JP2006297568A - ブラストノズル及びこれを備えたブラストガン - Google Patents

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Abstract

【課題】メディアと水などの液体の双方が圧縮空気の空気流によって生ずる負圧により吸引され、良好に混合されて噴射されるブラストノズル及びブラストガンの提供を図る。
【解決手段】ブラストノズルの前後を貫通する噴射路30を、基端側から、圧縮空気の導入口32、第1室40、第2室50、噴射口60の順で構成する。第1室40にメディアの供給路42を接続し、第2室50に液体の供給路52を接続し、第2室50の流路面積を第1室40の流路面積よりも大きく設定する。ブラストガンから圧縮空気が導入口32へ導入され、噴射口60から噴射されることにより、第1室40内へ吸引されたメディアと第2室50内へ吸引された液体とが混合され、噴射口から噴射される。
【選択図】 図2

Description

本願発明は、ブラストノズル、特に、湿式のブラスト加工に適するブラストノズルと、これを備えたブラストガンに関するものである。
従来より、圧縮空気を利用してブラスト用メディアを噴射するようにしたブラストノズルにあって、湿式のブラストに対応したものとしては特許文献1に示すものが知られている。この特許文献1の図5には、従来例として、湿式ブラストノズルを備えた一般的なブラストガンの例が示されている。このブラストガンは、圧縮空気の供給源に接続される接続部を備え、接続部から導入された圧縮空気を筒状の噴射路から噴射するようにしたもので、噴射路の側部には、メディアの供給路が設けられ、圧縮空気源より供給された空気流により生ずる負圧を利用して、メディアタンクよりメディアを吸引する。さらに、この噴射路の先端には、ブラストノズルが接続される。ブラストノズルは、内部中央に噴射路を備え、この噴射路がブラストガンの噴射路に接続される。そして、ブラストノズルの外筒には水供給配管が接続されている。この外筒には、貫通穴が設けられており、外部管接続口より導入された水はリング状のチャンバ構造を介して貫通穴より噴射路に排出され、メディアを吸引した圧縮空気の空気流は、貫通穴を通過する際にチャンバ構造により水を吸引した後、外部に噴射されて、対象物に対してブラスト加工を施すものである。このブラストノズルにあっては、水はリング状のチャンバ構造を介して貫通穴より噴射路に排出されるが、その位置は、噴射路の先端近くであり、当該貫通穴が臨む噴射路は一定の径で前後方向に伸びているものである。
さらに、特許文献1に係る発明は、圧縮空気により搬送されたメディアを一方の端部より導入し、他方の端部より噴射する内筒と、該内筒の周囲に所定の空隙部を隔てて配設された外筒を備える湿式ブラストノズルであって、該外筒の外周面と内周面の間には、周方向に全体又は所定間隔毎に、かつ径方向に所定の厚みをもって貫通され、メディア導入側の端部は水が導入される外部管接続口と連通され、メディア噴射側の端部が外部に連通されたスリットが配設され、前記空隙部は前記一方の端部及び前記他方の端部とも外部に連通されていることを特徴とする湿式ブラストノズルを提案している。これは、水を、その水圧によって、ブラストノズルの最先端からノズルの軸方向に沿って吐出させるものであり、ノズル外でメディアと水とが混合させられる。
また、これらのブラストノズルは、メディアの供給部を備え、圧縮空気によりメディアを吸引噴射するように設計されたブラストガン(具体的には本願出願人であるオオサワ&カンパニーの製造に係るW301−ES−26型)に対して、水供給配管を備えたブラストノズルを装着して使用することによって、湿式ブラストが可能なようにしたものである。そのため、その設計開発にあっても、既成のブラストガンを前提にノズルを開発せざるを得ず、ガンに設けられたメディアの供給路とノズルに設けられたメディアとの関係、さらに、これらの供給路とガン及びノズルの夫々に設けられた噴射路との関係を、統一的に見直して開発することが困難であった。
特開2001−277120号
