JP4705669B2 - PoC通信サーバ装置、端末装置、PoC通信方法 - Google Patents
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Description
PoC通信は1対1またはグループ間での迅速なコミュニケーション手段であり、PoC通信では端末装置をトランシーバのように利用することができる。会話を開始するための操作は、ダイヤルボタンを押すではなく、特定のボタンを押すという簡単な操作である。
OMA−CHARTER_PoC−V1_0−20031014−A OMA−RD_PoC−V1_0−20041115−C
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的はPoCグループ通信において、ユーザの設定により、そのユーザのユーザアドレスを他のユーザから隠す(非通知にする)ことのできるPoC通信サーバ装置、端末装置、PoC通信方法を提供することである。
本発明の請求項6によるPoC通信サーバ装置は、請求項3又は4において、 前記非通知指令取得手段は、前記非通知指令を、発信側の端末装置から前記PoCグループセッションの開始の際に、取得することを特徴とする。
本発明の請求項7によるPoC通信サーバ装置は、請求項3又は4において、前記非通知指令取得手段は、前記非通知指令を、非通知に設定することを希望する端末装置から前記PoCグループセッションによる通信中に、取得することを特徴とする。
本発明の請求項10による端末装置は、請求項8において、前記非通知指令送信手段は、前記非通知指令を、自装置が発信側の端末装置である場合に前記PoCグループセッションの開始の際に、送信することを特徴とする。
本発明の請求項11による端末装置は、請求項8において、前記非通知指令送信手段は、前記非通知指令を、自装置が非通知に設定することを希望する端末装置である場合に前記PoCグループセッションによる通信中に、送信することを特徴とする。
本発明の請求項16によるPoC通信方法は、請求項13において、前記非通知指令は、前記PoCグループセッションの開始の際に、発信者側の端末装置から送信されることを特徴とする。
本発明の請求項17によるPoC通信方法は、請求項13において、前記非通知指令は、前記PoCグループセッションによる通信中に、端末装置から送信されることを特徴とする。
発信者の設定によって非通知対象とされたユーザにおいては、PoCセッション開始要求を受信したPoC端末装置(移動機)あるいはPoC通信サービス制御装置(PoCサーバ)にて非通知設定処理が実施される。
(PoC通信システムの構成例)
図1、図2は本実施形態によるPoC通信サーバ装置及び端末装置を採用したPoC通信システムの構成例を示すブロック図である。
以上のように、ユーザアドレスの非通知処理は、PoC端末装置、PoC通信サービス制御装置のいずれか一方で行うことになる。
PoC端末装置の非通知設定動作の一例について、図5〜図9を参照して説明する。
図5はPoCセッション発信者の端末装置の動作例を示すフローチャートである。同図において、最初に、PoCセッション発信者が端末装置を操作し、非通知対象者を選択する(ステップS1)。そして、非通知設定条件を追加してPoCセッション開始要求を送出する(ステップS2)。
なお、ステップS3において応答が無い場合や、ステップS5において非通知が設定されていない場合、処理はそのまま終了となる。
なお、ステップS9の確認の結果、非通知が設定されていなければ、そのままPoCセッション開始応答を送出する(ステップS10→S13)。
図7は自端末のアドレスについて非通知設定要求を送出した場合の動作例を示すフローチャートである。同図において、最初に自端末のアドレスについて非通知有無を選択する操作が行われる(ステップS14)。自端末のアドレスについて非通知にする場合、自端末のアドレス非通知設定要求を送出する(ステップS15→S16)。
なお、ステップS15において自端末のアドレスについて非通知にしない場合、ステップS17において応答が無い場合、ステップS19において非通知が設定されていない場合、処理はそのまま終了となる。
PoC通信サービス制御装置は、少なくとも一つのPoCセッション開始応答を受信することができれば、着信者へ送出したときと同様の非通知設定情報をPoCセッション開始応答に付加して発信者の端末装置へ送出する(ステップS28→S29)。なお、着信ユーザからの応答がない場合は、そのまま処理が終了となる。
PoCセッションが確立済みである場合、非通知条件の確認及び判定を行う(ステップS32→S33)。そして、非通知設定情報を更新する必要がある場合、非通知判定結果に基づき、非通知設定情報を更新した後(ステップS34→S35)、非通知設定情報を含んだ非通知設定メッセージを全ユーザへ送出する(ステップS36)。
なお、ステップS32においてPoCセッションが確立されていない場合、ステップS34において非通知設定情報を更新する必要がない場合、そのまま処理が終了となる。
