JP2009227913A - 樹脂組成物およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
特殊な設備を要さずとも樹脂エマルジョンが得られ、長期保管可能な固形状の樹脂組成物、および、この樹脂組成物と水からなる小粒子径の樹脂エマルジョンを提供する。
【解決手段】
ガラス転移温度0〜140℃かつ重量平均分子量300〜10000のビニル重合体100質量部と、HLBが12〜20の非イオン界面活性剤1〜20質量部と、水0.1〜20質量部とを含有する固形状の樹脂組成物。ビニル重合体は、石油樹脂、ロジン樹脂、テルペン樹脂から選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。樹脂組成物は、その100質量部に対して、水40〜10000質量部を混合することで樹脂エマルジョンとすることができる。樹脂エマルジョンは、粘着剤や接着剤、塗料、インキ、コーティング剤として用いることができる。
【選択図】 なし

Description

ビニル重合体を用いた固形状樹脂組成物およびその製造方法、ならびに、この樹脂組成物を水に溶解して得られる樹脂エマルジョンおよびその用途に関する。
樹脂エマルジョンは、界面活性剤による電気二重層の静電反発力を利用して、水に樹脂粒子を分散させたものであり、粘着テープや粘着シート等の粘着剤を製造する際に広く使用されている。
樹脂エマルジョンを製造する方法としては、機械力により分散相を微細化する機械式乳化法として、例えば、高圧下で狭い間隙を通過させることにより高いせん断力を与え分散相を微細化する高圧乳化法、液体に超音波を加えた際に発生するキャビテーション力を利用し、分散相を微細化する超音波乳化法、均一な孔径を有する多孔膜を介して分散媒中に加圧分散させることによって分散相を微細化する膜乳化法などが知られている。
また、界面活性剤の物理化学力を利用した乳化方法として、例えば、油相中に乳化剤を溶解させ、徐々に水相を添加し、連続相を油相から水相へ反転させる転相乳化法、非イオン界面活性剤の親水−親油バランスの温度依存性を利用し、温度変化によって連続相を反転させる転相温度乳化法、液晶中に分散相を分散・保持させ、そのときの界面張力の低下や界面活性剤分子の配向などを利用した液晶乳化法、などが知られている。
ここで、樹脂エマルジョンの樹脂粒子として、石油樹脂やロジン樹脂、テルペン樹脂などのビニル重合体を選択した場合は、これらの樹脂が常温で固体または半固体であるため、従来の機械式乳化法では撹拌などに多大な動力を必要とし、さらに、乳化加工の際に設備面で樹脂粘度の制約を受けてしまう。
この粘度の制約を取り除くべく、樹脂を有機溶媒に溶解させて樹脂の溶融粘度を下げ、先述の方法にて乳化を行った後に減圧蒸留にて有機溶剤を回収する方法が活用されている。しかし、この方法にて得られた乳化物から有機溶媒を完全に除去することは困難であり、近年の環境対応などの観点から有機溶媒を使用しない樹脂エマルジョンが求められていた。
一方、常温で固体または半固体の樹脂を、有機溶媒を使用しないで樹脂エマルジョンにする方法としては、例えば、高温高圧環境での転相乳化法によって熱可塑性樹脂の粘度を下げる方法が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、オレフィン系樹脂と特定の鹸化度の部分鹸化ポリビニルアルコールの水溶液とを、多軸スクリュー押出機にて溶融混練する方法(例えば、特許文献3参照)が知られている。
しかしながら、これらの手段において得られる樹脂エマルジョンに含まれる水は、製品の30%以上をしめるものであり、そのほとんどが製品加工過程で除去されるものである。つまり、樹脂エマルジョンは、その保管や輸送のために多大なコストが必要である。
これら樹脂エマルジョンの水分をさらに減少させることによって、固体の樹脂とすることは可能である。しかしながら、このようにして得られた固形の樹脂は、再度水に分散させようとしても、樹脂組成物自体の組成が変化しており、元の樹脂エマルジョンとすることができなかった。
また、熱可塑性樹脂と界面活性剤と少量の水を予め溶融混練し、界面活性剤と水が連続相となった固体状樹脂組成物とし、その後、固体状樹脂組成物と水を混合する方法(例えば、特許文献4参照)が知られている。
平成 7年特許公開第155576号 平成11年特許公開第209477号 昭和56年特許公開第002149号 特願2007-305292
特殊な設備を要さずとも樹脂エマルジョンが得られる、長期保管可能な固形状の樹脂組成物、および、この樹脂組成物と水からなる小粒子径の樹脂エマルジョンを提供する。
