JP2008257640A - コンテンツ提供装置、コンテンツ提供システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】検査(撮影)を行ううえで有効となる情報をユーザ間で共有し、かつ適材適所で情報を提供可能な放射線情報システムを提供する。
【解決手段】行われる検査に関する患者情報及び検査依頼情報を入力し、それに基づいて検査の進捗状況を監視し、イベントにあわせてコンテンツを提供する。コンテンツは、行われている検査のコンテンツ提供条件と合致し、かつコンテンツ提供タイミングであるイベントが発生した場合に出力される。また、コンテンツの評価を入力するようにし、コンテンツが有用であると判断された場合のみ、コンテンツを表示させるようにしてもよい。
【選択図】図8

Description

本発明は、コンテンツ提供装置、コンテンツ提供システム及びプログラムに係り、特に検査を行う上で有用な情報を共有可能なコンテンツ提供装置、コンテンツ提供システム及びプログラムに関する。
放射線情報システム(RIS:Radiology Information System)とは、医用画像管理システム(PACS:Picture Archiving and Communication Systems)、レポートシステムなどを統合管理し、さらに病院情報システム(HIS:Hospital Information System)とのスムーズな連携を行うことで、業務の効率化や正確性の確保を図るシステムである。
放射線システムとしては、患者に関連したコメント入力・参照機能や、個々の検査に関連したコメント入力・参照機能を備えたものがある。また、一般的なシステムとしては、メーカ側がユーザに対して、システムの操作方法を示したもの(オンラインヘルプ機能)や、操作方法などの情報を音声出力するものがある(例えば、特許文献1)。
特開平7−200382号公報
これら従来法による情報提供は、個々の患者や個々の検査を特定してのコメント機能、すなわち、1人の患者、1つの検査に範囲を絞った機能である。したがって、患者の枠を越えた撮影テクニックに関するノウハウを共有したり、ヒヤリ・ハット情報を共有したりするための仕組みとしては不十分である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、検査(撮影)を行ううえで有効となる情報をユーザ間で共有し、かつ適材適所で情報を提供可能な放射線情報システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のコンテンツ提供装置は、患者の検査において共有されるコンテンツを、患者情報及び検査依頼情報を含むコンテンツ提供条件とコンテンツ提供タイミングとに関連づけて記憶手段に登録する登録手段と、患者情報及び検査依頼情報を入力する入力手段と、前記入力された患者情報及び検査依頼情報に基づいて、前記コンテンツ提供条件に合致するコンテンツを前記記憶手段から抽出する抽出手段と、検査の進捗状況を監視し、前記抽出されたコンテンツのコンテンツ提供タイミングに対応するイベントの発生の有無を検出する検出手段と、前記抽出したコンテンツを前記検出したイベントに合わせて出力する出力手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載のコンテンツ提供装置によれば、行われる検査に関する患者情報及び検査依頼情報を入力し、それに基づいて検査の進捗状況を監視し、イベントにあわせてコンテンツを提供する。コンテンツは、行われている検査のコンテンツ提供条件と合致し、かつコンテンツ提供タイミングであるイベントが発生した場合に出力される。これにより、検査(撮影)を行ううえで有効となる情報を、ユーザ間で共有できる。また、適材適所で情報を提供することができる。したがって、医療安全のサポートにもつながる。
また、コンテンツの評価を入力するようにし、コンテンツが有用であると判断された場合のみ、コンテンツを表示させるようにしてもよい。これにより、必要な情報のみを表示させるように制御することができるため、簡単な操作により、適材適所で情報を提供することができ、またコンテンツの品質を保つことができる。また、上記のようなコンテンツ提供装置を複数接続して使用してもよい。
本発明によれば、検査(撮影)を行ううえで有効となる情報をユーザ間で共有し、かつ適材適所で情報を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した放射線情報システム1のシステム構成図である。
放射線情報システム1は、主として、病院情報システム11と、放射線情報システムサーバ12と、情報端末(受付クライアント13及び検査室クライアント14)と、その他のシステム15とで構成されており、ネットワーク16により互いに接続されている。なおネットワーク16は、有線、無線を問わず、また専用回線、公衆回線を問わない。