図10は、ユーザアドレスが非通知設定される条件を示すテーブルである。同図においては、ユーザアドレスの非通知有無が○/×によって示されている。「○」は全ユーザに対して非通知にすることを示し、「×」は非通知処理が実施されないことを示している。
PoCセッション開始要求(INVITE)の際には、発信者による非通知設定あり(発信時に非通知対象者を選択する)の場合と、非通知設定なし(発信時に非通知対象者を選択しない)の場合とがある。
同図に示されているように、発信者側と着信者側との少なくとも一方において非通知が設定されれば、そのユーザアドレスは非通知となる。そして、発信者がセッションから脱退するまでは、図10に示されている非通知設定が維持される。
図11及び図12は、非通知処理をPoC端末装置で実施した場合の一例を示すフローシーケンスである。
図11は、PoCセッション要求が送出される前にユーザBが自端末のアドレス非通知要求し、PoCセッションが確立されるまでのフローである。同図において、PoC端末装置12の着信側であるユーザBが自端末のアドレスについて非通知設定を要求すると(S101)、PoC通信サービス制御装置10において、ユーザBのアドレスは非通知に設定されたことを記憶する(S102)。以上のように、自端末のアドレス非通知設定要求は、PoCセッション確立状態に関わらず、任意のタイミングで送出することができる。ただし、PoCセッションが確立されるまでは、自端末アドレスの非通知設定は有効化されない。
PoC通信サービス制御装置10では、PoCセッション開始要求で受信した非通知情報を記憶して、非通知設定判定を行う(S106)。その後、PoC通信サービス制御装置10は、PoCセッション開始要求(INVITE)をPoC端末装置12及び13に送信する(S107、S109)。このPoCセッション開始要求(INVITE)を受信したPoC端末装置12及び13では、非通知処理が行われ(S108、S110)、ユーザA及びユーザBについては、ユーザアドレスが非通知となる。
その後、PoC通信サービス制御装置10は、ユーザCのアドレスを非通知に指示するための非通知設定メッセージをPoC端末装置11〜13に送信する(S119、S121、S123)。このメッセージを受信したPoC端末装置11及び12においては、ユーザCのユーザアドレスについて非通知処理が行われる(S120、S122、S124)。
図13及び図14は、非通知処理をPoC通信サービス制御装置で実施した場合の一例を示すフローシーケンスである。
図13は、PoCセッション要求が送出される前にユーザBが自端末のアドレス非通知要求し、PoCセッションが確立されるまでのフローである。同図において、PoC端末装置12の着信側であるユーザBが自端末のアドレスについて非通知設定を要求すると(S201)、PoC通信サービス制御装置10において、ユーザBのアドレスは非通知に設定されたことを記憶する(S202)。以上のように、自端末のアドレス非通知設定要求は、PoCセッション確立状態に関わらず、任意のタイミングで送出することができる。ただし、PoCセッションが確立されるまでは、自端末アドレスの非通知設定は有効化されない。
PoC通信サービス制御装置10では、PoCセッション開始要求で受信した非通知情報を記憶して、非通知設定判定を行う(S206)。その後、PoC通信サービス制御装置10は、非通知処理を行う(S207)。さらに、PoC通信サービス制御装置10は、PoCセッション開始要求(INVITE)をPoC端末装置12及び13に送信する(S208、S210)。このPoCセッション開始要求(INVITE)を受信したPoC端末装置12及び13では、非通知処理が行われ(S209、S211)、ユーザA及びユーザBについては、ユーザアドレスが非通知となる。
非通知処理をPoC端末装置で実施した場合の具体的な動作例について、図15を参照して説明する。なお、同図中の実線は、PoC通信トラヒックを示している。
同図(a)において、PoCセッションが確立する以前に、ユーザBが自身のユーザアドレス(SIP URI)を非通知に設定すると、自アドレス非通知設定要求がPoC通信サービス制御装置10に送信される(S501)。すると、PoC通信サービス制御装置10では、ユーザBは非通知設定にしていることを記憶しておく。
以後は、同図(d)に示されているように、すべてのPoC端末装置11、12、13においてユーザアドレスが非通知となった状態でPoC通信が続行される。
ところで、上述したケース1、ケース2のいずれのケースにおいても、ユーザアドレスは、必ずPoC端末装置へ送信している。しかしながら、ユーザアドレスを必ず送信するのは、無線区間のネットワークリソースを有効に活用する側面からは非効率である。よって、非通知対象のユーザにおいては、ユーザアドレスそのものを送信しない方式も考えられる。その場合、図16(a)に示されているように、PoC通信サービス制御装置10において、非通知対象ユーザの数に関する情報(例えば、非通知対象ユーザの数の値)のみをパケット40に含めて送信し、各PoC端末装置11〜13において非通知対象ユーザの数だけ「非通知」と表示する。
