JP2006302197A - 医療過誤防止システム - Google Patents

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Abstract

【課題】医療現場において実施行為入力と同時にインシデント情報を容易にリアルタイムに収集し、実施行為に関連する警告・対策情報を適時、医療従事者に提示して注意を喚起させることのできる医療過誤防止システムを提供する。
【解決手段】看護師6は、端末装置5にログインし、医療行為を実施する都度医療行為を識別する行為ID59をサーバ3に送信する。サーバ3は、当該行為ID59をキーにして、インシデント情報67を抽出し、当該医療行為に対する警告情報を作成して端末装置5で提示させ、看護師6の注意を喚起する。また、サーバ3は行為ID59をキーにして対策情報69を抽出し、当該医療行為に対する警告情報を作成して端末装置5で提示させ、看護師6の注意を喚起する。尚、看護師6は、医療行為実施中、常時インシデント情報67をサーバ3に登録することができる。
【選択図】図11

Description

本発明は、医療事故を防止するために、人的要因である医療過誤情報を収集し、警告や対策等の情報を、医療実施を行う医療従事者に提示するシステムに関する。
医療の安全や、患者の安心の確保は、医療施設において重要な課題である。特に、医療現場での人身事故である「医療事故」のうち、人為的ミスが原因で医療従事者が注意し対策すれば防げるケースを「医療過誤」という。また、医療現場で患者に傷害が及ばないまでも、日常診療でヒヤリとしたり、ハットした事象を「インシデント」という。例えば、「インシデント」は、事故が起こりそうな状況に前もって気づいた事例や、誤った措置が実施されそうになる前に気づいた事例、誤った措置が実施されたが何ら影響の無かった事例などが挙げられる。
この医療過誤の発生を抑止する対策として、医療情報やインシデントレポートを収集、分析して対策案を立案し、実行するという手順が実行されている。
医療情報やインシデントレポートの収集により集まった情報を分析し、対策立案を支援するというシステムがある(特許文献1)。また、医療指示内容と実施内容とが異なる場合に警告を発するシステムがある(特許文献2)。
特開2003−91600号公報 特開2004−30554号公報
医療過誤やインシデントの情報収集は、対策立案を行うための前提として非常に重要なものであるが、手間や動機付けの問題など様々な要因でうまく機能していない場合がある。例えば、インシデント情報を文書(インシデントレポート)に記載し提出する場合は、その手間が大変である。また、インシデントレポートを提出する作業者のメリットが判りにくく、場合によっては作業者の評価を下げる事態にならないとも限らないため、その動機付けが難しい。
従来技術では、インシデント情報の収集を行い、集まった情報を分析して対策立案を支援するシステムが提案されているが、医療行為の実施と平行してリアルタイムにインシデント情報を収集し、さらに警告情報や対策情報をリアルタイムに実施者である看護師等にフィードバックして提示するシステムはなかった。また、インシデント情報を気楽に記録できるように配慮したシステムはなかった。
本発明は、このような問題を鑑みてなされたもので、その目的とするところは、医療現場において実施行為入力と同時にインシデント情報を容易にリアルタイムに収集し、実施行為に関連する警告・対策情報を適時、医療従事者に提示して注意を喚起させることのできる医療過誤防止システムを提供することである。
前述した目的を達成するための本発明は、医療従事者の各種医療行為情報を管理するサーバと、前記各種医療行為情報を入力あるいは取得する少なくとも1つの端末装置と、がネットワークを介して互いに前記各種医療行為情報を送受可能に接続される医療過誤防止システムであって、前記端末装置は、前記サーバに前記医療従事者の医療行為を特定するための医療行為識別情報を送信する医療行為識別情報送信手段と、前記サーバに前記医療従事者の行為時に生じた過誤を示す過誤情報を送信する過誤情報送信手段とを具備し、前記サーバは、前記端末装置から受信した前記医療行為識別情報と前記過誤情報とを対応付けて過誤テーブルとして保持する保持手段と、前記過誤テーブルを参照し、前記端末装置から送信された前記医療行為識別情報に対応する過誤情報を検索する過誤情報検索手段と、前記端末装置に前記検索した過誤情報に基づく警告情報を送信する警告送信手段とを具備し、前記端末装置は、前記サーバから送信された警告情報を受信して提示することを特徴とする医療過誤防止システムである。
