JP2006302520A - 板金配線構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 線路インピーダンスを低減させると共に、対向する配線間距離を最小とすることが可能な板金配線構造体を提供する。
【解決手段】 板金配線構造体1では、往路バスバー4と復路バスバー6とは、これらが絶縁板40を介して重ね合わされてなる配線組立体77を構成しており、往路バスバー4と復路バスバー6とが絶縁板40の厚さのみを隔てて対向しているため、回路の往路と復路とを極力近接させて対向する配線間距離を最小とすることができる。また、整流FET2a,2bと転流FET3a,3b,3cは、復路バスバー6に設けられた実装部31,32,33及び往路バスバー4に設けられた実装部21,22に直接半田付け実装されるため、線路インピーダンスのインダクタンス成分を著しく低減させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えばバスバーなどの板金配線により電気電子部品を電気的に接続して電気回路を形成する板金配線構造体に関する。
一般的なスイッチング電源装置では、スイッチング素子をスイッチング動作させて一次側となるトランスの一次巻線に断続的に励磁電流を流すことにより、二次側となるトランスの二次巻線に電圧を誘起させて負荷に出力するが、大容量のスイッチング電源装置では、二次側回路に大電流が流れるため、板金配線としてのバスバーが広く使用されている。バスバーは、銅などの導電性に優れた金属平板の表面をメッキ処理して形成され、プリント基板に銅箔で形成された回路パターンに比べ、かなりの厚みを有しているため大電流を流しても断線する虞がない。一方で、トランスの二次側には整流平滑回路が設けられるため、整流平滑回路を構成する電気電子部品をプリント基板に実装する必要がある。従って、バスバーと電気電子部品とをプリント基板上で接続する必要がある。
通常、プリント基板上で電気電子部品間を接続するには、電気電子部品の接続端子が挿通された2つのスルーホール間を前記回路パターンで繋ぐ手段が採られるが、これでは線路インピーダンスが高くなってしまうため、従来ではバスバーと電気電子部品とを、複数のスルーホールを密集させてランド状にしたものに半田付けして、回路パターンを用いずに両者の電気的接続を図っていた。または、両者を繋ぐ回路パターンを幅広にして線路インピーダンスを低減していた。とりわけ、大容量スイッチング電源では、二次側回路を大電流が流れることにより、当該線路インピーダンスがノイズの発生や損失増大に大きな影響を与えるため、当該線路インピーダンスを極力低減させる接続手段が望まれていた。
この問題に関して、例えば特許文献1には、パワー素子の接続端子とバスバーの接続端子とを、それぞれプリント基板に設けられた単一の接続孔に挿通して、半田付けすることにより、幅広パターンを用いなくても、線路インピーダンスを低減させて電気的に接続する接続構造が開示されている。
特開2001−352641号公報
しかし、上記特許文献1では、電気電子部品のリードとバスバーの接続端子とをやはりプリント基板上で接続するため、プリント基板上にこれらの実装面積を確保する必要があり、小型化の障害となっていた。
ところで、対向する電流が流れる配線間距離が長いと、インダクタンスも大きくなり、ノイズが重畳しやすいことが広く知られており、この対向する配線間距離を最小とすることができる配線構造が望まれていた。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、線路インピーダンスを低減させると共に、対向する配線間距離を最小とすることが可能な板金配線構造体を提供することを目的とする。
本発明における請求項1の板金配線構造体では、電気電子部品が実装される実装部が設けられた複数の板金配線が、絶縁体を介して重ね合わされてなる配線組立体を備えている。
