JP2006299256A - 感圧接着剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来、基体シートの重ね合わせ面に塗布された非剥離性接着剤基剤と、該接着剤基剤に対して非親和性を示す微粒子状充填剤からなる接着剤組成物からなる接着剤層を設けた情報担持シート用の感圧接着剤組成物としては、天然ゴムラテックスあるいはその変性物が主に用いられているが、酸素、紫外線、オゾン、熱などの影響で樹脂が劣化するという欠点を有していることから、経時安定性と印刷適性に優れる感圧接着剤組成物を提供する。
【解決手段】 芳香環含有ビニル化合物および炭素数2〜3のエチレン性不飽和単量体を構成単位とするブロック共重合体からなる非剥離性接着剤基剤(A)と、(A)に対して非親和性を示す微粒子状充填剤(B)からなることを特徴とし、基体の重ね合わせ面に塗布して形成される接着剤層を有する情報担持シート用の、層間剥離可能な感圧接着剤層を与える感圧接着剤組成物。
【選択図】なし
【解決手段】 芳香環含有ビニル化合物および炭素数2〜3のエチレン性不飽和単量体を構成単位とするブロック共重合体からなる非剥離性接着剤基剤(A)と、(A)に対して非親和性を示す微粒子状充填剤(B)からなることを特徴とし、基体の重ね合わせ面に塗布して形成される接着剤層を有する情報担持シート用の、層間剥離可能な感圧接着剤層を与える感圧接着剤組成物。
【選択図】なし
Description
本発明は感圧接着剤組成物に関する。さらに詳しくは、通常では感圧接着剤層同士を重
ねてもブロッキングせず、一定以上の圧力で圧接したときのみ感圧接着剤層同士が接着し
、その後容易に剥離が可能な感圧接着剤および該感圧接着剤層を有する情報担持シートに
関する。
ねてもブロッキングせず、一定以上の圧力で圧接したときのみ感圧接着剤層同士が接着し
、その後容易に剥離が可能な感圧接着剤および該感圧接着剤層を有する情報担持シートに
関する。
従来、非剥離性接着剤基剤と、該基剤に対して非親和性を示す微粒子状充填剤からなる
接着剤組成物を、基体シートの重ね合わせ面に塗布して形成される接着剤層を有する情報
担持シートが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記接着剤基剤としては、天然ゴムラテックス、またはスチレン−ブタジエンゴムラテ
ックス、クロロプレンゴムラテックス等の合成ゴムラテックス、あるいはそれらの変性物
が使用されており、特に天然ゴムラテックスあるいはその変性物が塗工表面の粘着性が少
なく、かつ接着性に優れていることから広く使用されている。
接着剤組成物を、基体シートの重ね合わせ面に塗布して形成される接着剤層を有する情報
担持シートが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記接着剤基剤としては、天然ゴムラテックス、またはスチレン−ブタジエンゴムラテ
ックス、クロロプレンゴムラテックス等の合成ゴムラテックス、あるいはそれらの変性物
が使用されており、特に天然ゴムラテックスあるいはその変性物が塗工表面の粘着性が少
なく、かつ接着性に優れていることから広く使用されている。
しかしながら、従来広く使用されている天然ゴムラテックスは酸素、紫外線、オゾンお
よび熱等の影響でゴム成分が経時的に劣化するという欠点を有している。
一方、天然ゴムラテックスあるいはその変性物に見られるような劣化を避けるため合成
ゴムラテックスが用いられる場合もあるが、基体シートから感圧接着剤層が脱落したり、
紙粉が発生して印刷適性が悪化することがあり、経時安定性と印刷適性の両立が求められ
ていた。
よび熱等の影響でゴム成分が経時的に劣化するという欠点を有している。
一方、天然ゴムラテックスあるいはその変性物に見られるような劣化を避けるため合成
ゴムラテックスが用いられる場合もあるが、基体シートから感圧接着剤層が脱落したり、
紙粉が発生して印刷適性が悪化することがあり、経時安定性と印刷適性の両立が求められ
ていた。
本発明者らは、上記問題点を解決するため鋭意検討した結果、本発明に到達した。すな
わち本発明は、芳香環含有ビニル化合物および炭素数2〜3のエチレン性不飽和単量体を構成単位とするブロック共重合体からなる非剥離性接着剤基剤(A)と、(A)に対して非親和性を示す微粒子状充填剤(B)からなることを特徴とし、基体の重ね合わせ面に塗布して形成される接着剤層を有する情報担持シート用の、層間剥離可能な感圧接着剤層を与える感圧接着剤組成物;芳香環含有ビニル化合物および共役ジエン単量体のみを構成単位とするブロック共重合体からなる非剥離性接着剤基剤(A)と、(A)に対して非親和性を示す微粒子状充填剤(B)からなることを特徴とし、基体の重ね合わせ面に塗布して形成される接着剤層を有する情報担持シート用の、層間剥離可能な感圧接着剤層を与える感圧接着剤組成物;および、該組成物から形成されてなる感圧接着剤層を、基体シートの少なくとも片面の少なくとも一部に有する情報担持シートである。
わち本発明は、芳香環含有ビニル化合物および炭素数2〜3のエチレン性不飽和単量体を構成単位とするブロック共重合体からなる非剥離性接着剤基剤(A)と、(A)に対して非親和性を示す微粒子状充填剤(B)からなることを特徴とし、基体の重ね合わせ面に塗布して形成される接着剤層を有する情報担持シート用の、層間剥離可能な感圧接着剤層を与える感圧接着剤組成物;芳香環含有ビニル化合物および共役ジエン単量体のみを構成単位とするブロック共重合体からなる非剥離性接着剤基剤(A)と、(A)に対して非親和性を示す微粒子状充填剤(B)からなることを特徴とし、基体の重ね合わせ面に塗布して形成される接着剤層を有する情報担持シート用の、層間剥離可能な感圧接着剤層を与える感圧接着剤組成物;および、該組成物から形成されてなる感圧接着剤層を、基体シートの少なくとも片面の少なくとも一部に有する情報担持シートである。
本発明の感圧接着剤組成物およびそれを用いた情報担持シートは、下記の効果を奏する
ことから極めて有用である。
(1)該組成物からなる感圧接着剤は、接着性に優れ、塗膜表面の粘着性が少なく耐ブロ
ッキング性に優れる。
(2)該組成物からなる感圧接着剤は、従来の天然ゴムラテックスに比べ経時的な接着力
の低下が少ない。
(3)該組成物中の非剥離性接着剤基剤が水性分散体の場合は、特に環境適応性に優れる
。
(4)該情報担持シートは、印刷適性に優れる。
ことから極めて有用である。
(1)該組成物からなる感圧接着剤は、接着性に優れ、塗膜表面の粘着性が少なく耐ブロ
ッキング性に優れる。
(2)該組成物からなる感圧接着剤は、従来の天然ゴムラテックスに比べ経時的な接着力
の低下が少ない。
(3)該組成物中の非剥離性接着剤基剤が水性分散体の場合は、特に環境適応性に優れる
。
(4)該情報担持シートは、印刷適性に優れる。
本明における、芳香環含有ビニル化合物および炭素数(以下、Cと略記)2〜3のエチ
レン性不飽和単量体を構成単位とするブロック共重合体、並びに、芳香環含有ビニル化合
物および共役ジエン単量体のみを構成単位とするブロック共重合体は、それぞれ2モル以
上の芳香環含有ビニル化合物ポリマーブロック部分、および2モル以上のC2〜3のエチレン性不飽和単量体のブロック部分を有するブロック共重合体、並びに、2モル以上の芳香環含有ビニル化合物ポリマーブロック部分、および2モル以上の共役ジエン単量体のブロック部分を有するブロック共重合体であれば特に限定されないが、感圧接着剤としての接着力の観点から好ましいのは下記のものである。
(1)芳香環含有ビニル化合物ポリマーブロックおよびポリ共役ジエンブロックからなる
ブロック共重合体;
(2)芳香環含有ビニル化合物ポリマーブロックおよびC2〜3のエチレン性不飽和単量
体を構成単位とするブロックからなるブロック共重合体;
(3)芳香環含有ビニル化合物ポリマーブロック、ポリ共役ジエンブロックおよびC2〜
3のエチレン性不飽和単量体を構成単位とするブロックからなるブロック共重合体;
(4)上記(1)〜(3)の少なくとも2種の混合物。
レン性不飽和単量体を構成単位とするブロック共重合体、並びに、芳香環含有ビニル化合
物および共役ジエン単量体のみを構成単位とするブロック共重合体は、それぞれ2モル以
上の芳香環含有ビニル化合物ポリマーブロック部分、および2モル以上のC2〜3のエチレン性不飽和単量体のブロック部分を有するブロック共重合体、並びに、2モル以上の芳香環含有ビニル化合物ポリマーブロック部分、および2モル以上の共役ジエン単量体のブロック部分を有するブロック共重合体であれば特に限定されないが、感圧接着剤としての接着力の観点から好ましいのは下記のものである。
(1)芳香環含有ビニル化合物ポリマーブロックおよびポリ共役ジエンブロックからなる
ブロック共重合体;
(2)芳香環含有ビニル化合物ポリマーブロックおよびC2〜3のエチレン性不飽和単量
体を構成単位とするブロックからなるブロック共重合体;
(3)芳香環含有ビニル化合物ポリマーブロック、ポリ共役ジエンブロックおよびC2〜
3のエチレン性不飽和単量体を構成単位とするブロックからなるブロック共重合体;
(4)上記(1)〜(3)の少なくとも2種の混合物。
