JP2006293047A - 表示装置の保持方法、搬送方法および洗浄方法並びに洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示装置の損傷や異物の発生を低減する表示装置の保持方法、搬送方法および洗浄方法並びに洗浄装置を提供する。
【解決手段】 表示パネル2とFPC3とを備えた表示装置1は、FPC3側を洗浄装置20の基板保持部26で挟持する保持方法によって保持され、基板保持部26が搬送部25で搬送される搬送方法によって一対の洗浄ロール28の間へ搬送される。一対の洗浄ロール28は、表示パネル2を挟み込んで押圧を付与する。表示パネル2は、押圧を付与された状態で一対の洗浄ロール28の間を通過することにより洗浄される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、表示装置を保持して搬送するための表示装置の保持方法、搬送方法および洗浄方法並びに洗浄装置に関する。
従来、表示装置を洗浄するための搬送および洗浄方法は、バッチ式と枚葉式とがある。バッチ式洗浄方法は、まず、多数の表示装置を収容したカセットを洗浄層へ搬送し、洗浄液にカセットを浸漬する。そして、超音波振動を付与して表示装置を洗浄していた(たとえば特許文献1)。
また、枚葉式の洗浄方法は、表示装置が上向きの傾斜をもって設置されたローラによって一枚ずつ洗浄室へ搬送され、洗浄室においてシャワー状の洗浄液を噴霧されていた。洗浄液の噴霧により表示装置に付着していた異物等が除去され、清浄な状態の表示装置となる(たとえば特許文献2)。
枚葉式の場合、ローラによる表示装置の具体的な搬送の一例を図10に示す。図10は、従来のローラによる表示装置の搬送方法を示し、(a)は側面図、(b)は断面図である。表示装置100は、表示装置100のガラス基板101の一つの基板面101aが第一のローラ102に載置されている。さらに、搬送方向に直角方向の断面が凸形状の第二のローラ104によって、基板面101aと反対側の面103が押圧されると共に、基板面101aと直角をなす面101bがガイドされる。第一のローラ102および第二のローラ104が回転し、且つ、面101bがガイドされることにより、表示装置100は、所定方向に向いて搬送される。
特開平5−267264号公報 特開2001−108977号公報
しかし、従来の技術では、ガラス基板101の面101bがスクライブ切断された面であって、ミクロ的に見るとギザギザした面である。そのため、バッチ式洗浄方法において、超音波振動によりカセットと接する面101bが損傷し欠け易かった。同様に、枚葉式洗浄方法において、第二のローラ104によって面101bがガイドされると、第二のローラ104によってガイドされた面101bの部分に欠けが発生していた。また、第二のローラ104が面101bおよびエッジ部105によって削られ、削られた異物が表示装置100に付着し易かった。
本発明は、上記課題を解決するために、表示装置の損傷や異物の発生を低減する表示装置の保持方法、搬送方法および洗浄方法並びに洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明の表示装置の保持方法は、表示パネルと、表示パネルへ信号を入力するためのフレキシブル配線基板とを備えた表示装置を保持する方法であって、表示装置のフレキシブル配線基板を基板保持部によって保持する基板保持ステップと、表示パネルの少なくとも二面をパネル保持部によって保持するパネル保持ステップと、を有することを特徴とする。
この表示装置の保持方法によれば、最初に、表示パネルとフレキシブル配線基板とを備えた表示装置のフレキシブル配線基板側を基板保持部で保持する。フレキシブル配線基板は、柔軟性を有するプラスチック系材料およびポリイミド系材料等で形成されており、内部に表示パネルと接続される導電性の配線が備えられている。このフレキシブル配線基板は、表示パネルの種類に関わらず、柔軟性確保のため厚み方向の寸法が薄く設定されている。例えばフレキシブル配線基板の厚み方向を開閉機構で挟みこんで保持する場合、種類によって厚さが異なる表示パネルを挟み込むのに比べ、基板保持部の開閉調整などがほとんど必要ない。そして、表示パネルを洗浄する際などには、フレキシブル配線基板側を保持した状態で、表示パネルが安定するように、表示パネルの二面をそれぞれ挟み込むようにしてさらに保持する。このようにフレキシブル基板と表示パネルとを保持する保持方法であるため、安定した状態に表示装置を保持可能である。また、フレキシブル基板側を主に保持するため、表示装置の主要部である表示パネルにスクライブ切断されたガラス基板等が用いられていても、ガラス欠け、キズ等の損傷を表示パネルに与えることを低減可能である。
この場合、基板保持ステップおよびパネル保持ステップで保持される表示装置は、表示パネルとフレキシブル配線基板とを接続する異方性導電膜と、表示パネルとフレキシブル配線基板との接続強度向上のための補強接続部と、を有することが好ましい。
この方法によれば、表示装置は、表示パネルとフレキシブル配線基板とが異方性導電膜を用いて接続されている。異方性導電膜により、表示パネルとフレキシブル配線基板との対応する各端子間が電気的導電性を有し、隣接する端子とは絶縁性を有する接続構成となっている。さらに、接続部分へ接着剤等を塗布する補強方法により、表示パネルとフレキシブル配線基板との接続部分の接続強度を向上させている。このような接続がなされた表示装置は、フレキシブル配線基板側を保持される基板保持ステップにおいても、フレキシブル配線基板と表示パネルとの電気的導通および接続強度を強力に維持することが可能である。
本発明の表示装置の搬送方法は、表示パネルと、表示パネルへ信号を入力するためのフレキシブル配線基板とを備えた表示装置を搬送する方法であって、表示装置のフレキシブル配線基板を搬送装置の基板保持部によって保持する基板保持ステップと、表示パネルの少なくとも二面をパネル保持部によってさらに保持するパネル保持ステップと、基板保持部を搬送装置の搬送部が搬送することによって表示装置を搬送する搬送ステップと、を有することを特徴とする。
この表示装置の搬送方法によれば、表示パネルとフレキシブル配線基板とを備えた表示装置のフレキシブル配線基板側を搬送装置の基板保持部で保持し、この基板保持部を搬送部で搬送する。表示パネルは、安定した保持のため、さらに、二面を挟み込まれるように保持される。搬送装置は、表示パネル装置に直接接触することなく、基板保持部がフレキシブル配線基板を保持して表示装置を搬送する構成のため、表示パネルにキズ、欠け等の損傷を与えることがほとんどない。
