LANのアクセスポイントを見つけ、そのアクセスポイントを介してネットワーク接続を行う機能を有している。またネットワーク接続およびファイル転送を視覚的に行う機能も実現されている。
特願2002−132618号公報
複数のパーソナルコンピュータをネットワークを介して接続し、ネットワーク上で、コミュニケーショングループとして、例えば仮想会議室を構築する際、会議の出席者同士が簡単かつ迅速に議事録等をやりとりすることのできるインタフェース機能が要求される。
本発明は、ネットワーク上に構成されたグループのメンバーが共有するデータを常に整合性を保ちながら簡単かつ迅速にメンバー間で受け渡すことができるインタフェースを実現した電子機器および共有データ管理方法を提供することを目的とする。
本発明は、通信ネットワークを介して接続可能な複数の機器をグループのメンバーとして設定する設定手段と、前記グループのメンバーとして設定された機器が共有するデータを書き込むボードを表示する表示手段と、前記グループのメンバーとして設定された機器の中から選ばれた特定の権限をもつ機器が入力したデータを前記ボードに書き込み、前記ボードのデータを更新する制御手段と、前記ボードに書き込まれたデータを前記グループのメンバーとして設定された機器に配信する通信手段とを具備した電子機器を特徴とする。
また本発明は、 通信ネットワークを介しユーザ端末としてデータを送受信する電子機器であって、前記通信ネットワークを介して接続可能なユーザ端末を会議のメンバーとして登録するメンバー登録手段と、前記メンバー登録手段に登録されたユーザ端末から任意のユーザ端末を会議のメンバーとして選択し、開催する会議のメンバーを構成するメンバー構成手段と、前記メンバー構成手段により構成したメンバーに含まれる特定のユーザ端末により操作される、前記会議のメンバーが共有するメモボードを作成し保持するメモボード管理手段と、前記メモボードの画面を表示する表示制御手段と、前記メモボード管理手段が管理するメモボードを前記会議のメンバーを構成するユーザ端末に配信するデータ送信手段とを具備したことを特徴とする。
ネットワーク上に構成されたグループのメンバーが共有するデータを常に整合性を保ちながら簡単かつ迅速にメンバー間で受け渡すことができるインタフェースを実現できる。
以下図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る電子機器のシステム構成を示す図である。この電子機器は、例えばバッテリ駆動可能なノート型のパーソナルコンピュータ等であり、図1に示すように、CPU11、ホストブリッジ12、主メモリ13、LCD(Liquid Crystal Display)14、システムコントローラ15、磁気ディスク駆動装置(HDD:Hard Disk Drive)16、有線通信デバイス17、無線通信デバイス18、BIOS(Basic Input/Output System)−ROM19、キーボードコントローラ(KBC)20、キーボード(KB)21およびマウス22などを有している。
CPU11は、この電子機器全体の動作制御を司る装置であり、HDD16から主メモリ13にロードされたオペレーティングシステム(OS)101やBIOS−ROM19に格納されたBIOSを実行する。さらにCPU11は、HDD16から主メモリ13にロードされたデバイス探索制御プログラム1031、会議室制御プログラム1032を含む各種アプリケーションプログラムを実行する。会議室制御プログラム1032には、TCP/IPによりネットワーク接続が可能な複数の機器を対象に、任意の機器をグループ(例えば会議)のメンバーとして設定する機能、グループのメンバーとして設定された機器が共有するデータを書き込むメモボードを管理し表示する機能、グループのメンバーとして設定された機器の中から選ばれた特定の権限をもつ機器(例えば書記として指名された機器)が入力したデータをメモボードに書き込み、メモボードのデータを更新する機能、メモボードに書き込まれたデータをグループのメンバーとして設定された機器に配信する機能、メモボードのデータが更新されたとき、メモボードのデータが更新されたことを会議のメンバーに通知する機能、上記特定の権限をもたない状態でかつ所定の動作状態にあるとき上記通知を受けてメモボードが更新された旨を外部に報知(例えばLCDに表示)する機能等を実現するメモボード処理ルーチンが含まれる。このメモボード処理ルーチンの処理手順は図19に示されている。上記メモボードと会議のメンバーリストとを並置したメモボード画面の構成は図15および図16に示されている(符号32参照)。会議の開催者となる機器のメンバーリスト上で特定の権限をもつ例えば書記となる機器を指定できる(図16の符号33b参照)。上記メモボードは、一定字数のテキストデータエリアを有し、会議を開催するごとに1つ作成され、会議を終了すると廃棄される(図16の符号34参照)。
ホストブリッジ12は、このCPU11が備えるローカルバスをシステムバスに繋ぐブリッジ機能の他、主メモリ13に対するアクセスを制御するメモリコントロール機能と、LCD14の表示制御を実行する表示コントローラ機能とを併せ持っている。
