JP2006295897A - PoC通信サーバ装置、端末装置、PoC通信方法 - Google Patents

PoC通信サーバ装置、端末装置、PoC通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】PoCグループ通信において、ユーザの設定により、そのユーザのユーザアドレスを他のユーザに非通知にする。
【解決手段】PoC契約者がPoCグループ通信を開始する場合、非通知対象者を選択してPoCセッション開始要求を送出する。この時、発信者は自分のみ、全員、または、一部のユーザのアドレスを非通知設定にする。発信者の設定によって非通知対象とされたユーザにおいては、PoCセッション開始要求を受信したPoC端末装置又はPoC通信サービス制御装置にて非通知設定処理が行われる。非通知対象ユーザとして選択されていない着信者において、予め自身のユーザアドレスを非通知にする設定をしていれば、同様に非通知処理が行われる。PoCセッションが確立後でも、各ユーザは自身のユーザアドレスを非通知に設定することができ、ユーザの意思に従った非通知サービスが提供できる。
【選択図】 図15

Description

本発明はPoC通信サーバ装置、端末装置、PoC通信方法に関し、特に端末装置をトランシーバのように利用するPoC通信を実現するためのPoC通信サーバ装置、端末装置、PoC通信方法に関する。
携帯電話機等の端末装置をトランシーバのように使用することを可能にし、ボタンに触るだけでコミュニケーションを実現するPoC(Push−to−Talk over Cellular)通信の実現が予定されている。
PoC通信は1対1またはグループ間での迅速なコミュニケーション手段であり、PoC通信では端末装置をトランシーバのように利用することができる。会話を開始するための操作は、ダイヤルボタンを押すではなく、特定のボタンを押すという簡単な操作である。
現在、モバイル・アプリケーション技術の標準化を推進する業界団体OMA(Open Mobile Alliance)において、PoC Charter(非特許文献1)に基づいてPoCの標準化がされている(非特許文献2)。
OMA−CHARTER_PoC−V1_0−20031014−A OMA−RD_PoC−V1_0−20041115−C
しかし、現段階で規定されている仕様では、発信者によって呼出されるユーザの宛先アドレスすなわちユーザアドレスを非通知と設定する方法および非通知設定に従った処理をするための技術が存在しない。よって、公開したくないユーザアドレスを公開してしまう恐れがあり、ユーザのプライバシーを守る手段がないという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的はPoCグループ通信において、ユーザの設定により、そのユーザのユーザアドレスを他のユーザから隠す(非通知にする)ことのできるPoC通信サーバ装置、端末装置、PoC通信方法を提供することである。
本発明の請求項1によるPoC通信サーバ装置は、端末装置によるグループ通話を実現するPoCグループセッションを行うためのPoC通信サーバ装置であって、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にするための非通知指令を取得する非通知指令取得手段と、前記非通知指令取得手段が取得した前記非通知指令に係るユーザアドレスを前記PoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知に設定するための非通知設定指令を該他の端末装置に送信する非通知設定手段とを含むことを特徴とする。このような構成によれば、グループメンバー全員、又は、グループの一部のユーザアドレスを、グループメンバー全員から隠す(非通知にする)ことができる。
本発明の請求項2によるPoC通信サーバ装置は、請求項1において、前記PoCグループに含まれる端末装置それぞれのユーザアドレスが非通知に設定されているかどうかを示す非通知設定情報が複数の装置に跨って管理されている場合、前記非通知指令取得手段は、他の装置から前記非通知設定情報を含む前記非通知指令を取得することを特徴とする。非通知設定情報が複数のPoC通信サーバ装置に跨って管理されている場合、それら装置のうちの1つが他の装置から非通知設定情報を取得し、それを端末装置に送信すれば、通信サービス事業者が異なる端末装置との間でグループ通話を実現する場合でも非通知処理を実現できる。
本発明の請求項3によるPoC通信サーバ装置は、請求項1又は2において、前記非通知設定指令は、ユーザアドレスと、前記ユーザアドレスを非通知に設定するか否かを示す識別子とを含むことを特徴とする。ユーザアドレスと共に、それを非通知に設定するか否かを示す識別子を送信することにより、ユーザアドレスについて非通知である旨を示す内容を端末装置において表示させることができる。
本発明の請求項4によるPoC通信サーバ装置は、請求項1又は2において、前記非通知設定指令は、ユーザアドレスと、前記ユーザアドレスの代わりに、各端末装置の表示画面に表示すべき内容を示すDISPLAYNAME情報とを含むことを特徴とする。ユーザアドレスを表示する代わりに表示すべき内容を送信することにより、端末装置においてはその内容を単に表示させればよい。
本発明の請求項5によるPoC通信サーバ装置は、請求項1又は2において、前記非通知設定指令は、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスを含まず、非通知設定に設定されている端末の数を示す情報を含むことを特徴とする。通知対象ユーザについてはユーザアドレスを送信するのに対し、非通知対象ユーザについてはユーザアドレス自体を送信しないので、無線区間のネットワークリソースを有効活用することができる。
本発明の請求項6による端末装置は、他の端末装置と共にグループ通話を実現するPoCグループセッションを行う端末装置であって、自端末のユーザアドレスを、前記PoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知にする非通知指令を送信する非通知指令送信手段を含むことを特徴とする。このような構成によれば、グループメンバー全員、又は、グループの一部のユーザアドレスを、グループメンバー全員から隠す(非通知にする)ことができる。
本発明の請求項7による端末装置は、他の端末装置と共にグループ通話を実現するPoCグループセッションを行う端末装置であって、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にする非通知設定指令を受信した場合、該ユーザアドレスについて非通知である旨を示す内容を自端末に表示する表示制御手段を含むことを特徴とする。このような構成によれば、グループメンバー全員、又は、グループの一部のユーザアドレスを、グループメンバー全員から隠す(非通知にする)ことができる。
本発明の請求項8による端末装置は、請求項7において、前記非通知設定指令は、ユーザアドレスと、前記ユーザアドレスを非通知に設定するか否かを示す識別子とを含み、前記表示制御手段は、前記識別子の内容に応じて非通知である旨の表示を行うことを特徴とする。ユーザアドレスと共に、それを非通知に設定するか否かを示す識別子を送信することにより、ユーザアドレスについて非通知である旨を示す内容を端末装置において表示させることができる。
本発明の請求項9による端末装置は、請求項7において、前記非通知設定指令は、ユーザアドレスと、前記ユーザアドレスの代わりに、各端末装置の表示画面に表示すべき内容を示すDISPLAYNAME情報とを含み、前記表示制御手段は、前記DISPLAYNAME情報の内容を表示することを特徴とする。ユーザアドレスを表示する代わりに表示すべき内容を送信することにより、端末装置においてはその内容を単に表示させればよい。
本発明の請求項10による端末装置は、請求項7において、前記非通知設定指令は、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスを含まず、非通知設定に設定されている端末の数を示す情報を含み、前記表示制御手段は、前記端末の数に応じて非通知である旨の表示を行うことを特徴とする。通知対象ユーザについてはユーザアドレスを送信するのに対し、非通知対象ユーザについてはユーザアドレス自体を送信しないので、ネットワークリソースの浪費を防止することができる。