本発明は、ガラス転移温度0〜140℃かつ重量平均分子量300〜10000のビニル重合体100質量部と、グリフィン法で求めたHLB値が12〜20の非イオン型界面活性剤1〜20質量部と、水0.1〜20質量部とを含有する固形状の樹脂組成物である。樹脂組成物のビニル重合体は、平均粒子径0.1〜1.0μmの分散相として、界面活性剤と水とが混合した連続相を介して隣接していることが好ましく、石油樹脂、ロジン樹脂、テルペン樹脂から選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。
樹脂組成物を製造するには、ビニル重合体100質量部と、界面活性剤1〜20質量部と、水0.1〜20質量部とを、溶融混練装置で混練した後、ビニル重合体のガラス転移温度以下に冷却すればよい。
樹脂組成物は、その100質量部に対して、水35〜10000質量部に溶解させることにより樹脂エマルジョンとすることができる。
樹脂エマルジョンは、粘着剤や接着剤、塗料、印刷インキ、コーティング剤として用いることができ、これらは、粘着テープや粘着シート、粘着フィルムの材料や、紙やプラスチックフィルム、セメント、モルタルおよび金属などへの表面被覆剤として用いることができる。
特殊な設備を要さずとも樹脂エマルジョンが得られる、エマルジョン前駆体ともいうべき固形状の樹脂組成物、および、この樹脂組成物と水からなる樹脂エマルジョンを提供する。そして、本発明の樹脂組成物は、特に長期保管が可能である等の効果を奏する。
本発明の樹脂組成物は、ビニル重合体と界面活性剤と水とを、特定の組成および特定の条件にて混練して得られるものである。該樹脂組成物は、ビニル重合体が好ましくは平均粒子径0.1〜1.0μmの分散相として、界面活性剤と水とが混合した連続相を介して隣接している固形状の組成物である。
樹脂組成物の原料として用いられるビニル重合体は、ガラス転移温度0〜140℃かつ重量平均分子量300〜10000のものであり、例えば、石油樹脂としての、C5留分系石油樹脂、C9留分系石油樹脂、C5およびC9留分系共重合石油樹脂、ジシクロペンタジエン系石油樹脂、スチレン系石油樹脂、水添石油樹脂など、ロジン樹脂としての、ロジン樹脂、ロジンエステル樹脂、ロジンフェノール樹脂、不均化ロジン樹脂、水添ロジン樹脂、芳香族変性テルペン樹脂など、テルペン樹脂としての、α−ピネン樹脂、β−ピネン樹脂、テルペンフェノール樹脂、水添テルペン樹脂など、その他として、アルキルフェノール樹脂、キシレン樹脂、クマロンインデン樹脂、ケトン樹脂などが好適に用いられる。
これらビニル重合体は、単体で用いてもよく2種類以上のものを併用してもよい。
ガラス転移温度が140℃を超えるビニル重合体および、重量平均分子量が10000を超えるビニル重合体は高粘度のため、汎用の混練設備では、ビニル重合体を界面活性剤および水からなる連続相中に均一に分散させることが困難であり、目的とした組成の樹脂組成物が得られない。
ガラス転移温度は好ましくは100℃以下、重量平均分子量は好ましくは5000以下である。この範囲とすることにより、汎用設備にてビニル重合体を前記連続相中に均一に分散させることができ、得られる樹脂組成物も、より安定したものになる。
また、ガラス転移温度が0℃未満のビニル重合体および、重量平均分子量が300未満のビニル重合体は、常温で半固体や液体であるため、得られる樹脂組成物は固形状とならない。
樹脂組成物中の分散相であるビニル重合体の平均粒子径は、0.1〜1.0μmの範囲とすることにより、樹脂組成物を水に溶解して得られる樹脂エマルジョンの貯蔵安定性が向上するため好ましい。
樹脂組成物中のビニル重合体の平均粒子径は、選択するビニル重合体の種類や、これを混練する装置のせん断力によって調整することができる。すなわち、平均分子量の小さいビニル重合体を選択し、せん断力を大きくして界面活性剤および水の分散を促進させることにより、樹脂組成物中のビニル重合体の平均粒子径を小さくすることができる。
また、選択する界面活性剤の種類や量によっても調整が可能である。
例えば、界面活性剤の配合量を多くすることにより、樹脂組成物中のビニル重合体の平均粒子径を小さくすることができ、反対に、その配合量を少なくすることにより平均粒子径を大きくすることができる。
樹脂組成物中の界面活性剤と水とが混合した連続相は、樹脂組成物中の分散相であるビニル重合体の樹脂粒子を包むように連続して存在している必要がある。そのようにするための手段としては、特に限定するものではないが、例えば、ヘンシェルミキサーなどのブレンダーにより、一旦、ビニル重合体、界面活性剤および水を混合した後、これを単軸押出機や二軸押出機、ニーダー、バンバリミキサー、プラネタリーミキサー、混練ロールなどを用いて混練すればよい。混練装置は、密閉機構を有する設備を用いるか、混練部内温度を100℃以下に設定し、配合した水が蒸発しない条件にて混練することが好ましい。
