JP2006300465A - 空気調和機のドレン処理装置及び空気調和機 - Google Patents

空気調和機のドレン処理装置及び空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006300465A
JP2006300465A JP2005125892A JP2005125892A JP2006300465A JP 2006300465 A JP2006300465 A JP 2006300465A JP 2005125892 A JP2005125892 A JP 2005125892A JP 2005125892 A JP2005125892 A JP 2005125892A JP 2006300465 A JP2006300465 A JP 2006300465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
spray water
air conditioner
air
spray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005125892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Kouda
祈実男 国府田
Shinji Kanai
伸二 金井
Tetsuya Nagaoka
徹也 長岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd
Original Assignee
Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd filed Critical Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd
Priority to JP2005125892A priority Critical patent/JP2006300465A/ja
Publication of JP2006300465A publication Critical patent/JP2006300465A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】散布水供給制御装置に空気調和機外から供給する補給水の量を削減できる空気調和機のドレン処理装置及び空気調和機を提供すること。
【解決手段】圧縮機201と膨張弁202と蒸発器203と蒸発式凝縮器204とから構成されるヒートポンプ回路と、散布水槽205aと散布水ポンプ205bと散布水ノズル205cと給水弁205eとオーバーフロー管205fとから構成される散布水供給制御装置205とを備える。空気調和機200はさらに蒸発器203において除湿された処理空気から放出される結露水を受けるパン部208aと、パン部208aで受けた結露水を集積して散布水供給制御装置205の補給水として供給するトラップ部208bと、パン部208aの規定水位をオーバーフローした結露水を空気調和機200外に排出するドレン管部208cとを備えるドレン処理装置208を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ヒートポンプ回路と、このヒートポンプ回路が具備する蒸発式凝縮器に一定の水質に保たれた散布水を供給する散布水供給制御装置とを備えた空気調和機のドレン処理装置及び空気調和機に関し、特に散布水供給制御装置へ空気調和機外から供給される補給水の量を削減することが可能な空気調和機のドレン処理装置及び空気調和機に関するものである。
従来、圧縮機と、膨張弁と、処理空気と冷媒との間で熱交換する蒸発器と、熱源空気と冷媒との間で熱交換する蒸発式凝縮器とから構成されるヒートポンプ回路と、前記蒸発式凝縮器に一定の水質に保たれた散布水を供給する散布水供給制御装置とを備えて構成される空気調和機がある。
図1は従来の空気調和機100の概略構成図である。同図に示すようにこの空気調和機100は、屋外から室内へ処理空気を導入する処理空気ファン106と、室内から屋外へ熱源空気を排気する熱源空気ファン107と、圧縮機101と、圧縮された冷媒と熱源空気との間で熱交換する蒸発式凝縮器104と、蒸発式凝縮器104に一定の水質に保たれた散布水を供給する散布水供給制御装置105と、凝縮した冷媒を減圧する膨張弁102と、減圧された冷媒と処理空気との間で熱交換する蒸発器103と、蒸発器103において除湿された処理空気から放出される結露水を受けてこれを空気調和機100外へ排出する第1ドレンパン108と、散布水供給制御装置105から排出されるブロー水を受けてこれを空気調和機100外へ排出する第2ドレンパン109とを備えて構成されている。なお前記散布水供給制御装置105は、散布水槽105aに貯蔵された散布水を散布水ポンプ105bによって循環させて散布水ノズル105cから蒸発式凝縮器104に散布し、散布した散布水を再び前記散布水槽105aに集め、一方散布水槽105a内のフロートスイッチ105dに連動して散布水槽105aの水位を一定に保つように空気調和器100外から供給される補給水の供給量を給水弁105eによって制御し、さらにオーバフロー管105fや全ブロー弁105gを介してブロー水を前記第2ドレンパン109に排出するように構成されている。
