JP2006300212A - パワートレーンの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両の運転状態に応じた適切なタイミングでクラッチを係合状態にする。
【解決手段】 ECUは、アクセル開度がしきい値PA(0)よりも大きくなってから「A」秒以上経過した場合(S312にてYES)や、アクセル開度がしきい値PA(0)よりも小さい状態(S310にてNO)で、ブレーキペダルの操作量がしきい値PB(0)よりも小さくなってから、「A」秒よりも長い「B」秒以上経過した場合(S322にてYES)や、ブレーキペダルの操作量がしきい値PB(0)よりも大きい状態(S320にてNO)で、車輪の回転数NOまたは入力軸回転数NIの検出が復帰してから、「B」秒よりも長い「C」秒以上経過した場合(S332にてYES)、クラッチを係合状態にするステップ(S340)を含む、プログラムを実行する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、パワートレーンの制御装置に関し、特に、不適切な状態で摩擦係合要素が係合することを抑制する技術に関する。
従来より、エンジンとトランスミッションとの間に設けられたクラッチを自動で解放状態にしたり係合状態にしたりする技術が知られている。このように制御されるクラッチを搭載した車両においては、低μ路などの走行時において、ブレーキによるタイヤロックが発生した場合、エンジンがストールすることを抑制するためクラッチが解放される。ところが、その後クラッチを再び係合する際、車輪の回転数から検出される車速が実車速よりも低く、実車速に適したギヤ段よりも低いギヤ段が選択されるために過度にエンジンブレーキが作用し得る。
特開平9−112591号公報(特許文献1)は、急激なエンジンブレーキを抑制するオートクラッチ制御装置を開示する。特許文献1に記載のオートクラッチ制御装置は、エンジン回転数を制御するエンジン回転数制御用アクチュエータと、エンジン回転センサと、車速センサと、制動検出部と、計時部と、クラッチ緊急断すべきと判断された時はクラッチ断制御を開始させ、クラッチ緊急断後に制動が解除された時に計時部での計時を開始させ、計時時間が第2の所定時間より小である間はクラッチ断制御を続行させ、第2の所定時間以上となれば現ギヤ段に適合したエンジン回転数へのエンジン回転合せ制御を開始させ、現ギヤ段に適合するエンジン回転数との差が設定値より大である間はクラッチ断制御を続行させ、設定値以下となればクラッチ断制御を終了させる制御部とを含む。第2の所定時間の長さは、車輪ロックが解除された場合に、通常、この程度の時間経過すれば、車速センサからの検出値が実際の車速を反映するようになるという長さに設定される。
この公報に記載のオートクラッチ制御装置によれば、クラッチを緊急断した場合は、ブレーキを解除してから、車速センサからの検出値が実際の車速を反映するような時間が経過した後にエンジン回転合せ制御を開始する。この段階では、車速検出信号が実車速を反映したものになっているため、変速機のギヤ段には実車速に適したギヤ段が選択される。エンジン回転数が現ギヤ段に適合したエンジン回転数(目標エンジン回転数)、或いはそれに近い値になると、クラッチが係合状態にされる。これにより、ブレーキ解除後に急激なエンジンブレーキがかかった状態になるのを防止することができる。
特開平9−112591号公報
しかしながら、クラッチを係合状態にするのに適したタイミングは、たとえばアクセルペダルやブレーキペダルの操作量など、車両の運転状態に応じて異なり得る。しかしながら、特開平9−112591号公報に記載のオートクラッチ制御装置においては、車両の運転状態を考慮しておらず、不適切なタイミングでクラッチを係合状態にするおそれがあるという問題点があった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は適切なタイミングでクラッチ(摩擦係合要素)を係合状態にすることができるパワートレーンの制御装置を提供することである。