例えば、パケット40に含まれている非通知対象ユーザ数が「2」であれば、各PoC端末装置11〜13において、表示画面には2名分の非通知の旨を示すメッセージが表示されることになる。これに対し、PoC端末装置についてのユーザアドレスがそのまま送信されていれば、各PoC端末装置11〜13において非通知対象ユーザではないと判断し、表示画面にはユーザアドレスが表示される(非通知の旨を示すメッセージは表示されない)ことになる。この処理を「ケース3」と呼ぶ。
ところで、PoC通信サービス制御装置が複数存在し、それら複数のPoC通信サービス制御装置でPoC通信サービスを実現しても良い。その場合、1つのPoC通信サービス制御装置が拠点となり、拠点となるPoC通信サービス制御装置に非通知設定情報を取りまとめてINVITEを送信する。ここで、発信者と着信者とは、それぞれ別の通信サービス事業者と契約している場合を考える。この場合、発信者、着信者それぞれのPoC端末装置は、契約している通信サービス事業者のPoC通信サービス制御装置と通信を行うことができ、契約していない通信サービス事業者のPoC通信サービス制御装置とは契約している通信サービス事業者のPoC通信サービス制御装置を経由して通信を行うことができる。
要するに、非通知設定情報が複数のPoC通信サービス制御装置に跨って管理されている場合、それら装置のうちの1つが他の装置から非通知設定情報を取得し、それを端末装置に送信すれば、通信サービス事業者が異なる端末装置との間でグループ通話を実現する場合でも非通知処理を実現できる。
PoC通信サービス制御装置10では、着側のユーザB及びユーザCのユーザアドレスについて非通知設定されているか確認するため、着側のPoC通信サービス制御装置110、120に、非通知情報要求をそれぞれ送信し(S306、S308)、非通知設定されているか否かを示す非通知情報応答をそれぞれ受信する(S307、S309)。
図19に移行し、PoC通信サービス制御装置10は、PoCセッション開始要求(INVITE)をPoC端末装置12に向けて送信する(S312)。このPoCセッション開始要求(INVITE)は、着側のPoC通信サービス制御装置110を経由してPoC端末装置12に送られる(S313)。このPoCセッション開始要求(INVITE)を受信したPoC端末装置12では、非通知処理が行われ(S314)、ユーザA及びユーザBについては、ユーザアドレスが非通知となる。その後、PoC端末装置12からPoC通信サービス制御装置110を経由してPoC通信サービス制御装置10へPoCセッション開始応答が送信される(S315、S316)。
PoC通信サービス制御装置10では、着側のユーザB及びユーザCのユーザアドレスについて非通知設定されているか確認するため、着側のPoC通信サービス制御装置110、120に、非通知情報要求をそれぞれ送信し(S406、S408)、非通知設定されているか否かを示す非通知情報応答をそれぞれ受信する(S407、S409)。
図21に移行し、PoC通信サービス制御装置10は、PoCセッション開始要求(INVITE)をPoC端末装置12に向けて送信する(S412)。このとき、非通知に設定されているユーザアドレスについては、その対象者数の値が送信される。本例では、非通知対象者数は「2」として送信される。このPoCセッション開始要求(INVITE)は、着側のPoC通信サービス制御装置110を経由してPoC端末装置12に送られる(S413)。このPoCセッション開始要求(INVITE)を受信したPoC端末装置12では、非通知処理が行われる(S414)。本例では、ユーザA及びユーザBについては、ユーザアドレスが表示される代わりに、非通知の旨が表示される。その後、PoC端末装置12からPoC通信サービス制御装置110を経由してPoC通信サービス制御装置10へPoCセッション開始応答が送信される(S415、S416)。
その後、PoC通信サービス制御装置から応答があると、その応答に含まれている非通知情報の内容及び非通知対象ユーザの数の値を確認する(ステップS43→S44)。この確認の結果、非通知が設定されていれば、受信した非通知設定端末数に応じて非通知設定処理を実行する(ステップS45→S46)。これにより、非通知対象ユーザのアドレスを"非通知"表示とする(ステップS47)。
また、図23は、上記図20及び図21の場合における各PoCセッション着信者の端末装置の動作例を示すフローチャートである。同図において、PoCセッション発信者側の端末からPoCセッション開始要求を受信すると(ステップS48)、その要求に含まれている非通知情報の内容及び非通知対象ユーザの数の値を確認する(ステップS49)。この確認の結果、非通知が設定されていれば、受信した非通知設定端末数に応じて非通知設定処理を実行する(ステップS50→S51)。これにより、非通知対象ユーザのアドレスを"非通知"表示とする(ステップS52)。