病院情報システム11は、放射線検査オーダを発行する上位システムである。ここで、放射線検査オーダとは、患者情報(ID、氏名、性別、生年月日、障害、妊娠、歩行状態、感染症、アレルギーなど)、予約情報(日時、枠など)、検査依頼情報(検査実施情報(撮影方向など)、検査種別(一般X線検査、CT検査など)、部位(胸部、腹部など)、術式など)である。
放射線情報システムサーバ12は、放射線情報システム1を統括、制御するサーバである。
受付クライアント13は、放射線科で患者の受付を行う端末である。
検査室クライアント14は、撮影室で患者の受付状況、検査予約状況、検査依頼情報を表示し、検査の実施を行う端末であり、放射線撮影装置等のモダリティと接続されている。
その他のシステム15としては、PACS、レポートシステムなどのシステムがあげられる。
次に、放射線情報システム1で利用するシステム管理情報について、図2を用いて説明する。システム管理情報としては、主として、コンテンツ提供制御データ21と、供給情報コンテンツ22と、検査依頼情報データ23と、検査進捗状況データ24と、患者情報データ25と、プライオリティ管理データ26とがあげられ、これらのデータはデータベースに登録されている。ここで、コンテンツとは、撮影、診断などに関するノウハウなどの情報であり、ユーザ、患者を横断する情報である。
コンテンツ提供制御データ21では、コンテンツの表示条件(患者情報、検査依頼情報、検査実施情報の組み合わせにより決定)、及びコンテンツを提供するタイミング(検査オーダ発生、受付、検査室呼込み、検査開始、撮影開始(Procedure Step単位)、実施入力、維持会計送信、患者情報参照、病棟呼び出し、各種画面操作のイベント検知)を制御する。
供給情報コンテンツ22は、共有情報を含んだ各種コンテンツ、動画コンテンツ、音声コンテンツ、静止画コンテンツ、文字コンテンツ、他システムを起動するシステムパラメータ、及びこれらの組合せのデータである。
検査依頼情報データ23は、全検査の検査依頼情報(依頼科、依頼医師、検査部位、検査術式、撮影室、検査目的など)を管理する。
検査進捗状況データ24では、全検査の検査進捗情報(未受付、受付済、確認済、実施中、実施済、キャンセル)、及び更に詳細な情報(検査オーダ発生、受付、検査室呼込み、検査開始、撮影開始(Procedure Step単位)、実施入力、維持会計送信、患者情報参照、病棟呼び出し)を管理する。
患者情報データ25では、患者の身体情報(移動法、感染症、造影剤禁忌、アレルギー、付属物)を管理する。本発明では、移動法情報(独歩、車椅子、ストレッチャー、松葉杖など)を利用する。
プライオリティ管理データ26では、コンテンツのお役立ち度(提供プライオリティ)を管理する。なお、プライオリティ管理データ26はユーザ毎に管理される。
上記のように構成された放射線情報システム1は、以下のように作用する。
放射線情報システム1は、主として、ユーザが検査、診断を行う上で有効な情報であると判断した情報をコンテンツとして登録する処理と、コンテンツを表示させる処理とに分けられる。以下、上記2つの処理について説明する。
まず、コンテンツとして登録する処理について、図3を用いて説明する。図3は、コンテンツ登録処理の一連の処理の流れを示すフローチャートである。
ユーザにより、情報共有の対象となるベースとなる検査が選択される(ステップS31)と、選択された検査情報が検査室クライアント14のモニタに表示される(ステップS32)。
検査情報が表示された後で、ユーザにより、共有したい情報がコンテンツとして入力され(ステップS33)、そのコンテンツが放射線情報システムサーバ12に一旦保存される(ステップS34)。共有したい情報としては、画像情報、テキスト情報、音声情報、アプリケーションファイル、UTL、他システム連動パラメータなどがあげられる。本実施例では、テキスト情報を例に説明する。
登録したコンテンツの表示条件、及び表示のタイミングが入力される(ステップS35)と、「検査依頼情報データ」および「患者情報データ」から該当する検査情報のコンテンツ提供条件に該当する情報が抽出され、抽出された結果が「コンテンツ提供制御データ」に登録される(ステップS36)。なお、コンテンツ提供条件は、AND/OR/NOTなどの論理式を用いて登録が行われる。また、コンテンツ表示のタイミングが「コンテンツ提供制御データ」に登録され、更に、これらの表示条件・表示タイミングと「保存されたコンテンツ情報」との関連付け情報が「コンテンツ提供制御データ」に登録される(ステップS36)。
ここで、図4に示すような条件で、患者「日立太郎」に対して、胸部立位P→A像の撮影を実施したところ、仕上がった画像は真っ黒になっており、読影に耐えられるものでなかった場合について、コンテンツの登録を行う場合を考える。実は、患者「日立太郎」は、過去に肺癌を患っており、右肺を全摘出している。普通に胸部XPの撮影を行うと、撮影された画像は真っ黒となってしまい、診断に使用できない。同じ失敗を繰り返さないように、肺癌の既往歴があり、右肺全摘出の手術歴のある患者を対象としたコンテンツを登録して、他のユーザにも注意を促す。