主メモリ13は、この電子機器の主記憶となる記憶媒体であり、前述のオペレーティングシステム101の他、TCP/IPによるネットワーク接続を可能にする有線通信デバイス17または無線通信デバイス18を駆動制御するための通信制御ドライバ102と、後述するネットワークユーティリティ103とを格納する。また、この主メモリ13には、デバイス探索制御プログラム1031、および上記メモボード処理ルーチンを含んだ会議室制御プログラム1032と、これら各種プログラムが使用する各種データも一時的に格納される。さらに主メモリ13には、上記メモボードの領域が確保される。
LCD14は、この電子機器が提供するユーザインタフェースのアウトプット側を担う表示装置であり、CPU11により実行される各種プログラムが作成した画像データを表示する。この実施形態ではデバイス探索制御プログラム1031および会議室制御プログラム1032の制御の下に図3乃至図12、および図15、図16、図18に示す各種の画面が表示される。、
システムコントローラ15は、HDD16に対するアクセスを制御するディスクコントロール機能の他、この電子機器内に敷設されるPCIバスおよびISAバスにおけるデータ転送を調停するアービタ機能を併せ持っている。HDD16は、この電子機器の外部記憶となる記憶媒体であり、主メモリ13の補助装置として上記したデバイス探索制御プログラム1031および会議室制御プログラム1032を含む各種のプログラムおよび各種のデータを格納する。この実施形態では、自機器が会議主催者(会議リーダ)となったとき、当該会議リーダとなる機器に設けられたHDD16の一部領域が後述するメモボード上で編集されたテキストデータの保管場所となり、ここにメモボード上で編集されたテキストデータが原本として記憶される。
有線通信デバイス17および無線通信デバイス18は、双方とも他の電子機器との間のデータ送受信を実行する装置であり、有線通信デバイス17は、例えばEthernet(登録商標)に準拠した有線通信路経由のデータ送受信を実行する。無線通信デバイス18は、例えば無線LAN(IEEE802.11b等に対応)やBluetooth(R)に準拠した無線通信路経由のデータ送受信を実行する。ここでは、無線LAN用およびBluetooth(R)用の2つの無線通信デバイス18をそれぞれ備えるものとする。
BIOS−ROM19は、この電子機器に設置される各種周辺機器を駆動制御するためのプログラムであるBIOSを格納する記憶媒体である。KBC20は、この電子機器が提供するユーザインタフェースのインプット側を担う装置であり、キーボード(KB)21やマウス22の操作を内蔵レジスタを介してCPU11に伝達する。この実施形態では、上記会議室制御プログラム1032に含まれるメモボード処理ルーチンの制御の下に、キーボード21より入力されたテキストデータが上記メモボードに書き込まれる。また、マウス22は、LCD14に表示される各種画面の座標指定、クリック操作等に供される。
以上のような構成をもつ電子機器、つまりネットワークユーティリティ103がインストールされた電子機器を、本実施形態では、各ユーザがそれぞれ携行し、例えば文書作成ソフトウェアや表計算ソフトウェアなどを利用して、必要に応じ会議室制御プログラム1032の制御の下に通信ネットワーク上で仮想の会議を開催する。上記ネットワークユーティリティ103は常駐プログラムであり、電子機器の電源オン時には常に起動された状態にある。また、ここでは一例として、図2に示すように、PC(A)1〜PC(F)1の6台の電子機器がデータを送受信可能な状態にあるものと想定する。この例では、PC(A)1〜PC(B)1の2台は、無線LANに準拠したアクセスポイント(AP)2経由のデータ送受信と、Bluetooth(R)に準拠したデータ送受信との両方を行うことが可能な状態であり、PC(C)1〜PC(D)1の2台は、無線LANに準拠したアクセスポイント(AP)2経由のデータ送受信のみ、PC(E)1〜PC(F)1の2台は、Bluetooth(R)に準拠したアクセスポイント(AP)2経由のデータ送受信のみをそれぞれ実行可能な状態にある。尚、この例では無線通信デバイス18を用いたネットワーク接続を想定しているが有線通信デバイス17を用いたネットワーク接続であっもよい。
このような状態で、PC(A)1のユーザが、PC(B)1〜PC(F)1の5人のユーザを招集して、相互にデータファイルを送受信したり、データファイルを共有し合うための集合体を形成しようと考えたとする。ここでは、この集合体を会議室と称し、この会議室への参加者を招集するユーザを会議リーダ、招集されるユーザを会議メンバと称することにする。この場合、PC(A)1のユーザ、つまり会議リーダは、まず、図3に示すネットワークユーティリティ103のメニューリストを表示させ、このメニューリストの中から「ワイヤレスデバイス検索」(メニューa)を選択する。この選択操作や後述するクリック操作等は、すべてオペレーティングシステム101の制御のもとに対応するプログラムに通知されるようになっている。