樹脂組成物の原料として用いられる界面活性剤は、グリフィン法で求めたHLB値が12〜20の非イオン型界面活性剤が好ましい。非イオン型界面活性剤としてはポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル、ポリオキシエチレンアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシルエチレン誘導体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンオレイン酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルキルアルカノールアミド、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル等が好適に用いられる。
これら非イオン型界面活性剤は、単体で用いてもよく2種類以上のものを併用してもよい。
樹脂組成物の原料として用いられる界面活性剤のHLB値が12未満の場合、樹脂組成物の長期貯蔵安定性が劣り、長期保管後に水に溶解しなくなる。
HLB値の好ましい範囲は14〜17である。この範囲とすることにより、樹脂組成物の状態にて長期常温保管後も、水に溶解し、樹脂エマルジョンが得られる。
添加量は、ビニル重合体100質量部に対し、1〜20質量部、好ましくは2〜10質量部、より好ましいのは3〜8質量部である。界面活性剤の添加量が1質量部未満では得られた樹脂組成物の貯蔵安定性を向上させる効果が得られず、20質量部を超えて添加してしまうと、樹脂組成物を水に溶解して得られる樹脂エマルジョンを、粘着剤や接着剤などとして用いた際に、その耐水性が低下する。
樹脂組成物の原料として用いられる水は、界面活性剤を介してビニル重合体の樹脂粒子同士の間に連続相として存在するものである。水は、特に限定するものではないが、蒸留水やイオン交換水などの純水を用いることが好ましい。
水の添加量は、ビニル重合体100質量部に対し、0.1〜20質量部、好ましくは0.5〜5質量部の範囲とする。0.1質量部未満では得られた固形状の樹脂組成物を水に溶解させた際に安定した樹脂エマルジョンが得られず、20質量部を超えると樹脂組成物中に均一に分散し難くなる。
樹脂組成物には、ビニル重合体に可塑化効果を与えて混練作業を容易にするために、一般的に用いられる可塑剤を添加してもよい。可塑剤としては、例えばフタル酸エステル系、アジピン酸エステル系、リン酸エステル系、トリメリット酸エステル系、クエン酸エステル系、エポキシ系、ポリエステル系などが挙げられる。
可塑剤の添加量は、ビニル重合体100質量部に対し、40質量部以下、好ましくは10質量部以下、更に好ましくは5質量部以下の範囲にすると、得られる樹脂組成物の性質を阻害しないため好ましい。
樹脂組成物には、混練工程において、さらに、所望の安定剤、酸化防止剤、耐候剤、紫外線吸収剤、滑剤、顔料、染料、架橋剤、充填剤、可塑剤、架橋促進剤などを配合することも出来る。
ビニル重合体、界面活性剤、水および必要に応じて添加する添加剤を混練して得られた固形状の樹脂組成物の形状は、特に限定するものではないが、押出機で混練してストランド状に押出成形し、ペレット状に切断して樹脂ペレットのような小粒状とすることにより、水と混合し樹脂エマルジョンとする際の溶解時間が短縮できる。
樹脂組成物をペレット状に切断するための装置としては、例えば、公知のストランドカット方式、ホットカット方式などのものがある。
ストランドカット方式とは、押出成形機にてストランド状に押し出された混練物を冷却し、ペレタイザーへ導いてペレット状に切断して回収する方法である。
ホットカット方式とは、押出成形機にてストランド状に押し出された混練物を、押出成形機先端に取り付けられたロータリーカッターにてペレット状に切断して回収する方法である。
いずれの方法でペレット化する場合でも、押出成形機から押し出されたストランド状の樹脂組成物は、使用したビニル重合体のガラス転移温度以下の温度まで冷却することが望ましい。
冷却することでストランド全体を固化させて、分散させたビニル重合体の微粒子同士が再結合することを防止できる。これにより、貯蔵安定性に優れた固形状の樹脂組成物を得ることができる。この樹脂組成物は、長期間保管した後も水に溶解させて安定した樹脂エマルジョンが得られる。
また、樹脂組成物を樹脂ペレットとする他の方法として、ニーダーやバンバリミキサー、押出機などで混練した後、2本ロール等で板状にした後にダイサーで樹脂ペレットとする方法もある。
この場合でも、2本ロール等で板状にした後、もしくは樹脂ペレットとした後に樹脂組成物をガラス転移温度以下の温度まで冷却することが望ましい。