医療従事者とは、医療現場における、医師、看護師、薬剤師などの医療スタッフである。
医療行為とは、例えば医療現場における検査、手術、処方、リハビリ、注射等である。
端末装置とは、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistance:携帯情報端末)等の情報通信機器、及びパーソナルコンピュータやワークステーション等であり、文字データや画像データにより、診療録や看護記録、医療画像等の医療現場で発生する医療情報を提供する。また、端末装置は医療行為に対する対策情報や警告情報を提示する。
医療行為識別情報は、医療従事者を識別するための個人ID、複数の医療従事者を所定の基準でまとめてグループとして識別するためのグループID、患者確認、点滴、及び注射等の医療行為を識別するための行為ID等の少なくともいずれかである。
過誤情報は、医療従事者が医療行為を行う際に生じる過誤に関する情報であり、事故に至る前のヒヤリとしたりハッとした情報等も含まれるものとする。過誤情報の内容は、例えば、薬剤取り違え、患者取り違え、指示ミス、伝言ミスなど、個人的な要因に起因するものだけでなく、環境要因(施設、作業環境、職場文化、管理)に起因するものも含む。
警告情報は、サーバが過誤テーブルを参照し、医療行為識別情報に対応する過誤情報を検索して所定の方法で作成し、医療従事者の端末装置に送信して提示させる。例えば、特定の個人に、特定の過誤情報が突出して記録されている場合には、当該個人の端末装置には特に注意を喚起させる内容の警告情報を提示させるようにしても良い。また、同一の医療行為に対しては、一律に同一の警告情報を提示させるようにしても良い。
本発明による医療過誤防止システムは、端末装置が、医療従事者の医療行為を特定するための医療行為識別情報と、過誤情報を送信すると、サーバは医療行為識別情報と過誤情報とを対応付けて過誤テーブルとして保持する。また、サーバは過誤情報に基づく警告情報を作成して、医療従事者の端末装置に送信し提示させる。
望ましくは、前記サーバは、前記保持手段に、さらに、前記医療行為に関連する対策情報を保持し、前記サーバは、前記保持手段を参照し、前記端末装置から送信される前記医療行為識別情報に対応する前記対策情報を検索する対策情報検索手段と、前記端末装置に前記検索した対策情報を送信する対策情報送信手段とを具備し、前記端末装置は、前記サーバから受信した前記対策情報を提示する対策情報提示手段を具備する。
望ましくは、前記サーバは、所定の判断基準に基づいて、前記警告情報または前記対策情報の少なくともいずれかを、前記端末装置に送信し提示させる。
所定の判断基準とは、例えば所定の医療行為情報に対し一律に警告情報や対策情報を提示させてもよいし、医療従事者の個人IDを識別し、特定の個人に対応する警告情報や対策情報を提示させるようにしても良い。
本発明によれば、医療現場において実施行為入力と同時にインシデント情報を容易にリアルタイムに収集し、実施行為に関連する警告・対策情報を適時、医療従事者に提示して注意を喚起させることのできる医療過誤防止システムを提供することができる。
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る医療過誤防止システム1の構成を示す図である。
(1.構成)
(1−1.医療過誤防止システム1の構成)
医療過誤防止システム1は、医療従事者の各種医療行為情報を管理するサーバ3と、看護師6等の医療従事者が保有する端末装置5とが、ネットワーク7等を介して接続される。
サーバ3は医療施設に設置されるコンピュータやワークステーション等である。端末装置5は、携帯電話、PHS、PDA等の情報通信機器等であり医療スタッフである看護師6が各自保有し、医療行為実施時に携帯することが望ましい。
また、医療スタッフが用いるパーソナルコンピュータも上記端末装置5の一形態として含まれる。
ネットワーク7は、病院内の院内LANネットワークを想定しているが、院内ネットワークのほか、セキュリティの確立されたインターネット等であっても良い。また、携帯電話システム等の公衆通信網や、無線LANシステム等の無線通信網、専用回線等の有線による通信網を組み合わせたものであっても良い。