本発明の請求項11によるPoC通信方法は、端末装置によるグループ通話を実現するPoCグループセッションを行うPoC通信方法であって、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にするための非通知指令を取得する非通知指令取得ステップ(例えば、図8中のステップS22に対応)と、前記非通知指令取得ステップにおいて取得した前記非通知指令に係るユーザアドレスを前記PoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知に設定するための非通知設定指令を該他の端末装置に送信する非通知設定ステップ(例えば、図8中のステップS27に対応)とを含むことを特徴とする。このような構成によれば、グループメンバー全員、又は、グループの一部のユーザアドレスを、グループメンバー全員から隠す(非通知にする)ことができる。
本発明の請求項12によるPoC通信方法は、請求項11において、前記PoCグループに含まれる端末装置それぞれのユーザアドレスが非通知に設定されているかどうかを示す非通知設定情報が複数の装置に跨って管理されている場合、前記非通知指令取得ステップにおいては、それら複数の装置のうちいずれか1つの装置が他の装置から前記非通知設定情報を含む前記非通知指令を取得する(例えば、図24中のステップS61〜S63に対応)ことを特徴とする。非通知設定情報が複数のPoC通信サーバ装置に跨って管理されている場合、それら装置のうちの1つが他の装置から非通知設定情報を取得し、それを端末装置に送信すれば、通信サービス事業者が異なる端末装置との間でグループ通話を実現する場合でも非通知処理を実現できる。
本発明の請求項13によるPoC通信方法は、請求項11において、前記非通知設定指令は、前記PoCグループセッションの開始前に、非通知に設定することを希望する端末装置から送信されることを特徴とする。このような構成によれば、PoCグループセッションの開始前に、着信側となる端末装置から非通知に設定できる。
本発明の請求項14によるPoC通信方法は、請求項11において、
前記非通知設定指令は、前記PoCグループセッションの開始の際に、発信者側の端末装置から送信されることを特徴とする。このような構成によれば、PoCグループセッションの開始時にグループ内の任意のユーザアドレスについて非通知に設定できる。
本発明の請求項15によるPoC通信方法は、請求項11において、前記非通知設定指令は、前記PoCグループセッションによる通信中に、端末装置から送信されることを特徴とする。このような構成によれば、PoCグループセッションの開始時において通知していたユーザアドレスを、その後に非通知に設定変更できる。
本発明の請求項16によるPoC通信方法は、請求項11から請求項15までのいずれか1項において、前記非通知設定指令は、ユーザアドレスと、前記ユーザアドレスを非通知に設定するか否かを示す識別子とを含むことを特徴とする。ユーザアドレスと共に、それを非通知に設定するか否かを示す識別子を送信することにより、ユーザアドレスについて非通知である旨を示す内容を端末装置において表示させることができる。
本発明の請求項17によるPoC通信方法は、請求項11から請求項15までのいずれか1項において、前記非通知設定指令は、ユーザアドレスと、前記ユーザアドレスの代わりに、各端末装置の表示画面に表示すべき内容を示すDISPLAYNAME情報とを含むことを特徴とする。ユーザアドレスを表示する代わりに表示すべき内容を送信することにより、端末装置においてはその内容を単に表示させればよい。
本発明の請求項18によるPoC通信方法は、請求項11から請求項15までのいずれか1項において、前記非通知設定指令は、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスを含まず、非通知設定に設定されている端末の数を示す情報を含むことを特徴とする。通知対象ユーザについてはユーザアドレスを送信するのに対し、非通知対象ユーザについてはユーザアドレス自体を送信しないので、ネットワークリソースの浪費を防止することができる。
要するに本発明においては、PoC通信サービスにおいて、PoC契約者がPoCグループ通信を開始する場合、非通知対象者を選択してPoCセッション開始要求を送出する。この時、発信者は自分のみ、全員、または、一部のユーザのアドレス(電話番号、SIP URIなど)を非通知設定にすることを可能とする。
発信者の設定によって非通知対象とされたユーザにおいては、PoCセッション開始要求を受信したPoC端末装置(移動機)あるいはPoC通信サービス制御装置(PoCサーバ)にて非通知設定処理が実施される。
この時、非通知対象ユーザとして選択されていない着信者においては、PoCセッション開始要求を受信する前に自身のユーザアドレスを非通知にする設定をしていれば、PoC端末装置あるいはPoC通信制御装置にて非通知処理を実施する。なお、PoCセッションが確立された後でも、各ユーザは自身のユーザアドレスを非通知設定することができ、ユーザの意思に従った非通知サービスが提供できる。
以上説明したように本発明は、PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にするための非通知指令を取得し、この取得した非通知指令に係るユーザアドレスをPoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知に設定するための非通知設定指令を他の端末装置に送信することにより、ユーザの設定により、そのユーザのユーザアドレスを他のユーザから隠す(非通知にする)ことができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によって示されている。
(PoC通信システムの構成例)
図1、図2は本実施形態によるPoC通信サーバ装置及び端末装置を採用したPoC通信システムの構成例を示すブロック図である。
図1(a)は各PoC端末装置において非通知処理を行う場合の構成を示すブロック図である。同図において、PoC端末装置11はPoCセッション開始要求(非通知設定情報)を送信する発信者の使用する端末装置であり、図示せぬCPU、記憶部、通信部、表示部、音声入出力部などを含む移動端末としての機能を有している。また、PoC通信サービス制御装置10は、PoC通信を実現する処理を行う装置であり、図示せぬCPU、記憶部、通信部などを含むサーバとしての機能を有している。PoC端末装置12及び13は、着信者の使用する端末装置であり、PoC端末装置11と共に、PoCグループセッションを行う。
PoC通信サービス制御装置10の機能構成が図3に示されている。同図に示されているように、PoC通信サービス制御装置は、PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にするための非通知指令を取得する非通知指令取得手段10aと、この非通知指令取得手段10aが取得した非通知指令に係るユーザアドレスをPoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知に設定するための非通知設定指令を該他の端末装置に送信する非通知設定手段10bとを有している。
また、PoC端末装置11〜13の機能構成が図4に示されている。同図に示されているように、PoC端末装置は、自端末のユーザアドレスを、PoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知にする非通知指令を送信する非通知指令送信手段11aと、PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にする非通知設定指令を受信した場合、該ユーザアドレスについて非通知である旨を示す内容を自端末に表示する表示制御手段11bとを有している。
PoC通信サービス制御装置10から各PoC端末装置11〜13に向けて送信されるパケット20の構成例が図1(b)に示されている。同図(b)を参照すると、パケット20は、ユーザアドレスを通知するか否かを示す識別子21と、実際のユーザアドレスとなるユーザID22とを含んで構成されている。本例では、PoC通信サービス制御装置10において識別子の値の設定のみを行い、各PoC端末装置11〜13において識別子の内容に応じた非通知処理を行う。すなわち、非通知を示す値に識別子が設定されていれば、各PoC端末装置11〜13において、表示画面には非通知の旨を示すメッセージが表示されることになる。これに対し、非通知を示す値に識別子が設定されていなければ、各PoC端末装置11〜13において、表示画面には非通知の旨を示すメッセージは表示されないことになる。以下、図1による処理の場合を「ケース1」と呼ぶ。
