JP2006303413A - 光センサパッケージおよび半導体基板の製造方法 - Google Patents

光センサパッケージおよび半導体基板の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006303413A
JP2006303413A JP2005257205A JP2005257205A JP2006303413A JP 2006303413 A JP2006303413 A JP 2006303413A JP 2005257205 A JP2005257205 A JP 2005257205A JP 2005257205 A JP2005257205 A JP 2005257205A JP 2006303413 A JP2006303413 A JP 2006303413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor substrate
glass plate
adhesive
optical sensor
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005257205A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Matsumoto
克良 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005257205A priority Critical patent/JP2006303413A/ja
Publication of JP2006303413A publication Critical patent/JP2006303413A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/44Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process
    • H01L2224/45Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/45001Core members of the connector
    • H01L2224/45099Material
    • H01L2224/451Material with a principal constituent of the material being a metal or a metalloid, e.g. boron (B), silicon (Si), germanium (Ge), arsenic (As), antimony (Sb), tellurium (Te) and polonium (Po), and alloys thereof
    • H01L2224/45138Material with a principal constituent of the material being a metal or a metalloid, e.g. boron (B), silicon (Si), germanium (Ge), arsenic (As), antimony (Sb), tellurium (Te) and polonium (Po), and alloys thereof the principal constituent melting at a temperature of greater than or equal to 950°C and less than 1550°C
    • H01L2224/45144Gold (Au) as principal constituent
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

