JP2006303413A - 光センサパッケージおよび半導体基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 上部にガラス板を封着する際に、加工性を高め、加工位置精度を向上させる光センサパッケージおよび半導体基板の製造方法を提供する。
【解決手段】 外部回路と接続するための導体3を有する半導体基板2と、半導体基板2上に搭載し導体3と接続される光センサ1と、半導体基板2の上面に配置されて接着剤6により封着されるガラス板5とを備えた光センサパッケージであって、半導体基板2の側面にガラス板5で封着された半導体基板2内部の空気抜け用の貫通穴7を設け、半導体基板2上面の接着剤6が塗布される部分から空気抜け用の貫通穴7に接続される接着剤充填用の穴8を設けた。これにより半導体基板2上面にガラス板5を封着する際に、ガラス板5全周が半導体基板2上面に塗布した接着剤6に接した後であっても、半導体基板2内部と外部の圧力差が発生せず、加工性の向上と加工位置精度の向上を図ることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 外部回路と接続するための導体3を有する半導体基板2と、半導体基板2上に搭載し導体3と接続される光センサ1と、半導体基板2の上面に配置されて接着剤6により封着されるガラス板5とを備えた光センサパッケージであって、半導体基板2の側面にガラス板5で封着された半導体基板2内部の空気抜け用の貫通穴7を設け、半導体基板2上面の接着剤6が塗布される部分から空気抜け用の貫通穴7に接続される接着剤充填用の穴8を設けた。これにより半導体基板2上面にガラス板5を封着する際に、ガラス板5全周が半導体基板2上面に塗布した接着剤6に接した後であっても、半導体基板2内部と外部の圧力差が発生せず、加工性の向上と加工位置精度の向上を図ることができる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、半導体デバイスの中でも特に光センサを搭載するパッケージにおいて、半導体基板上をガラス封着する際の加工性を高め、接着箇所の寸法精度を高めることができる光センサパッケージおよび半導体基板の製造方法に関するものである。
従来から光センサ半導体や受光素子半導体では、一般に素子への光の経路を確保し、かつ外部から保護するために、プラスチックやセラミックのパッケージ基板内に実装した後で、その上からパッケージとほぼ同じ大きさのガラス板を接着剤で封着していた。
以下従来例としてプラスチックの筐体からなるDIPタイプの光センサパッケージを例に、図8および図9によって説明する。
図8は光センサパッケージの断面図であり、図9は光センサパッケージのガラス板封着工程を示した断面図である。図9(a)は接着剤塗布前、図9(b)は接着剤塗布直後、図9(c)はガラス板が接着剤に接した直後、図9(d)はガラス板が接着剤に接した後で荷重を付加し接着剤が潰れかけたところ、図9(e)はガラス板に荷重を付加し封着工程が完了後のセンサパッケージを示した断面図である。
概略でいうと、この光センサパッケージは光センサ1、半導体基板2、導体3、ボンディングワイヤ4、ガラス板5、接着剤6を有している。ここで光センサ1は半導体基板2の凹部2Aに搭載される。更に光センサ1は半導体基板2の内と外を電気的に接続する導体3とボンディングワイヤ4で接続される。半導体基板2の上部にはガラス板5が接着剤6を介して搭載される。
次にこの製造工程のうちガラス板を封着する工程を図9によって説明する。まず図9(a)のように半導体基板2の凹部2A上に光センサ1が搭載され、光センサ1は半導体基板2の内と外を電気的に接続する導体3とボンディングワイヤ4で接続されている。次に図9(b)のように半導体基板2の上面全周に接着剤6を塗布する。引き続き図9(c)のようにガラス板5を接着剤6の上面から接触させる。更に図9(d)のようにガラス板5に上面から荷重を掛けることによって接着剤6が潰れる変形をする。図9(e)のようにガラス板5を規定の位置まで押しつける。
光センサ1としては主にCCDやCMOSセンサなどが用いられ。半導体基板2には積層セラミックやエポキシ系の樹脂などが用いられる。導体3としては銅や42アロイなどの鉄系の合金などが用いられる。ボンディングワイヤ4としては金線が用いられることが多い。ガラス板5は用途に応じて様々なガラスが選択される。接着剤としてはエポキシ系の樹脂などが用いられる。