この選択が行われると、ネットワークユーティリティ103のデバイス探索制御プログラム1031が作動して周辺に存在する無線デバイス(PC(B)1〜PC(F))が探索され、その探索結果が図4に示す表示形態で表示される。図4(a)に示すように、デバイス探索制御プログラム1031は、宇宙空間を模したモチーフ図(宇宙空間モチーフ図)を表示し、その中心部に自装置を示すオブジェクト(MyPC)を表示すると共に、この宇宙空間を周回する天体に見立て、検出した無線デバイスを示すオブジェクト(User−B、User−E、User−F)を各々の電波強度に応じて表示する。この無線デバイスを示すオブジェクトは、電波強度が高いものほど中心に近く、低くなるに従って中心から遠くに表示される。また、その表示方向が実際に存在する方向を示すものとの誤解を生じさせないために、無線デバイスを示すオブジェクトは、電波強度に応じた軌道上を常時移動する。無線LANに準拠したデータ送受信を実行する無線デバイス(無線LANデバイス)の探索と、Bluetooth(R)に準拠したデータ送受信を実行する無線デバイス(Bluetooth(R)デバイス)の探索とのいずれを行うかは、画面右下部に表示されるオブジェクトb1をクリックした際に表示される設定画面上で切り換えることが可能である。また、このモチーフ図で表示される探索結果がいずれであるかは、同じく画面右下部に表示されるオブジェクトb2で示される。ここでは、上下に積まれた2つの円盤のうち、上の円盤が無線LAN、下の円盤がBluetooth(R)に対応し、複数の軌道線が表された方が表示対象として選択されているものとする。つまり、図4(a)は、Bluetooth(R)デバイスの探索結果を表示しており、その結果、PC(B)1、PC(E)1、PC(F)1をそれぞれ示すオブジェクトが天体として表示されていることになる。
そして、デバイス探索制御プログラム1031は、この探索結果を、探索デバイス管理データ201としてHDD16に記録する。なお、ここでは、無線LANデバイス(User−C、User−D)の探索も、図4(b)に示すように実行されており、つまり、無線LANデバイスの探索とBluetooth(R)デバイスの探索との両方が、デバイス探索制御プログラム1031により行われたものとする(PC(B)1〜PC(F)1のすべてが検出済み)。
この無線デバイスの探索が終了すると、会議リーダは、今度は、(図4に示した探索デバイス表示画面の)画面右下部に表示されるオブジェクトb3をクリックし、会議室の作成作業に移行する。オブジェクトb3がクリックされると、ネットワークユーティリティ103の会議室制御プログラム1032が作動し、会議室制御プログラム1032は、HDD16に記録された探索デバイス管理データ201に基づき、図5に示す会議室作成画面を表示する。
図5に示すように、この会議室作成画面には、デバイス探索制御プログラム1031により探索された無線デバイスが会議メンバ候補として一覧表示される。そこで、会議リーダは、この中から招集すべき会議メンバーのチェックボックスc1をチェックしていき、会議メンバをすべて選択し終えたら開始ボタンc2をクリックする。なお、この図5で示されるUSER−Bは、図2で示されるPC(B)1に対応しており(その他も同様)、ここで図2中のPC(B)1〜PC(F)1のすべてが選択されたものとする。
開始ボタンc2のクリックを受けると、会議室制御プログラム1032は、今度は、図6に示す会議室名入力画面を提示する。そして、会議リーダは、例えば図示の“××開発会議室”等の会議室名を入力し、OKボタンd1をクリックする。そして、このOKボタンd1のクリックを受けた会議室制御プログラム1032は、“××開発会議室”という会議室が、PC(A)1を会議リーダ、PC(B)1〜PC(F)1を会議メンバとして作成されたことを会議室管理データ202としてHDD16に記録すると共に、会議メンバの各無線デバイスに対して会議の参加を打診する通知を行い、図7に示すような会議室を模したモチーフ図(会議室モチーフ図(会議リーダ用))が表された会議室画面を表示する。この画面の詳細については後述する。
一方、この打診の通知を受けた側の無線デバイス、つまりPC(B)1〜PC(F)1の各電子機器では、ネットワークユーティリティ103の会議室制御プログラム1032が作動して、図8に示すような吹き出し(バルーン)表示を行う。この吹き出し(バルーン)表示は、ある会議室への参加を打診されている旨を報知するためのものであり、この表示を見た各ユーザは、タスクトレー内に表示されたネットワークユーティリティ103のアイコンf1をクリックする。そして、このクリックを受けると、会議室制御プログラム1032は、図9に示すポップアップ画面を表示して、その会議室への参加有無を取得し、その結果を会議リーダであるPC(A)1に返送する。もし、参加(出席する)が選択されると、会議室制御プログラム1032は、図10に示すような会議室を模したモチーフ図(会議室モチーフ図(会議メンバ用))が表された会議室画面30を表示する。
会議リーダとなったPC(A)1では、図7に示した会議室画面30が表示されるが、この会議室画面30を使って、会議リーダは、以下のデータ送受信を行うことができる。なお、図7中、オブジェクトe1は、収集した参加メンバをそれぞれ示しており、自分を示すオブジェクトe2と共に、同心円上に等間隔で配置される。これにより、あたかも参加者全員が会議室の円卓に着席しているようなイメージを持たせ、この着席者に対する操作等によって、データ送受信を簡単かつ確実を行うことのできるインタフェースを提供することを実現している。