このようにすると、回路の往路又は復路となる板金配線が絶縁体を挟んで近接,対向するため、対向する配線間距離を最小とすることができる。また、板金配線に実装部を設けることにより、電気電子部品が直接実装されるため線路インピーダンスのインダクタンス成分を著しく低減させることができる。
本発明における請求項2の板金配線構造体では、前記実装部が、異なる板金配線同士で互い違いに配設されている。
このようにすると、回路の往路又は復路となる板金配線の実装部が近接するため、実装部をも含めた板金配線全体での対向する配線間距離を最小とすることができる。
本発明の請求項1によると、線路インピーダンスを低減させると共に、対向する配線間距離を最小として、ノイズや損失の発生を抑制することができる。
本発明の請求項2によると、電気電子部品が実装される部分に至るまで、対向する配線間距離を最小とすることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明における板金配線構造体の好ましい各実施例を説明する。
図1は、本第1実施例における板金配線構造体を装置したスイッチング電源装置の二次側回路部分を示す回路図である。同図では、板金配線構造体1は、例えばMOSFETからなる整流FET2及び転流FET3を備えた同期整流回路として装置されており、その配線は全てバスバーを用いて構成される。具体的には、整流FET2及び転流FET3の各ソースには、それぞれ往路バスバー4と復路バスバー6が接続され、整流FET2及び転流FET3の各ドレインには、これらの接続点となる共通バスバー5が共通接続される。板金配線構造体1周りの接続に関しては、往路バスバー4と復路バスバー6との間にトランス10の二次巻線10aが接続され、共通バスバー5と復路バスバー6との間にチョークコイル11と平滑コンデンサ12とからなる直列回路が接続される。そして、コンデンサ12の両端が一対の出力端子13,13となる。
板金配線構造体1は、図2の分解斜視図で示す構成部品からなる。図2を参照しながら、板金配線構造体1の各構成部品について説明する。
往路バスバー4は、扁平板状の対向部20と、その端部から垂直に立ち上がるように折り曲げ成形され、奥方向へ延びる延出部27とが本体部となる。対向部20の短手方向おける両側部下面には、一定の高さを有する支持脚25,25が、延出部27とは反対側の端縁から対向部20の中程まで外縁沿いに続く壁状に立設されている。支持脚25,25は、奥側に位置する方が短くなっており、この短い方の支持脚25に並んで実装部21,24が対向部20の側部から水平方向へ突出するように形成されている。実装部21の先端には、垂下するように折り曲げ成形されてなる凸状の接続端子26が形成されており、その先端部は中が段違いに突出している。また、実装部21,22には、それぞれ挿通孔23,24が穿設されている。延出部27の一側部は、対向部20と接続端子28との二股に分かれており、この接続端子28は、当該一側部から真直ぐ延出し、その一先端角部が切り欠かかれることにより、段違いに突出するよう形成されている。
復路バスバー6は、扁平板状の対向部30と、その端部から垂直に立ち上がるように折り曲げ成形され、奥方向へ延びる延出部38とが本体部となる。延出部38とは反対側となる対向部30の端部には、長手方向に若干延びて垂下する逆L字状の接続端子37,37が並列に形成されている。また、対向部30には、その長手方向に並んで実装部31,32,33が対向部30の奥側となる側部から水平方向へ突出するように形成されている。実装部31,32,33には、それぞれ挿通孔34,35,36が穿設されている。延出部38の一側部は、任意の距離を隔てて対向部30と接続端子39との二股に分かれており、この接続端子39は、当該一側部から真直ぐ延出し、その一先端角部が切り欠かかれることにより、段違いに突出するよう形成されている。
40は、例えば絶縁性を有する樹脂などからなり、復路バスバー6の対向部30よりやや大きい扁平板状の絶縁板40であり、その端部には復路バスバー6の接続端子37,37が挿入可能な矩形状の挿通長孔41が穿設されている。