従来技術としては、コの字型の冶具を用いてガラス板を押さえつけて封着させるというものがあった(例えば特許文献1参照)。
特開平6−53528号公報
しかしながら、上部にガラス板を封着させる光センサパッケージにおいては、ガラス板全周が半導体基板上に塗布された接着剤に接した直後から、内部の空気の内圧によってガラス板を押しつける力に逆らう力が発生し、加工性の低下と加工位置精度の低下の原因となっている。
したがって、この発明の目的は、前記に鑑み、ガラス板を封着する際に、加工性を高め、加工位置精度を向上させることができる光センサパッケージおよび半導体基板の製造方法を提供することである。
前記の目的を達成するためにこの発明の請求項1記載の光センサパッケージは、外部回路と接続するための導体を有する半導体基板と、前記半導体基板上に搭載し前記導体と接続される光センサと、前記半導体基板の上面に配置されて接着剤により封着されるガラス板とを備えた光センサパッケージであって、前記半導体基板の側面に前記ガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通穴を設け、前記半導体基板上面の前記接着剤が塗布される部分から前記空気抜け用の貫通穴に接続される接着剤充填用の穴を設けた。
請求項2記載の光センサパッケージは、外部回路と接続するための導体を有する半導体基板と、前記半導体基板上に搭載し前記導体と接続される光センサと、前記半導体基板の上面に配置されて接着剤により封着されるガラス板とを備えた光センサパッケージであって、前記半導体基板の側面に前記ガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通部を、前記半導体基板上面の前記接着剤が塗布される部分に開口するように設けた。
請求項3記載の光センサパッケージは、外部回路と接続するための導体を有する半導体基板と、前記半導体基板上に搭載し前記導体と接続される光センサと、前記半導体基板の上面に配置されて接着剤により封着されるガラス板とを備えた光センサパッケージであって、前記半導体基板の側面に前記ガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通穴を設け、前記空気抜け用の貫通穴の半導体基板内部側に細長い管を接続した。
請求項4記載の半導体基板の製造方法は、請求項2記載の光センサパッケージにおける半導体基板を金型を用いて樹脂成形する際、前記空気抜け用の貫通部を樹脂成形するための形状を前記金型に配置する工程と、前記金型に樹脂封止する工程と、前記樹脂封止後に前記金型から硬化した樹脂で形成された前記半導体基板をリリースする工程とを含む。
この発明の請求項1記載の光センサパッケージによれば、半導体基板の側面にガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通穴を設けたので、半導体基板上面にガラス板を封着する際に、ガラス板全周が半導体基板上面に塗布した接着剤に接した後であっても、半導体基板内部と外部の圧力差が発生しない。このため、ガラス板を押しつける力に逆らう力が発生せず、加工性の向上と加工位置精度の向上を図ることができる。更に半導体基板上面の接着剤が塗布される部分から空気抜け用の貫通穴に接続される接着剤充填用の穴を設けたので、ガラス板封着後には前記空気抜け用の貫通穴は接着剤によって塞がれる。このため、気密性も確保し、ガラス板封着後のダストの混入も防ぐことができる。また接着剤が前記空気抜け用の貫通穴を完全に塞がない場合でも、この箇所の穴の大きさが非常に小さくなり、通気口の役割を果たすのもこの1つだけであることから、ガラス板封着後にはダストの混入は非常に困難となる。
請求項2記載の光センサパッケージによれば、半導体基板の側面にガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通部を、半導体基板上面の接着剤が塗布される部分に開口するように設けたので、半導体基板上面にガラス板を封着する際に、ガラス板全周が半導体基板上面に塗布した接着剤に接した後であっても、半導体基板内部と外部の圧力差が発生しない。このため、ガラス板を押しつける力に逆らう力が発生せず、加工性の向上と加工位置精度の向上を図ることができる。更にガラス板封着後には前記空気抜け用の貫通部は接着剤によって塞がれるため、気密性も確保し、ガラス板封着後のダストの混入も防ぐことができる。また接着剤が前記空気抜け用の貫通部を完全に塞がない場合でも、この箇所の穴の大きさが非常に小さくなり、通気口の役割を果たすのもこの1つだけであることから、ガラス板封着後にはダストの混入は非常に困難となる。
