JP5177254B2 - 冷却システム - Google Patents
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Description
前記屋外空間の前記ソーラーパネル(3)の下方領域(30)に設けられ、蒸散によって該下方領域(30)の空気を冷却する植物が保持された植栽層(4)と、
熱媒体が内部を通過するとともに外部の空気を吸い込んで該空気と該熱媒体とを熱交換させることで、冷房運転時には該熱媒体を冷却する一方、暖房運転時には該熱媒体を加熱する空冷式の熱交換装置(21)と、
前記熱交換装置(21)の吹出口(23c)に設けられ、冷房運転時に排気される温風を前記下方領域(30)の外部に吹き出す一方、暖房運転時に排気される冷風を前記ソーラーパネル(3)の下面に向かって吹き出すように、その吹き出し方向を切り換える切換手段(25)とを備えたことを特徴とする冷却システムである。
前記切換手段(25)は、暖房運転時に排気される冷風が前記ソーラーパネル(3)の下面に沿って流れるように、その吹き出し角度を調整するように構成されていることを特徴とするものである。
暖房運転時に排気される冷風が前記ソーラーパネル(3)の下面に沿って流れるように、該冷風を導くガイド部材(35)を備えたことを特徴とするものである。
前記切換手段(25)は、前記熱交換装置(21)のデフロスト運転時に排気される空気を前記下方領域(30)の外部に吹き出すように、その吹き出し方向を切り換えるように構成されていることを特徴とするものである。
前記下方領域(30)外部の外気温度を検出する外気温度検出手段(47)と、
前記熱交換装置(21)の吸込口(23b)に吸い込まれる空気の温度を検出する吸込温度検出手段(48)とを備え、
前記切換手段(25)は、前記外気温度検出手段(47)で検出された外気温度が前記吸込温度検出手段(48)で検出された吸込温度よりも高い場合に、暖房運転時に排気される冷風を前記下方領域(30)の外部に吹き出すように、その吹き出し方向を切り換えるように構成されていることを特徴とするものである。
暖房運転時に前記ソーラーパネル(3)の下面に向かって吹き出された後でその下面に沿って流れる空気の流通方向を変更して、前記熱交換装置(21)の吸込口(23b)に向かうように導く気流誘導部材(38)を備えたことを特徴とするものである。
−冷却システムの構成−
図1に示すように、冷却システム(1)は、本発明に係る空冷式の熱交換装置の一例として、空気調和装置(2)の熱交換装置としての室外機(21)と、ソーラーパネル(3)と、植栽層(4)とを備えている。
次に、冷房運転時の冷却システム(1)の動作について説明する。
次に、暖房運転時の冷却システム(1)の動作について説明する。
以上のように、本実施形態1に係る冷却システム(1)によれば、切換ダンパ(25)によって空気の吹き出し方向を切り換え、暖房運転時において、冷風をソーラーパネル(3)の下面に向かって吹き出すことで、ソーラーパネル(3)を冷却してソーラーパネル(3)の温度上昇を抑制することができる。これにより、ソーラーパネル(3)を冷却するための冷却装置を別途設けることなく、比較的簡単な構成で、ソーラーパネル(3)の発電効率の向上を図ることができる。
図2は、本実施形態2に係る冷却システムの概略構成図である。前記実施形態1との違いは、暖房運転時の切換ダンパ(25)の開閉動作が一部異なっている点であるため、以下、実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
次に、冷却システム(1)の運転動作について、図4のフローチャート図を用いて説明する。図4に示すように、ステップS101では、熱交換装置(21)が暖房運転中であるか否かが判定される。ステップS101での判定が「YES」の場合には、ステップS102に分岐する。ステップS101での判定が「NO」の場合には、冷房運転中であると判断して、ステップS105に分岐する。
以上のように、本実施形態2に係る冷却システム(1)によれば、暖房運転時であっても、デフロスト運転を行う場合には、デフロスト運転時に排気される温風を下方領域(30)の外部に吹き出すことで、温風が下方領域(30)内で循環して下方領域(30)内の温度が上昇してしまうのを抑えることができる。その結果、ソーラーパネル(3)の温度上昇を抑制して、ソーラーパネル(3)の発電効率の向上を図ることができる。
前記実施形態では、冷却システム(1)は、散水装置(5)を備えていたが、散水装置(5)に代わって植栽層(4)に水を供給する給水手段を備えていてもよい。
3 ソーラーパネル
4 植栽層
21 室外機(熱交換装置)
23c 吹出ダクト(吹出口)
23b 吸込ダクト(吸込口)
25 切換ダンパ(切換手段)
30 下方領域
35 ガイド部材
38 気流誘導部材
47 外気温度センサ(外気温度検出手段)
48 吸込温度センサ(吸込温度検出手段)
Claims (6)
- 屋外空間に設置されて太陽光の光エネルギーを電力に変換するソーラーパネル(3)と、
前記屋外空間の前記ソーラーパネル(3)の下方領域(30)に設けられ、蒸散によって該下方領域(30)の空気を冷却する植物が保持された植栽層(4)と、
熱媒体が内部を通過するとともに外部の空気を吸い込んで該空気と該熱媒体とを熱交換させることで、冷房運転時には該熱媒体を冷却する一方、暖房運転時には該熱媒体を加熱する空冷式の熱交換装置(21)と、
前記熱交換装置(21)の吹出口(23c)に設けられ、冷房運転時に排気される温風を前記下方領域(30)の外部に吹き出す一方、暖房運転時に排気される冷風を前記ソーラーパネル(3)の下面に向かって吹き出すように、その吹き出し方向を切り換える切換手段(25)とを備えたことを特徴とする冷却システム。 - 請求項1において、
前記切換手段(25)は、暖房運転時に排気される冷風が前記ソーラーパネル(3)の下面に沿って流れるように、その吹き出し角度を調整するように構成されていることを特徴とする冷却システム。 - 請求項1又は2において、
暖房運転時に排気される冷風が前記ソーラーパネル(3)の下面に沿って流れるように、該冷風を導くガイド部材(35)を備えたことを特徴とする冷却システム。 - 請求項1乃至3のうち何れか1つにおいて、
前記切換手段(25)は、前記熱交換装置(21)のデフロスト運転時に排気される空気を前記下方領域(30)の外部に吹き出すように、その吹き出し方向を切り換えるように構成されていることを特徴とする冷却システム。 - 請求項1乃至4のうち何れか1つにおいて、
前記下方領域(30)の外気温度を検出する外気温度検出手段(47)と、
前記熱交換装置(21)の吸込口(23b)に吸い込まれる空気の温度を検出する吸込温度検出手段(48)とを備え、
前記切換手段(25)は、前記外気温度検出手段(47)で検出された外気温度が前記吸込温度検出手段(48)で検出された吸込温度よりも高い場合に、暖房運転時に排気される冷風を前記下方領域(30)の外部に吹き出すように、その吹き出し方向を切り換えるように構成されていることを特徴とする冷却システム。 - 請求項1乃至5のうち何れか1つにおいて、
暖房運転時に前記ソーラーパネル(3)の下面に向かって吹き出された後でその下面に沿って流れる空気の流通方向を変更して、前記熱交換装置(21)の吸込口(23b)に向かうように導く気流誘導部材(38)を備えたことを特徴とする冷却システム。
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JP2011101206A JP5177254B2 (ja) | 2010-12-28 | 2011-04-28 | 冷却システム |
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JP2010293325 | 2010-12-28 | ||
JP2010293325 | 2010-12-28 | ||
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JP2011101206A Active JP5177254B2 (ja) | 2010-12-28 | 2011-04-28 | 冷却システム |
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