まず、第1に、会議リーダは、各会議メンバに対するデータ送信を個別に行うことが可能である。例えば文書作成ソフトウェアで作成したテキストファイルをある会議メンバに送信しようとした場合、会議リーダは、図11に示すように、そのテキストファイル(ファイルA)のアイコンを、送信先の会議メンバを示すオブジェクトe1上にドラッグアンドドロップすれば良い。このドラッグアンドドロップ操作を受け、会議室制御プログラム1032は、そのテキストファイルを無線LANまたはBluetooth(R)に準拠した無線通信によって送信先の会議メンバに向けて送出する。なお、図2に示すように、PC(B)1は、無線LANおよびBluetooth(R)のいずれによっても無線通信可能な状態にあるので、デバイス探索制御プログラム1031による無線デバイス探索時には、無線LANデバイスとしても、また、Bluetooth(R)デバイスとしても探索されることになる。この場合、会議室制御プログラム1032は、その双方について、会議室への収集の通知を並行して行う。そして、参加の通知が少しでも早く通知された方を採用し、以降、この採用した方の無線デバイスとしてデータの送受信を実行する。このような制御を行うことにより、この会議室制御プログラム1032で作成される会議室には、参加メンバとして無線LANデバイスとBluetooth(R)デバイスとを混在させることが可能である。
また、第2に、会議リーダは、すべての会議メンバ向けに、自分が保有するデータを公開することが可能である。つまり、自分が保有するデータをすべての会議メンバとの間で共有する共有データ扱いとすることができる。ドーナツ型のオブジェクトe3は、共有化するデータを登録するための共有領域であり、例えば文書作成ソフトウェアで作成したテキストファイルを共有化しようとした場合、会議リーダは、図12に示すように、そのテキストファイル(ファイルB)のアイコンを、このオブジェクトe3上にドラッグアンドドロップすれば良い。このドラッグアンドドロップ操作を受け、会議室制御プログラム1032は、そのテキストファイルが共有化された旨を会議室管理データ202としてHDD16に記録し、そのアイコンのコピーをオブジェクトe3上に表示すると共に、そのテキストファイルの識別子を付加した共有データ登録通知をすべての会議メンバに送信する。一方、この通知を受けた会議メンバ側では、会議室制御プログラム1032が、そのテキストファイルのアイコンを、同じく共有領域を示すオブジェクト上に重畳させて表示する。
また、第3に、会議リーダは、すべての会議メンバに対して同一のデータを1回の操作で同報することが可能である。円卓中央部に配置された円形のオブジェクトe4は、この同報を行うための送信領域を示しており、例えば文書作成ソフトウェアで作成したテキストファイルをすべての会議メンバに送信しようとした場合、会議リーダは、そのテキストファイルのアイコンを、このオブジェクトe4上にドラッグアンドドロップすれば良い。このドラッグアンドドロップ操作を受け、会議室制御プログラム1032は、そのテキストファイルを無線LANまたはBluetooth(R)に準拠した無線通信によってすべての会議メンバに向けて送出する。
上記したデータ送受信制御手順について図13および図14を参照して説明する。
図13は、会議リーダとして会議室を作成する場合の電子機器の動作の流れを示すフローチャートである。会議リーダとなるユーザから使用される場合、まず、デバイス探索制御プログラム1031による無線デバイスの探索が行われる(ステップA1)。そして、この無線デバイスの探索後、会議室制御プログラム1032が起動され、探索された無線デバイスの中から会議に招集するメンバの選択が行われる(ステップA2)。もし、この時に選択したメンバの集まりをグループとして登録する場合は(ステップA3のYES)、さらにグループの登録が実行される(ステップA4)。メンバが選択されると、会議室制御プログラム1032は、その選択されたメンバそれぞれに対して会議室への参加を打診する通知を行うと共に(ステップA5)、それらのメンバと自分とを例えば円卓に着席させたような会議室の表示を行う(ステップA6)。そして、この表示した会議室に対する操作に基づき、会議室制御プログラム1032は、会議メンバとの間のデータ送受信を実行する(ステップA7)。
図14は、会議メンバとして会議室に参加する場合の電子機器の動作の流れを示すフローチャートである。会議メンバとなるユーザから使用される場合は、会議室への参加を打診する通知が送られることによって、会議室制御プログラム1032が起動される(ステップB1)。起動された会議室制御プログラム1032は、その会議室に参加するか否かを問うための表示を行い(ステップB2)、参加が指示されたら(ステップB2のYES)、その旨の返答を会議リーダに返答し(ステップB3)、会議リーダから通知されるメンバと自分とを例えば円卓に着席させたような会議室の表示を行う(ステップB4)。そして、この表示した会議室に対する操作に基づき、会議室制御プログラム1032は、会議メンバとの間のデータ送受信を実行する(ステップB5)。また、不参加が指示されたら(ステップB2のNO)、その旨の返答を会議リーダに返答し(ステップB6)、そのまま、この処理を終了する。