Landscapes

  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Abstract

【課題】 上部にガラス板を封着する際に、加工性を高め、加工位置精度を向上させる光センサパッケージおよび半導体基板の製造方法を提供する。
【解決手段】 外部回路と接続するための導体3を有する半導体基板2と、半導体基板2上に搭載し導体3と接続される光センサ1と、半導体基板2の上面に配置されて接着剤6により封着されるガラス板5とを備えた光センサパッケージであって、半導体基板2の側面にガラス板5で封着された半導体基板2内部の空気抜け用の貫通穴7を設け、半導体基板2上面の接着剤6が塗布される部分から空気抜け用の貫通穴7に接続される接着剤充填用の穴8を設けた。これにより半導体基板2上面にガラス板5を封着する際に、ガラス板5全周が半導体基板2上面に塗布した接着剤6に接した後であっても、半導体基板2内部と外部の圧力差が発生せず、加工性の向上と加工位置精度の向上を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体デバイスの中でも特に光センサを搭載するパッケージにおいて、半導体基板上をガラス封着する際の加工性を高め、接着箇所の寸法精度を高めることができる光センサパッケージおよび半導体基板の製造方法に関するものである。
従来から光センサ半導体や受光素子半導体では、一般に素子への光の経路を確保し、かつ外部から保護するために、プラスチックやセラミックのパッケージ基板内に実装した後で、その上からパッケージとほぼ同じ大きさのガラス板を接着剤で封着していた。
以下従来例としてプラスチックの筐体からなるDIPタイプの光センサパッケージを例に、図8および図9によって説明する。
図8は光センサパッケージの断面図であり、図9は光センサパッケージのガラス板封着工程を示した断面図である。図9(a)は接着剤塗布前、図9(b)は接着剤塗布直後、図9(c)はガラス板が接着剤に接した直後、図9(d)はガラス板が接着剤に接した後で荷重を付加し接着剤が潰れかけたところ、図9(e)はガラス板に荷重を付加し封着工程が完了後のセンサパッケージを示した断面図である。
概略でいうと、この光センサパッケージは光センサ1、半導体基板2、導体3、ボンディングワイヤ4、ガラス板5、接着剤6を有している。ここで光センサ1は半導体基板2の凹部2Aに搭載される。更に光センサ1は半導体基板2の内と外を電気的に接続する導体3とボンディングワイヤ4で接続される。半導体基板2の上部にはガラス板5が接着剤6を介して搭載される。
次にこの製造工程のうちガラス板を封着する工程を図9によって説明する。まず図9(a)のように半導体基板2の凹部2A上に光センサ1が搭載され、光センサ1は半導体基板2の内と外を電気的に接続する導体3とボンディングワイヤ4で接続されている。次に図9(b)のように半導体基板2の上面全周に接着剤6を塗布する。引き続き図9(c)のようにガラス板5を接着剤6の上面から接触させる。更に図9(d)のようにガラス板5に上面から荷重を掛けることによって接着剤6が潰れる変形をする。図9(e)のようにガラス板5を規定の位置まで押しつける。
光センサ1としては主にCCDやCMOSセンサなどが用いられ。半導体基板2には積層セラミックやエポキシ系の樹脂などが用いられる。導体3としては銅や42アロイなどの鉄系の合金などが用いられる。ボンディングワイヤ4としては金線が用いられることが多い。ガラス板5は用途に応じて様々なガラスが選択される。接着剤としてはエポキシ系の樹脂などが用いられる。
従来技術としては、コの字型の冶具を用いてガラス板を押さえつけて封着させるというものがあった(例えば特許文献1参照)。
特開平6−53528号公報
しかしながら、上部にガラス板を封着させる光センサパッケージにおいては、ガラス板全周が半導体基板上に塗布された接着剤に接した直後から、内部の空気の内圧によってガラス板を押しつける力に逆らう力が発生し、加工性の低下と加工位置精度の低下の原因となっている。
したがって、この発明の目的は、前記に鑑み、ガラス板を封着する際に、加工性を高め、加工位置精度を向上させることができる光センサパッケージおよび半導体基板の製造方法を提供することである。
前記の目的を達成するためにこの発明の請求項1記載の光センサパッケージは、外部回路と接続するための導体を有する半導体基板と、前記半導体基板上に搭載し前記導体と接続される光センサと、前記半導体基板の上面に配置されて接着剤により封着されるガラス板とを備えた光センサパッケージであって、前記半導体基板の側面に前記ガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通穴を設け、前記半導体基板上面の前記接着剤が塗布される部分から前記空気抜け用の貫通穴に接続される接着剤充填用の穴を設けた。
請求項2記載の光センサパッケージは、外部回路と接続するための導体を有する半導体基板と、前記半導体基板上に搭載し前記導体と接続される光センサと、前記半導体基板の上面に配置されて接着剤により封着されるガラス板とを備えた光センサパッケージであって、前記半導体基板の側面に前記ガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通部を、前記半導体基板上面の前記接着剤が塗布される部分に開口するように設けた。
請求項3記載の光センサパッケージは、外部回路と接続するための導体を有する半導体基板と、前記半導体基板上に搭載し前記導体と接続される光センサと、前記半導体基板の上面に配置されて接着剤により封着されるガラス板とを備えた光センサパッケージであって、前記半導体基板の側面に前記ガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通穴を設け、前記空気抜け用の貫通穴の半導体基板内部側に細長い管を接続した。
請求項4記載の半導体基板の製造方法は、請求項2記載の光センサパッケージにおける半導体基板を金型を用いて樹脂成形する際、前記空気抜け用の貫通部を樹脂成形するための形状を前記金型に配置する工程と、前記金型に樹脂封止する工程と、前記樹脂封止後に前記金型から硬化した樹脂で形成された前記半導体基板をリリースする工程とを含む。
この発明の請求項1記載の光センサパッケージによれば、半導体基板の側面にガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通穴を設けたので、半導体基板上面にガラス板を封着する際に、ガラス板全周が半導体基板上面に塗布した接着剤に接した後であっても、半導体基板内部と外部の圧力差が発生しない。このため、ガラス板を押しつける力に逆らう力が発生せず、加工性の向上と加工位置精度の向上を図ることができる。更に半導体基板上面の接着剤が塗布される部分から空気抜け用の貫通穴に接続される接着剤充填用の穴を設けたので、ガラス板封着後には前記空気抜け用の貫通穴は接着剤によって塞がれる。このため、気密性も確保し、ガラス板封着後のダストの混入も防ぐことができる。また接着剤が前記空気抜け用の貫通穴を完全に塞がない場合でも、この箇所の穴の大きさが非常に小さくなり、通気口の役割を果たすのもこの1つだけであることから、ガラス板封着後にはダストの混入は非常に困難となる。