なお、ステップS49の確認の結果、非通知が設定されていなければ、そのままPoCセッション開始応答を送出する(ステップS50→S53)。
図24は、上記図20及び図21の場合におけるPoCセッションの開始要求/応答の送受信時におけるPoC通信サービス制御装置の非通知設定動作例を示すフローチャートである。同図において、非通知設定条件付きのPoCセッション開始要求を受信すると(ステップS61)、グループ通話のメンバーとして指定されているPoC端末装置のユーザアドレスについての非通知設定情報が複数のPoC通信サービス制御装置に跨って管理されているか判断する(ステップS62)。複数のPoC通信サービス制御装置に跨って管理されている場合には、他のPoC通信サービス制御装置に非通知設定情報要求を送信し、PoC端末装置のユーザアドレスについての非通知設定情報を確認して、非通知設定情報を含む非通知指令を取得する(ステップS63)。非通知設定情報が複数のPoC通信サービス制御装置に跨って管理されていない場合は、他のPoC通信サービス制御装置への非通知設定情報要求は送信しない。
そして、非通知設定情報を更新する必要がある場合、非通知判定結果に基づき、非通知設定情報を更新した後(ステップS66→S67)、非通知設定情報を含んだPoCセッション開始要求を全着信ユーザへ送出する(ステップS68)。一方、非通知設定情報を更新する必要がない場合、更新せず、非通知設定情報を含んだPoCセッション開始要求を全着信ユーザへ送出する(ステップS66→S68)。
上述したPoC通信システムにおいては、以下のようなPoC通信方法が実現されている。すなわち、端末装置によるグループ通話を実現するPoCグループセッションを行うPoC通信方法であって、上記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にするための非通知指令を取得する非通知指令取得ステップと、上記非通知指令取得ステップにおいて取得した上記非通知指令に係るユーザアドレスを上記PoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知に設定するための非通知設定指令を該他の端末装置に送信する非通知設定ステップとを含むPoC通信方法が実現されている。このような構成によれば、グループメンバー全員、又は、グループの一部のユーザアドレスを、グループメンバー全員から隠す(非通知にする)ことができる。
さらに、上記非通知設定指令は、上記PoCグループセッションの開始の際に、発信者側の端末装置から送信される場合が多い。これにより、PoCグループセッションの開始時にグループ内の任意のユーザアドレスについて非通知に設定できる。
さらに、上記非通知設定指令は、例えば、ユーザアドレスと、上記ユーザアドレスを非通知に設定するか否かを示す識別子とを含んでいる。ユーザアドレスと共に、それを非通知に設定するか否かを示す識別子を送信することにより、ユーザアドレスについて非通知である旨を示す内容を端末装置において表示させることができる。
なお、上記非通知設定指令は、上記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスを含まず、非通知設定に設定されている端末の数を示す情報を含んでいてもよい。通知対象ユーザについてはユーザアドレスを送信するのに対し、非通知対象ユーザについてはユーザアドレス自体を送信しないので、ネットワークリソースの浪費を防止することができる。
以上のように、本システムにおいては、自端末アドレス非通知要求に対する応答として非通知設定メッセージを受信した場合、非通知設定メッセージに含まれる情報を基に非通知対象者のアドレスは各ユーザからは見えないように表示する。そして、システムがケース1またはケース2のどちらの方式を採用しているかによって、非通知設定メッセージに含まれる非通知情報が異なり(図1(b)、図2(b)参照)、非通知情報に応じた処理を行う。
非通知設定情報が複数の装置に跨って管理されている場合、それら複数の装置のうちいずれか1つの装置が他の装置から非通知設定情報を取得し、それを端末装置に送信すれば、通信サービス事業者が異なる端末装置との間でグループ通話を実現する場合でも非通知処理を実現できる。
請求項の記載に関し、本発明は更に以下の態様を採り得る。
(1)端末装置によるグループ通話を実現するPoCグループセッションを行うPoC通信システムであって、上記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にするための非通知指令を取得する非通知指令取得手段と、上記非通知指令取得手段が取得した上記非通知指令に係るユーザアドレスを上記PoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知に設定するための非通知設定指令を該他の端末装置に送信する非通知設定手段とを含むことを特徴とするPoC通信システム。このような構成によれば、グループメンバー全員、又は、一部のユーザのアドレスを、グループメンバー全員から隠す(非通知にする)ことができる。
