JP2006296131A - 車両用駆動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者の加速要求があるのに車両が加速しない高負荷時に、電動機の駆動力を増加させて車両を加速させる。
【解決手段】4輪駆動状態で走行しているときに(ステップS1の判定が“Yes”)、時点t1から運転者の加速要求があるのに(ステップS3又はS4の判定が“Yes”)、車両が加速しない高負荷状態を検知したら(ステップS5の判定が“No”)、一旦、時点t2でエンジン2に対するジェネレータ7の発電負荷を制限し、その値を徐々に減少させる(ステップS9)。そして、ジェネレータ7の発電負荷を減少させてから、エンジン回転数Neの上昇に伴って前輪が所定量以上加速したときに(ステップS11の“No”)、発電負荷を減少させる前よりもエンジントルクTeが上昇したと判断して発電負荷の減少方向への制御を解除する(ステップS2)。
【選択図】図8

Description

本発明は、主駆動輪を駆動する内燃機関の動力によって発電を行い、発電した電力を電動機に供給することで補助駆動輪を駆動可能な車両用駆動制御装置に関するものである。
従来、例えば前輪を駆動するエンジンの動力によって発電を行い、発電した電力を電動モータに供給して後輪を駆動可能とし、前輪の回転速度が後輪の回転速度を超えるときの余分な駆動力を後輪に配分するものがあった(特許文献1参照)。
特開2002−215499号公報
ところで、アクセル開度が1/2程度の大きな領域にあるのに、車速が一定に保たれるような状況(深雪路や登坂路など)で走行している場合、更にアクセル開度を1/1程度まで大きくしたときには、車両を速やかに加速させたい。
ところが、一般的なエンジンの出力特性は、図9に示すように、アクセル開度が1/2程度の大きな領域では、更にアクセル開度が1/1程度まで増加してもエンジントルクはそれほど増加しない、つまりアクセル開度の増加に対するエンジントルクの増加が鈍くなってしまう(図中A)。むしろ、この状況ではエンジン回転数が増加するときの方がエンジントルクは増加する(図中B)。
したがって、上記特許文献1に記載された従来例のように、バッテリを持たず、エンジントルクに依存して電動モータを駆動する場合、アクセル開度が1/2程度の大きな領域で、更にアクセル開度を1/1程度まで大きくしても、エンジントルクがそれほど増加しないので、電動モータの駆動力も僅かしか増加せず、運転者が望むような加速を実現することができない。
すなわち、エンジントルクは、アクセル開度を大きくしても増加しないまま走行抵抗と発電負荷とに消費された状態で均衡してしまうので、このエンジントルクによって賄われている電動モータの駆動力を増加させることができない。
そこで、本発明は上記問題に着目してなされたものであり、運転者の加速要求があるのに車両が加速しない高負荷時に、電動機の駆動力を増加させて車両を加速させることのできる車両用駆動制御装置の提供を課題としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る車両用駆動制御装置は、主駆動輪を駆動する内燃機関と、内燃機関の動力を得て発電する発電機と、発電機で発電された電力によって補助駆動輪を駆動可能な電動機と、を備えた車両用駆動制御装置であって、電動機によって補助駆動輪を駆動しているときに運転者の加速要求があるのに車両が加速しない高負荷状態を検知したら、一旦、高負荷状態を検知していないときよりも内燃機関に対する発電機の発電負荷を減少方向に制御することを特徴としている。
ここで、運転者の加速要求があるのに車両が加速しない高負荷状態とは、内燃機関の駆動力が走行抵抗と発電負荷とに消費された状態で均衡し、運転者の加速要求があっても内燃機関の駆動力を殆ど増加させることができない状態のことを指す。
本発明によれば、運転者の加速要求があるのに車両が加速しない高負荷状態を検知したときに、一旦、内燃機関に対する発電機の発電負荷を減少方向に制御するので、内燃機関の回転数を上昇させることができる。これに伴って、内燃機関の駆動力も増加するので、発電負荷を減少させる前よりも内燃機関の駆動力が増加した時点で、発電負荷の減少方向への制御を解除すれば、発電負荷を減少させる前よりも発電機の出力を増加させることができる。その結果、電動機の駆動力を増加させ、車両を加速させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の概略構成図であり、前輪1FL・1FRをエンジン2(内燃機関)で駆動する主駆動輪とし、後輪1RL・1RRを電動モータ3(電動機)で駆動可能な補助駆動輪とする所謂スタンバイ型の4輪駆動車両である。