請求項3記載の光センサパッケージによれば、半導体基板の側面にガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通穴を設けたので、半導体基板上面にガラス板を封着する際に、ガラス板全周が半導体基板上面に塗布した接着剤に接した後であっても、半導体基板内部と外部の圧力差が発生しない。このため、ガラス板を押しつける力に逆らう力が発生せず、加工性の向上と加工位置精度の向上を図ることができる。更にガラス板封着後には前記空気抜け用の貫通穴は細長い管に接続されているため、通気口の役割を果たすのもこの1つだけであることから、ガラス板封着後にはダストの混入は非常に困難となる。
請求項4記載の光センサパッケージの製造方法は、請求項2記載の光センサパッケージにおいて、前記空気抜け用の貫通部の形状を樹脂成形するための形状を金型に配置し、金型を用いた樹脂成形を可能としたので、金型による樹脂成形後に穴空け等の加工をせずに半導体基板を製造することを可能とした。このため量産性に優れ、安価に半導体基板を製造できる。
この発明の第1の実施形態を図1および図2に基づいて説明する。図1(a)は本発明の第1の実施形態の光センサパッケージの断面図、(b)はその光センサパッケージを上面図、(c)はその光センサパッケージの側面図である。
図1(a)に示すように、外部回路と接続するための導体3を有する半導体基板2と、半導体基板2上の凹部2Aに搭載し導体3とボンディングワイヤ4で接続される光センサ1と、半導体基板2の上面に配置されて接着剤6により封着されるガラス板5とを備えている。また、半導体基板2の側面にガラス板5で封着された半導体基板2内部の空気抜け用の貫通穴7を設け、半導体基板2上面の接着剤6が塗布される部分から空気抜け用の貫通穴7に接続される接着剤充填用の穴8を設けた。
次に上記光センサパッケージのガラス板封着工程の製造方法について説明する。図2は本発明の第1の実施形態の光センサパッケージのガラス板封着工程を示す工程断面図である。
まず図2(a)に示すように、半導体基板2の凹部2A上に光センサ1が搭載され、光センサ1は半導体基板2の内と外を電気的に接続する導体3とボンディングワイヤ4で接続されている。半導体基板2の側面には空気抜け用の貫通穴7が配置され、半導体基板2上面の接着剤6の塗布されるエリアから前記空気抜け用の貫通穴7に接続される接着剤充填用の穴8が配置される。光センサ1としては主にCCDやCMOSセンサなどが用いられ。半導体基板2には積層セラミックやエポキシ系の樹脂などが用いられる。導体3としては銅や42アロイなどの鉄系の合金などが用いられる。ボンディングワイヤ4としては金線が用いられることが多い。
図2(b)に示すように、前記図2(a)の半導体基板2の上面全周に接着剤6を塗布する。このとき前記の塗布された接着剤6は前記接着剤充填用の穴8に掛かるように塗布される。この接着剤6としてはエポキシ系の樹脂などが用いられる。
図2(c)に示すように、前記図2(b)のガラス板5を接着剤6の上面から接触させる。ガラス板5は用途に応じて様々なガラスが選択される。
図2(d)に示すように、ガラス板5に上面から荷重を掛けることによって接着剤6が潰れる変形をする。さらにこれと同時に接着剤6は接着剤充填用の穴8に進入していく。
最後に図2(e)に示すように、ガラス板5を規定の位置まで押しつける。このとき同時に接着剤6は接着剤充填用の穴8により深く進入し、空気抜け用の貫通穴7まで進入する。空気抜け用の貫通穴7は接着剤6によって塞がれるため、気密性も確保し、ガラス板封着後のダストの混入も防ぐことができる。また接着剤6が前記空気抜け用の貫通穴7を完全に塞がない場合でも、この箇所の穴の大きさが非常に小さくなり、通気口の役割を果たすのもこの1つだけであることから、ガラス板5封着後にはダストの混入は非常に困難となる。