(1−2.サーバ3の構成)
次にサーバ3の構成について、図2を用いて説明する。図2はサーバ3の構成を示す図である。サーバ3は、医療施設に設置されるコンピュータやワークステーションである。
サーバ3は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)等の制御部9と、フレキシブルディスクやCD−ROM等のメディアの読み込み書き込みを行うメディア入出力部11と、ネットワークに接続するモデムやLANボード等の通信部13と、キーボード、マウス又はマイク等の入力部15と、プリンタ等の印刷部17と、CRTや液晶表示装置等の表示部19と、ROM(Read Only Memory)23、RAM(Random Access Memory)25、HDD(Hard Disc Drive)27等からなる記憶部21とから構成され、それぞれがシステムバス29で接続されている。HDD27に登録する内容については、図5乃至図10を用いて説明する。
サーバ3の制御部9は、本実施の形態の医療過誤防止システム1を実行するプログラムや各種データ等を前述の記憶部21のROM23又はHDD27から、RAM25にロードして処理を実行する。
(1−3.端末装置5について)
次に、端末装置5の構成を図3、外観の一例を図4に示す。端末装置5は、携帯電話、PHS、PDA等の情報通信機器等であり医療従事者である看護師6等が各自保有することが望ましい。又は端末装置5はパーソナルコンピュータやワークステーション等であり、医療従事者である看護師6等が例えばユーザIDやパスワード等を入力し、ユーザ認証を行った上で共同で使用するようにしても良い。端末装置5は、診療録や看護記録、医療画像等の医療現場で発生する医療情報を、医療従事者である看護師6等に提供する。また、端末装置5は医療行為に対する対策情報や警告情報を看護師6等に提示する。
端末装置5は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)等の制御部31と、無線有線を問わずネットワークに接続するモデムやLANボード等の通信部33と、警告音を発するスピーカや点滅表示等を行うLED(Light Emitting Diode)等からなる出力部35と、キー、スクロールキー、タッチパネル、スイッチ、バーコードリーダ又はマイク等からなる入力部37と、液晶表示装置等の表示部39と、CPUが処理を行う際に使用するRAM(図示せず)やデータ等を記憶するメモリ(図示せず)等からなる記憶部41とから構成され、それぞれがシステムバス43で接続されている。尚、出力部35は、バイブレーション手段等であっても良い。
図4に端末装置5の外観の一例を示す。端末装置5は、例えば携帯型の情報端末装置であり、液晶表示装置等の表示部39と、ボタンや十字入力キー等の入力部37と、警告音等を発するスピーカ等の出力部35等を備える。
(1−4.HDD27について)
次に、図5乃至図10により、サーバ3のHDD27に登録されるテーブルや、その内容等について説明する。図5は、本実施の形態の医療過誤防止システム1のサーバ3のHDD27に格納されるテーブルの内容を示す図である。
HDD27には、個人情報テーブル45、行為テーブル47、インシデントテーブル49、対策情報テーブル51、対応テーブル53等が格納される。
図6に、個人情報テーブル45の内容を示す。個人情報テーブル45には、個人を照合するための個人ID55ごとに個人情報が格納される。即ち個人情報テーブル45は、医療従事者(看護師6や医師等)の個人ID55、氏名57等の項目を有する。尚、図示していないが、その他個人情報に関する項目、例えば、住所、電話番号、年齢、性別等の項目を格納するようにしても良い。さらに、暗証番号等を格納し、照合に利用することで、本医療過誤防止システム1の機密性と信頼性を確保することが望ましい。
図7に、行為テーブル47の内容を示す。行為テーブル47には、検査、注射、手術等の医療行為を識別する行為ID59に対して行為内容61を対応させる。例えば、行為ID59「K0001」は、行為内容61「患者登録」に対応する。
図8に、インシデントテーブル49の内容を示す。インシデントテーブル49には、インシデントID63、個人ID55、行為ID59、インシデント情報67等の項目が格納される。即ち、インシデント情報67が看護師6等の端末装置5からサーバ3に送られる都度、サーバ3の制御部9は当該インシデント情報67にインシデントID63を自動的に付与し、インシデントテーブル49に新規レコードを追加し更新する。