エンジン2の駆動力は、トルクコンバータを有する自動変速機4、及びディファレンシャルギヤ5を順に介して前輪1FL・1FRに伝達されると共に、Vベルト6を介してジェネレータ7(発電機)に伝達される。このジェネレータ7は、Vベルト6を介して伝達された動力によって発電を行い、発電した電力はパワーケーブル8で送電され、パルス幅変調(PWM)方式のインバータ9によって直流を交流に変換してから電動モータ3に供給される。電動モータ3の駆動力は、減速機10、電磁クラッチ11、及びディファレンシャルギヤ12を順に介して後輪1RL・1RRに伝達される。
エンジン2の出力は、エンジンコントローラ20によって制御される。エンジンコントローラ20は、アクセルセンサ21で検出されるアクセル開度Accに応じて、スロットルバルブ22に連結されたスロットルモータ23の回転角を調整することにより、エンジン2の出力を制御する。
ジェネレータ7の出力電圧は、4WDコントローラ24によって制御される。4WDコントローラ24は、ジェネレータ7に内蔵されたICレギュレータを介して界磁電流Igを調整することにより、ジェネレータ7の出力電圧Vgを制御する。ICレギュレータの回路電源には、車両の14Vバッテリ25を用い、図2(a)に示すように、ジェネレータ7の出力電圧Vgがバッテリ電圧Vb未満のときにバッテリ電圧Vbを用い、出力電圧Vgがバッテリ電圧Vb以上のときに出力電圧Vgを用いるようにしてもよいし、図2(b)に示すように、常時、バッテリ電圧Vbを用いるようにしてもよい。なお、図中の7aが、界磁電流Igの流れるロータコイルである。
また、パワーケーブル8の途中に設けられたジャンクションボックス26には、4WDコントローラ24からのリレー制御指令に応じて電動モータ3に対する電力供給のON/OFFを行うメインリレーと、通電電流Ia、ジェネレータ電圧Vg、及びモータ誘起電圧Vmを4WDコントローラ24でモニタするための電流センサ及び電圧検出回路と、が内蔵されている。
また、電動モータ3の出力は、4WDコントローラ24によって制御される。4WDコントローラ24は、インバータ9に内蔵されたスイッチング素子のデューティ比を調整すると共に、電動モータ3の界磁電流Imを調整することにより、電動モータ3の出力を制御する。この電動モータ3には、モータ回転数Nmとモータ温度を4WDコントローラ24でモニタするためのモータ回転センサ及びサーミスタが取り付けられている。
また、電磁クラッチ11は、4WDコントローラ24からのクラッチ制御指令に応じて励磁電流の通電が制御されることにより、電動モータ3から後輪1RL・1RRへの動力伝達が制御される。
また、4WDコントローラ24には、エンジン回転数Neを検出するエンジン回転センサ、アクセル開度Accを検出するアクセルセンサ、及び各車輪速VwFL〜VwRRを検出する車輪速センサ27FL〜27RRの各検出信号も入力される。
図3は、4WDコントローラ24で実行する演算処理のブロック図であり、目標モータトルク演算部24Aと、モータ必要電力演算部24Bと、発電制御部24Cと、モータ制御部24Dと、高負荷時制御部24Eと、を備えている。なお、メインリレー及び電磁クラッチ11の制御については、その詳細説明を省略するが、4WDコントローラ24は、電動モータ3を駆動制御する際、メインリレーへのリレー制御指令を出力して電動モータ3への電力供給をON状態に制御すると共に、電磁クラッチ11へのクラッチ制御指令を出力してクラッチ10を締結状態に制御しているものとする。
先ず、目標モータトルク演算部24Aで実行する演算処理を、図4のブロック図に従って説明する。
スリップ速度算出部30では、前輪1FL・1FRのスリップ速度ΔVFを算出する。このスリップ速度ΔVFは、例えば下記(1)式に示すように、前輪1FL・1FRの平均車輪速から、後輪1RL・1RRの平均車輪速を減じて算出する。
ΔVF=(VwFL+VwFR)/2−(VwRL+VwRR)/2 ………(1)
第1モータトルク算出部31では、図中の制御マップを参照し、スリップ速度ΔVFに応じて第1モータトルクTm1を算出する。ここで、制御マップは、横軸をスリップ速度ΔVF、縦軸を第1モータトルクTm1とし、スリップ速度ΔVFが増加すると、これに応じて第1モータトルクTm1が増加するように設定されている。
一方、車速算出部32では、車輪速VwFL〜VwRRのセレクトローした値と車両の総駆動力Fとに応じて車速Vを算出する。ここで、総駆動力Fは、トルクコンバータ滑り比から推定される前輪駆動力と、目標モータトルクTm*から推定される後輪駆動力との和によって求められる。