樹脂組成物は、水中に投入して静置しただけで樹脂エマルジョンにすることができる。さらに、水中に投入した後に混合撹拌することで溶解時間を短縮することができる。混合撹拌する際の装置は、公知の装置を使用でき、特に限定されるものではないが、マグネチックスターラー、スリーワンモーター、ホモジナイザー、メディアミル、コロイドミル、ホモミキサー、プラネタリーミキサー、インラインミキサー、パイプラインミキサー等がある。
樹脂組成物を水に溶解させる際の水温は、特に制限されるものではなく、使用目的に応じて任意に変えることが出来る。
樹脂組成物を溶解させる水には、本発明の効果を損なわない範囲で各種の添加剤を加えることが出来る。添加剤としては例えば、防腐剤、防黴剤、酸化防止剤、光安定剤およびpH調整剤等がある。
得られた樹脂エマルジョンには、必要に応じて、消泡剤や防腐剤、防黴剤、防錆剤、浸透性調整剤、粘度粘性調整剤、pH調整剤、難燃剤、分散剤、無機フィラー、珪砂等の骨材、顔料等、各種の添加剤や他の乳化物を添加することが出来る。さらに、ヒドロキシエチルセルロースやメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースといった水溶性高分子、従来既知の陰イオン型、陽イオン型または非イオン型界面活性剤を添加してもよい。
樹脂エマルジョンは、合成樹脂や合成ゴムの乳化物やその他の乳化物、添加剤などと混合することによって、粘着剤や接着剤、塗料、インキ、コーティング剤とすることができる。合成樹脂や合成ゴムとしては、特に限定するものではないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、脂環型エポキシ樹脂、複素環型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、ハロゲン化エポキシ樹脂などのエポキシ樹脂、ポリベンズイミダゾール、ポリベンズオキサゾール、ポリベンズチアゾール、ポリオキサジアゾール、ポリピラゾール、ポリキノキサリン、ポリキナゾリンジオン、ポリベンズオキサジノン、ポリインドロン、ポリキナゾロン、ポリインドキシル、シリコン樹脂、シリコン−エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、不飽和ポリエステル、ポリアミノビスマレイミド、ジアリルフタレート樹脂、フッ素樹脂、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ナイロン系樹脂、アモルファスナイロン等のポリアミド、ポリブチレンテレフタレートおよびポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリフェニレンスルフィド、変性ポリフェニレンエーテル、ポリアリレート、全芳香族ポリエステル、ポリスルホン、液晶ポリマー、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルスルホン、ポリカーボネート、マレイミド変性樹脂、ABS樹脂、AAS(アクリロニトリル・アクリルゴム・スチレン)樹脂、AES(アクリロニトリル−エチレン・プロピレン・ジエンゴム−スチレン)樹脂等の樹脂類、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム、ポリエステルエラストマー、ポリブタジエン、クロロプレン、スチレン-ブタジエンゴム、アクリロニトリル-ブタジエンゴム、天然ゴム、ポリイソプレン等のエラストマー類、エラストマーを主成分としたアクリル酸やスチレン、アクリロニトリルなどの単量体を重合させた樹脂などがある。
粘着剤や接着剤、塗料、インキ、コーティング剤には、その他必要に応じて各種添加剤が含有される。このような添加剤としては特に限定されないが、例えば、消泡剤や防腐剤、防黴剤、防錆剤、浸透性調整剤、粘度粘性調整剤、老化防止剤、増粘剤、難燃剤、分散剤、無機フィラー、珪砂等の骨材、顔料等がある。さらに必要に応じてヒドロキシエチルセルロースやメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースといった水溶性高分子、従来既知の陰イオン型、陽イオン型または非イオン型界面活性剤を使用しても良い。
粘着剤及び接着剤は、紙、木材、布、皮、ジャージ、革、ゴム、プラスチック、フォーム、陶器、ガラス、モルタル、セメント材料、セラミック、金属などの同種、あるいは異種の接合接着用として好適である。接着時の施工方法に関しては、刷毛塗り、コテ塗り、スプレー塗布、ロールコーター塗布などが可能である。
塗料およびインキ、コーティング剤は、紙、木材、布、革、ゴム、プラスチック、フォーム、陶器、ガラス、モルタル、セメント材料、セラミック、金属などの表面被覆剤として利用することができる。また、これら紙などの基材表面への塗工方法としては、刷毛塗り、コテ塗り、浸漬、スプレー塗布、ロールコーター塗布などが可能である。