一方、図2(a)はPoC通信サービス制御装置において非通知処理を行う場合の構成を示すブロック図である。同図において、PoC端末装置11はPoCセッション開始要求(非通知設定情報)を送信する発信者の使用する端末装置である。また、PoC通信サービス制御装置10は、PoC通信を実現する処理を行う装置である。PoC端末装置12及び13は、着信者の使用する端末装置であり、PoC端末装置11と共に、PoCグループセッションを行う。
PoC通信サービス制御装置10から各PoC端末装置11〜13に向けて送信されるパケット30の構成例が同図(b)に示されている。同図(b)を参照すると、パケット30は、各PoC端末装置の表示画面に表示すべき内容を示すDISPLAYNAME31と、実際のユーザアドレスとなるユーザID22とを含んで構成されている。本例では、PoC通信サービス制御装置10において各端末装置の表示画面に表示すべき内容がDISPLAYNAME31の領域に書込まれ、各PoC端末装置11〜13においてはそれをそのまま画面に表示する。すなわち、PoC通信サービス制御装置10が非通知処理を行う場合は非通知の旨を示すメッセージをDISPLAYNAME31の領域に書き込むことになる。これに対し、PoC通信サービス制御装置10が非通知処理を行わない場合はユーザ名等がDISPLAYNAME31の領域に書込まれ、各PoC端末装置11〜13においてはそれをそのまま画面に表示する。以下、図2による処理の場合を「ケース2」と呼ぶ。
以上のように、ユーザアドレスの非通知処理は、PoC端末装置、PoC通信サービス制御装置のいずれか一方で行うことになる。
(非通知設定動作例)
PoC端末装置の非通知設定動作の一例について、図5〜図9を参照して説明する。
図5はPoCセッション発信者の端末装置の動作例を示すフローチャートである。同図において、最初に、PoCセッション発信者が端末装置を操作し、非通知対象者を選択する(ステップS1)。そして、非通知設定条件を追加してPoCセッション開始要求を送出する(ステップS2)。
その後、PoC通信サービス制御装置から応答があると、その応答に含まれている非通知情報の内容を確認する(ステップS3→S4)。この確認の結果、非通知が設定されていれば、その非通知情報に応じた非通知設定処理を実行する(ステップS5→S6)。これにより、非通知対象ユーザのアドレスを“非通知”表示とする(ステップS7)。
なお、ステップS3において応答が無い場合や、ステップS5において非通知が設定されていない場合、処理はそのまま終了となる。
図6はPoCセッション着信者の端末装置の動作例を示すフローチャートである。同図において、PoCセッション発信者側の端末からPoCセッション開始要求を受信すると(ステップS8)、その要求に含まれている非通知情報の内容を確認する(ステップS9)。この確認の結果、非通知が設定されていれば、その非通知情報に応じた非通知設定処理を実行する(ステップS10→S11)。これにより、非通知対象ユーザのアドレスを“非通知”表示とする(ステップS12)。
ステップS12において、ケース1の場合は、非通知設定を要求する指示が通知され、対象ユーザのアドレスが非通知表示されるように、端末装置において表示画面に“非通知”とメッセージ出力する。一方、ケース2の場合は、対象ユーザのアドレスについてはPoC通信サービス制御装置によって非通知表示する処理が既に行われている。このため、端末装置は受けとった非通知情報を単に読み込んで、そのまま端末装置の表示画面に表示する。この結果、“非通知”と表示出力されることになる。
着信者の端末装置における非通知表示が完了したら、PoCセッション開始応答をPoC通信サービス制御装置へ送出する(ステップS13)。
なお、ステップS9の確認の結果、非通知が設定されていなければ、そのままPoCセッション開始応答を送出する(ステップS10→S13)。
図7は自端末のアドレスについて非通知設定要求を送出した場合の動作例を示すフローチャートである。同図において、最初に自端末のアドレスについて非通知有無を選択する操作が行われる(ステップS14)。自端末のアドレスについて非通知にする場合、自端末のアドレス非通知設定要求を送出する(ステップS15→S16)。
その後、PoC通信サービス制御装置から応答があると、その応答すなわち非通知設定メッセージに含まれている非通知情報の内容を確認する(ステップS17→S18)。この確認の結果、非通知が設定されていれば、その非通知情報に応じた非通知設定処理を実行する(ステップS19→S20)。これにより、非通知対象ユーザのアドレスを“非通知”表示とする(ステップS21)。
なお、ステップS15において自端末のアドレスについて非通知にしない場合、ステップS17において応答が無い場合、ステップS19において非通知が設定されていない場合、処理はそのまま終了となる。
図8はPoCセッションの開始要求/応答の送受信時における非通知設定動作例を示すフローチャートである。同図において、非通知設定条件付きのPoCセッション開始要求を受信すると(ステップS22)、その要求に含まれている非通知条件を記憶する(ステップS23)。その後、非通知条件の確認及び判定を行う(ステップS24)。
そして、非通知設定情報を更新する必要がある場合、非通知判定結果に基づき、非通知設定情報を更新した後(ステップS25→S26)、非通知設定情報を含んだPoCセッション開始要求を全着信ユーザへ送出する(ステップS27)。一方、非通知設定情報を更新する必要がない場合、更新せず、非通知設定情報を含んだPoCセッション開始要求を全着信ユーザへ送出する(ステップS25→S27)。
PoC通信サービス制御装置は、少なくとも一つのPoCセッション開始応答を受信することができれば、着信者へ送出したときと同様の非通知設定情報をPoCセッション開始応答に付加して発信者の端末装置へ送出する(ステップS28→S29)。なお、着信ユーザからの応答がない場合は、そのまま処理が終了となる。
図9は自端末のアドレスについての非通知設定要求/応答(非通知設定メッセージ)の送信時における非通知設定動作例を示すフローチャートである。同図において、自端末アドレスの非通知要求を受信すると(ステップS30)、その要求に含まれている非通知情報を記憶する(ステップS31)。
PoCセッションが確立済みである場合、非通知条件の確認及び判定を行う(ステップS32→S33)。そして、非通知設定情報を更新する必要がある場合、非通知判定結果に基づき、非通知設定情報を更新した後(ステップS34→S35)、非通知設定情報を含んだ非通知設定メッセージを全ユーザへ送出する(ステップS36)。
なお、ステップS32においてPoCセッションが確立されていない場合、ステップS34において非通知設定情報を更新する必要がない場合、そのまま処理が終了となる。
(非通知設定される条件)
図10は、ユーザアドレスが非通知設定される条件を示すテーブルである。同図においては、ユーザアドレスの非通知有無が○/×によって示されている。「○」は全ユーザに対して非通知にすることを示し、「×」は非通知処理が実施されないことを示している。
PoCセッション開始要求(INVITE)の際には、発信者による非通知設定あり(発信時に非通知対象者を選択する)の場合と、非通知設定なし(発信時に非通知対象者を選択しない)の場合とがある。
また、着信者による自端末のユーザアドレスの非通知設定については、非通知設定あり(自端末のアドレス非通知設定要求を送出する)の場合と、非通知設定なし(自端末のアドレス非通知設定要求を送出しない)の場合とがある。
同図に示されているように、発信者側と着信者側との少なくとも一方において非通知が設定されれば、そのユーザアドレスは非通知となる。そして、発信者がセッションから脱退するまでは、図10に示されている非通知設定が維持される。
(ケース1)
図11及び図12は、非通知処理をPoC端末装置で実施した場合の一例を示すフローシーケンスである。
