JPH05341255A - 光源装置および投影型液晶画像表示装置 - Google Patents

光源装置および投影型液晶画像表示装置

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JPH05341255A
JPH05341255A JP4153596A JP15359692A JPH05341255A JP H05341255 A JPH05341255 A JP H05341255A JP 4153596 A JP4153596 A JP 4153596A JP 15359692 A JP15359692 A JP 15359692A JP H05341255 A JPH05341255 A JP H05341255A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ランダムな偏光状態の光を放射する白色光源の
光を極めて効率良く、直線偏光に変換して放射できる新
規な光源装置および、この光源装置を用いることにより
明るい表示画像を実現できる投影型液晶画像表示装置を
提供する。 【構成】ランダムな偏光状態の光を放射する白色光源1
11からの光を、第1の偏光分離素子121によりS偏
光成分とP偏光成分とに分離し、分離されたP偏光成分
を第2の偏光分離素子122を介して位相板123に入
射させる。位相板を透過した光をダイクロイックミラー
124に入射させ、緑色光は透過させ、赤色光と青色光
とは反射させる。位相板124のリターダンスを調整
し、位相板を透過してダイクロイックミラーを透過する
緑色光と、位相板を往復透過して第2の偏光分離素子1
22に際入射する赤色光・青色光との大部分が、S偏光
成分となるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光源装置および投影型
液晶画像表示装置に関する。この発明の光源装置は、投
影型液晶画像表示装置の光源として、また偏光顕微鏡
等、直線偏光した光を利用する光学装置の光源として利
用できる。
【0002】
【従来の技術】投影型液晶画像表示装置、即ち所謂「液
晶プロジェクター」や偏光顕微鏡等、直線偏光した照明
光を必要とする光学装置は多い。直線偏光した光束を得
る方法としては、偏光板を用いるのが最も容易である
が、偏光板を用いると光量の損失が大きいという問題が
ある。このような光量損失があると、投影型液晶画像表
示装置のように大きな照明光量を要求される装置では、
光源装置における光源に極めて発光量の大きなものが必
要となり、光源において発生する熱量も膨大になって熱
に対する対策も大がかりなものとなる。
【0003】ランダムな偏光状態を直線偏光状態にする
他の例として、特開平3−202846号公報、同3−
217814号公報に開示された「偏光変換モジュー
ル」があるが、これら公報には上記偏光変換モジュール
の具体的な構造・作用が開示されておらず、どのような
原理・機構により偏光変換を行うのか明らかでない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑みてなされたものであって、ランダムな偏光状態
の光を放射する白色光源の光を極めて効率良く、直線偏
光に変換して放射できる新規な光源装置および、この光
源装置を用いることにより明るい表示画像を実現できる
投影型液晶画像表示装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の光源装置は
「直線偏光した光束を放射する」光源装置であって、白
色光源と、第1および第2の偏光分離素子と、位相板
と、ダイクロイックミラーと分光手段と、反射手段とを
有する(請求項1)。
【0006】「白色光源」は、ランダムな偏光状態の光
を放射する。白色光源としては通常の白色光ランプのほ
か、赤、緑、青に発光する3個のLEDを組み合わせた
もの等を用いることができる。
【0007】「第1の偏光分離素子」は、白色光源から
の光をS偏光成分とP偏光成分とに分離する光学素子で
ある。「位相板」は、第1の偏光分離素子により分離さ
れたP(もしくはS)偏光成分を透過させる。
【0008】「第2の偏光分離手段」は、「第1の偏光
分離素子と位相板との間」に配備され、第1の偏光分離
素子により分離されたP(もしくはS)偏光成分を位相
板側へ通過させるとともに、位相板側から戻る光のS
(もしくはP)偏光成分を、第1の偏光分離素子により
分離されたS(もしくはP)偏光成分と同方向へ射出さ
せる。
【0009】「ダイクロイックミラー」は、第2の偏光
分離手段を通過して位相板を透過した光のうち、緑色光
を選択的に透過させ、赤色光と青色光とを位相板側へ選
択的に反射する。