この場合、基板保持ステップは、基板保持部の開閉を制御する挟持機構部がフレキシブル配線基板の保持および取り外しを制御するステップであることが好ましい。
この方法によれば、基板保持部の挟持機構部が基板保持部を閉じる制御をすることによりフレキシブル配線基板を挟んで保持し、また、フレキシブル配線基板を取り外すために基板保持部を開く制御をする。フレキシブル配線基板の保持および取り外しを基板保持部の開閉によって行う構成のため、挟持機構部の機構および制御は、単純で簡便な方式が採用可能である。また、配線基板は柔軟性維持のため厚み方向が薄く設定されており、この厚み方向を保持すれば、挟持機構部による基板保持部の開閉調整がほとんど不要であり、調整を要する場合においても非常に簡単に設定可能である。
本発明の表示装置の搬送方法は、表示パネルと、表示パネルへ信号を入力するためのフレキシブル配線基板とを備えた表示装置を搬送する方法であって、フレキシブル配線基板をパレットの基板保持部によって保持し、表示パネルの一面をパレットのパレット保持部によってさらに保持して表示装置をパレットへ載置する載置ステップと、パレットを駆動装置が搬送することによって表示装置を搬送する搬送ステップと、を有することを特徴とする。
この表示装置の搬送方法によれば、表示装置をパレットに載置し、パレットを駆動装置が搬送することによって、表示装置の搬送を行う。表示装置は、フレキシブル配線基板および表示パネルとも所定位置に安定して載置されるように、フレキシブル配線基板の部分がパレットの基板保持部によって保持され、表示パネルがパレットのパネル保持部によって保持されている。このパレットを用いることにより、多数の表示装置を安定した状態でパレットに保持して搬送可能である。また、表示装置を直接保持、搬送せずに表示装置を載置したパレットを搬送するため、搬送用のローラ等により表示パネルへキズ、欠けなどの損傷を与えることがほとんどない。
この場合、載置ステップは、フレキシブル配線基板を基板保持部の規制部によってパレットへ略固定する規制ステップと、フレキシブル配線基板の位置決め孔を基板保持部の位置決めピンに嵌合する位置決めステップと、表示パネルをパネル保持部の貫通口部の周囲に設けられた座ぐり部へ受部を介して収容する収容ステップと、をさらに有することが好ましい。
この方法によれば、パレットに載置された表示装置の搬送による位置ずれを規制部がフレキシブル配線基板を略固定して規制する。同時に、フレキシブル配線基板の位置決め孔を位置決めピンに嵌合させることにより、多数の表示装置を正確な位置へ安定した状態で載置可能である。また、表示パネルを貫通口部の座ぐり部へ受部を介して収容することにより、表示パネルが直接パレットと接触して欠け、キズ等が生じることを低減可能である。規制部および位置決めピンは、基板保持部を構成し、貫通口部、座ぐり部および受部は、パネル保持部を構成している。さらに、表示パネルとフレキシブル配線基板との厚みの違いによって、フレキシブル配線基板が反った状態でパレットに載置されることを防止可能である。なお、貫通口部は、例えば表示パネルを洗浄液のシャワーなどで洗浄する場合において、洗浄液が表示パネルを十分洗浄可能なように、表示パネルの表示部より大きく設定することが好ましい。
本発明の表示装置の洗浄方法は、表示パネルと、表示パネルへ信号を入力するためのフレキシブル配線基板とを備えた表示装置を洗浄する方法であって、表示パネルを洗浄装置に備えられた一対の洗浄ロール間の間隙まで移動させる移動ステップと、表示パネルを一対の洗浄ロールによって挟み込み、表示パネルへ一定の押圧を付与する押圧付与ステップと、フレキシブル配線基板を保持する基板保持部が洗浄ロールから離反する方向へ移動して表示パネルが洗浄ロールの位置を通過することによって、表示パネルを洗浄する洗浄ステップと、を有することを特徴とする。
この表示装置の洗浄方法によれば、まず、基板保持部で保持された表示装置を洗浄装置の一対の洗浄ロール間へ移動させ、次に、一対の洗浄ロールが表示パネルを挟み込んで押圧を付与する。そして、表示パネルが洗浄ロールの位置を通過するように基板保持部を移動させることにより、表示パネルの洗浄が行われる。この方法によれば、表示パネルが洗浄ロールのみに接して洗浄されるため、表示パネルに欠け、キズ等が発生することを大幅に低減可能である。また、洗浄ロールによって表示パネルを洗浄するため、表示パネルが多量の洗浄液に浸るなどして、洗浄液が表示パネル内部へ侵入することがない。なお、一対の洗浄ロールは、表示パネルを洗浄するだけでなく、表示パネルを安定した状態に保持する役目を果たしている。
この場合、洗浄ロールは、洗浄液を含有し弾力性を有する無発塵材を備え、洗浄ステップの後に、次回洗浄する表示パネルを無発塵材の新しい面で洗浄するために、洗浄ロールを所定量移動させる移動ステップをさらに有することが好ましい。
この方法によれば、洗浄ロールは、洗浄液を含んだ弾力性を有する無発塵材を備えており、洗浄液により表示パネルを洗浄する効果をより高めると共に、塵等の発生が抑制できるため表示パネルへの塵付着等を防止可能である。さらに、洗浄ロールは、表示パネルの洗浄終了後に所定量回転する。この回転により、洗浄ロールは、常に新しい洗浄面で表示パネルの洗浄を実行することになり、表示パネルの洗浄がバラツキなく確実に実行可能である。
本発明の表示装置の洗浄方法は、表示パネルと、表示パネルへ信号を入力するためのフレキシブル配線基板とを備えた表示装置を洗浄する方法であって、表示パネルを洗浄する洗浄装置の洗浄シートは、洗浄シートを収容する送りロールから表示パネルを洗浄する位置へ送り出され巻取りロールに巻き取られる構成であり、表示パネルが一対の洗浄シート間の間隙まで移動する移動ステップと、表示パネルを一対の洗浄シートによって挟み込み、表示パネルへ一定の押圧を付与する押圧付与ステップと、フレキシブル配線基板を保持する基板保持部が洗浄シートから離反する方向へ移動して表示パネルが洗浄シートの位置を通過することによって、表示パネルを洗浄する洗浄ステップと、を有することを特徴とする。