得られた粘着剤を支持体に塗工し乾燥させることで粘着テープ、粘着シートおよび粘着フィルムなどを得ることができる。
支持体は、例えばポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、塩化ビニル系樹脂等のプラスチック製のシートおよび発泡体、和紙、クラフト紙、コート紙、上質紙、合成紙、布、不織布等の多孔質物質や、それらの複合体や多層積層体等が挙げられる。
支持体の表面には、下塗剤を塗工しておくこと、コロナ処理をしておくこともできる。また、粘着剤組成物の粘着力調整のために、粘着剤塗布背面に剥離剤を塗工することもできる。
粘着テープ、粘着シートおよび粘着フィルムは、支持体に粘着剤を塗布して乾燥させ、所定の寸法に切断することにより完成する。支持体に粘着剤を塗工する方式としては、例えばダイレクトグラビア方式、リバースダイレクトグラビア方式、オフセットグラビア方式、ナイフコーター、ロールコーター、コンマコーター、リップコーター、ダイコーターなどが挙げられる。また、下塗剤及び剥離剤の塗工も同様の方式にて行える。
粘着剤層の厚みは、特に限定するものではないが、例えば1〜100μm、好ましくは10〜50μmの範囲にすると、必要な粘着力が発現されるとともに、塗工性能や乾燥性が良好になるため好ましい。
以下、実施例および比較例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例は本発明を限定するものではない。なお、以下の説明において部および%は、特に断りのない限り質量規準である。
[実施例1]
ビニル重合体としての石油樹脂(ガラス転移温度42℃、重量平均分子量1400、商品名エスコレッツ2101;エクソンモービル社製)100部と界面活性剤としてのポリオキシエチレンラウリルエーテル(HLB値16.8、商品名エマルゲン123P;花王社製)成分5.0部および蒸留水5.0部を、シリンダ温度90℃設定のベント付き二軸溶融押出機(TEX−30α;日本製鋼所製)100rpmにて混練を行った後、ダイスから94℃にて吐出された混練物を、樹脂温度が30℃以下になるまで冷却してストランドを得た。ストランドの含水率をカールフィッシャー水分計(MKC−210;京都電子)にて測定し、樹脂組成物における水の実配合量とした。得られたストランドをストランドカット方式にてペレット状に切断し、樹脂組成物を得た。
こうして得られた樹脂組成物は固形状のものであり、通常の紙袋やポリオレフィン製袋などで梱包、貯蔵及び搬送ができた。
[界面活性剤のHLB値]
界面活性剤のHLB値とは、界面活性剤の水と水に不溶性の有機化合物への両者に対する相対的親和力の比を表す値であり、種々の方法にて求められるが、今回はグリフィン法を用いて算出した。グリフィン法とは、界面活性剤の親水基の式量と分子量を元に定義され、下記の式にて表わされる。
HLB値 = 20 × 親水部の式量の総和 / 分子量
[ガラス転移温度]
JIS K7121 9.3に準じて測定し、補外ガラス転移開始温度を算出した。
[重量平均分子量]
下記記載のサイズ排除クロマトグラフィー測定条件にて重量平均分子量を測定した。
装置名:SYSTEM−21Shodex(昭和電工社製)
カラム:PL gel MIXED−Bを3本直列
温度:40℃
検出:示差屈折率
溶媒:テトラハイドロフラン
濃度:2質量%
検量線:標準ポリスチレン(PS)(PL社製)を用いて作製し、重量平均分子量はPS換算値で表した。
[乳化性]
樹脂組成物ペレット100部を25℃の蒸留水100部に投入して1時間静置することで白色の樹脂エマルジョンが得られる。この樹脂エマルジョンの不揮発分を、JIS K6828−1に準拠して算出した。測定は、次の手順によって行った。樹脂組成物ペレットの不溶分を含まない樹脂エマルジョン1.0gを平底皿にはかり取り、105℃のオーブン(ACRギヤー・オーブン;東洋精機製作所製)にて1時間乾燥させ、乾燥後の残留分をはかり、下記の一般式(数1)にて算出した。評価は、不揮発分が45%以上のものを優、不揮発分15%以上45%未満のものを良、不揮発分15%未満のものを不可とした。
Figure 2009227913

(式中、Nは不揮発分(%)、mは平底皿の質量(g)、mは平底皿と試料との合計質量(g)、mは平底皿と蒸発残留分との合計の質量(g)を表す。)
[平均粒子径]
レーザ回折/散乱式粒度分布測定装置LA-920( 株式会社堀場製作所社製)を用いレーザ回折法で樹脂エマルジョン中の樹脂粒子のメジアン径測定を実施した。評価は、平均粒子径と樹脂エマルジョンの安定性の関係を考慮し、0.5μm未満のものを優、0.5〜1.0μmのものを良、1.0μmを超えるものを不可とした。
[樹脂組成物の貯蔵安定性]
