JP2006297272A - 清掃用繊維製品の洗浄方法 - Google Patents

清掃用繊維製品の洗浄方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006297272A
JP2006297272A JP2005122308A JP2005122308A JP2006297272A JP 2006297272 A JP2006297272 A JP 2006297272A JP 2005122308 A JP2005122308 A JP 2005122308A JP 2005122308 A JP2005122308 A JP 2005122308A JP 2006297272 A JP2006297272 A JP 2006297272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
acid
water
nonionic surfactant
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005122308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4545630B2 (ja
Inventor
Takao Tsuchiya
隆夫 土屋
Yoshihiro Yamazaki
由博 山崎
Yuji Okauchi
優司 岡内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2005122308A priority Critical patent/JP4545630B2/ja
Publication of JP2006297272A publication Critical patent/JP2006297272A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4545630B2 publication Critical patent/JP4545630B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

【課題】 清掃用具、特に含油清掃用具が合成繊維を含む場合でも、再汚染がなく、優れた洗浄性が得られる洗浄方法を提供する。
【解決手段】 複数の洗浄工程を有する清掃用繊維製品の洗浄方法であって、非イオン界面活性剤と水溶性キレート剤と再汚染防止剤と水とを含有し、pH8〜11である第1の洗浄媒体を、70℃未満の温度で清掃用繊維製品と接触させて洗浄する第1の工程を有する、清掃用繊維製品の洗浄方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、繊維製品の洗浄方法に関し、特にダストコントロールの分野で用いられる繊維製品、例えば、店舗、オフィス、ホテル等の玄関マットやフロアマット、あるいはフロアクリーニング用モップ等の清掃用繊維製品の洗浄方法に関する。
油、泥、ほこり等の微細な粒子汚れを捕捉、保持して生活環境を向上させるダストコントロールの分野では、ダストを捕捉、保持するための油剤が含浸されたモップ、クロス、マット等の繊維を含む含油清掃用具が使用されるが、ダストがさほど多くない場合には、含油しない清掃用具も使用される。具体的には、店舗、オフィス、ホテル等で用いられる玄関マットやフロアーマット、フロアークリーニング用のモップ等が挙げられる。
これら含油清掃用具は、通常、使用-洗浄-油剤加工(再生処理)という一連の工程を経て、繰り返し使用される。このような繰り返し使用は、現在世界的に問題となっている環境汚染や資源浪費等を防止するという観点から非常に重要である。
このような清掃用具においては、泥等の汚れが大量に共存し、また、マットやモップの大部分のものには、汚れを吸着させるため流動パラフィンが主成分の油剤等が塗布されているため、汚れ負荷量が非常に大きい。これら清掃用具の洗浄には、多量のアルカリ、界面活性剤及びキレート剤が用いられており、更に再汚染防止剤の併用もなされている。特に、天然繊維と合成繊維が混在している繊維製品については、繊維種で洗浄挙動、再汚染の度合いが異なるため、剤だけでなく洗浄条件についても重要となっている。
特許文献1には、ポリエステル繊維製品やポリエステル/綿の複合繊維製品においてポリエステル樹脂および界面活性剤を含有することを特徴とする洗濯用洗剤とポリエステル樹脂を洗液に添加する洗濯方法が開示されている。また、マットやモップ等の清掃用具の洗浄技術に関して、特許文献2には、特定の非イオン性高分子化合物と少量の非イオン界面活性剤とを含有する水性乳化液体からなる洗浄性能強化剤組成物が開示されている。
特開平10−212496 特開2002−167596
しかしながら、前記文献記載の手段では、清掃用具が合成繊維を含む場合、汚れの負荷の特に大きい最初の洗浄工程(予洗、第一洗浄工程等と称されることもある)において、繊維に泥等の粒子汚れ成分が繊維に再付着(再汚染)し、ひき続き洗浄工程を行っても十分に除去できなくなることがある。
本発明の課題は、清掃用具、特に含油清掃用具が合成繊維を含む場合でも、再汚染がなく、優れた洗浄性が得られる洗浄方法を得ることである。
本発明は、複数の洗浄工程を有する清掃用繊維製品の洗浄方法であって、非イオン界面活性剤と水溶性キレート剤と再汚染防止剤と水とを含有し、pHが8〜11である第1の洗浄媒体〔以下、第1の洗浄媒体という〕を、70℃未満の温度で清掃用繊維製品と接触させて洗浄する第1の工程〔以下、第1の洗浄工程という〕を有する、清掃用繊維製品の洗浄方法に関する。
本発明によれば、ダストコントロールの分野で用いられる繊維製品、例えば、店舗、オフィス、ホテル等の玄関マットやフロアマット、あるいはフロアクリーニング用モップ等の清掃用繊維製品、特に合成繊維を含む繊維製品を洗浄する際の再汚染が防止され、且つ優れた洗浄効果を示す清掃用繊維製品の洗浄方法が提供される。
<第1の洗浄媒体>
本発明に用いられる第1の洗浄媒体は、非イオン界面活性剤、水溶性キレート剤、再汚染防止剤及び水を含有する。
非イオン界面活性剤としては、下記一般式(I)で表される非イオン界面活性剤が好ましい。
1-O-(EO)p-(PO)q-(EO)r-H (I)