【0010】「反射手段」は、ダイクロイックミラーを
透過した緑色光を、所定の方向へ反射する。
【0011】位相板は、その「リターダンス」が、緑色
波長:λG、赤色波長:λR、青色波長:λB、に対し
て、l,m,nを自然数として、それぞれ、 (2l−1)・λG,{(2m±1)/2}・λR
{(2n±1)/2}・λB となるように設定されている。
【0012】上記第1・第2の偏光分離手段としては、
偏光ビームスプリッターもしくは偏光ビームプレートを
用いることができる(請求項2)。また、白色光源と第
1の偏光分離素子との間には、紫外光成分と赤外光成分
とを除去するUV−IRフィルター(請求項3)および
/またはコールドミラーを用いることができる(請求項
4)。位相板としては、複屈折結晶板を用いても良いし
(請求項5)、「透明平行平板の片面に金属酸化膜を斜
め蒸着した」ものでもよい(請求項6)。
【0013】位相板とダイクロイックミラーとは、これ
らを第2の偏光分離素子と一体化してもよい(請求項
7)。
【0014】請求項8記載の投影型液晶画像表示装置
は、「印加される画像信号に応じて偏光面の旋回により
微小な画素シャッターの開閉を行う2次元の液晶シャッ
ターアレイに白色光源からの光束を照射し、液晶シャッ
ターアレイを透過した光を投影レンズにより投影して、
画像信号に従う画像を投影面上に表示する投影型液晶画
像表示装置」であって、その光源装置が、請求項1また
は2または3または4または5または6または7記載の
光源装置であることを特徴とする。
【0015】投影型液晶画像表示装置は、モノクロ画像
を表示するものとして実施することもできるし、カラー
画像を表示するものとして実施することもできる。カラ
ー画像表示用の投影型液晶画像表示装置では、液晶シャ
ッターアレイが、「投影レンズに対して光学的に等価な
位置に配備され、それぞれ赤画像信号、緑画像信号、青
画像信号を印加される、赤画像用と緑画像用および青画
像用の各シャッターアレイ」により構成される。また、
上記カラー画像表示用の投影型液晶画像表示装置は、上
記3個のシャッターアレイに、光源からの光束を色分解
して、それぞれ照射する「色分解光学系」と、3個のシ
ャッターアレイを透過した各光束を投影レンズに入射す
る単一の光束に合成する「色合成光学系」とを有する。
【0016】
【作用】白色光源からの光束はランダムな偏光状態にあ
るが、第1の偏光分離素子によりP偏光成分とS偏光成
分に分離される。分離されたP,S偏光成分の一方は第
2の偏光分離素子に入射する。ここでは、説明の具体性
のため、P偏向成分が第2の偏光分離素子に入射するも
のとする。するとP偏光成分は、第2の偏光分離素子を
通過し、位相板に入射し、これを透過する。
【0017】位相板の「リターダンス」は、前述のよう
に緑色波長:λG、赤色波長:λR、青色波長:λB、に
対して、l,m,nを自然数として、それぞれ、 (2l−1)・λG,{(2m±1)/2}・λR
{(2n±1)/2}・λB となるように設定されている。従って、位相板を透過し
た緑色波長:λGの光には、半波長の奇数倍の位相差が
与えられ、位相板を透過した緑色波長:λGの光は偏光
面が入射以前の状態から90度旋回して、それ以前のP
偏光成分からS偏光成分へ偏光状態が変換される。そし
て、偏光状態の変換された緑色波長:λGの光はダイク
ロイックミラーを透過する。
【0018】一方、赤色波長:λR,青色波長:λBの光
は、位相板を透過し、ダイクロイックミラーにより反射
されて、再び位相板を透過する。従って、これらの光
は、位相板を往復透過するが、これら光にたいするリタ
ーダンスが上記の如く設定されているところから、位相
板を往復透過した、これら光にも、半波長の奇数倍の位
相差が与えられ、その偏光状態は入射時のP偏光状態か
らS偏光状態へ変換される。そして、これら赤色波長:
λR,青色波長:λBの光は、第2の偏光分離素子に戻
り、第2の偏光分離素子を通過し、第1の偏光分離素子
により分離されたS偏光成分と、同じ方向へ射出するこ
とになる。
【0019】勿論、上記説明で、偏光面が90度旋回す
るのは、波長:λR,λG,λBを持つ光であり、白色光
源からの光束は一般に、上記波長以外の波長の光を含
む。従って、ダイクロイックミラーを透過する光にも、
第2の偏光分離素子に戻る光(S方向を長軸とする楕円
偏光となる)にも、以前としてP偏光成分は残っている
が、これら光の全体に占めるP偏光成分の量は、少量で
あり、ダイクロイックミラーを透過する光および第2の
偏光分離素子に戻る光の、かなりの部分をS偏光として
利用できるのである。
【0020】
【実施例】以下、具体的な実施例を説明する。図1は、
この発明の光源装置の1実施例を説明するための図であ