上記芳香環含有ビニル化合物としては、単環化合物(C8〜C13、例えばスチレン、
α−およびβ−メチルスチレン、メチルスチレン、ジメチルスチレン、トリメチルスチレ
ン、ヒドロキシスチレン、メトキシスチレン、アセトキシスチレン、アリルベンゼン、ア
リルフェノール)、多環化合物(C12〜C15、例えばビニルナフタレン、ナフチルア
クリレート、ビニルナフトール)、およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。これ
らのうち、工業的観点および接着性の観点から好ましいのは単環化合物、さらに好ましい
のはスチレン、α−およびβ−メチルスチレン、メチルスチレン、とくに好ましいのはス
チレンである。
上記ポリ共役ジエンブロックを構成する共役ジエンとしては、C4〜8、例えばブタジ
エン、イソプレン、クロロプレン、1,3−ヘキサジエン、2,4−ヘキサジエンおよび
これらの2種以上の混合物が挙げられる。これらのうち工業的観点および接着性の観点か
ら好ましいのはブタジエン、イソプレン、クロロプレン、さらに好ましいのはブタジエン
およびイソプレンである。
上記C2〜3のエチレン性不飽和単量体には、エチレン、プロピレンおよびこれらの2
種以上の混合物が挙げられる。
α−およびβ−メチルスチレン、メチルスチレン、ジメチルスチレン、トリメチルスチレ
ン、ヒドロキシスチレン、メトキシスチレン、アセトキシスチレン、アリルベンゼン、ア
リルフェノール)、多環化合物(C12〜C15、例えばビニルナフタレン、ナフチルア
クリレート、ビニルナフトール)、およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。これ
らのうち、工業的観点および接着性の観点から好ましいのは単環化合物、さらに好ましい
のはスチレン、α−およびβ−メチルスチレン、メチルスチレン、とくに好ましいのはス
チレンである。
上記ポリ共役ジエンブロックを構成する共役ジエンとしては、C4〜8、例えばブタジ
エン、イソプレン、クロロプレン、1,3−ヘキサジエン、2,4−ヘキサジエンおよび
これらの2種以上の混合物が挙げられる。これらのうち工業的観点および接着性の観点か
ら好ましいのはブタジエン、イソプレン、クロロプレン、さらに好ましいのはブタジエン
およびイソプレンである。
上記C2〜3のエチレン性不飽和単量体には、エチレン、プロピレンおよびこれらの2
種以上の混合物が挙げられる。
(1)〜(4)のブロック共重合体を構成する、芳香環含有ビニル化合物と共役ジエン
および/またはC2〜3のエチレン性不飽和単量体の重量比は、耐ブロッキング性および
接着力の観点から好ましくは10:90〜70:30、さらに好ましくは20:80〜6
0:40である。ここにおいて、ブロッキング性とは、本来一定以上の圧力(通常1MP
a以上)で圧接したときにのみ接着すべき感圧接着剤の塗工面同士、もしくは感圧接着剤
の塗工面と非塗工面が、圧接しない状態で接触、もしくは微圧(通常0.5MPa以下。
以下同じ。)で圧接した場合に接着してしまう現象を意味する。
ブロック共重合体の数平均分子量[以下、Mnと略記。測定はポリスチレンを標準とし
たゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)法による。]は、耐ブロッキング
性および接着力の観点から好ましくは10,000〜3,000,000、さらに好まし
くは20,000〜2,000,000、特に好ましくは30,000〜1,000,0
00である。
および/またはC2〜3のエチレン性不飽和単量体の重量比は、耐ブロッキング性および
接着力の観点から好ましくは10:90〜70:30、さらに好ましくは20:80〜6
0:40である。ここにおいて、ブロッキング性とは、本来一定以上の圧力(通常1MP
a以上)で圧接したときにのみ接着すべき感圧接着剤の塗工面同士、もしくは感圧接着剤
の塗工面と非塗工面が、圧接しない状態で接触、もしくは微圧(通常0.5MPa以下。
以下同じ。)で圧接した場合に接着してしまう現象を意味する。
ブロック共重合体の数平均分子量[以下、Mnと略記。測定はポリスチレンを標準とし
たゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)法による。]は、耐ブロッキング
性および接着力の観点から好ましくは10,000〜3,000,000、さらに好まし
くは20,000〜2,000,000、特に好ましくは30,000〜1,000,0
00である。
本発明におけるブロック共重合体の構造には、直鎖構造および分岐構造が含まれる。こ
こにおいて、直鎖構造とは、2個の末端を有する直線状の分子鎖構造を指す。また、分岐
構造とは、分子鎖の途中に少なくとも1個の側鎖が存在し、少なくとも3個の末端を有す
る分子鎖構造を指し、側鎖とは、これを除去することによりブロック共重合体の性質が大
きく変化するようなオリゴマーまたはポリマーを指す。分岐構造には星型および櫛型形状
のものが含まれる。これらのブロック共重合体の構造は用途に応じて選択することができ
る。
こにおいて、直鎖構造とは、2個の末端を有する直線状の分子鎖構造を指す。また、分岐
構造とは、分子鎖の途中に少なくとも1個の側鎖が存在し、少なくとも3個の末端を有す
る分子鎖構造を指し、側鎖とは、これを除去することによりブロック共重合体の性質が大
きく変化するようなオリゴマーまたはポリマーを指す。分岐構造には星型および櫛型形状
のものが含まれる。これらのブロック共重合体の構造は用途に応じて選択することができ
る。
以下において、ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリエチレンおよび
ポリプロピレンの各ブロックは、S、Bd、I、EおよびPと略記する場合がある。また
、例えばエチレン/プロピレン(もしくはE/P)はエチレンとプロピレンとのランダム
ブロックを表す。
ブロック共重合体の具体例としては、上記直鎖および分岐構造の、スチレン−ブタジエ
ンブロック共重合体(S−Bd)、スチレン−イソプレンブロック共重体(S−I)、ス
チレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(S−Bd−S)、スチレン−イソプレ
ン−スチレンブロック共重合(S−I−S)、スチレン−イソプレン−ブタジエン−スチ
レンブロック共重合体(S−I−Bd−S)、スチレン−(エチレン/プロピレン)−ス
チレンブロック共重合体(S−E/P−S)、スチレン−エチレン−(エチレン/プロピ
レン)−スチレンブロック共重合体(S−E−E/P−S)、スチレン−ブタジエン−(エチレン/プロピレン)−スチレンブロック共重合体(S−Bd−E/P−S)、スチレン−イソプレン−(エチレン/プロピレン)−スチレンブロック共重合体(S−I−E/P−S)等が挙げられる。ここにおいてブロック共重合体の各表記は存在する各ブロック(S、Bd、I、EおよびP)の種類と数を示すものであって、各ブロック間の結合順序および結合位置を限定するものではない。
これらのうち塗工面の接着力と粘着力のバランスの観点から好ましいのは直鎖構造のも
の、さらに好ましいのは直鎖構造の、S−Bd−S、S−I−S、S−I−Bd−S、S
−E/P−S、S−E−E/P−Sおよびこれらの2種以上の混合物である。
ポリプロピレンの各ブロックは、S、Bd、I、EおよびPと略記する場合がある。また
、例えばエチレン/プロピレン(もしくはE/P)はエチレンとプロピレンとのランダム
ブロックを表す。
ブロック共重合体の具体例としては、上記直鎖および分岐構造の、スチレン−ブタジエ
ンブロック共重合体(S−Bd)、スチレン−イソプレンブロック共重体(S−I)、ス
チレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(S−Bd−S)、スチレン−イソプレ
ン−スチレンブロック共重合(S−I−S)、スチレン−イソプレン−ブタジエン−スチ
レンブロック共重合体(S−I−Bd−S)、スチレン−(エチレン/プロピレン)−ス
チレンブロック共重合体(S−E/P−S)、スチレン−エチレン−(エチレン/プロピ
レン)−スチレンブロック共重合体(S−E−E/P−S)、スチレン−ブタジエン−(エチレン/プロピレン)−スチレンブロック共重合体(S−Bd−E/P−S)、スチレン−イソプレン−(エチレン/プロピレン)−スチレンブロック共重合体(S−I−E/P−S)等が挙げられる。ここにおいてブロック共重合体の各表記は存在する各ブロック(S、Bd、I、EおよびP)の種類と数を示すものであって、各ブロック間の結合順序および結合位置を限定するものではない。
これらのうち塗工面の接着力と粘着力のバランスの観点から好ましいのは直鎖構造のも
の、さらに好ましいのは直鎖構造の、S−Bd−S、S−I−S、S−I−Bd−S、S
−E/P−S、S−E−E/P−Sおよびこれらの2種以上の混合物である。
本発明における微粒子状充填剤(B)としては、(A)に対して非親和性を示すもので
あれば特に限定されることはない。ここにおいて非親和性とは、(A)の重量に基づく溶