第1の発明に係るパワートレーンの制御装置は、動力源と、変速機と、動力源と変速機との間に設けられた摩擦係合要素とを有するパワートレーンを制御する。この制御装置は、摩擦係合要素を係合状態から解放状態にするように制御するための解放制御手段と、予め定められた第1の条件が満たされてから、第1の時間が経過した場合、摩擦係合要素を解放状態から係合状態にするように制御するための第1の係合制御手段と、予め定められた第2の条件が満たされてから、第1の時間よりも長い第2の時間が経過した場合、摩擦係合要素を解放状態から係合状態にするように制御するための第2の係合制御手段とを含む。
第1の発明によると、予め定められた第1の条件が満たされてから、第1の時間が経過した場合、摩擦係合要素が解放状態から係合状態にされる。予め定められた第2の条件が満たされてから、第1の時間よりも長い第2の時間が経過した場合、摩擦係合要素が解放状態から係合状態にされる。たとえば、アクセルオン時は、動力源の回転数(出力軸回転数)と変速機の回転数(入力軸回転数)との相対回転数がアクセルオフ時に比べて低く、また動力源の回転数上昇に伴なうフリクションがアクセルオフ時に比べて低い。そのため、摩擦係合要素の係合時におけるショックが小さく、アクセルオフ時に比べて速やかに摩擦係合要素を係合することができる。したがって、アクセル開度が予め定められた値よりも大きいという条件を含む条件が満たされてから、第1の時間が経過した場合、摩擦係合要素が解放状態から係合状態にされる。アクセル開度が予め定められた値よりも小さいという条件を含む条件が満たされてから、第2の時間が経過した場合、摩擦係合要素が解放状態から係合状態にされる。これにより、アクセルオン時は、アクセルオフ時に比べて速やかに摩擦係合要素を係合状態にすることができる。また、低μ路などを走行中において車輪がロックした後、ブレーキオフにした場合はブレーキオンである場合(車輪が回転し得る程度のブレーキオンである場合)に比べて、車輪の回転が速やかに復帰する。そのため、車輪がロックし、車輪の回転に基づいて検出される車速が実車速と異なる状態になった後、ブレーキオフにした場合はブレーキオンである場合に比べて、検出される車速が実車速に速やかに近づき、自動変速機のギヤ段が実車速に適したギヤ段になる。したがって、ブレーキペダルの操作量が予め定められた値よりも小さいという条件を含む第1の条件が満たされてから、第1の時間が経過した場合、摩擦係合要素が解放状態から係合状態にされる。ブレーキペダルの操作量が予め定められた値よりも大きいという第2の条件が満たされてから、第2の時間が経過した場合、摩擦係合要素が解放状態から係合状態にされる。これにより、ブレーキオフ時はブレーキオン時に比べて速やかに摩擦係合要素を係合状態にすることができる。そのため、車両の運転状態に応じた適切なタイミングで摩擦係合要素を係合状態にすることができる。その結果、適切なタイミングで摩擦係合要素を係合状態にすることができるパワートレーンの制御装置を提供することができる。
第2の発明に係るパワートレーンの制御装置においては、第1の発明の構成に加え、予め定められた第1の条件は、アクセル開度が予め定められた値よりも大きいという条件を含む。予め定められた第2の条件は、アクセル開度が予め定められた値よりも小さいという条件を含む。
第2の発明によると、アクセル開度が予め定められた値よりも大きいという条件を含む条件が満たされてから、第1の時間が経過した場合、摩擦係合要素が解放状態から係合状態にされる。アクセル開度が予め定められた値よりも小さいという条件を含む条件が満たされてから、第2の時間が経過した場合、摩擦係合要素が解放状態から係合状態にされる。アクセルオン時は、動力源の回転数(出力軸回転数)と変速機の回転数(入力軸回転数)との相対回転数がアクセルオフ時に比べて低く、また動力源の回転数上昇に伴なうフリクションがアクセルオフ時に比べて低い。そのため、摩擦係合要素の係合時におけるショックが小さく、アクセルオフ時に比べて速やかに摩擦係合要素を係合することができる。したがって、アクセルオン時は、アクセルオフ時に比べて速やかに摩擦係合要素が係合状態にされる。これにより、車両の運転状態に応じた適切なタイミングで摩擦係合要素を係合状態にすることができる。