この表示装置の洗浄方法によれば、洗浄装置は、送りロールから巻取ロールへ送られる一対の洗浄シートを備えている。まず、保持部で保持された表示装置が一対の洗浄シート間へ移動し、次に、一対の洗浄シートが表示装置を挟み込んで押圧を付与する。そして、表示装置が洗浄シートの位置を通過するように保持部が移動することにより、表示装置の洗浄が行われる。この方法によれば、表示装置が洗浄シートのみに接して洗浄されるため、表示装置に欠け、キズ等が発生することを大幅に低減可能である。また、洗浄シートによって表示装置を洗浄するため、表示装置が多量の洗浄液に浸るなどして、洗浄液が表示装置内部へ侵入することがない。なお、一対の洗浄シートは、表示パネルを洗浄するだけでなく、表示パネルを安定した状態に保持する役目を果たしている。
この場合、洗浄シートは、洗浄液を含有し弾力性を有する無発塵材を備え、洗浄ステップの後に、次回洗浄する表示パネルを無発塵材の新しい面で洗浄するために、送りロールおよび巻取りロールを所定量回転させて洗浄シートを所定量移動させる移動ステップを、さらに有することが好ましい。
この方法によれば、洗浄シートは、洗浄液を含んだ弾力性を有する無発塵材を備えており、洗浄液により表示パネルを洗浄する効果をより高めると共に、塵等の発生が抑制できるため表示装置への塵付着等を防止可能である。さらに、洗浄シートは、表示パネルの洗浄終了後に、送りロールおよび巻取りロールの回転により所定量移動する。この移動により、洗浄シートは、常に新しい洗浄面で表示パネルの洗浄を実行することになり、表示パネルの洗浄がバラツキなく確実に実行可能である。
また、表示パネルと洗浄ロールまたは洗浄シートとは、表示パネルが洗浄される際に表示パネルの搬送される方向と略直角方向に線状をなして接していることが好ましい。
この方法によれば、表示パネルは、一対の洗浄ロールまたは洗浄シートによって押圧をもって挟み込まれ、洗浄ロールまたは洗浄シートが表示パネルと接する部分は、表示パネルが洗浄される際に搬送される方向と略直角方向に線状をなすように位置している。この線状に接する状態で、表示パネルが洗浄ロールまたは洗浄シート間を通過することにより、表示パネルの洗浄が行われる。表示パネルは、線状に接する部分において適度な押圧で挟み込まれて洗浄されるため、洗浄ロールまたは洗浄シート間をバランス良く通過でき、均一な洗浄が可能である。
本発明の表示装置の洗浄方法は、表示パネルと、表示パネルへ信号を入力するためのフレキシブル配線基板とを備えた表示装置を洗浄する方法であって、表示装置を載置したパレットを洗浄装置の駆動装置が搬送する搬送ステップと、表示パネルが洗浄液の散布部へ搬送されると、散布部が表示パネルへ洗浄液を散布する洗浄ステップと、を有することを特徴とする。
この表示装置の洗浄方法によれば、表示装置は、まず、パレットに載置されて駆動装置により搬送される。次に、表示パネルが洗浄液の散布部へ搬送されると、散布部から洗浄液が散布され、表示パネルが洗浄液によって洗浄される。この方法によれば、パレットの大きさに応じて多数の表示装置が載置できるため、一度に多数の表示装置を洗浄することが可能である。また、駆動装置は、表示パネルに直接触れて搬送するのではなく、表示装置を載置したパレットを搬送するため、表示パネルにキズ、欠け等が発生することを大幅に低減することが可能である。
本発明の洗浄装置は、フレキシブル配線基板を保持する基板保持部と、基板保持部を搬送する搬送部と、表示パネルを洗浄する洗浄ロールまたは洗浄シートと、表示パネルへ洗浄ロールまたは洗浄シートを介して押圧を付与する押圧付与部と、洗浄ロールまたは洗浄シートの表示パネルを洗浄する面を移動させる移動部と、を有することを特徴とする。
この洗浄装置によれば、表示パネルとフレキシブル配線基板とを備えた表示装置のフレキシブル配線基板側を基板保持部によって保持して搬送し、表示パネルへ弾力性を有する洗浄ロールまたは洗浄シートによって押圧を付与しつつ表示パネルを洗浄する。表示パネルが洗浄ロールのみに接して洗浄されるため、表示パネルに欠け、キズ等が発生することを大幅に低減可能である。
本発明の洗浄装置は、表示装置を載置するパレットと、パレットを搬送する駆動装置と、パレットに載置された表示パネルへ洗浄液を散布する散布部と、を有することを特徴とする。
この洗浄装置によれば、表示パネルの洗浄は、表示装置を載置したパレットを洗浄液の散布部へ搬送し、散布部から洗浄液を表示パネルへ散布して行われる。パレットを用いることにより、表示パネルは、パレットを搬送する駆動装置と直接接触することがなく、従って、表示パネルに欠け、キズ等が発生することを大幅に低減可能である。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。実施形態における表示装置は、液晶表示方式の表示パネルと、表示パネルに電気的導電接続されているフレキシブル配線基板とを有している。最初に、この表示装置について説明する。
図1は、表示装置の構成を示す部分断面を含む平面図であり、図2は、表示装置の構成を示す部分断面を含む側面図である。図2は、図1のP−P’に沿った断面図である。図1および図2において、表示装置1は、表示パネル2とフレキシブル配線基板(Flexible Printed Circuit board、以下FPCと記す)3とを有する。表示パネル2は、対をなすTFT基板4と対向基板5とが封止材であるシール材6によって貼り合わされている。シール材6は、基板面内の領域において閉ざされた枠状に形成されている。
シール材6の形成されている領域の内側には、TFT基板4の表面にモザイク状に配置されている画素電極8および各画素電極8をスイッチング制御するTFT9と、対向基板5の表面に画素電極8に対向して配置されている平面状の対向電極10と、画素電極8および対向電極10を覆うように形成されている配向膜27と、シール材6および配向膜27によって区画された領域内に封入、保持されている液晶7とが配置されている。
シール材6の形成されている領域の外側および下側には、データ線駆動回路11と、フレキシブル配線基板と接続するための実装端子12とが、TFT基板4の一辺に沿って形成されている。さらに、この一辺に隣接する二辺に沿って形成されている走査線駆動回路13と、TFT基板4の残る一辺に、二辺に沿って形成されている走査線駆動回路13の間を接続するための複数のパネル配線14とが設けられている。また、対向基板5のコーナー部の少なくとも1箇所においては、TFT基板4と対向基板5との間で電気的導通をとるための基板間導通材15が配設されている。
