JP2006298257A - バックル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートベルトの確実な拘束力を確保すると共に、乗員の快適性を向上することができるバックル装置を提供する。
【解決手段】バックル装置10は、車両シートの側方に配置され、シートベルトのタングが装着される。バックル装置10は、モータ12により駆動されて、バックル11を車両シートの上下方向に移動させるリンク機構20と、モータ12を駆動してバックル11を乗員が着座するシートクッションの上方に位置する装着位置と、該装着位置よりも下方に位置する通常使用位置と、該通常使用位置よりも下方に位置する拘束位置とに切り替え配置する制御部と、通常使用位置と拘束位置とでバックル11の上昇を規制するロック機構40とを備えている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車両のシートベルトに備えられるバックル装置に関するものである。
従来、車両に設けられたシートベルトにおいて、バックルの位置を変更する構成が提案されている。このようなシートベルトは、乗員がシートベルトを装着する際は、乗員がバックルの位置を認識し易いように車両シートよりも上方の装着位置までバックルを移動させ、バックルの装着後には、乗員の拘束性を確保するように、前記装着位置よりも下方の拘束位置までバックルを移動させるように構成されている。例えば、特許文献1,2に開示された装置は、送りねじ機構やリンク機構を用いてバックルを移動させるものである。
実開平5−56684号公報 特開平7−267046号公報
ところで、車両に衝撃が加わったときは、シートベルトによって乗員を拘束し、その安全を確保する必要がある。このため、前記拘束位置は、シートベルトによって乗員を確実に拘束できる位置に設定するのが望ましい。しかしながら、このような車両衝撃時の拘束性を重視してバックルの拘束位置を設定すると、通常運転時には乗員を過剰に拘束する位置となってしまう。すると、乗員の自由な動きは制限されるため、快適な車両居住性が得られない。つまり、シートベルトの確実な拘束性の確保と、乗員の快適さとは両立されていなかった。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、シートベルトの確実な拘束力を確保すると共に、乗員の快適性を向上することができるバックル装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、車両シートの側方に配置され、シートベルトのタングが装着されるバックル装置であって、アクチュエータにより駆動されて、バックルを前記車両シートの上下方向に移動させるリンク機構と、前記アクチュエータを駆動して前記バックルを乗員が着座するシートクッションの上方に位置する装着位置と、該装着位置よりも下方に位置する通常使用位置と、該通常使用位置よりも下方に位置する拘束位置とに切り替え配置する制御部と、前記各位置のうち複数の位置で前記バックルの上昇を規制するロック機構と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のバックル装置において、前記ロック機構は、前記通常使用位置と前記拘束位置とで前記バックルの上昇を規制する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のバックル装置において、前記制御部は、前記各位置に加えて、前記バックルを前記シートクッションの座面よりも下方に位置する格納位置に切り替え配置可能であり、前記ロック機構は、前記格納位置で前記バックルの上昇を規制する。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のバックル装置において、前記格納位置と前記拘束位置は同じ位置とされている。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のうち何れか1項に記載のバックル装置において、前記アクチュエータが前記バックルを上昇させるように一方向に駆動されたときは前記ロック機構を解除し、前記アクチュエータが前記バックルを下降させるように他方向に駆動されたときは前記ロック機構を作動状態とするロック制御機構を備えた。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のうち何れか1項に記載のバックル装置において、前記制御部は、車両に対する衝撃を予測するための衝撃予知手段の検知結果に基づいて、前記バックルを前記通常使用位置から前記拘束位置に移動させるように前記アクチュエータを駆動する。