コンテンツの登録は、図5に示すような画面上で行う。このような画面が、例えば検査室クライアント14のモニタに表示される。
「右肺全摘出のためフォトタイマーを左寄りに合わせてください。」というテキスト情報がコンテンツとして記入ボックス51に記入され(ステップS33)、一旦保存される(ステップS34)。
コンテンツ提供条件が選択ボックス52を用いて入力され、コンテンツ提供タイミングが選択ボックス53を用いて入力される(ステップS35)。図5では、コンテンツ提供条件として、選択ボックス52において部位依存、検査依頼依存、検査種別依存が選択されており、コンテンツ提供タイミングとして、選択ボックス53においてショット選択が選択されている。なお、選択ボックス52において部位依存、検査依存、検査種別依存が選択されると、検査依頼情報データ23及び患者情報データ25からデータが読み出され例えば図示しない選択画面において、部位として胸部が選択され、検査依頼として肺癌、右肺摘出が登録され、検査種別として一般撮影が登録される。また、選択ボックス53においてショット選択が選択されると、検査依頼情報データ23及び患者情報データ25からデータが読み出され、例えば図示しない選択画面において、胸部立位P→A、胸部立位R→L、胸部臥位A→Pが選択される。
最後に、登録ボタン55が押されることで登録の入力がされると、テキスト情報「右肺全摘出のためフォトタイマーを左寄りに合わせてください。」と、コンテンツ提供条件(胸部、肺癌、右肺摘出、一般撮影)と、コンテンツ提供タイミング(胸部立位P→A、胸部立位R→L、胸部臥位A→P)とが関連付けられた情報が、コンテンツ提供制御データ21に登録される(ステップS36)。
なお、コンテンツ提供条件として、過去に取得され、PACSに保存されている画像を、コンテンツと連携させて表示させることができる。この場合には、PACS画像表示連携パラメータの記入ボックス54に、コンテンツと連携して表示させる画像が保存されているアドレスを入力すればよい。
次に、上記のようにして登録されたコンテンツを表示させる処理について説明する。コンテンツを表示させる処理は、表示させるコンテンツを取得する前準備処理(図6参照)と、前準備処理で表示させるべきコンテンツが取得された場合に、そのコンテンツを提供するコンテンツ提供処理(図7参照)とに分けられる。以下、前準備処理及びコンテンツ提供処理について説明する。
図6は、前準備処理の一連の処理の流れを示すフローチャートである。
病院情報システム11または受付クライアント13で入力された検査依頼情報(検査依頼情報、患者情報)など(入力中の検査依頼情報等を含む)が取得される(ステップS61)。
また、あらかじめコンテンツ提供制御データ21に登録されているコンテンツ及びコンテンツ提供条件が取得され(ステップS62)、ステップS61で取得された検査依頼情報と、ステップS62で取得されたコンテンツ提供条件とが比較され、取得された検査に対するコンテンツ提供の必要性の有無が判断される(ステップS63)。
ステップS63において、取得された検査に対して、コンテンツ提供の必要性がないと判断された場合には、処理が終了される。
ステップS63において、取得された検査に対して、コンテンツ提供の必要性があると判断された場合には、プライオリティ管理データ26より、該当コンテンツの有用性が取得される(ステップS64)。なお、コンテンツの有用性とは、このコンテンツを使用したユーザがそのコンテンツが役に立つものがどうか(有効な情報であったか否か)を評価した結果であり、プライオリティ管理データ26で管理される。
取得されたコンテンツが、ある一定値以上の評価が得られているコンテンツであるか否かが判断される(ステップS65)。なお、コンテンツの評価については、後に詳述する。
ステップS65において、取得されたコンテンツが、ある一定値以上の評価が得られていない場合(評価値が一定値に満たない場合)には、処理が終了され、コンテンツは提供されない。
ステップS65において、取得されたコンテンツが、コンテンツ表示条件に該当し、一定以上の評価が得られているコンテンツである場合(コンテンツ提供が必要な場合)には、コンテンツ提供制御データ21から、該当するコンテンツ提供タイミングが取得される(ステップS66)。
そして、コンテンツ提供制御データ21を参照して、コンテンツ管理場所情報が取得され、実コンテンツ情報が取得される(ステップS67)。
以上により、前準備処理が終了される。前準備処理の後で、コンテンツ提供処理が開始される。
図7は、コンテンツ提供処理の一連の処理の流れを示すフローチャートである。