(3)上記非通知設定指令は、上記PoCグループセッションの開始の際に、発信者側の端末装置から送信されることを特徴とする(1)項記載のPoC通信システム。このような構成によれば、PoCグループセッションの開始時にグループ内の任意のユーザアドレスについて非通知に設定できる。
(4)上記非通知設定指令は、上記PoCグループセッションによる通信中に、端末装置から送信されることを特徴とする(1)項記載のPoC通信システム。このような構成によれば、PoCグループセッションの開始時には通知していたユーザアドレスを、その後に非通知に設定変更できる。
上記非通知設定手段は、上記非通知識別子の内容が上記ユーザアドレスを非通知に設定することを示す内容である場合、該ユーザアドレスを画面に表示しないことを特徴とする(1)項から(4)項までのいずれか1項に記載のPoC通信システム。このような構成によれば、高機能な端末装置を利用し、グループメンバー全員、又は、グループの一部のユーザアドレスを、グループメンバー全員から隠す(非通知にする)ことができる。
上記非通知設定手段は、上記表示内容を、非通知である旨を示す内容に書き替えることを特徴とする(1)項から(4)項までのいずれか1項に記載のPoC通信システム。このような構成によれば、高機能なPoC通信サービス制御装置を利用し、グループメンバー全員、又は、グループの一部のユーザアドレスを、グループメンバー全員から隠す(非通知にする)ことができる。
10a 非通知指令取得手段
10b 非通知設定手段
11〜13 PoC端末装置
11a 非通知指令送信手段
11b 表示制御手段
20、30、40 パケット
21 識別子
22、32 ユーザID
31 DISPLAYNAME
Claims (17)
- 端末装置によるグループ通話を実現するPoCグループセッションを行うために複数の被招待者の端末装置を一度に招待することができ、かつ、それぞれの被招待者に送信するINVITEメッセージにて、他に招待されている被招待者のアドレスを通知することができるPoC通信サーバ装置であって、PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスを、前記PoCグループに含まれる他の端末装置に対して通知するか非通知にするかの設定をINVITEメッセージの受信に応答して制御する手段を含み、前記制御する手段は、前記PoCグループに含まれる端末装置に対して、前記INVITEメッセージにて、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知に設定するための非通知設定指令および他に招待されている被招待者のアドレスの非通知設定指令の少なくとも一方を送信することを特徴とするPoC通信サーバ装置。
- 前記端末装置からINVITEメッセージを受信し、受信したINVITEメッセージに含まれている非通知設定有無に関する情報と自装置で管理している非通知設定有無に関する情報とに基づいて非通知設定条件に当てはまるか判定し、該条件に当てはまる場合には、ユーザアドレスを非通知に設定したINVITEメッセージを前記被招待者の端末装置に送信することを特徴とする請求項1記載のPoC通信サーバ装置。
- 端末装置によるグループ通話を実現するPoCグループセッションを行うために複数の被招待者の端末装置を一度に招待することができ、かつ、それぞれの被招待者に送信するINVITEメッセージにて、他に招待されている被招待者のアドレスを通知することができるPoC通信サーバ装置であって、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にするための非通知指令を取得する非通知指令取得手段と、前記非通知指令取得手段が取得した前記非通知指令に係るユーザアドレスを前記PoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知に設定するための非通知設定指令を該他の端末装置に送信する非通知設定手段とを含み、前記PoCグループに含まれる端末装置に対して、前記INVITEメッセージにて、前記PoCグループの招待者のアドレスの前記非通知設定指令および他に招待されている被招待者のアドレスの前記非通知設定指令の少なくとも一方を送信することを特徴とするPoC通信サーバ装置。
- 前記PoCグループに含まれる端末装置それぞれのユーザアドレスが非通知に設定されているかどうかを示す非通知設定情報が複数の装置に跨って管理されている場合、前記非通知指令取得手段は、他の装置から前記非通知設定情報を含む前記非通知指令を取得することを特徴とする請求項3記載のPoC通信サーバ装置。
