JP2008075949A - 空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空気調和装置1は、室外熱交換器13と散水装置51とを備えている。室外熱交換器13は、冷房運転時に冷媒から大気に対して放熱を行わせる。散水装置51は、冷房運転時に室外熱交換器13に対して散水し、且つ室外熱交換器13における熱交換量の分布に合わせて散水の分布を変える。そして、熱交換量を多く見込める領域へ多く散水することで、散水による熱交換量の増加と、室外熱交換器13の冷媒出口温度の低下を最大化する。
【選択図】図1
Description
<空気調和装置の構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る空気調和装置の構成図である。空気調和装置1は、ビル用のマルチタイプの空気調和装置であって、1つ又は複数の室外機2に対して複数の室内機3が並列に接続され、冷媒が流通できるように、圧縮機11、四路切換弁12、室外熱交換器13、膨張機構である室外膨張弁14および室内膨張弁15、さらに室内熱交換器16などの機器が接続されて冷媒回路10が形成されている。
(冷房運転)
冷房運転時において、四路切換弁12は、図1の実線で示すように接続され、圧縮機11と室外熱交換器13とが連通し、室外熱交換器13および室内熱交換器16は、それぞれ放熱器および蒸発器として機能する。すなわち、圧縮機11から吐出された高温・高圧の超臨界状態の冷媒が室外熱交換器13に導入される。ここで、冷媒は高圧を保ったまま超臨界状態で放熱し温度が低下して行く。室外熱交換器13を経て中温・高圧になった冷媒は室内膨張弁15で減圧され、低温・低圧の二相冷媒となり室内熱交換器16に導入される。ここで室内空気と熱交換が行われた後、再び圧縮機11に吸入される。
一方、暖房運転時において、四路切換弁12は、図1の点線で示すように接続され、圧縮機11と室内熱交換器16とが連通し、室内熱交換器16および室外熱交換器13はそれぞれ放熱器および蒸発器として機能する。すなわち、圧縮機11より吐出された高温・高圧の超臨界状態の冷媒が室内熱交換器16に導入される。ここで、冷媒は室内空気と熱交換して温度が低下し、中温・高圧の状態になる。その後冷媒は配管を通過し、室外膨張弁14で減圧されて室外熱交換器13に導入される。ここで室外空気と熱交換が行われ、再び圧縮機11に吸入される。
空気調和装置1は、冷媒としてCO2を使用しており、高圧側圧力がCO2冷媒の臨界圧力以上となる超臨界冷凍サイクルで運転される。
図4(a),(b)は、ノズルの先端部分の拡大図である。図4(a)において、ノズル55の先端部分は略円錐形状を成し、先端部分の側面には複数の散水口55aが設けられている。たとえば、散水口55aの数量を増やすことによって、ノズル55の開度が大きくなり散水量は増大する。逆に、散水口55aの数量を減らすことによって、ノズル55の開度が小さくなり散水量は減少する。本実施形態では、ノズル55の位置に応じて散水口55aの数量を異ならせており、室外熱交換器13の冷媒入口側に近いものほど散水口55aの数量が多い。また、ノズル55は取替ができるので、散水口55aの数量が異なるノズル55を予め準備しておくことによって、空気調和装置1の設置時あるいは修繕時にサービスパーソンがノズル55を交換して流量を調節することができる。
(1)
空気調和装置1は、高圧側圧力が冷媒の臨界圧力以上となる空気調和装置であって、室外熱交換器13と散水装置51とを備えている。室外熱交換器13は、冷房運転時に冷媒から大気に対して放熱を行わせる。散水装置51は、冷房運転時に室外熱交換器13に対して散水し、且つ室外熱交換器13における熱交換量の分布に合わせて散水の分布を変える。
空気調和装置1では、散水装置51が散水用の複数のノズル55を有しており、熱交換量の分布に合わせた散水が実現される。このため、室外熱交換器13の全域で熱交換性能が最大限に向上する。
空気調和装置1では、ノズル55が散水と休止を繰返し、ノズル55ごとに散水と休止との時間比率が可変である。熱交換量を多く見込める領域に対して、ノズルの単位時間あたりの散水量が多くなるように散水時間が調節される。このため、散水による室外熱交換器13の熱交換性能向上量が最大になり、常に高い成績係数が維持される。
空気調和装置1では、散水装置51が、散水時に散水量の疎密を作り出すノズル55を有する。この空気調和装置1では、熱交換量を多く見込める領域に対して、ノズルの散水量が密の部分が向くように設定され、熱交換量の分布に合わせた散水が行なわれる。このため、散水による室外熱交換器13の熱交換性能向上量が最大になり、常に高い成績係数が維持される。
図5は、第2実施形態に係る空気調和装置の室外熱交換器周辺の側面図である。第1実施形態と同じ部品については、同じ符号を付与して説明を省略する。図5において、給水配管52と各ノズル55との間には流量制御弁54が設けられており、ノズル55ごとに散水量を調節することができる。たとえば、マイコン5は、外気温センサ43、冷媒温度センサ45、および温度センサ46,47によって計測された値から室外熱交換器13内の冷媒の温度分布を推定し、その後、室外熱交換器13の冷媒出口温度を目標値へ近づけるために、熱交換量を多く見込める領域(例えば冷媒入口側の放熱板13a)に対して多く散水するように、冷媒入口側のノズル55に設けられた流量制御弁54を制御する。
空気調和装置1は、ノズル55ごとに散水量が可変であり、熱交換量を多く見込める領域に対して、ノズルの散水量が多くなるように調節される。このため、散水による室外熱交換器13の熱交換性能向上量が最大になり、常に高い成績係数が維持される。
図6は、第3実施形態に係る空気調和装置の室外熱交換器周辺の側面図である。ノズル55はL字形状に形成されており、給水配管52の接続部52aに接続されている。ノズル55は水道の蛇口ように回動可能である。
空気調和装置1では、ノズル55ごとに配置が可変であり、熱交換量を多く見込める領域に対する散水量が多くなるように、ノズル同士の間隔が調節される。このため、散水による室外熱交換器13の熱交換性能向上量が最大になり、常に高い成績係数が維持される。
13 室外熱交換器(放熱器)
43 外気温センサ
44 圧力センサ
51 散水装置
55 ノズル
Claims (6)
- 高圧側圧力が冷媒の臨界圧力以上となる空気調和装置であって、
前記高圧側の冷媒から大気に対して放熱を行わせる放熱器(13)と、
前記放熱器(13)に対して散水し、且つ前記放熱器(13)における熱交換量の分布に合わせて散水の分布を変える散水装置(51)と、
を備えた空気調和装置(1)。 - 前記散水装置(51)は、散水用の複数のノズル(55)を有する、
請求項1に記載の空気調和装置(1)。 - 前記ノズル(55)ごとに散水量が可変である、
請求項2に記載の空気調和装置(1)。 - 前記ノズル(55)は散水と休止とを繰返し、前記ノズル(55)ごとに前記散水と前記休止との時間比率が可変である、
請求項2に記載の空気調和装置(1)。 - 前記ノズル(55)ごとに配置が可変である、
請求項2に記載の空気調和装置(1)。 - 前記散水装置(51)は、散水時に散水の疎密を作り出すノズル(55)を有する、
請求項1に記載の空気調和装置(1)。
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- 2006-09-20 JP JP2006254860A patent/JP2008075949A/ja active Pending
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