検査進捗状況データ24から検査の進捗を示す進捗ステータスが更新され、また、画面操作により入力されるイベント情報(撮影が所定のフェーズに達したことを示す情報等)が監視される(ステップS71)。
ステップS66で取得されたコンテンツ提供タイミングと進捗ステータスとが同じであるかどうか、またはステップS66で取得されたコンテンツ提供タイミングを示すイベント情報が入力されたかどうかが比較され(ステップS72)、進捗ステータス又は入力されたイベント情報が、ステップS66で取得されたコンテンツ提供タイミングに該当するかどうかが判断される(ステップS73)。
進捗ステータス又は入力されたイベント情報が、ステップS66で取得されたコンテンツ提供タイミングに該当しない場合は、処理が終了される。
進捗ステータス又は入力されたイベント情報が、ステップS66で取得されたコンテンツ提供タイミングに該当する場合は、コンテンツが提供される(ステップS74)。本実施の形態では、ステップS35において、「患者依存」「検査種別依存」「部位依存」「術式依存」のAND条件でコンテンツが登録済であるため、肺癌の既往歴があり、右肺全摘出の手術歴のある患者の一般撮影で胸部の撮影を行う場合には、登録済のテキストコンテンツ情報が準備され、操作者が「胸部立位P→A」のショットを選択したタイミングで、図8に示すように、ポップアップにて、「右肺全摘出のためフォトタイマーを左寄りに合わせて下さい。」が表示される。また、コンテンツと連携して表示させる画像が登録されている場合には、前回撮影された胸部画像が表示される。なお、前回撮影された胸部画像は、他システム15のPACSに保存されている。
このように、撮影実施前に、患者、検査部位、術式に関連したコンテンツ「右肺全摘出のためフォトタイマーを左寄りに合わせて下さい。」というコンテンツが提供されたため、放射線技師は、最適な撮影条件に設定し直して撮影を実施することができる。本機能がなければ、撮影した画像は失敗(写損)となり、再撮影となるため、結果的に患者の被曝も増えることになるが、本機能があるため、このような事態を避けることができる。
なお、ステップS35においてコンテンツ提供条件が登録されているため、別の既往歴や手術歴、他部位撮影では本コンテンツは表示されない。これにより、不必要な情報を提供しないことで、使用勝手を良くし、また効率をあげることができる。
ユーザに提供されたコンテンツが有用なものであったか否か(コンテンツの評価)をユーザに入力させる(ステップS75)。入力は、図9に示すような表示画面上で行われる。入力されたコンテンツに対する評価結果は、プライオリティ管理データ26にフィードバックされる。評価がよければプライオリティを上げ、評価が悪ければプライオリティを下げる。一定値以下のプライオリティのコンテンツは、自動的に提供されなくなる。このようにして、品質確保のために、情報が精査される。
例えば、図9において、「大変役に立った」が入力された場合には、+2を加算し、「まあまあ役に立った」が入力された場合には、+1を加算し、「あまり役に立たなかった」が入力された場合には、0を加算し、「まったく役に立たなかった」が入力された場合には、−1を加算する。なお、コンテンツを評価する初期的な数値は、あらかじめ設定されている。評価結果を加算した結果が、所定の値(例えば、0)以上である場合には、コンテンツを表示させ、評価結果を加算した結果が、所定の値(例えば、0)より低い場合には、コンテンツを表示させないような設定が行われる。この結果は、取得されたコンテンツが、ある一定値以上の評価が得られているコンテンツであるか否かが判断されるステップ(ステップS65)に反映される。
このように、提供されたコンテンツ情報が、操作者にとって役に立ったか否かを入力させ、ある一定以上の評価が得られないコンテンツは、提供しないように制御することで、情報の品質を保つことができる。
このような情報共有機能に、日常業務で体験したヒヤリ・ハットの情報を医療安全のコンテンツとして組み込むことで、インシデントおよびアクシデント情報の共有を行うことができる。これにより、放射線情報システムを医療安全向け機能として利用することができる。
また、本情報共有機能に、スペシャリストの撮影手法やノウハウ情報を教育用コンテンツとして組み込むことで、組織全体の撮影技術向上の目的のために使用することができる。これにより、放射線情報システムを教育向け機能として利用することができる。
本実施の形態によれば、インシデントおよびアクシデント情報やスペシャリストの撮影手法やノウハウ情報をコンテンツとして登録して、必要に応じて表示させることにより、検査(撮影)を行ううえで有効となる情報を、ユーザ間で共有することができる。
また、本実施の形態によれば、コンテンツの有用性に応じて自動的に表示、非表示が判断され、有用な情報のみが表示されるため、適材適所で情報を提供することができ、これにより、効率よく、安全に撮影、診断をすることができる。