ペレット状の樹脂組成物をガラス瓶に入れて密栓し、23℃のオーブン中で2ヶ月および6ヶ月貯蔵したサンプルについて貯蔵安定性試験を実施した。試験は、サンプルを上記乳化性の試験と同様の手順で不揮発分を算出した。評価は、不揮発分が40%以上のものを優、不揮発分15%以上40%未満のものを良、不揮発分15%未満のものを不可とした。
[実施例2]
実施例1で使用した界面活性剤をポリオキシエチレンラウリルエーテル(HLB値12.1、商品名エマルゲン108;花王社製陰イオン型界面活性剤)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、実施例2とした。なお、吐出時の樹脂温度は94℃であった。
[実施例3]
実施例1で使用した界面活性剤をポリオキシエチレンラウリルエーテル(HLB値18.4、商品名エマルゲン150;花王社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、実施例3とした。なお、吐出時の樹脂温度は96℃であった。
[実施例4]
実施例1で使用した界面活性剤をポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル(HLB値13.0、商品名ノイゲンEA−137;第一工業製薬社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、実施例4とした。なお、吐出時の樹脂温度は95℃であった。
[実施例5]
実施例1で使用した界面活性剤をポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル(HLB値14.8、商品名ノイゲンEA−177;第一工業製薬社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、実施例5とした。なお、吐出時の樹脂温度は95℃であった。
[実施例6]
実施例1で使用した界面活性剤をポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル(HLB値15.6、商品名ノイゲンEA−197;第一工業製薬社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、実施例6とした。なお、吐出時の樹脂温度は95℃であった。
[実施例7]
実施例1で使用した界面活性剤をポリオキシエチレンオレインエーテル(HLB値14.5、商品名ペグノールO−16A;東邦化学工業社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、実施例7とした。なお、吐出時の樹脂温度は95℃であった。
[実施例8]
実施例1で使用した界面活性剤をポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル(HLB値15.8、商品名ノナール530;東邦化学工業社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、実施例8とした。なお、吐出時の樹脂温度は95℃であった。
[実施例9]
実施例1で使用した界面活性剤をポリオキシエチレンアルキルエーテル(HLB値16.3、商品名レオコールTD−200;ライオン社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、実施例9とした。なお、吐出時の樹脂温度は95℃であった。
[実施例10]
実施例1で使用した熱可塑性樹脂を石油樹脂(ガラス転移温度65℃、重量平均分子量4100、商品名G−115;日本ゼオン社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、実施例10とした。なお、吐出時の樹脂温度は118℃であった。
[実施例11]
実施例1で使用した熱可塑性樹脂を水添石油樹脂(ガラス転移温度50℃、重量平均分子量1500、商品名P−100;荒川化学工業社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、実施例11とした。なお、吐出時の樹脂温度は97℃であった。
[実施例12]
実施例1で使用した熱可塑性樹脂をテルペン樹脂(ガラス転移温度50℃、重量平均分子量1200、商品名PX−1000;ヤスハラケミカル社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、実施例12とした。なお、吐出時の樹脂温度は102℃であった。
[実施例13]
実施例1で使用した熱可塑性樹脂をロジンエステル樹脂(ガラス転移温度57℃、重量平均分子量1100、商品名RE−100L;アリゾナケミカル社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、実施例12とした。なお、吐出時の樹脂温度は100℃であった。