即ち、1レコードには、インシデントID63、インシデント情報67、当該インシデント情報67を登録した看護師6等の個人ID55、及び、当該インシデントが発生した時に行っていた医療行為を示す行為ID59が格納される。尚、インシデント情報67ごとに、サーバ3が受信した日時等を格納するようにしても良い。
尚、個人ID55の項目には、当該インシデント情報67に関わる複数の個人ID55を格納するようにしても良い。また、複数の医療従事者をグループとして登録したグループIDを格納するようにしても良い。
例えば、図8によると、インシデントID63「I0001」のレコードには、個人ID55「M0005」の看護師6が、行為ID59「K0002」の処置中に、インシデント情報67「伝言ミス」を登録したことを示す。
図9に、対策情報テーブル51の内容を示す。対策情報テーブル51には、対策ID65に対する対策情報69が格納される。例えば対策ID65「T0001」には、対策情報69「患者を再確認して下さい。」が対応する。対策情報69は、看護師6等の端末装置5に注意を喚起するために表示される内容である。
図10に、対応テーブル53の内容を示す。対応テーブル53には、行為ID59に対応する対策ID65が格納される。例えば行為ID59「K0001」には、対策ID65「T0001」が対応することを示す。
以上説明した、個人情報テーブル45、行為テーブル47、対策情報テーブル51、対応テーブル53は、サーバ3のHDD27に事前にそれぞれの内容が登録されている。但し、サーバ3の管理者等は、これらの内容の追加・変更・削除等を行うことが可能である。尚、インシデントテーブル49は、本実施の形態の医療過誤防止システム1を実施する過程で、その内容が随時追加・更新されていく。
(2.処理手順)
次に、図11により、本実施の形態の医療過誤防止システム1における対策情報・警告情報提示手順を説明する。また、図12により、インシデント情報67の登録の手順を説明する。また、図13乃至図15は、端末装置5の表示部39に表示される内容の一例を示したものであり、適宜説明する。
(2−1.対策情報・警告情報提示手順)
まず、看護師6の所持する端末装置5の表示部39に例えば、図13に示す内容が表示されるものとする。即ち、日付71、患者情報73、医師等からの指示内容74が表示される。次に看護師6が個人ID55登録ボタン(図示しない)を押すと、端末装置5の制御部31は、入力された個人ID55をサーバ3に送信し、ログイン処理を行う(ステップ1001)。
サーバ3の制御部9は、受信した個人ID55を、個人情報テーブル45(図6参照)を参照して、氏名57等の情報と照合し、当該看護師6のログインを認証する(ステップ1002)。尚、個人ID55と共に、暗証番号などを導入し、ログイン時の照合に使用することが望ましい。
続いて、看護師6が、例えば図13に示す端末装置5の表示部39において、指示内容74として表示されている医療行為を実施するものとする。図示していないが、看護師6が実施開始のボタン等を押すと、端末装置5の制御部31は、当該医療行為(例えば臨時注射)に対応する行為ID59をサーバ3に送信する(ステップ1003)。
端末装置5の表示部39には、図14に示すように認証された看護師6の看護師情報75と、実施情報77が表示される。また、インシデント情報選択ボタン79が表示される。看護師6は、ミスを発見したり、ヒヤリとしたり、ハッとしたりしたときに、いつでもインシデント情報選択ボタン79を押してインシデント情報67を登録することができる。このインシデント情報67登録の処理手順については図12により後述する。
サーバ3の制御部9は、受信した行為ID59に対し、HDD27のインシデントテーブル49(図8参照)にインシデント情報67があるかどうかを検索する(ステップ1004)。インシデントテーブル49には、インシデント情報67が登録されるたびにレコードが蓄積されている。もし、当該行為ID59に該当するインシデント情報67が登録されていなければ(ステップ1004のNO)、ステップ1007に進む。