図11は、PoCセッション要求が送出される前にユーザBが自端末のアドレス非通知要求し、PoCセッションが確立されるまでのフローである。同図において、PoC端末装置12の着信側であるユーザBが自端末のアドレスについて非通知設定を要求すると(S101)、PoC通信サービス制御装置10において、ユーザBのアドレスは非通知に設定されたことを記憶する(S102)。以上のように、自端末のアドレス非通知設定要求は、PoCセッション確立状態に関わらず、任意のタイミングで送出することができる。ただし、PoCセッションが確立されるまでは、自端末アドレスの非通知設定は有効化されない。
一方、PoC端末装置11において、ユーザA及びユーザBについて、ユーザアドレスを非通知対象として選択し(S103)、PoCセッション開始要求(INVITE)を発信する(S104)。このPoCセッション開始要求(INVITE)は、PoC通信サービス制御装置10に送信される(S105)。
PoC通信サービス制御装置10では、PoCセッション開始要求で受信した非通知情報を記憶して、非通知設定判定を行う(S106)。その後、PoC通信サービス制御装置10は、PoCセッション開始要求(INVITE)をPoC端末装置12及び13に送信する(S107、S109)。このPoCセッション開始要求(INVITE)を受信したPoC端末装置12及び13では、非通知処理が行われ(S108、S110)、ユーザA及びユーザBについては、ユーザアドレスが非通知となる。
その後、PoC端末装置12からPoC通信サービス制御装置10へPoCセッション開始応答が送信されると(S111)、PoC通信サービス制御装置10はPoCセッション開始応答をPoC端末装置11に送信する(S112)。これにより、PoC端末装置11では、非通知処理が行われる(S113)。なお、PoC端末装置13からPoCセッション開始応答が送信された場合(S114)、PoC端末装置13のユーザアドレスは非通知に設定されていないので、非通知処理は行われない。その後、PoC端末装置11〜13は、PoC通信中となる(S115)。
図12は、PoCセッション確立後のPoC通信中にユーザCが自端末のアドレスを非通知に設定する要求をした場合のフローである。同図において、PoC端末装置11〜13によるPoC通信中(S115)に、PoC端末装置13が、自端末のユーザアドレスについて非通知に設定する要求を送信すると(S116)、PoC通信サービス制御装置10では、ユーザCのアドレスは非通知に設定されたことを記憶し(S117)、非通知設定判定を行う(S118)。
その後、PoC通信サービス制御装置10は、ユーザCのアドレスを非通知に指示するための非通知設定メッセージをPoC端末装置11〜13に送信する(S119、S121、S123)。このメッセージを受信したPoC端末装置11及び12においては、ユーザCのユーザアドレスについて非通知処理が行われる(S120、S122、S124)。
(ケース2)
図13及び図14は、非通知処理をPoC通信サービス制御部で実施した場合の一例を示すフローシーケンスである。
図13は、PoCセッション要求が送出される前にユーザBが自端末のアドレス非通知要求し、PoCセッションが確立されるまでのフローである。同図において、PoC端末装置12の着信側であるユーザBが自端末のアドレスについて非通知設定を要求すると(S201)、PoC通信サービス制御装置10において、ユーザBのアドレスは非通知に設定されたことを記憶する(S202)。以上のように、自端末のアドレス非通知設定要求は、PoCセッション確立状態に関わらず、任意のタイミングで送出することができる。ただし、PoCセッションが確立されるまでは、自端末アドレスの非通知設定は有効化されない。
一方、PoC端末装置11において、ユーザA及びユーザBについて、ユーザアドレスを非通知対象として選択し(S203)、PoCセッション開始要求(INVITE)を発信する(S204)。このPoCセッション開始要求(INVITE)は、PoC通信サービス制御装置10に送信される(S205)。
PoC通信サービス制御装置10では、PoCセッション開始要求で受信した非通知情報を記憶して、非通知設定判定を行う(S206)。その後、PoC通信サービス制御装置10は、非通知処理を行う(S207)。さらに、PoC通信サービス制御装置10は、PoCセッション開始要求(INVITE)をPoC端末装置12及び13に送信する(S208、S210)。このPoCセッション開始要求(INVITE)を受信したPoC端末装置12及び13では、非通知処理が行われ(S209、S211)、ユーザA及びユーザBについては、ユーザアドレスが非通知となる。
その後、PoC端末装置12からPoC通信サービス制御装置10へPoCセッション開始応答が送信されると(S212)、PoC通信サービス制御装置10はPoCセッション開始応答をPoC端末装置11に送信する(S213)。これにより、PoC端末装置11では、非通知処理が行われる(S214)。なお、PoC端末装置13からPoCセッション開始応答が送信された場合(S215)、PoC端末装置13のユーザアドレスは非通知に設定されていないので、非通知処理は行われない。その後、PoC端末装置11〜13は、PoC通信中となる(S216)。
図14は、PoCセッション確立後のPoC通信中にユーザCが自端末のアドレスを非通知に設定する要求をした場合のフローである。同図において、PoC端末装置11〜13によるPoC通信中(S216)に、PoC端末装置13が、自端末のユーザアドレスについて非通知に設定する要求を送信すると(S217)、PoC通信サービス制御装置10では、ユーザCのアドレスは非通知に設定されたことを記憶し(S218)、非通知設定判定を行う(S219)。
その後、PoC通信サービス制御装置10は、ユーザCのアドレスを非通知に指示するための非通知設定メッセージをPoC端末装置11〜13に送信する(S220、S222、S224)。このメッセージを受信したPoC端末装置11及び12においては、ユーザCのユーザアドレスについて非通知処理が行われる(S221、S223、S225)。
(具体的な動作例)
非通知処理をPoC端末装置で実施した場合の具体的な動作例について、図15を参照して説明する。なお、同図中の実線は、PoC通信トラヒックを示している。
同図(a)において、PoCセッションが確立する以前に、ユーザBが自身のユーザアドレス(SIP URI)を非通知に設定すると、自アドレス非通知設定要求がPoC通信サービス制御装置に送信される(S501)。すると、PoC通信サービス制御装置10では、ユーザBは非通知設定にしていることを記憶しておく。
次に、同図(b)において、ユーザA、B及びCの間でPoCグループ通信を開始したいと希望したユーザAの端末装置11からPoCセッション開始要求(例としてSIP INVITE)が送出される。この時、ユーザAとユーザBのユーザアドレスを公開したくないとユーザAが希望したとする。PoCセッション開始要求には、ユーザAとユーザBのユーザアドレスを非通知にするという情報が含まれる。この情報は、PoC通信サービス制御装置10に記憶される。
PoC通信サービス制御装置10では、図10の内容に従って非通知処理が行われる。すなわち、自端末アドレス非通知設定要求とPoCセッション開始要求に含まれている非通知設定情報とを照合し、少なくとも一方の要求で非通知にすると設定されていれば、非通知にする指示を発信者以外のPoC端末装置12及び13へ送出する(S503、S504)。この指示には、ユーザAとユーザBのユーザアドレスを非通知にする情報が含められる。ユーザBとユーザCのPoC端末装置12及び13にて、要求を受信したと同時に非通知処理が実行される。以上により、PoCセッション確立中および確立後のPoC通信は、各々のPoC端末装置11、12、13に、ユーザAは“非通知”、ユーザBは“非通知”、ユーザCにおいては表示名とユーザアドレスが画面に表示される。
同図(c)において、PoCセッションが確立している時すなわちPoC通信中に、ユーザCも何らかの理由で自分のユーザアドレスを非公開にしたいと希望した場合、自身のユーザアドレスを非通知に設定する要求をPoC通信サービス制御装置10へ送出する(S505)。この要求を受信したPoC通信サービス制御装置10は、ユーザCのユーザアドレスを非通知に設定する指示をそれぞれのPoC端末装置11、12、13へ送信する。この指示を受信した上で、各々のPoC端末装置11、12、13にてユーザCのユーザアドレス非通知処理を実施する。
以後は、同図(d)に示されているように、すべてのPoC端末装置11、12、13においてユーザアドレスが非通知となった状態でPoC通信が続行される。
(非通知対象ユーザ数の送信)