解度が1%以下であることを意味する。
(B)としては、例えば、シリカ、デンプン(コーンスターチ等)、合成ゼオライト、微球状(メタ)アクリル樹脂、微球状ポリエチレン、球状アルミナ、ガラス粉末、シラスバルーン、活性白土、酸化チタン、酸化亜鉛およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。これらのうち、(A)に対する非親和性と充分な耐ブロッキング性が実現できるとの観点から好ましいのはシリカおよびデンプンである。
あれば特に限定されることはない。ここにおいて非親和性とは、(A)の重量に基づく溶
解度が1%以下であることを意味する。
(B)としては、例えば、シリカ、デンプン(コーンスターチ等)、合成ゼオライト、微球状(メタ)アクリル樹脂、微球状ポリエチレン、球状アルミナ、ガラス粉末、シラスバルーン、活性白土、酸化チタン、酸化亜鉛およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。これらのうち、(A)に対する非親和性と充分な耐ブロッキング性が実現できるとの観点から好ましいのはシリカおよびデンプンである。
(B)の形状としては、球状、針状、鱗片状、不定形状等が挙げられ、接着剤層の透明
性を阻害しないとの観点から球状のものが好ましい。
(B)の平均粒子径(メジアン径)(μm)は、特に限定されないが、耐ブロッキング
性と接着力の観点から好ましくは0.01〜35、さらに好ましくは0.5〜30である
。
性を阻害しないとの観点から球状のものが好ましい。
(B)の平均粒子径(メジアン径)(μm)は、特に限定されないが、耐ブロッキング
性と接着力の観点から好ましくは0.01〜35、さらに好ましくは0.5〜30である
。
(B)の使用量は、用途、(A)の分子構造、分子量および(A)中の芳香環含有ビニル化合物含有量等によって異なるが、(A)の重量に基づいて耐ブロッキング性と接着力の観点から好ましくは20〜300%、さらに好ましくは30〜250%、特に好ましくは40〜200%である。
本発明の感圧接着剤組成物には、さらに必要により粘着付与樹脂(C)を含有させてもよい。(C)としては、種々の樹脂、例えば、接着の技術20,(2),13(2000)に記載のものが使用できる。
(C)の具体例としては、ロジン、ロジン誘導体樹脂(Mn200〜1,000、例えば重合ロジン、ロジンエステル、これらのフェノール変性物および不飽和酸変性物)、テルペン樹脂[Mn300〜1200、例えばα−ピネン、β−ピネンおよびリモネン等の(共)重合体およびこれらのフェノール変性物]、クマロン樹脂、石油樹脂[Mn300〜1,200、例えばC5留分、C9留分、C5/C9留分およびジシクロペンタジエン等の(共)重合体]、キシレン樹脂(Mn300〜3,000、例えばキシレンホルムアルデヒド樹脂)、フェノール樹脂(Mn300〜3,000、例えばフェノールホルムアルデヒド樹脂)、ケトン樹脂(Mn300〜3,000、メチルシクロヘキサノン−ホルムアルデヒド縮合物)、これらの樹脂の水素化物およびこれらの混合物が挙げられる。
上記(C)のうち、熱安定性、臭気および色相の観点から好ましいのは、ロジン、ロジン誘導体樹脂、テルペン樹脂、石油樹脂、これらの水素化物およびこれらの混合物である。
(C)の具体例としては、ロジン、ロジン誘導体樹脂(Mn200〜1,000、例えば重合ロジン、ロジンエステル、これらのフェノール変性物および不飽和酸変性物)、テルペン樹脂[Mn300〜1200、例えばα−ピネン、β−ピネンおよびリモネン等の(共)重合体およびこれらのフェノール変性物]、クマロン樹脂、石油樹脂[Mn300〜1,200、例えばC5留分、C9留分、C5/C9留分およびジシクロペンタジエン等の(共)重合体]、キシレン樹脂(Mn300〜3,000、例えばキシレンホルムアルデヒド樹脂)、フェノール樹脂(Mn300〜3,000、例えばフェノールホルムアルデヒド樹脂)、ケトン樹脂(Mn300〜3,000、メチルシクロヘキサノン−ホルムアルデヒド縮合物)、これらの樹脂の水素化物およびこれらの混合物が挙げられる。
上記(C)のうち、熱安定性、臭気および色相の観点から好ましいのは、ロジン、ロジン誘導体樹脂、テルペン樹脂、石油樹脂、これらの水素化物およびこれらの混合物である。
(C)の使用量は、用途、(A)の分子構造、分子量および芳香環含有ビニル化合物含有量等によって異なるが、(A)の重量に基づいて通常150%以下、接着力と耐ブロッキング性の観点から好ましくは1〜100%、さらに好ましくは2〜80%、特に好ましくは2〜50%である。
本発明の感圧接着剤組成物には、さらに、必要により本発明における前記ブロック共重合体以外のブロック共重合体および(C)以外の熱可塑性樹脂(D)を含有させてもよい。 該熱可塑性樹脂としては種々のもの、例えばゴム(D1)、汎用樹脂(D2)、エンジニアリングプラスチック(D3)、特殊エンジニアリングプラスチック(D4)等が挙げられる。
(D)のMnは耐ブロッキング性と接着力の観点から好ましくは2,000〜3,000,000、さらに好ましくは3,000〜2,000,000である。
(D)のMnは耐ブロッキング性と接着力の観点から好ましくは2,000〜3,000,000、さらに好ましくは3,000〜2,000,000である。
(D1)としては、液状(水性分散体、例えばラテックス)であっても固体状であってもよく、天然ゴム、合成ゴムおよびこれらの変性物が挙げられる。
天然ゴムおよびその変性物としては、天然生ゴム、天然ゴムの加硫物およびこれらの(メタ)アクリル酸変性物、(メタ)アクリル酸エステル変性物、スチレン変性物、(メタ)アクリロニトリル変性物等が挙げられる。
天然ゴムおよびその変性物としては、天然生ゴム、天然ゴムの加硫物およびこれらの(メタ)アクリル酸変性物、(メタ)アクリル酸エステル変性物、スチレン変性物、(メタ)アクリロニトリル変性物等が挙げられる。
合成ゴムおよびその変性物としては、ジエン、オレフィン、ビニル、多硫化物、含珪素、含フッ素、ウレタン、含リン、およびその他の合成ゴム並びにそれらの変性物が挙げられる。
ジエン合成ゴムとしては、ブタジエンゴム(シスおよびトランス型)、イソプレンゴム、メチルゴム、ブチルゴム、ポリペンタジエンゴム、ニトリルゴム(アクリロニトリル/ブタジエン共重合体、アクリロニトリル/イソプレン共重合体等)、スチレン/ブタジエンゴム(SBR)、アクリレート/ブタジエン共重合体ゴム、イソブチレン/イソプレン共重合体ゴム、アクリロニトリル/クロロプレン共重合体ゴム、クロロプレンゴム、ポリエチレン/ブチルグラフト共重合体ゴム、スチレン/ブタジエン/ビニルピリジン共重合体ゴム等;
オレフィン合成ゴムとしては、エチレンプロピレンゴム(EPR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPT)、イソブチレン重合体ゴム、イソブチルエーテル重合体ゴム、ポリシクロペンテンゴム、塩素化ポリエチレンゴム、塩素化ポリプロピレンゴム、塩素化ブチルゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム等;
ジエン合成ゴムとしては、ブタジエンゴム(シスおよびトランス型)、イソプレンゴム、メチルゴム、ブチルゴム、ポリペンタジエンゴム、ニトリルゴム(アクリロニトリル/ブタジエン共重合体、アクリロニトリル/イソプレン共重合体等)、スチレン/ブタジエンゴム(SBR)、アクリレート/ブタジエン共重合体ゴム、イソブチレン/イソプレン共重合体ゴム、アクリロニトリル/クロロプレン共重合体ゴム、クロロプレンゴム、ポリエチレン/ブチルグラフト共重合体ゴム、スチレン/ブタジエン/ビニルピリジン共重合体ゴム等;
オレフィン合成ゴムとしては、エチレンプロピレンゴム(EPR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPT)、イソブチレン重合体ゴム、イソブチルエーテル重合体ゴム、ポリシクロペンテンゴム、塩素化ポリエチレンゴム、塩素化ポリプロピレンゴム、塩素化ブチルゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム等;
ビニル合成ゴムとしては、アクリルゴム(アクリル酸エステル/アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステル/クロロエチルビニルエーテル共重合体等)等;
多硫化物合成ゴムとしては、ポリアルキレンサルファイドゴム(エチレンサルファイド/プロピレンサルファイド共重合体等)等;
含珪素合成ゴムとしては、シリコーンゴム(アルキルシロキサン縮合物等)等;
含フッ素合成ゴムとしては、フッ素ゴム(トリフルオロクロロエチレン/ビニリデンフロライド共重合体、ヘキサフロロプロピレン/ビニリデンフロライド共重合体、ジヒドロパーフロロアルキルアクリレート重合体等)、ポリフッ化チオカルボニルゴム等;
ウレタン合成ゴムとしては、ポリエーテルウレタンゴム、ポリエステルウレタンゴム等;含リン合成ゴムとしては、ポリホスファゼン等、が挙げられる。