以上のように、会議リーダは、図7に示した会議室画面30を使って、会議メンバとの間でデータ送受信を行うことができる。つまり、(1)ある会議メンバに個別にデータを送信する、(2)データを共有領域に登録し、会議メンバにダウンロードさせる、(3)すべての会議メンバにデータを同報する、を簡単かつ確実に行うことが可能となる。
一方、会議メンバとなったPC(B)1〜PC(F)1では、図10に示した会議室画面30が表示されるが、この会議室画面を使って、各会議メンバは、以下のデータ送受信を行うことができる。各会議メンバは、会議リーダおよび他の会議メンバに対するデータ送信を個別に行うことができる。その手順は、図11で示した会議リーダの場合と同様、所望のデータファイルのアイコンを所望の相手のオブジェクトg1にドラッグアンドドロップすればよい。なお、他の会議メンバに対するデータ送信は、無線LANデバイス同士またはBluetooth(R)デバイス同士である場合に実行することができ、それ以外の場合、会議室制御プログラム1032は、その相手とのデータ授受は行えない旨を知らせるエラーメッセージを表示する。なお、図10は、PC(B)1で表示される会議室を示しており、会議リーダであるPC(A)11を示すオブジェクトg1の下部に、[HOST]という表示が付される。
また、各会議メンバは、会議リーダが公開するデータ(共有データ)をダウンロードすることができる。ある共有データをダウンロードしようとした場合、各会議メンバは、共有領域のオブジェクトg2上に重畳させて表示されている所望の共有データのアイコンを、円卓外までドラッグアンドドロップすればよい。このドラッグアンドドロップ操作を受け、会議室制御プログラム1032は、そのアイコンのコピーをドロップ箇所に表示すると共に、その識別子を付加したデータ転送要求を会議リーダに送信し、これに応答して返送されるデータをHDD16に格納する。
また、各会議メンバは、自分が保有するデータを共通データとして(会議リーダが管理する)共有領域にアップロードすることができる。あるデータをアップロードしようとした場合、各会議メンバは、図12で示した会議リーダの場合と同様に、そのアイコンを共有領域のオブジェクトg2上にドラッグアンドドロップすればよい。このドラッグアンドドロップ操作を受け、会議室制御プログラム1032は、そのアイコンのコピーをオブジェクトg2上に表示すると共に、そのテキストファイルを付加した共有データ登録依頼通知を会議リーダに送信する。一方、この通知を受けた会議リーダ側では、会議室制御プログラム1032が、そのテキストファイルをHDD16に格納すると共に、そのテキストファイルが共有ファイルである旨を会議室管理データ202としてHDD16に記録し、そのアイコンをオブジェクトe3上に表示する。そして、この時、会議室制御プログラム1032は、そのテキストファイルの識別子を付加した共有データ登録通知をすべての会議メンバに送信する。このアップロードを利用すれば、直接的には不可能な無線LANデバイス−Bluetooth(R)デバイス間のデータ送受信を会議リーダ経由で行うことが可能となる。
以上のように、会議室制御プログラム1032は、ユーザが会議リーダとなる場合および会議メンバとなる場合のそれぞれについて、前述のごとく動作するので、専用のサーバ装置を必要とすることなく、データの送受信を簡単かつ確実に行うためのインタフェースを小規模のシステム構成で実現可能とする。
また、上記した会議室画面30上で自分を示すオブジェクトe2の「MyPC」アイコンをクリックすることにより、図15、図16に示すような、会議参加メンバーが共有するメモボード画面を使用した、例えば議事録等の情報伝達が可能となる。
このメモボード画面を用いることで、ネットワーク上に構成されたグループのメンバーが共有するデータを常に整合性を保ちながら簡単かつ迅速にメンバー間で受け渡すことができるインタフェースが実現される。即ち、本実施形態では、メモボードの内容を、メモボードへのデータ書き込み権限をもつ書記のみが編集可能であり、かつ書記の権限を他のメンバーに委譲できるシステム構成としている。さらにメモボードの内容更新に伴ってリアルタイムで更新内容をメンバーに配信するシステム構成としている。これによりネットワーク上に構成されたグループのメンバーが共有するデータを常に整合性を保ちながら簡単かつ迅速にメンバー間で受け渡すことのできるインタフェースを実現している。
会議室画面30上で自分を示すオブジェクトe2の「MyPC」アイコンをクリックすると、「MyPC」アイコン上に図15に示すメニューが表示される。
このメニューから「メモボードを始める」を選択すると、詳細を図16に示す、メモボード画面32が表示される。さらに会議室画面30には、メモボードアイコン31が表示される。このメモボード画面32は、会議のメンバーリスト33とメモボード34とを有して構成される。図16に示す例では、会議のメンバーリスト33とメモボード34が並置された状態で表示される。尚、上記メモボードアイコン31は会議室画面30を開いた会議参加メンバー全員に表示される。