そして以上のように構成された空気調和機100において、例えば、処理空気ファン106と熱源空気ファン107の風量をそれぞれ3600kg/hとし、室内空気の温度を26.0℃、絶対湿度を0.0105kg/kgとし、屋外空気の温度を33.4℃、絶対湿度を0.0189kg/kgとした場合、処理空気ファン106によって屋外から吸い込まれた処理空気は、蒸発器103において蒸発温度7.6℃の冷媒と熱交換し、41.6kWを全熱として冷媒へ放出する。
このとき処理空気は温度を33.4℃から14.4℃まで下げると同時に、絶対湿度を0.0189kg/kgから0.0102kg/kgに減湿して結露水を放出する。放出される結露水の量は、3600kg/h×(0.0189kg/kg−0.0102kg/kg)=31.3kg/hであり、これを第1ドレンパン108で受けてドレンとして空気調和機100外へ排出する。
一方、熱源空気ファン107によって室内から吸い込まれた熱源空気は、蒸発式凝縮器104において凝縮温度40.5℃の冷媒と熱交換し、49.8kWを全熱として冷媒から受け取る。このとき熱源空気は温度を26.0℃から32.1℃まで上げると同時に、絶対湿度を0.0105kg/kgから0.0275kg/kgに増湿する。従って、蒸発式凝縮器104において熱源空気へ移動する散布水の蒸発量は3600kg/h×(0.0275kg/kg−0.0105kg/kg)=61.2kg/hである。
ここで、散布水供給制御装置105は散布水の濃縮倍数が3.0になるように制御しているとすると、散布水供給制御装置105から排出されるブロー水量はキャリオーバーを無視して、蒸発量÷(濃縮倍数−1)=61.2kg/h÷(3.0−1)=30.6kg/hとなり、このブロー水は第2ドレンパン109で受けて空気調和機100外に排出される。
従って散布水供給制御装置105に空気調和機100外から供給される補給水の量は、蒸発量+ブロー量=61.2kg/h+30.6kg/h=91.8kg/hであった。
以上のように上記従来の空気調和機100においては、蒸発器103において処理空気から放出される結露水は水質的に散布水供給制御装置105の補給水として十分利用可能であるにもかかわらず、これを無駄に空気調和機100外へ排出していたため、散布水供給制御装置105への補給水は全て空気調和機100の外部から調達しなければならないという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、無駄に排出していた蒸発器からの結露水を有効利用することで、散布水供給制御装置に空気調和機外から供給する補給水の量を削減することができる空気調和機のドレン処理装置及び空気調和機を提供することにある。
本願請求項1に記載の発明は、少なくとも圧縮機と、膨張弁と、処理空気が流通する処理空気区画に設置されて処理空気と冷媒との間で熱交換する蒸発器と、熱源空気が流通する熱源空気区画に設置されて熱源空気と冷媒との間で熱交換する蒸発式凝縮器とから構成されるヒートポンプ回路と、少なくとも前記蒸発式凝縮器に散布する散布水を貯蔵する散布水槽と、散布水槽に貯蔵された散布水を循環させる散布水ポンプと、散布水ポンプによって送られた散布水を前記蒸発式凝縮器の伝熱面に散布する散布水ノズルと、散布水槽の水位を一定範囲に保つように空気調和機外から補給水を供給する給水手段と、散布水の濃縮度を一定範囲に保つように濃縮した散布水を空気調和機外にブローするブロー手段とから構成される散布水供給制御装置を備えた空気調和機のドレン処理装置であって、前記ドレン処理装置は、前記蒸発器において除湿された処理空気から放出される結露水を受けるパン部と、パン部で受けた結露水を集積するとともに散布水供給制御装置の補給水として供給するトラップ部とを備えて構成されていることを特徴とする空気調和機のドレン処理装置にある。
本願請求項2に記載の発明は、少なくとも圧縮機と、膨張弁と、処理空気が流通する処理空気区画に設置されて処理空気と冷媒との間で熱交換する蒸発器と、熱源空気が流通する熱源空気区画に設置されて熱源空気と冷媒との間で熱交換する蒸発式凝縮器とから構成されるヒートポンプ回路と、少なくとも前記蒸発式凝縮器に散布する散布水を貯蔵する散布水槽と、散布水槽に貯蔵された散布水を循環させる散布水ポンプと、散布水ポンプによって送られた散布水を前記蒸発式凝縮器の伝熱面に散布する散布水ノズルと、散布水槽の水位を一定範囲に保つように空気調和機外から補給水を供給する給水手段と、散布水の濃縮度を一定範囲に保つように濃縮した散布水を空気調和機外にブローするブロー手段とから構成される散布水供給制御装置を備えた空気調和機のドレン処理装置であって、前記ドレン処理装置は、前記蒸発器において除湿された処理空気から放出される結露水を受けるパン部と、パン部で受けた結露水を集積するピット部と、ピット部に溜まった結露水を散布水供給制御装置の補給水として供給するドレンポンプとを備えて構成されていることを特徴とする空気調和機のドレン処理装置にある。
本願請求項3に記載の発明は、前記ドレン処理装置はさらに、前記パン部の規定水位をオーバーフローした結露水を空気調和機外に排出するドレン手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和機のドレン処理装置にある。