請求項7に記載の発明は、請求項3〜6のうち何れか1項に記載のバックル装置において、前記制御部は、前記車両シートに乗員が着座したか否かを検知する着座検知手段により乗員が着座したことを検知すると、前記バックルを前記通常使用位置に移動させ、乗員により前記シートベルトが引っ張られたことを検知すると、前記バックルを前記通常使用位置から前記装着位置に移動させるように前記アクチュエータを駆動する。
請求項8に記載の発明は、請求項3〜7のうち何れか1項に記載のバックル装置において、前記制御部は、前記車両シートから乗員が離席することを予め検知する離席検知手段の検知結果に基づいて、前記バックルを前記装着位置に移動させる。
請求項9に記載の発明は、請求項3〜8のうち何れか1項に記載のバックル装置において、前記制御部は、前記車両シートに乗員が着座したか否かを検知する着座検知手段により乗員が離席したことを検知すると、前記バックルを前記格納位置に移動させるように前記アクチュエータを駆動する。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、制御部によりバックルはシートクッションよりも上方の装着位置と、装着位置よりも下方とされる通常拘束位置と、通常使用位置よりも下方とされる拘束位置とに切り替え配置される。そして、ロック機構により各位置のうち複数の位置でバックルの上昇が規制される。このため、シートベルト装着時にバックルを装着位置とすれば、乗員は容易にバックルの確認及び操作を行うことができる。また、ロック機構により高さの異なる位置でバックルの上昇が規制されるため、シートベルトによる拘束力の異なる位置で乗員はシートベルトで確実に拘束される。このため、衝撃が加わった場合に乗員を強固に拘束する位置と、その位置よりも上方の乗員のある程度の動作を許容する位置とで乗員を拘束することができる。従って、シートベルトの確実な拘束力を確保すると共に、乗員の快適性を向上することができる。
請求項2に記載の発明によれば、通常運転時にバックルを通常使用位置とすれば、ロック機構によりこの位置でバックルの上昇が規制されるため、乗員はシートベルトに確実に拘束される。そして、通常使用位置よりもシートベルトの拘束力が高い拘束位置でも、ロック機構によりバックルの上昇が規制されるため、乗員はシートベルトに強固に且つ確実に拘束される。このため、拘束位置を衝撃が加わった場合でも確実に乗員を拘束できる位置とすれば、通常使用位置を乗員のある程度の動作を許容する位置とすることができる。従って、シートベルトの確実な拘束力を確保すると共に、乗員の快適性を向上することができる。
請求項3に記載の発明によれば、制御部はバックルをシートクッションの座面よりも下方に位置する格納位置に切り替え配置することができる。このため、制御部はシートベルトの不使用時にはバックルのシートクッションの座面からの露出を防止することができ、車両シートの美観を向上することができる。
請求項4に記載の発明によれば、バックルの格納位置と拘束位置とが同じ位置とされているため、ロック機構のロック位置を兼用することができる。このため、各位置に対応させてロック可能な構成とする場合と比較して、バックル装置の構成を簡易化することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ロック制御機構は、アクチュエータがバックルを上昇させるように一方向に駆動されたときはロック機構を解除し、アクチュエータがバックルを下降させるように他方向に駆動されたときはロック機構を作動状態とする。このため、シートベルトを装着するときにバックルをスムーズに迅速に装着位置まで上昇させることができ、シートベルトの操作性が向上する。そして、シートベルト装着状態において、確実に乗員を拘束した状態で、バックルを下降させてシートベルトの拘束力をアップすることができ、安全性が向上する。
請求項6に記載の発明によれば、制御部は車両に対する衝撃を予測するための衝撃予知手段の検知結果に基づいてバックルを拘束位置に移動させるため、バックルは実際に車両に衝撃が加わる前に通常使用位置から拘束位置に移動される。このため、乗員に衝撃が加わる前に乗員を強固に固定することが可能となり、衝撃による乗員の移動を抑制することができ、安全性が向上する。
請求項7に記載の発明によれば、制御部は車両シートに乗員が着座したか否かを検知する着座検知手段により乗員が着座したことを検知すると、バックルを通常使用位置に移動させ、乗員により前記シートベルトが引っ張られたことを検知すると、バックルを通常使用位置から装着位置に移動させる。このため、バックルは乗員が着座すると通常使用位置まで上昇されて待機状態とされ、乗員がシートベルトを行うときには即座に装着位置まで上昇されて乗員にとって容易に認識し操作し易い位置とされる。従って、シートベルトの操作性が向上する。
請求項8に記載の発明によれば、制御部は車両シートから乗員が離席することを予め検知する離席検知手段の検知結果に基づいて、バックルを装着位置に移動させる。このため、バックルはシートベルト解除時にはシートクッションの上方にあり、乗員にとって容易に認識し操作し易い位置とされる。従って、シートベルトの操作性が向上する。