〔式中、R1は平均炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニル基又はアルコキシ基を示し、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を示す。p、q、rは、それぞれ平均付加モル数であり、p≧0、q=0〜4.5、r≧0である。ただし、p、q、rが同時に0になることはない。〕
一般式(I)中、R1は平均炭素数10〜14のアルキル基、アルコキシ基、更にアルキル基が好ましく、pは1〜10、特に2〜8が好ましく、qは0.5〜4.5、更に1〜4.5、特に1〜2が好ましく、rは1〜10、特に2〜8が好ましく、p+rは1〜30、更に2〜20、特に4〜15が好ましい。一般式(I)の非イオン界面活性剤の具体例として、ポリオキシエチレン(6)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(12)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(7)-sec-アルキル(炭素数12〜14)エーテル、ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(1.5)ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレン(1.5)ポリオキシエチレン(5)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレン(4.5)ポリオキシエチレン(5)ラウリルエーテル等が挙げられる。ここで、当該化合物に関し( )内はエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイドの平均付加モル数である(以下同様)。非イオン界面活性剤は、二種以上を使用することもできる。
また、第1の洗浄媒体は、非イオン界面活性剤以外の界面活性剤、例えば陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤等を含有することもできる。しかしながら、本発明では、洗浄性の観点から、第1の洗浄媒体中の界面活性剤の総量中、非イオン界面活性剤の比率が70〜100重量%、更に80〜100重量%、特に90〜100重量%であることが好ましい。
また、第1の洗浄媒体に用いる水溶性キレート剤とは、水中の硬度成分を捕捉する作用を有し、水(20℃)に対する溶解度が1g/Lである化合物であり、ニトリロトリ酢酸、エチレンジアミンテトラ酢酸、ホスホン酸、トリポリリン酸及びこれらの塩から選ばれる化合物の1種以上が好ましい。特にトリポリリン酸ナトリウムが好ましい。
本発明の第1の洗浄媒体は、アルカリ金属の珪酸塩(例えば、珪酸ナトリウム等)、アルカリ土類金属の珪酸塩(例えば、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム等)、アルカリ金属の水酸化物(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)及びアルカリ土類金属の水酸化物(例えば、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等)から選ばれる化合物の総量が100ppm(重量比、以下同様)以下、50ppm以下、更に10ppm以下、更に5ppm以下、更に1ppm以下、特に0ppm(含有しない)であることが好ましい。
第1の洗浄媒体に用いる再汚染防止剤としては、アルキレンテレフタレート及び/またはアルキレンイソフタレート単位とポリオキシアルキレン単位とを含む非イオン性高分子化合物、中でもテレフタル酸エステルとエチレングリコールとの重合物を含有するものが望ましい。再汚染防止剤を用いることにより、特に合成繊維を含む清掃用繊維製品の洗浄において、再汚染が防止され、優れた洗浄効果を得ることができる。なお、再汚染防止剤とは、洗浄の際に繊維から離脱して洗浄液中に分散している汚れが繊維に再沈着するのを防止する機能を有するものをいう。再汚染防止剤として、商品を例示すれば、プチナース3000〔北広ケミカル(株)〕等が挙げられる。
第1の洗浄媒体は、更に脂肪酸塩及びカルボン酸系ポリマー(再汚染防止剤以外のもの)から選ばれる1種以上を含有することもできる。
脂肪酸塩としては、炭素数8〜18の脂肪酸のアルカリ金属塩が好ましく、具体的には、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等のアルカリ金属塩、特にナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。
また、カルボン酸系ポリマーとしては、アクリル酸、マレイン酸、α−ヒドロキシアクリル酸等の不飽和カルボン酸のホモポリマー、アクリル酸とマレイン酸のコポリマー等が挙げられる。特に、モノマーとしてアクリル酸、マレイン酸及びα-ヒドロキシアクリル酸を含むものが好ましい。カルボン酸系ポリマーは一部又は全部が塩となっていてもよい。また、カルボン酸系ポリマーの重量平均分子量は1000〜100000、更に5000〜80000が好ましい。
第1の洗浄媒体は、上記成分以外に、(1)エタノール等のアルコール類及びエチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール類、(2)パラトルエンスルホン酸又はその塩、安息香酸又はその塩、尿素等の減粘剤や可溶化剤(防腐剤としての効果を持つものもある)、(3)相調整、洗浄力向上のためのポリオキシアルキレンベンジルエーテル、ポリオキシアルキレンフェニルエーテル、(4)ポリビニルピロリドン等の色移り防止剤、(5)蛍光染料、(6)柔軟性付与を目的としたシリコーン、(7)消泡剤としてのシリカ、シリコーン、(8)香料、抗菌防腐剤等を含有することができる。また、漂白剤、好ましくは酸素系漂白剤を含有することができる。
第1の洗浄媒体は、非イオン界面活性剤、水溶性キレート剤、再汚染防止剤その他の成分を含む洗浄剤組成物を希釈媒体(好ましくは水)で希釈して得ることができる。洗浄剤組成物は、水を含有していてもよい。
<第1の洗浄工程>