本願発明は、良好にメディアと水などの液体の双方が圧縮空気の空気流によって生ずる負圧により吸引され、空気流中でメディアと水などの液体とが良好に混合されて噴射されることにより、粉塵の発生を防止して対象物に対して良好なブラストを行うことができるブラストノズル及びブラストガンを提供せんとするものである。
本願の請求項1に係る発明は、噴射路の基端側から導入され先端側から噴射されるようにした圧縮空気によってブラスト用のメディアを噴射するブラストノズルにおいて、この噴射路が、基端側に設けられた圧縮空気の導入口と、この導入口の先端側に設けられた第1室と、第1室の先端側に設けられた第2室と、第2室の先端に開口した噴射口とを備え、第1室にメディアの供給路が接続され、第2室に液体の供給路が接続され、第2室の流路面積が第1室の流路面積よりも大きく設定されたものであり、圧縮空気が導入口から導入され噴射口から噴射される際に第1室内へ吸引されたメディアと第2室内へ吸引された液体とが混合されて噴射口から噴射されるものであることを特徴とするブラストノズルを提供する。
本願の請求項2に係る発明は、第2室の基端と第1室の先端との間に段差が形成され、この段差が第2室の基端面を構成するものであり、この基端面に隣接して液体の供給路が第2室内に開口しており、第2室の流路面積が第1室の流路面積の1.5〜5.0倍であることを特徴とする請求項1記載のブラストノズルを提供する。
本願の請求項3に係る発明は、第1室と第2室とが連続した筒状体の内部空間であり、液体の供給路の第2室内への開口と噴射口との間の長さが、噴射口の直径よりも長いものであることを特徴とする請求項1又は2記載のブラストノズルを提供する。
本願の請求項4に係る発明は、圧縮空気の供給源に接続される接続部を備え、接続部から導入された圧縮空気を先端部から吐出するようにしたブラスト用のメディアを噴射するブラストガンにおいて、先端部に請求項1乃至3のいずれかに記載のブラストノズルが設けられたことを特徴とするブラストガンを提供する。
本願発明に係るブラトスノズルにあっては、第1室にメディアの供給路が接続され、第2室に液体の供給路が接続され、第2室の流路面積が第1室の流路面積よりも大きく設定されたものであるため、圧縮空気が導入口から導入され噴射口から噴射されることにより、第1室内で生ずる負圧によりメディアを吸引し、第2室内で生ずる負圧により液体を吸引して、両者が良好に混合されて噴射口から噴射される。
特に、請求項2に係る発明のように、第2室の基端と第1室の先端との間に段差が形成され、この段差が第2室の基端面を構成するものであり、この基端面に隣接して液体の供給路が第2室内に開口したものとすることによって、液体の良好な吸引とメディアへの混合が可能となる。その際、第2室の流路面積は、第1室の流路面積の1.5〜5.0倍とすることにより、良好な吸引と混合が実現する。
さらに本願の請求項3に係る発明のように、第1室と第2室とが連続した筒状体の内部空間であり、液体の供給路の第2室内への開口と噴射口との間の長さが、噴射口の直径よりも長いものとしたことにより、このブラストノズルをガンに取り付けるだけで、統一して設計された湿式用ブラストガンを得ることができる。
本願の請求項4に係る発明は、これら請求項1〜3の効果を発揮するブラストガンを提供したものである。
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態を説明する。
図1は本願の実施形態に係るブラストガンの側面図であり、図2の(A)は同ブラストガンに装着されるブラストノズルの側面図であり、(B)は同断面図である。
このブラストガンは、ガン本体10とその先端に取り付けられたブラストノズル20(以下、単にノズル20という)とを備える。ガン本体10は、本例においては、図1に示すように、筒状であって、作業性、操作性を重視した軽量型を採用しているが、従来から用いられているピストル型(図3参照)であっても良い。このガン本体10は、基端側に一体に設けられたエアチューブ12と、エアチューブ12の基端側に設けられた、圧縮空気の供給源aに接続される接続部11とを備え、接続部11から導入された圧縮空気をガン本体10の先端部13から吐出するようにしたもので、流路の開閉をなすエアバルブの開閉操作部14を備える。また、本例におけるガン本体10の先端部13の外周には、後述するノズル20の基端部を接続可能なねじ山が形成されており、この先端部13には、取り付けたノズル20の固定をなすためのロックナット15を備える。
