JP2006302527A - 電池ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 電池ホルダの省スペース化および低コスト化を図る。
【解決手段】 本発明に係る電池ホルダは、第1保持部材10のプレート部11および一対のアーム部12a,12bと、第2保持部材20と、固定保持部材30とに囲まれてボタン電池5を収容可能な収容空間S1が形成され、プレート部11と第2保持部材20とに挟まれるとともに一対のアーム部12a,12bと固定保持部材30とに挟まれた状態で、ボタン電池5が収容空間S1内に収容保持されるように構成されており、第1保持部材10および第2保持部材20が導電材料を用いて形成されるとともに、固定保持部材30が絶縁樹脂を用いて形成されて、第1保持部材10と第2保持部材20とが互いに絶縁状態となるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ボタン電池やコイン電池といった円盤形電池用の電池ホルダに関する。
ボタン電池やコイン電池は、カメラや腕時計等といった小型電子機器用の電源として広く用いられており、このような電池を保持するための電池ホルダも多く考案されている(例えば、特許文献1を参照)。ボタン電池用の電池ホルダは、例えば、図12に示すように、絶縁樹脂を用いて形成されたケース部材201と、ケース部材201に固定された+極端子片202および−極端子片203とから構成される。ケース部材201は、上方(平面側)に開口した有底円筒状に形成され、このケース部材201の内部に上方からボタン電池210を収容可能な収容室204が形成される。また、ケース部材201の上部には、ボタン電池210が収容室204から上方に飛び出すのを規制する爪部205が形成される。
+極端子片202と−極端子片203は、導電性の板バネ片を用いて形成され、それぞれケース部材201の所定箇所に固定される。このうち、+極端子片202の一端側は、収容室204の側方に達して、収容室204に収容されたボタン電池210の側面に露出する+電極211に弾性変形した状態で接触するようになっている。また、−極端子片203は、収容室204の底面中央に達して、ボタン電池210の底面に露出する−電極212に弾性変形した状態で接触するようになっている。一方、+極端子片202と−極端子片203の他端は、ケース部材201の底面と同一平面となるように引き出される。このような電池ホルダ200は、例えば、プリント基板上に実装されるようになっている。
特開2002−313299号公報
しかしながら、上述のような従来の電池ホルダ200では、ケース部材201が絶縁樹脂を用いて形成されるため、必要な強度を確保するためにケース部材201の肉部をある程度厚くする必要があり、電池ホルダが大きくなって電子機器等に設けられる電池ホルダの占有スペースが大きくなる一因となっていた。また、ケース部材201の形状が複雑になるため、金型のコスト等が上昇してケース部材201のコストが高くなり、電池ホルダのコストが上昇する一因となっていた。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、電池ホルダの省スペース化および低コスト化を図ることを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係る電池ホルダは、一方の底面または側面に一方の電極(例えば、実施形態における+電極6)が設けられるとともに他方の底面に他方の電極(例えば、実施形態における−電極7)が設けられた円盤形電池(例えば、実施形態におけるボタン電池5)を収容保持するための電池ホルダであって、円盤形電池の一方の底面に接触する板状のプレート部および、プレート部の両側部に互いに対向するようにそれぞれ形成されて、先端側が円盤形電池の側面に弾性変形した状態で接触する一対のアーム部を有した第1保持部材と、円盤形電池の他方の底面に弾性変形した状態で接触する第2保持部材と、プレート部におけるアーム部の基端側に配設されて、第2保持部材をプレート部と対向するように第1保持部材に固定保持する固定保持部材とを備え、プレート部と、一対のアーム部と、第2保持部材と、固定保持部材とに囲まれて円盤形電池を収容可能な収容空間が形成され、プレート部と第2保持部材とに挟まれるとともに一対のアーム部と固定保持部材とに挟まれた状態で、円盤形電池が収容空間内に収容保持されるように構成されており、第1保持部材および第2保持部材が導電材料を用いて形成されるとともに、固定保持部材が絶縁樹脂を用いて形成されて、第1保持部材と第2保持部材とが互いに絶縁状態となるように構成されている。