本発明の洗浄方法は、上記特定の第1の洗浄媒体を、清掃用繊維製品と接触させる第1の洗浄工程を有する。
第1の洗浄媒体は、非イオン界面活性剤を0.01〜1重量%、更に0.02〜0.2重量%含有することが好ましい。また、第1の洗浄媒体は、水溶性キレート剤を0.001〜0.2重量%、更に0.005〜0.1重量%含有することが好ましい。また、第1の洗浄媒体は、再汚染防止剤を0.001〜0.5重量%、更に0.01〜0.2重量%、更に0.05〜0.1重量%含有することが好ましい。また、第1の洗浄媒体は、水を90重量%以上、更に95重量%以上、特に99重量%以上含有することが好ましい。
また、脂肪酸塩を含有する場合は、第1の洗浄媒体中、0.001〜0.1重量%、更に0.002〜0.02重量%が好ましい。また、カルボン酸系ポリマーを含有する場合は、第1の洗浄媒体中、0.001〜0.05重量%、更に0.002〜0.02重量%が好ましい。
なお、第1の洗浄媒体に配合される成分は、一括添加しても、別々に添加してもいずれでもよい。
本発明では、再汚染防止の点で、第1の洗浄媒体は、70℃未満、洗浄性を維持しつつ、再汚染を防止する観点から、好ましくは40℃以上70℃未満、更に好ましくは50〜65℃で繊維製品と接触させる。アルカリ金属の珪酸塩、アルカリ土類金属の珪酸塩、アルカリ金属の水酸化物及びアルカリ土類金属の水酸化物から選ばれる化合物は、安価なアルカリ剤として本発明の対象とするモップ等の清掃用繊維製品の洗浄分野において汎用されているが、これら化合物を、100ppmを超えて含む洗浄媒体は、温度上昇に伴い洗浄効果は向上する一方で、再汚染防止効果は大幅に低下することが見出された。特に、温度が70℃を超える領域では、温度上昇に伴う再汚染の発生が、甚だしくなることが判明した。また70℃未満第1の洗浄媒体に再汚染防止剤を添加することにより、再汚染防止効果はさらに向上した。本発明では、非イオン界面活性剤と水溶性キレート剤と再汚染防止剤と水とを含有する第1の洗浄媒体を70℃未満、好ましくは40℃以上70℃未満、更に好ましくは50〜65℃の温度で用いることで、優れた洗浄性と共に優れた再汚染防止性も得られるが、このような知見は当業界において従来知られていない。
また、第1の洗浄媒体のpHは、洗浄温度において、8〜11であり、再汚染の防止と洗浄性の観点から、8、5〜11.8、特に9〜10.8であることが好ましい。
本発明の洗浄方法の対象となる繊維製品は、ダストコントロールの分野で用いられる繊維製品、例えば、店舗、オフィス、ホテル等の玄関マットやフロアマット、あるいはフロアクリーニング用モップ等の清掃用繊維製品が挙げられ、更に清掃用含油繊維製品、清掃用含油マット、清掃用含油モップ等が挙げられる。これら繊維製品は、化学繊維(合成繊維)、天然繊維の何れを含むものであってもよく、本発明の洗浄方法は特に合成繊維を含むもの、特に合成繊維を含むモップに好適である。
本発明の洗浄方法は複数の洗浄工程を有するが、第1の洗浄工程は、最初の洗浄工程として行われることが好ましく、第1の洗浄工程の後に、更に、第2の洗浄媒体を、繊維製品と接触させる第2の洗浄工程を有することが好ましい。一般に、ダストコントロールの分野では、回収された繊維製品は、砂落とし、予備洗浄、本洗浄、染色、油含浸等の処理工程を経て再利用されるが、本発明の第1の洗浄工程は、予備洗浄として好適であり、本発明の第2の洗浄工程は本洗浄として好適である。
第2の洗浄工程で用いられる第2の洗浄媒体の調製に用いられる洗浄剤組成物は、通常、ダストコントロールの分野で用いられるものを使用でき、洗浄条件も通常のものが採用できる。第2の洗浄媒体は、第2の洗浄媒体の調製に用いられる洗浄剤組成物を希釈媒体(好ましくは水)で希釈して得ることができ、第1の洗浄媒体と同一でも異なっていてもよい。異なる場合は、第1の洗浄媒体に加えて、更に相当量のメタ珪酸ナトリウム等のアルカリ剤を含むことができる。
表1の組成を有する第1の洗浄媒体を用いて再汚染防止性と洗浄性を以下の方法で評価した。結果を表1に示す。
(1)再汚染防止性
木綿布を6cm×6cmに裁断し、25℃での粘度が140mPa・sの鉱物油に含浸させ、木綿調製布とした。また、ポリエステルジャージ布を6cm×6cmに裁断し、25℃での粘度が140mPa・sの鉱物油に含浸させ、ポリエステル調製布とした
60℃、1Lの水道水に、表1の成分を表1の比率で投入し、第1の洗浄媒体とし、これにカーボンブラック0.25gを入れてターゴトメータ(回転数80r/min)にて5分間撹拌、分散させ汚染液を調製した。
この汚染液に、調製布を入れ、ターゴトメータ(回転数80r/min)にて予備洗浄(第1の洗浄工程)を表1の温度、pHで5分間行い、第1の洗浄液を除去した後、次いで、ランエースP-51〔花王(株)製〕を2g/Lの濃度で用いて本洗浄(第2の洗浄工程)を60℃で5分間行い、すすぎ1分、脱水、プレス乾燥を行った。本洗浄後の試験布を目視観察し、以下の基準で評価した。
◎:汚れが付着していない。
○:汚れが少ししか付着していない。
△:汚れがある程度付着している。
×:汚れがはっきりと付着している。
(2)洗浄性
EMPA106を6cm×6cmに裁断し、以下、上記再汚染防止性の評価と同様に、第1の洗浄媒体を調製し、予備洗浄(第1の洗浄媒体を用いる)、本洗浄〔ランエースP51(花王株式会社)を2g/Lの濃度で用いる〕、すすぎ、脱水、プレス乾燥を行った。洗浄後の汚染布を目視観察し、以下の基準で評価した。
◎:汚れ落ちがはっきりとわかる。
○:汚れ落ちがわかる。
×:汚れ落ちがわからない。
Figure 2006297272
(注)表1中の成分は、以下の通りである。
・非イオン界面活性剤(1):一般式(I)において、R1がラウリル基、pが3、qが1.5、rが3のもの
・非イオン界面活性剤(2):一般式(I)において、R1がラウリル基、pが5、qが1.5、rが5のもの
・非イオン界面活性剤(3):一般式(I)において、R1がsec−アルキル基(炭素数12〜14)、pが7、qが0、rが0のもの
・ソーダ灰:0.1重量%水溶液のpH(20℃)が10.9のもの
・EDTA−4Na:エチレンジアミンテトラ酢酸4ナトリウム塩
・NTA−3Na:ニトリロトリ酢酸3ナトリウム塩
・石鹸:商品名月星クリーニング石鹸、花王(株)製
・再汚染防止剤:プチナース3000、北広ケミカル(株)製