第2モータトルク算出部33では、図中の制御マップを参照し、車速Vとアクセル開度Accとに応じて第2モータトルクTm2を算出する。ここで、制御マップは、横軸をアクセル開度Accとし、縦軸を第2モータトルクTm2とし、アクセル開度Accが増加すると、これに応じて第2モータトルクTm2が増加すると共に、車速Vが高いほど第2モータトルクTm2が小さくなるように設定されている。
そして、目標モータトルク算出部34では、第1モータトルクTm1と第2モータトルクTm2とのセレクトハイした値を、後輪速VwRL・VwRR、及び車速Vに基づいて、後輪1RL・1RRの加速スリップを抑制する値まで制限し(公知のトラクションコントロール)、最終的な目標モータトルクTm*を算出する。
次に、図3のモータ必要電力演算部24Bでは、電動モータ3に必要とされるモータ必要電力Pm*を、下記(2)式に示すように、目標モータトルクTm*とモータ回転数Nmとに応じて算出する。
Pm*=Tm*×Nm ………(2)
次に、図3の発電制御部24Cで実行する演算処理を、図5のブロック図に従って説明する。
目標電力算出部40では、ジェネレータ7が出力すべき目標電力Pg*を、下記(3)式に示すように、モータ必要電力Pm*とモータ効率ηmとに応じて算出する。
Pg*=Pm*/ηm ………(3)
制限値算出部41では、出力電力に対する制限値PL1及びPL2を算出する。
ここで、制限値PL1は、Vベルト6のベルトスリップを抑制可能な上限値であり、下記(4)式に示すように、Vベルト6が伝達可能なトルク上限値TL、ジェネレータ回転数Ng、ジェネレータ効率ηgに応じて算出する。
PL1=TL×Ng×ηg ………(4)
また、制限値PL2は、エンジン2の過負荷に起因したエンストや運転性劣化を抑制可能な上限値であり、エンジン回転数Neに応じて算出してもよいし、所定値としてもよい。
最終目標電力算出部42では、目標電力Pg*と制限値PL1及びPL2とのセレクトローした値を最終的な目標電力Pg*として算出する。
制御処理部43では、ジェネレータ7で目標電力Pg*が出力されるように、ジェネレータ7の界磁電流Igを制御する。具体的には、図6に示すように、目標電力Pg*と実際の出力電力Pgとが一致するように、フィードバック制御によって界磁電流Igを制御する。
すなわち、出力電力算出部43aで、ジェネレータ電圧Vgと通電電流Iaとの乗算によって実際の出力電力Pg(=Vg×Ia)を算出する。
そして、目標界磁電流算出部43bで、実際の出力電力Pgと目標電力Pg*との偏差ΔPgが0となるような目標界磁電流Ig*を算出する。
そして、界磁電流制御部44cで、実際の界磁電流Igと目標界磁電流Ig*との偏差ΔIgが0となるように、ロータコイル7aに流れる界磁電流Igを、ICレギュレータを介して制御する。なお、実際の界磁電流Igは電流センサによって検出する。
次に、図3のモータ制御部24Dでは、例えば図7に示すように、目標モータトルクTm*とモータ回転数Nmとに応じて公知のベクトル制御を行い、目標モータトルクTm*が出力されるように、インバータ9に内蔵されたスイッチング素子のデューティ比、及び電動モータ3の界磁電流Imを調整する。
次に、図3の高負荷時制御部24Eで実行する第1実施形態の演算処理を、図8のフローチャートに従って説明する。
ステップS1では、エンジン2で前輪1FL・1FRを駆動すると共に、電動モータ3で後輪1RL・1RRを駆動した4輪駆動状態であるか否かを判定する。ここで、前輪1FL・1FRだけを駆動した2輪駆動状態であると判定されたときには、ステップS2に移行する。
ステップS2では、ジェネレータ7の発電負荷を通常状態にする、つまり図3における発電制御部24Cの処理をそのまま実行し、それから所定のメインプログラムに復帰する。
一方、上記ステップS1で、全輪1FL〜1RRを駆動した4輪駆動状態であると判定されたときには、ステップS3に移行する。
ステップS3では、運転者がアクセルペダルを踏み増したか否か、つまり例えばアクセル開度Accが1秒のうちに1/8から1/2まで増加したか否かを判定する。運転者がアクセルペダルを踏み増したと判定されたときには、後述するステップS5に移行する。一方、運転者がアクセルペダルを踏みましていないと判定されたときには、ステップS4に移行する。
ステップS4では、アクセル開度Accが所定値(例えば1/2)以上であるか否かを判定する。アクセル開度Accが所定値未満であるときには、前記ステップS2に移行する。一方、アクセル開度Accが所定値以上であるときには、ステップS5に移行する。