ノズル20は、図2(B)に示すように、圧縮空気の噴射路30が前後に貫通して設けられた筒状をなすもので、噴射路30の基端部31が、ガン本体10の先端部13に接続され、基端部31に設けられた狭隘な導入口32から、圧縮空気が先端側に送られて噴射される。
本例において、ノズル20は、本体20aと、本体20aの内部に組み込まれたサクションノズル20bとにより構成されている。サクションノズル20bは圧縮空気の噴射路30の一部と、導入口32及びメディア吸引口41とを備える。
なお、このサクションノズル20bは、メディアmによる磨耗により引き起こされる内部破損あるいは能力低下に備え、本体20aに対して交換可能とした部品である。また、メディアmとして乾式メディアを使用するゆえ、本体20aとサクションノズル20bとの間には水分の逆流を防止すると共に密閉を保持し、噴射状態と吸引力の安定を図るため、Oリング22が取り付けられる。
噴射路30は、基端側に設けられた上記の導入口32と、この導入口32の先端側に設けられた第1室40と、第1室40の先端側に連通するように設けられた第2室50と、第2室50の先端に開口した噴射口60とを備え、これらの導入口32、第1室40、第2室50及び噴射口60は、その中心線が一直線上となるように配設されている。
第1室40は、断面円形をなすシリンダ状空間で、導入口32より大きな流路面積(流路方向に直交する面に沿った流路の開口面積)を備え、その基端にメディア供給口41が開口している。このメディア供給口41は、第1室40の周壁において、第1室40内に開口した口である。ここで、本体20aには、周壁から外部に突出するように直管状のメディア供給部42が設けられており、このメディア供給部42の内部に設けられた空間であるメディア供給路42aと、サクションノズル20bのメディア吸引口41とは連通している。そしてメディア供給部42には、図1に示すように、メディアmの供給源(メディアタンクなど)に接続されたホース43が接続され、後述のように吸引されたメディアmが第1室40に供給される。ここには、必要に応じて流量調整弁などを介在させてもよい。
第1室40の基端と導入口32との間には段差44が形成され、この段差44が第1室の基端面44を構成しており、基端面44に隣接してメディア供給口41が開口している。本例では、メディア供給口41は、1つのみであるが、リング状のチャンバ構造を採用して、複数の供給口を周方向に形成してもよい。この第1室40は、その基端から略一定の流路面積を保ちながら、先端に向けて伸びている。第1室40の先端45は第2室50の基端に開口して連通している。
第2室50は、断面円形をなすシリンダ状空間で、第1室40より大きな流路面積を備え、その基端に水などの液体供給口51が開口している。この液体供給口51は、第2室50の周壁において、第2室50内に開口した口である。ここで、上記第1室40と同じく、本体20aには、周壁から外部に突出するように直管状の液体供給部52が設けられており、この液体供給部52の内部に設けられた空間である液体供給路52aと、サクションノズル20aの液体供給口51は連通している。そして液体供給部52には、図1に示すように、液体wの供給源(液体タンクや水道など)に接続されたホース53が接続され、液体wが第2室50に供給される。ここには、必要に応じて流量調整弁などを介在させてもよい。なお本例では、上記メディア供給部42のセンターラインとこの液体供給部52のセンターラインとは距離21.5mmをおいて並行に設けられている。
第2室50の基端と第1室40の先端45の開口との間には段差54が形成され、この段差54が第2室50の基端面54を構成しており、基端面54に隣接して(基端面54の直ぐ先端側に)液体供給口51が開口している。本例では、液体供給口51は、1つのみであるが、リング状のチャンバ構造を採用して、複数の供給口を周方向に形成してもよい。第2室50の先端が噴射口60であり、系外に開口している。