その他の合成ゴムには、クロロヒドリンゴム、ポリプロピレンオキシドゴム、ポリエーテルポリエステルブロック共重合体ゴム等も用いることができる。
多硫化物合成ゴムとしては、ポリアルキレンサルファイドゴム(エチレンサルファイド/プロピレンサルファイド共重合体等)等;
含珪素合成ゴムとしては、シリコーンゴム(アルキルシロキサン縮合物等)等;
含フッ素合成ゴムとしては、フッ素ゴム(トリフルオロクロロエチレン/ビニリデンフロライド共重合体、ヘキサフロロプロピレン/ビニリデンフロライド共重合体、ジヒドロパーフロロアルキルアクリレート重合体等)、ポリフッ化チオカルボニルゴム等;
ウレタン合成ゴムとしては、ポリエーテルウレタンゴム、ポリエステルウレタンゴム等;含リン合成ゴムとしては、ポリホスファゼン等、が挙げられる。
その他の合成ゴムには、クロロヒドリンゴム、ポリプロピレンオキシドゴム、ポリエーテルポリエステルブロック共重合体ゴム等も用いることができる。
汎用樹脂(D2)としては、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等)、ビニルモノマー(共)重合体[ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル(共)重合体、ポリビニルアルコール、ビニルピロリドン(共)重合体等]、(メタ)アクリロイル基含有(共)重合体[(メタ)アクリル酸(共)重合体、(メタ)アクリル酸アルキルエステル(共)重合体、(メタ)アクリルアミド(共)重合体、アルキル(メタ)アクリルアミド(共)重合体等]、ポリアルキレングリコール(ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等)、合成タンパク、天然樹脂(カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、大豆タンパク、カゼイン、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム等)等;
エンジニアリングプラスチック(D3)としては、ポリアセタール、ナイロン、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンオキシド、ポリブチレンテレフタレート、超高分子量ポリエチレン、メチルペンテンポリマー、ビニルアルコール共重合体等;
特殊エンジニアリングプラスチック(D4)としては、ポリスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、芳香族ポリアミド、フッ素樹脂等が挙げられる。
エンジニアリングプラスチック(D3)としては、ポリアセタール、ナイロン、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンオキシド、ポリブチレンテレフタレート、超高分子量ポリエチレン、メチルペンテンポリマー、ビニルアルコール共重合体等;
特殊エンジニアリングプラスチック(D4)としては、ポリスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、芳香族ポリアミド、フッ素樹脂等が挙げられる。
(D)の使用量は、用途、(A)の分子構造および分子量、芳香環含有ビニル化合物含有量等によって異なるが、(A)の重量に基づいて耐ブロッキング性と経時的な接着力の安定性の観点から好ましくは1〜100%、さらに好ましくは5〜80%、特に好ましくは10〜50%である。
本発明の感圧接着剤組成物には、さらに必要により可塑剤(E)を含有させてもよい。(E)としては、種々のもの、例えば接着の技術20,(2),21(2000)に記載の可塑剤等が使用できる。
具体的には、プロセスオイル[重量平均分子量(以下、Mwと略記。測定はポリスチレンを標準としたGPC法による。)Mw300〜10,000、例えばパラフィン、ナフテンおよび芳香環含有プロセスオイル)]、常温(20〜25℃)で液状を呈する樹脂(Mw300〜10,000、例えば液状ポリブテン、液状ポリブタジエン、液状ポリイソプレン)、該液状を呈する樹脂の水素化体、天然もしくは合成ワックス[Mw300〜30,000、例えばパラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、低分子量ポリオレフィンワックス(Mw1,000〜30,000)]、およびこれらの2種以上の混合物等が挙げられる。
これらのうち熱安定性および耐候性に優れた組成物が得られるとの観点から好ましいのはプロセスオイル、さらに好ましいのはパラフィンプロセスオイル、ナフテンプロセスオイルおよびこれらの併用である。
(E)の使用量は、用途、(A)の分子構造および分子量、芳香環含有ビニル化合物含有量等によって異なるが、(A)の重量に基づいて、耐ブロッキング性と接着力の観点から好ましくは0.01〜50%、さらに好ましくは1〜30%である。
具体的には、プロセスオイル[重量平均分子量(以下、Mwと略記。測定はポリスチレンを標準としたGPC法による。)Mw300〜10,000、例えばパラフィン、ナフテンおよび芳香環含有プロセスオイル)]、常温(20〜25℃)で液状を呈する樹脂(Mw300〜10,000、例えば液状ポリブテン、液状ポリブタジエン、液状ポリイソプレン)、該液状を呈する樹脂の水素化体、天然もしくは合成ワックス[Mw300〜30,000、例えばパラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、低分子量ポリオレフィンワックス(Mw1,000〜30,000)]、およびこれらの2種以上の混合物等が挙げられる。
これらのうち熱安定性および耐候性に優れた組成物が得られるとの観点から好ましいのはプロセスオイル、さらに好ましいのはパラフィンプロセスオイル、ナフテンプロセスオイルおよびこれらの併用である。
(E)の使用量は、用途、(A)の分子構造および分子量、芳香環含有ビニル化合物含有量等によって異なるが、(A)の重量に基づいて、耐ブロッキング性と接着力の観点から好ましくは0.01〜50%、さらに好ましくは1〜30%である。
本発明の感圧接着剤組成物には、さらに必要に応じて本発明の効果を阻害しない範囲で、酸化防止剤(F1)、紫外線吸収剤(F2)、光安定剤(F3)、顔料(F4)、染料(F5)、香料(F6)、帯電防止剤(F7)、抗菌剤(F8)、防かび剤(F9)、難燃剤(F10)、分散剤(F11)および湿潤剤(F12)からなる群から選ばれる少なくとも1種のその他の添加剤(F)を含有させてもよい。
(F1)としては、ヒンダードフェノール化合物〔ペンタエリスチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート等〕、リン化合物[トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト等]、イオウ化合物[ペンタエリスチル−テトラキス(3−ラウリルチオプロピオネート)、ジラウリル−3,3’−チオジプロピオネート等]等;(F2)としては、ベンゾトリアゾール化合物[2−(3,5−ジ−t−アミル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール等]等;(F3)としては、ヒンダードアミン化合物[ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート等]等;
(F4)としては、無機顔料(酸化チタン、亜鉛華、ベンガラ等)、有機顔料(アゾ顔料、多環式顔料等)等;(F5)としては、アゾ、ピラゾロン、スチルベン、アリザリン、ア ニリン染料等;(F6)としては、天然香料(バラ油、ジャスミン油等)、合成香料
(リモネン、ファルネソール、シトラール等)等;(F7)としては、界面活性剤(後述の、アニオン性、カチオン性、ノニオン性および両性界面活性剤等)等;(F8)として
は、4級アンモニウム塩、ピリジン化合物、有機酸(エステル)、ハロゲン化フェノール、有機ヨウ素等;(F9)としては、銅剤(8−オキシキノリン銅等)、ベンツイミダゾール、ベンゾチアゾール、トリハロアリル、トリアゾールおよび有機窒素硫黄化合物等;(F10)としては、リン系難燃剤、ハロゲン含有難燃剤、金属(水)酸化物(三酸化アンチモン、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等)、ホウ酸塩難燃剤等;(F11)としては、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、ポリスチレンスルホン酸塩、セルロース誘導体(カルボキシメチルセルロース等)等;(F12)としては、多価アルコール(プロピレングリコール、グリセリン等)、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等が挙げられる。
(リモネン、ファルネソール、シトラール等)等;(F7)としては、界面活性剤(後述の、アニオン性、カチオン性、ノニオン性および両性界面活性剤等)等;(F8)として