FPC3は、実装端子12にそれぞれ接続するFPC配線16を内部に有している。FPC配線16と実装端子12とは、異方性導電膜部17によって電気的導電がとられている。異方性導電膜部17は、導電性粒子とバインダとを有する異方性導電膜をFPC配線16と実装端子12との間で熱圧着加工することによって、対応するFPC配線16と実装端子12とをそれぞれ電気的に導通させている。さらに、異方性導電膜部17は、電気的導通を図るだけでなく、実装端子12間距離より微小な粒子径の導電性粒子をバインダに分散させることにより、隣接する実装端子12間の絶縁性を確保している。
また、FPC3には、FPC3を表示パネル2の実装端子12に接続する際に、FPC3の実装端子12に対する位置を決めるための2つの位置決め孔18が設けられている。そして、異方性導電膜部17によって接続されたFPC3と表示パネル2との接続強度をさらに強力にする目的で、FPC配線16と実装端子12との近傍に接着剤が施された補強接続部19が設けられている。
なお、表示パネル2においては、TFT基板4は、スクライブ切断されたガラス基板であり、使用する液晶7の種類、すなわち、TN(Twisted Nematic)モード、STN(Super Twisted Nematic)モード等の動作モードや、ノーマリホワイトモードまたはノーマリブラックモードの別に応じて、位相差板、偏光板等が所定の向きに配置されるが、ここでは図示を省略する。また、表示パネル2をカラー表示用として構成する場合には、対向基板5において、TFT基板4の各画素電極8に対向する領域に、赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタをその保護膜とともに形成する。
次に、以上説明した表示装置1を洗浄する方法について、図面に沿って説明する。この場合、洗浄装置は、表示装置1の表示パネル2を洗浄し、表示パネル2の表示の妨げとなる塵等の異物の除去を主目的とする。特に、表示装置1がプロジェクタに用いられる場合には、微細な塵等であっても、投影時に大きく映し出されて見にくい画面となるため、洗浄は重要な工程作業である。
(実施形態1)
図3は、実施形態1の洗浄装置の構成を示す斜視図である。洗浄装置20は、基台21と、基台21上に設置されている搬送装置22とを備えている。搬送装置22は、表示装置1を搬送する装置であり、搬送装置22を駆動する搬送機構部23および搬送機構部23の駆動により表示装置1を所定位置へ搬送するループ状の搬送路である搬送レール24を有する搬送部25と、搬送レール24に懸架され表示装置1を保持して搬送する基板保持部26とを備えている。基板保持部26は、表示装置1を挟んで保持する挟持部26aと、挟持部26aの開閉を制御する挟持機構部26bと、挟持部26aおよび挟持機構部26bを搬送レール24に懸架する懸架部26cとを備えている。
また、洗浄装置20は、搬送レール24の下方に配置され表示装置1を洗浄するための一対の洗浄ロール28と、洗浄ロール28にそれぞれ直結して配置され洗浄ロール28を回転させるモータ(移動部)29と、一対の洗浄ロール28およびモータ29を支持し一対の洗浄ロール28の間に表示装置1を挟み込み押圧を付与する操作および挟み込み解除を行う支持部30と、支持部30に押圧の付与操作を行わせるプランジャ(押圧付与部)31と、洗浄装置20を制御する制御部34とを、さらに備えている。なお、一対の洗浄ロール28は、パネル保持部としての機能も有しており、表示パネル2を安定して保持する役割を果たしている。
このような構成の洗浄装置20によれば、搬送装置22の基板保持部26が基台21の一端に位置する給材部32において、表示装置1を保持する。給材部32は、詳細を図示していないが、基板保持部26下方の供給ボックスに収容されている表示装置1を、ロボットハンドで搬送またはシリンダで押し上げるなどして基板保持部26へ供給する。表示装置1が基板保持部26へ供給されると、挟持機構部26bが表示装置1を感知する。そして挟持機構部26bにより挟持部26aが閉じられて、表示装置1のFPC3側が保持される。もちろん、表示装置1の基板保持部26への供給は、作業者が基板保持部26へ取り付けるなどの他方法でも可能である。
続いて、基板保持部26は、搬送レール24に沿って洗浄ロール28の位置まで表示装置1を搬送し、洗浄ロール28が表示装置1を洗浄する。洗浄後、基板保持部26は、基台21の他端に位置する除材部33へ表示装置1を搬送し、そこで表示装置1の保持を解除する。基板保持部26は、この後、搬送レール24に沿って給材部32へ回送され、新たな表示装置1を保持して搬送する。この一連の工程を繰り返すことにより、連続して表示装置1の洗浄が可能である。なお、表示装置1を洗浄する洗浄ロール28は、表示装置1を洗浄する洗浄液を含有し弾力性を有する無発塵材を備えており、洗浄液で表示装置1の汚れ等を落としつつ無発塵材で微細な塵等を絡めとって洗浄を行う構成である。
次に、表示装置1の洗浄方法についてフローチャートに基づいてさらに詳細に説明する。図4は、洗浄装置によって表示装置を洗浄する工程を示すフローチャートである。また図5は、実施形態1における洗浄装置の洗浄ロール部の詳細を示す斜視図であって、図3の洗浄装置20の洗浄ロール28部を詳細に示してある。これら図3、図5を参照して説明する。
まず、ステップS1において、搬送装置22の基板保持部26が給材部32で表示装置1のFPC3を保持する。表示装置1の保持後、ステップS2へ進む。
ステップS2において、基板保持部26が表示装置1を洗浄ロール28の位置へ搬送する。表示装置1を保持した基板保持部26が、搬送機構部23の駆動により搬送レール24に沿って基台21の面と平行に搬送されることによって、表示装置1は、洗浄ロール28の位置へ搬送される。このとき一対の洗浄ロール28は、それらの間隙に表示装置1を受け入れ可能なように、図3に示す位置Aから位置Bへ間隙が開いた状態である。表示装置1が洗浄ロール28の位置へ搬送されると、次のステップS3へ進む。
ステップS3において、表示装置1を一対の洗浄ロール28で挟み込んで押圧を付与する。一対の洗浄ロール28は、支持部30およびプランジャ31により位置Bから位置Aへ移動し、表示装置1を挟み込むようにして押圧を付与する。押圧の付与後、ステップS4へ進む。