行為ID59に該当するインシデント情報67が登録されていれば(ステップ1004のYES)、サーバ3の制御部9は、行為ID59に対するインシデント情報67を抽出し、所定の判断基準に基づいて警告情報を作成し、端末装置5に送信する(ステップ1005)。端末装置5の制御部31は、表示部39および出力部35の少なくともいずれかに警告情報を提示する(ステップ1006)。
所定の判断基準とは、例えばインシデントテーブル49には、インシデント情報67を登録した医療従事者の個人ID55が格納されているので、ログイン中の看護師6の同じ医療行為(行為ID59で識別する)におけるインシデント情報67の登録頻度が高い場合には、警告情報の警告レベルを上げるようにする。例えば、警告音を発すると同時に、端末装置5の表示部39に警告を促すポップアップ表示をさせるようにする。
また、例えば同じ行為ID59に、異なる登録者から、同一のインシデント情報67が複数登録されている場合には、サーバ3の制御部9は、当該医療行為(行為ID59により識別する)には、同じ医療過誤を誘引する可能性があると判断する。従って、例えば看護師6等の端末装置5から、当該医療行為に対応する行為ID59が送信されてくると、サーバ3の制御部9は、即時、当該インシデント情報67に関わる注意を喚起する内容の警告情報を、当該端末装置5に提示させる。
また、その他、所定の判断基準として、サーバ3の制御部9は、インシデント情報67の重要度に重み付けをして、警告情報を作成し端末装置5に提示させるようにしても良い。また、複数の警告情報を順次提示させるようにしても良い。
次に、ステップ1007に進み、サーバ3の制御部9は、HDD27の対応テーブル53(図10参照)に行為ID59に対する対策ID65があるかどうか検索する(ステップ1007)。行為ID59に対する対策ID65がなければ(ステップ1007のNO)、この行為ID59に対する警告表示、対策表示の処理を終了する。
行為ID59に対する対策ID65があれば、サーバ3の制御部9は対策情報テーブル51(図9参照)から対策情報69を抽出し、端末装置5に送信する(ステップ1008)。端末装置5の制御部31は、受信した対策情報69を提示し(ステップ1009)、この行為ID59に対する警告表示、対策表示の処理を終了する。
このように、図11では、看護師6等が端末装置5から送信した医療行為に対応する行為ID59をキーにして、サーバ3の制御部9はインシデント情報67を基にした警告情報と、事前に登録されている行為ID59に対する対策情報69とを検索し、当該端末装置5に提示する手順を説明した。警告情報と、対策情報6の提示方法については、情報の分析、優先度、実行可能性等を考慮し適宜、端末装置5に提示することが望ましい。
尚、対策情報6は、医療行為(行為ID59で識別する)に対応する一般的な対策内容が提示されるのに対し、警告情報は蓄積されるインシデント情報67に基づいて柔軟に生成されるので、当該医療施設、作業環境、組織環境、管理状況に即した警告内容が提示される。
本実施の形態によると、図11に示すように、看護師6等が端末装置5から医療行為に対応する行為ID59を送信し、医療行為を行おうとする都度、当該医療行為について注意を喚起する内容の警告情報、或いは対策情報6が端末装置5に提示されるので、看護師6の医療過誤を未然に防止する効果が大きい。
(2−2.インシデント情報67の登録手順)
医療従事者である看護師6等は、図11の処理手順に従いログインして医療行為を実施している間に、事故を誘引するようなミスを発見したり、ヒヤリとしたり、ハッとした場合、端末装置5のインシデント情報選択ボタン79を押してインシデント情報67を登録する。このインシデント情報67の登録手順を図12により説明する。
看護師6が、図14の端末装置5の表示部39のインシデント情報選択ボタン79を押すと、端末装置5の制御部31は、インシデンが発生したと判断する(ステップ2001のYES)。端末装置5の表示部39には、例えば図15に示すようにインシデント情報選択ボタン79に続いて、インシデント情報67のリストが表示され、看護師6がいずれかを選択することにより容易にインシデント情報67を入力することが可能となる。
看護師6(例えば個人ID55が「M0005」)が、例えば、点滴注射(図7の行為テーブル47によれば行為ID59「K0002」)の医療行為を実施中に、伝言されていたことを間違えそうになったとする。看護師6は、図15のインシデント情報67のリストから「伝言ミス」を選択する。端末装置5の制御部31は、選択されたインシデント情報67(「伝言ミス」)を、サーバ3に送信する(ステップ2002)。尚、端末装置5の制御部31は、選択されたインシデント情報67と共に、送信元の看護師6に対応する個人ID55「M0005」、及び医療行為に対応する行為ID59「K0002」、及び発生時刻(図示せず)等をサーバ3に送信する。