ステップS5では、前輪1FL・1FRが加速しているか否か、つまり前輪1FL・1FRの加速度VF′が0より大きいか否かを判定する。この加速度VF′は、前輪1FL・1FRの平均車輪速を微分して算出する。ここで、判定結果がVF′>0であるときには、運転者の加速要求に応じて前輪1FL・1FRが加速していると判断して後述するステップS10に移行する。一方、判定結果がVF′≦0であるときには、運転者の加速要求があるのに前輪1FL・1FRが加速しない高負荷状態であると判断してステップS6に移行する。
ステップS6では、検知フラグFが“0”にリセットされているか否かを判定する。この判定結果がF=0であるときには、高負荷状態を検知した直後であると判断してステップS7に移行する。
続くステップS7では、検知フラグFを“1”にセットする。
続くステップS8では、この時点の前輪1FL・1FRの平均車輪速VFを初期値V0として記憶してからステップS9に移行する。
一方、上記ステップS6の判定結果がF=1であるときには、高負荷状態を検知済みであると判断してそのままステップS9に移行する。
ステップS9では、図3の発電制御部24Cの処理を、エンジン2に対するジェネレータ7の発電負荷が減少するように変更してから所定のメインプログラムに復帰する。すなわち、発電負荷(負荷トルク)の大きさは、ジェネレータ7の出力電力Pgの大きさに比例するので、図5の例えば最終目標電力算出部42で算出される目標電力Pg*を減少させることにより、ジェネレータ7の発電負荷を減少させる。具体的には、初回の演算処理では最終目標電力算出部42で算出された目標電力Pg*に0.9を乗じ、それ以後の演算処理では目標電力Pg*の前回値に0.9を乗じ、こうして変更された目標電力Pg*が出力されるように、ジェネレータ7の界磁電流Igを制御する。
一方、ステップS5から移行するステップS10では、検知フラグFが“0”にリセットされているか否かを判定する。この判定結果がF=0であるときには、高負荷状態を検知していないと判断して前記ステップS2に移行する。一方、判定結果がF=1であるときには、高負荷状態を検知していたと判断してステップS11に移行する。
ステップS11では、前輪1FL・1FRの平均車輪速度VFが、初期値V0+所定値V1(例えばV1=5km/h)以上であるか否かを判定する。この判定結果がVF<V0+V1であるときには、前輪1FL・1FRの加速が不充分であると判断し、ステップS12に移行して1サイクル前に演算されたジェネレータ7の発電負荷を維持してから所定のメインプログラムに復帰する。一方、判定結果がVF≧V0+V1であるときには、前輪1FL・1FRが充分に加速したと判断してステップS13に移行する。
ステップS13では、検知フラグFを“0”にリセットする。
続くステップS14では、初期値V0をリセットしてから前記ステップS2に移行する。
以上より、ステップS3〜S5の処理が「高負荷状態検知手段」に対応し、ステップS2、S9の処理が「負荷制御手段」に対応している。
次に、上記第1実施形態の動作や作用効果について説明する。
今、アクセルペダルが大きく踏込まれたり、或いは降雨路、雪路、凍結路のように路面の摩擦係数が低かったりして、エンジン2によって駆動される前輪1FL・1FRが加速スリップしたとする。
このとき、前輪スリップ速度ΔVFの増加やアクセル開度Accの増加に伴って目標モータトルクTm*が算出され、これに応じてジェネレータ7の発電が開始されると共に、電動モータ3の力行が開始される。こうして、加速スリップで損失する回転エネルギーを電気エネルギーに変換することで、エンジン2の出力が抑制されることになり、前輪1FL・1FRの加速スリップを抑制することができる。
また、ジェネレータ7で発電された電力を電動モータ3に供給し、この電動モータ3によって後輪1RL・1RRを駆動する、つまり4輪駆動状態にすることにより、エネルギー効率を向上させるだけでなく、スムーズで安定した発進性能および走行性能を発揮することができる。
また、電動モータ3に必要とされる必要電力Pm*を算出し、この必要電力Pm*からジェネレータ7が出力すべき目標電力Pg*を算出し、この目標電力Pg*が実際の出力電力Pgと一致するようにジェネレータ7の界磁電流Igを制御するので、ジェネレータ7は電動モータ3に必要とされる必要電力Pm*を正確に供給することができ、目標モータトルクTm*を正確に出力することができる。
また、ジェネレータ7の界磁電流Igを電流センサで検出し、この実際の界磁電流Igが目標界磁電流Ig*に追従するようにフィードバック制御するので、出力電力Pgを確実に目標電力Pg*に追従させることができる。
ところで、アクセル開度Accが1/2程度の大きな領域にあるのに、車速が一定に保たれるような状況(深雪路や登坂路など)で走行している場合、更にアクセル開度Accを1/1程度まで大きくしたときには、車両を速やかに加速させたい。