請求項2記載の光センサパッケージによれば、半導体基板の側面にガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通部を、半導体基板上面の接着剤が塗布される部分に開口するように設けたので、半導体基板上面にガラス板を封着する際に、ガラス板全周が半導体基板上面に塗布した接着剤に接した後であっても、半導体基板内部と外部の圧力差が発生しない。このため、ガラス板を押しつける力に逆らう力が発生せず、加工性の向上と加工位置精度の向上を図ることができる。更にガラス板封着後には前記空気抜け用の貫通部は接着剤によって塞がれるため、気密性も確保し、ガラス板封着後のダストの混入も防ぐことができる。また接着剤が前記空気抜け用の貫通部を完全に塞がない場合でも、この箇所の穴の大きさが非常に小さくなり、通気口の役割を果たすのもこの1つだけであることから、ガラス板封着後にはダストの混入は非常に困難となる。
請求項3記載の光センサパッケージによれば、半導体基板の側面にガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通穴を設けたので、半導体基板上面にガラス板を封着する際に、ガラス板全周が半導体基板上面に塗布した接着剤に接した後であっても、半導体基板内部と外部の圧力差が発生しない。このため、ガラス板を押しつける力に逆らう力が発生せず、加工性の向上と加工位置精度の向上を図ることができる。更にガラス板封着後には前記空気抜け用の貫通穴は細長い管に接続されているため、通気口の役割を果たすのもこの1つだけであることから、ガラス板封着後にはダストの混入は非常に困難となる。
請求項4記載の光センサパッケージの製造方法は、請求項2記載の光センサパッケージにおいて、前記空気抜け用の貫通部の形状を樹脂成形するための形状を金型に配置し、金型を用いた樹脂成形を可能としたので、金型による樹脂成形後に穴空け等の加工をせずに半導体基板を製造することを可能とした。このため量産性に優れ、安価に半導体基板を製造できる。
この発明の第1の実施形態を図1および図2に基づいて説明する。図1(a)は本発明の第1の実施形態の光センサパッケージの断面図、(b)はその光センサパッケージを上面図、(c)はその光センサパッケージの側面図である。
図1(a)に示すように、外部回路と接続するための導体3を有する半導体基板2と、半導体基板2上の凹部2Aに搭載し導体3とボンディングワイヤ4で接続される光センサ1と、半導体基板2の上面に配置されて接着剤6により封着されるガラス板5とを備えている。また、半導体基板2の側面にガラス板5で封着された半導体基板2内部の空気抜け用の貫通穴7を設け、半導体基板2上面の接着剤6が塗布される部分から空気抜け用の貫通穴7に接続される接着剤充填用の穴8を設けた。
次に上記光センサパッケージのガラス板封着工程の製造方法について説明する。図2は本発明の第1の実施形態の光センサパッケージのガラス板封着工程を示す工程断面図である。
まず図2(a)に示すように、半導体基板2の凹部2A上に光センサ1が搭載され、光センサ1は半導体基板2の内と外を電気的に接続する導体3とボンディングワイヤ4で接続されている。半導体基板2の側面には空気抜け用の貫通穴7が配置され、半導体基板2上面の接着剤6の塗布されるエリアから前記空気抜け用の貫通穴7に接続される接着剤充填用の穴8が配置される。光センサ1としては主にCCDやCMOSセンサなどが用いられ。半導体基板2には積層セラミックやエポキシ系の樹脂などが用いられる。導体3としては銅や42アロイなどの鉄系の合金などが用いられる。ボンディングワイヤ4としては金線が用いられることが多い。
図2(b)に示すように、前記図2(a)の半導体基板2の上面全周に接着剤6を塗布する。このとき前記の塗布された接着剤6は前記接着剤充填用の穴8に掛かるように塗布される。この接着剤6としてはエポキシ系の樹脂などが用いられる。
図2(c)に示すように、前記図2(b)のガラス板5を接着剤6の上面から接触させる。ガラス板5は用途に応じて様々なガラスが選択される。
図2(d)に示すように、ガラス板5に上面から荷重を掛けることによって接着剤6が潰れる変形をする。さらにこれと同時に接着剤6は接着剤充填用の穴8に進入していく。
最後に図2(e)に示すように、ガラス板5を規定の位置まで押しつける。このとき同時に接着剤6は接着剤充填用の穴8により深く進入し、空気抜け用の貫通穴7まで進入する。空気抜け用の貫通穴7は接着剤6によって塞がれるため、気密性も確保し、ガラス板封着後のダストの混入も防ぐことができる。また接着剤6が前記空気抜け用の貫通穴7を完全に塞がない場合でも、この箇所の穴の大きさが非常に小さくなり、通気口の役割を果たすのもこの1つだけであることから、ガラス板5封着後にはダストの混入は非常に困難となる。
この発明の第2の実施の形態を図3および図4に基づいて説明する。(ただし半導体基板外部に位置する導体を省略して記載する。)図3(a)は本発明の第2の実施形態の光センサパッケージの断面図、(b)はその光センサパッケージを上面図、(c)はその光センサパッケージの側面図である。
図3(a)に示すように、外部回路と接続するための導体3を有する半導体基板2と、半導体基板2上の凹部2Aに搭載し導体3とボンディングワイヤ4で接続される光センサ1と、半導体基板2の上面に配置されて接着剤6により封着されるガラス板5とを備えている。また、半導体基板2の側面にガラス板5で封着された半導体基板2内部の空気抜け用の貫通部7’を、半導体基板2上面の接着剤6が塗布される部分に開口するように設けた。
次に上記光センサパッケージのガラス板封着工程の製造方法について説明する。図4は本発明の第2の実施形態の光センサパッケージのガラス板封着工程を示す工程断面図である。
まず図4(a)に示すように、半導体基板2の凹部2A上に光センサ1が搭載され、光センサ1は半導体基板2の内と外を電気的に接続する導体3とボンディングワイヤ4で接続されている。半導体基板2の上面に掛かった空気抜け用の貫通部7’が半導体基板2の側面に配置される。光センサ1としては主にCCDやCMOSセンサなどが用いられ。半導体基板2には積層セラミックやエポキシ系の樹脂などが用いられる。導体3としては銅や42アロイなどの鉄系の合金などが用いられる。ボンディングワイヤ4としては金線が用いられることが多い。
図4(b)に示すように、前記図4(a)の半導体基板2の上面全周に接着剤6を塗布する。このとき前記の塗布された接着剤6は前記空気抜け用の貫通部7’に掛かるように塗布される。この接着剤6としてはエポキシ系の樹脂などが用いられる。