Claims (5)

  1. 複数の洗浄工程を有する清掃用繊維製品の洗浄方法であって、非イオン界面活性剤と水溶性キレート剤と再汚染防止剤と水とを含有し、pHが8〜11である第1の洗浄媒体を、70℃未満の温度で清掃用繊維製品と接触させて洗浄する第1の工程を有する、清掃用繊維製品の洗浄方法。
  2. 第1の洗浄媒体中の、アルカリ金属の珪酸塩、アルカリ土類金属の珪酸塩、アルカリ金属の水酸化物及びアルカリ土類金属の水酸化物から選ばれる化合物の総量が100ppm(重量比)以下である請求項1記載の洗浄方法。
  3. 非イオン界面活性剤が、下記一般式(I)で表される非イオン界面活性剤である請求項1又は2記載の洗浄方法。
    1-O-(EO)p-(PO)q-(EO)r-H (I)
    〔式中、R1は平均炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニル基又はアルコキシ基を示し、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を示す。p、q、rは、それぞれ平均付加モル数であり、p≧0、q=0〜4.5、r≧0である。ただし、p、q、rが同時に0になることはない。〕
  4. 水溶性キレート剤が、ニトリロトリ酢酸、エチレンジアミンテトラ酢酸、ホスホン酸、トリポリリン酸及びこれらの塩から選ばれる化合物である請求項1〜3の何れか1項記載の洗浄方法。
  5. 前記清掃用繊維製品が、合成繊維を含む請求項1〜4の何れか1項記載の洗浄方法。
JP2005122308A 2005-04-20 2005-04-20 清掃用繊維製品の洗浄方法 Active JP4545630B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005122308A JP4545630B2 (ja) 2005-04-20 2005-04-20 清掃用繊維製品の洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005122308A JP4545630B2 (ja) 2005-04-20 2005-04-20 清掃用繊維製品の洗浄方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006297272A true JP2006297272A (ja) 2006-11-02
JP4545630B2 JP4545630B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=37466003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005122308A Active JP4545630B2 (ja) 2005-04-20 2005-04-20 清掃用繊維製品の洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4545630B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008127412A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Kao Corp 繊維製品用洗浄剤組成物
JP2008138029A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Kao Corp 衣料用粉末洗剤組成物
US9717676B2 (en) 2013-07-26 2017-08-01 The Procter & Gamble Company Amino silicone nanoemulsion