本願請求項4に記載の発明は、少なくとも圧縮機と、膨張弁と、処理空気が流通する処理空気区画に設置されて処理空気と冷媒との間で熱交換する蒸発器と、熱源空気が流通する熱源空気区画に設置されて熱源空気と冷媒との間で熱交換する蒸発式凝縮器とから構成されるヒートポンプ回路と、少なくとも前記蒸発式凝縮器に散布する散布水を貯蔵する散布水槽と、散布水槽に貯蔵された散布水を循環させる散布水ポンプと、散布水ポンプによって送られた散布水を前記蒸発式凝縮器の伝熱面に散布する散布水ノズルと、散布水槽の水位を一定範囲に保つように空気調和機外から補給水を供給する給水手段と、散布水の濃縮度を一定範囲に保つように濃縮した散布水を空気調和機外にブローするブロー手段とから構成される散布水供給制御装置を備えた空気調和機であって、前記空気調和機はさらに、前記蒸発器において除湿された処理空気から放出される結露水を受けるパン部と、パン部で受けた結露水を集積するとともに散布水供給制御装置の補給水として供給するトラップ部とを備えて構成されるドレン処理装置を有することを特徴とする空気調和機にある。
本願請求項5に記載の発明は、少なくとも圧縮機と、膨張弁と、処理空気が流通する処理空気区画に設置されて処理空気と冷媒との間で熱交換する蒸発器と、熱源空気が流通する熱源空気区画に設置されて熱源空気と冷媒との間で熱交換する蒸発式凝縮器とから構成されるヒートポンプ回路と、少なくとも前記蒸発式凝縮器に散布する散布水を貯蔵する散布水槽と、散布水槽に貯蔵された散布水を循環させる散布水ポンプと、散布水ポンプによって送られた散布水を前記蒸発式凝縮器の伝熱面に散布する散布水ノズルと、散布水槽の水位を一定範囲に保つように空気調和機外から補給水を供給する給水手段と、散布水の濃縮度を一定範囲に保つように濃縮した散布水を空気調和機外にブローするブロー手段とから構成される散布水供給制御装置を備えた空気調和機であって、前記空気調和機は、前記蒸発器において除湿された処理空気から放出される結露水を受けるパン部と、パン部で受けた結露水を集積するピット部と、ピット部に溜まった結露水を散布水供給制御装置の補給水として供給するドレンポンプとを備えて構成されるドレン処理装置を有することを特徴とする空気調和機にある。
本願請求項6に記載の発明は、前記ドレン処理装置はさらに、前記パン部の規定水位をオーバーフローした結露水を空気調和機外に排出するドレン手段を備えていることを特徴とする請求項4又は5に記載の空気調和機にある。
本願請求項1,4に記載の発明によれば、蒸発器において除湿された処理空気から放出される結露水を散布水供給制御装置の補給水として供給するので、散布水供給制御装置に空気調和機外から供給する補給水の量を削減することが可能となる。
本願請求項2,5に記載の発明によれば、蒸発器において除湿された処理空気から放出される結露水をドレンポンプによって散布水供給制御装置の補給水として供給するので、散布水供給制御装置に空気調和機外から供給する補給水の量を削減することが可能となる。
本願請求項3,6に記載の発明によれば、パン部の規定水位をオーバーフローした結露水を空気調和機外に排出するドレン手段を設けたので、トラップ部が目詰まりを起こす又はドレンポンプの故障が発生するなどしても、空気調和機からの漏水が発生しない。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図2は本発明の第1実施形態にかかるドレン処理装置208を取り付けた空気調和機200の概略構成図である。同図に示すようにこの空気調和機200は、その内部を、処理空気が流通する処理空気区画A1と、熱源空気が流通する熱源空気区画A2とに区画している。
そして処理空気区画A1には、屋外から室内へ処理空気を導入する処理空気ファン206と、冷媒を圧縮する圧縮機201と、凝縮した冷媒を減圧する膨張弁202と、減圧された冷媒と処理空気との間で熱交換する蒸発器203と、蒸発器203や冷媒配管において除湿された処理空気から放出される結露水を集めて再利用するドレン処理装置208とを備えて構成されている。
なおドレン処理装置208は、蒸発器203や冷媒配管において除湿された処理空気から放出される結露水を受けるパン部208aと、パン部208aと一体に成形されパン部208aの規定水位をオーバーフローした結露水を空気調和機200外に排出するドレン管部208cと、パン部208aで受けた結露水を圧力の異なる熱源空気区画A2に設置した下記する散布水槽205aに自然流下させて散布水供給制御装置205の補給水として供給するためのトラップ部(液体が途中で溜まるようにU字型に曲げた管)208bとを具備して構成されている。
一方熱源空気区画A2には、室内から屋外へ熱源空気を排気する熱源空気ファン207と、圧縮された冷媒と熱源空気との間で熱交換する蒸発式凝縮器204と、蒸発式凝縮器204に一定の水質に保たれた散布水を供給する散布水供給制御装置205と、散布水供給制御装置205から排出されるブロー水を受けてこれを空気調和機200外に排出する第2ドレンパン209とを備えて構成されている。
なお熱源空気区画A2に設置される散布水供給制御装置205は、蒸発式凝縮器204に散布する散布水を貯蔵する散布水槽205aと、散布水槽205aに貯蔵された散布水を循環させる散布水ポンプ205bと、散布水ポンプ205bによって送られた散布水を蒸発式凝縮器204の伝熱面全体に均一に散布する散布水ノズル205cと、散布水槽205a内の水位を検知するフロートスイッチ205dと、フロートスイッチ205dに連動して散布水槽205aの水位を一定に保つように外部からの補給水の供給量を制御する給水弁205eと、散布水槽205a内の散布水がある濃縮度に達した場合に給水の供給を持続させて散布水槽205aの水位を上昇させてブローさせるオーバーフロー管205fと、空気調和機200の停止時等に必要に応じて散布水槽205a内の水を全て排水する全ブロー弁205gとを具備して構成されている。なお散布水の濃縮度の測定は、例えば導電率センサによって散布水の導電率を測定することで行ったり、散布水の濃縮倍数を制御すること(例えば特許第3637184号公報参照)等の各種濃度測定手段によって行う。