ステップS4において、表示装置1へ押圧を付与したまま一対の洗浄ロール28で表示装置1を洗浄する。ここで、洗浄ロール28の位置まで基台21と平行であった搬送レール24は、洗浄ロール28の位置で基台21から離反する方向へ90度方向を変えて延在している。従って、表示装置1は、一対の洗浄ロール28に挟まれた状態で、基台21から離反する方向へ搬送されて洗浄ロール28の間隙を通過する。この場合、図5に示すように、表示装置1と洗浄ロール28とが接する接触部35は、表示装置1が搬送される方向に対しておおよそ直角方向に線状をなしている。表示装置1の洗浄時には、洗浄ロール28は回転せず、接触部35で表示装置1を挟んで押圧を付与する。一対の洗浄ロール28は、表示装置1を安定して保持する役目を果たしており、表示装置1は、安定した状態で一対の洗浄ロール28の間隙を通過可能である。
次に、ステップS5において、表示装置1の洗浄が終了したか否かを制御部34が判断する。搬送レール24は、表示装置1が洗浄ロール28の位置を通過して洗浄されている間、基台21から離反する方向へ延在して基板保持部26を搬送する。洗浄が終了した時点で再び基台21と平行な方向へ方向転換して延在する。この方向転換する位置へ基板保持部26が達したことを検出して洗浄が終了したと制御部34が判断する。終了すればステップS6へ進み、一方、終了していなければステップS4へ戻る。
次に、ステップS6において、表示装置1を除材部33へ搬送し、基板保持部26による保持を解除する。除材部33へ基板保持部26が到達すると、挟持機構部26bにより挟持部26aが開き、表示装置1は、図示していない回収ボックスへ回収される。解除後基板保持部26は搬送レール24によって給材部32へ回送される。
最後に、ステップS7において、洗浄ロール28を所定量回転させる。回転は、洗浄ロール28に直結したモータ29により行う。これにより、洗浄ロール28は、次に洗浄する表示装置1を、直前に洗浄した表示装置1とは異なる新しい洗浄ロール28の面で洗浄することが可能である。以上で洗浄ロール28による表示装置1の洗浄方法のフローが終了する。
このフローにおいて、ステップS1が基板保持部26による基板保持ステップ、ステップS3が洗浄ロール28によるパネル保持ステップに該当する。また、ステップS3は押圧付与ステップにも該当し、ステップS4が搬送ステップおよび洗浄ステップ、ステップS7が移動ステップにそれぞれ該当する。
以下に実施形態1の効果をまとめて記載する。
(1)表示装置1の保持において、表示装置1のFPC3側は、基板保持部26で保持され、表示パネル2は洗浄ロール28で保持される。従って、表示装置1の洗浄時において、表示パネル2が安定して保持されバラツキのない均一な洗浄が可能である。
(2)表示装置1に比して厚みの薄いFPC3を保持する保持方法により、基板保持部26の挟持機構部26bによる開閉調整がほとんど不要であり、調整をする場合においても非常に簡便に設定可能である。また、挟持機構部26bの機構および制御は、単純で簡便な方式が採用可能である。
(3)異方性導電膜部17と、接着剤による補強接続部19とにより接続された表示パネル2とFPC3とは、電気的導通および接続強度を強力に維持することが可能である。この接続により、FPC3側のみの保持であっても、表示パネル2とFPC3とが剥離することなく、表示装置1としての機能が維持可能である。
(4)洗浄装置20は、表示パネル2を洗浄ロール28のみが接して洗浄し、さらに、表示パネル2のスクライブ切断されたTFT基板4の端面と非接触であるため、核基板のガラス欠け、キズ等の発生を大幅に低減することが可能である。
(5)洗浄ロール28は、洗浄液を含んだ弾力性を有する無発塵材を備えており、洗浄液により表示装置1を洗浄する効果をより高めると共に、塵の発生が抑制できるため、表示装置1への塵の付着を防止することが可能である。
(6)表示装置1は、洗浄液を含有した洗浄ロール28によって洗浄されるため、表示装置1が多量の洗浄液に浸るなどして、洗浄液が表示装置1の内部へ侵入することがほとんどない。
(7)洗浄装置20は、一対の洗浄ロール28が表示装置1と線状に接する部分において、表示装置1を適度な押圧で挟み込んで洗浄する。従って、表示装置1は、洗浄ロール28の間をバランス良く通過可能であって、均一に洗浄される。
(8)洗浄ロール28は、表示パネル2の洗浄後、所定量回転して次に洗浄する表示パネル2を新しい面で洗浄する。これにより、常に、表示パネル2を新しい面で洗浄でき均一な洗浄が可能である。
(実施形態2)
次に、表示装置1を洗浄ロール28に替えて洗浄シートを用いて洗浄する洗浄方法について説明する。図6は、実施形態2における洗浄装置の洗浄シートの詳細を示す斜視図である。実施形態2は、表示装置1の洗浄を洗浄シート36によって行うこと以外、実施形態1と同様であり重複する説明は割愛する。
実施形態2における洗浄装置20は、表示パネル2を洗浄する一対の洗浄シート36と、それぞれの洗浄シート36をロール状に収容している送りローラ37と、送りローラ37から洗浄シート36を引き出して巻き取る巻取ローラ38と、巻取ローラ38と直結し巻取ローラ38を回転させて洗浄シート36を巻き取らせるモータ39と、一対の洗浄シート36の間へ搬送された表示パネル2を挟み込むように洗浄シート36を接触させる一対の押圧バー40と、押圧バー40を個別に支持する支持部41とを備えている。支持部41は、実施形態1の支持部30と同様プランジャ31により操作され押圧バー40を介して洗浄シート36へ押圧を付与する。なお、一対の洗浄シート36は、パネル保持部としての機能も有しており、表示パネル2を安定して保持する役割を果たしている。
このような構成の洗浄装置20において、一対の洗浄シート36の間隙へ表示パネル2が搬送されると、押圧バー40が洗浄シート36を表示パネル2へ押し当て表示パネル2を挟み込む。表示パネル2は、洗浄シート36で挟まれ押圧を付与された状態である。この場合、表示パネル2と洗浄シート36とが接する接触部35は、表示パネル2が搬送される方向に対しておおよそ直角方向に線状をなしている。この状態で、表示パネル2は、洗浄装置20の基台21から離反する方向へ搬送されて洗浄シート36の間隙を通過する。表示パネル2は、線状をなす接触部35により挟まれ洗浄シート36の接触部35で洗浄される。
また、表示パネル2の洗浄時には、洗浄シート36は移動せず、洗浄シート36を表示パネル2へ押し当てる接触部35は、押圧バー40により強固にガイドされた状態である。従って、表示パネル2は、安定した状態で一対の洗浄シート36の間隙を通過し、洗浄される。