請求項9に記載の発明によれば、制御部は車両シートに乗員が着座したか否かを検知する着座検知手段により乗員が離席したことを検知すると、バックルを格納位置に移動させる。このため、乗員が車両シートから離席しているときは、バックルはシートクッションの座面より下方に格納される。従って、シートベルト不使用時の車両シートの美観が向上する。
本発明のバックル装置によれば、シートベルトの確実な拘束力を確保すると共に、乗員の快適性を向上することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両の室内には、乗員が着座するシートクッション1と乗員の姿勢を保持するシートバック2とを有する車両シート3と、該車両シート3に着座した乗員を拘束するシートベルト4とが設けられている。なお、本実施の形態では車両シート3が車両のリヤシートである場合について説明する。
シートベルト4は、乗員を拘束する帯状のウェビング5と、該ウェビング5の長手方向に対して移動可能に取り付けられたタング6と、車両シート3の側方に配置されてタング6が装着されるバックル装置10とを備えている。ウェビング5は、その一端はバックル装置10が配設されていない側のシートクッション1の側面に固定され、その他端はシートベルト巻取り装置(図示略)により巻き取られる構造とされており、拘束部分の長さが伸縮自在とされている。また、タング6は、ウェビング5が挿通されて該ウェビング5に沿って摺動する摺動部6aと、バックル装置10のバックル11と係合する係合部6bとを備えている。この構成により、乗員によりウェビング5の長さが変更されると共にウェビング5に対してタング6が摺動されることで、タング6からウェビング5の端部までの乗員の腰部を拘束する部分の長さ、及び、タングからシートベルト巻取り装置までの乗員の肩部を拘束する部分の長さが変更可能とされている。
図2〜図4に示すように、バックル装置10は、アクチュエータとしてのモータ12により駆動されてバックル11を車両シート3の上下方向に移動させるリンク機構20と、モータ12を駆動してバックル11を切り替え配置する制御部としての制御装置30と、バックル11の上昇を規制するロック機構40とを備えている。なお、バックル11は、制御装置30により、シートクッション1の座面よりも上方の装着位置11A(図2参照)と、装着位置11Aよりも下方の通常使用位置11B(図3参照)と、通常使用位置11Bよりも下方の拘束位置11C(図4参照)とに切り替え配置される。また、制御装置30は各位置に加えて、バックル11をシートクッション1の座面よりも下方に位置する格納位置にも切り替え配置するものであり、本実施の形態では格納位置は拘束位置11Cと同じ位置とされている。そして、ロック機構40は、通常使用位置11Bと拘束(格納)位置11Cとでバックル11の上昇を規制する。
リンク機構20は、モータ12により駆動されて回動するアーム21と、アーム21に連結されたリンク22と、リンク22をガイドするスライダ23とを備えている。なお、モータ12及びスライダ23はシートレールに強固に固定されている。アーム21は、モータ12が正転すると図中CW方向に回動し、モータ12が逆転すると図中CCW方向に回動する。アーム21の先端部はリンク22の略中心位置に連結されており、リンク22はその一端側にピン22aが設けられて該ピン22aがスライダ23のガイド溝23a内に係合され、その他端側の端部にバックル11が設けられている。なお、スライダ23のガイド溝23aは、車両シート3の前後方向に設けられており、リンク22のピン22aはこの方向に移動する。
この構成により、アーム21が回動すると、リンク22はその一端側がガイド溝23aに案内されながら回動し、その他端側に設けられたバックル11が車両シート3の上下方向に移動する。つまり、本実施の形態では、モータ12が正転すると(一方向に駆動されると)、バックル11は上昇され、モータ12が逆転すると(他方向に駆動されると)、バックル11が下降される。詳しくは、アーム21が図中CW方向に回動すると、リンク22はピン22aがガイド溝23aに案内されて後方に移動しながらアーム21が連結された部分が上昇するため、ピン22aを中心に図中CCW方向に回動する。このため、バックル11は上昇する。また、アーム21が図中CCW方向に回動すると、リンク22はピン22aがガイド溝23aに案内されて前方に移動しながらアーム21が連結した部分が下降するため、ピン22aを中心に図中CW方向に回動する。このため、バックル11は下降する。
ここで、図5〜図8に示すように、アーム21の回動軸21aは、シートレール(図示略)に強固に固定されたブロック14を貫通し、該ブロック14に回動可能に支持されている。なお、アーム21及びリンク22は、車両の幅方向にこの順でブロック14とスライダ23との間に配置されており、同方向に移動可能とされている。そして、アーム21の回動軸21aは、減速ギア24とロック制御機構としてのカム機構25とを介してモータ12により駆動される。