第3の発明に係るパワートレーンの制御装置においては、第1の発明の構成に加え、予め定められた第1の条件は、ブレーキペダルの操作量が予め定められた値よりも小さいという条件を含む。予め定められた第2の条件は、ブレーキペダルの操作量が予め定められた値よりも大きいという条件を含む。
第3の発明によると、ブレーキペダルの操作量が予め定められた値よりも小さいという条件を含む第1の条件が満たされてから、第1の時間が経過した場合、摩擦係合要素が解放状態から係合状態にされる。ブレーキペダルの操作量が予め定められた値よりも大きいという第2の条件が満たされてから、第2の時間が経過した場合、摩擦係合要素が解放状態から係合状態にされる。たとえば低μ路などを走行中において車輪がロックした後、ブレーキオフにした場合はブレーキオンである場合(車輪が回転し得る程度のブレーキオンである場合)に比べて、車輪の回転が速やかに復帰する。そのため、車輪がロックし、車輪の回転に基づいて検出される車速が実車速と異なる状態になった後、ブレーキオフにした場合はブレーキオンである場合に比べて、検出される車速が実車速に速やかに近づき、自動変速機のギヤ段が実車速に適したギヤ段になる。したがって、ブレーキオフ時はブレーキオン時に比べて速やかに摩擦係合要素が係合状態にされる。これにより、車両の運転状態に応じた適切なタイミングで摩擦係合要素を係合状態にすることができる。
第4の発明に係るパワートレーンの制御装置は、第1〜3のいずれかの発明の構成に加え、車輪が停止した場合において、変速比が低くなるように変速機を制御するための手段をさらに含む。
第4の発明によると、車輪が停止した場合において、変速比が低くされる。低μ路などを走行中において、車輪がロックした場合、車輪の回転数から検出される車速と実車速とが異なり得る。この場合、変速機の変速比が必要以上に高くされ、クラッチが解放状態から係合状態にされる際に、過度に大きいエンジンブレーキが作用し得る。そのため、車輪が停止(車輪がロック)した場合において、変速比が低くされる。これにより、過度に大きいエンジンブレーキが作用することを抑制することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係るパワートレーンの制御装置を搭載した車両について説明する。この車両は、エンジン100で発生した駆動力が、クラッチ200、変速機300、デファレンシャルギヤ400およびドライブシャフト402を介して車輪404に伝達されることにより走行する。エンジン100、クラッチ200および変速機300は、ECU(Electronic Control Unit)500により制御される。本実施の形態に係るパワートレーンの制御装置は、たとえば、ECU500において実行されるプログラムにより実現される。
クラッチ200は、エンジン100のクランクシャフト600に連結されている。クラッチ出力軸202は、スプライン310を介して変速機300の入力軸302に連結されている。
変速機300は、常時噛合い式のギヤトレーンから構成されている。変速機300におけるギヤ段の選択は、アクチュエータ304によりシフトフォークシャフトを摺動させることにより行なわれる。アクチュエータ304は、油圧により作動するものであってもよく、電力により作動するものであってもよい。また、変速機300は、遊星歯車機構からなるAT(Automatic Transmission)やCVT(Continuously Variable Transmission)などであってもよい。
ECU500には、アクセル開度センサ502、ブレーキストロークセンサ504、ポジションセンサ506、タイミングロータ508の外周に対向して設けられたクランクポジションセンサ510、入力軸回転数センサ512、出力軸回転数センサ514、車速センサ516から信号が送信される。
アクセル開度センサ502は、アクセルペダルのアクセル開度を検出する。ブレーキストロークセンサ504、ブレーキペダルの操作量(踏込み量)を検出する。ポジションセンサ506は、シフトレバーのシフトポジションを検出する。
クランクポジションセンサ510により、エンジン回転数NEが検出される。具体的には、クランクポジションセンサ510から送信されるパルス信号の1パルスあたりの時間に基づいて、ECU500がエンジン回転数NEを検出する。