さらに会議のメンバーリスト33の上部には会議室画面30を縮小したイメージの会議室アイコン35が表示される。また、会議室画面30には、「保存」ボタン、「閉じる」ボタン等が設けられ、メモボード34には、「更新」ボタン、「リターン」ボタン等が設けられる。会議室アイコン35をクリックすると、会議室画面30を前面にアクティブ画面として表示する。「更新」ボタンをクリックすると、メモボード34に記述した内容をメンバーに更新する。「リターン」ボタンをクリックすると、メモボード34の編集を終了する。「閉じる」ボタンをクリックすると、メモボード画面32を閉じる。「保存」ボタンをクリックすると、メモボード34の内容を保存する。
メモボード34は、会議室名、会議の主催者(会議リーダ)、会議室作成日時、会議招待者(会議メンバー)等が表示されるエリアと、議事録等のテキストデータを書き込む、一定字数のテキストデータ入力エリアとを有し、会議を開催するごとに1つ作成され、会議を終了すると廃棄される。
メモボード画面32の会議のメンバーリスト33には、会議室参加メンバーの一覧が表示される。さらに会議のメンバーリスト33には、会議室参加メンバーの中から選ばれた書記(メモボード34に書き込み権限をもっているメンバー)が鉛筆マーク(書記マーク)33bで示されている。
この鉛筆マーク33bが付された、メモボード34の書き込み権限をもつ書記は、メモボード34の作成当初は不在であり、メモボード34に最初に書き込みをしたメンバーが自動的に書記になる。会議主催者(会議リーダ)と、書記になっているメンバーは、任意のタイミングで任意のメンバーに対して書記を選ぶ(任命する)ことができる。
書記になりたいメンバーは、会議のメンバーリスト33に表示された自分のアイコンをクリックすることで、書記になりたいという意図を書記を含めた会議メンバー全員に通知することができる。この通知を受けたメンバーは、会議のメンバーリスト33上の上記通知を行ったメンバーのアイコンが点滅することで、書記になりたいメンバーを認識することができる。
また、メモボード34の内容が更新されたとき、メモボード画面32を開いていないメンバーに対して、図18に示すように、会議室画面30の共有エリアに、更新されたデータのうちの最初の1行分のデータがバルーン36で表示される。このバルーン36の表示を認識して、会議に参加したい場合は、メモボードアイコン31をクリックするこでメモボード画面32が開かれ、会議に参加することができる。
上記した各処理は、各メンバーの機器に設けられた会議室制御プログラム1032のメモボード処理ルーチンの制御の下に実行される。
上記メモボード34上で編集されたテキストデータは、会議を開催した会議主催者(会議リーダ)の機器に設けられたHDD16に原本として記憶される。会議を開催した会議主催者(会議リーダ)は、自機器に設けられたHDD16の一部領域をメモボード34上で編集されたテキストデータの保管場所として確保し、この領域(メモボード保管領域)に、メモボード34上で編集されたテキストデータを原本として記憶する。このメモボード保管領域に記憶されたテキストデータは、書記のみが更新できる。書記を含めたメンバー全員はメモボード保管領域に置かれたテキストデータをリアルタイムで受け取ることができる。この状態を図17に示している。
この図17に示す例では、会議主催者(会議リーダ)となった機器をUser−A(HOST)、書記となった機器をUser−B(書記)、その他の会議メンバーの機器をUser−Cとして示している。User−A(HOST)には、HDD16の一部領域に、メモボード34上で編集されたテキストデータの保管場所(メモボード保管領域)が確保される。User−B(書記)は、上記User−Aのメモボード保管領域に保持されたテキストデータをメモボード34上で任意に編集でき、内容を更新できる(1)。User−Cは、上記User−Aのメモボード保管領域に保持されたテキストデータをリアルタイムで抽出して保存することができる(2)。User−Cは、User−Aのメモボード保管領域に保持されたテキストデータを編集したいとき、上記した書記になりたい旨の手続を経て、書記となることで上記メモボード保管領域に保持されたテキストデータを編集できる。
上記したメモボード34に於けるデータの受け渡し処理手順を図19に示している。User−Aは、会議室画面30の自分のアイコン、即ち「MyPC」アイコンをクリックして、図15に示すメニューを開き、このメニューから「メモボードを始める」を選択してメモボード画面32を開くことにより、会議主催者(会議リーダ)となって、会議に参加するメンバーを会議のメンバーリスト33上で設定することができる(C11)。さらにUser−Aは会議のメンバーリスト33上で書記を選ぶ(任命する)こともできる。User−Bは、User−Aから指名されることにより、若しくは会議参加メンバーの中で最初にメモボード34にデータを書くことによって、書記となることができる。書記となったUser−Bは、メモボード34上でUser−Aのメモボード保管領域に、テキストデータを書き(C12)、このメモボード保管領域に書いたテキストデータを更新できる(C13)。User−Aはメモボード保管領域の内容が更新される度に、その更新内容をメモボード34に反映させ表示するとともに、その更新された内容(テキストデータ)をリアルタイムで会議参加メンバー(User−C、User−D)に配信して、会議参加メンバー(User−C、User−D)のメモボード34に反映させ表示させる(C14)。このようにして、メモボード画面32を用いて簡単かつ迅速に会議を進行することができる。