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138300A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Kao Corp 血液汚染布の洗浄方法
JP2002146390A (ja) * 2000-08-30 2002-05-22 Lion Corp 洗浄強化剤組成物及び洗浄剤組成物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002146390A (ja) * 2000-08-30 2002-05-22 Lion Corp 洗浄強化剤組成物及び洗浄剤組成物
JP2002138300A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Kao Corp 血液汚染布の洗浄方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008127412A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Kao Corp 繊維製品用洗浄剤組成物
JP2008138029A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Kao Corp 衣料用粉末洗剤組成物
US9717676B2 (en) 2013-07-26 2017-08-01 The Procter & Gamble Company Amino silicone nanoemulsion

Also Published As

Publication number Publication date
JP4545630B2 (ja) 2010-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4607398B2 (ja) 複合有機または油性汚れ除去のための洗剤組成物
US20060094625A1 (en) Cleaning composition which renders a surface stain resistant
CN1144533A (zh) 含2-烷基链烷醇、h2o2、阴离子和低hlb的非离子表面活性剂的水性清洗组合物
JPH05504155A (ja) 解乳化清浄製剤およびその用途
WO2000056847A1 (en) Hydrophobic and particulate soil removal composition
JP4964419B2 (ja) 硬質表面用洗浄剤組成物
JP4545630B2 (ja) 清掃用繊維製品の洗浄方法
JP4308053B2 (ja) 清掃用繊維製品の洗浄方法
JP3875170B2 (ja) 鋼板用アルカリ洗浄剤組成物
JP2009275077A (ja) 空気フィルター用洗浄剤組成物
KR101433489B1 (ko) 생분해성 세정 조성물
JP6310727B2 (ja) フロアーポリッシュ用剥離剤及びフロアーポリッシュの剥離方法
US6258772B1 (en) Cleaning compositions comprising perfluorinated alkylphosphates
JP4663543B2 (ja) 清掃用繊維製品の洗浄方法
US5460753A (en) Aqueous cleaning composition for parts washers
JP4173090B2 (ja) アルカリ洗浄剤
JP4219727B2 (ja) 清掃用繊維製品の洗浄方法
JP2008202007A (ja) 繊維製品用洗浄剤
JP2003013092A (ja) 洗浄剤
JP2018028027A (ja) 衣料用液体洗浄剤組成物
JP2007217504A (ja) 可溶化型印刷インキ用洗浄剤組成物
JP3294907B2 (ja) 金属洗浄方法
JP5291910B2 (ja) リネンサプライ用粉末洗剤組成物
JP4971735B2 (ja) 繊維製品用洗浄剤
KR970007569B1 (ko) 압연강판 세정용 중성세제 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100630

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4545630

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250