減速ギア24は、モータ12の出力ギア12aに噛合された第1ギア24aと、第1ギア24aに噛合された第2ギア24bとを備えている。カム機構25は、第2ギア24bに固着され該第2ギア24bと共に回転する第1カム部材25aと、第1カム部材25aに当接して前記回動軸21aの軸線方向に沿って移動可能とされた第2カム部材25bとを備えている。第2カム部材25bはアーム21の回動軸21aに固着され、アーム21と一体的に動作するように構成されている。
第2カム部材25bは、第1カム部材25aの第2カム部材25b側の端面が斜めに形成されることで移動可能とされている。第2カム部材25bは、モータ12の正転時には第1カム部材25aから離間する方向に移動される(図8に示す状態)。ところで、ブラケット13とアーム21との間にはばね部材15が設けられており、このばね部材15はアーム21をカム機構25側に常時付勢している。このため、モータ12の正転時に第1カム部材25aの端面と第2カム部材25bの当接面とが離間した状態でも、アーム21はカム機構25側に付勢されているため、カム機構25と共に回動可能である。このとき、アーム21はブロック14から離間する位置とされている。また、第2カム部材25bは、モータ12の逆転時には第1カム部材25aの端面に当接する方向に移動され(図7に示す状態)、第1カム部材25aと一体回転するものとされる。このとき、アーム21はブロック14に当接する位置とされている。
ロック機構40は、アーム21に設けられた突出部41と、突出部41が係合されるブロック14に設けられた第1凹部42及び第2凹部43とを備えており、突出部41が第1凹部42又は第2凹部43に嵌合されると、アーム21の図中CW方向への回動が規制され、バックル11の上昇が規制される。第1凹部42は前記通常使用位置11B(図3参照)に対応する位置に設けられ、第2凹部43は前記拘束(格納)位置11C(図4参照)に対応する位置に設けられている。即ち、バックル11は、突出部41が第1凹部42に嵌合されると通常使用位置11Bとされ、突出部41が第2凹部43に嵌合されると拘束(格納)位置11Cとされる。なお、アーム21はばね部材15によりブラケット13に向けて付勢されているため、突出部41が第1凹部42又は第2凹部43に嵌合した状態でアーム21はブロック14に機械的に拘束される。
第1凹部42及び第2凹部43は、内側面において上側の面及び下側の面は、略水平となるように形成されている。また、突出部41は、上面は略水平に形成され、下面は先端部に向けて先細となるように傾斜して形成されている。つまり、突出部41の上面は第1凹部42及び第2凹部43の内側面に略沿うような形状とされており、下側の面は第1凹部42及び第2凹部43の内側面に対して傾斜した形状とされている。
この構成により、突出部41が第1凹部42又は第2凹部43に係合した状態で、アーム21が図中CW方向に回動するように駆動されても、突出部41が第1凹部42又は第2凹部43から外れることは防止され、アーム21の回動は規制される。
また、アーム21が図中CCW方向に回動するように駆動されると、突出部41の傾斜面が第1凹部42又は第2凹部43の側面に乗り上げ、そのまま傾斜面にガイドされてアーム21は回動される。また、バックル11が前記装着位置11Aにあるときにアーム21が図中CCW方向に回動するように駆動されると、突出部41の傾斜面がブロック14の上端部に乗り上げ、そのまま傾斜面にガイドされてアーム21が回動される。
なお、ロック機構40は、前記カム機構25により、モータ12の正転時には解除され、モータ12の逆転時には作動状態とされる。即ち、上述したように、モータ12の正転時にアーム21がブロック14から離間した位置とされると、突出部41は第1凹部42及び第2凹部43に干渉しない位置とされる。また、モータ12の逆転時にアーム21がブロック14に当接する位置とされると、突出部41は第1凹部42又は第2凹部43に嵌まり込むことができる位置とされる。つまり、バックル11の上昇は通常使用位置11Bと拘束(格納)位置11Cとで規制される。
次に、上記の構成のバックル装置10の電気的構成について説明する。
図9に示すように、制御装置30は、着座センサ31、離席検知センサ32、衝撃予知センサ33、バックル位置検出センサ34による検知信号、及びシートベルト巻取り装置36からの検出信号に基づいて、電源供給装置35を制御してモータ12を駆動する。
着座センサ31は、シートクッション1に乗員が着座したか否かを検知する着座検知手段であり、例えばシートクッション1上に設けられた圧力センサにより構成されている。制御装置30は、着座センサ31からの信号に基づいて、乗員が車両シート3に着座したこと、又は、乗員が離席したことを認識する。