ところで、上述したケース1、ケース2のいずれのケースにおいても、ユーザアドレスは、必ずPoC端末装置へ送信している。しかしながら、ユーザアドレスを必ず送信するのは、無線区間のネットワークリソースを有効に活用する側面からは非効率である。よって、非通知対象のユーザにおいては、ユーザアドレスそのものを送信しない方式も考えられる。その場合、図16(a)に示されているように、PoC通信サービス制御装置10において、非通知対象ユーザの数に関する情報(例えば、非通知対象ユーザの数の値)のみをパケット40に含めて送信し、各PoC端末装置11〜13において非通知対象ユーザの数だけ「非通知」と表示する。
PoC通信サービス制御装置10から各PoC端末装置11〜13に向けて送信されるパケット40の構成例が同図(b)に示されている。同図(b)を参照すると、パケット40には、非通知対象ユーザの数が含まれている。
例えば、パケット40に含まれている非通知対象ユーザ数が「2」であれば、各PoC端末装置11〜13において、表示画面には2名分の非通知の旨を示すメッセージが表示されることになる。これに対し、PoC端末装置についてのユーザアドレスがそのまま送信されていれば、各PoC端末装置11〜13において非通知対象ユーザではないと判断し、表示画面にはユーザアドレスが表示される(非通知の旨を示すメッセージは表示されない)ことになる。この処理を「ケース3」と呼ぶ。
(複数のPoC通信サービス制御装置)
ところで、PoC通信サービス制御装置が複数存在し、それら複数のPoC通信サービス制御装置でPoC通信サービスを実現しても良い。その場合、1つのPoC通信サービス制御装置が拠点となり、拠点となるPoCサーバに非通知設定情報を取りまとめてINVITEを送信する。ここで、発信者と着信者とは、それぞれ別の通信サービス事業者と契約している場合を考える。この場合、発信者、着信者それぞれのPoC端末装置は、契約している通信サービス事業者のPoC通信サービス制御装置と通信を行うことができ、契約していない通信サービス事業者のPoC通信サービス制御装置とは契約している通信サービス事業者のPoC通信サービス制御装置を経由して通信を行うことができる。
図17に示されている例では、通信サービス事業者毎にPoC通信サービス制御装置が配備されている。すなわち、PoC通信サービス制御装置10、110、120が互いに異なる通信サービス事業者によって運営されている。そして、PoC端末装置11はPoC通信サービス制御装置10の通信サービス事業者と契約しているため、PoC通信サービス制御装置10と通信を行うことができ、契約していない通信サービス事業者のPoC通信サービス制御装置110、120とは契約している通信サービス事業者のPoC通信サービス制御装置10を経由して通信を行うことができる。
また、PoC端末装置12はPoC通信サービス制御装置110の通信サービス事業者と契約しているため、PoC通信サービス制御装置110と通信を行うことができ、契約していない通信サービス事業者のPoC通信サービス制御装置10、120とは契約している通信サービス事業者のPoC通信サービス制御装置110を経由して通信を行うことができる。PoC端末装置13はPoC通信サービス制御装置120の通信サービス事業者と契約しているため、PoC通信サービス制御装置120と通信を行うことができ、契約していない通信サービス事業者のPoC通信サービス制御装置10、110とは契約している通信サービス事業者のPoC通信サービス制御装置120を経由して通信を行うことができる。
以上のような場合において、発信者のPoC端末装置11から、PoC端末装置12及びPoC端末装置13を着信側としてPoCセッション開始要求が発信されると、1つの(本例では、発側の)PoC通信サービス制御装置10が拠点となり、その他の(本例では、着側の)PoC通信サービス制御装置110、120がそれぞれ保持している非通知設定情報を、拠点となるPoC通信サービス制御部10が取得する。1つのPoC通信サービス制御装置が拠点となり、それぞれのPoC通信サービス制御装置に保持されている非通知情報を取りまとめることで、発信者の設定した非通知情報、および、自端末装置のアドレス非通知有無に応じた非通知情報を反映したPoCセッション開始要求を、拠点となるPoC通信サービス装置からその他のPoC通信サービス装置を経由して各々の着信側端末装置に対して送信することができる。
要するに、非通知設定情報が複数のPoC通信サーバ装置に跨って管理されている場合、それら装置のうちの1つが他の装置から非通知設定情報を取得し、それを端末装置に送信すれば、通信サービス事業者が異なる端末装置との間でグループ通話を実現する場合でも非通知処理を実現できる。
図18及び図19は、上述したケース1で、非通知設定情報が複数のPoC通信サーバ装置に跨って管理されている場合の非通知処理の一例を示すフローシーケンスであり、PoCセッション要求が送出される前にユーザBが自端末のアドレス非通知要求し、PoCセッションが確立されるまでのフローである。図18において、PoC端末装置12の着信側であるユーザBが自端末のアドレスについて非通知設定を要求すると(S301)、PoC通信サービス制御装置110において、ユーザBのアドレスは非通知に設定されたことを記憶する(S302)。このように、自端末のアドレス非通知設定要求は、PoCセッション確立状態に関わらず、任意のタイミングで送出することができる。ただし、PoCセッションが確立されるまでは、自端末アドレスの非通知設定は有効化されない。
一方、PoC端末装置11において、ユーザAについて、ユーザアドレスを非通知対象として選択し(S303)、PoCセッション開始要求(INVITE)を発信する(S304)。このPoCセッション開始要求(INVITE)は、PoC通信サービス制御装置10に送信される(S305)。
PoC通信サービス制御装置10では、着側のユーザB及びユーザCのユーザアドレスについて非通知設定されているか確認するため、着側のPoC通信サービス制御装置110、120に、非通知情報要求をそれぞれ送信し(S306、S308)、非通知設定されているか否かを示す非通知情報応答をそれぞれ受信する(S307、S309)。
次に、PoC通信サービス制御装置10では、PoCセッション開始要求(S305)及び非通知情報応答(S307、S309)で受信した非通知情報を記憶して、非通知設定判定を行い(S310)、非通知処理を行う(S311)。
図19に移行し、PoC通信サービス制御装置10は、PoCセッション開始要求(INVITE)をPoC端末装置12に向けて送信する(S312)。このPoCセッション開始要求(INVITE)は、着側のPoC通信サービス制御装置110を経由してPoC端末装置12に送られる(S313)。このPoCセッション開始要求(INVITE)を受信したPoC端末装置12では、非通知処理が行われ(S314)、ユーザA及びユーザBについては、ユーザアドレスが非通知となる。その後、PoC端末装置12からPoC通信サービス制御装置110を経由してPoC通信サービス制御装置10へPoCセッション開始応答が送信される(S315、S316)。
また、PoC通信サービス制御装置10は、PoCセッション開始要求(INVITE)をPoC端末装置13に向けて送信する(S317)。このPoCセッション開始要求(INVITE)は、着側のPoC通信サービス制御装置120を経由してPoC端末装置13に送られる(S318)。このPoCセッション開始要求(INVITE)を受信したPoC端末装置13では、非通知処理が行われ(S319)、ユーザA及びユーザBについては、ユーザアドレスが非通知となる。その後、PoC端末装置13からPoC通信サービス制御装置120を経由してPoC通信サービス制御装置10へPoCセッション開始応答が送信される(S320、S321)。
PoC端末装置11、PoC端末装置12からのPoCセッション開始応答を受信したPoC通信サービス制御装置10は、PoCセッション開始応答をPoC端末装置11に送信する(S322)。これにより、PoC端末装置11では、ユーザA及びユーザBのユーザアドレスについて、非通知処理が行われる(S323)。なお、PoC端末装置13のユーザアドレス(ユーザC)については、非通知に設定されていないので、非通知処理は行われない。その後、PoC端末装置11〜13は、PoC通信中となる(S324)。