ここでヒートポンプ回路は、少なくとも前記圧縮機201と、膨張弁202と、蒸発器203と、蒸発式凝縮器204とを冷媒配管で連結して構成されている。また処理空気ファン206は、屋外の外気が蒸発器203を介した後に室内に導入されるように接続されている。また熱源空気ファン207は室内の空気が蒸発式凝縮器204を介した後に屋外に排気されるように接続されている。
圧縮機201は、蒸発器203から導入された冷媒を加圧して蒸発式凝縮器204に供給するものである。なお圧縮機201の形態には種々のものがあり、ヒートポンプ回路の冷媒を圧縮できる機構のものであればどのような構造のものであっても良い。圧縮機201近傍には、冷媒の流れ方向を逆転する冷媒流路切替手段(具体的には四方弁)214が設置されている。冷媒流路切替手段214によって冷媒の流れを逆転することによって蒸発式凝縮器204は蒸発器として機能し、蒸発器203は凝縮器として機能する。蒸発式凝縮器204は前記散布水供給制御装置205を取り付けてなる凝縮器である。膨張弁202は絞りを具備して構成されており、前記蒸発式凝縮器204によって凝縮された冷媒を減圧する。また膨張弁202近傍には、冷媒の流れ方向が逆転しても膨張弁202への冷媒の流れが変化しないようにその流れを切り替える複数の逆止弁211が設置されている。なお図2に示す212はレシーバ、213はアキュムレータである。
そして以上のように構成された空気調和機200において、例えば、処理空気ファン206と熱源空気ファン207の風量をそれぞれ3600kg/hとし、室内空気の温度を26.0℃、絶対湿度を0.0105kg/kgとし、屋外空気の温度を33.4℃、絶対湿度を0.0189kg/kgとした場合、処理空気ファン206によって屋外から吸い込まれた処理空気は、蒸発器203において蒸発温度7.6℃の冷媒と熱交換し、41.6kWを全熱として冷媒へ放出する。このとき処理空気は温度を33.4℃から14.4℃まで下げると同時に、絶対湿度を0.0189kg/kgから0.0102kg/kgに減湿して結露水を放出する。放出される結露水の量は、3600kg/h×(0.0189kg/kg−0.0102kg/kg)=31.3kg/hである。
蒸発器203から、パン部208a上に滴下した結露水は、トラップ部208bを介して圧力の異なる熱源空気区画A2に設置した散布水槽205aに自然流下する。即ち散布水槽205aには、31.3kg/hの補給水が供給される。この補給水は水質的に散布水供給制御装置205の補給水として十分利用可能である。
一方、熱源空気ファン207によって室内から吸い込まれた熱源空気は、蒸発式凝縮器204において凝縮温度40.5℃の冷媒と熱交換し、49.8kWを全熱として冷媒から受け取る。このとき熱源空気は温度を26.0℃から32.1℃まで上げると同時に、絶対湿度を0.0105kg/kgから0.0275kg/kgに増湿する。従って、蒸発式凝縮器204において熱源空気へ移動する散布水の蒸発量は3600kg/h×(0.0275kg/kg−0.0105kg/kg)=61.2kg/hである。
ここで、散布水供給制御装置205は散布水の濃縮倍数が3.0になるように制御しているとすると、散布水供給制御装置205から排出されるブロー水量はキャリオーバーを無視して、蒸発量÷(濃縮倍数−1)=61.2kg/h÷(3.0−1)=30.6kg/hとなる。このブロー水は、オーバーフロー管205fから第2ドレンパン209を経て空気調和機200外に排出される。
従って本実施形態において、散布水供給制御装置205に供給しなければならない補給水量は、蒸発量+ブロー量=61.2kg/h+30.6kg/h=91.8kg/hであるが、このうち、31.3kg/hはドレン処理装置208により空気調和機200内から供給されるので、空気調和機200外から供給しなければならない補給水の量は91.8kg/h−31.3kg/h=60.5kg/hになる。従って前記従来例と比較すると外部から供給しなければならない補給水の量が34%削減されることとなる。
ここで図3は前記トラップ部208bの機能、即ちパン部208aで受けた結露水を、処理空気区画A1とは圧力の異なる熱源空気区画A2に設置した散布水槽205aに自然流下させる機能を説明する機能説明図である。同図においてトラップ部208bは、配管を略U字状に屈曲させ、その散布水槽205aへの排水口の高さよりもパン部208aへの接続部の高さを高い位置に設置して構成されている。即ちパン部208a側の配管208b−1の方が散布水槽205a側の配管208b−2よりも上下方向に長く形成されている。そして図3(a)に示すように、熱源空気区画A2内の圧力の方が処理空気区画A1内の圧力よりも高い場合は、トラップ部208bのパン部208a側の配管208b−1内の水柱の方が散布水槽205a側の配管208b−2内の水柱よりも高くなることで散布水槽205aへの自然流下による給水が行われ、また図3(b)に示すように、処理空気区画A1内の圧力の方が熱源空気区画A2内の圧力よりも高い場合は、トラップ部208bのパン部208a側の配管208b−1内の水柱の方が散布水槽205a側の配管208b−2内の水柱よりも低くなることで散布水槽205aへの自然流下による給水が行われる。つまりトラップ部208bを設けることで、処理空気区画A1内の圧力に対して熱源空気区画A2内の圧力が高低いずれに変化しても、パン部208aで受けた結露水を散布水槽205aに確実に自然流下させることが可能となる。