離席検知センサ32は、車両シートから離席されることを予め検知する離席検知手段であり、例えばドアが開放されたか否かを判断するセンサにより構成されている。制御装置30は、離席検知センサ32からの信号に基づいて、乗員が離席する意思を有することを予め認識する。
衝撃予知センサ33は、車両に対する衝撃を予測する衝撃予知手段であり、例えばブレーキの踏み込み速さを検出する速度センサにより構成されている。制御装置30は、衝撃予知センサ33からの信号に基づいて、例えばブレーキが急激に踏み込まれた場合に、車両に衝撃が加わることを予知する。
バックル位置検出センサ34は、アーム21の回動角度に基づいてバックル11の位置を検出するスイッチにより構成されている。バックル位置検出センサ34は、バックル格納位置検出スイッチ34a、バックル上昇位置検出スイッチ34b、及びバックル定位置検出スイッチ34cとしての機能を有している。制御装置30は、バックル位置検出センサ34によってバックル11の位置を検知してモータ12を制御する。なお、本実施の形態では、バックル11の位置とアーム21の回動角度が予め対応付けられており、制御装置30はバックル位置検出センサ34によって検出されたアーム21の回動角度に応じてバックル11の位置を判断する。
次に、上記の構成のバックル装置10の作用について説明する。
乗員が車両シート3に着座していない状態では、図4に示すようにバックル11は格納位置11Cに格納されている。このとき、図7に示すように、アーム21は突出部41がブロック14の第2凹部43に係合されると共にばね部材15によりブラケット13側に向けて付勢されることで、ブロック14に機械的に拘束され、バックル11を上昇させる方向への回動を規制されている。
制御装置30は、乗員が車両シート3に着座すると、バックル11を図4に示す格納位置11Cから図3に示す通常使用位置11Bに切り替え配置する。このとき、図9に示すように、制御装置30は着座センサ31からの信号を入力して乗員着座と判断し、電源供給装置35からモータ12に、バックル11が通常使用位置となるまで正方向回転を行うように通電させる。
すると、図7に示すように、出力ギア12a、減速ギア24及びカム機構25を介して、アーム21が回動しようとする。このとき、アーム21はブロック14に係合されて拘束されているため、第1カム部材25aの回転力が第2カム部材25bの斜面に働き、第2カム部材25bは回動軸21aの軸方向に第1カム部材25aから離間する方向へ押し上げられる。すると、図8に示すように、第2カム部材25bに固着されたアーム21はブロック14から離間する方向へ移動するため、突出部41は第2凹部43から外れ、アーム21は回動する。アーム21の回動に伴いリンク22が回動し、バックル11は図3に示す通常使用位置11Bまで上昇される。
そして、制御装置30は、乗員がシートベルト4を装着しようとすると、バックル11を図3に示す通常使用位置11Bから図2に示す装着位置11Aに切り替え配置する。このとき、図9に示すように、制御装置30はシートベルト巻取り装置36からの信号を入力してシートベルト4が乗員に引っ張られたことを検知し、乗員にシートベルト着用意思がある判断する。そして、電源供給装置35からモータ12に、バックル11が装着位置となるまで正方向回転を行うように通電させる。
制御装置30は、乗員によるシートベルト4の装着が完了すると、バックル11を図2に示す装着位置11Aから図3に示す通常使用位置11Bに切り替え配置する。このとき、乗員によるウェビング5の長さの調整が終了すると、図9に示すように、制御装置30はシートベルト巻取り装置36からの信号を入力して乗員が装着を完了したと判断し、電源供給装置35からモータ12に、バックル11が通常使用位置となるまで逆方向回転を行うように通電させる。
すると、図7に示すように、第2カム部材25bは、ばね部材15の付勢力で押戻されて第1カム部材25aの斜面に沿って第1カム部材25a側に移動し、第1カム部材25aと一体的に回転するようになる。第2カム部材25bと共にアーム21が回動すると、突出部41の下面に形成された傾斜面がブロック14の上端部に当接し、該傾斜面によりガイドされて突出部41がブロック14に乗り上げ、そのままアーム21が回動する。そして、突出部41が第1凹部42に嵌り込むまでアーム21は回動する。
制御装置30は、車両の走行中に車両の衝突を検知、または衝突を予知すると、バックル11を図3に示す通常使用位置11Bから図4に示す拘束位置11Cに切り替え配置する。このとき、図9に示すように、制御装置30は衝撃予知センサ33から信号を入力して、車両の衝撃を予知すると、電源供給装置35からモータ12に、バックル11が拘束位置となるまで逆方向回転を行うように通電させる。
