JP2006296862A - 油圧式による筋力トレーニング方法とその使用器具 - Google Patents

油圧式による筋力トレーニング方法とその使用器具 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来の筋力トレーニング方法を油圧式に改良する。
【解決手段】 油を用い液体圧力の油圧抵抗を介して利用者に対するトレーニング負荷となる油圧式筋力トレーニング方法において、往復抵抗がかかるための主動筋及び抵抗筋が交互に運動して関節郡の筋肉をバランスよく運動することが可能となりかつ前記往復運動により筋肉の緊張と弛緩とが繰り返されながら血流を促進する往復抵抗方式及び負荷調節方式とから構成される油圧式による筋力トレーニング方法と、油圧シリンダーによる往復抵抗方式及び負荷調節方式から構成され、該両方式により主動筋肉・大腿四頭筋・大腿二頭筋をトレーニングするレッグエクステンション/カールのトレーニング用器具を用い、該器具のシート上に座りローラーの間に足首を挟みかつ膝を支点にして足の曲げ伸ばしを行う油圧式による筋力トレーニング器具の提供。
【選択図】図1

Description

本発明は筋力トレーニング方法に関するが、詳しくは油圧式による筋力トレーニング方法とその使用器具に関するものである。
従来の筋力トレーニング方法としては、例えば特開平9−294823号の筋力鍛練装置などが開示されている。この従来装置は、エキセントリックトレーニングをも可能とするチェストプレス等の筋力鍛練装置を提供するものであり、その解決手段は両端部にグリップを有してフレームに軸支された略U字形のレバーをフレーム近傍のウエイト吊支用枠体内で昇降可能なウエイトの選択した負荷に抗して前後方向へ回動させることにより所定部位の筋肉鍛練を行う筋力鍛練装置において、レバーの下中央にカウンターアームの一端部を一体的に連結するとともにカウンターアームの他端部に両足を懸架するアシストバーを固定し、かつカウンターアームを回転可能に前記フレームに軸支する一方、カウンターアームの後方でフレームにシートパッドとランバーサポートパッドを略L字形の金属板に固定してなる高さ調節可能なシートを設けて構成したものである。
特開平9−294823号公報 この従来の具体的な装置は、図8に示すように床面等に載置する所定長さのフレーム20の一端部(前側)に足置台21を固定して配設し、この近傍にブラケット22を介してシャフト23を回転可能に軸支し、このシャフト23にカウンターアーム24をシーソー形式で前後方向へ揺動可能に支持する。カウンターアーム24の一端部(前側)には前記従来例のステップに代わるアシストバー25が略T字形に取り付け固定され、他端部には前記一対のレーバーに相当する略U字形のレバー26が適宜連結し固定されている。また、レバー26の両端部には握持方向を異にするグリップが突設されている。更に、レバー26の後部においてフレーム20に前記従来例の角パイプに相当する角パイプ27が後方へ傾斜して所定長さで立設され、この角パイプ27に前記従来例の角筒に相当する角筒28が軸方向で嵌合し、この角筒28の上端部には金属板に固定したシートパッド29が固定されてシートが構成される。また、金属板は略L字形でその上端部にランバーサポートパッド30が取付固定されている。また、シートパッド29とランバーサポートパッド30はシートの高さ調節をしてもシートパッド29とランバーサポートパッド30の位置は変化することがない。また、ランバーサポートパッド30の上方にはフレーム20に後方へ斜頸して立設した所定長さのフレーム20の上端部付近に前記従来例の背当パッドに相当する背当パッド31が取付固定されている。更に、レバー26の上端部付近に前記従来例のワイヤロープに相当するワイヤロープ32の一端部が連結され、ワイヤロープ32の他端部はフレーム20,20の側方にフレーム20で連結して配設されたウエイト吊支用枠体33内において昇降可能に配設されたウエイト連結用具34に連結されている。