ところで本実施形態においては、ドレン処理装置208のトラップ部208bが目詰まりをおこすなどして結露水がパン部208aの規定水位を超えても、この結露水はドレン管部208cから空気調和機200外に排水される。従って空気調和機200から漏水が発生することはない。
〔第2実施形態〕
図4は本発明の第2実施形態にかかるドレン処理装置308を取り付けた空気調和機300の概略構成図である。同図に示すようにこの空気調和機300は、その内部を、処理空気が流通する処理空気区画B1と、熱源空気が流通する熱源空気区画B2とに区画している。
そして処理空気区画B1には、屋外から室内へ処理空気を導入する処理空気ファン306と、冷媒を圧縮する圧縮機301と、凝縮した冷媒を減圧する膨張弁302と、減圧された冷媒と処理空気との間で熱交換する蒸発器303と、蒸発器303や冷媒配管において除湿された処理空気から放出される結露水を集めて再利用するドレン処理装置308とを備えて構成されている。
なおドレン処理装置308は、蒸発器303や冷媒配管において除湿された処理空気から放出される結露水を受けるパン部308aと、パン部308aで受けた結露水を集積するピット部308bと、ピット部308bよりも高い位置に設置されてピット部308bからパン部308a内に溢れ出た結露水を空気調和機300外に排出するドレン管部308cとを一体成形し、且つピット部308bに設置されピット部308bの水位を検知するフロートスイッチ308dと、フロートスイッチ308dからの水位信号によりピット部308bの水位を一定範囲に保つようにピット部308bに溜まった結露水を下記する散布水供給制御装置305の補給水として供給するドレンポンプ308eとを具備することで構成されている。
一方熱源空気区画B2には、室内から屋外へ熱源空気を排気する熱源空気ファン307と、圧縮された冷媒と熱源空気との間で熱交換する蒸発式凝縮器304と、蒸発式凝縮器304に一定の水質に保たれた散布水を供給する散布水供給制御装置305と、散布水供給制御装置305から排出されるブロー水を受けてこれを空気調和機300外に排出する第2ドレンパン309とを備えて構成されている。
なお熱源空気区画B2に設置される散布水供給制御装置305は、蒸発式凝縮器304に散布する散布水を貯蔵する散布水槽305aと、散布水槽305aに貯蔵された散布水を循環させる散布水ポンプ305bと、散布水ポンプ305bによって送られた散布水を蒸発式凝縮器304の伝熱面全体に均一に散布する散布水ノズル305cと、散布水槽305a内の水位を検知するフロートスイッチ305dと、フロートスイッチ305dに連動して散布水槽305aの水位を一定に保つように外部からの補給水の供給量を制御する給水弁305eと、散布水槽305a内の散布水がある濃縮度に達した場合に給水の供給を持続させて散布水槽305aの水位を上昇させてブローさせるオーバーフロー管305fと、空気調和機300の停止時等に必要に応じて散布水槽305a内の水を全て排水する全ブロー弁305gとを具備して構成されている。なお散布水の濃縮度の測定は、第1実施形態と同様に各種濃度測定手段によって行う。
この実施形態においてもヒートポンプ回路は、少なくとも圧縮機301と膨張弁302と蒸発器303と蒸発式凝縮器304とを冷媒配管で連結して構成されている。また処理空気ファン306は、屋外の外気が蒸発器303を介した後に室内に導入されるように接続され、熱源空気ファン307は室内の空気が蒸発式凝縮器304を介した後に屋外に排気されるように接続されている。圧縮機301は、蒸発器303から導入された冷媒を加圧して蒸発式凝縮器304に供給するものであり、その形態には種々のものがある。圧縮機301近傍には冷媒の流れ方向を逆転する冷媒流路切替手段(具体的には四方弁)314が設置されており、冷媒流路切替手段314によって冷媒の流れを逆転することによって蒸発式凝縮器304は蒸発器として機能し、蒸発器303は凝縮器として機能する。蒸発式凝縮器304は散布水供給制御装置305を取り付けてなる凝縮器である。膨張弁302は絞りを具備して構成されており、蒸発式凝縮器304によって凝縮された冷媒を減圧する。また膨張弁302近傍には、冷媒の流れ方向が逆転しても膨張弁302への冷媒の流れが変化しないようにその流れを切り替える複数の逆止弁311が設置されている。なお図4に示す312はレシーバ、313はアキュムレータである。
そして以上のように構成された空気調和機300において、例えば、処理空気ファン306と熱源空気ファン307の風量をそれぞれ3600kg/hとし、室内空気の温度を26.0℃、絶対湿度を0.0105kg/kgとし、屋外空気の温度を33.4℃、絶対湿度を0.0189kg/kgとした場合、処理空気ファン306によって屋外から吸い込まれた処理空気は、蒸発器303において蒸発温度7.6℃の冷媒と熱交換し、41.6kWを全熱として冷媒へ放出する。このとき処理空気は温度を33.4℃から14.4℃まで下げると同時に、絶対湿度を0.0189kg/kgから0.0102kg/kgに減湿して結露水を放出する。放出される結露水の量は、3600kg/h×(0.0189kg/kg−0.0102kg/kg)=31.3kg/hである。