また、上述の発明において、プレート部に、収容空間内に収容保持された円盤形電池が一対のアーム部先端の間隙部から外方に離脱するのを規制するストッパ部が形成されていることが好ましい。なお、上述の発明において、円盤形電池とは、ボタン電池やコイン電池等、円盤形の形状を有する電池のことをいう。
本発明によれば、第1保持部材および第2保持部材が導電材料を用いて形成されるとともに、固定保持部材が絶縁樹脂を用いて形成されるため、第1保持部材および第2保持部材に電池を保持する機能と接触端子としての機能とを兼用させることができる。そして、第1保持部材および第2保持部材が絶縁樹脂よりも強度の高い導電材料(例えば金属材料)を用いて形成されることで、第1保持部材および第2保持部材を薄くすることができることから、電池ホルダの省スペース化が可能になる。また、導電材料を用いて形成された第1保持部材および第2保持部材を利用して収容空間が形成されるため、絶縁樹脂を用いて形成された固定保持部材の形状を小型化および単純化することが可能となり、金型のコスト等を低減させることができることから、電池ホルダの低コスト化が可能になる。
また、プレート部に、収容空間内に収容保持された円盤形電池が一対のアーム部先端の間隙部から外方に離脱するのを規制するストッパ部が形成されることで、電池ホルダから円盤形電池が脱落してしまうのをより確実に防止することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本発明に係る第1実施形態の電池ホルダ1を図1に示している。この電池ホルダ1は、図1に示すように、第1保持部材10と、第2保持部材20と、固定保持部材30とを主体に構成され、ボタン電池5を収容空間S1内に収容保持するようになっている。なお、ボタン電池5は円盤形の形状を有しており、一方の底面(図1における下側の底面)から側面にかけて+電極6が露出して設けられるとともに、他方の底面(図1における上側の底面)に−電極7が露出して設けられている。
第1保持部材10は、図2〜図6に示すように、燐青銅等の導電性を有する金属板材を用いて、前後および上方が開口した箱形に形成され、中央に穴部13を有する板状のプレート部11と、このプレート部11の左右側部に形成された一対のアーム部12a,12bとを有して構成される。また、第1保持部材10の表面には、所定のメッキ処理が施される。なお、本実施形態において、説明容易化のため、図3における左方向を電池ホルダ1の左方向とするとともに、図3における下方向を電池ホルダ1の前方向とし、図3における手前方向を電池ホルダ1の上方向とする。そして、電池ホルダ1の向きはこのような向きに限定されないのは勿論のことである。
プレート部11は、上述したように、中央に穴部13を有する板状に形成されており、上面がボタン電池5の一方の底面(+電極6側の底面)と接触するようになっている。図6に示すように、プレート部11の左右後端部に嵌合突起部14が上方へ延びるように形成されており、図4に示すように、固定保持部材30の嵌合穴32にそれぞれ圧入嵌合するようになっている。
プレート部11の前部中央には、ストッパ部15が斜め上方に切り出し形成されており、図1および図5に示すように、収容空間S1内に収容保持されたボタン電池5が左右のアーム部12a,12b先端の(後述する左右のガイド部18a,18b同士の)間隙部から外方(前方)に離脱するのを規制するようになっている。これにより、電池ホルダ1からボタン電池5が脱落してしまうのをより確実に防止することができる。また、プレート部11の左右前端部には第1切片部16が形成されており、プレート部11(電池ホルダ1)の下側に位置するプリント基板(図示せず)に半田付けされるようになっている。