は、4級アンモニウム塩、ピリジン化合物、有機酸(エステル)、ハロゲン化フェノール、有機ヨウ素等;(F9)としては、銅剤(8−オキシキノリン銅等)、ベンツイミダゾール、ベンゾチアゾール、トリハロアリル、トリアゾールおよび有機窒素硫黄化合物等;(F10)としては、リン系難燃剤、ハロゲン含有難燃剤、金属(水)酸化物(三酸化アンチモン、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等)、ホウ酸塩難燃剤等;(F11)としては、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、ポリスチレンスルホン酸塩、セルロース誘導体(カルボキシメチルセルロース等)等;(F12)としては、多価アルコール(プロピレングリコール、グリセリン等)、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等が挙げられる。
(F)全体の使用量は、感圧接着剤組成物の全重量に基づいて耐ブロッキング性と接着力の観点から好ましくは0.005〜5%、さらに好ましくは0.01〜3%であり、(F)のうち、(F1)〜(F3)および(F7)〜(F12)はそれぞれ好ましくは0.01〜5%、さらに好ましくは0.1〜3%、(F4)〜(F6)はそれぞれ好ましくは0.005〜2%、さらに好ましくは0.01〜1%である。
本発明における(A)の形態としては、(A)を有機溶媒に溶解させてなる溶液、および(A)を水に分散させてなる水性分散体が挙げられ、これらのうち、安全性、環境適応性、作業性等の観点から好ましいのは水性分散体である。
(A)の形態のうちの溶液で用いられる溶媒としては、炭化水素[脂肪族炭化水素(C5〜10、例えばn−ペンタン、n−ヘキサン)、脂環式炭化水素(C5〜10、例えばシクロペンタン、シクロヘキサン等)、芳香族炭化水素(C7〜15、例えばトルエン、キシレン)等]、エステル(C4〜15、例えば酢酸エチル、酢酸ブチル)およびアルコール(C1〜10、例えばメタノール、エタノール、n−およびi−プロパノール)等が挙げられる。
溶液中の(A)の濃度は、乾燥性および塗工性の観点から好ましくは5〜70重量%、さらに好ましくは10〜50重量%である。
溶液中の(A)の濃度は、乾燥性および塗工性の観点から好ましくは5〜70重量%、さらに好ましくは10〜50重量%である。
水性分散体としては、(A)が自己乳化性を有するエマルション、および下記の界面活性剤を乳化剤とするエマルションが挙げられる。
(A)の水性分散体の製造において、(A)の乳化方法としては特に限定されず、転相乳化法、機械的強制乳化法、高圧乳化法、ペースト法および同時乳化法等が挙げられる。これらのうち保存安定性および製造の容易さの観点から好ましいのは転相乳化法、機械的強制乳化法および高圧乳化法、さらに好ましいのは乳化剤を用いたこれらの乳化法である。
(A)の水性分散体の製造において、(A)の乳化方法としては特に限定されず、転相乳化法、機械的強制乳化法、高圧乳化法、ペースト法および同時乳化法等が挙げられる。これらのうち保存安定性および製造の容易さの観点から好ましいのは転相乳化法、機械的強制乳化法および高圧乳化法、さらに好ましいのは乳化剤を用いたこれらの乳化法である。
乳化剤としては、(A)と混合できるものであればとくに制限はなく、例えば非イオン性、アニオン性、カチオン性および両性界面活性剤、およびこれらの2種以上の混合物が使用できる。これらのうち好ましいのは非イオン性およびアニオン性界面活性剤並びにこれらの混合物である。
非イオン性界面活性剤としては、アルキレンオキシド(以下、AOと略記)付加型ノニオニックス、例えば疎水性基(C8〜24またはそれ以上)を有する活性水素原子含有化合物[飽和および不飽和の、高級アルコール(C8〜18)、高級脂肪族アミン(C8〜24)、高級脂肪酸(C8〜24)およびカルビルフェノール(C7〜24)等:例えばアルキルもしくはアルケニル(ドデシル、ステアリル、オレイル 等)アルコールおよび
アミン、およびアルカンもしくはアルケン酸(ラウリン、ステアリンおよびオレイン酸等)、カルビル(クミル、ノニルおよびスチレン化クミル等)フェノール]の(ポリ)オキシアルキレン誘導体〔AO[C2〜4、例えばエチレンオキシド(以下、EOと略記)、プロピレンオキシド(以下、POと略記)、ブチレンオキシドおよびこれらの2種以上の併用、とくに好ましくはEO](1〜500モルまたはそれ以上)付加物(分子量174〜Mn30,000)、およびポリアルキレングリコール(例えばポリエチレングリコール;分子量150〜Mn6,000)の高級脂肪酸モノ−およびジ−エステル〕;多価アルコール[例えばグリセリン、ペンタエリスリトールおよびソルビタン]の高級脂肪酸エステルの(ポリ)オキシアルキレン誘導体(分子量320〜Mn30,000;例えばツイーン型ノニオニックス);高級脂肪酸の(アルカノール)アミドの(ポリ)オキシアルキレン誘導体(分子量330〜Mn30,000);多価アルコールアルキル(C3〜60)エーテルの(ポリ)オキシアルキレン誘導体(分子量180〜Mn30,000); およびポリオキシプロピレンポリオール[多価アルコールおよびポリアミンのポリオキシプロピレン誘導体(例えばポリプロピレングリコールおよびエチレンジアミンPO付加物;Mn500〜5,000)]のポリオキシエチレン誘導体(Mn1,000〜30,000)[プルロニック型およびテトロニック型ノニオニックス、例えばポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマー];多価アルコール(C3〜60)型ノニオニックス、例えば多価アルコールの脂肪酸エステル、多価アルコールアルキル(C3〜60)エーテル、および脂肪酸アルカノールアミド;並びにアミンオキシド型ノニオニックス、例えば(ヒドロキシ)アルキル(C10〜 18:ドデシル、ステアリル、オレイル、2−ヒドロキシドデシル等)ジ(ヒドロキシ)アルキル(C1〜3:メチル、エチル、2−ヒドロキシエチル等)アミンオキシド、が挙げられる。
アミン、およびアルカンもしくはアルケン酸(ラウリン、ステアリンおよびオレイン酸等)、カルビル(クミル、ノニルおよびスチレン化クミル等)フェノール]の(ポリ)オキシアルキレン誘導体〔AO[C2〜4、例えばエチレンオキシド(以下、EOと略記)、プロピレンオキシド(以下、POと略記)、ブチレンオキシドおよびこれらの2種以上の併用、とくに好ましくはEO](1〜500モルまたはそれ以上)付加物(分子量174〜Mn30,000)、およびポリアルキレングリコール(例えばポリエチレングリコール;分子量150〜Mn6,000)の高級脂肪酸モノ−およびジ−エステル〕;多価アルコール[例えばグリセリン、ペンタエリスリトールおよびソルビタン]の高級脂肪酸エステルの(ポリ)オキシアルキレン誘導体(分子量320〜Mn30,000;例えばツイーン型ノニオニックス);高級脂肪酸の(アルカノール)アミドの(ポリ)オキシアルキレン誘導体(分子量330〜Mn30,000);多価アルコールアルキル(C3〜60)エーテルの(ポリ)オキシアルキレン誘導体(分子量180〜Mn30,000); およびポリオキシプロピレンポリオール[多価アルコールおよびポリアミンのポリオキシプロピレン誘導体(例えばポリプロピレングリコールおよびエチレンジアミンPO付加物;Mn500〜5,000)]のポリオキシエチレン誘導体(Mn1,000〜30,000)[プルロニック型およびテトロニック型ノニオニックス、例えばポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマー];多価アルコール(C3〜60)型ノニオニックス、例えば多価アルコールの脂肪酸エステル、多価アルコールアルキル(C3〜60)エーテル、および脂肪酸アルカノールアミド;並びにアミンオキシド型ノニオニックス、例えば(ヒドロキシ)アルキル(C10〜 18:ドデシル、ステアリル、オレイル、2−ヒドロキシドデシル等)ジ(ヒドロキシ)アルキル(C1〜3:メチル、エチル、2−ヒドロキシエチル等)アミンオキシド、が挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、カルボン酸(塩)、例えば高級脂肪酸、エーテルカルボン酸[高級アルコールまたはそのAO付加物、例えばEO(1〜10モル)付加物の
カルボキシメチル化物]、およびそれらの塩;硫酸エステル塩、例えば上記の高級アルコールまたはそのAO付加物の硫酸エステル塩(アルキルおよびアルキルエーテルサルフェート、硫酸化油(天然の不飽和油脂または不飽和のロウをそのまま硫酸化して中和した塩)、硫酸化脂肪酸エステル(不飽和脂肪酸の低級アルコールエステルを硫酸化して中和した塩)および硫酸化オレフィン(C12〜18のオレフィンを硫酸化して中和した塩);スルホン酸塩、例えばアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、スルホコハク酸ジアルキルエステル型、α−オレフィン(C12〜18)スルホン酸塩およびN−アシル−N−メチルタウリン(イゲポンT型等);並びにリン酸エステル塩、例えば上記の高級アルコールもしくはそのAO付加物またはアルキル(C4〜60)フェノールのAO付加物のリン酸エステル塩(アルキル、アルキルエーテルおよびアルキルフェニルエーテルホスフェート)、が挙げられる。