同図では、2つの整流FET2a,2bを並列接続したものを、整流FET2として装置しており、同様に、3つの転流FET3a,3b,3cを並列接続したものを、転流FET3として装置している。整流FET2aのピン配列は、45がゲート端子、46がソース端子、47がドレイン端子となっており、奥側となるパッケージの底面から突き出たゲート端子45とソース端子46は、逆L字状に垂下するよう折り曲げられている。また、パッケージの背面となるドレイン端子47には、ネジ49が挿通可能なネジ孔48が穿設されている。本実施例では、これらに全て同じパッケージのMOSFETを使用しており、そのピン配列は同一となる。
共通バスバー5は、扁平板状の本体部50と、奥側に位置する本体部50の側部から短手方向に延びて垂下するL字状に並設された接続端子51,51とからなり、整流FET2a,2bと転流FET3a,3b,3cを横並びにした状態における各ネジ孔48にそれぞれ対応する位置にネジ孔52(本実施例では5つ)が穿設されている。
53は、例えば絶縁性を有する樹脂などからなり、共通バスバー5の本体部50よりやや大きい扁平帯状のシリコンシート53であり、共通バスバー5の各ネジ孔52にそれぞれ対応する位置にネジ孔54が穿設されている。
60は、例えばアルミなどの放熱性の良好な部材からなる放熱器であり、扁平板状の本体部61と、本体部61の手前側の側部から垂直に立ち上がるように折り曲げ成形された壁状部62とから構成されている。本体部61には、共通バスバー5の各ネジ孔52にそれぞれ対応する位置にネジ孔52よりも径大なスペーサ取付孔63が穿設されている。壁状部62には、任意の位置にネジ孔64が穿設され、図示しない筐体やヒートシンクなどに螺着される。各スペーサ取付孔63には、例えば絶縁性を有する樹脂などからなるスペーサ70が取り付けられる。スペーサ70は、スペーサ取付孔63に挿入可能な芯部72とその外周側に延出するフランジ部71とから構成され、ネジ孔52と略同径のネジ孔73が芯部72の中心を貫通して穿設されている。
75は、例えば金属などからなる扁平板状の止め金具であり、共通バスバー5の各ネジ孔52にそれぞれ対応する位置に、ネジ49と螺合するタップ孔76が設けられている。
次に、板金配線構造体1を組立てる手順について、図2及び板金配線構造体1の組立て後を示す図3を参照しながら説明する。
整流FET2a,2bと転流FET3a,3b,3cを横に並べた状態で、各ドレイン端子47のネジ孔48と、共通バスバー5の各ネジ孔52と、シリコンシート53の各ネジ孔54と、放熱器60のスペーサ取付孔63と、各スペーサ70のネジ孔73と、止め金具75の各タップ孔76とをこの順番で並ぶように同軸上に位置合わせして、ドレイン端子47側からそれらにネジ49を挿通し、ネジ49を止め金具75のタップ孔76に螺合することで、整流FET2a,2bと転流FET3a,3b,3cの背面に共通バスバー5と放熱器60とが取り付けられる。共通バスバー5は、整流FET2a等の背面に設けられた各ドレイン端子47に密着するため、両者が電気的に接続される。また、シリコンシート53により、共通バスバー5と放熱器60との絶縁が確保され、スペーサ70により放熱器60とネジ49ひいては各ドレイン端子47との絶縁が確保される。
復路バスバー6に設けられた実装部31,32,33の挿通孔34,35,36を、転流FET3a,3b,3cの各ソース端子46に挿通させて半田付けする。これにより、転流FET3a,3b,3cの各ソース端子46と復路バスバー6とが電気的に接続される。絶縁板40の挿通長孔41を、復路バスバー6の接続端子37,37を挿通させ、その上から、往路バスバー4に設けられた実装部21,22の挿通孔23,24を、整流FET2a,2bの各ソース端子46に挿通させて半田付けする。これにより、往路バスバー4と復路バスバー6との間の絶縁が確保されると共に、整流FET2a,2bの各ソース端子46と往路バスバー4とが電気的に接続される。もちろん、往路バスバー4と復路バスバー6との間に十分な絶縁距離を取って、絶縁板40をなくすこともできる。整流FET2a,2bと転流FET3a,3b,3cは、復路バスバー6に設けられた実装部31,32,33及び往路バスバー4に設けられた実装部21,22に直接半田付け実装されているため、線路インピーダンスのインダクタンス成分を著しく低減させることができる。