左アーム部12aは、プレート部11の左側部から上方へ折り曲げられるように形成されており、先端側(前側)にボタン電池5の側面形状に合わせて右側(内側)へ湾曲した左湾曲部17aが形成されている。この左湾曲部17aは、弾性変形を利用してプレート部11の上面において左右へ揺動可能に構成されており、図1に示すように、ボタン電池5が収容空間S1内に収容されるときに、ボタン電池5の側面に弾性変形した状態で接触するようになっている。また、左湾曲部17a(左アーム部12a)の先端(前端)には、左ガイド部18aが左側(外側)へ折り曲げられるように形成されており、ボタン電池5を収容空間S1内に挿入し易いようになっている。
右アーム部12bは、左アーム部12aと対称的に、プレート部11の右側部から上方へ折り曲げられるように形成されており、先端側(前側)にボタン電池5の側面形状に合わせて左側(内側)へ湾曲した右湾曲部17bが形成されている。この右湾曲部17bは、弾性変形を利用してプレート部11の上面において左右へ揺動可能に構成されており、図1に示すように、ボタン電池5が収容空間S1内に収容されるときに、ボタン電池5の側面に弾性変形した状態で接触するようになっている。また、右湾曲部17b(右アーム部12b)の先端(前端)には、右ガイド部18bが右側(外側)へ折り曲げられるように形成されており、ボタン電池5を収容空間S1内に挿入し易いようになっている。
第2保持部材20は、図2〜図6に示すように、燐青銅等の導電性を有する金属板材を用いて、前後方向に延びる板状に形成され、前側がプレート部11の穴部13と対向するように構成される。第2保持部材20の前端部には、−電極接触部22が曲げ形成されており、第2保持部材20が上方に弾性変形した状態でボタン電池5の−電極7に接触するようになっている。第2保持部材20の後側は、図5(a)および図6に示すように、クランク状に下方へ折り曲げられて後方へ延びるように形成されており、第2保持部材20の後端部にプリント基板(図示せず)に半田付けされる第2切片部23が形成されている。図6に示すように、第2保持部材20において上下方向に延びる部分の左右側部には、係合突起部21が形成されており、図3に示すように、固定保持部材30の係合溝部34とそれぞれ係合するようになっている。
固定保持部材30は、図2〜図6に示すように、LCP(Liquid Crystal Polymer)樹脂等の絶縁樹脂を用いて直方体形に形成される。固定保持部材30の左右には、嵌合穴32がそれぞれ上下方向に貫通して形成されており、図4および図6に示すように、プレート部11の嵌合突起部14がそれぞれ下側から圧入嵌合することにより、図2および図3に示すように、固定保持部材30が左右のアーム部12a,12b基端(後端)の間隙部を塞ぐ形でプレート部11の後部(すなわち、左右のアーム部12a,12bの基端側)に固定されるようになっている。なお、固定保持部材30の下面前部から左右の側面前部に繋がって、第1保持部材10の後部が重なる段差部31が形成されている。
固定保持部材30の後部中央には、溝状の第2保持部材固定部33が上下方向に延びて形成されており、図6に示すように、第2保持部材固定部33の左右に形成された係合溝部34に第2保持部材20の係合突起部21をそれぞれ係合させることで、図3に示すように、第2保持部材20が第2保持部材固定部33に固定されるようになっている。これにより、固定保持部材30を利用して、第1保持部材10と第2保持部材20とが互いに絶縁状態で、第2保持部材20がプレート部11の穴部13と対向するように第1保持部材10に固定保持される。また、固定保持部材30の前部中央には、ボタン電池5の側面の形状に合わせた曲面を有する電池接触部35が形成され、ボタン電池5が収容空間S1内に収容されるときに、ボタン電池5の側面に接触するようになっている。
そして、第1保持部材10のプレート部11および左右(一対)のアーム部12a,12bと、第2保持部材20と、固定保持部材30とに囲まれて、ボタン電池5を収容可能な収容空間S1が形成され、図1および図5(b)に示すように、プレート部11と第2保持部材20とに挟まれるとともに左右のアーム部12a,12bと固定保持部材30とに挟まれた状態で、ボタン電池5が収容空間S1内に収容保持されるようになっている。これにより、電池ホルダ1を用いてボタン電池5を収容空間S1内に収容保持することが可能なる。