この噴射口60は、開口面積を大きくするため、本例では、基端から略一定の流路面積を保ちながら、先端に向けて伸びている第2室50の先端区間、詳しくは、噴射口60より4mm内側までの区間で、4.3度のテーパ面を形成することにより内径を拡大させている。このように第2室50の先端区間にテーパ面を形成することにより、噴射範囲の拡大が可能であると共に、噴射範囲と噴射距離とを適宜選択できる。なお、本例のようにテーパ面とはせず、内径均一の筒状で実施することも可能である。
ここで、第1室40の基端面44と第2室50の基端面54とは、共に段差を形成する。これらの段差は、本例では、軸方向(流路の進行方向)と直交する面(90度)としているが、先端側に向かうにしたがって開口面積が大きくなるテーパ面としてもよい。その際のテーパ角は、90度(直交面)乃至45度の範囲とすることが望ましい。
また、第2室50の流路面積は、第1室40の流路面積の約1.5〜5.0倍とすることが望ましい。本例では4倍とされている。
また、第2室50の長さ(第2室50の基端面54から噴射口60までの長さ)は、噴射口60の直径よりも長いことが望ましい。
ここで、第2室50の長さに対する噴射口60の直径の割合については、圧縮空気の圧力により噴射ノズル内の配管抵抗が変化することから、圧縮空気の圧力が低圧であれば第2室50を細く、つまり上記の割合を小さくし、圧縮空気の圧力が高圧であれば第2室50を太く、つまり上記割合を大きくする。
ノズル20を、一般的な条件である、圧縮空気の圧力0.4MPa〜0.5MPaで使用する場合は、第2室50の長さに対する噴射口60の直径の割合は1:0.5に設定される。ここで本例では、圧縮空気の圧力を0.3MPa〜0.4MPaの範囲内と設定しており、第2室50の長さが15.5mmであり、噴射口60の直径が6.6mmであって、上記の割合で表すとほぼ1:0.43となる。
使用に際しては、図1に示すように、ガン本体10の先端にノズル20を接続して、圧縮空気をガン本体10からノズル20内に導き、噴射口60から噴出させる。その際に生ずる負圧によって、メディアmは、その供給源に接続されたホース43を介して、メディア供給部42のメディア供給部42aを通り、メディア供給口41から第1室40内に吸引され、圧縮空気の流れに乗って第2室50に流入する。流路面積が拡大した第2室50においては、負圧が生じる。この負圧によって、液体wは、その供給源に接続されたホース53を介して、液体供給部52の液体供給路52aを通り、液体供給口51から第2室50内に吸引され、空気流中のメディアmと混合されて噴射口60から噴射される。なお、メディアmとしては、ブラスト加工に用いられる粉状若しくは粒状の各種メディアを用いることができ、液体としては水を用いる。両供給源においては、加圧の必要はないが、水のみの場合は加圧した状態で供給することも可能である。
乾式メディアのみで噴射した場合、粉塵の拡散と跳ね返りが多く作業環境も粗悪となるが、上記のように、メディアmと液体wとを混合した湿式メディアとして噴射することにより、粉塵の拡散が抑えられ作業環境が良好になる。また、使用されたメディアmは湿式の為、飛散範囲が狭く回収も楽となる。回収したメディアmに関しても乾燥し、再度使用できるという利点がある。
次に、本願の発明者が、本例のノズル20についてテストを行ったので、以下に説明する。
なお、この実験に供したノズル20の各部寸法は以下の通りである。
全長:50mm
基端部31の内径:12mm、
導入口32の内径:1.2mm、
第1室40の内径:3mm、同長さ:23mm、
第2室50の内径:6mm(先端のテーパ部分を除く)、同長さ:15.5mm(先端のテーパ部分を含む)、先端のテーパ部分:噴射口60から4mm、角度4.3°
噴射口60の直径:6.6mm
メディア供給路42aの内径:3mm
液体供給路52aの内径:2mm
上記各供給路間の間隔:21.5mm
メディアmには珪砂(7号)、液体wには水をそれぞれ使用した。
ノズル20に供給する圧縮空気の圧力は、0.3MPa、0.4MPa、0.5MPaの3種とした。