このように構成されている従来装置は、ウエイトの負荷が掛かるレバーを一端部に固定したカウンターアームを前後方向へ揺動可能にフレームに軸支し、該カウンターアームの他端部にアシストバーを固定したから、エキセントリックトレーニングをも可能とするチャストプレス等の筋力鍛練装置を得ることができるとともに、シートを高く調節可能な角筒に略L字形の金属板を固定し該金属板にシートパッドとランバーサポートパッドを取付固定したから、身長の高低に拘わらず腰椎の当たる箇所が一定であって適正な姿勢で効果的な筋力鍛練をすることができる。
このような従来装置による筋力トレーニングでは、いわゆるチャストプレーニングスマシンで知られている筋肉鍛練方法の改良であり、あくまでも利用者の体力に応じた筋力トレーニングである。従って、もともと筋力のある利用者の更なる筋力を鍛練する方法であり、もともと筋力のない者や初心者には不向きとされていた。ここに本発明が解決しようとする課題を有する。
すなわち、本発明が解決しようとする課題は、油圧式による筋力トレーニング方法にすることによって、利用する運動者自身が発揮した力を油圧抵抗にして利用者に対するトレーニング負荷となるようにするところにある。
本発明は上記の如き課題を解決するために開発したものであって、油を用い液体圧力の油圧抵抗を介して利用者に対するトレーニング負荷となる油圧式筋力トレーニング方法において復抵抗がかかるための主動筋及び抵抗筋が交互に運動して関節郡の筋肉をバランスよく運動することが可能となり、かつ前記往復運動により筋肉の緊張と弛緩とが繰り返されながら血流を促進する往復抵抗方式及び負荷調節方式とから構成されることを特徴とする油圧式による筋力トレーニング方法の提供にあり、また前記の油圧式による筋力トレーニング方法において発揮筋力に応じて抵抗が順応しかつ疲労されても反復回数が維持され運動量が拡大し更に重力による慣性がは働かないためにスピードのある運動をしても安全である油圧式による筋力トレーニング方法の提供にあり、また前記の油圧式による筋力トレーニング方法において油圧式マシンによる無酸素運動により乳酸が体内に産出しかつ同時に有酸素性運動も行われているために効率よく乳酸グリコーゲンに再変換されて疲労が蓄積されにくくなり同時により多くのエネルギーを消費させることができる油圧式による筋力トレーニング方法の提供にある。
また本発明は、油圧シリンダーによる往復抵抗方式及び負荷調節方式から構成され該両方式により主動筋肉・大腿四頭筋・大腿二頭筋をトレーニングするレッグエクステンション/カールのトレーニング用器具を用い、該器具のシート上に座りローラーの間に足首を挟みかつ膝を支点にして足の曲げ伸ばしを行うことを特徴とする油圧式による筋力トレーニング器具の提供にあり、また前記の油圧式による筋力トレーニング器具に代えてスクワット、アブダクション/アブダクション、チャストブレス/ロー、ショルダープレス/ラットプル、アブドミナル/ローワーバック、ロータリーソート、ローイング、トライセプス/ハイセプス、レッブプレス等のトレーニング用器具を用い、主動筋肉・大臀筋・大腿四頭筋・大腿二頭筋・長内転筋・中臀筋・腹直筋・広背筋・三角筋・脊柱起立筋・腹斜筋・上腕三頭筋・上腕二頭筋等の筋力のトレーニングをする油圧式による筋力トレーニング器具の提供にある。
本発明は、油を用い液体圧力の油圧抵抗を介して利用者に対するトレーニング負荷となる油圧式筋力トレーニング方法において、往復抵抗がかかるための主動筋及び抵抗筋が交互に運動して関節郡の筋肉をバランスよく運動することが可能となりかつ前記往復運動により筋肉の緊張と弛緩とが繰り返されながら血流を促進する往復抵抗方式及び負荷調節方式とから構成されることを特徴とする油圧式による筋力トレーニング方法であり、また前記の油圧式による筋力トレーニング方法において発揮筋力に応じて抵抗が順応しかつ疲労されても反復回数が維持され運動量が拡大し更に重力による慣性がは働かないためにスピードのある運動をしても安全である油圧式による筋力トレーニング方法であり、また前記の油圧式による筋力トレーニング方法において油圧式マシンによる無酸素運動により乳酸が体内に産出しかつ同時に有酸素性運動も行われているために効率よく乳酸グリコーゲンに再変換されて疲労が蓄積されにくくなり同時により多くのエネルギーを消費させることができる油圧式による筋力トレーニング方法である。