ところが、一般的なエンジンの出力特性は、図9に示すように、アクセル開度Accが1/2程度の大きな領域では、更にアクセル開度Accが1/1程度まで増加してもエンジントルクTeはそれほど増加しない、つまりアクセル開度Accの増加に対するエンジントルクTeの増加が鈍くなってしまう(図中A)。むしろ、この状況ではエンジン回転数Neが増加するときの方がエンジントルクTeは増加する(図中B)。
したがって、本実施形態のように、バッテリを用いず、エンジントルクTeに依存して電動モータ3を駆動する場合、アクセル開度Accが1/2程度の大きな領域で、更にアクセル開度Accを1/1程度まで大きくしても、エンジントルクTeがそれほど増加しないので、電動モータ3の駆動力も僅かしか増加せず、運転者が望むような加速を実現することができない。
すなわち、エンジントルクTeは、アクセル開度Accを大きくしても増加しないまま走行抵抗と発電負荷とに消費された状態で均衡してしまうので、このエンジントルクTeによって賄われている電動モータ3の駆動力を増加させることができなくなってしまう。
そこで、本発明における第1実施形態では、図10に示すように、4輪駆動で走行しているときに(ステップS1の判定が“Yes”)、時点t1から運転者の加速要求があるのに(ステップS3又はS4の判定が“Yes”)、前輪1FL・1FRが加速しない高負荷状態を検知したら(ステップS5の判定が“No”)、一旦、時点t2でジェネレータ7の発電負荷を制限し、その値を徐々に減少させる(ステップS9)。
これにより、一旦、エンジン2の負荷が軽減されるので、エンジントルクTeが走行抵抗と発電負荷とによって消費された状態の均衡が破れ、時点t2からエンジン回転数Neを上昇させることができ、結果としてエンジントルクTeも増加させることができる(図9のB)。
そして、ジェネレータ7の発電負荷を減少させてから、エンジン回転数Neの上昇に伴って前輪が所定量以上加速したら(ステップS11の判定が“No”)、発電負荷を減少させる前よりもエンジントルクTeが上昇したと判断して発電負荷の減少方向への制御を解除する(ステップS2)。
これにより、発電負荷を減少させる前よりもジェネレータ7の出力電力Pgを増加させることができるので、モータトルクTmを増加させて、時点t3から車両を加速させることができる。
このときの、前後輪のトルク配分について説明したのが図11である。時点t1では、通常の4輪駆動で走行しており、前輪トルクの余剰分、つまり前輪の路面反力を上回る分が後輪トルクに配分されている。この状態で、アクセル開度Accが1/1まで増加しても、高負荷状態のために前輪トルクの余剰分を増加させることができず、結果として後輪トルクを増加させることができない。
時点t2では、一旦、発電負荷を制限して後輪トルクを減少させる。ここでは、説明を簡単にするために、発電負荷を0まで減少させて2輪駆動に切換えた様子を示している。これにより、前輪速(エンジン回転数Ne)が上昇することで前輪トルク(エンジントルクTe)も上昇し、発電負荷を制限する前よりも前輪トルクの余剰分を増加させることができる。この前輪トルクの余剰分の増加は、車両総駆動力の増加を意味する。
時点t3では、発電負荷を再び制限前の状態に復帰させ、2輪駆動から4輪駆動に切換える。このとき、発電負荷を制限する前よりも前輪トルクの余剰分が増加しているので、発電負荷を制限する前よりも後輪トルクが増加することになり、車両を加速させることができる。
そして、上記の第1実施形態では、高負荷状態を検知して発電負荷を制限する際、発電負荷を一気に減少させるのではなく、徐々に減少させているので、モータトルクTmの急減少を防止することができる。したがって、車両駆動力の不連続や車両の急な失速を防ぐことができる。
また、発電負荷を減少方向に制御してから、前輪1FL・1FRの回転速度が所定量以上増加したときに、この発電負荷の減少方向への制御を解除しているので、発電負荷を減少させる前よりもエンジントルクTeが増加したか否かを正確に判断することができ、車両を確実に加速させることができる。
また、アクセル開度Accの増加に対して前輪1FL・1FRの回転速度が増加しないときに、高負荷状態であると検知するように構成されているので、この高負荷状態を容易に且つ正確に検知することができる。
また、アクセル開度Accが増加傾向になくても、それが所定値以上であるときには、高負荷状態であると検知するように構成されているので、アクセルペダルが既にストロークエンドに達しているようなときや、アクセル開度Accが例えば1/2〜1/1等の大きな領域で維持されているようなときでも、高負荷状態を容易に且つ正確に検知することができる。