サーバ3の制御部9は、HDD27のインシデントテーブル49(図8参照)に、新規のインシデントID63によるレコードを作成し、端末装置5から受信したインシデント情報67、送信元の個人ID55、何の医療行為中に発生したインシデントであるかを示す行為ID59等を登録して、インシデントテーブル49を更新する(ステップ2003)。
以上、インシデント情報67の登録の手順について説明したが、端末装置5の制御部31は、常時、インシデント情報67の登録を待ち受ける状態にある。即ち看護師6が、端末装置5の入力部37であるインシデント情報選択ボタン79を押すと、端末装置5の制御部31は即座にインシデント情報67の登録処理(図12)を行う。
即ち、看護師6は所持する端末装置5で指示内容74を確認しつつ、医療行為の経過(実施情報77等)を入力していく。当該端末装置5の表示部39には、常時インシデント情報選択ボタン79が入力可能な状態にあり、看護師6は容易にインシデント情報67を入力できる。
また、看護師6は、医療行為の経過と共に行為ID59を入力しつつインシデント情報67を登録するので、医療行為(行為ID59で識別する)とインシデント情報67との相関性等の情報収集ができ、情報分析などの信頼精度が向上する。従って、当該医療施設や作業環境等に即した、信頼性の高いインシデント情報67をリアルタイムに収集することができる。
(3.看護師6の端末装置5操作を中心とした処理手順)
図11及び図12で説明した、本実施の形態による端末装置5とサーバ3との間の処理を、看護師6による端末装置5の操作を中心として、図16乃至図18に示す。図16は、看護師6が要因(個人要因)となる事象をインシデント情報67として記録する場合を示す。図17は、看護師6が、医師の指示の誤りに気付いた場合にインシデント情報67として記録する場合を示す(個人要因と環境要因)。図18は、その他の要因(作業環境、人間関係、管理等)によるインシデント情報67を記録する場合を示す。
(3−1.個人要因によるインシデント情報67)
図16は、看護師6自身が要因であるインシデント情報67の例を示す。まず、看護師6はログインしたあと、医師の指示を確認する(ステップ3001)。例えば図13に示す、医師の指示内容74を確認する。次に、看護師6は指示対象である患者を確認する(ステップ3002)。この時、看護師6が勘違い等で誤った患者を選択しそうになった場合(ステップ3003のYES)、看護師6は図14に示すインシデント情報選択ボタン79を押し、図15に表示されるインシデント情報67のリストから「患者取り違え」を選択する。
サーバ3の制御部9は、端末装置5から送信されたインシデント情報67等を記憶部21のHDD27(インシデントテーブル49)に記録する(ステップ3004)。次回、看護師6が同様の処理(患者の確認)を行おうとすると、サーバ3の制御部9は、インシデントテーブル49(図8参照)を参照し、看護師6の端末装置5に例えば「患者の再確認をして下さい。」等のような警告情報を表示させる。
次に、看護師6は薬剤を確認する(ステップ3005)。看護師6が、誤った薬剤を選択しそうになった場合(ステップ3006のYES)、看護師6は図14に示すインシデント情報選択ボタン79を押し、図15に表示されるインシデント情報67のリストから「薬剤取り違え」を選択する。
サーバ3の制御部9は、端末装置5から送信されたインシデント情報67等を記憶部21のHDD27(インシデントテーブル49)に記録する(ステップ3007)。次回、看護師6が同様の処理(薬剤の選択)を行おうとすると、サーバ3の制御部9は、インシデントテーブル49(図8参照)を参照し、看護師6の端末装置5に例えば「薬剤の再確認をして下さい。」等のような警告情報を表示させる。
次に、看護師6は指示通りの患者、指示通りの薬剤で、医師の指示を実施する(ステップ3008)。最後に、看護師6は端末装置5に、指示内容74を実施完了した旨、実施登録を行う(ステップ3009)。