カルボキシメチル化物]、およびそれらの塩;硫酸エステル塩、例えば上記の高級アルコールまたはそのAO付加物の硫酸エステル塩(アルキルおよびアルキルエーテルサルフェート、硫酸化油(天然の不飽和油脂または不飽和のロウをそのまま硫酸化して中和した塩)、硫酸化脂肪酸エステル(不飽和脂肪酸の低級アルコールエステルを硫酸化して中和した塩)および硫酸化オレフィン(C12〜18のオレフィンを硫酸化して中和した塩);スルホン酸塩、例えばアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、スルホコハク酸ジアルキルエステル型、α−オレフィン(C12〜18)スルホン酸塩およびN−アシル−N−メチルタウリン(イゲポンT型等);並びにリン酸エステル塩、例えば上記の高級アルコールもしくはそのAO付加物またはアルキル(C4〜60)フェノールのAO付加物のリン酸エステル塩(アルキル、アルキルエーテルおよびアルキルフェニルエーテルホスフェート)、が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩型カチオニックス、例えばテトラアルキルアンモニウム塩(C11〜100)、例えばアルキル(C8〜18:ラウリル、ステアリル等)トリメチルアンモニウム塩およびジアルキル(C8〜18:デシル、オクチル等)ジメチルアンモニウム塩;トリアルキルベンジルアンモニウム塩(C17〜80)、例えばラウリルジメチルベンジルアンモニウム塩;アルキル(C8〜60)ピリジニウム塩、例えばセチルピリジニウム塩;(ポリ)オキシアルキレン(C2〜4、重合度1〜100またはそれ以上)トリアルキルアンモニウム塩(C12〜100)、例えばポリオキシエチレンラウリルジメチルアンモニウム塩;およびアシル(C8〜18)アミノアルキル(C2〜4)もしくはアシル(C8〜18)オキシアルキル(C2〜4)トリ[(ヒドロキシ)アルキル(C1〜4)]アンモニウム塩、例えばステアラミドエチルジエチルメチルアンモニウム塩(サパミン型4級アンモニウム塩)[これらの塩には、例えばハライド(クロライド、ブロマイド等)、アルキルサルフェート(メトサルフェート等)および有機酸(下記)の塩が含まれる];並びに、アミン塩型カチオニックス:1〜3級アミン[例えば高級脂肪族アミン(C12〜60:ラウリル、ステアリルおよびセチルアミン、硬化牛脂アミン、ロジンアミン等)、脂肪族アミンのポリオキシアルキレン誘導体(EO付加物など)、およびアシルアミノアルキルもしくはアシルオキシアルキルジ(ヒドロキシ)アルキルアミン(ステアロイロキシエチルジヒドロキシエチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン等)]の、 無機酸(塩酸、硫酸、硝酸およびリン酸等)塩および有機酸(C2〜22: 酢酸、プロピオン、ラウリン、オレイン、コハク、アジピンおよびアゼライン酸、安息香酸等)塩、が挙げられる。
両性界面活性剤としては、カルボン酸(塩)型アンフォテリックス、例えばアミノ酸型アンフォテリックス、例えばアルキル(C8〜18)アミノプロピオン酸(塩)、およびベタイン型アンフォテリックス、例えばアルキルジ(ヒドロキシ)アルキルベタイン(アルキルジメチルベタイン、アルキルジヒドロキシエチルベタイン等);硫酸エステル(塩)型アンフォテリックス、例えばアルキルアミンの硫酸エステル(塩)、およびヒドロキシアルキル(C2〜 4:ヒドロキシエチル等)イミダゾリン硫酸エステル(塩);スルホン酸(塩)型アンフォテリックス、例えばアルキル(ペンタデシル等)スルホタウリン、およびイミダゾリンスルホン酸(塩);並びにリン酸エステル(塩)型アンフォテリックス、例えばグリセリン高級脂肪酸エステルのリン酸エステル(塩)、が挙げられる。
乳化剤の使用量は、(A)の重量に基づいて、乳化安定性と接着力の観点から好ましくは1〜30%、さらに好ましくは3〜20%である。
水性分散体の製造方法のうち、転相乳化法としては、例えば、万能混練機等の乳化機を使用して、(A)を好ましくは20〜150℃の温度で溶融し、さらに乳化剤を加えて混合した後、製造上の観点から好ましくは20〜95℃の温度で水を(A)の重量に基づいて好ましくは30〜300%、さらに好ましくは35〜250%、とくに好ましくは40〜200%投入し、均一になるまで混合乳化する方法が挙げられる。また、(A)の溶融温度が150℃を超える場合は、トルエン、キシレン等の溶媒に溶解させ、乳化した後、減圧下溶媒を除去することにより製造することもできる。
また、高圧乳化法としては、(A)をトルエン、キシレン等の溶媒に溶解させた後、乳化剤および水を加えて高圧乳化機を使用して高圧乳化を行った後、減圧下溶媒を除去することにより製造する方法が挙げられる。高圧乳化の温度、圧力条件としては、製造上の観点から好ましくは20〜200℃、10〜50MPaである。加える水の好ましい量としては、上記転相乳化法の場合と同様である。
乳化機としては、万能混練機、高圧乳化機以外にも、撹拌翼を備えた乳化槽、ボールミル、ガウリンホモジナイザー、ホモディスパー、ビーズミル等を用いることができる。
乳化機としては、万能混練機、高圧乳化機以外にも、撹拌翼を備えた乳化槽、ボールミル、ガウリンホモジナイザー、ホモディスパー、ビーズミル等を用いることができる。
本発明の感圧接着剤組成物が水性分散体の場合、(B)および任意成分の(C)〜(F)の添加方法としては、あらかじめ(A)と、(B)および(C)〜(F)を混合したものを水に分散させる方法、(A)と、(B)および(C)〜(F)を各々水性分散体とした後これを混合する方法、どちらか一方を水に分散させたものにもう一方を混合する方法等が挙げられる。
(A)の水性分散体に熱可塑性樹脂(D)の水性分散体を混合する場合、(D)の水性分散体としては、天然ゴムラテックスおよびその変性物[天然生ゴムラテックス、天然ゴム加硫物ラテックスおよびこれらの(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、スチレンもしくは(メタ)アクリロニトリル変性物等]、合成ゴムラテックスおよびその変性物〔ブチルゴムラテックス、クロロプレンゴムラテックス、イソプレンゴムラテックス、ブタジエンゴムラテックス、アクリロニトリル/ブタジエン共重合[共重合比(重量比)10/90〜60/40]ラテックス、ポリウレタンゴムラテックス、チオコールゴムラテックス等〕、合成樹脂エマルションおよびその変性物〔アクリル重合体エマルション、ポリスチレンエマルション、スチレンランダム共重合体エマルション〔スチレン/ブタジエンランダム共重合体[共重合比(重量比)10/90〜50/50]エマルション等〕、ポリ酢酸ビニルエマルション〔酢酸ビニル/エチレン共重合体[共重合比(重量比
)95/5〜50/50]エマルション等〕、およびこれらの混合物等が挙げられる。
)95/5〜50/50]エマルション等〕、およびこれらの混合物等が挙げられる。
また、(C)〜(F)が水溶性の場合は、(A)の水性分散体に(C)〜(F)の水溶液を添加するか、(A)の水性分散体に(C)〜(F)を溶解させてもよい。なお、ここにおいて水溶性とは、水に対する溶解度が1g/水100g以上である場合を指す。
本発明の情報担持シートは、本発明の感圧接着剤組成物からなる感圧接着剤層を、基体シートの少なくとも片面の少なくとも一部に有するものである。該情報担持シートは、例えば塗工機(グラビアコーター、エアナイフコーター、バーコーター、ロールコーター、ブレードコーター、カーテンコーター、チャンプレックスコーター等)を用いて、一層あるいは多層に分けて基体シートに塗布し、ドライヤー等で加熱乾燥することによって得られる。また、形成された剥離可能な接着層は、加圧ローラにて約0.1〜1MPaで加圧することにより、耐ブロッキング性をさらに向上させることができる。
基体シートとしては、通常の紙(上質紙、普通紙等)の他に、合成紙、あるいはポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、塩化ビニル等の合成フィルムを用いることもできる。これらの合成フィルムを基体シートとして用いる場合には、合成フィルムの表面をマット処理、コロナ処理等の表面処理を施すのが接着力の観点から好ましい。
本発明の感圧接着剤組成物の基体シート面への塗布量(乾燥後、単位はg/m2)は、
接着性の観点から好ましい下限は1、さらに好ましくは3、特に好ましくは5、剥離性および透明性の観点から好ましい上限は30、さらに好ましくは20、特に好ましくは15である。
基体シートとしては、通常の紙(上質紙、普通紙等)の他に、合成紙、あるいはポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、塩化ビニル等の合成フィルムを用いることもできる。これらの合成フィルムを基体シートとして用いる場合には、合成フィルムの表面をマット処理、コロナ処理等の表面処理を施すのが接着力の観点から好ましい。
本発明の感圧接着剤組成物の基体シート面への塗布量(乾燥後、単位はg/m2)は、