また上記実施形態によれば、メモボード34の内容を、メモボード34へのデータ書き込み権限をもつ書記のみが編集可能であり、かつ書記の権限を他のメンバーに委譲できるシステム構成としていることから、さらにメモボード34の内容更新に伴ってリアルタイムで更新内容をメンバーに配信するシステム構成としていることから、ネットワーク上に構成されたグループのメンバーが共有するデータを常に整合性を保ちながら簡単かつ迅速にメンバー間で受け渡すことのできるインタフェースを実現できる。
以上のように、この電子機器によれば、会議リーダとなる場合および会議メンバとなる場合のそれぞれについて、会議室の参加メンバに対するデータ送受信を簡単かつ確実に行うためのインタフェースを提供することができる。また、ネットワーク上に構成されたグループのメンバーが共有するデータを常に整合性を保ちながら簡単かつ迅速にメンバー間で受け渡すことができるインタフェースを実現できる。
なお、ここでは、文書作成ソフトウェアで作成したテキストファイル等を会議室の参加メンバ間で送受信する例を説明したが、これに限らず、例えば会議室を模して表示されたオブジェクトを使って送信先を指定した上でマイクロホンで音声を入力し、所望の相手に自分の音声を送信するなど、種々の変形は容易に可能である。
この発明の実施形態に係る電子機器のシステム構成を示す図。 同実施形態で前提とする6台の電子機器の通信環境を示す図。 同実施形態の電子機器で動作するネットワークユーティリティが表示するメニューリストを例示する図。 同実施形態の電子機器上で動作するネットワークユーティリティ(デバイス探索制御プログラム)による無線デバイスの探索結果の表示例を示す図。 同実施形態の電子機器上で動作するネットワークユーティリティ(会議室制御プログラム)が表示する会議室作成画面を例示する図。 同実施形態の電子機器上で動作するネットワークユーティリティ(会議室制御プログラム)が表示する会議室名入力画面を例示する図。 同実施形態の電子機器上で動作するネットワークユーティリティ(会議室制御プログラム)が表示する会議リーダ用の会議室画面を例示する図。 同実施形態の電子機器上で動作するネットワークユーティリティ(会議室制御プログラム)が会議室への招待状を受信した際に行うアドバルーン表示の例を示す図。 同実施形態の電子機器上で動作するネットワークユーティリティ(会議室制御プログラム)が会議室への参加有無指示用に表示するポップアップ画面を例示する図。 同実施形態の電子機器上で動作するネットワークユーティリティ(会議室制御プログラム)が表示する会議メンバ用の会議室画面を例示する図。 同実施形態の電子機器上で動作するネットワークユーティリティ(会議室制御プログラム)によって会議リーダが実施可能な第1のデータ送受信の操作を説明する図。 同実施形態の電子機器上で動作するネットワークユーティリティ(会議室制御プログラム)によって会議リーダが実施可能な第2のデータ送受信の操作を説明する図。 同実施形態において会議リーダとして会議室を作成する場合の電子機器の動作の流れを示すフローチャート。 同実施形態において会議メンバとして会議に参加する場合の電子機器の動作の流れを示すフローチャート。 同実施形態の電子機器上で動作するネットワークユーティリティ(会議室制御プログラム)が表示するメモボード画面を例示する図。 同実施形態の電子機器上で動作するネットワークユーティリティ(会議室制御プログラム)が表示するメモボード画面を詳細を例示する図。 同実施形態においてメモボード上でテキストデータを編集して会議参加メンバーに配信するまでのデータの流れを説明する図。 同実施形態の電子機器上で動作するネットワークユーティリティ(会議室制御プログラム)が表示する、データの更新を通知する画面を例示する図。 同実施形態においてメモボード上で編集されたテキストデータの受け渡し処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…パーソナルコンピュータ(PC)、2…アクセスポイント(AP)、11…CPU、12…ホストブリッジ、13…主メモリ、14…LCD、15…システムコントローラ、16…磁気ディスク駆動装置(HDD)、17…有線通信デバイス、18…無線通信デバイス、19…BIOS−ROM、20…キーボードコントローラ(KBC)、21…キーボード(KB)、22…マウス、30…会議室画面、31…メモボードアイコン、32…メモボード画面、33…会議のメンバーリスト、33b…鉛筆マーク(書記マーク)、34…メモボード、35…会議室アイコン、101…オペレーティングシステム、102…通信制御ドライバ、103…ネットワークユーティリティ、201…探索デバイス管理データ、202…会議室管理データ、1031…デバイス探索制御プログラム、1032…会議室制御プログラム。