図20及び図21は、上述したケース3で、非通知設定情報が複数のPoC通信サーバ装置に跨って管理されている場合の非通知処理の一例を示すフローシーケンスであり、PoCセッション要求が送出される前にユーザBが自端末のアドレス非通知要求し、PoCセッションが確立されるまでのフローである。図20において、PoC端末装置12の着信側であるユーザBが自端末のアドレスについて非通知設定を要求すると(S401)、PoC通信サービス制御装置110において、ユーザBのアドレスは非通知に設定されたことを記憶する(S402)。このように、自端末のアドレス非通知設定要求は、PoCセッション確立状態に関わらず、任意のタイミングで送出することができる。ただし、PoCセッションが確立されるまでは、自端末アドレスの非通知設定は有効化されない。
一方、PoC端末装置11において、ユーザAについて、ユーザアドレスを非通知対象として選択し(S403)、PoCセッション開始要求(INVITE)を発信する(S404)。このPoCセッション開始要求(INVITE)は、PoC通信サービス制御装置10に送信される(S405)。
PoC通信サービス制御装置10では、着側のユーザB及びユーザCのユーザアドレスについて非通知設定されているか確認するため、着側のPoC通信サービス制御装置110、120に、非通知情報要求をそれぞれ送信し(S406、S408)、非通知設定されているか否かを示す非通知情報応答をそれぞれ受信する(S407、S409)。
次に、PoC通信サービス制御装置10では、PoCセッション開始要求(S405)及び非通知情報応答(S407、S409)で受信した非通知情報を記憶して、非通知設定判定を行い(S410)、非通知処理を行う(S411)。
図21に移行し、PoC通信サービス制御装置10は、PoCセッション開始要求(INVITE)をPoC端末装置12に向けて送信する(S412)。このとき、非通知に設定されているユーザアドレスについては、その対象者数の値が送信される。本例では、非通知対象者数は「2」として送信される。このPoCセッション開始要求(INVITE)は、着側のPoC通信サービス制御装置110を経由してPoC端末装置12に送られる(S413)。このPoCセッション開始要求(INVITE)を受信したPoC端末装置12では、非通知処理が行われる(S414)。本例では、ユーザA及びユーザBについては、ユーザアドレスが表示される代わりに、非通知の旨が表示される。その後、PoC端末装置12からPoC通信サービス制御装置110を経由してPoC通信サービス制御装置10へPoCセッション開始応答が送信される(S415、S416)。
また、PoC通信サービス制御装置10は、PoCセッション開始要求(INVITE)をPoC端末装置13に向けて送信する(S417)。このとき、上述と同様に、非通知に設定されているユーザアドレスについては、その対象者数の値が送信される。本例では、非通知対象者数は「2」として送信される。このPoCセッション開始要求(INVITE)は、着側のPoC通信サービス制御装置120を経由してPoC端末装置13に送られる(S418)。このPoCセッション開始要求(INVITE)を受信したPoC端末装置13では、非通知処理が行われる(S419)。本例では、ユーザA及びユーザBについては、ユーザアドレスが表示される代わりに、非通知の旨が表示される。その後、PoC端末装置13からPoC通信サービス制御装置120を経由してPoC通信サービス制御装置10へPoCセッション開始応答が送信される(S420、S421)。
PoC端末装置11、PoC端末装置12からのPoCセッション開始応答を受信したPoC通信サービス制御装置10は、PoCセッション開始応答をPoC端末装置11に送信する(S422)。これにより、PoC端末装置11では、ユーザA及びユーザBのユーザアドレスについて、非通知処理が行われる(S423)。なお、PoC端末装置13のユーザアドレス(ユーザC)については、非通知に設定されていないので、非通知処理は行われない。その後、PoC端末装置11〜13は、PoC通信中となる(S424)。
ここで、図22は、上記図20及び図21の場合における各PoCセッション発信者の端末装置の動作例を示すフローチャートである。同図において、最初に、PoCセッション発信者が端末装置を操作し、非通知対象者を選択する(ステップS41)。そして、非通知設定条件を追加してPoCセッション開始要求を送出する(ステップS42)。
その後、PoC通信サービス制御装置から応答があると、その応答に含まれている非通知情報の内容及び非通知対象ユーザの数の値を確認する(ステップS43→S44)。この確認の結果、非通知が設定されていれば、受信した非通知設定端末数に応じて非通知設定処理を実行する(ステップS45→S46)。これにより、非通知対象ユーザのアドレスを“非通知”表示とする(ステップS47)。
なお、ステップS43において応答が無い場合や、ステップS45において非通知が設定されていない場合、処理はそのまま終了となる。
また、図23は、上記図20及び図21の場合における各PoCセッション着信の端末装置の動作例を示すフローチャートである。同図において、PoCセッション発信者側の端末からPoCセッション開始要求を受信すると(ステップS48)、その要求に含まれている非通知情報の内容及び非通知対象ユーザの数の値を確認する(ステップS49)。この確認の結果、非通知が設定されていれば、受信した非通知設定端末数に応じて非通知設定処理を実行する(ステップS50→S51)。これにより、非通知対象ユーザのアドレスを“非通知”表示とする(ステップS52)。
着信者の端末装置における非通知表示が完了したら、PoCセッション開始応答をPoC通信サービス制御装置へ送出する(ステップS53)。
なお、ステップS49の確認の結果、非通知が設定されていなければ、そのままPoCセッション開始応答を送出する(ステップS50→S53)。
図24は、上記図20及び図21の場合におけるPoCセッションの開始要求/応答の送受信時におけるPoC通信サーバ装置の非通知設定動作例を示すフローチャートである。同図において、非通知設定条件付きのPoCセッション開始要求を受信すると(ステップS61)、グループ通話のメンバーとして指定されているPoC端末装置のユーザアドレスについての非通知設定情報が複数のPoC通信サーバ装置に跨って管理されているか判断する(ステップS62)。複数のPoC通信サーバ装置に跨って管理されている場合には、他のPoC通信サーバ装置に非通知設定情報要求を送信し、PoC端末装置のユーザアドレスについての非通知設定情報を確認して、非通知設定情報を含む非通知指令を取得する(ステップS63)。非通知設定情報が複数のPoC通信サーバ装置に跨って管理されていない場合は、他のPoC通信サーバ装置への非通知設定情報要求は送信しない。
その後、PoC通信サーバ装置は、PoCセッション開始要求及び非通知設定情報要求に対する応答に含まれている非通知条件を記憶する(ステップS64)。その後、非通知条件の確認及び判定を行う(ステップS65)。
そして、非通知設定情報を更新する必要がある場合、非通知判定結果に基づき、非通知設定情報を更新した後(ステップS66→S67)、非通知設定情報を含んだPoCセッション開始要求を全着信ユーザへ送出する(ステップS68)。一方、非通知設定情報を更新する必要がない場合、更新せず、非通知設定情報を含んだPoCセッション開始要求を全着信ユーザへ送出する(ステップS66→S68)。
PoC通信サービス制御装置は、少なくとも一つのPoCセッション開始応答を受信することができれば、着信者へ送出したときと同様の非通知設定情報をPoCセッション開始応答に付加して発信者の端末装置へ送出する(ステップS69→S70)。なお、着信ユーザからの応答がない場合は、そのまま処理が終了となる。
(PoC通信方法)
上述したPoC通信システムにおいては、以下のようなPoC通信方法が実現されている。すなわち、端末装置によるグループ通話を実現するPoCグループセッションを行うPoC通信方法であって、上記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にするための非通知指令を取得する非通知指令取得ステップと、上記非通知指令取得ステップにおいて取得した上記非通知指令に係るユーザアドレスを上記PoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知に設定するための非通知設定指令を該他の端末装置に送信する非通知設定ステップとを含むPoC通信方法が実現されている。このような構成によれば、グループメンバー全員、又は、グループの一部のユーザアドレスを、グループメンバー全員から隠す(非通知にする)ことができる。