以上のように構成される電池ホルダ1において、前述したように、第1保持部材10および第2保持部材20が導電材料を用いて形成されるとともに、固定保持部材30が絶縁樹脂を用いて形成され、第1保持部材10と第2保持部材20とが互いに絶縁状態となるように構成されている。そのため、第1保持部材10および第2保持部材20に、ボタン電池5を保持する機能と、ボタン電池5の+電極6および−電極7に接触する接触端子としての機能とを兼用させることができる。
そして、第1保持部材10および第2保持部材20が絶縁樹脂よりも強度の高い導電材料(金属材料)を用いて形成されることで、第1保持部材10および第2保持部材20を薄く板状にすることができることから、電池ホルダ1の省スペース化が可能になる。また、導電材料を用いて形成された第1保持部材10および第2保持部材20を利用して収容空間S1が形成されるため、絶縁樹脂を用いて形成された固定保持部材30の形状を小型化および単純化する(具体的には、直方体形にする)ことが可能となり、金型のコスト等を低減させることができることから、電池ホルダ1の低コスト化が可能になる。
なお、電池ホルダ1は半田付け等により図示しないプリント基板に実装された状態で使用に供される。ボタン電池5を電池ホルダ1に収容保持させるには、ボタン電池5を電池ホルダ1の前上方から左右のガイド部18a,18bに当接させて各アーム部12a,12b(湾曲部17a,17b)を押し広げるようにして収容空間S1内に挿入する。そうすると、図1および図5(b)に示すように、第2保持部材20および左右のアーム部12a,12b(湾曲部17a,17b)の弾性変形を利用して、プレート部11と第2保持部材20とに挟まれるとともに、左右のアーム部12a,12bと固定保持部材30とに挟まれた状態で、ボタン電池5が電池ホルダ1の収容空間S1内に収容保持される。なおこのとき、第1保持部材10のプレート部11および左右のアーム部12a,12bがボタン電池5の+電極6に接触するとともに、第2保持部材20の−電極接触部22がボタン電池5の−電極7に接触する。一方、ボタン電池5を電池ホルダ1の収容空間S1から取り出すには、ボタン電池5を収容空間S1内に挿入する場合と逆の動作を行えばよい。
以上のような構成の第1実施形態の電池ホルダ1によれば、第1保持部材10および第2保持部材20が導電材料を用いて形成されるとともに、固定保持部材30が絶縁樹脂を用いて形成されるため、第1保持部材10および第2保持部材20にボタン電池5を保持する機能と接触端子としての機能とを兼用させることができる。そして、第1保持部材10および第2保持部材20が絶縁樹脂よりも強度の高い導電材料(金属材料)を用いて形成されることで、第1保持部材10および第2保持部材20を薄くすることができることから、電池ホルダ1の省スペース化が可能になる。また、導電材料を用いて形成された第1保持部材10および第2保持部材20を利用して収容空間S1が形成されるため、絶縁樹脂を用いて形成された固定保持部材30の形状を小型化および単純化することが可能となり、金型のコスト等を低減させることができることから、電池ホルダ1の低コスト化が可能になる。
また、プレート部11に、収容空間S1内に収容保持されたボタン電池5が左右(一対)のアーム部12a,12b先端の間隙部から外方に離脱するのを規制するストッパ部15が形成されることで、電池ホルダ1からボタン電池5が脱落してしまうのをより確実に防止することができる。
次に、電池ホルダの第2実施形態について図7〜図11を参照しながら説明する。第2実施形態の電池ホルダ51は、図7に示すように、第1保持部材60と、第2保持部材70と、固定保持部材80とを主体に構成され、ボタン電池5を収容空間S2内に収容保持するようになっている。なお、第2実施形態におけるボタン電池5は、第1実施形態におけるボタン電池5と同じものであり、同一の番号を付して詳細な説明を省略する。