る。符号111で示す白色光源は白色ランプとリフレク
ターにより構成され、ランダムな偏光状態の白色光束を
放射する。この白色光束は、コールドミラー112によ
り熱成分を除去され、UV−IRフィルター113によ
り紫外光成分と赤外光成分を除かれて、第1の偏光分離
素子である偏光ビームスプリッター121に入射する。
偏光ビームスプリッター121は入射してくる白色光束
WのS偏光成分を、光束SWとして反射し、P偏光成分
を透過させる。
【0021】透過したP偏光成分の光束PWは、偏光ビ
ームスプリッター121に接合された第2の偏光分離素
子としての偏光ビームスプリッター122を、そのまま
透過する。偏光ビームスプリッター122の光射出面に
は波長板123が接着され、波長板123には、ダイク
ロイックミラー124が接着されている。ダイクロイッ
クミラー124は、その反射波長領域と透過反射波長領
域とが、図1(B)に示すようになっており、青色波
長:λBを含む青色光と、赤色波長:λRを含む赤色光は
反射される。
【0022】偏光ビームスプリッター122を透過した
光束PWは、位相板123を透過する。位相板123
は、リターダンス量800nmに設定された複屈折板で
あり、透過光に対して与えられる位相差は実線の曲線T
で示すようであり、位相板123を往復透過する光に対
しては、破線の曲線Rで示す如き位相差を与える。
【0023】従って、位相板123とダイクロイックミ
ラー124を透過する光は、緑色波長:λGを含む緑色
光であり、この緑色光は、大部分が1/2波長に近い位
相差を与えられることによりS偏光成分を大量に含んだ
光となり、反射手段としてのプリズム125により光路
方向を180度反転され、光束SGとして射出する。ま
た、ダイクロイックミラー124により反射された光
は、波長:λBを含む青色光と、波長:λRを含む赤色光
であり、ともに1/2波長に近い位相差を与えられてS
偏光成分を多量に含んだ光であり、第2の偏光分離素子
である偏光ビームスプリッター123に入射すると、大
部分を占めるS偏光成分が反射されて光束SR,SBとし
て射出する。
【0024】図2,3には、光源装置の変形実施例をそ
れぞれ示す。繁雑を避けるため、混同の慮がないと思わ
れるものに就いては図1におけると同一の符号を用い
る。白色光源111からの白色光は、コールドミラー1
12とUV−IRフィルター113を介して、偏光ビー
ムスプリッター121に入射し、P偏光成分は、そのま
ま透過して、白色光束PWとして射出する。反射により
分離されたS偏光成分は偏光ビームスプリッター122
に入射して反射され、位相板123に入射してこれを透
過し、ダイクロイックミラー124に入射する。位相板
123と、ダイクロイックミラー124とは、図1に示
した例と同じ物である。
【0025】ダイクロイックフィルター124を透過し
た、緑色光はプリズム125により光路方向を偏向され
てP偏光成分を多量に含む光PSとして射出する。ダイ
クロイックミラー124により反射された光は、青色光
と赤色光であり、その内の大部分を占めるP偏光成分が
偏光ビームスプリッター122を透過して光束PR,PB
として射出する。
【0026】図3に示す例は、図1(A)に示した実施
例からコールドミラーを省略し、反射手段をプリズムか
らミラー126に変えた例である。白色光源111から
の光の大部分はS偏向した光に変換される。
【0027】図4,5には、請求項9に記載したカラー
画像表示用の投影型液晶画像表示装置の実施例を、それ
ぞれ示す。図4において、符号1は光源装置、符号2は
投影画像形成装置、符号3は投影レンズ装置を示してい
る。光源装置1は、図1の実施例と同一であり、図1に
即して説明したように、S偏光状態の光束SW,SR,S
B,SGを放射する。符号12は、図1(A)に示す「偏
光ビームスプリッター121,122、位相板123、
ダイクロイックミラー124、プリズム125の部分」
を取りまとめて示している。
【0028】投影画像形成装置2は、ダイクロイックミ
ラー211,212,213,214、全反射ミラー2
41,242、液晶シャッターアレイを構成するシャッ
ターアレイ221,222,223、およびコンデンサ
ーレンズ231,232,233を、図示のように組み
合わせて構成されている。
【0029】ダイクロイックミラー211,212、全
反射ミラー241、および、コンデンサーレンズ23
1,232,233は、「色分解光学系」を構成し、ダ
イクロイックミラー213,214、全反射ミラー24
2は、「色合成光学系」を構成している。
【0030】液晶シャッターアレイを構成するシャッタ
ーアレイ221,222,223は同一構造のもので
「印加される画像信号に応じて偏光面の旋回により微小
な画素シャッターの開閉を行う液晶シャッターを2次元