入力軸回転数センサ512により、変速機300の入力軸302の回転数NIが検出される。具体的には、入力軸回転数センサ512から送信されるパルス信号の1パルスあたりの時間に基づいて、ECU500が入力軸回転数NIを検出する。
出力軸回転数センサ514により、変速機300の出力軸306の回転数が検出される。具体的には、出力軸回転数センサ514から送信されるパルス信号の1パルスあたりの時間に基づいて、ECU500が出力軸回転数を検出する。
車速センサ516により、車輪404の回転数NOが検出される。具体的には、車速センサ516から送信されるパルス信号の1パルスあたりの時間に基づいて、ECU500が車輪404の回転数NOを検出する。また、車輪404の回転数NOから車速が算出される。さらに、車速から加速度(減速度を含む)が算出される。
ECU500は、これらのセンサから送信された信号、メモリ(図示せず)に記憶されたプログラム、マップおよび変速線などに基づいて演算処理を行なう。これにより、ECU500は、エンジン100、クラッチ200および変速機300を制御する。
本実施の形態において、ECU500は、変速線にしたがった通常変速制御(通常変速モード)およびブレーキオン時若しくは、アクセルペダル解放時の加速度に応じて変速線を変更する特殊変速制御(特殊変速モード)とを実行する。特殊変速制御においては、通常変速制御に比べて、同じ車速でも低速のギヤ段が選択されるように、変速線が変更される。特殊変速制御により、エンジンブレーキがより大きく作用する。特殊変速制御から通常変速制御への切替え時は、タイマーカウンタ520によりカウントされる時間に従って、数秒間、特殊変速制御により選択されたギヤ段が維持される。
なお、特殊変速制御においては、変速線を変更する代わりにマップに基づいてギヤ段を選択してもよい。また、特殊変速制御は、ブレーキオン時の加速度に応じたもの以外に、その他、急なアクセルオン時にアクセル開度を水増しして読み込むものなどであってもよい。
さらに、特殊変速制御においては、アクセルペダルの踏込み量、踏込み速度が予め定められた値以上であるときに通常の変速線に従ったダウンシフトよりも早い時期でダウンシフトされるように、変速線を高車速側へずらしたり、低スロットル側にずらしたりしてもよい。さらに、アクセルペダルを急閉したときにも同様の制御を行なってもよい。
図2を参照して、クラッチ200についてさらに説明する。クラッチ200は、乾式単板式の摩擦クラッチである。図2に示すように、クラッチ200は、クラッチ出力軸202と、クラッチ出力軸202に配設されたクラッチディスク204と、クラッチハウジング206と、クラッチハウジング206に配設されたプレッシャプレート208と、ダイヤフラムスプリング210と、クラッチレリーズシリンダ212と、レリーズフォーク214と、レリーズスリーブ216とを含む。
ダイヤフラムスプリング210が、プレッシャプレート208を図2において右方向に付勢することにより、クラッチディスク204が、エンジン100のクランクシャフト600に取り付けられたフライホイール602に押付けられ、クラッチが係合される。
クラッチレリーズシリンダ212が、レリーズフォーク214を介して図2において右方向へ、レリーズスリーブ216を移動させることにより、ダイヤフラムスプリング210の内端部が図2において右方向へ移動する。ダイヤフラムスプリング210の内端部が図2において右方向へ移動すると、プレッシャプレート208が図2において左方向に移動し、クラッチディスク204とフライホイール602とが離れてクラッチが解放される。
クラッチレリーズシリンダ212は、リザーバ218から油圧ポンプ220により汲み上げられた作動油の油圧が、クラッチソレノイドバルブ222を介して供給されることにより作動する。クラッチソレノイドバルブ222は、クラッチレリーズシリンダ212に対する油圧の供給および排出を切換える。クラッチソレノイドバルブ222は、ECU500により制御される。
クラッチレリーズシリンダ212に油圧が供給されると、クラッチレリーズシリンダ212のピストンが図2において左方向に移動し、レリーズスリーブ216が図2において右方向へ移動してクラッチが解放される。クラッチレリーズシリンダ212のピストンの位置(クラッチストローク)は、クラッチストロークセンサ522により検出される。クラッチストロークセンサ522の検出結果を表す信号は、ECU500に送信される。