図4(c)に示すように、前記図4(b)のガラス板5を接着剤6の上面から接触させる。ガラス板5は用途に応じて様々なガラスが選択される。
図4(d)に示すように、ガラス板5に上面から荷重を掛けることによって接着剤6が潰れる変形をする。さらにこれと同時に接着剤6は空気抜け用の貫通部7’に進入していく。
最後に図4(e)に示すように、ガラス板5を規定の位置まで押しつける。このとき同時に接着剤6は空気抜け用の貫通部7’により深く進入する。空気抜け用の貫通部7’は接着剤6によって塞がれるため、気密性も確保し、ガラス板封着後のダストの混入も防ぐことができる。また接着剤6が前記空気抜け用の貫通部7’を完全に塞がない場合でも、この箇所の穴の大きさが非常に小さくなり、通気口の役割を果たすのもこの1つだけであることから、ガラス板5封着後にはダストの混入は非常に困難となる。
この発明の第3の実施の形態を図5に基づいて説明する。(ただし半導体基板外部に位置する導体を省略して記載する。)図5(a)は本発明の第3の実施形態の光センサパッケージの断面図、(b)はその光センサパッケージを上面図、(c)はその光センサパッケージの側面図である。
図5(a)に示すように、外部回路と接続するための導体3を有する半導体基板2と、半導体基板2上の凹部2Aに搭載し導体3とボンディングワイヤ4で接続される光センサ1と、半導体基板2の上面に配置されて接着剤6により封着されるガラス板5とを備えている。また、半導体基板2の側面にガラス板5で封着された半導体基板2内部の空気抜け用の貫通穴7を設け、空気抜け用の貫通穴7の半導体基板2内部側に細長い管9を接続した。この箇所の穴の大きさが非常に小さく、通気口の役割を果たすのもこの1つだけであることから、ガラス板5封着後にはダストの混入は非常に困難となる。
光センサ1としては主にCCDやCMOSセンサなどが用いられ。半導体基板2には積層セラミックやエポキシ系の樹脂などが用いられる。導体3としては銅や42アロイなどの鉄系の合金などが用いられる。ボンディングワイヤ4としては金線が用いられることが多い。細長い管としてはプラスチックや金属製のものを用いる。また、細長い管は、ダストの進入を防ぐためのもので、もしダストの進入があった場合でも細い管中にとどまり管を抜けて内部に入らなければ、光学的な悪影響を及ぼすことがないため、ダストによる不良が発生しない。
この発明の第4の実施の形態を図6および図7に基づいて説明する。(ただし半導体基板外部に位置する導体を省略して記載する。)図6(a)は本発明の第4の実施形態の光センサパッケージの半導体基板2の断面図、(b)はその半導体基板2用の金型10A,10BのA−Aでの断面図、(c)はその半導体基板2用の金型10A,10BのB−Bでの断面図である。なお、本実施形態の半導体基板2は、第2の実施形態の半導体基板と同様の構成であり、図6(a)ではその形状を一部省略して図示している。
図6(a)に示すように、前記空気抜け用の貫通部7’を配置した半導体基板2においてA−A断面とB−B断面を定義し、(b)に前記A−A断面、(c)にB−B断面を示すように、金型10A,10Bには空気抜け用の貫通部形成用の凸部11を配置した。
次に図7(a)に示すように、前記金型10A,10Bを合わせる。
図7(b)に示すように、前記金型10A,10Bの内部に樹脂封止をする。
図7(c)に示すように、前記金型10A,10Bから樹脂成形され硬化された半導体基板2をリリースする。このように金型を用いた樹脂成形を可能としたので、金型による樹脂成形後に穴空け等の加工をせずに半導体基板を製造することを可能とした。このため量産性に優れ、安価に半導体基板を製造できる。なお、凸部11は金型10Aと一体でもよく、また別部材として金型10Aと組合せてもよい。
本発明に係る光センサパッケージは、光センサを搭載した半導体基板上をガラス封着する際の加工性を高め、接着箇所の寸法精度を高める効果を有する。
従って、光センサとしてCCDやCMOSセンサなどを搭載された光センサパッケージであるプラスチックパッケージやセラミックパッケージを適用するデジタルスチルカメラや携帯用カメラ、ムービー、車載用カメラ、監視カメラ、医療用カメラ、放送用カメラ、Webカメラ、テレビ電話用カメラ、ゲーム機用カメラ、光学マウス、DVD・CDドライブなどの光ピックアップなどにおいて有用である。
(a)は本発明の第1の実施形態の光センサパッケージの断面図、(b)はその光センサパッケージの上面図、(c)はその光センサパッケージの側面図である。 本発明の第1の実施形態の光センサパッケージのガラス板封着工程を示した断面図である。(a)は接着剤塗布前、(b)は接着剤塗布直後、(c)はガラス板が接着剤に接した直後、(d)はガラス板が接着剤に接した後で荷重を付加し接着剤が潰れかけたところ、(e)はガラス板に荷重を付加し封着工程が完了後の光センサパッケージを示した断面図である。 (a)は本発明の第2の実施形態の光センサパッケージの断面図、(b)はその光センサパッケージを上面図、(c)はその光センサパッケージの側面図である。 本発明の第2の実施形態の光センサパッケージのガラス板封着工程を示した断面図である。(a)は接着剤塗布前、(b)は接着剤塗布直後、(c)はガラス板が接着剤に接した直後、(d)はガラス板が接着剤に接した後で荷重を付加し接着剤が潰れかけたところ、(e)はガラス板に荷重を付加し封着工程が完了後の光センサパッケージを示した断面図である。 (a)は本発明の3の実施形態の光センサパッケージの断面図、(b)はその光センサパッケージを上面図、(c)はその光センサパッケージの側面図である。 (a)は本発明の第4の実施形態の光センサパッケージの半導体基板の上面図、(b)はその半導体基板成型用の金型10A,10BのA−A断面図、(c)はその半導体基板成型用の金型10A,10BのB−B断面図である。 本発明の第4の実施形態の半導体基板の樹脂成形工程を図6で定義したB−B断面図である。(a)は樹脂封止前、(b)は樹脂封止後、(c)は金型から半導体基板をリリースした直後の半導体基板を示した断面図である。 (a)は従来例の半導体装置の断面図である。 従来例の光センサパッケージのガラス板封着工程を示した断面図である。(a)は接着剤塗布前、(b)は接着剤塗布直後、(c)はガラス板が接着剤に接した直後、(d)はガラス板が接着剤に接した後で荷重を付加し接着剤が潰れかけたところ、(e)はガラス板に荷重を付加し封着工程が完了後の光センサパッケージを示した断面図である。
符号の説明
1 光センサ
2 半導体基板
2A 半導体基板2の凹部
3 導体
4 ボンディングワイヤ
5 ガラス板
6 接着剤
7 空気抜け用の貫通穴
7' 空気抜け用の貫通部
8 接着剤充填用の穴
9 細長い管
10A 金型
10B 金型
11 空気抜け用の貫通部形成用の凸部