そして、上記PoCグループに含まれる端末装置それぞれのユーザアドレスが非通知に設定されているかどうかを示す非通知設定情報が複数の装置に跨って管理されている場合、上記非通知指令取得ステップにおいては、それら複数の装置のうちいずれか1つの装置が他の装置から上記非通知設定情報を含む上記非通知指令を取得する。このように、非通知設定情報が複数のPoC通信サーバ装置に跨って管理されている場合、それら装置のうちの1つが他の装置から非通知設定情報を取得し、それを端末装置に送信すれば、通信サービス事業者が異なる端末装置との間でグループ通話を実現する場合でも非通知処理を実現できる。
また、上記非通知設定指令は、上記PoCグループセッションの開始前に、非通知に設定することを希望する端末装置から送信される場合がある。これにより、PoCグループセッションの開始前に、着信側となる端末装置から非通知に設定できる。
さらに、上記非通知設定指令は、上記PoCグループセッションの開始の際に、発信者側の端末装置から送信される場合が多い。これにより、PoCグループセッションの開始時にグループ内の任意のユーザアドレスについて非通知に設定できる。
なお、上記非通知設定指令は、上記PoCグループセッションによる通信中に、端末装置から送信される場合もある。これにより、PoCグループセッションの開始時において通知していたユーザアドレスを、その後に非通知に設定変更できる。
さらに、上記非通知設定指令は、例えば、ユーザアドレスと、上記ユーザアドレスを非通知に設定するか否かを示す識別子とを含んでいる。ユーザアドレスと共に、それを非通知に設定するか否かを示す識別子を送信することにより、ユーザアドレスについて非通知である旨を示す内容を端末装置において表示させることができる。
また、上記非通知設定指令は、ユーザアドレスと、上記ユーザアドレスの代わりに、各端末装置の表示画面に表示すべき内容を示すDISPLAYNAME情報とを含んでいてもよい。ユーザアドレスを表示する代わりに表示すべき内容を送信することにより、端末装置においてはその内容を単に表示させればよい。
なお、上記非通知設定指令は、上記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスを含まず、非通知設定に設定されている端末の数を示す情報を含んでいてもよい。通知対象ユーザについてはユーザアドレスを送信するのに対し、非通知対象ユーザについてはユーザアドレス自体を送信しないので、ネットワークリソースの浪費を防止することができる。
(まとめ)
以上のように、本システムにおいては、自端末アドレス非通知要求に対する応答として非通知設定メッセージを受信した場合、非通知設定メッセージに含まれる情報を基に非通知対象者のアドレスは各ユーザからは見えないように表示する。そして、システムがケース1またはケース2のどちらの方式を採用しているかによって、非通知設定メッセージに含まれる非通知情報が異なり(図1(b)、図2(b)参照)、非通知情報に応じた処理を行う。
また、本システムでは、PoC通信サービス制御装置が非通知設定要求を受ける形態として2通りある。それらは、PoCセッションを開始する際に端末装置から送出されるPoCセッション開始要求を受信した場合、各ユーザが自身(自端末)のユーザアドレスを非通知にする際に送出される要求を受信した場合である。これらの要求に含まれる非通知情報をPoC通信サービス制御装置で記憶することで、どのユーザアドレスを非通知にするのかを判定することができる。
PoC通信サービス制御装置は、PoCセッション開始要求あるいは自端末アドレス非通知設定のどちらか一方の方法で非通知にすることが求められていれば、そのユーザアドレスを非通知にする。また、PoCセッション開始要求による非通知設定は、発信ユーザがPoCセッションから脱退するまでは変更しない。これは、サービス形態により、仮にユーザアドレスを明示的に通知する機能を端末装置が具備していても、発信者がPoCセッション開始時に非通知にしたユーザアドレスを発信者以外のユーザの意思で勝手に非通知状態から通知状態に変更されることを防ぐためである。これらの判断基準により、PoC通信サービス制御装置にて常に非通知状況を把握し、非通知設定情報を更新することができる。よって、発信者がセッションから脱退するまでは、結果的に図10に示されている非通知設定が実現できる。
また、非通知設定に設定されている端末については、ユーザアドレスを送信する代わりに、その端末数を示す情報を送信すれば、非通知対象ユーザについてはユーザアドレス自体を送信しないので、ネットワークリソースの浪費を防止することができる。
非通知設定情報が複数の装置に跨って管理されている場合、それら複数の装置のうちいずれか1つの装置が他の装置から非通知設定情報を取得し、それを端末装置に送信すれば、通信サービス事業者が異なる端末装置との間でグループ通話を実現する場合でも非通知処理を実現できる。
(請求項の記載に関する別の態様)
請求項の記載に関し、本発明は更に以下の態様を採り得る。
(1)端末装置によるグループ通話を実現するPoCグループセッションを行うPoC通信システムであって、上記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にするための非通知指令を取得する非通知指令取得手段と、上記非通知指令取得手段が取得した上記非通知指令に係るユーザアドレスを上記PoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知に設定するための非通知設定指令を該他の端末装置に送信する非通知設定手段とを含むことを特徴とするPoC通信システム。このような構成によれば、グループメンバー全員、又は、一部のユーザのアドレスを、グループメンバー全員から隠す(非通知にする)ことができる。
(2)上記非通知設定指令は、上記PoCグループセッションの開始前に、非通知に設定することを希望する端末装置から送信されることを特徴とする(1)項記載のPoC通信システム。このような構成によれば、PoCグループセッションの開始前に、着信側となる端末装置から非通知に設定できる。
(3)上記非通知設定指令は、上記PoCグループセッションの開始の際に、発信者側の端末装置から送信されることを特徴とする(1)項記載のPoC通信システム。このような構成によれば、PoCグループセッションの開始時にグループ内の任意のユーザアドレスについて非通知に設定できる。
(4)上記非通知設定指令は、上記PoCグループセッションによる通信中に、端末装置から送信されることを特徴とする(1)項記載のPoC通信システム。このような構成によれば、PoCグループセッションの開始時には通知していたユーザアドレスを、その後に非通知に設定変更できる。
(5)上記非通知設定指令は、上記ユーザアドレスを非通知に設定することを示す非通知識別子を含み、
上記非通知設定手段は、上記非通知識別子の内容が上記ユーザアドレスを非通知に設定することを示す内容である場合、該ユーザアドレスを画面に表示しないことを特徴とする(1)項から(4)項までのいずれか1項に記載のPoC通信システム。このような構成によれば、高機能な端末装置を利用し、グループメンバー全員、又は、グループの一部のユーザアドレスを、グループメンバー全員から隠す(非通知にする)ことができる。
(6)上記非通知設定指令は、端末装置において画面に表示すべき表示内容を含み、
上記非通知設定手段は、上記表示内容を、非通知である旨を示す内容に書き替えることを特徴とする(1)項から(4)項までのいずれか1項に記載のPoC通信システム。このような構成によれば、高機能なPoC通信サーバ装置を利用し、グループメンバー全員、又は、グループの一部のユーザアドレスを、グループメンバー全員から隠す(非通知にする)ことができる。
本発明は、端末装置をトランシーバのように利用するPoC通信を実現する場合に利用できる。