ECU500は、クラッチストロークセンサ522から送信された信号に基づいて、クラッチ200が解放状態にあるか、係合状態にあるか、半係合状態にあるかを検出する。なお、クラッチ200を電力により作動するようにしてもよい。また、クラッチ200の代わりにトルクコンバータのロックアップクラッチを制御するようにしてもよい。
図3を参照して、本実施の形態に係るパワートレーンの制御装置のECU500が実行するプログラム(その1)の制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、ECU500は、クラッチストロークセンサ522から送信された信号に基づいて、クラッチ200が係合状態にあるか否かを判別する。クラッチ200が係合状態にある場合(S100にてYES)、処理はS102に移される。もしそうでないと(S100にてNO)、この処理は終了する。
S102にて、ECU500は、クランクポジションセンサ510から送信された信号に基づいて、エンジン回転数NEを検出する。S104にて、ECU500は、エンジン回転数NEがしきい値NE(0)よりも低いか否かを判別する。エンジン回転数NEがしきい値NE(0)よりも低い場合(S104にてYES)、処理はS106に移される。もしそうでないと(S104にてNO)、この処理は終了する。S106にて、ECU500は、クラッチ200を解放状態にする。その後、この処理は終了する。
図4および図5を参照して、本実施の形態に係るパワートレーンの制御装置のECU500が実行するプログラム(その2)の制御構造について説明する。
S200にて、ECU500は、車速センサ516から送信されるパルス信号の1パルスの時間(パルス信号が検出される時間)が、前回の1パルスの時間よりも予め定められた値以上(たとえば倍以上)大きいか否かを判別する。1パルスの時間が、前回の1パルスの時間よりも予め定められた値以上大きい場合(S200にてYES)、処理はS202に移される。もしそうでないと(S200にてNO)、この処理は終了する。
S202にて、ECU500は、前回の1パルスの時間から算出される車速を保持する。S204にて、ECU500は、車速を保持してから予め定められた時間(たとえば2秒)が経過するまでの間に車速センサ516からのパルス信号が入力されたか否かを判別する。車速を保持してから予め定められた時間が経過するまでの間に車速センサ516からのパルス信号が入力された場合(S204にてYES)、この処理は終了する。もしそうでないと(S204にてNO)、処理はS206に移される。
S206にて、ECU500は、車速が瞬断された判定する。S210にて、ECU500は、特殊変速制御を禁止する。
S300にて、ECU500は、クラッチストロークセンサ522から送信された信号に基づいて、クラッチ200が解放状態にあるか否かを判別する。クラッチ200が解放状態にある場合(S300にてYES)、処理はS310に移される。もしそうでないと(S300にてNO)、この処理は終了する。
S310にて、ECU500は、アクセル開度がしきい値PA(0)よりも大きいか否かを判別する。ここで、しきい値PA(0)は、アクセルペダルが運転者により操作されたといえる値に設定される。すなわち、ECU500は、アクセルオンであるか否かを判別する。アクセル開度がしきい値PA(0)よりも大きい場合(S310にてYES)、処理はS312に移される。もしそうでないと(S310にてNO)、処理はS320に移される。
S312にて、ECU500は、アクセル開度がしきい値PA(0)よりも大きくなってから「A」秒以上経過したか否かを判別する。ここで、「A」秒は、ECU500により検出される車速と実際の車速との差が許容範囲内になり、かつエンジン回転数NEが変速機300の入力軸回転数NIよりも予め定められた値以上大きくならないような時間に設定される。「A」秒は、実験などにより設定される。
アクセル開度がしきい値PA(0)よりも大きくなってから「A」秒以上経過した場合(S312にてYES)、処理はS340に移される。もしそうでないと(S312にてNO)、処理はS310に戻される。