なお、本実施の形態では、施設内で情報を共有する放射線情報システムとして説明したが、複数の放射線情報システムを接続する等により、複数の施設間で情報共有できるようにしてもよい。
この場合、各施設の放射線情報システムを相互参照することで、所定の施設で登録されたコンテンツやコンテンツの評価を、システムが互いに接続されている全てのシステムで共有することができる。また、コンテンツ登録時に、他施設への公開、非公開を設定することで、コンテンツを登録した施設内のみでコンテンツを共有することもできる。なお、患者情報は、IHE(Integrating the Healthcare Enterprise)のITI(ITインフラストラクチャ)により、施設間で関連付けられているため、過去の診断結果、撮影された画像なども共有することができる。
これにより、複数の医療機関で撮影技術や医療安全に関するコンテンツ情報の共有を行うことができ、相乗効果を得ることができる。
なお、本実施の形態では、コンテンツを提供する例として、放射線情報システムを例に説明したが、MRI装置など他のモダリティと接続されているシステムを用いてコンテンツを提供するようにしてもよい。
本発明に係る放射線情報システム1のシステム構成図である。 放射線情報システム1の各処理で利用するシステム管理情報を示す図である。 放射線情報システム1のコンテンツ登録処理の処理の流れを示すフローチャートである。 放射線情報システム1のコンテンツ登録前の検査実施画面の一例である。 放射線情報システム1のコンテンツ登録画面の一例である。 放射線情報システム1の前準備処理の処理の流れを示すフローチャートである。 放射線情報システム1のコンテンツ提供処理の処理の流れを示すフローチャートである。 放射線情報システム1のコンテンツ登録後の検査実施画面の一例である。 放射線情報システム1のコンテンツ評価入力画面の一例である。
符号の説明
1:放射線情報システム、11:病院情報システム、12:放射線情報システムサーバ、13:受付クライアント、14:検査室クライアント、15:他システム、21:コンテンツ提供制御データ、22:供給情報コンテンツ、23:検査依頼情報データ、24:検査進捗状況データ、25:患者情報データ、26:プライオリティ管理データ、51:記入ボックス、52:選択ボックス、53:選択ボックス、54:記入ボックス、55:登録ボタン

Claims (4)

  1. 患者の検査において共有されるコンテンツを、患者情報及び検査依頼情報を含むコンテンツ提供条件とコンテンツ提供タイミングとに関連づけて記憶手段に登録する登録手段と、
    患者情報及び検査依頼情報を入力する入力手段と、
    前記入力された患者情報及び検査依頼情報に基づいて、前記コンテンツ提供条件に合致するコンテンツを前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
    検査の進捗状況を監視し、前記抽出されたコンテンツのコンテンツ提供タイミングに対応するイベントの発生の有無を検出する検出手段と、
    前記抽出したコンテンツを前記検出したイベントに合わせて出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ提供装置。
  2. 前記コンテンツの評価を入力する評価入力手段と、
    前記入力された評価が所定の評価以上であるかどうかを判定する判定手段と、
    を更に備え、
    前記抽出手段は、前記判定手段で所定の評価以上であると判断された場合には、前記コンテンツ提供条件に合致するコンテンツを抽出することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ提供装置。
  3. 請求項1又は2に記載のコンテンツ提供装置が複数接続されたコンテンツ提供システムであって、
    前記抽出手段は、前記接続された複数のコンテンツ提供装置の記憶手段から、前記コンテンツ提供条件に合致するコンテンツを抽出することを特徴とするコンテンツ提供システム。
  4. 患者の検査において共有されるコンテンツを、患者情報及び検査依頼情報を含むコンテンツ提供条件とコンテンツ提供タイミングとに関連づけて記憶手段に登録するステップと、
    患者情報及び検査依頼情報を入力するステップと、
    前記入力された患者情報及び検査依頼情報に基づいて、前記コンテンツ提供条件に合致するコンテンツを前記記憶手段から抽出するステップと、
    検査の進捗状況を監視し、前記抽出されたコンテンツのコンテンツ提供タイミングに対応するイベントの発生の有無を検出するステップと、
    前記抽出したコンテンツを前記検出したイベントに合わせて出力するステップと、
    を演算装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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