第1保持部材60は、図8〜図10に示すように、燐青銅等の導電性を有する金属板材を用いて、前後および下方が開口した箱形に形成され、中央に穴部63を有する板状のプレート部61と、このプレート部61の左右側部に形成された一対のアーム部62a,62bとを有して構成される。また、第1保持部材60の表面には、所定のメッキ処理が施される。なお、本実施形態においても、説明容易化のため、図9における左方向を電池ホルダ51の左方向とするとともに、図9における下方向を電池ホルダ51の前方向とし、図9における手前方向を電池ホルダ51の上方向とする。そして、電池ホルダ51の向きはこのような向きに限定されないのは勿論のことである。
プレート部61は、上述したように、中央に穴部63を有する板状に形成されており、下面がボタン電池5の一方の底面(+電極6側の底面)と接触するようになっている。詳細な図示を省略するが、プレート部61の左右後端部に嵌合突起部64が下方へ延びるように形成されており、図9に示すように、固定保持部材80の嵌合穴82にそれぞれ圧入嵌合するようになっている。
プレート部61の前部中央には、ストッパ部65が斜め下方に切り出し形成されており、図7および図11(b)に示すように、収容空間S2内に収容保持されたボタン電池5が左右のアーム部62a,62b先端の(後述する左右のガイド部68a,68b同士の)間隙部から外方(前方)に離脱するのを規制するようになっている。これにより、電池ホルダ1からボタン電池5が脱落してしまうのをより確実に防止することができる。
左アーム部62aは、プレート部61の左側部から下方へ折り曲げられるように形成されており、先端側(前側)にボタン電池5の側面形状に合わせて右側(内側)へ湾曲した左湾曲部67aが形成されている。この左湾曲部67aは、弾性変形を利用してプレート部61の下面において左右へ揺動可能に構成されており、ボタン電池5が収容空間S2内に収容されるときに、ボタン電池5の側面に弾性変形した状態で接触するようになっている。また、左湾曲部67a(左アーム部62a)の先端(前端)には、左ガイド部68aが左側(外側)へ折り曲げられるように形成されており、ボタン電池5を収容空間S2内に挿入し易いようになっている。また、左アーム部62aの下端部には、左第1切片部69aが左方へ突出して形成されており、プレート部61(電池ホルダ51)の下側に位置するプリント基板(図示せず)に半田付けされるようになっている。
右アーム部62bは、左アーム部62aと対称的に、プレート部61の右側部から下方へ折り曲げられるように形成されており、先端側(前側)にボタン電池5の側面形状に合わせて左側(内側)へ湾曲した右湾曲部67bが形成されている。この右湾曲部67bは、弾性変形を利用してプレート部61の下面において左右へ揺動可能に構成されており、図7に示すように、ボタン電池5が収容空間S2内に収容されるときに、ボタン電池5の側面に弾性変形した状態で接触するようになっている。また、右湾曲部67b(右アーム部62b)の先端(前端)には、右ガイド部68bが右側(外側)へ折り曲げられるように形成されており、ボタン電池5を収容空間S2内に挿入し易いようになっている。また、右アーム部62bの下端部には、右第1切片部69bが右方へ突出して形成されており、プリント基板(図示せず)に半田付けされるようになっている。
第2保持部材70は、図8〜図10に示すように、燐青銅等の導電性を有する金属板材を用いて、前後方向に延びる板状に形成され、前側がプレート部61の穴部63と対向するように構成される。第2保持部材70の前端部には、−電極接触部72が曲げ形成されており、第2保持部材70が下方に弾性変形した状態でボタン電池5の−電極7に接触するようになっている。第2保持部材70の後側は、図11(a)にも示すように、上方にヘアピン形に曲げられて後方へ延びるように形成されており、第2保持部材70の後端部にプリント基板(図示せず)に半田付けされる第2切片部73が形成されている。図10に示すように、第2保持部材70において上下方向に延びる部分の左右側部には、係合突起部71が形成されており、固定保持部材80の係合溝部84とそれぞれ係合するようになっている。