更に本発明は油圧シリンダーによる往復抵抗方式及び負荷調節方式から構成され該両方式により主動筋肉・大腿四頭筋・大腿二頭筋をトレーニングするレッグエクステンション/カールのトレーニング用器具を用い、該器具のシート上に座りローラーの間に足首を挟みかつ膝を支点にして足の曲げ伸ばしを行うことを特徴とする油圧式による筋力トレーニング器具であり、また前記の油圧式による筋力トレーニング器具に代えてスクワット、アブダクション/アブダクション、チャストブレス/ロー、ショルダープレス/ラットプル、アブドミナル/ローワーバック、ロータリーソート、ローイング、トライセプス/ハイセプス、レッブプレス等のトレーニング用器具を用い、主動筋肉・大臀筋・大腿四頭筋・大腿二頭筋・長内転筋・中臀筋・腹直筋・広背筋・三角筋・脊柱起立筋・腹斜筋・上腕三頭筋・上腕二頭筋等の筋力のトレーニングをする油圧式による筋力トレーニング器具であるから運動者自身が発揮した力が油圧抵抗となって利用者に対するトレーニング負荷以外にも次のような多くの効果が得られる。
a、往復抵抗がかかるため主動筋と結抗筋が交互に運動し、その関節群の筋肉がバランス よく運動することができ、また往復運動により筋肉の緊張・弛緩が繰り返されて血液が 促進される。
b、発揮筋力に応じて抵抗が順応するので疲労してきても反復回数が持続しやすくなって 運動量が増大する。
c、重力による慣性が働かないためにスピードのある運動をしても安全であるばかりか、 筋肉の損傷及び筋肉痛起こしにくくする。
d、油圧式のマシンは往復抵抗なので比較的少ない台数で多くの部位の筋肉を使用するこ とができる。
e、油圧式マシンによる無酸素運動により乳酸が体内に産出され同時に有酸素性運動も行 っているために乳酸がグリコーゲンに再交換される。従って、疲労が蓄積しにくくなる と同時により多くのエネルギーを消費できる。
本発明の実施形態は、油を用い液体圧力の油圧抵抗を介して利用者に対するトレーニング負荷となる油圧式筋力トレーニング方法において往復抵抗がかかるための主動筋及び抵抗筋が交互に運動して関節郡の筋肉をバランスよく運動することが可能となり、かつ前記往復運動により筋肉の緊張と弛緩とが繰り返されながら血流を促進する往復抵抗方式及び負荷調節方式とから構成されることを特徴とする油圧式による筋力トレーニング方法であり、また前記の油圧式による筋力トレーニング方法において発揮筋力に応じて抵抗が順応しかつ疲労されても反復回数が維持され運動量が拡大し更に重力による慣性がは働かないためにスピードのある運動をしても安全である油圧式による筋力トレーニング方法であり、また前記の油圧式による筋力トレーニング方法において油圧式マシンによる無酸素運動により乳酸が体内に産出しかつ同時に有酸素性運動も行われているために効率よく乳酸グリコーゲンに再変換されて疲労が蓄積されにくくなり、同時により多くのエネルギーを消費させることができる油圧式による筋力トレーニング方法であるから、運動者自身が発揮した力が油圧抵抗となって利用者に対するトレーニング負荷となるので、従来の油圧によらない筋力トレーニング方法よりも具体的で高性能な効果が得られる。
更に、本発明の実施形態は、油圧シリンダーによる往復抵抗方式及び負荷調節方式から構成され該両方式により主動筋肉・大腿四頭筋・大腿二頭筋をトレーニングするレッグエクステンション/カールのトレーニング用器具を用い、該器具のシート上に座りローラーの間に足首を挟みかつ膝を支点にして足の曲げ伸ばしを行うことを特徴とする油圧式による筋力トレーニング器具であり、また前記の油圧式による筋力トレーニング器具に代えてスクワット、アブダクション/アブダクション、チャストブレス/ロー、ショルダープレス/ラットプル、アブドミナル/ローワーバック、ロータリーソート、ローイング、トライセプス/ハイセプス、レッブプレス等のトレーニング用器具を用い、主動筋肉・大臀筋・大腿四頭筋・大腿二頭筋・長内転筋・中臀筋・腹直筋・広背筋・三角筋・脊柱起立筋・腹斜筋・上腕三頭筋・上腕二頭筋等の筋力のトレーニングをする油圧式による筋力トレーニング器具であるから、筋トレ対象ごとの器具を使用することによって広い範囲の筋力トレーニングすることが可能となる。
以下、図面によって本発明の実施例について説明する。
まず本発明の油圧式による筋力トレーニング方法であるが、図1から図6に示すような器具を使用した方法がある。その概要は、次のとおりである。