接着性の観点から好ましい下限は1、さらに好ましくは3、特に好ましくは5、剥離性および透明性の観点から好ましい上限は30、さらに好ましくは20、特に好ましくは15である。
本発明の情報担持シートは、三つ折りハガキ、二つ折りハガキ、一部折り畳みタイプのハガキ、あるいは別体同士の重ね合わせハガキ等、各種の重ね合わせの形で、一時的には接着するが、必要に応じて容易に剥離できる見開き面を有する、親展性を持つ隠蔽ハガキ、印刷用紙、複写用紙、伝票(宅配便等)、帳票等に好適に利用できる。該情報担持シートは、一旦剥離した場合には微圧での圧接では再接着することがないものである。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下において、部は重量部、%は重量%を示す。実施例で使用したものを下記に示す。
ブロック共重合体:
TR2787 [商品名、JSR(株)製、スチレン−ブタジエン−スチレンブロッ
ク共重合体(S−Bd−S)、スチレン含有量30%]
SIS5200P[商品名、JSR(株)製、スチレン−イソプレン−スチレンブロッ
ク共重合体(S−I−S)、スチレン含有量15%]
セプトンS2005[商品名、(株)クラレ製、スチレン−(エチレン/プロピレン)
−スチレンブロック共重合体(S−E/P−S)、スチレン含有量
20%]
微粒子状充填剤(B):
ニップシールE220A[商品名、東ソー・シリカ(株)製、シリカ粉末、平均粒子径
(メジアン径)1.5μm]
コーンスターチ [商品名、日本コーンスターチ(株)製、平均粒子径(メジアン径)
25μm]
粘着付与樹脂(C):
アルコンP−100[商品名、荒川化学(株)製、脂環式飽和炭化水素樹脂]
熱可塑性樹脂(D):
レヂテックスMG−25[商品名、レヂテックス(株)製、変性天然ゴムラテックス、
天然ゴム/メチルメタクリレート重量比=75/25、固形分濃度
55%]
JSR合成ゴムラテックス0602[商品名、JSR(株)製、スチレン/ブタジエン
ランダム共重合体ラテックス(SBR)、固形分濃度52%]
ポリシックEM−102[商品名、三洋化成工業(株)製、アクリル共重合体エマルシ
ョン、固形分濃度56%]
ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマー:
ニューポールPE−64[商品名、三洋化成工業(株)製、ポリオキシエチレン−ポリ
オキシプロピレンブロックポリマー、Mw3,000]
ネオペレックスG−15[商品名、花王(株)製、アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ]
ブロック共重合体:
TR2787 [商品名、JSR(株)製、スチレン−ブタジエン−スチレンブロッ
ク共重合体(S−Bd−S)、スチレン含有量30%]
SIS5200P[商品名、JSR(株)製、スチレン−イソプレン−スチレンブロッ
ク共重合体(S−I−S)、スチレン含有量15%]
セプトンS2005[商品名、(株)クラレ製、スチレン−(エチレン/プロピレン)
−スチレンブロック共重合体(S−E/P−S)、スチレン含有量
20%]
微粒子状充填剤(B):
ニップシールE220A[商品名、東ソー・シリカ(株)製、シリカ粉末、平均粒子径
(メジアン径)1.5μm]
コーンスターチ [商品名、日本コーンスターチ(株)製、平均粒子径(メジアン径)
25μm]
粘着付与樹脂(C):
アルコンP−100[商品名、荒川化学(株)製、脂環式飽和炭化水素樹脂]
熱可塑性樹脂(D):
レヂテックスMG−25[商品名、レヂテックス(株)製、変性天然ゴムラテックス、
天然ゴム/メチルメタクリレート重量比=75/25、固形分濃度
55%]
JSR合成ゴムラテックス0602[商品名、JSR(株)製、スチレン/ブタジエン
ランダム共重合体ラテックス(SBR)、固形分濃度52%]
ポリシックEM−102[商品名、三洋化成工業(株)製、アクリル共重合体エマルシ
ョン、固形分濃度56%]
ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマー:
ニューポールPE−64[商品名、三洋化成工業(株)製、ポリオキシエチレン−ポリ
オキシプロピレンブロックポリマー、Mw3,000]
ネオペレックスG−15[商品名、花王(株)製、アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ]
製造例1
万能混練機に、TR2787 200部、SIS5200P 200部、アルコンP−100 100部、ニューポールPE−64 50部、スチレン化クミルフェノールEO25モル付加物50部、トルエン600部を仕込み、90℃で撹拌溶融した後、65〜70℃に保ち、撹拌しながら水を10分間隔で200部ずつ、合計1,200部投入し予備乳化を行った。得られた予備乳化物を高圧乳化機[T.K.ホモミクサーMARKII、商品名、特殊機化工業(株)製]により30MPaの圧力下、150℃で高圧乳化して乳化物を得た。次いで全てのトルエンおよび過剰の水を減圧下留去することにより、不揮発分55%の水性分散体(A−1)を得た。
万能混練機に、TR2787 200部、SIS5200P 200部、アルコンP−100 100部、ニューポールPE−64 50部、スチレン化クミルフェノールEO25モル付加物50部、トルエン600部を仕込み、90℃で撹拌溶融した後、65〜70℃に保ち、撹拌しながら水を10分間隔で200部ずつ、合計1,200部投入し予備乳化を行った。得られた予備乳化物を高圧乳化機[T.K.ホモミクサーMARKII、商品名、特殊機化工業(株)製]により30MPaの圧力下、150℃で高圧乳化して乳化物を得た。次いで全てのトルエンおよび過剰の水を減圧下留去することにより、不揮発分55%の水性分散体(A−1)を得た。
製造例2
製造例1において、TR2787 200部、SIS5200P 200部に代えて、セプトンS2005 400部を用いたこと以外は製造例1と同様に行い、不揮発分55%の水性分散体(A−2)を得た。
製造例1において、TR2787 200部、SIS5200P 200部に代えて、セプトンS2005 400部を用いたこと以外は製造例1と同様に行い、不揮発分55%の水性分散体(A−2)を得た。
製造例3
製造例1において、スチレン化クミルフェノールEO25モル付加物50部に代えて、ネオペレックスG−15 50部を用いたこと以外は製造例1と同様に行い、不揮発分55%の水性分散体(A−3)を得た。
製造例1において、スチレン化クミルフェノールEO25モル付加物50部に代えて、ネオペレックスG−15 50部を用いたこと以外は製造例1と同様に行い、不揮発分55%の水性分散体(A−3)を得た。
製造例4
製造例1において、TR2787 200部、SIS5200P 200部に代えて、セプトンS2005 400部を用い、スチレン化クミルフェノールEO25モル付加物50部に代えて、ネオペレックスG−15 50部を用いたこと以外は製造例1と同様に行い、不揮発分55%の水性分散体(A−4)を得た。
製造例1において、TR2787 200部、SIS5200P 200部に代えて、セプトンS2005 400部を用い、スチレン化クミルフェノールEO25モル付加物50部に代えて、ネオペレックスG−15 50部を用いたこと以外は製造例1と同様に行い、不揮発分55%の水性分散体(A−4)を得た。
製造例5
製造例1において、スチレン化クミルフェノールEO25モル付加物50部に代えて、ネオペレックスG−15 50部を用い、アルコンP−100 100部を用いないこと以外は製造例1と同様に行い、不揮発分55%の水性分散体(A−5)を得た。
製造例1において、スチレン化クミルフェノールEO25モル付加物50部に代えて、ネオペレックスG−15 50部を用い、アルコンP−100 100部を用いないこと以外は製造例1と同様に行い、不揮発分55%の水性分散体(A−5)を得た。
製造例6
TR2787 200部、SIS5200P 200部およびアルコンP−100 100部をトルエン400部に溶解させ、不揮発分55.6%の溶液(A−6)を得た。
TR2787 200部、SIS5200P 200部およびアルコンP−100 100部をトルエン400部に溶解させ、不揮発分55.6%の溶液(A−6)を得た。
実施例1〜9、比較例1〜2
表1に示した配合量で各成分を混合、撹拌して感圧接着剤組成物を調製した。
該組成物をA4サイズの上質紙に、乾燥後の塗布量が8g/m2となるようにバーコー
ターを用いて塗工し、循風乾燥機を用いて105℃で2分間乾燥させて情報担持シートを作成した。これらの情報担持シートを用いて、以下の性能試験を実施した。結果を表1に示す。
表1に示した配合量で各成分を混合、撹拌して感圧接着剤組成物を調製した。
該組成物をA4サイズの上質紙に、乾燥後の塗布量が8g/m2となるようにバーコー
ターを用いて塗工し、循風乾燥機を用いて105℃で2分間乾燥させて情報担持シートを作成した。これらの情報担持シートを用いて、以下の性能試験を実施した。結果を表1に示す。
<性能試験>
(1)剥離強度