蒸発器303から、パン部308a上に滴下した結露水は、ピット部308bに向かってくだり勾配に成形されたパン部308aを落ちて流れ、ピット部308bに一旦集積される。ここで、ピット部308bの水位が上昇して、フロートスイッチ308dが高水位信号を検知すると、これに連動してドレンポンプ308eが作動し、ピット部308b内の結露水が散布水供給制御装置305の散布水槽305aへ送水される。ピット部308b内の水位が低下してフロートスイッチ308dが低水位を検知すると、これに連動してドレンポンプ308eが停止して散布水槽305aへの送水が停止される。即ち散布水槽305aには、31.3kg/hの補給水が供給される。
一方、熱源空気ファン307によって室内から吸い込まれた熱源空気は、蒸発式凝縮器304において凝縮温度40.5℃の冷媒と熱交換し、49.8kWを全熱として冷媒から受け取る。このとき熱源空気は温度を26.0℃から32.1℃まで上げると同時に、絶対湿度を0.0105kg/kgから0.0275kg/kgに増湿する。従って、蒸発式凝縮器304において熱源空気へ移動する散布水の蒸発量は3600kg/h×(0.0275kg/kg−0.0105kg/kg)=61.2kg/hである。
ここで、散布水供給制御装置305は散布水の濃縮倍数が3.0になるように制御しているとすると、散布水供給制御装置305から排出されるブロー水量はキャリオーバーを無視して、蒸発量÷(濃縮倍数−1)=61.2kg/h÷(3.0−1)=30.6kg/hとなる。このブロー水は、オーバーフロー管305fから第2ドレンパン309を経て空気調和機300外に排出される。
従って本実施形態において、散布水供給制御装置305に供給しなければならない補給水量は、蒸発量+ブロー量=61.2kg/h+30.6kg/h=91.8kg/hであるが、このうち、31.3kg/hはドレンポンプ308eにより空気調和機300内から供給されるので、空気調和機300外から供給しなければならない補給水の量は91.8kg/h−31.3kg/h=60.5kg/hになる。従って前記従来例と比較すると外部から供給しなければならない補給水の量が34%削減されることとなる。
ところで本実施形態においては、ドレンポンプ308eが故障して、ピット部308bから溢れ出た結露水がパン部308aの規定水位を超えても、この結露水はドレン管部308cから空気調和機300外に排水される。従って空気調和機300から漏水が発生することはない。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば上記各実施形態では散布水供給制御装置205,305への空気調和機200,300の外部からの補給水の補給手段として給水弁205e,305eを用いたが、給水ポンプ等、他の各種給水手段を用いても良い。また上記各実施形態では散布水供給制御装置205,305からのブロー手段としてオーバーフロー管205f,305fを用いたが、ポンプ機構等、他の各種ブロー手段を用いても良い。また上記各実施形態ではドレン処理装置208,308からのドレン手段としてドレン管部208c,308cを用いたが、ポンプによる排水機構など、他の各種ドレン手段を用いても良い。
従来の空気調和機100の概略構成図である。 ドレン処理装置208を取り付けた空気調和機200の概略構成図である。 トラップ部208bの機能説明図である。 ドレン処理装置308を取り付けた空気調和機300の概略構成図である。
符号の説明
200 空気調和機
A1 処理空気区画
A2 熱源空気区画
201 圧縮機(ヒートポンプ回路)
202 膨張弁(ヒートポンプ回路)
203 蒸発器(ヒートポンプ回路)
204 蒸発式凝縮器(ヒートポンプ回路)
205 散布水供給制御装置
205a 散布水槽
205b 散布水ポンプ
205c 散布水ノズル
205d フロートスイッチ
205e 給水弁(給水手段)
205f オーバーフロー管(ブロー管、ブロー手段)
205g 全ブロー弁
206 処理空気ファン
207 熱源空気ファン
208 ドレン処理装置
208a パン部
208b トラップ部
208c ドレン管部(ドレン手段)
209 第2ドレンパン
300 空気調和機
B1 処理空気区画
B2 熱源空気区画
301 圧縮機(ヒートポンプ回路)
302 膨張弁(ヒートポンプ回路)
303 蒸発器(ヒートポンプ回路)
304 蒸発式凝縮器(ヒートポンプ回路)
305 散布水供給制御装置
305a 散布水槽
305b 散布水ポンプ
305c 散布水ノズル
305d フロートスイッチ
305e 給水弁(給水手段)
305f オーバーフロー管(ブロー管、ブロー手段)
305g 全ブロー弁
306 処理空気ファン
307 熱源空気ファン
308 ドレン処理装置
308a パン部
308b ピット部
308c ドレン管部(ドレン手段)
308d フロートスイッチ
308e ドレンポンプ
309 第2ドレンパン

Claims (6)

  1. 少なくとも圧縮機と、膨張弁と、処理空気が流通する処理空気区画に設置されて処理空気と冷媒との間で熱交換する蒸発器と、熱源空気が流通する熱源空気区画に設置されて熱源空気と冷媒との間で熱交換する蒸発式凝縮器とから構成されるヒートポンプ回路と、