図1レッグエクステンション/カール
対象:主動筋肉・大腿四頭筋・大腿二頭筋
仕様:油圧シリンダーによる往復抵抗方式・負荷調節方式
使用法:シートに座る、ローラーの間に足首を挟む、膝支点に足の曲げ伸ばしを 行う。
図2アブダクション/アダクション
対象:主動筋・長内転筋・中臀筋
仕様:油圧シリンダーによる往復抵抗方式・負荷調節方式
使用法:シートに座る、足をアーム上のパッドに乗せる、股関節を中心に足を閉じ たり開いたりする、可能な限りの広い範囲で行う。
図3スクワット
対象:主動筋肉・大臀筋・大腿四頭筋・大腿二頭筋
仕様:油圧シリンダーによる往復抵抗方式・負荷調節方式
使用法:パッドを肩の上に乗せる、足をボードの上に乗せる、腰を真直ぐに保ち屈 伸運動を行う。
図4チャストプレス/ロー
対象:主動筋肉・大胸筋・広背筋
仕様:油圧シリンダーによる往復抵抗方式・負荷調節方式
使用法:シートに座る、アームを握る、腕を伸ばしたり縮めたりを繰り返す。
図5ショルダープレス/ラットプル
対象:主動筋肉・三角筋・広背筋
仕様:油圧シリンダーによる往復抵抗方式・負荷調節方式
使用法:シートに座る、アームを握る、腕の曲げ伸ばしを繰り返す。
図6ロータリートーソ
対象:主動筋肉・腹斜筋
仕様:油圧シリンダーによる往復抵抗方式・負荷調節方式
使用法:シートに座る、体の背骨を軸に回転させる、左右に可能な範囲で回転させ る。
なお、図示されていないが次のような方法も考えられる。
(1)アブドミナル/ローワーバック
対象:主動筋肉・脊椎起立筋
仕様:油圧シリンダーによる往復抵抗方式・負荷調節方式
使用法:シートに深く座る、アームを握る、骨盤を中心に前後に体を倒す。
(2)ローイング
対象:主動筋肉・広背筋
仕様:油圧シリンダーによる往復抵抗方式・負荷調節方式
使用法:シートに座る、グリップを握る、腕を曲げながら肩を後方に動す、腕を伸 ばしながら肩を前方に動す、前記動作を繰り返えす。
(3)トライセプス/バイセプス
対象:主動筋肉・上腕三頭筋・上腕二頭筋
仕様:油圧シリンダーによる往復抵抗方式・負荷調節方式
使用法:シートに座る、手首をローラーパッドに挟む、腕の曲げ伸ばしを繰り返す 。
(4)レッグプレス
対象:主動筋肉・大腿四頭筋・大腿二頭筋・大臀筋
仕様:油圧シリンダーによる往復抵抗方式・負荷調節方式
使用法:シートに座る、フッドペダルに足をそれえておく、膝を中心に足の曲げ伸 ばしを行う。
次に本発明の主要な使用器具について説明する。
図7はレッグエクステンション/カールの器種を図示したものであり、本発明器具のうち主要な器具でもある。この器具の基本構造は、従来装置と同じであるので、ここでは説明は省略し油圧式にしたことによる特徴について説明することにする。
まず本発明の油圧式による筋力トレーニング方法の特徴としては、有酸素性の運動と無酸素性の運動の理想的な融合にあり、それは一定時間の有酸素性の運動と一定時間の無酸素性の運動をうまく組み合わせてたことにある。すなわち、従来方式のような有酸素性の運動のみと無酸素性の運動のみを単独に行い続けるのではなく、無酸素性としてのマシンによる筋力トレーニングと有酸素性としてのエアロビックトレーニングとを融合させたところに最大の特徴を有するものである。つまり、油圧式抵抗マシンはサーキットの中で無酸素性の運動のパートに油圧方式の抵抗トレーニングマシンを用い、この油圧シリンダが生み出す抵抗を負荷に利用することによって運動する人が発揮する力に応じてマシンのもたらす負荷が常に適正に調整されるところにその特徴がある。
更に、油圧抵抗方式トレーニングマシンの特徴としては動作の往復で拮抗筋どうしが交互に短縮性の収縮をすることによって、一つのステーションが拮抗筋をいちどに働かせるために単位時間当たりの運動量を高めることができ、また伸長性の収縮を起こす局面がないので遅発性の筋肉痛が起こりにくく、またリズミカルな往復動作で筋の緊張・弛緩が繰り返され血流が促進される。更に、発揮筋力が自動対応して負荷が変動することによって、繰り返しにともなう疲労により筋出力は低下するので呼応して抵抗も小さくなり負荷に耐え切れずに怪我をする危険が少なくなり、また油圧負荷の調節によりさまざまな動作速度で最大努力ができるので筋力・筋持久力・筋パワーの強化・調整すべてに活用でき、また高齢者や非力な人でも自分の出せる力の範囲で安全にトレーニングに取り組めるなどの多くの特徴を有する。