情報担持シートの塗工面同士を5MPaの圧力で2秒間圧着し、幅25mm、長さ100mmに裁断して測定試料を得た。この測定試料を用いて、引張試験機で300mm/分の引張速度でT字剥離試験を行い、剥離強度を測定した(測定法はJIS K6854−3に準ずる。)。
(2)耐ブロッキング性
情報担持シートの塗工面と非塗工面を重ね合わせ、50℃の恒温乾燥機中で0.1MPaの加圧下で16時間静置した後解圧し、その後、23℃、65%RHで3時間静置し、手で剥離してブロッキングの状態を以下の基準に従って評価した。
○ 剥離時に抵抗が少なく、容易に剥離できる。
× 剥離時に抵抗が大きく、剥離が困難または上質紙が破れる。
(3)耐老化性
情報担持シートの塗工面に紫外線(光源:15W紫外線ランプ4本、照射距離:20cm)を照射した後、塗工面同士を5MPaの圧力で加圧しても接着しなくなるまでの照射時間を測定し、以下の通り評価した。
◎ 72時間以上照射しても接着する。
○ 24時間以上72時間未満の照射で接着しなくなる。
× 24時間未満の照射時間で接着しなくなる。
(4)印刷適性
情報担持シートの塗工面にレーザープリンター[LASER SHOT LBP−1710、商品名、キヤノン(株)製]を用いて文字、罫線等を印刷し、印刷状態を以下の通り判定した。
○ 文字、罫線等が鮮明に印刷される。
× 文字、罫線等がかすれたり不鮮明な印刷となる。
(1)剥離強度
情報担持シートの塗工面同士を5MPaの圧力で2秒間圧着し、幅25mm、長さ100mmに裁断して測定試料を得た。この測定試料を用いて、引張試験機で300mm/分の引張速度でT字剥離試験を行い、剥離強度を測定した(測定法はJIS K6854−3に準ずる。)。
(2)耐ブロッキング性
情報担持シートの塗工面と非塗工面を重ね合わせ、50℃の恒温乾燥機中で0.1MPaの加圧下で16時間静置した後解圧し、その後、23℃、65%RHで3時間静置し、手で剥離してブロッキングの状態を以下の基準に従って評価した。
○ 剥離時に抵抗が少なく、容易に剥離できる。
× 剥離時に抵抗が大きく、剥離が困難または上質紙が破れる。
(3)耐老化性
情報担持シートの塗工面に紫外線(光源:15W紫外線ランプ4本、照射距離:20cm)を照射した後、塗工面同士を5MPaの圧力で加圧しても接着しなくなるまでの照射時間を測定し、以下の通り評価した。
◎ 72時間以上照射しても接着する。
○ 24時間以上72時間未満の照射で接着しなくなる。
× 24時間未満の照射時間で接着しなくなる。
(4)印刷適性
情報担持シートの塗工面にレーザープリンター[LASER SHOT LBP−1710、商品名、キヤノン(株)製]を用いて文字、罫線等を印刷し、印刷状態を以下の通り判定した。
○ 文字、罫線等が鮮明に印刷される。
× 文字、罫線等がかすれたり不鮮明な印刷となる。
本発明の感圧接着剤組成物は、情報担持シート用の感圧接着剤組成物として用いることができ、該感圧接着剤層を有する本発明の情報担持シートは、三つ折りハガキ、二つ折りハガキ、一部折り畳みタイプのハガキ、あるいは別体同士の重ね合わせハガキ等、各種の重ね合わせの形で、一時的には接着するが、必要に応じて容易に剥離でき、一旦剥離した場合には微圧での圧接では再接着することのない見開き面を有する、親展性を持つ隠蔽ハガキ、印刷用紙、複写用紙、伝票(宅配便等)、帳票等の幅広い用途に用いられる。
Claims (9)
- 芳香環含有ビニル化合物および炭素数2〜3のエチレン性不飽和単量
体を構成単位とするブロック共重合体からなる非剥離性接着剤基剤(A)と、(A)に対
して非親和性を示す微粒子状充填剤(B)からなることを特徴とし、基体の重ね合わせ面
に塗布して形成される接着剤層を有する情報担持シート用の、層間剥離可能な感圧接着剤
層を与える感圧接着剤組成物。 - ブロック共重合体が、さらに共役ジエン単量体を構成単位とする請求
項1記載の組成物。 - 芳香環含有ビニル化合物および共役ジエン単量体のみを構成単位とす
るブロック共重合体からなる非剥離性接着剤基剤(A)と、(A)に対して非親和性を示
す微粒子状充填剤(B)からなることを特徴とし、基体の重ね合わせ面に塗布して形成さ
れる接着剤層を有する情報担持シート用の、層間剥離可能な感圧接着剤層を与える感圧接
着剤組成物。 - さらに、粘着付与樹脂(C)を含有してなる請求項1〜3のいずれか
記載の組成物。 - (A)が、水性分散体である請求項1〜4のいずれか記載の組成物。
- さらに、天然ゴムラテックス、ブチルゴムラテックス、クロロプレン
ゴムラテックス、イソプレンゴムラテックス、ブタジエンゴムラテックスおよびそれらの
変性物からなる群から選ばれる少なくとも1種のラテックスを含有させてなる請求項5記
載の組成物。 - さらに、アクリル重合体エマルション、ポリスチレンエマルションお
よびスチレンランダム共重合体エマルションおよびそれらの変性物からなる群から選ばれ
る少なくとも1種のエマルションを含有させてなる請求項5または6記載の組成物。 - 請求項1〜7のいずれか記載の組成物から形成されてなる感圧接着剤
層を、基体シートの少なくとも片面の少なくとも一部に有する情報担持シート。 - 情報担持シートが、親展性をもつ隠蔽ハガキ用である請求項8記載の
シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006081309A JP2006299256A (ja) | 2005-03-23 | 2006-03-23 | 感圧接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005083684 | 2005-03-23 | ||
JP2006081309A JP2006299256A (ja) | 2005-03-23 | 2006-03-23 | 感圧接着剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=37467925
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006081309A Pending JP2006299256A (ja) | 2005-03-23 | 2006-03-23 | 感圧接着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006299256A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1953197A1 (en) * | 2007-01-31 | 2008-08-06 | Air Products and Chemicals, Inc. | Hydrophobic Metal and Metal Oxide Particles with Unique Optical Properties |
JP2012167160A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Lintec Corp | 難燃性粘着剤組成物、難燃性粘着テープおよび難燃性粘着シート |
JP2015507030A (ja) * | 2011-12-07 | 2015-03-05 | 株式会社ブリヂストン | 水性接着剤 |
CN113429894A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-09-24 | 远大洪雨(唐山)防水材料有限公司 | 一种可水下搭接的高分子自粘胶膜防水卷材及其制备方法 |
-
2006
- 2006-03-23 JP JP2006081309A patent/JP2006299256A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1953197A1 (en) * | 2007-01-31 | 2008-08-06 | Air Products and Chemicals, Inc. | Hydrophobic Metal and Metal Oxide Particles with Unique Optical Properties |
JP2012167160A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Lintec Corp | 難燃性粘着剤組成物、難燃性粘着テープおよび難燃性粘着シート |
JP2015507030A (ja) * | 2011-12-07 | 2015-03-05 | 株式会社ブリヂストン | 水性接着剤 |
CN113429894A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-09-24 | 远大洪雨(唐山)防水材料有限公司 | 一种可水下搭接的高分子自粘胶膜防水卷材及其制备方法 |
CN113429894B (zh) * | 2021-06-30 | 2022-11-18 | 远大洪雨(唐山)防水材料有限公司 | 一种可水下搭接的高分子自粘胶膜防水卷材及其制备方法 |
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