このように図16は、看護師6の個人要因によるインシデント情報67の登録処理を示す。サーバ3の制御部9は、特定の看護師6に特定のインシデント情報67が高頻度で登録されている場合等には、警告提示のレベルを上げる(例えば音声通知、点滅表示等を同時に行う)ようにしても良い。
(3−2.個人要因・環境要因によるインシデント情報67)
図17は、医師の指示ミスが要因となるインシデント情報67の例を示す。まず、事前に医師が患者と薬剤を指定し、指示内容74を入力する(ステップ4001)。看護師6はログインしたあと、医師の指示を確認する(ステップ4002)。例えば図13に示す、医師の指示内容74を確認する。次に、看護師6は指示対象である患者を確認する(ステップ4003)。ここで患者誤認識等によるインシデント発生の可能性があるが、図16で説明したので省略する。
次に、看護師6は、薬剤を確認する(ステップ4004)。ここで薬剤誤認識等によるインシデント発生の可能性があるが、図16で説明したので省略する。次に、看護師6は医師の指示に誤りがある(例えば指示された薬剤が誤っている)ことに気付いたとする(ステップ4005のYES)。
看護師6は図14に示すインシデント情報選択ボタン79を押し、図15に表示されるインシデント情報67のリストから「指示の誤り」を選択する。
サーバ3の制御部9は、端末装置5から送信されたインシデント情報67等を記憶部21のHDD27(インシデントテーブル49)に記録する(ステップ4006)。次回、看護師6が同様の処理(例えば当該医師の指示による医療行為)を行おうとすると、サーバ3の制御部9は、インシデントテーブル49を参照し、看護師6の端末装置5に例えば「指示内容の確認をして下さい。」等のような警告情報を表示させる。また、サーバ3の制御部9は、当該医師が同様の指示を作成しようとすると、当該医師の所持する端末装置5等に、例えば「指示内容の確認をして下さい。」等のような警告情報を表示させるようにしても良い。
次に、サーバ3の制御部9は、指示内容74を確認するために、処置を中断させる(ステップ4007)。即ち、看護師6の端末装置5、及び当該医師の端末装置5に「処置中断、指示内容を確認して下さい。」等の内容を表示させるようにしても良い。
尚、医師の指示に誤りがなければ(ステップ4005のNO)、或いは指示の修正や再確認が終了すると、看護師6は指示を実施し(ステップ4008)、実施完了後に実施登録を行う(ステップ4009)。
このように図17は、医師の個人要因によるインシデント情報67の登録処理を示す。或いは、薬剤の管理状況などの環境要因によるインシデント情報67登録の一例を示す。
(3−3.インシデント情報67と対策情報69)
図18は、環境等が要因となるインシデント情報67の例を示す。看護師6はログインしたあと、医療行為の実施を開始する(ステップ5001)。看護師6は、引継ミス、依頼内容誤解、伝言ミス等の発生に気付いたとする(ステップ5002のYES)。
看護師6は図14に示すインシデント情報選択ボタン79を押し、図15に表示されるインシデント情報67のリストから該当する内容を選択する。サーバ3の制御部9は、端末装置5から送信されたインシデント情報67等を記憶部21のHDD27(インシデントテーブル49)に記録する(ステップ5003)。
次回、看護師6が同様の医療行為を行おうとすると、サーバ3の制御部9は、インシデントテーブル49を参照し、看護師6の端末装置5に例えば「伝言内容の確認をして下さい。」等のような警告情報を表示させる。
尚、サーバ3の制御部9は、対応テーブル53(図10参照)の、行為ID59に対応する対策ID65から対策情報69を検索し、上記インシデントテーブル49の情報と対策情報69との両者を分析して最適な警告情報又は対策情報69を提示させるようにしても良い。
看護師6は、インシデント情報67の登録を終了すると、指示通りに医療行為の実施を完了し(ステップ5004)、実施完了後に実施登録を行う(ステップ5005)。
尚、図15において、看護師6はインシデント情報67リストから、インシデント情報67を選択するとしたが、看護師6がインシデント情報67をテキスト情報として入力するようにしても良い。
(4.効果等)
このように、本実施の形態では、インシデント情報67を、現場でリアルタイムに収集し、即時フィードバック情報として用いるので、医療環境に即した警告情報や対策情報の提示ができる。また、医療施設、医療環境ごとに独自性のある警告情報や対策情報を提示することができる。