板金配線構造体1では、往路バスバー4と復路バスバー6とは、これらが絶縁板40を介して重ね合わされてなる配線組立体77を構成しており、往路バスバー4と復路バスバー6とが絶縁板40の厚さのみを隔てて対向しているため、回路の往路と復路とを極力近接させて対向する配線間距離を最小とすることができる。また、整流FET2a,2bと転流FET3a,3b,3cは、配線組立体77と共通バスバー5とにより挟持されており、復路バスバー6と共通バスバー5とが整流FET2a等の厚さのみを隔てて対向しているため、復路バスバー6と共通バスバー5とを極力近接させて対向する配線間距離を最小とすることができる。同時に、整流FET2a等が熱伝導性の良い往路バスバー4,復路バスバー6と共通バスバー5とに挟まれて密着することにより、整流FET2a等に生じる熱を配線組立体77と共通バスバー5とに伝達して、速やかに放熱することができる。とりわけ、MOSFETなどに広く使用される所謂TOパッケージなどは、その背面一面に端子が形成されているため、パッケージをバスバーで挟むことにより、放熱と電気的接続を同時に図ることができる。
図4,5は、板金配線構造体1をプリント基板100に搭載した状態を示しており、往路バスバー4の接続端子26,28と、復路バスバー6の接続端子37,39と、整流FET2a,2bの各ゲート端子45と、転流FET3a,3b,3cの各ゲート端子45と、共通バスバー5の接続端子51,51とが、プリント基板100に設けられた例えばスルーホールやランドなどに半田付け実装されている。また、往路バスバー4の支持脚25,25と、往路バスバー4の接続端子26,28の段部と、復路バスバー6の接続端子39の段部とがプリント基板100の表面に当接し、板金配線構造体1を支持している。
以上のように本第1実施例の板金配線構造体1では、電気電子部品としての整流FET2,転流FET3が実装される実装部21,22,31,32,33が設けられた複数の板金配線としての往路バスバー4,復路バスバー6が、絶縁体としての絶縁板40を介して重ね合わされてなる配線組立体77を備えている。
このようにすると、回路の往路又は復路となる往路バスバー4,復路バスバー6が絶縁板40を挟んで近接,対向するため、対向する配線間距離を最小とすることができる。また、往路バスバー4,復路バスバー6に実装部21等を設けることにより、整流FET2,転流FET3が直接実装されるため線路インピーダンスのインダクタンス成分を著しく低減させることができる。以上より、線路インピーダンスを低減させると共に、対向する配線間距離を最小として、ノイズや損失の発生を抑制することができる。
図6は、本実施例における板金配線構造体を装置したスイッチング電源装置の二次側回路部分を示す回路図である。同図では、図1で示した整流FET2,転流FET3の代わりに整流ダイオード7,転流ダイオード8により整流回路を構成している。すなわち、板金配線構造体1の配線は、整流ダイオード7及び転流ダイオード8の各アノードには、それぞれ往路バスバー4と復路バスバー6が接続され、整流ダイオード7及び転流ダイオード8の各カソードには、これらの接続点となる共通バスバー5が共通接続される。
図7の分解斜視図において、整流ダイオード7,転流ダイオード8は、1パッケージ化されて一緒に複合ダイオード85内に収納されている。その内部接続を示したものが図8である。複合ダイオード85内に収納された整流ダイオード7のアノードは、整流端子87に接続されている。複合ダイオード85内に収納された転流ダイオード8のアノードは、転流端子86に接続されている。整流ダイオード7のカソードと転流ダイオード8のカソードとの接続点は、共通端子88に接続されている。図7では、奥側となるパッケージの底面から突き出た転流端子86と整流端子87は、逆L字状に垂下するよう折り曲げられている。また、パッケージの背面となる共通端子88には、ネジ49が挿通可能なネジ孔89が穿設されている。