[比較例1]
実施例1で使用した界面活性剤をポリオキシエチレンラウリルエーテル(HLB値9.6、商品名エマルゲン104P;花王社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、比較例1とした。なお、吐出時の樹脂温度は95℃であった。
[比較例2]
実施例1で使用した界面活性剤をポリオキシエチレンラウリルエーテル(HLB値10.5、商品名エマルゲン106;花王社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、比較例2とした。なお、吐出時の樹脂温度は95℃であった。
[比較例3]
実施例1で使用した界面活性剤をポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル(HLB値10.6、商品名ノイゲンEA−87;第一工業製薬社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、比較例3とした。なお、吐出時の樹脂温度は94℃であった。
[比較例4]
実施例1で使用した界面活性剤をポリオキシエチレンオレインエーテル(HLB値9.6、商品名ペグノールO−6;東邦化学工業社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、比較例4とした。なお、吐出時の樹脂温度は94℃であった。
[比較例5]
実施例1で使用した界面活性剤をポリオキシエチレンオレインエーテル(HLB値11.2、商品名ノナール208;東邦化学工業社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、比較例5とした。なお、吐出時の樹脂温度は94℃であった。
[比較例6]
実施例1で使用した界面活性剤をポリオキシエチレンアルキルエーテル(HLB値10.2、商品名TD−50;ライオン社製)に変更した以外は、実施例1と同様に試験を実施し、比較例6とした。なお、吐出時の樹脂温度は95℃であった。
表1〜表3から判る通り、本発明より長期保管可能な固形状の樹脂組成物、および、この樹脂組成物と水からなる小粒子径の樹脂エマルジョンが得られた。
Figure 2009227913
Figure 2009227913
Figure 2009227913
表1〜表3中、熱可塑性樹脂の詳細は表4に、界面活性剤の詳細は表5にそれぞれ記載した。
Figure 2009227913
Figure 2009227913

Claims (14)

  1. ガラス転移温度0〜140℃かつ重量平均分子量300〜10000のビニル重合体100質量部と、グリフィン法で求めたHLB値が12〜20の非イオン型界面活性剤1〜20質量部と、水0.1〜20質量部とを含有する固形状の樹脂組成物。
  2. ビニル重合体が、平均粒子径0.1〜1.0μmの分散相として、界面活性剤と水とが混合してなる連続相を介して隣接していることを特徴とする請求項1に記載した固形状の樹脂組成物。
  3. ビニル重合体が、石油樹脂、ロジン樹脂、テルペン樹脂から選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする請求項1または2に記載した固形状の樹脂組成物。
  4. ビニル重合体100質量部と、グリフィン法で求めたHLB値が12〜20の非イオン型界面活性剤1〜20質量部と、水0.1〜20質量部とを、混練装置で混練した後、ビニル重合体のガラス転移温度以下に冷却することを特徴とする樹脂組成物の製造方法。
  5. ビニル重合体が、石油樹脂、ロジン樹脂、テルペン樹脂から選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする請求項4に記載した固形状の樹脂組成物の製造方法。
  6. 請求項1〜3のいずれか一項に記載した樹脂組成物100質量部を、水35〜10000質量部に溶解して得られる樹脂エマルジョン。
  7. 請求項6記載の樹脂エマルジョンを用いて得られた粘着剤。
  8. 請求項6記載の樹脂エマルジョンを用いて得られた接着剤。
  9. 請求項6記載の樹脂エマルジョンを用いて得られた塗料。
  10. 請求項6記載の樹脂エマルジョンを用いて得られた印刷インキ。
  11. 請求項6記載の樹脂エマルジョンを用いて得られたコーティング剤。
  12. 請求項7記載の粘着剤または請求項8記載の接着剤を用いて得られた粘着テープ。
  13. 請求項7記載の粘着剤または請求項8記載の接着剤を用いて得られた粘着シート。
  14. 請求項7記載の粘着剤または請求項8記載の接着剤を用いて得られた粘着フィルム。
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