この発明の第2の実施の形態を図3および図4に基づいて説明する。(ただし半導体基板外部に位置する導体を省略して記載する。)図3(a)は本発明の第2の実施形態の光センサパッケージの断面図、(b)はその光センサパッケージを上面図、(c)はその光センサパッケージの側面図である。
図3(a)に示すように、外部回路と接続するための導体3を有する半導体基板2と、半導体基板2上の凹部2Aに搭載し導体3とボンディングワイヤ4で接続される光センサ1と、半導体基板2の上面に配置されて接着剤6により封着されるガラス板5とを備えている。また、半導体基板2の側面にガラス板5で封着された半導体基板2内部の空気抜け用の貫通部7’を、半導体基板2上面の接着剤6が塗布される部分に開口するように設けた。
次に上記光センサパッケージのガラス板封着工程の製造方法について説明する。図4は本発明の第2の実施形態の光センサパッケージのガラス板封着工程を示す工程断面図である。
まず図4(a)に示すように、半導体基板2の凹部2A上に光センサ1が搭載され、光センサ1は半導体基板2の内と外を電気的に接続する導体3とボンディングワイヤ4で接続されている。半導体基板2の上面に掛かった空気抜け用の貫通部7’が半導体基板2の側面に配置される。光センサ1としては主にCCDやCMOSセンサなどが用いられ。半導体基板2には積層セラミックやエポキシ系の樹脂などが用いられる。導体3としては銅や42アロイなどの鉄系の合金などが用いられる。ボンディングワイヤ4としては金線が用いられることが多い。
図4(b)に示すように、前記図4(a)の半導体基板2の上面全周に接着剤6を塗布する。このとき前記の塗布された接着剤6は前記空気抜け用の貫通部7’に掛かるように塗布される。この接着剤6としてはエポキシ系の樹脂などが用いられる。
図4(c)に示すように、前記図4(b)のガラス板5を接着剤6の上面から接触させる。ガラス板5は用途に応じて様々なガラスが選択される。
図4(d)に示すように、ガラス板5に上面から荷重を掛けることによって接着剤6が潰れる変形をする。さらにこれと同時に接着剤6は空気抜け用の貫通部7’に進入していく。
最後に図4(e)に示すように、ガラス板5を規定の位置まで押しつける。このとき同時に接着剤6は空気抜け用の貫通部7’により深く進入する。空気抜け用の貫通部7’は接着剤6によって塞がれるため、気密性も確保し、ガラス板封着後のダストの混入も防ぐことができる。また接着剤6が前記空気抜け用の貫通部7’を完全に塞がない場合でも、この箇所の穴の大きさが非常に小さくなり、通気口の役割を果たすのもこの1つだけであることから、ガラス板5封着後にはダストの混入は非常に困難となる。
この発明の第3の実施の形態を図5に基づいて説明する。(ただし半導体基板外部に位置する導体を省略して記載する。)図5(a)は本発明の第3の実施形態の光センサパッケージの断面図、(b)はその光センサパッケージを上面図、(c)はその光センサパッケージの側面図である。
図5(a)に示すように、外部回路と接続するための導体3を有する半導体基板2と、半導体基板2上の凹部2Aに搭載し導体3とボンディングワイヤ4で接続される光センサ1と、半導体基板2の上面に配置されて接着剤6により封着されるガラス板5とを備えている。また、半導体基板2の側面にガラス板5で封着された半導体基板2内部の空気抜け用の貫通穴7を設け、空気抜け用の貫通穴7の半導体基板2内部側に細長い管9を接続した。この箇所の穴の大きさが非常に小さく、通気口の役割を果たすのもこの1つだけであることから、ガラス板5封着後にはダストの混入は非常に困難となる。
光センサ1としては主にCCDやCMOSセンサなどが用いられ。半導体基板2には積層セラミックやエポキシ系の樹脂などが用いられる。導体3としては銅や42アロイなどの鉄系の合金などが用いられる。ボンディングワイヤ4としては金線が用いられることが多い。細長い管としてはプラスチックや金属製のものを用いる。また、細長い管は、ダストの進入を防ぐためのもので、もしダストの進入があった場合でも細い管中にとどまり管を抜けて内部に入らなければ、光学的な悪影響を及ぼすことがないため、ダストによる不良が発生しない。
この発明の第4の実施の形態を図6および図7に基づいて説明する。(ただし半導体基板外部に位置する導体を省略して記載する。)図6(a)は本発明の第4の実施形態の光センサパッケージの半導体基板2の断面図、(b)はその半導体基板2用の金型10A,10BのA−Aでの断面図、(c)はその半導体基板2用の金型10A,10BのB−Bでの断面図である。なお、本実施形態の半導体基板2は、第2の実施形態の半導体基板と同様の構成であり、図6(a)ではその形状を一部省略して図示している。