固定保持部材80は、図8〜図10に示すように、LCP(Liquid Crystal Polymer)樹脂等の絶縁樹脂を用いて直方体形に形成される。固定保持部材80の左右には、嵌合穴82がそれぞれ上下方向に貫通して形成されており、図9に示すように、プレート部61の嵌合突起部64がそれぞれ上側から圧入嵌合することにより、図10に示すように、固定保持部材80が左右のアーム部62a,62b基端(後端)の間隙部を塞ぐ形でプレート部61の後部(すなわち、左右のアーム部62a,62bの基端側)に固定されるようになっている。なお、固定保持部材80の上面前部から左右の側面前部に繋がって、第1保持部材60の後部が重なる段差部81が形成されている。
固定保持部材80の後部中央には、溝状の第2保持部材固定部83が上下方向に延びて形成されており(図11(a)も参照)、図10に示すように、第2保持部材固定部83の左右に形成された係合溝部84に第2保持部材70の係合突起部71をそれぞれ係合させることで、第2保持部材70が第2保持部材固定部83に固定されるようになっている。これにより、固定保持部材80を利用して、第1保持部材60と第2保持部材70とが互いに絶縁状態で、第2保持部材70がプレート部61の穴部63と対向するように第1保持部材60に固定保持される。また、固定保持部材80の前部中央には、ボタン電池5の側面の形状に合わせた曲面を有する電池接触部85が形成され、ボタン電池5が収容空間S2内に収容されるときに、ボタン電池5の側面に接触するようになっている。
そして、第1保持部材60のプレート部61および左右(一対)のアーム部62a,62bと、第2保持部材70と、固定保持部材80とに囲まれて、ボタン電池5を収容可能な収容空間S2が形成され、図7および図11(b)に示すように、プレート部61と第2保持部材70とに挟まれるとともに左右のアーム部62a,62bと固定保持部材80とに挟まれた状態で、ボタン電池5が収容空間S2内に収容保持されるようになっている。これにより、電池ホルダ1を用いてボタン電池5を収容空間S2内に収容保持することが可能なる。
以上のように構成される電池ホルダ51において、前述したように、第1保持部材60および第2保持部材70が導電材料を用いて形成されるとともに、固定保持部材80が絶縁樹脂を用いて形成され、第1保持部材60と第2保持部材70とが互いに絶縁状態となるように構成されている。そのため、第1実施形態の場合と同様の理由により、電池ホルダ51の省スペース化および低コスト化が可能になる。
なお、電池ホルダ51は半田付け等により図示しないプリント基板の端部近傍に実装された状態で使用に供される。ボタン電池5を電池ホルダ51に収容保持させるには、ボタン電池5を電池ホルダ51の前下方から左右のガイド部68a,68bに当接させて各アーム部62a,62b(湾曲部67a,67b)を押し広げるようにして収容空間S2内に挿入する。そうすると、図7および図11(b)に示すように、第2保持部材70および左右のアーム部62a,62b(湾曲部67a,67b)の弾性変形を利用して、プレート部61と第2保持部材70とに挟まれるとともに、左右のアーム部62a,62bと固定保持部材80とに挟まれた状態で、ボタン電池5が電池ホルダ51の収容空間S2内に収容保持される。なおこのとき、第1保持部材60のプレート部61および左右のアーム部62a,62bがボタン電池5の+電極6に接触するとともに、第2保持部材70の−電極接触部72がボタン電池5の−電極7に接触する。一方、ボタン電池5を電池ホルダ51の収容空間S2から取り出すには、ボタン電池5を収容空間S2内に挿入する場合と逆の動作を行えばよい。
以上のような構成の第2実施形態の電池ホルダ51によれば、第1実施形態の場合と同様の理由により、電池ホルダ51の省スペース化および低コスト化が可能になる。また、第1実施形態の場合と同様に、プレート部61にストッパ部65が形成されることで、電池ホルダ51からボタン電池5が脱落してしまうのをより確実に防止することができる。
なお、上述の各実施形態において、本発明に係る電池ホルダとしてボタン電池用の電池ホルダを例に説明しているが、これに限られるものではなく、例えばコイン電池等の円盤形電池を収容保持する電池ホルダであれば、本発明を適用することができる。また、ボタン電池には、酸化銀電池や空気亜鉛電池、アルカリボタン電池等があるが、いずれのボタン電池に対しても本発明を適用することができる。