整流ダイオード7と転流ダイオード8とが1つのパッケージ内に収納されるに伴い、往路バスバー4と復路バスバー6の構成が第1実施例のものとは細部が変更されている。往路バスバー4では、実装部21,22に並ぶ支持脚25がなくなる代わりに、挿通孔81が穿設された実装部80が3つ形成され、5つの実装部21,22,80が等間隔に並ぶよう形成されている。復路バスバー6でも同様に、挿通孔83が穿設された実装部82が2つ形成され、5つの実装部31,32,33,82が等間隔に並ぶよう形成されている。すなわち、往路バスバー4と復路バスバー6とを組立てて配線組立体77としたときに、これらの実装部が、往路バスバー4と復路バスバー6という異なるバスバー同士で互い違いに並ぶよう配設されている。このようにすると、例えば実装部22と実装部82のように、往路バスバー4と復路バスバー6の実装部が近接するため、実装部をも含めたバスバー全体での対向する配線間距離を最小とすることができる。
その他の構成及び板金配線構造体1の組立て手順については、第1実施例と同様であるが、本第2実施例では、複合ダイオード85の転流端子86が、復路バスバー6に設けられた実装部82の挿通孔83に挿通後、半田付けされる一方、整流端子87が、往路バスバー4に設けられた実装部22の挿通孔24に挿通後、半田付けされることとなる。このように、本変形例では、往路バスバー4と復路バスバー6という異なるバスバーの実装部に実装された整流ダイオード7と転流ダイオード8とが、共通のパッケージとなる複合ダイオード85内に収納されているため、整流ダイオード7と転流ダイオード8とが近接し、回路を形成する電気電子部品に至るまで対向する配線間距離を最小とすることができる。
以上のように本第2実施例の板金配線構造体1では、実装部21,22,31,32,33,80,82が、異なる板金配線としての往路バスバー4,復路バスバー6同士で互い違いに配設されている。
このようにすると、回路の往路又は復路となる往路バスバー4,復路バスバー6の例えば実装部22と実装部82などの実装部が近接するため、実装部をも含めたバスバー全体での対向する配線間距離を最小とすることができる。従って、電気電子部品としての整流ダイオード7,転流ダイオード8が実装される部分に至るまで、対向する配線間距離を最小とすることができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。スイッチング電源装置の配線に限らず、あらゆる機器の回路配線に適用可能である。配線組立体77を3つ以上のバスバーを用いて多層構造としてもよく、電気電子部品に関してもTOパッケージに限られず、種々のパッケージのものを使用することが可能である。
本発明の第1実施例における板金配線構造体の回路図である。 同上、板金配線構造体の分解斜視図である。 同上、板金配線構造体の斜視図である。 同上、板金配線構造体を基板に搭載した状態を示す平面図である。 同上、板金配線構造体を基板に搭載した状態を示す側面図である。 本発明の第2実施例における板金配線構造体の回路図である。 同上、板金配線構造体の分解斜視図である。 同上、板金配線構造体に実装される電気電子部品の内部接続図である。
符号の説明
1 板金配線構造体
2 整流FET(電気電子部品)
3 転流FET(電気電子部品)
4 往路バスバー(板金配線)
6 復路バスバー(板金配線)
7 整流ダイオード(電気電子部品)
8 転流ダイオード(電気電子部品)
21,22,31,32,33,80,82 実装部
40 絶縁板(絶縁板)
77 配線組立体

Claims (2)

  1. 電気電子部品が実装される実装部が設けられた複数の板金配線が、絶縁体を介して重ね合わされてなる配線組立体を備えたことを特徴とする板金配線構造体。
  2. 前記実装部が、異なる板金配線同士で互い違いに配設されたことを特徴とする請求項1記載の板金配線構造体。
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