にアレイ配列した」公知のものであり、光源装置1から
放射される光束の直線偏光方向は、これら各シャッター
アレイの入射側の偏光子の偏光方向と対応するように設
定されている。
【0031】シャッターアレイ221には緑成分画像に
対応する画像信号GSが印加され、シャッターアレイ2
22,223には、それぞれ赤成分画像、青成分画像に
対応する画像信号RS,BSが印加される。ダイクロイ
ックミラー211は緑色光を選択的に反射し、他の色の
光を透過させる。ダイクロイックミラー212,213
は赤色光を選択的に反射し、他の色の光を透過させる。
ダイクロイックミラー214は青色光を選択的に反射
し、他の色の光を透過させる。
【0032】従って、液晶シャッターアレイ221,2
22,223にそれぞれ画像信号GS,RS,BSを印
加しつつ光源1を動作させれば、液晶シャッターアレイ
221,222,223には、それぞれ赤色画像、緑色
画像、青色画像が得られる。各シャッターアレイは、投
影レンズ装置3の投影レンズに対しては互いに光学的に
等価な位置にある。従って、各シャッターアレイの画像
を投影レンズ装置3によりスクリーン4上に拡大投影し
てカラー画像を表示することができる。
【0033】図5に示す実施例例では、光源装置1A
が、図3に示した実施例と同一のものである。また投影
画像形成装置2Aは、ダイクロイックミラープリズム2
15,116、全反射ミラー241,242,243,
244、液晶シャッターアレイを構成するシャッターア
レイ221,222,223、およびコンデンサーレン
ズ231,232,233を、図示のように組み合わせ
て構成されている。シャッターアレイ221,222,
223は、図4の実施例に即して説明したものと同じも
のであり、シャッターアレイ221には緑成分画像に対
応する画像信号GSが、シャッターアレイ222,22
3には、それぞれ赤成分画像、青成分画像に対応する画
像信号RS,BSが印加される。ダイクロイックミラー
プリズム215,116は共に、赤色光を選択的に透過
させ、他の色の光を反射する。
【0034】ダイクロイックミラープリズム215と、
全反射ミラー241,242,243,244、コンデ
ンサーレンズ231,232,233は、色分解光学系
を構成し、ダイクロイックミラープリズム116は、色
合成光学系を構成する。
【0035】光源装置1Aを点燈すると、放射される光
束は直線偏光であり、緑・赤・青色光成分は、それぞれ
シャッターアレイ221,222,223に照射され
る。
【0036】シャッターアレイ221,222,223
にそれぞれ画像信号GS,RS,BSを印加しつつ光源
1を動作させれば、液晶シャッターアレイ221,22
2,223には、それぞれ赤色画像、緑色画像、青色画
像が得られる。各シャッターアレイは、投影レンズ装置
3の投影レンズに対しては互いに光学的に等価な位置に
あり、各シャッターアレイの画像を投影レンズ装置3に
よりスクリーン4上に拡大投影してカラー画像を表示す
ることができる。
【0037】上には、カラー画像の投影表示を行う場合
の例を説明したが、モノクロ画像の投影表示を行うので
あれば、液晶シャッターアレイは一つのシャッターアレ
イで構成でき、光源装置からの光を、このシャッターア
レイに照射しつつ、画像信号に従うモノクロ画像をシャ
ッターアレイに得、この画像を投影レンズ装置でスクリ
ーン上に投影表示すれば良い。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、新規
な光源装置および投影型液晶画像表示装置を提供でき
る。この発明の光源装置は、上記の如き構成となってい
るから、白色光源からのランダムな偏光状態の光を、極
めて効率良く直線偏光状態の光に変換して放射できる。
従って、この光源装置を光源として用いる投影型液晶画
像表示装置は、極めて光利用効率が高く、大発光量の光
源を用いること無く、明るい画像表示を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光源装置の1実施例を説明するための図であ
る。
【図2】光源装置の別実施例を示す図である。
【図3】光源装置の他の実施例を示す図である。
【図4】投影型液晶画像表示装置の1実施例の要部のみ
を略示する図である。
【図5】投影型液晶画像表示装置の別実施例を要部のみ
略示する図である。
【符号の説明】
111 白色光源 112 コールドミラー
113 UV−IRフィルター 121,1
22 偏光ビームスプリッター 123位相板
124 ダイクロイックミラー 125
プリズム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線偏光した光束を放射する光源装置であ