なお、上記の作用効果では、前輪1FL・1FRが加速スリップしているときに、電動モータ3を駆動する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図12に示すように、前輪1FL・1FRがグリップ状態にあり、単に運転者のアクセル開度Accに応じて電動モータ3を駆動する場合についても同様の作用効果を得ることができる。ここで、発電負荷を制限したときに、前輪1FL・1FRがグリップしていることで、車両が速やかに加速した場合には、エンジントルクTeに余剰分が発生した時点で、この余剰分をモータトルクTmに配分して(4輪駆動)走行すればよい。このように、前輪1FL・1FRが加速スリップしているか否かに関わらず、運転者の加速要求があるのに高負荷状態のために車両が加速しない状況では、本発明を適用することができる。
また、上記の第1実施形態では、発電負荷の制限を解除するか否かを判断するために、発電負荷を制限してから前輪速VFが所定量(例えば5km/h)以上増加したか否かを判定しているが、これに限定されるものではない。要は、発電負荷を制限する前よりもエンジントルクTeが増加したか否かを判断できればよいので、エンジン回転数Neが所定量(例えば1000rpm)以上増加したか否かを判定してもよい。勿論、前輪速VF及びエンジン回転数Neの双方で判断してもよい。
また、上記の第1実施形態では、前輪スリップ速度ΔVFに応じて第1モータトルクTm1を算出しているが、これに限定されるものではない。要は、前輪1FL・1FRのスリップ傾向に応じて第1モータトルクTm1を算出すればよいので、例えば前輪1FL・1FRの車輪加速度やスリップ率に応じて第1モータトルクTm1を算出してもよい。
また、上記の第1実施形態では、前輪1FL・1FRをエンジン2で駆動する主駆動輪とし、後輪1RL・1RRを電動モータ3で駆動可能な補助駆動輪としているが、これに限定されるものではなく、後輪1RL・1RRを主駆動輪とし、前輪1FL・1FRを補助駆動輪としてもよい。
また、上記の第1実施形態では、1台の電動モータ3で後輪1RL・1RRを駆動する1モータ方式のパワートレイン(動力伝達システム)を採用しているが、これに限定されるものではない。例えば、2台の電動モータで夫々の車輪を駆動する2モータ方式や、モータをばね下(車体側に対し車輪側)に配置したホイールインモータ方式を採用してもよい。
また、上記の第1実施形態では、電動モータ3に交流モータを使用しているが、直流モータを使用してもよい。
さらに、上記の第1実施形態では、本発明を4輪車両に適用しているが、2輪車両や3輪車両、或いは5輪以上の車両に適用してもよい。
次に、本発明の第2実施形態を図13〜図15に基づいて説明する。
この第2実施形態では、高負荷状態を検知したときに、発電負荷を減少させるのではなく、電動モータ3の駆動効率を上昇させるものである。
そこで、図3の高負荷時制御処理部24Eで実行される第2実施形態の演算処理を、図13に示すように、前述した図8のステップS2、S9、S12の処理を、夫々、新たなステップS20〜S22の処理に変更したことを除いては、前述した第1実施形態と同様の処理を実行するので、対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
ステップS20では、電動モータ3の駆動効率を通常状態にする、つまり図3におけるモータ制御部24Dの処理をそのまま実行し、それから所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS21では、図3のモータ制御処理24Dの処理を、電動モータ3の駆動効率が上昇するように変更してから所定のメインプログラムに復帰する。すなわち、電力損失は、通電電流Iaの二乗に比例するので、インバータ9によってPWMのパルス幅を狭めて通電電流Iaを減少させることで、電力損失を軽減させて電動モータ3の駆動効率を上昇させる。
ステップS22では、1サイクル前に演算された駆動効率を維持してから所定のメインプログラムに復帰する。
以上より、ステップS20〜S22の処理が「効率制御手段」に対応している。
次に、上記第2実施形態の動作や作用効果について説明する。
本発明における第2実施形態では、図14に示すように、4輪駆動状態で走行しているときに(ステップS1の判定が“Yes”)、時点t1から運転者の加速要求があるのに(ステップS3又はS4の判定が“Yes”)、前輪1FL・1FRが加速しない高負荷状態を検知したら(ステップS5の判定が“No”)、一旦、時点t2で電動モータ3の駆動効率を上昇させる(ステップS29)。
なお、高負荷状態を検知する前から、通電電流Iaの減少による高効率運転をしていないのは、電動モータ3への通電電流Iaが大きいほど、モータトルクTmを大きくすることができるからである。