Claims (15)

  1. 通信ネットワークを介して接続可能な複数の機器をグループのメンバーとして設定する設定手段と、
    前記グループのメンバーとして設定された機器が共有するデータを書き込むボードを表示する表示手段と、
    前記グループのメンバーとして設定された機器の中から選ばれた特定の権限をもつ機器が入力したデータを前記ボードに書き込み、前記ボードのデータを更新する制御手段と、
    前記ボードに書き込まれたデータを前記グループのメンバーとして設定された機器に配信する通信手段と
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 前記設定手段は、前記グループのメンバーを設定した機器の中から前記特定の権限をもつ機器を指定する手段をさらに具備する請求項1記載の電子機器。
  3. 前記特定の権限をもつ機器に指定されているとき、前記特定の権限を前記グループのメンバーとして設定された他の機器に委譲する手段をさらに具備する請求項2記載の電子機器。
  4. 前記通信手段は、前記ボードのデータが更新されたことを前記グループのメンバーとして設定された機器に通知する手段をさらに具備する請求項1記載の電子機器。
  5. 通信ネットワークを介しユーザ端末としてデータを送受信する電子機器であって、
    前記通信ネットワークを介して接続可能なユーザ端末を会議のメンバーとして登録するメンバー登録手段と、
    前記メンバー登録手段に登録されたユーザ端末から任意のユーザ端末を会議のメンバーとして選択し、開催する会議のメンバーを構成するメンバー構成手段と、
    前記メンバー構成手段により構成したメンバーに含まれる特定のユーザ端末により操作される、前記会議のメンバーが共有するメモボードを作成し保持するメモボード管理手段と、
    前記メモボードの画面を表示する表示制御手段と、
    前記メモボード管理手段が管理するメモボードを前記会議のメンバーを構成するユーザ端末に配信するデータ送信手段と
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  6. 前記メモボードは、一定字数のテキストデータエリアを有し、会議を開催するごとに1つ作成され、会議を終了すると廃棄される請求項5記載の電子機器。
  7. 前記メンバー構成手段は、前記特定のユーザ端末を書記として指名する処理手段を有し、前記メモボード管理手段は、前記指名された書記となるユーザ端末から更新データを受けて前記メモボードのデータを更新する処理手段を有する請求項6記載の電子機器。
  8. 前記メンバー構成手段は、前記開催する会議のメンバー内で前記書記を委譲する処理手段を有する請求項7記載の電子機器。
  9. 前記表示制御手段は、前記メモボード管理手段が管理するメモボードと前記メンバー構成手段により構成された会議のメンバーリストとを並置したメモボードの画面を表示する請求項8記載の電子機器。
  10. 前記表示制御手段は、前記開催する会議のメンバーリスト上に、会議を開催するユーザ端末および前記書記に指名されたユーザ端末を表示する請求項9記載の電子機器。
  11. 前記メモボードのデータが更新されたとき、前記メモボードのデータが更新されたことを前記会議のメンバーに通知する手段をさらに具備した請求項7記載の電子機器。
  12. 前記書記に指名されていない所定の動作状態で前記通知を受けると、前記メモボードが更新された旨を外部に報知する処理手段をさらに具備する請求項11記載の電子機器。
  13. ネットワーク上に構築されるグループの共有データ管理方法であって、
    前記ネットワークを介して接続可能な複数のユーザ端末を対象に、グループのメンバーを設定する手順と、
    前記メンバーの中から書記を決める手順と、
    前記メンバーが共有するメモボードを作成し表示する手順と、
    前記メモボードに前記書記となったユーザ端末が作成し若しくは更新したテキストデータを書き込む手順と、
    前記テキストデータが書き込まれた前記メモボードを前記メンバーのユーザ端末にリアルタイムで配信する手順と
    を具備したことを特徴とする共有データ管理方法。
  14. 前記メンバーの中で前記書記を担当するメンバーを変更する手順をさらに具備する請求項13記載の共有データ管理方法。
  15. ネットワーク上で参加メンバーによりデータを交換して仮想会議を開催する処理を実行するコンピュータに、
    前記ネットワークを介して接続可能な複数のユーザ端末を対象に会議のメンバーを決めるグラフィックユーザインタフェース機能と、
    前記メンバーの中から書記を決めるグラフィックユーザインタフェース機能と、
    前記メンバーが共有するメモボードを作成するグラフィックユーザインタフェース機能と、
    前記書記となったユーザ端末が作成し若しくは更新したテキストデータを前記メモボードに書き込む機能と、
    前記テキストデータが書き込まれた前記メモボードを前記メンバーのユーザ端末に配信する機能と
    を実現させるためのプログラム。
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