洗浄が終了すると、プランジャ31が支持部41を介して、押圧バー40を表示パネル2への押圧を解除する方向へ移動させる。同時に、モータ39が巻取ローラ38を回転させて、送りローラ37から新しい洗浄シート36を引き出す。これにより、一対の洗浄シート36の間隙が広がり、次の表示パネル2を当該間隙に受け入れ可能となる。さらに、洗浄シート36は、新たに引き出されており、洗浄装置20は、次に洗浄する表示パネル2を、直前に洗浄した表示パネル2とは異なる新しい洗浄シート36の面を接触部35として、洗浄することが可能である。
洗浄シート36による洗浄は、実施形態1の洗浄ロール28による洗浄と同等の効果を有するが、以下に実施形態2における効果を記載する。
(1)洗浄シート36は、送りローラ37に収容されている長尺のシートであり、表示パネル2毎に新しいシート面で洗浄しても、洗浄ロール28より洗浄面を長く有しているため多数の表示装置1の洗浄が可能である。
(実施形態3)
次に、パレットを用いて表示装置1の洗浄を行う方法について説明する。図7は、(a)が実施形態3における表示装置を搬送するパレットを示す平面図であり、(b)が表示装置を搬送するパレットを示す断面図である。図7(b)は、図7(a)のQ−Q’に沿った断面図である。表示装置1は、FPC3側をパレット50の保持部56で保持されて載置され、搬送、洗浄される。
図7に示すように、パレット50は、表示装置1の表示パネル2を載置する位置に設けられた貫通口部51と、貫通口部51の周囲に設けられ表示パネル2を収容する座ぐり部52と、表示パネル2が直接座ぐり部52へ接触しないように座ぐり部52の4箇所に設けられた受部53とを備えている。また、FPC3の2つの位置決め孔18に嵌合して表示装置1を正確に載置する位置決めピン54と、FPC3をパレット50の載置面から離反しないように略固定して規制する規制部55とを備えている。位置決めピン54および規制部55は、保持部56として表示装置1をパレット50に保持する。
なお、貫通口部51は、表示パネル2の両面を洗浄可能なように、表示パネル2の表示領域より広い開口を有している。座ぐり部52は、表示パネル2の外形より大きく、表示パネル2の端面がパレット50に直接接触しないように設定されている。
パレット50は、四角板状であり、表示装置1が載置された面がパレット50の上面であり、上面の反対面が下面、その他の面が側面である。規制部55は、パレット50へFPC3を略固定するため、FPC3を挿入可能なようにFPC3の断面形状と相似の矩形の開口を持つスリット部57を形成している。受部53は、パレット50より軟材であるPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)材等で形成されている。なお、位置決めピン54および規制部55は、基板保持部を構成し、貫通口部51、座ぐり部52および受部53は、パネル保持部を構成している。
このようなパレット50に載置された表示装置1の洗浄方法について説明する。図8(a)は、実施形態3におけるパレットの搬送および洗浄を示す側面図であり、(b)は、パレットの搬送および洗浄を示す正面図である。洗浄装置60は、表示装置1を載置したパレット50を搬送する駆動装置61である第一のローラ62および第二のローラ63と、表示装置1へ洗浄液64を散布する散布部65とを備えている。
駆動装置61は、第一のローラ62がパレット50の下面を受け、第二のローラ63がパレット50の上面を受けて、第一のローラ62および第二のローラ63の回転によってパレット50を搬送する。第二のローラ63は、搬送方向に直角方向の断面が凸形状となっており、パレット50の上面に対して第一のローラ62方向へ押圧を付与すると共に、パレット50を搬送方向に正しく搬送するために、パレット50の側面をガイドする構成である。
パレット50を用いる洗浄方法についてフローチャートを参照して、さらに詳細に説明する。図9は、実施形態3における表示装置の洗浄工程を示すフローチャートである。最初に、ステップS10において、FPC3をパレット50の規制部55へ略固定して載置する。具体的には、パレット50と規制部55とで形成されているスリット部57にFPC3を挿入する。挿入後ステップS11へ進む。
ステップS11において、FPC3の位置決め孔18をパレット50の位置決めピン54に嵌合する。これにより、表示装置1をパレット50の正確な所定位置へ載置可能である。嵌合後ステップS12へ進む。
ステップS12において、表示パネル2をパレット50の座ぐり部52へ収容する。この時、座ぐり部52と表示パネル2との間に受部53を介在させ、表示部2と座ぐり部52とが直接接触してキズ、欠け等が発生することを防止する。この構成により、受部53は、表示パネル2を安定して保持する役目を果たしている。同様にして、パレット50へ所定数の表示装置1を載置する。表示装置1の載置が終了すればステップS13へ進む。
ステップS13において、表示装置1を載置したパレット50を洗浄装置60の駆動装置61にセットする。セット後ステップS14へ進む。
ステップS14において、パレット50を駆動装置61によって散布部65へ搬送する。パレット50が、第二のローラ63で側面をガイドされ、第一のローラ62よび第二のローラ63の回転により搬送方向に向いて正確に搬送される。パレット50が散布部65へ搬送されるとステップS15に進む。
ステップS15において、散布部65から洗浄液64を表示装置1へ散布する。洗浄液64の散布により、表示装置1の表示パネル2に付着していた塵等が洗い落とされて表示パネル2が洗浄される。洗浄後、ステップS16へ進む。
ステップS16において、パレット50を散布部65から離れる方向へ搬送する。散布部65を通りすぎた表示装置1の表面には、洗浄液64が残っており、空気の吹き付けなどにより残存する洗浄液64を吹き飛ばすことが好ましい。以上でパレット50を用いた洗浄方法のフローが終了する。
以下に実施形態3の効果をまとめて記載する。
(1)表示装置1の搬送にパレット50を用いることにより、多数の表示装置1を安定した状態で保持して搬送可能である。また、パレット50を搬送する駆動装置61は、表示装置1には接触しないため、表示装置1へキズ、欠けなどの損傷を与えることがほとんどない。
(2)パレット50に座ぐり部52を設けて表示パネル2を収容することにより、表示パネル2とFPC3との厚みの違いによって、FPC3が反った状態でパレット50に載置されることを防止可能である。また、座ぐり部52を表示パネル2外形より大きく設定しており、表示パネル2のTFT基板4および対向基板5の端面と非接触である。そのため、端面の欠け、キズ等が防止可能である。
