JP2006301519A - 投射型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光源からの光を偏光ビームスプリッタに入射させ、偏光分離部で偏光分離する。偏光分離された光は、偏光ビームスプリッタの射出面に接合された波長位相板を通過して反射型ライトバルブに入射する。反射型ライトバルブで変調され反射射出した光は、再度波長位相板、偏光ビームスプリッタに入射し、偏光分離部で偏光分離して検光される。
【選択図】 図2
Description
本発明はライトバルブを使用した投射型表示装置において、投射像のコントラストを向上させることのできる投射型表示装置を提供することを目的とする。
請求項9に係る発明は、前記ナノ微粒子膜は、弗化マグネシウムからなることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の投射型表示装置を提供する。
図1に本発明の第1実施形態の投射型表示装置の構成図を示す。ランプと凹面鏡とから構成される光源11から射出された光は、偏光変換照明光学系12によって紙面に垂直な方向に振動方向を有する偏光に変換される。この偏光変換照明装置12は図示しない複数のレンズをマトリクス形状に配置した第1レンズ板と、第1レンズ板の各レンズのほぼ焦点位置に同様にレンズを配置した第2レンズ板と、第2レンズ板の射出面近傍に偏光分離部とこの偏光分離部と平行に配置した反射層の組合せを複数組アレイ状に配置した複数プリズム部材と、その射出面の特定位置に配置した1/2波長位相板と、あとで説明する反射型ライトバルブ上に重畳照明するコンデンサレンズとから構成されている。本実施形態では、1/2波長位相板は射出する偏光の振動方向が紙面に垂直になる向きに配置した。この偏光の向きは、後述する偏光ビームスプリッタの偏光分離面に対してS偏光の向きになる。
(第2実施形態)
第2実施形態の投射型表示装置の構成図を図2に示す。第1実施形態と同じ部材には同じ番号を付し、説明は省略する。本実施形態は、1/4波長位相板の入射面に反射防止膜をコートせずに、1/4波長位相板を偏光ビームスプリッタに接合している点が、第1実施形態と異なる。
(第3実施形態)
図3に第3実施形態の投射型表示装置の構成図を示す。第1実施形態と同じ部材には同じ番号を付し、説明は省略する。本実施形態は、偏光ビームスプリッタの反射型ライトバルブと相対する面に1/4波長位相を持ったフィルムを貼り付けている点が、第1実施形態と異なる。
(第4実施形態)
図4に第4実施形態の投射型表示装置の構成図を示す。第1実施形態と同じ部材には同じ番号を付し、説明は省略する。
光源11から射出された光は、偏光変換照明装置12によって偏光した光に変換された後、フィールドレンス34と波長選択性位相板35を通過して偏光ビームスプリッタ36に入射する。波長選択性位相板35は、入射したP偏光の光のうちG光のみの偏光方向をS偏光に変換し、B光、R光の偏光方向は変化させない。偏光ビームスプリッタ36に入射した光のうち、S偏光であるG光は、偏光分離部で反射され、偏光ビームスプリッタ32に入射する。偏光ビームスプリッタ32に入射したG光は、偏光分離部で反射されて偏光ビームスプリッタ32から射出し、1/4波長位相板21Gを経由してG光用の反射型ライトバルブ20Gに入射する。反射型ライトバルブ20Gに入射したG光は、色信号によって変調作用を受け、変調光と非変調光との混合光を反射して射出する。反射射出された光は、再度1/4波長位相板21Gを透過して偏光ビームスプリッタ32に入射し、偏光分離部を透過する変調光を検光光として分離する。検光光は、偏光ビームスプリッタ32から射出し、波長選択性位相板40に入射し、S偏光に変換される。なお1/4波長位相板21Gの偏光ビームスプリッタ32と相対する面には、G光の光に最適化された反射防止膜がコーティングされている。
本実施形態では、第1実施形態と同様に1/4波長位相板の偏光ビームスプリッタと相対する面に反射防止膜がコートされているため、1/4波長位相板の表面で反射されて投射像に投射される光が減少し、投射像のコントラストが向上する。
12 偏光変換照明装置
13 クロスダイクロイックミラー
14、15 偏向ミラー
16 ダイクロイックミラー
17B、17G、17R 偏光子
19B、19G、19R、31、32、36、39 偏光ビームスプリッタ
20B、20G、20R 反射型ライトバルブ
21B、21G、21R、24B、24G、24R 1/4波長位相板
25B、25G、25R 1/4波長位相フィルム
22 クロスダイクロイックプリズム
23 投射レンズ
35、37、40、41 波長選択性位相板
50B、50G、50R 反射防止膜
Claims (12)
- 反射型ライトバルブと、
光源から射出された光を偏光分離して前記反射型ライトバルブに射出し、前記反射型ライトバルブから入射した光を偏光分離して検光する偏光ビームスプリッタと、
前記偏光ビームスプリッタの前記反射型ライトバルブと相対する面に接合された波長位相板とを有すること
を特徴とする投射型表示装置。 - 反射型ライトバルブと、