このとき、図7に示すように、アーム21は突出部41がブロック14の第1凹部42に嵌まり込んだ状態で回動するように駆動される。すると、アーム21は、突出部41の下面に形成された傾斜面が第1凹部42の下面に当接し、該傾斜面によりガイドされて突出部41がブロック14のアーム21側の表面の第1凹部42と第2凹部43との間に乗り上げて回動する。そして、突出部41が第2凹部43に嵌り込むまでアーム21は回動する。
また、制御装置30は、乗員が車両を降車すると判断すると、バックル11を図3に示す通常使用位置11B又は図4に示す拘束位置11Cから、図2に示す装着位置11Aに切り替え配置する。このとき、乗員が降車するために車両ドアの開放操作を行うと、図9に示すように、制御装置30は離席検知センサ32からの信号を入力して乗員が降車すると判断し、電源供給装置35からモータ12に、バックル11が装着位置となるまで正方向の回転を行うように通電する。すると、図8に示すように、アーム21の突出部41がブロック14の第1凹部42又は第2凹部43から外され、アーム21は回動する。そして、バックル11が装着位置となるまでアーム21は回動する。
また、制御装置30は、乗員の降車が完了したと判断すると、バックル11を図2に示す装着位置11Aから図4に示す格納位置11Cに切り替え配置する。このとき、図9に示すように、乗員が降車すると、制御装置30は着座センサ31からの信号を入力して、乗員降車完了を判断すると、電源供給装置35からモータ12に、バックル11が格納位置11Cとなるまで逆方向の回転を行うように通電する。すると、アーム21はバックル11が格納位置11Cとなるまで回動する。
次に、本実施形態におけるバックル装置10の特徴的な作用効果を記載する。
(1)制御装置30により、バックル11はシートクッション1よりも上方の装着位置11Aと、装着位置11Aよりも下方とされる通常使用位置11Bと、通常使用位置11Bよりも下方とされる拘束(格納)位置11Cとに切り替え配置される。そして、ロック機構40により各位置11A〜11Cのうち通常使用位置11Bと拘束(格納)位置11Cとでバックルの上昇が規制される。このため、シートベルト4装着時にバックル11を装着位置11Aとすれば、乗員は容易にバックル11の確認及び操作を行うことができる。また、ロック機構40により高さの異なる位置でバックル11の上昇が規制されるため、シートベルト4による拘束力の異なる位置で乗員はシートベルト4で確実に拘束される。つまり、通常運転時にバックル11を通常使用位置11Bとすれば、ロック機構40によりこの位置でバックル11の上昇が規制されるため、乗員はシートベルト4に確実に拘束される。そして、通常使用位置11Bよりもシートベルトの拘束力が高い拘束位置11Cでも、ロック機構40によりバックル11の上昇が規制されるため、乗員はシートベルト4に強固に且つ確実に拘束される。このため、拘束位置11Cを衝撃が加わった場合でも確実に乗員を拘束できる位置とすれば、通常使用位置11Bを乗員のある程度の動作を許容する位置とすることができる。従って、シートベルト4の確実な拘束力を確保すると共に、乗員の快適性を向上することができる。
(2)制御装置30はバックル11をシートクッション1の座面よりも下方に位置する格納位置11Cに切り替え配置することができる。このため、制御装置30はシートベルト4の不使用時にはバックルのシートクッション1の座面からの露出を防止することができ、車両シートの美観を向上することができる。
(3)バックル11の格納位置と拘束位置とが同じ位置とされているため、ロック機構40のロック位置を兼用することができる。このため、各位置に対応させてロック可能な構成とする場合と比較して、バックル装置10の構成を簡易化することができる。
(4)アーム21に設けられた突出部41に対して、突出部41が嵌合される凹部(第1凹部42及び第2凹部43)が複数設けられることで、アーム21は複数位置で図中CW方向への回動が規制される。このように、アーム21の回動を規制したい位置に対応させて凹部を設けるのみで、ロック機構40を容易に構成することができる。
(5)カム機構25は、モータ12がバックル11を上昇させるように正方向に駆動されたときはロック機構40を解除し、モータ12がバックル11を下降させるように逆方向に駆動されたときはロック機構40を作動状態とする。このため、シートベルト4を装着するときにバックル11をスムーズに迅速に装着位置11Aまで上昇させることができ、シートベルト4の操作性が向上する。また、ロック機構40によるロックを作動状態としたままでバックル11を下降させることができる。そして、シートベルト4装着状態において、確実に乗員を拘束した状態で、バックル11を下降させてシートベルト4の拘束力をアップすることができ、安全性が向上する。
(6)制御装置30は車両に対する衝撃を予測する衝撃予知センサ33の検知結果に基づいてバックル11を拘束位置11Cに移動させるため、バックル11は実際に車両に衝撃が加わる前に通常使用位置11Bから拘束位置11Cに移動される。このため、乗員に衝撃が加わる前に乗員を強固に固定することが可能となり、衝撃による乗員の移動を抑制することができ、安全性が向上する。