    少なくとも前記蒸発式凝縮器に散布する散布水を貯蔵する散布水槽と、散布水槽に貯蔵された散布水を循環させる散布水ポンプと、散布水ポンプによって送られた散布水を前記蒸発式凝縮器の伝熱面に散布する散布水ノズルと、散布水槽の水位を一定範囲に保つように空気調和機外から補給水を供給する給水手段と、散布水の濃縮度を一定範囲に保つように濃縮した散布水を空気調和機外にブローするブロー手段とから構成される散布水供給制御装置を備えた空気調和機のドレン処理装置であって、
    前記ドレン処理装置は、前記蒸発器において除湿された処理空気から放出される結露水を受けるパン部と、パン部で受けた結露水を集積するとともに散布水供給制御装置の補給水として供給するトラップ部とを備えて構成されていることを特徴とする空気調和機のドレン処理装置。
  2. 少なくとも圧縮機と、膨張弁と、処理空気が流通する処理空気区画に設置されて処理空気と冷媒との間で熱交換する蒸発器と、熱源空気が流通する熱源空気区画に設置されて熱源空気と冷媒との間で熱交換する蒸発式凝縮器とから構成されるヒートポンプ回路と、
    少なくとも前記蒸発式凝縮器に散布する散布水を貯蔵する散布水槽と、散布水槽に貯蔵された散布水を循環させる散布水ポンプと、散布水ポンプによって送られた散布水を前記蒸発式凝縮器の伝熱面に散布する散布水ノズルと、散布水槽の水位を一定範囲に保つように空気調和機外から補給水を供給する給水手段と、散布水の濃縮度を一定範囲に保つように濃縮した散布水を空気調和機外にブローするブロー手段とから構成される散布水供給制御装置を備えた空気調和機のドレン処理装置であって、
    前記ドレン処理装置は、前記蒸発器において除湿された処理空気から放出される結露水を受けるパン部と、パン部で受けた結露水を集積するピット部と、ピット部に溜まった結露水を散布水供給制御装置の補給水として供給するドレンポンプとを備えて構成されていることを特徴とする空気調和機のドレン処理装置。
  3. 前記ドレン処理装置はさらに、前記パン部の規定水位をオーバーフローした結露水を空気調和機外に排出するドレン手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和機のドレン処理装置。
  4. 少なくとも圧縮機と、膨張弁と、処理空気が流通する処理空気区画に設置されて処理空気と冷媒との間で熱交換する蒸発器と、熱源空気が流通する熱源空気区画に設置されて熱源空気と冷媒との間で熱交換する蒸発式凝縮器とから構成されるヒートポンプ回路と、
    少なくとも前記蒸発式凝縮器に散布する散布水を貯蔵する散布水槽と、散布水槽に貯蔵された散布水を循環させる散布水ポンプと、散布水ポンプによって送られた散布水を前記蒸発式凝縮器の伝熱面に散布する散布水ノズルと、散布水槽の水位を一定範囲に保つように空気調和機外から補給水を供給する給水手段と、散布水の濃縮度を一定範囲に保つように濃縮した散布水を空気調和機外にブローするブロー手段とから構成される散布水供給制御装置を備えた空気調和機であって、
    前記空気調和機はさらに、前記蒸発器において除湿された処理空気から放出される結露水を受けるパン部と、パン部で受けた結露水を集積するとともに散布水供給制御装置の補給水として供給するトラップ部とを備えて構成されるドレン処理装置を有することを特徴とする空気調和機。
  5. 少なくとも圧縮機と、膨張弁と、処理空気が流通する処理空気区画に設置されて処理空気と冷媒との間で熱交換する蒸発器と、熱源空気が流通する熱源空気区画に設置されて熱源空気と冷媒との間で熱交換する蒸発式凝縮器とから構成されるヒートポンプ回路と、
    少なくとも前記蒸発式凝縮器に散布する散布水を貯蔵する散布水槽と、散布水槽に貯蔵された散布水を循環させる散布水ポンプと、散布水ポンプによって送られた散布水を前記蒸発式凝縮器の伝熱面に散布する散布水ノズルと、散布水槽の水位を一定範囲に保つように空気調和機外から補給水を供給する給水手段と、散布水の濃縮度を一定範囲に保つように濃縮した散布水を空気調和機外にブローするブロー手段とから構成される散布水供給制御装置を備えた空気調和機であって、
    前記空気調和機は、前記蒸発器において除湿された処理空気から放出される結露水を受けるパン部と、パン部で受けた結露水を集積するピット部と、ピット部に溜まった結露水を散布水供給制御装置の補給水として供給するドレンポンプとを備えて構成されるドレン処理装置を有することを特徴とする空気調和機。
  6. 前記ドレン処理装置はさらに、前記パン部の規定水位をオーバーフローした結露水を空気調和機外に排出するドレン手段を備えていることを特徴とする請求項4又は5に記載の空気調和機。
JP2005125892A 2005-04-25 2005-04-25 空気調和機のドレン処理装置及び空気調和機 Pending JP2006300465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005125892A JP2006300465A (ja) 2005-04-25 2005-04-25 空気調和機のドレン処理装置及び空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005125892A JP2006300465A (ja) 2005-04-25 2005-04-25 空気調和機のドレン処理装置及び空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006300465A true JP2006300465A (ja) 2006-11-02

Family