    って、 ランダムな偏光状態の光を放射する白色光源と、 この白色光源からの光をS偏光成分とP偏光成分とに分
    離する第1の偏光分離素子と、 第1の偏光分離素子により分離されたP(もしくはS)
    偏光成分を透過させる位相板と、 第1の偏光分離素子と位相板との間に配備され、第1の
    偏光分離素子により分離されたP(もしくはS)偏光成
    分を上記位相板側へ通過させるとともに、上記位相板側
    から戻る光のS(もしくはP)偏光成分を、上記第1の
    偏光分離素子により分離されたS(もしくはP)偏光成
    分と同方向へ射出させる第2の偏光分離手段と、 第2の偏光分離手段を通過し、上記位相板を透過した光
    のうち、緑色光を選択的に透過させ、赤色光と青色光と
    を上記位相板側へ反射するダイクロイックミラーと、 このダイクロイックミラーを透過した緑色光を、所定の
    方向へ反射する反射手段とを有し、 上記位相板は、そのリターダンスが、 緑色波長:λG、赤色波長:λR、青色波長:λB、に対
    して、l,m,nを自然数として、それぞれ、 (2l−1)・λG,{(2m±1)/2}・λR
    {(2n±1)/2}・λB となるように設定されていることを特徴とする、光源装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光源装置において、 第1及び第2の偏光分離手段が、偏光ビームスプリッタ
    ーもしくは偏光ビームプレートであることを特徴とする
    光源装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の光源装置におい
    て、 白色光源と第1の偏光分離素子との間に、紫外光成分と
    赤外光成分とを除去するUV−IRフィルターを有する
    ことを特徴とする光源装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2または3記載の光源装置
    において、 白色光源と第1の偏光分離素子との間に、コールドミラ
    ーを有することを特徴とする光源装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2または3または4記載の
    光源装置において、 位相板が、複屈折結晶板であることを特徴とする光源装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1または2または3または4記載の
    光源装置において、 位相板が、透明平行平板の片面に金属酸化膜を斜め蒸着
    したものであることを特徴とする光源装置。
  7. 【請求項7】請求項1または2または3または4または
    5または6記載の光源装置に於て、 位相板とダイクロイックミラーとが第2の偏光分離素子
    と一体化されていることを特徴とする光源装置。
  8. 【請求項8】印加される画像信号に応じて偏光面の旋回
    により微小な画素シャッターの開閉を行う2次元の液晶
    シャッターアレイに白色光源からの光束を照射し、上記
    液晶シャッターアレイを透過した光を投影レンズにより
    投影して、上記画像信号に従う画像を投影面上に表示す
    る投影型液晶画像表示装置であって、 その光源装置が、請求項1または2または3または4ま
    たは5または6または7記載の光源装置であることを特
    徴とする投影型液晶画像表示装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の投影型液晶画像表示装置に
    おいて、 液晶シャッターアレイは投影レンズに対して光学的に等
    価な位置に配備され、それぞれ赤画像信号、緑画像信
    号、青画像信号を印加される、赤画像用と緑画像用およ
    び青画像用の各シャッターアレイにより構成され、 これら3個のシャッターアレイに、光源からの光束を色
    分解して、それぞれ照射する色分解光学系と、 上記3個のシャッターアレイを透過した各光束を上記投
    影レンズに入射する単一の光束に合成する色合成光学系
    とを有することを特徴とするカラー画像表示用の投影型
    液晶画像表示装置。
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JP2006301519A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Nikon Corp 投射型表示装置

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