(7)制御装置30は車両シート3に乗員が着座したことを検知する着座センサ31の検知結果に基づいて、バックル11を通常使用位置11Bに移動させ、乗員によりシートベルト4が引っ張られたことを検知すると、バックル11を通常使用位置11Bから装着位置11Aに移動させる。このため、バックル11は乗員が着座すると通常使用位置11Bまで上昇されて待機状態とされ、乗員がシートベルト4を行うときには即座に装着位置11Aまで上昇されて乗員にとって容易に認識し操作し易い位置とされる。従って、シートベルト4の操作性が向上する。
(8)制御装置30は車両シート3から乗員が離席することを予め検知する離席検知センサ32の検知結果に基づいて、バックル11を装着位置11Aに移動させる。このため、バックル11はシートベルト4解除時にはシートクッション1の上方にあり、乗員にとって容易に認識し操作し易い位置とされる。従って、シートベルト4の操作性が向上する。
(9)制御装置30は車両シート3に乗員が着座したか否かを判断する着座センサ31により乗員が離席したことを検知すると、バックル11を格納位置11Cに移動させる。このため、乗員が車両シート3から離席しているときは、バックル11はシートクッション1の座面より下方に格納される。従って、シートベルト4不使用時の車両シートの美観が向上する。
なお、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ロック機構40により、通常使用位置11B及び拘束位置(格納位置)11Cでバックル11の上昇が規制されるものとしたが、ロック機構によりバックル11の上昇が規制される位置はこれらの位置に限らない。例えば、ロック機構により装着位置11Aでもバックル11の上昇を規制してもよいし、装着位置11Aと、通常使用位置11B又は拘束位置(格納位置)11Cとでバックル11の上昇を規制してもよい。要は、ロック機構は、乗員を強固に拘束する位置と、ある程度の動作を許容する位置とで、バックル11の上昇を規制すればよい。
・上記実施形態では、バックル11は装着位置11A、通常使用位置11B、拘束(格納)位置11Cに位置変更される場合について説明したが、バックル11の他の位置に配置できるようにしてもよい。例えば、乗員の体格等により、複数の通常使用位置や複数の拘束位置を設定してもよい。また、車両の走行中、又は乗員のシートベルト4装着状態において、乗員の拘束性能を確保できる範囲内で、シートベルト4のテンションを調整可能としてもよい。
・上記実施形態では、バックル11はシートクッション1の座面よりも下方に位置する格納位置11Cにも配置されるものとしたが、バックル11は必ずしも格納位置に配置されなくてもよい。また、バックル11の格納位置と拘束位置とを同じ位置としたが、必ずしも同じ位置としなくてもよい。
・上記実施形態では、ロック機構40はアーム21に設けられた突出部41とブロック14に設けられた第1凹部42及び第2凹部43とを備えたものとしたが、バックル11の上昇を規制できるのであれば、ロック機構を他の態様としてもよい。例えばアーム21に設けられた凹部とブロック14に設けられた突出部41とにより構成してもよい。
・上記実施形態では、アクチュエータとしてモータを用いたが、アクチュエータはリンク機構を駆動するものであればよく、例えば、アクチュエータとして油圧シリンダを用いてもよい。
・上記実施形態では、衝撃予知手段はブレーキの踏み込み速さを検知する衝撃予知センサ33である場合について説明したが、衝撃予知手段はこれに限定されず、車両への衝撃を予め検知できるものであればよい。例えば、衝撃予知手段を車速センサと接触センサとで構成し、これらのセンサにより車両への衝撃が予知されるようにしてもよい。
・上記実施形態では、着座検知手段は乗員が着座したか否かを検出する着座センサ31である場合について説明したが、着座検知手段はこれに限定されず、乗員の着席を検知できるものであればよい。例えば、着座検知手段として、着座した乗員により押圧されるスイッチを設けてもよい。
・上記実施形態では、離席検知手段はドアが開放されたか否かを判断する離席検知センサ32である場合について説明したが、離席検知手段はこれに限定されず、乗員の離席を予め検知できるものであればよい。例えば、離席検知手段は、イグニッションスイッチ、シフトレバーのパーキング位置検出スイッチ等の、離席に伴って操作される部材に設けられるスイッチとしてもよい。なお、駐車ブレーキのオン・オフにより、乗員がシートベルトを外すことを予め検知してもよい。また、離席を指示するためのスイッチを設けてもよい。
・上記実施形態ではバックル装置10がリヤシートに設けられる場合について説明したが、バックル装置10を車両のフロントシートに適用してもよい。
次に、上記実施形態より把握される技術的思想を以下に列挙する。