S320にて、ECU500は、ブレーキストロークセンサ504から送信された信号に基づいて検出されるブレーキペダルの操作量がしきい値PB(0)よりも小さいか否かを判別する。ここで、しきい値PB(0)は、ブレーキペダルが運転者により操作されていないといえる値に設定される。すなわち、ECU500は、ブレーキオフであるか否かを判別する。ブレーキペダルの操作量がしきい値PB(0)よりも小さい場合(S320にてYES)、処理はS322に移される。もしそうでないと(S320にてNO)、処理はS330に移される。
S322にて、ECU500は、ブレーキペダルの操作量がしきい値PB(0)よりも小さくなってから、「B」(B>A)秒以上経過したか否かを判別する。ここで、「B」秒は、ECU500により検出される車速と実際の車速との差が許容範囲内になるような時間に設定される。「B」秒は、実験などにより設定される。
ブレーキペダルの操作量がしきい値PB(0)よりも小さくなってから、「B」秒以上経過した場合(S322にてYES)、処理はS340に移される。もしそうでないと(S322にてNO)、処理はS320に戻される。
S330にて、ECU500は、車輪404の回転数NOまたは入力軸回転数NIの検出(車速センサ516または入力軸回転数センサ512からの入力)が復帰したか否かを判別する。ECU500は、車輪404の回転数NOから算出される車速がしきい値を超えた場合、車輪404の回転数NOの検出が復帰したと判別する。また、ECU500は、入力軸回転数NIにギヤ比を乗算した車輪404の回転数NOから算出される車速がしきい値を超えた場合、入力軸回転数NIの検出が復帰したと判別する。
車輪404の回転数NOまたは入力軸回転数NIの検出が復帰した場合(S330にてYES)、処理はS332に移される。もしそうでないと(S330にてNO)、処理はS342に移される。
S332にて、ECU500は、車輪404の回転数NOまたは入力軸回転数NIの検出が復帰してから「C」(C>B)秒以上経過したか否かを判別する。ここで、「C」秒は、ECU500により検出される車速と実際の車速との差が許容範囲内になるような時間に設定される。「C」秒は、実験などにより設定される。
車輪404の回転数NOまたは入力軸回転数NIの検出が復帰してから「C」秒以上経過した場合(S332にてYES)、処理はS340に移される。もしそうでないと(S332にてNO)、処理はS330に戻される。
S340にて、ECU500は、クラッチ200を係合状態にする。その後、この処理は終了する。S342にて、ECU500は、クラッチ200を解放状態に維持する。その後、処理はS310に戻される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係るパワートレーンの制御装置のECU500の動作について説明する。なお、以下の説明では、クラッチ200が係合状態で(S100にてYES)、車両が低μ路を走行中であると想定する。
このような状態、図6において示すように、時間T(1)において運転者がブレーキペダルを踏むことにより、車輪404の回転が抑制され、エンジン回転数NEが低下する。
クラッチ200が係合状態のまま、エンジン回転数NEが低下すると、エンジン100がストールし得る。そのため、エンジン回転数NEが検出され(S102)、エンジン回転数NEがしきい値NE(0)よりも低い場合(S104にてYES)、クラッチ200が解放状態にされる(S106)。
また、特に低μ路においては、路面と車輪404との摩擦力により車輪404を回転させようとするモーメントよりもブレーキにより車輪404の回転を止めようとするモーメントが大きくなり、車輪404の回転が急低下する。
このような場合、図6の時刻T(2)において車速センサ516から送信されるパルス信号の1パルスの時間(パルス信号が検出される時間)が、前回の1パルスの時間よりも予め定められた値以上(たとえば倍以上)大きくなる(S200にてYES)。