また、上述の実施形態において、第1保持部材60がボタン電池5の+電極6に接触するとともに、第2保持部材70がボタン電池5の−電極7に接触するように構成されているが、これに限られるものではなく、一方の底面または側面に−電極が設けられるとともに他方の底面に+電極が設けられた円盤形の電池であれば、第1保持部材が−電極に接触するとともに第2保持部材が+電極に接触するようにしてもよい。
さらに、上述の実施形態において、ボタン電池5の一方の底面から側面にかけて+電極6が設けられるとともに、他方の底面に−電極7が設けられているが、これに限られるものではなく、ボタン電池5の一方の底面にのみ+電極が設けられてもよく、ボタン電池5の側面にのみ+電極が設けられてもよい。
本発明に係る第1実施形態の電池ホルダにボタン電池が収容された状態を示す斜視図である。 第1実施形態における電池ホルダの斜視図である。 第1実施形態における電池ホルダの平面図である。 第1実施形態における電池ホルダの底面図である。 (a)は第1実施形態における電池ホルダの側断面図であり、(b)は第1実施形態の電池ホルダにボタン電池が収容された状態を示す斜視図である。 第1実施形態における電池ホルダの分解斜視図である。 第2実施形態の電池ホルダにボタン電池が収容された状態を示す斜視図である。 第2実施形態における電池ホルダの斜視図である。 第2実施形態における電池ホルダの平面図である。 第2実施形態における電池ホルダの底面図である。 (a)は第2実施形態における電池ホルダの側断面図であり、(b)は第2実施形態の電池ホルダにボタン電池が収容された状態を示す斜視図である。 従来の電池ホルダを示す側断面図である。
符号の説明
1 電池ホルダ(第1実施形態)
5 ボタン電池(円盤形電池)
6 +電極(一方の電極)
7 −電極(他方の電極)
10 第1保持部材
11 プレート部
12a 左アーム部
12b 右アーム部
15 ストッパ部
17a 左湾曲部
17b 右湾曲部
18a 左ガイド部
18b 右ガイド部
20 第2保持部材
30 固定保持部材
51 電池ホルダ(第2実施形態)
61 プレート部
62a 左アーム部
62b 右アーム部
65 ストッパ部
67a 左湾曲部
67b 右湾曲部
68a 左ガイド部
68b 右ガイド部
70 第2保持部材
80 固定保持部材
S1 収容空間(第1実施形態)
S2 収容空間(第2実施形態)

Claims (2)

  1. 一方の底面または側面に一方の電極が設けられるとともに他方の底面に他方の電極が設けられた円盤形電池を収容保持するための電池ホルダであって、
    前記円盤形電池の一方の底面に接触する板状のプレート部および、前記プレート部の両側部に互いに対向するようにそれぞれ形成されて、先端側が前記円盤形電池の側面に弾性変形した状態で接触する一対のアーム部を有した第1保持部材と、
    前記円盤形電池の他方の底面に弾性変形した状態で接触する第2保持部材と、
    前記プレート部における前記アーム部の基端側に配設されて、前記第2保持部材を前記プレート部と対向するように前記第1保持部材に固定保持する固定保持部材とを備え、
    前記プレート部と、前記一対のアーム部と、前記第2保持部材と、前記固定保持部材とに囲まれて前記円盤形電池を収容可能な収容空間が形成され、前記プレート部と前記第2保持部材とに挟まれるとともに前記一対のアーム部と前記固定保持部材とに挟まれた状態で、前記円盤形電池が前記収容空間内に収容保持されるように構成されており、
    前記第1保持部材および前記第2保持部材が導電材料を用いて形成されるとともに、前記固定保持部材が絶縁樹脂を用いて形成されて、前記第1保持部材と前記第2保持部材とが互いに絶縁状態となるように構成されていることを特徴とする電池ホルダ。
  2. 前記プレート部に、前記収容空間内に収容保持された前記円盤形電池が前記一対のアーム部先端の間隙部から外方に離脱するのを規制するストッパ部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電池ホルダ。
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