(イ)車両シートの側方に配置され、シートベルトのタングが装着されるバックル装置であって、アクチュエータにより駆動されて、バックルを前記車両シートの上下方向に移動させるリンク機構と、前記アクチュエータを駆動して前記バックルを乗員が着座するシートクッションの上方に位置する装着位置と、該装着位置よりも下方に位置する通常使用位置と、該通常使用位置よりも下方に位置する拘束位置とに切り替え配置する制御部と、前記各位置のうち複数の位置で前記バックルの上昇を規制するロック機構と、前記アクチュエータが前記バックルを上昇させるように一方向に駆動されたときは前記ロック機構を解除し、前記アクチュエータが前記バックルを下降させるように他方向に駆動されたときは前記ロック機構を作動状態とするロック制御機構を備えたことを特徴とするバックル装置。
本実施形態のバックル装置の斜視図。 バックル装置の側面図。 バックル装置の側面図。 バックル装置の側面図。 バックル装置の斜視図。 バックル装置の斜視図。 バックル装置を上側から見た平面図。 バックル装置を上側から見た平面図。 バックル装置の電気的構成を示すブロック図。
符号の説明
1…シートクッション、3…車両シート、4…シートベルト、6…タング、10…バックル装置、11…バックル、11A…装着位置、11B…通常使用位置、11C…拘束位置,格納位置、12…アクチュエータとしてのモータ、20…リンク機構、25…ロック制御機構としてのカム機構、30…制御部としての制御装置、31…着座検知手段としての着座センサ、32…離席検知手段としての離席検知センサ、33…衝撃予知手段としての衝撃予知センサ、40…ロック機構。

Claims (9)

  1. 車両シートの側方に配置され、シートベルトのタングが装着されるバックル装置であって、
    アクチュエータにより駆動されて、バックルを前記車両シートの上下方向に移動させるリンク機構と、
    前記アクチュエータを駆動して前記バックルを乗員が着座するシートクッションの上方に位置する装着位置と、該装着位置よりも下方に位置する通常使用位置と、該通常使用位置よりも下方に位置する拘束位置とに切り替え配置する制御部と、
    前記各位置のうち複数の位置で前記バックルの上昇を規制するロック機構と、
    を備えたことを特徴とするバックル装置。
  2. 請求項1に記載のバックル装置において、
    前記ロック機構は、前記通常使用位置と前記拘束位置とで前記バックルの上昇を規制することを特徴とするバックル装置。
  3. 請求項2に記載のバックル装置において、
    前記制御部は、前記各位置に加えて、前記バックルを前記シートクッションの座面よりも下方に位置する格納位置に切り替え配置可能であり、
    前記ロック機構は、前記格納位置で前記バックルの上昇を規制することを特徴とするバックル装置。
  4. 請求項3に記載のバックル装置において、
    前記格納位置と前記拘束位置は同じ位置とされていることを特徴とするバックル装置。
  5. 請求項1〜4のうち何れか1項に記載のバックル装置において、
    前記アクチュエータが前記バックルを上昇させるように一方向に駆動されたときは前記ロック機構を解除し、前記アクチュエータが前記バックルを下降させるように他方向に駆動されたときは前記ロック機構を作動状態とするロック制御機構を備えたことを特徴とするバックル装置。
  6. 請求項1〜5のうち何れか1項に記載のバックル装置において、
    前記制御部は、車両に対する衝撃を予測するための衝撃予知手段の検知結果に基づいて、前記バックルを前記通常使用位置から前記拘束位置に移動させるように前記アクチュエータを駆動することを特徴とするバックル装置。
  7. 請求項3〜6のうち何れか1項に記載のバックル装置において、
    前記制御部は、前記車両シートに乗員が着座したか否かを検知する着座検知手段により乗員が着座したことを検知すると、前記バックルを前記通常使用位置に移動させ、乗員により前記シートベルトが引っ張られたことを検知すると、前記バックルを前記通常使用位置から前記装着位置に移動させるように前記アクチュエータを駆動することを特徴とするバックル装置。
  8. 請求項3〜7のうち何れか1項に記載のバックル装置において、
    前記制御部は、前記車両シートから乗員が離席することを予め検知する離席検知手段の検知結果に基づいて、前記バックルを前記装着位置に移動させることを特徴とするバックル装置。
  9. 請求項3〜8のうち何れか1項に記載のバックル装置において、
    前記制御部は、前記車両シートに乗員が着座したか否かを検知する着座検知手段により乗員が離席したことを検知すると、前記バックルを前記格納位置に移動させるように前記アクチュエータを駆動することを特徴とするバックル装置。
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