この場合、車輪404の回転が異常であるため、車速を精度よく検出することができない状態であるといえる。そのため、一旦前回のパルス信号から算出される車速が保持される(S202)。車速を保持してから予め定められた時間が経過するまでの間(時間T(2)からT(3)までの間)に車速センサ516からのパルス信号が入力されない場合(S204にてNO)、車速が瞬断されたと判定される(S206)。すなわち、車輪404がロックしたと判別される。
ここで、本実施の形態においては、特殊変速制御により、ブレーキオン時の加速度に応じて通常よりも低速のギヤ段が選択される。特殊変速制御から通常変速制御への切替え時は、数秒間、特殊変速制御により選択されたギヤ段が維持される。したがって、クラッチ200が解放状態から係合状態に戻される際に、意図しないほどに大きいエンジンブレーキが作用し得る。この場合、低μ路においては車両の挙動を制御し難い。
したがって、車速が瞬断されたと判定された場合(S206)、すなわち車輪404がロックし、車両の挙動が不安定であるおそれが高い状態においては、特殊変速制御が禁止される(S210)。すなわち、車輪404がロックした場合は、ギヤ段が高くされ、変速比が低くされる。これにより、クラッチ200が解放状態から係合状態に戻される際に、車両の挙動が不安定になることを抑制することができる。
また、車速センサ516から送信されるパルス信号の1パルスの時間が、前回の1パルスの時間よりも予め定められた値以上大きくなった状態においては、車輪404の回転が異常であるため、車速を精度よく検出することができない状態である。特に、車輪404がロックした状態においては、検出される車速は「0」になったりして、検出される車速が実車速よりも低くなりうる。
そのため、特殊変速制御によらずとも、変速機300のギヤ段が実車速に適したギヤ段よりも低い場合があり得る。この状態でクラッチ200を解放状態から係合状態に戻すと、必要以上にエンジンブレーキが作用し得る。したがって、検出される車速と実車速との差が許容範囲内にあると判断し得る状態でクラッチ200を係合状態にすることが望ましい。
このとき、クラッチ200を係合状態にするのに好ましいタイミングは、車両の運転状態に応じて異なる。そのため、クラッチ200が解放状態である場合(S300にてYES)においては、運転条件に応じた時間が経過した後にクラッチ200が係合状態にされる。
アクセル開度がしきい値PA(0)よりも大きい場合(S310にてYES)、すなわちアクセルオン時は、アクセル開度がしきい値PA(0)よりも大きくなってから(アクセルオンになってから)、「A」秒以上経過した(S312にてYES)後に、クラッチ200が係合状態にされる(S340)。
アクセルオフ時において、ブレーキペダルの操作量がしきい値PB(0)よりも小さい場合(S310にてNO、S320にてYES)、すなわちブレーキオフ時は、ブレーキペダルの操作量がしきい値PB(0)よりも小さくなってから(ブレーキオフになってから)、「B」秒以上経過した(S322にてYES)後に、クラッチ200が係合状態にされる(S340)。
アクセルオフかつブレーキオン時(S310にてNO、S320にてNO)において、車輪404の回転数NOまたは入力軸回転数NIの検出が復帰した場合(S330にてYES)、復帰してから「C」秒以上経過した(S332にてYES)後に、クラッチ200が係合状態にされる(S340)。
アクセルオン時は、エンジン回転数NEと変速機300の回転数(入力軸回転数NI)との相対回転数がアクセルオフ時に比べて低く、エンジン100の回転数上昇に伴なうフリクションがアクセルオフ時に比べて低い。そのため、クラッチ200の係合時におけるショックが小さく、アクセルオフ時に比べて速やかにクラッチ200を係合することができる。したがって、時間「A」、「B」、「C」のうち、「A」が最も短く設定される。
一方、ブレーキオン時は車輪404の回転が抑制されるため、検出される車速と実車速との差が許容範囲内になるために必要な時間が、ブレーキオフ時に比べて長くなる。したがって、時間「A」、「B」、「C」のうち、「C」が最も短く設定される。