- 前記非通知指令取得手段は、前記非通知指令を、非通知に設定することを希望する端末装置から前記PoCグループセッション開始前に、取得することを特徴とする請求項3又は4に記載のPoC通信サーバ装置。
- 前記非通知指令取得手段は、前記非通知指令を、発信側の端末装置から前記PoCグループセッションの開始の際に、取得することを特徴とする請求項3又は4に記載のPoC通信サーバ装置。
- 前記非通知指令取得手段は、前記非通知指令を、非通知に設定することを希望する端末装置から前記PoCグループセッションによる通信中に、取得することを特徴とする請求項3又は4に記載のPoC通信サーバ装置。
- 複数の被招待者の端末装置を一度に招待でき、かつ、INVITEメッセージにて、招待されている被招待者のアドレスを通知することが可能で、他の被招待者の端末装置と共にグループ通話を実現するPoCグループセッションを行う端末装置であって、自端末または被招待者の端末装置のユーザアドレスを、前記PoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知にする非通知指令を送信する非通知指令送信手段を含み、前記INVITEメッセージにて、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知に設定するための非通知設定指令および他に招待されている被招待者のアドレスの非通知設定指令の少なくとも一方を送信することを特徴とする端末装置。
- 前記非通知指令送信手段は、前記非通知指令を、自装置が非通知に設定することを希望する端末装置である場合に前記PoCグループセッション開始前に、送信することを特徴とする請求項8記載の端末装置。
- 前記非通知指令送信手段は、前記非通知指令を、自装置が発信側の端末装置である場合に前記PoCグループセッションの開始の際に、送信することを特徴とする請求項8記載の端末装置。
- 前記非通知指令送信手段は、前記非通知指令を、自装置が非通知に設定することを希望する端末装置である場合に前記PoCグループセッションによる通信中に、送信することを特徴とする請求項8記載の端末装置。
- 他の被招待者の端末装置と共に一度に招待され、かつ、INVITEメッセージにて、他に招待されている被招待者のアドレスの通知を授受でき、他の被招待者の端末装置と共にグループ通話を実現するPoCグループセッションを行う端末装置であって、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にする非通知設定指令を受信した場合、該ユーザアドレスについて非通知である旨を示す内容を自端末に表示する表示制御手段を含み、前記INVITEメッセージにて、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知に設定するための非通知設定指令および他に招待されている被招待者のアドレスの非通知設定指令の少なくとも一方を受信することを特徴とする端末装置。
- 端末装置によるグループ通話を実現するPoCグループセッションを行うために複数の被招待者の端末装置を一度に招待し、かつ、それぞれの被招待者に送信するINVITEメッセージにて、他に招待されている被招待者のアドレスを通知することができるPoC通信方法であって、前記PoCグループに含まれる端末装置に対応するユーザアドレスについて非通知にするための非通知指令をPoC通信サーバ装置が取得する非通知指令取得ステップと、前記非通知指令取得ステップにおいて取得した前記非通知指令に係るユーザアドレスを前記PoCグループに含まれる他の端末装置に対して非通知に設定するための非通知設定指令をPoC通信サーバ装置が前記他の端末装置に送信する非通知設定ステップとを含み、前記PoCグループに含まれる端末装置に対して、前記INVITEメッセージにて、前記PoCグループの招待者のアドレスの前記非通知設定指令および他に招待されている被招待者のアドレスの前記非通知設定指令の少なくとも一方を送信することを特徴とするPoC通信方法。
- 前記PoCグループに含まれる端末装置それぞれのユーザアドレスが非通知に設定されているかどうかを示す非通知設定情報が複数の装置に跨って管理されている場合、前記非通知指令取得ステップにおいては、それら複数の装置のうちいずれか1つの装置が他の装置から前記非通知設定情報を含む前記非通知指令を取得することを特徴とする請求項13記載のPoC通信方法。
- 前記非通知指令は、前記PoCグループセッションの開始前に、非通知に設定することを希望する端末装置から送信されることを特徴とする請求項13記載のPoC通信方法。
- 前記非通知指令は、前記PoCグループセッションの開始の際に、発信者側の端末装置から送信されることを特徴とする請求項13記載のPoC通信方法。
- 前記非通知指令は、前記PoCグループセッションによる通信中に、端末装置から送信されることを特徴とする請求項13記載のPoC通信方法。
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