図6(a)に示すように、前記空気抜け用の貫通部7’を配置した半導体基板2においてA−A断面とB−B断面を定義し、(b)に前記A−A断面、(c)にB−B断面を示すように、金型10A,10Bには空気抜け用の貫通部形成用の凸部11を配置した。
次に図7(a)に示すように、前記金型10A,10Bを合わせる。
図7(b)に示すように、前記金型10A,10Bの内部に樹脂封止をする。
図7(c)に示すように、前記金型10A,10Bから樹脂成形され硬化された半導体基板2をリリースする。このように金型を用いた樹脂成形を可能としたので、金型による樹脂成形後に穴空け等の加工をせずに半導体基板を製造することを可能とした。このため量産性に優れ、安価に半導体基板を製造できる。なお、凸部11は金型10Aと一体でもよく、また別部材として金型10Aと組合せてもよい。
本発明に係る光センサパッケージは、光センサを搭載した半導体基板上をガラス封着する際の加工性を高め、接着箇所の寸法精度を高める効果を有する。
従って、光センサとしてCCDやCMOSセンサなどを搭載された光センサパッケージであるプラスチックパッケージやセラミックパッケージを適用するデジタルスチルカメラや携帯用カメラ、ムービー、車載用カメラ、監視カメラ、医療用カメラ、放送用カメラ、Webカメラ、テレビ電話用カメラ、ゲーム機用カメラ、光学マウス、DVD・CDドライブなどの光ピックアップなどにおいて有用である。
1 光センサ
2 半導体基板
2A 半導体基板2の凹部
3 導体
4 ボンディングワイヤ
5 ガラス板
6 接着剤
7 空気抜け用の貫通穴
7' 空気抜け用の貫通部
8 接着剤充填用の穴
9 細長い管
10A 金型
10B 金型
11 空気抜け用の貫通部形成用の凸部
2 半導体基板
2A 半導体基板2の凹部
3 導体
4 ボンディングワイヤ
5 ガラス板
6 接着剤
7 空気抜け用の貫通穴
7' 空気抜け用の貫通部
8 接着剤充填用の穴
9 細長い管
10A 金型
10B 金型
11 空気抜け用の貫通部形成用の凸部
Claims (4)
- 外部回路と接続するための導体を有する半導体基板と、前記半導体基板上に搭載し前記導体と接続される光センサと、前記半導体基板の上面に配置されて接着剤により封着されるガラス板とを備えた光センサパッケージであって、前記半導体基板の側面に前記ガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通穴を設け、前記半導体基板上面の前記接着剤が塗布される部分から前記空気抜け用の貫通穴に接続される接着剤充填用の穴を設けたことを特徴とする光センサパッケージ。
- 外部回路と接続するための導体を有する半導体基板と、前記半導体基板上に搭載し前記導体と接続される光センサと、前記半導体基板の上面に配置されて接着剤により封着されるガラス板とを備えた光センサパッケージであって、前記半導体基板の側面に前記ガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通部を、前記半導体基板上面の前記接着剤が塗布される部分に開口するように設けたことを特徴とする光センサパッケージ。
- 外部回路と接続するための導体を有する半導体基板と、前記半導体基板上に搭載し前記導体と接続される光センサと、前記半導体基板の上面に配置されて接着剤により封着されるガラス板とを備えた光センサパッケージであって、前記半導体基板の側面に前記ガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通穴を設け、前記空気抜け用の貫通穴の半導体基板内部側に細長い管を接続したことを特徴とする光センサパッケージ。
- 請求項2記載の光センサパッケージにおける半導体基板を金型を用いて樹脂成形する際、前記空気抜け用の貫通部を樹脂成形するための形状を前記金型に配置する工程と、前記金型に樹脂封止する工程と、前記樹脂封止後に前記金型から硬化した樹脂で形成された前記半導体基板をリリースする工程とを含む半導体基板の製造方法。
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