光源から射出された光を偏光分離して前記反射型ライトバルブに射出し、前記反射型ライトバルブから入射した光を偏光分離して検光する偏光ビームスプリッタと、
前記偏光ビームスプリッタの前記反射型ライトバルブと相対する面に接合された波長位相フィルムとを有すること
を特徴とする投射型表示装置。 - 反射型ライトバルブと、
光源から射出された光を偏光分離して前記反射型ライトバルブに射出し、前記反射型ライトバルブから入射した光を偏光分離して検光する偏光ビームスプリッタと、
前記反射型ライトバルブと前記偏光ビームスプリッタの間の光路に配置された波長位相板と、
前記波長位相板の前記偏光ビームスプリッタと相対する面に形成され、前記偏光ビームスプリッタから前記反射型ライトバルブへ射出される光の波長域での平均反射率が0.1%以下である反射防止膜とを有すること
を特徴とする投射型表示装置。 - 反射型ライトバルブと、
光源から射出された光を偏光分離部で反射されて前記反射型ライトバルブに射出し、前記反射型ライトバルブから入射した光を透過して検光する偏光ビームスプリッタと、
前記反射型ライトバルブと前記偏光ビームスプリッタの間の光路に配置された波長位相板と、
前記偏光ビームスプリッタで検光された光を投射する投射レンズと、
前記光源からの光のうち前記偏光ビームスプリッタで反射され、前記偏光ビームスプリッタから射出し、前記波長位相板の表面で反射され、再度前記偏光ビームスプリッタに入射して偏光分離部を透過して前記投射レンズに入射して投射される前記偏光ビームスプリッタの偏光分離部に対してP偏光に偏光した光を低減する、前記波長位相板の表面に形成された反射防止膜とを有すること
を特徴とする投射型表示装置。 - 反射型ライトバルブと、
光源から射出された光を偏光分離して前記反射型ライトバルブに射出し、前記反射型ライトバルブから入射した光を偏光分離して検光する偏光ビームスプリッタと、
前記反射型ライトバルブと前記偏光ビームスプリッタの間の光路に配置された波長位相板と、
前記偏光ビームスプリッタの前記波長位相板と相対する面に形成され、前記偏光ビームスプリッタから前記反射型ライトバルブへ射出される光の波長域での平均反射率が0.1%以下である反射防止膜とを有すること
を特徴とする投射型表示装置。 - 前記反射防止膜は、屈折率が1.30以下の低屈折率層を有すること
を特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の投射型表示装置。 - 前記反射防止膜は、ナノメートルサイズの微粒子からなるナノ微粒子膜であること
を特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の投射型表示装置。 - 前記低屈折率層は、ナノメートルサイズの微粒子からなるナノ微粒子膜であること
を特徴とする請求項6に記載の投射型表示装置。 - 前記ナノ微粒子膜は、弗化マグネシウムからなること
を特徴とする請求項7または請求項8に記載の投射型表示装置。 - 前記波長位相板または前記波長位相フィルムは、それぞれ1/4波長位相板または1/4波長位相フィルムであること
を特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の投射型表示装置。 - 前記光源からの光を複数の色光に色分解する色分解光学系と、
前記偏光ビームビームスプリッタで検光された前記各色光の光を色合成する色合成光学系を有し、
前記偏光ビームスプリッタ、前記反射型ライトバルブ、前記波長位相板または前記波長位相フィルムは前記各色光ごとに配置されていること
を特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の投射型表示装置。 - 前記光源からの光を第1色光と第2色光との混合光と、第3色光とに色分解する第1部材と、
前記混合光を前記第1色光と前記第2色光とに偏光分離して前記第1色用の反射型ライトバルブと前記第2色用の反射型ライトバルブにそれぞれ射出して、前記第1色用の反射型ライトバルブと前記第2色用の反射型ライトバルブとから射出された光を検光して色合成する第1偏光ビームスプリッタと、
前記第1部材から射出された前記第3色光を偏光分離して前記第3色用の反射型ライトバルブに射出し、前記第3色用の反射型ライトバルブから射出された光を検光する第2偏光ビームスプリッタと、
前記第1偏光ビームスプリッタで色合成された前記第1色光と前記第2色光の混合光と、前記第2偏光ビームスプリッタで検光された前記第3色光とを色合成する第2部材とを有すること
を特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の投射型表示装置。
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- 2005-04-25 JP JP2005126622A patent/JP2006301519A/ja active Pending
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