こうして、電動モータ3の駆動効率が上昇した分だけ、エンジン2の負荷が軽減されるので、時点t2からエンジン回転数Neを上昇させることができ、結果としてエンジントルクTeも増加させることができる(図9のB)。
このとき、図3の発電制御部24Cでは、目標電力Pg*を出力するために、ジェネレータ7の界磁電流Igを制御しているので、ジェネレータ7の出力電力Pgが低下することはない。したがって、電動モータ3の出力が低下することもないので、車両駆動力の不連続や車両の失速を防ぐことができる。
そして、電動モータ3の駆動効率を上昇させてから、エンジン回転数Neの上昇に伴って前輪が所定量以上加速したら(ステップS11の判定が“No”)、電動モータ3の駆動効率を上昇させる前よりもエンジントルクTeが上昇したと判断して駆動効率の上昇方向への制御を解除する(ステップS22)。
これにより、駆動効率を上昇させる前よりもジェネレータ7の出力電力Pgを増加させることができるので、電動モータ3のモータトルクTmを増加させて、時点t3から車両を加速させることができる。
このときの、前後輪のトルク配分について説明したのが図15である。時点t1では、通常の4輪駆動で走行しており、前輪トルクの余剰分、つまり前輪の路面反力を上回る分が後輪トルクに配分されている。この状態で、アクセル開度Accが1/1まで増加しても、高負荷状態のために前輪トルクの余剰分を増加させることができず、結果として後輪トルクを増加させることができない。
時点t2では、後輪トルクは一定に保ったまま、一旦、駆動効率を上昇させる。これにより、前輪速(エンジン回転数Ne)が上昇することで前輪トルク(エンジントルクTe)も上昇し、駆動効率を上昇させる前よりも前輪トルクの余剰分を増加させることができる。この前輪トルクの余剰分の増加は、車両総駆動力の増加を意味する。
時点t3では、駆動効率を上昇させる前の状態に復帰させる。このとき、駆動効率を上昇させる前よりも前輪トルクの余剰分が増加しているので、駆動効率を上昇させる前よりも後輪トルクが増加することになり、車両を加速させることができる。
そして、上記の第2実施形態では、駆動効率を上昇方向に制御してから、前輪1FL・1FRの回転速度が所定量以上増加したときに、この駆動効率の上昇方向への制御を解除しているので、駆動効率を上昇させる前よりもエンジントルクTeが増加したか否かを正確に判断することができ、車両を確実に加速させることができる。
なお、上記の第2実施形態では、高負荷状態を検知したときに、電動モータ3の駆動効率を上昇させているが、これに限定されるものではなく、ジェネレータ7の駆動効率を上昇させてもよい。更には、電動モータ3又はジェネレータ7を冷却することにより、駆動効率を上昇させてもよい。
その他の作用効果については前述した第1実施形態と同様である。
なお、上記の第1及び第2実施形態では、高負荷時状態を検知したときに、発電負荷を減少させる場合と駆動効率を上昇させる場合とを別々に説明したが、これに限定されるものではなく、これら第1及び第2実施形態を組み合わせてもよい。
すなわち、高負荷状態を検知したら、先ず、駆動効率を上昇方向に制御することで、エンジン回転数Neを上昇させる。これに伴って、エンジントルクTeも増加するので、駆動効率を上昇させる前よりもエンジントルクTeが増加した時点で、駆動効率の上昇方向への制御を解除し、モータトルクTmを増加させて車両を加速させる。したがって、第2実施形態で説明したように、電動モータ3の出力低下を抑制しつつ、車両を加速させることができる。
ところが、駆動効率の限界によってこの駆動効率を上昇方向に制御することができない場合には、今度は、一旦、ジェネレータ7の発電負荷を減少方向に制御することで、エンジン回転数Neを上昇させればよい。これに伴って、エンジントルクTeも増加するので、発電負荷を減少させる前よりもエンジントルクTeが増加した時点で、発電負荷の減少方向への制御を解除し、モータトルクTmを増加させて車両を加速させる。したがって、電動モータ3の一時的な出力低下は発生するものの、第1実施形態で説明したように、車両を確実に加速させることができる。
本発明の概略構成図である。 ICレギュレータの電源回路である。 4WDコントローラで実行する演算処理のブロック図である。 目標モータトルク演算部24Aのブロック図である。 発電制御部24Cのブロック図である。 制御処理部43のブロック図である。 モータ制御部24Dのブロック図である。 高負荷時制御部24Eで実行される第1実施形態の演算処理を示すフローチャートである。 エンジンの特性図である。 第1実施形態の動作を説明するタイムチャートである(前輪が加速スリップしている場合)。 第1実施形態における前後輪のトルク配分を説明するグラフである。 第1実施形態の動作を説明するタイムチャートである(前輪がグリップしている場合)。 高負荷時制御部24Eで実行される第2実施形態の演算処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の動作を説明するタイムチャートである(前輪が加速スリップしている場合)。 第2実施形態における前後輪のトルク配分を説明するグラフである。