ID=37468956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005125892A Pending JP2006300465A (ja) 2005-04-25 2005-04-25 空気調和機のドレン処理装置及び空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006300465A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2075511A1 (en) * 2007-12-29 2009-07-01 Elio Picardi Air Conditioning Unit
CN103307820A (zh) * 2013-06-03 2013-09-18 重庆美的通用制冷设备有限公司 风冷式室外空调系统
KR101400710B1 (ko) 2012-10-10 2014-05-27 주식회사 위닉스 제습기의 간편한 자동배수 구조
CN104930682A (zh) * 2014-03-19 2015-09-23 杨家坚 汽车空调蒸馏水收集应用装置
JP2016090136A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 梅津 健兒 水蒸発冷却による冷房装置
CN106765750A (zh) * 2016-11-30 2017-05-31 广东美的制冷设备有限公司 空调器及空调器加湿控制方法
CN110131803A (zh) * 2019-05-22 2019-08-16 广东美的制冷设备有限公司 除湿机及其控制方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2075511A1 (en) * 2007-12-29 2009-07-01 Elio Picardi Air Conditioning Unit
KR101400710B1 (ko) 2012-10-10 2014-05-27 주식회사 위닉스 제습기의 간편한 자동배수 구조
CN103307820A (zh) * 2013-06-03 2013-09-18 重庆美的通用制冷设备有限公司 风冷式室外空调系统
CN103307820B (zh) * 2013-06-03 2015-07-29 重庆美的通用制冷设备有限公司 风冷式室外空调系统
CN104930682A (zh) * 2014-03-19 2015-09-23 杨家坚 汽车空调蒸馏水收集应用装置
JP2016090136A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 梅津 健兒 水蒸発冷却による冷房装置
CN106765750A (zh) * 2016-11-30 2017-05-31 广东美的制冷设备有限公司 空调器及空调器加湿控制方法
CN110131803A (zh) * 2019-05-22 2019-08-16 广东美的制冷设备有限公司 除湿机及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006300465A (ja) 空気調和機のドレン処理装置及び空気調和機
CN100445652C (zh) 空调系统
US7395677B2 (en) Air conditioning system
EP1679476B1 (en) Multi-unit air conditioning system with humidifying function
WO2018198397A1 (ja) 空気調和機
US10495330B2 (en) Air conditioning system
US20070000270A1 (en) Control method and apparatus for discharging condensed water from movable air conditioner
AU2008325932A1 (en) Air conditioning control device, air conditioning apparatus, and air conditioning control method
JP2008256284A (ja) 空気調和装置
JP2008190789A (ja) 空気調和装置
JP2009236381A (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2015117854A (ja) 空気調和装置
JP2008128596A (ja) 凝縮器の補助冷却装置
JP2006336911A (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2010139213A (ja) 空調システム
WO2004090442A1 (ja) 冷凍装置
JP2021099190A (ja) 空気調和装置
JP2016130064A (ja) 車両用空気調和装置
KR100633413B1 (ko) 응축수 미립화 분무를 통한 에어컨 증발기의 선냉각장치
JP5250954B2 (ja) 空気調和装置
JP2008256255A (ja) 空気調和装置
JP2008075949A (ja) 空気調和装置
JP2008256285A (ja) 空気調和装置
KR20040025088A (ko) 제습 공조장치
JPH0650564A (ja) 冷暖房兼用一体型空気調和機