ここでは、アクセルオフ時において、図6の時間T(4)においてブレーキペダルの操作量がしきい値PB(0)よりも小さくなった(ブレーキオフになった)と想定する。この場合、時間T(4)において車輪404が回転し始め、検出される車速が上昇し始める。時間T(5)において、検出される車速と実車速とが一致し、自動変速機300のギヤ段が、実車速に適したギヤ段に選択される。このような状態になった以後である時間T(6)において、クラッチ200が係合状態にされる。これにより、必要以上に大きいエンジンブレーキが作用することを抑制することができる。
以上のように、本実施の形態に係る制御装置であるECUによれば、検出される車速が実車速よりも低い場合があり得る状態においては、検出される車速と実車速との差が許容範囲内にあると判断し得る時間が経過した後にクラッチが係合状態にされる。アクセルオン時は、アクセルオンから「A」秒以上経過した後に、クラッチが係合状態にされる。アクセルオフかつブレーキオフ時は、アクセルオフかつブレーキオフになってから、「A」秒よりも長い「B」秒以上経過した後に、クラッチが係合状態にされる。アクセルオフかつブレーキオン時において、車輪の回転数NOまたは入力軸回転数NIの検出が復帰した場合、復帰してから、「B」秒よりも長い「C」秒以上経過した後に、クラッチが係合状態にされる。これにより、運転状態に応じた適切なタイミングでクラッチを係合状態にすることができる。そのため、必要以上のエンジンブレーキが作用することを抑制することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係るパワートレーンの制御装置を搭載した車両を示す制御ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るパワートレーンの制御装置を搭載した車両のクラッチを示す図である。 本発明の実施の形態に係るパワートレーンの制御装置のECUが実行するプログラム(その1)の制御構造を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るパワートレーンの制御装置のECUが実行するプログラム(その2)の制御構造を示すフローチャート(その1)である。 本発明の実施の形態に係るパワートレーンの制御装置のECUが実行するプログラム(その2)の制御構造を示すフローチャート(その2)である。 ギヤ段の変化を示すタイミングチャートである。
符号の説明
100 エンジン、200 クラッチ、300 変速機、304 アクチュエータ、500 ECU、502 アクセル開度センサ、504 ブレーキストロークセンサ、506 ポジションセンサ、508 タイミングロータ、510 クランクポジションセンサ、512 入力軸回転数センサ、514 出力軸回転数センサ、516 車速センサ、520 タイマーカウンタ。

Claims (4)

  1. 動力源と、変速機と、前記動力源と前記変速機との間に設けられた摩擦係合要素とを有するパワートレーンの制御装置であって、
    前記摩擦係合要素を係合状態から解放状態にするように制御するための解放制御手段と、
    予め定められた第1の条件が満たされてから、第1の時間が経過した場合、前記摩擦係合要素を解放状態から係合状態にするように制御するための第1の係合制御手段と、
    予め定められた第2の条件が満たされてから、前記第1の時間よりも長い第2の時間が経過した場合、前記摩擦係合要素を解放状態から係合状態にするように制御するための第2の係合制御手段とを含む、パワートレーンの制御装置。
  2. 前記予め定められた第1の条件は、アクセル開度が予め定められた値よりも大きいという条件を含み、
    前記予め定められた第2の条件は、アクセル開度が前記予め定められた値よりも小さいという条件を含む、請求項1に記載のパワートレーンの制御装置。
  3. 前記予め定められた第1の条件は、ブレーキペダルの操作量が予め定められた値よりも小さいという条件を含み、
    前記予め定められた第2の条件は、ブレーキペダルの操作量が予め定められた値よりも大きいという条件を含む、請求項1に記載のパワートレーンの制御装置。
  4. 前記制御装置は、車輪が停止した場合において、変速比が低くなるように前記変速機を制御するための手段をさらに含む、請求項1〜3のいずれかに記載のパワートレーンの制御装置。
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