PoC端末装置が非通知処理を実施した場合の概念図である。 PoC通信サービス制御装置が非通知処理を実施した場合の概念図である。 PoC通信サービス制御装置の機能構成例を示す図である。 PoC端末装置の機能構成例を示す図である。 発信者のPoC端末装置動作例を示すフローチャートである。 着信者のPoC端末装置動作例を示すフローチャートである。 自端末のアドレスについて非通知設定要求を送出した場合の動作例を示すフローチャートである。 PoCセッション開始要求/応答の送受信時における非通知設定動作例を示すフローチャートである。 自端末アドレス非通知設定要求/応答(非通知設定メッセージ)の送信時における非通知設定動作例を示すフローチャートである。 ユーザアドレスが非通知設定される条件を示すテーブルである。 ユーザアドレスの非通知処理をPoC端末装置が実施した場合の一例を示すフローシーケンスである。 PoCセッション確立後に自端末のユーザアドレスを非通知設定にした場合の一例を示すフローシーケンスである。 ユーザアドレスの非通知処理をPoC通信サービス制御装置が実施した場合の一例を示すフローシーケンスである。 PoCセッション確立後に自端末のユーザアドレスを非通知設定にした場合の一例を示すフローシーケンスである。 ユーザアドレスの非通知処理をPoC端末装置が実施した場合の動作の一例を説明する図である。 非通知対象ユーザ数の送信することによる非通知処理を実施した場合の概念図である。 複数のPoC通信サービス制御装置でPoC通信サービスを実現する場合における非通知処理を示す概念図である。 ケース1において、非通知設定情報が複数のPoC通信サーバ装置に跨って管理されている場合の非通知処理の一例を示すフローシーケンスの一部である。 ケース1において、非通知設定情報が複数のPoC通信サーバ装置に跨って管理されている場合の非通知処理の一例を示すフローシーケンスの一部である。 ケース3において、非通知設定情報が複数のPoC通信サーバ装置に跨って管理されている場合の非通知処理の一例を示すフローシーケンスの一部である。 ケース3において、非通知設定情報が複数のPoC通信サーバ装置に跨って管理されている場合の非通知処理の一例を示すフローシーケンスの一部である。 図20及び図21の場合における各PoCセッション発信者の端末装置の動作例を示すフローチャートである。 図20及び図21の場合における各PoCセッション着信の端末装置の動作例を示すフローチャートである。 図20及び図21の場合におけるPoCセッションの開始要求/応答の送受信時におけるPoC通信サーバ装置の非通知設定動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
10、110、120 通信サービス制御装置
10a 非通知指令取得手段
10b 非通知設定手段
11〜13 PoC端末装置
11a 非通知指令送信手段
11b 表示制御手段
20、30、40 パケット
21 識別子
22、32 ユーザID
31 DISPLAYNAME

Claims (18)

  1. 端末装置によるグループ通話を実現するPoCグループセッションを行うためのPoC通信サーバ装置であって、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にするための非通知指令を取得する非通知指令取得手段と、前記非通知指令取得手段が取得した前記非通知指令に係るユーザアドレスを前記PoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知に設定するための非通知設定指令を該他の端末装置に送信する非通知設定手段とを含むことを特徴とするPoC通信サーバ装置。
  2. 前記PoCグループに含まれる端末装置それぞれのユーザアドレスが非通知に設定されているかどうかを示す非通知設定情報が複数の装置に跨って管理されている場合、前記非通知指令取得手段は、他の装置から前記非通知設定情報を含む前記非通知指令を取得することを特徴とする請求項1記載のPoC通信サーバ装置。
  3. 前記非通知設定指令は、ユーザアドレスと、前記ユーザアドレスを非通知に設定するか否かを示す識別子とを含むことを特徴とする請求項1又は2記載のPoC通信サーバ装置。
  4. 前記非通知設定指令は、ユーザアドレスと、前記ユーザアドレスの代わりに、各端末装置の表示画面に表示すべき内容を示すDISPLAYNAME情報とを含むことを特徴とする請求項1又は2記載のPoC通信サーバ装置。
  5. 前記非通知設定指令は、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスを含まず、非通知設定に設定されている端末の数を示す情報を含むことを特徴とする請求項1又は2記載のPoC通信サーバ装置。
  6. 他の端末装置と共にグループ通話を実現するPoCグループセッションを行う端末装置であって、自端末のユーザアドレスを、前記PoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知にする非通知指令を送信する非通知指令送信手段を含むことを特徴とする端末装置。
  7. 他の端末装置と共にグループ通話を実現するPoCグループセッションを行う端末装置であって、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にする非通知設定指令を受信した場合、該ユーザアドレスについて非通知である旨を示す内容を自端末に表示する表示制御手段を含むことを特徴とする端末装置。
  8. 前記非通知設定指令は、ユーザアドレスと、前記ユーザアドレスを非通知に設定するか否かを示す識別子とを含み、前記表示制御手段は、前記識別子の内容に応じて非通知である旨の表示を行うことを特徴とする請求項7記載の端末装置。
  9. 前記非通知設定指令は、ユーザアドレスと、前記ユーザアドレスの代わりに、各端末装置の表示画面に表示すべき内容を示すDISPLAYNAME情報とを含み、前記表示制御手段は、前記DISPLAYNAME情報の内容を表示することを特徴とする請求項7記載の端末装置。
  10. 前記非通知設定指令は、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスを含まず、非通知設定に設定されている端末の数を示す情報を含み、前記表示制御手段は、前記端末の数に応じて非通知である旨の表示を行うことを特徴とする請求項7記載の端末装置。
  11. 端末装置によるグループ通話を実現するPoCグループセッションを行うPoC通信方法であって、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にするための非通知指令を取得する非通知指令取得ステップと、前記非通知指令取得ステップにおいて取得した前記非通知指令に係るユーザアドレスを前記PoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知に設定するための非通知設定指令を該他の端末装置に送信する非通知設定ステップとを含むことを特徴とするPoC通信方法。
  12. 前記PoCグループに含まれる端末装置それぞれのユーザアドレスが非通知に設定されているかどうかを示す非通知設定情報が複数の装置に跨って管理されている場合、前記非通知指令取得ステップにおいては、それら複数の装置のうちいずれか1つの装置が他の装置から前記非通知設定情報を含む前記非通知指令を取得することを特徴とする請求項11記載のPoC通信方法。
  13. 前記非通知設定指令は、前記PoCグループセッションの開始前に、非通知に設定することを希望する端末装置から送信されることを特徴とする請求項11記載のPoC通信方法。
  14. 前記非通知設定指令は、前記PoCグループセッションの開始の際に、発信者側の端末装置から送信されることを特徴とする請求項11記載のPoC通信方法。
  15. 前記非通知設定指令は、前記PoCグループセッションによる通信中に、端末装置から送信されることを特徴とする請求項11記載のPoC通信方法。
  16. 前記非通知設定指令は、ユーザアドレスと、前記ユーザアドレスを非通知に設定するか否かを示す識別子とを含むことを特徴とする請求項11から請求項15までのいずれか1項に記載のPoC通信方法。
  17. 前記非通知設定指令は、ユーザアドレスと、前記ユーザアドレスの代わりに、各端末装置の表示画面に表示すべき内容を示すDISPLAYNAME情報とを含むことを特徴とする請求項11から請求項15までのいずれか1項に記載のPoC通信方法。
  18. 前記非通知設定指令は、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスを含まず、非通知設定に設定されている端末の数を示す情報を含むことを特徴とする請求項11から請求項15までのいずれか1項に記載のPoC通信方法。
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