符号の説明
1FL・1FR 前輪(主駆動輪)
1RL・1RR 後輪(補助駆動輪)
2 エンジン(内燃機関)
3 電動モータ(電動機)
4 自動変速機
5 ディファレンシャルギヤ
6 Vベルト
7 ジェネレータ
8 パワーケーブル
9 インバータ
10 減速機10
11 電磁クラッチ
12 ディファレンシャルギヤ
20 エンジンコントローラ
21 アクセルセンサ
22 スロットルバルブ
23 スロットルモータ
24 4WDコントローラ
25 14Vバッテリ
26 ジャンクションボックス
24A 目標モータトルク演算部
24B モータ必要電力演算部
24C 発電制御部
24D モータ制御部
24E 高負荷時制御部

Claims (8)

  1. 主駆動輪を駆動する内燃機関と、該内燃機関の動力を得て発電する発電機と、該発電機で発電された電力によって補助駆動輪を駆動可能な電動機と、を備える車両用駆動制御装置において、
    前記電動機によって前記補助駆動輪を駆動しているときに運転者の加速要求があるのに車両が加速しない高負荷状態を検知する高負荷状態検知手段と、該高負荷状態検知手段で高負荷状態を検知したら、一旦、当該高負荷状態を検知していないときよりも前記内燃機関に対する前記発電機の発電負荷を減少方向に制御する負荷制御手段と、を備えることを特徴とする車両用駆動制御装置。
  2. 主駆動輪を駆動する内燃機関と、該内燃機関の動力を得て発電する発電機と、該発電機で発電された電力によって補助駆動輪を駆動可能な電動機と、を備える車両用駆動制御装置において、
    前記電動機によって前記補助駆動輪を駆動しているときに運転者の加速要求があるのに車両が加速しない高負荷状態を検知する高負荷状態検知手段と、該高負荷状態検知手段で高負荷状態を検知したら、一旦、当該高負荷状態を検知していないときよりも前記発電機及び前記電動機の少なくとも一方の駆動効率を上昇方向に制御する効率制御手段と、を備えることを特徴とする車両用駆動制御装置。
  3. 主駆動輪を駆動する内燃機関と、該内燃機関の動力を得て発電する発電機と、該発電機で発電された電力によって補助駆動輪を駆動可能な電動機と、を備える車両用駆動制御装置において、
    前記電動機によって前記補助駆動輪を駆動しているときに運転者の加速要求があるのに車両が加速しない高負荷状態を検知する高負荷状態検知手段と、該高負荷状態検知手段で高負荷状態を検知したら、一旦、当該高負荷状態を検知していないときよりも前記発電機及び前記電動機の少なくとも一方の駆動効率を上昇方向に制御する効率制御手段と、前記駆動効率を上昇方向に制御することができないと判断した場合、一旦、前記高負荷状態を検知していないときよりも前記内燃機関に対する前記発電機の発電負荷を減少方向に制御する負荷制御手段と、を備えることを特徴とする車両用駆動制御装置。
  4. 前記負荷制御手段は、前記発電負荷を徐々に減少させることを特徴とする請求項1又は3に記載の車両用駆動制御装置。
  5. 前記負荷制御手段は、前記発電負荷を減少方向に制御してから、前記主駆動輪又は前記内燃機関の回転速度が所定量以上増加したときに、当該発電負荷の減少方向への制御を解除することを特徴とする請求項1、3、4の何れか一項に記載の車両用駆動制御装置。
  6. 前記効率制御手段は、前記駆動効率を上昇方向に制御してから、前記主駆動輪又は前記内燃機関の回転速度が所定量以上増加したときに、当該駆動効率の上昇方向への制御を解除することを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用駆動制御装置。
  7. 前記高負荷状態検知手段は、アクセル開度の増加に対して前記主駆動輪又は前記補助駆動輪の回転速度が増加しないときに高負荷状態であると検知することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の車両用駆動制御装置。
  8. 前記高負荷状態検知手段は、アクセル開度が所定値以上であるときに高負荷状態であると検知することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の車両用駆動制御装置。
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