図4に示すように、1.5m四方の試験板Bを用いて実験を行なった。ノズル20の噴射口60と試験板との距離は100mm、150mmの2種とした。試験板Bの表面には、図示したように、直径100mm及び200mmの同心円と、その外側に1.0m四方の正方形の目標線L1〜L3を描いておき、メディアmの飛散具合を目視で評価した。具体的には、メディアmのみ噴射した場合(表1中の[1]参照)と、メディアmと液体(水)wとを混合して噴射した場合(表1中の[3]参照)とを比較して評価した。
その結果、メディアmのみを噴射した場合、試験板Bのほぼ全面に噴射されたメディアmが飛び散ることが確認できた。一方、メディアmと液体(水)wとを混合して噴射した場合、噴射されたメディアmと液体wの混合物は、そのほとんどが直径100mmの目標線L1の内部に納まるように噴射されており、かつ、直径200mmの目標線L2よりも飛び散ったものはほとんどないことが確認できた。
また、表1に示すように、ノズル20の噴射口60と試験板との距離を150mmとした場合の、1分間当たりのメディアmと液体wの使用量を測定した。この使用量は、メディアmと液体wのそれぞれを収納したボトルの重量を試験前と試験後に計測し、3回のテストにおける平均値を算出した。また、メディアmと液体wのそれぞれの使用量から、ノズル20から噴射されるメディアmと液体wの混合物の含水率も算出した。
Figure 2006297568
本願の実施の形態に係るブラストガンの側面図である。 (A)は同ブラストガンに装着されるブラストノズルの側面図であり、(B)は同断面図である。 本願の他の実施の形態に係るブラストガンの側面図である。 本願の実施の形態に係るブラストガンのテストの状況を示す概略説明図である。
符号の説明
10 ガン本体
11 接続部
12 エアチューブ
13 ガン本体の先端部
14 エアバルブの開閉操作部
15 ロックナット
20 ブラストノズル
20a 本体
20b サクションノズル
30 噴射路
31 噴射路の基端部
32 導入口
40 第1室
41 メディア供給口
42 メディア供給部
42a メディア供給路
43 メディア供給用のホース
44 第1室の基端面
45 第1室の先端
50 第2室
51 液体供給口
52 液体供給部
52a 液体供給路
53 液体供給用のホース
54 第2室の基端面
60 噴射口

Claims (4)

  1. 噴射路の基端側から導入され先端側から噴射されるようにした圧縮空気によってブラスト用のメディアを噴射するブラストノズルにおいて、
    この噴射路が、基端側に設けられた圧縮空気の導入口と、この導入口の先端側に設けられた第1室と、第1室の先端側に設けられた第2室と、第2室の先端に開口した噴射口とを備え、
    第1室にメディアの供給路が接続され、第2室に液体の供給路が接続され、
    第2室の流路面積が第1室の流路面積よりも大きく設定されたものであり、
    圧縮空気が導入口から導入され噴射口から噴射される際に第1室内へ吸引されたメディアと第2室内へ吸引された液体とが混合されて噴射口から噴射されるものであることを特徴とするブラストノズル。
  2. 第2室の基端と第1室の先端との間に段差が形成され、この段差が第2室の基端面を構成するものであり、この基端面に隣接して液体の供給路が第2室内に開口しており、
    第2室の流路面積が第1室の流路面積の1.5〜5.0倍であることを特徴とする請求項1記載のブラストノズル。
  3. 第1室と第2室とが連続した筒状体の内部空間であり、液体の供給路の第2室内への開口と噴射口との間の長さが、噴射口の直径よりも長いものであることを特徴とする請求項1又は2記載のブラストノズル。
  4. 圧縮空気の供給源に接続される接続部を備え、接続部から導入された圧縮空気を先端部から吐出するようにしたブラスト用のメディアを噴射するブラストガンにおいて、先端部に請求項1乃至3のいずれかに記載のブラストノズルが設けられたことを特徴とするブラストガン。
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