次に本発明の他の特徴としては、有酸素性の運動と無酸素性の運動を交互に行なうので油圧抵抗方式を採用すれば、ウェイト式マシンや空気圧式マシン・ダンベル・チューブなどに比べて体にやさしくて大きな効果を引き出すことができる。その結果、強い力を発揮できる人にとっては十分な無酸素性の運動によって生じた乳酸が運動終了後の「コリサイクル」で多くのエネルギー消費につながり、一方非力な人にとっては有酸素性の範囲でのモデレートな運動としてのエネルギー消費の有効が期待できる。また、有酸素性・無酸素性のそれぞれの範囲でのエネルギー消費と抵抗負荷運動による骨強化への刺激とが相俟って生活習慣病や転倒・骨折のリスクを減らす目的にも適している。
更に、本発明方法による実験結果は次のとおりであり、前記の各特徴を有することがこのデータ結果からも明らかである。
実験例
対象:平均年齢30才の女性 15名
仕様:約3ケ月間
使用法:表1の体力医学的項目変化データのとおり
Figure 2006296862
本発明の器具のレッグエクステンション/カールを示した斜視図。 本発明の器具のアブダクション/アダクションを示した斜視図。 本発明の器具のスクワットを示した斜視図。 本発明の器具のチャストプレス/ローを示した斜視図。 本発明の器具のショルダープレス/ラットプルを示した斜視図。 本発明の器具のロータリートーソを示した斜視図。 図1に示した器具の説明概要図。 従来の筋力鍛練装置を示した説明概要図。
符号の説明
1 レッグエクステンション/カール本体 2 クッション
3 シート 4 ローラー
5 ショックアブソーバ 20 フレーム
21 足置台 22 ブラケット 23 シャフト 24 カウンターアーム 25 アシストバー 26 レバー 27 角パイプ 28 角筒 29 シートパッド 30 ランバーサポートパッド 31 背当パッド 32 ワイヤーロープ
33 ウェイト吊支用枠体 34 連結用具

Claims (5)

  1. 油を用い液体圧力の油圧抵抗を介して利用者に対するトレーニング負荷となる油圧式筋力トレーニング方法において、往復抵抗がかかるための主動筋及び抵抗筋が交互に運動して関節郡の筋肉をバランスよく運動することが可能となり、かつ前記往復運動により筋肉の緊張と弛緩とが繰り返されながら血流を促進する往復抵抗方式及び負荷調節方式とから構成されることを特徴とする油圧式による筋力トレーニング方法。
  2. 請求項1記載の油圧式による筋力トレーニング方法において、発揮筋力に応じて抵抗が順応しかつ疲労されても反復回数が維持され運動量が拡大し、更に重力による慣性がは働かないためにスピードのある運動をしても安全である請求項1記載の油圧式による筋力トレーニング方法。
  3. 請求項1記載の油圧式による筋力トレーニング方法において、油圧式マシンによる無酸素運動により乳酸が体内に産出し、かつ同時に有酸素性運動も行われているために効率よく乳酸グリコーゲンに再変換されて疲労が蓄積されにくくなり、同時により多くのエネルギーを消費させることができる請求項1及び2記載の油圧式による筋力トレーニング方法。
  4. 油圧シリンダーによる往復抵抗方式及び負荷調節方式から構成され、該両方式により主動筋肉・大腿四頭筋・大腿二頭筋をトレーニングするレッグエクステンション/カールのトレーニング用器具を用い、該器具のシート上に座りローラーの間に足首を挟みかつ膝を支点にして足の曲げ伸ばしを行うことを特徴とする油圧式による筋力トレーニング器具。
  5. 請求項4記載の油圧式による筋力トレーニング器具に代えて、スクワット、アブダクション/アブダクション、チャストブレス/ロー、ショルダープレス/ラットプル、アブドミナル/ローワーバック、ロータリーソート、ローイング、トライセプス/ハイセプス、レッブプレス等のトレーニング用器具を用い、主動筋肉・大臀筋・大腿四頭筋・大腿二頭筋・長内転筋・中臀筋・腹直筋・広背筋・三角筋・脊柱起立筋・腹斜筋・上腕三頭筋・上腕二頭筋等の筋力のトレーニングをする請求項4記載の油圧式による筋力トレーニング器具。
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