また、看護師6は、端末装置5に行為ID59を順次登録しつつ医療行為を実行していくが、本実施の形態によれば、当該行為ID59登録の都度、必要に応じて最適な警告情報や対策情報が端末装置5に提示される。従って、看護師6の注意を促し、未然に医療過誤の発生を抑止する効果が大きい。
尚、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に限られるものではない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本実施の形態における医療過誤防止システム1の構成を示す図 サーバ3の構造を示す図 端末装置5の構造を示す図 端末装置5の概観を示す図 HDD27の内容を示す図 個人情報テーブル45を示す図 行為テーブル47を示す図 インシデントテーブル49を示す図 対策情報テーブル51を示す図 対応テーブル53を示す図 警告情報・対策情報の提示を示すフローチャート インシデント情報67の登録を示すフローチャート 端末装置5の表示部39を示す図 実施情報77入力を示す図 インシデント情報67の選択を示す図 看護師6自身の要因によるインシデント情報67の登録を示す図 指示側要因によるインシデント情報67の登録を示す図 環境要因、その他要因によるインシデント情報67の登録を示す図
符号の説明
1………医療過誤防止システム
3………サーバ
5………端末装置
6………看護師
7………ネットワーク
9、31………制御部
11………メディア入出力部
13、33………通信部
15、37………入力部
17………印刷部
19、39………表示部
21、41………記憶部
23………ROM
25………RAM
27………HDD
29、43………システムバス
35………出力部
45………個人情報テーブル
47………行為テーブル
49………インシデントテーブル
51………対策情報テーブル
53………対応テーブル
55………個人ID
57………氏名
59………行為ID
61………行為内容
63………インシデントID
67………インシデント情報
69………対策情報
71………日付
73………患者情報
74………指示内容
75………看護師情報
77………実施情報
79………インシデント情報選択ボタン

Claims (3)

  1. 医療従事者の各種医療行為情報を管理するサーバと、前記各種医療行為情報を入力あるいは取得する少なくとも1つの端末装置と、がネットワークを介して互いに前記各種医療行為情報を送受可能に接続される医療過誤防止システムであって、
    前記端末装置は、
    前記サーバに前記医療従事者の医療行為を特定するための医療行為識別情報を送信する医療行為識別情報送信手段と、
    前記サーバに前記医療従事者の行為時に生じた過誤を示す過誤情報を送信する過誤情報送信手段と、
    を具備し、
    前記サーバは、
    前記端末装置から受信した前記医療行為識別情報と前記過誤情報とを対応付けて過誤テーブルとして保持する保持手段と、
    前記過誤テーブルを参照し、前記端末装置から送信された前記医療行為識別情報に対応する過誤情報を検索する過誤情報検索手段と、
    前記端末装置に前記検索した過誤情報に基づく警告情報を送信する警告送信手段と、
    を具備し、
    前記端末装置は、前記サーバから送信された警告情報を受信して提示することを特徴とする医療過誤防止システム。
  2. 前記サーバは、前記保持手段に、さらに、前記医療行為に関連する対策情報を保持し、
    前記サーバは、前記保持手段を参照し、前記端末装置から送信される前記医療行為識別情報に対応する前記対策情報を検索する対策情報検索手段と、
    前記端末装置に前記検索した対策情報を送信する対策情報送信手段と、
    を具備し、
    前記端末装置は、
    前記サーバから受信した前記対策情報を提示する対策情報提示手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の医療過誤防止システム。
  3. 前記サーバは、所定の判断基準に基づいて、前記警告情報または前記対策情報の少なくともいずれかを、前記端末装置に送信し提示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の医療過誤防止システム。
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