(3)パレット50への表示装置1の載置は、保持部56の規制部55によってFPC3が略固定され、位置決めピン54によってFPC3の位置決め孔18が嵌合される。この載置によって、表示装置1が正確な位置へ安定した状態で載置可能となる。
(4)パレット50の大きさに応じて多数の表示装置1が載置できるため、一度に多数の表示装置1を洗浄することが可能である。
(5)貫通口部51を設けることにより、表示パネル2の洗浄時において、表示パネル2の両面を同時に洗浄可能である。また、散布部65から散布される洗浄液64が座ぐり部52に溜まって、表示パネル2の内部へ洗浄液が浸入することを防止可能である。
また、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、次のような変形例が挙げられる。
(変形例1)基板保持部26の挟持部26aは、FPC3の保持および取り外しが可能なように開閉自在な構成であるが、FPC3に孔を開けて基板保持部26の爪部に引っ掛けるなどの他の保持方法であっても良い。屈曲したFPC3などのように挟み込みが困難な場合でも対応が可能である。
(変形例2)FPC3と表示パネル2との接続強度向上のための補強接続部は、接着材を用いる以外でも良い。具体的には、テープによる補強、FPC3を構成する樹脂部をTFT基板4へ熱圧着する補強、異方性導電膜部17を構成するバインダに接着剤を用いる補強などが挙げられる。これらの補強方法により、FPC3と表示パネル2との接続方法の選択肢を広げることが可能となる。
(変形例3)洗浄ロール28は、円形が好ましいが、多角形または略楕円形等の形状の無発塵材であっても良い。このような形状であっても無発塵材の弾力性により円形の場合と同様の洗浄効果を得ることが可能である。
(変形例4)洗浄シート36は、表示パネル2の洗浄終了後に所定量移動するが、表示パネル2の洗浄中も移動していても良い。洗浄中も常に新しいシート面で洗浄が行え、より確実な洗浄が可能である。
(変形例5)洗浄シート36は、送りローラ37から引き出されて巻取ローラ38へ巻き取られる方式の端部を有する長尺のシートではなく、リング状の形態をした洗浄シート36であっても良い。表示パネル2と接する接触部35を巻き取り方式と同様にすれば、洗浄効果は、巻き取り方式と同様であり、リング状の洗浄シートは、円形状をはじめ自由な形に配置可能である。
(変形例6)表示パネル2を挟み込む一対の洗浄ロール28は、パネル保持部として、どちらか一方が表示パネル2を支えるだけの押圧ローラであっても良い。表示パネル2の片側のみを洗浄する場合に、洗浄ロール28を無駄に使用することがなく費用削減が図れる。また、一対の洗浄シート36を使用する場合においても、どちらか一方を押圧バー40のみで表示パネル2を支えることにより、パネル保持部として同様の効果を得ることが可能である。
(変形例7)パレット50に表示装置1を載置するための受部53の材質は、PEEK材以外のパレット50より軟らかい耐洗浄液性を有する硬質ゴム、プラスチック、金属材等でも良い。パレット50およびTFT基板4に適した材種の選択が可能である。
(変形例8)パレット50に載置された表示パネル2の洗浄は、散布部65がパレット50の上方および下方から洗浄する方法でなく、上方からの洗浄のみであっても良い。洗浄装置60の構成を簡略化でき、表示パネル2の片面洗浄を効率良く行うことが可能である。
(変形例9)パレット50に載置された表示装置1の洗浄は、散布部65から洗浄液64を散布する方式ではなく、洗浄ロール28または洗浄シート36による洗浄であっても良い。こうすれば、多量の洗浄液64を散布されて表示パネル2へ洗浄液64が浸入して表示装置1が不良になることなどをさらに低減することが可能である。
(変形例10)本実施形態では、表示パネル2に液晶7を用いる構成としたが、液晶7以外にも例えば有機発光材を利用する有機EL(エレクトロルミネッセンス)、蛍光材を利用するPDP(プラズマディスプレイパネル)、基板上に形成された小面積の薄膜に膜面に平行に電流を流すことにより、電子放出が生ずる現象を利用する表面伝導型電子放出素子(FED(Field Emission Display)やSED(Surface-conduction Electron-Emitter Display))等にも適用可能である。
表示装置の構成を示す部分断面を含む平面図。 表示装置の構成を示す部分断面を含む側面図。 実施形態1の洗浄装置の構成を示す斜視図。 洗浄装置によって表示装置を洗浄する工程を示すフローチャート。 実施形態1における洗浄装置の洗浄ロールの詳細を示す斜視図。 実施形態2における洗浄装置の洗浄シートの詳細を示す斜視図。 (a)実施形態3における表示装置を搬送するパレットを示す平面図。(b)表示装置を搬送するパレットを示す断面図。 (a)実施形態3におけるパレットの搬送および洗浄を示す側面図。(b)パレットの搬送および洗浄を示す正面図。 実施形態3における表示装置の洗浄工程を示すフローチャート。 (a)従来の表示装置を搬送するローラを示す側面図。(b)従来の表示装置を搬送するローラを示す断面図。
符号の説明
1…表示装置、2…表示パネル、3…フレキシブル配線基板、4…TFT基板、5…対向基板、12…実装端子、16…FPC配線、17…異方性導電膜部、18…位置決め孔、19…補強接続部、20…洗浄装置、22…搬送装置、23…搬送機構部、24…搬送レール、25…搬送部、26…基板保持部、28…洗浄ロール、29…移動部としてのモータ、31…押圧付与部としてのプランジャー、32…給材部、33…除材部、35…接触部、36…洗浄シート、39…移動部としてのモータ、40…押圧バー、50…パレット、51…貫通口部、52…座ぐり部、53…受部、54…位置決めピン、55…規制部、56…基板保持部、60…洗浄装置、61…駆動装置、62…第一のローラ、63…第二のローラ、64…洗浄液、65…散布部。

Claims (14)

  1. 表示パネルと、該表示パネルへ信号を入力するためのフレキシブル配線基板とを備えた表示装置を保持する表示装置の保持方法であって、
    前記表示装置の前記フレキシブル配線基板を基板保持部によって保持する基板保持ステップと、
    前記表示パネルの少なくとも二面をパネル保持部によって保持するパネル保持ステップと、を有することを特徴とする表示装置の保持方法。