Claims (4)

  1. 外部回路と接続するための導体を有する半導体基板と、前記半導体基板上に搭載し前記導体と接続される光センサと、前記半導体基板の上面に配置されて接着剤により封着されるガラス板とを備えた光センサパッケージであって、前記半導体基板の側面に前記ガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通穴を設け、前記半導体基板上面の前記接着剤が塗布される部分から前記空気抜け用の貫通穴に接続される接着剤充填用の穴を設けたことを特徴とする光センサパッケージ。
  2. 外部回路と接続するための導体を有する半導体基板と、前記半導体基板上に搭載し前記導体と接続される光センサと、前記半導体基板の上面に配置されて接着剤により封着されるガラス板とを備えた光センサパッケージであって、前記半導体基板の側面に前記ガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通部を、前記半導体基板上面の前記接着剤が塗布される部分に開口するように設けたことを特徴とする光センサパッケージ。
  3. 外部回路と接続するための導体を有する半導体基板と、前記半導体基板上に搭載し前記導体と接続される光センサと、前記半導体基板の上面に配置されて接着剤により封着されるガラス板とを備えた光センサパッケージであって、前記半導体基板の側面に前記ガラス板で封着された半導体基板内部の空気抜け用の貫通穴を設け、前記空気抜け用の貫通穴の半導体基板内部側に細長い管を接続したことを特徴とする光センサパッケージ。
  4. 請求項2記載の光センサパッケージにおける半導体基板を金型を用いて樹脂成形する際、前記空気抜け用の貫通部を樹脂成形するための形状を前記金型に配置する工程と、前記金型に樹脂封止する工程と、前記樹脂封止後に前記金型から硬化した樹脂で形成された前記半導体基板をリリースする工程とを含む半導体基板の製造方法。
JP2005257205A 2005-03-22 2005-09-06 光センサパッケージおよび半導体基板の製造方法 Withdrawn JP2006303413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005257205A JP2006303413A (ja) 2005-03-22 2005-09-06 光センサパッケージおよび半導体基板の製造方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005081211 2005-03-22
JP2005257205A JP2006303413A (ja) 2005-03-22 2005-09-06 光センサパッケージおよび半導体基板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006303413A true JP2006303413A (ja) 2006-11-02