  2. 請求項1に記載の表示装置の保持方法において、
    前記基板保持ステップおよびパネル保持ステップで保持される前記表示装置は、
    前記表示パネルと前記フレキシブル配線基板とを接続する異方性導電膜と、
    前記表示パネルと前記フレキシブル配線基板との接続強度向上のための補強接続部と、を有することを特徴とする表示装置の保持方法。
  3. 表示パネルと、該表示パネルへ信号を入力するためのフレキシブル配線基板とを備えた表示装置を搬送する表示装置の搬送方法であって、
    前記表示装置の前記フレキシブル配線基板を搬送装置の基板保持部によって保持する基板保持ステップと、
    前記表示パネルの少なくとも二面をパネル保持部によってさらに保持するパネル保持ステップと、
    前記基板保持部を前記搬送装置の搬送部が搬送することによって前記表示装置を搬送する搬送ステップと、を有することを特徴とする表示装置の搬送方法。
  4. 請求項3に記載の表示装置の搬送方法において、
    前記基板保持ステップは、前記基板保持部の開閉を制御する挟持機構部が前記フレキシブル配線基板の保持および取り外しを制御するステップであることを特徴とする表示装置の搬送方法。
  5. 表示パネルと、該表示パネルへ信号を入力するためのフレキシブル配線基板とを備えた表示装置を搬送する表示装置の搬送方法であって、
    前記フレキシブル配線基板をパレットの基板保持部によって保持し、前記表示パネルの一面を前記パレットのパレット保持部によってさらに保持して前記表示装置を前記パレットへ載置する載置ステップと、
    前記パレットを駆動装置が搬送することによって前記表示装置を搬送する搬送ステップと、を有することを特徴とする表示装置の搬送方法。
  6. 請求項5に記載の表示装置の搬送方法において、
    前記載置ステップは、前記フレキシブル配線基板を前記基板保持部の規制部によって前記パレットへ略固定する規制ステップと、
    前記フレキシブル配線基板の位置決め孔を前記基板保持部の位置決めピンに嵌合する位置決めステップと、
    前記表示パネルを前記パネル保持部の貫通口部の周囲に設けられた座ぐり部へ受部を介して収容する収容ステップと、をさらに有することを特徴とする表示装置の搬送方法。
  7. 表示パネルと、該表示パネルへ信号を入力するためのフレキシブル配線基板とを備えた表示装置を洗浄する表示装置の洗浄方法であって、
    前記表示パネルを洗浄装置に備えられた一対の洗浄ロール間の間隙まで移動させる移動ステップと、
    前記表示パネルを前記一対の洗浄ロールによって挟み込み、前記表示パネルへ一定の押圧を付与する押圧付与ステップと、
    前記フレキシブル配線基板を保持する基板保持部が前記洗浄ロールから離反する方向へ移動して前記表示パネルが前記洗浄ロールの位置を通過することによって、前記表示パネルを洗浄する洗浄ステップと、を有することを特徴とする表示装置の洗浄方法。
  8. 請求項7に記載の表示装置の洗浄方法において、
    前記洗浄ロールは、洗浄液を含有し弾力性を有する無発塵材を備え、
    前記洗浄ステップの後に、次回洗浄する前記表示パネルを前記無発塵材の新しい面で洗浄するために、前記洗浄ロールを所定量移動させる移動ステップをさらに有することを特徴とする表示装置の洗浄方法。
  9. 表示パネルと、該表示パネルへ信号を入力するためのフレキシブル配線基板とを備えた表示装置を洗浄する表示装置の洗浄方法であって、
    前記表示パネルを洗浄する洗浄装置の洗浄シートは、前記洗浄シートを収容する送りロールから前記表示パネルを洗浄する位置へ送り出され巻取りロールに巻き取られる構成であり、
    前記表示パネルが一対の前記洗浄シート間の間隙まで移動する移動ステップと、
    前記表示パネルを前記一対の洗浄シートによって挟み込み、前記表示パネルへ一定の押圧を付与する押圧付与ステップと、
    前記フレキシブル配線基板を保持する基板保持部が前記洗浄シートから離反する方向へ移動して前記表示パネルが前記洗浄シートの位置を通過することによって、前記表示パネルを洗浄する洗浄ステップと、を有することを特徴とする表示装置の洗浄方法。
  10. 請求項9に記載の表示装置の洗浄方法において、
    前記洗浄シートは、洗浄液を含有し弾力性を有する無発塵材を備え、
    前記洗浄ステップの後に、次回洗浄する前記表示パネルを前記無発塵材の新しい面で洗浄するために、前記送りロールおよび前記巻取りロールを所定量回転させて前記洗浄シートを所定量移動させる移動ステップを、さらに有することを特徴とする表示装置の洗浄方法。
  11. 請求項7から10のいずれか一項に記載の表示装置の洗浄方法において、
    前記表示パネルと前記洗浄ロールまたは前記洗浄シートとは、前記表示パネルが洗浄される際に前記表示パネルの搬送される方向と略直角方向に線状をなして接していることを特徴とする表示装置の洗浄方法。
  12. 表示パネルと、該表示パネルへ信号を入力するためのフレキシブル配線基板とを備えた表示装置を洗浄する表示装置の洗浄方法であって、
    前記表示装置を載置した前記パレットを洗浄装置の駆動装置が搬送する搬送ステップと、
    前記表示パネルが洗浄液の散布部へ搬送されると、前記散布部が前記表示パネルへ前記洗浄液を散布する洗浄ステップと、を有することを特徴とする表示装置の洗浄方法。
  13. 請求項11に記載の表示装置の洗浄方法を実行可能な洗浄装置であって、
    前記フレキシブル配線基板を保持する前記基板保持部と、
    前記基板保持部を搬送する前記搬送部と、
    前記表示パネルを洗浄する洗浄ロールまたは洗浄シートと、
    前記表示パネルへ前記洗浄ロールまたは洗浄シートを介して前記押圧を付与する押圧付与部と、
    前記洗浄ロールまたは洗浄シートの前記表示パネルを洗浄する面を移動させる移動部と、を有することを特徴とする洗浄装置。
  14. 請求項12に記載の表示装置の洗浄方法を実行可能な洗浄装置であって、
    前記表示装置を載置するパレットと、
    前記パレットを搬送する前記駆動装置と、
    前記パレットに載置された前記表示パネルへ前記洗浄液を散布する前記散布部と、を有することを特徴とする洗浄装置。
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