Family

ID=37471298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005257205A Withdrawn JP2006303413A (ja) 2005-03-22 2005-09-06 光センサパッケージおよび半導体基板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006303413A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101026487B1 (ko) * 2009-06-29 2011-04-01 주식회사 하이닉스반도체 이미지 센서 모듈
US9324748B2 (en) 2013-03-13 2016-04-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor package including an image sensor and a holder with stoppers

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101026487B1 (ko) * 2009-06-29 2011-04-01 주식회사 하이닉스반도체 이미지 센서 모듈
US9324748B2 (en) 2013-03-13 2016-04-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor package including an image sensor and a holder with stoppers
US9640575B2 (en) 2013-03-13 2017-05-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor package including image sensor and holder with transparent cover and adhesive stopper

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2843464B2 (ja) 固体撮像装置
CN102659069B (zh) 具有至少一个mems组件的部件及其制造方法
US6897428B2 (en) Solid-state imaging device and method for manufacturing the same
CN107240583A (zh) 多芯片压力传感器封装体
US7897920B2 (en) Radiation sensor device and method
US20090057799A1 (en) Sensor semiconductor device and method for fabricating the same
US20050077451A1 (en) Optical device and production method thereof
US8476591B2 (en) Radiation sensor device and method
CN100495689C (zh) 包装光学传感器的方法和图像传感器装置
JP2009021307A (ja) 半導体装置、撮像装置、およびそれらの製造方法
TWI538113B (zh) 微機電晶片封裝及其製造方法
US7580075B2 (en) Optical device and production method thereof
JP2006303413A (ja) 光センサパッケージおよび半導体基板の製造方法
US20080061425A1 (en) Chip package structure and fabricating method thereof
JP4513758B2 (ja) モールドパッケージおよびその製造方法
JP3135724U (ja) 中空パッケージ
JPH10247695A (ja) 半導体装置
JP2008140807A (ja) 樹脂封止型半導体装置
US10431514B2 (en) Semiconductor packages having dual encapsulation material
JP4915380B2 (ja) モールドパッケージの製造方法
CN112789238A (zh) 用于制造mems传感器的方法
WO2018029981A1 (ja) 半導体センサ及びその製造方法
JP2006269840A (ja) 半導体装置およびそのための樹脂パッケージ
JP2005142334A (ja) プリモールド型の半導体パッケージ及びこれを用いた半導体装置
JP2015220254A (ja) 固体撮像素子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20061129

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071228

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090306