JP2006292715A - 検査装置および検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特に、被検査部品に対する接圧を低くでき、しかも必要に応じて簡単に接続部材のみを交換できる検査装置および検査方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 接続部材29の上下に、弾性変形部を有するスパイラル接触子33,34を設け、ICパッケージ51の接続部53を前記弾性変形部に接触させている。これにより前記ICパッケージ51に対する接圧を低く出来る。しかも接続部材29を前記基台25に対して交換可能に位置決めしているため、必要に応じて、前記接続部材29だけを簡単に交換でき、メンテナンス費の低減を図ることが出来る。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えばバーンイン試験等に用いられる検査装置に係わり、特に、被検査部品(ICパッケージ等)に対する接圧を低くでき、しかも簡単に接続部材のみを交換できる検査装置および検査方法に関する。
ウェハから製造された多数のICパッケージを個々に分離した後、個々のICパッケージに対しバーンイン試験を行なう。バーンイン試験は、所定の高温加速条件下でも配線の切断等が無く最終的な動作試験に送ることが出来るか否かを試験するものである。
従来、バーンイン試験では、図26に示すように、バーンインボード1に設けられた多数のICソケット2に、個々の前記ICパッケージ3を収納して行なっていた。例えば前記ICソケット2は図27に示すように、前記ICパッケージ3を収納する収納部4と、前記ICパッケージ3を前記収納部4内に収納した後、前記ICパッケージ3を前記収納部4内に押圧するための前記収納部4の内方向に付勢力が作用する蓋体5等で構成されている。図27に示すように、前記収納部4の底面には、前記ICパッケージ3のBGA等の接続端子3aと当接して導通接続されるコンタクトピン6が多数設けられている。
従来のICソケットに関する公知文献を以下に示す。
特開平9−232057号公報 特開2002−357622号公報
上記したように従来のバーンインボード1には、個々のICパッケージ3ごとにICソケット2が設けられていた。ICソケット2は、前記ICパッケージ3を収納・押圧する構造上の制約から、小型化するにも限界があり、所定の大きさのバーンインボード1に対して設置されるICソケット2の数を従来以上に増やすことは困難であった。従って、従来よりも、より多くのICパッケージ3を一度にバーンイン試験するためには、従来の検査装置及びバーンインボードの構造を改良する必要があった。
そして、ICソケット2に設けられるコンタクトピン6では、前記ICパッケージ3の個々の接続端子3aに掛かる接圧が高いため、前記ICパッケージ3を前記ICソケット2内に確実に保持するために、押圧機構(図27の蓋体5)が大掛りな構造となりやすく、また、全ての接続端子3aに均一な接圧をかけることが難しかった。また接圧が高いため前記接続端子3aが破損する等の問題もあった。
またコネクトピン6が不良品となった場合、前記コネクトピン6のみを交換することはできず、バーンインボード1ごと交換しないといけないため、メンテナンス費が高額になるといった問題もあった。
そこで本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、特に、被検査部品に対する接圧を低くでき、しかも必要に応じて簡単に接続部材のみを交換できる検査装置および検査方法を提供することを目的としている。
本発明における検査装置は、
基板と、この基板の表面と裏面に設けられた弾性変形部を有する端子部と、前記基板に形成されて表面の端子部と裏面の端子部とを互いに導通させる導通部とを有する接続部材と、
被検査部品および前記接続部材を収納する収納部が形成された基台と、
前記収納部の底面に配置された複数の電極と、
前記基板の裏面に位置する端子部がそれぞれ前記電極に接触した状態で前記接続部材を基台に対して交換可能に位置決めする位置決め部と、
前記収納部内に収納された被検査部品の電極が接続部材の表面の端子部に接触した状態で、前記収納部内に設置された前記被検査部品を前記接続部材に押圧する押圧部と、
を有することを特徴とするものである。
本発明では、接続部材の上下に、弾性変形部を有する端子部を設け、前記被検査部品の電極を前記弾性変形部に接触させる。これにより前記被検査部品に対する接圧を低く出来る。しかも接続部材を前記基台に対して交換可能に位置決めしているため、必要に応じて、前記接続部材だけを簡単に交換でき、メンテナンス費の低減を図ることが出来る。
本発明では、前記収納部は、複数の被検査部品が連結された被検査部品集合体を収納可能であることが好ましい。これにより、複数の前記被検査部品を一括して検査できる。また接圧が小さいので、各被検査部品に一定の接圧をかけやすく、また前記被検査部品の電極が破損する等の不具合を防止できる。
また本発明では、前記収納部は、複数の前記被検査部品集合体を収納可能であることが好ましい。これにより、一度に、たくさんの前記被検査部品を検査できて好ましい。
また本発明では、前記押圧部は、同じ収納部内に位置する複数の被検査部品を一緒に押圧可能であることが、簡単に各被検査部品を押圧出来るとともに、各被検査部品に対する押圧力を一定にしやすい。
また本発明では、前記接続部材は、同じ収納部内に複数設けられ、あるいは、複数の収納部内に少なくとも一枚づつ設けられ、夫々の前記接続部材は、前記基台に対し交換可能に位置決めされていることが、前記接続部材の交換にかかる費用をより低く抑えることが可能な検査装置となる。
また、前記位置決め部は、前記接続部材に設けられ表裏を連通する連通部と、前記連通部を貫通する貫通部材とからなることが、簡単かつ適切に前記接続部材を基台に位置決めできて好ましい。
また、前記貫通部材が前記基台に設けられ、前記接続部材は、前記連通部に前記貫通部材が貫通して位置決めされた状態で前記基台に載置されることが好ましい。本発明では押圧部により前記被検査部品が前記接続部材方向に押圧されるため、検査中、前記接続部材は前記被検査部品と基台との間に押圧力を受けて挟持され、特に検査中に、前記接続部材が前記収納部内で位置ずれを起こしたり、また端子部と接続部および電極部との導通状態が切断される等の不具合は生じない。そして前記接続部材を前記基台に載置しただけで、特に前記基台に固定しないことで、簡単に前記接続部材を前記基台に取り付けることが出来る。
また本発明では、前記基台には、前記接続部材が前記収納部から抜け出るのを防止する抜け止め部が設けられていることが好ましい。これにより、前記接続部材を、前記基台に固定しなくても、前記被検査部品を前記収納部内に設置する前、前記接続部材が前記収納部から抜け出ることが無くなる。
また本発明では、前記位置決め部は、前記接続部材を前記基台に固定する固定部も兼ね備えていてもよい。例えば、螺子により前記接続部材が前記基台に対し位置決めされるとともに前記基台に固定されることが、簡単な手法で位置決めとともに基台への固定を行うことができ好ましい。
また本発明では、前記接続部材には、前記接続部材を収納部内から取り外すときの掴み部が設けられていることが、簡単に前記接続部材を前記収納部から取り外しやすく好ましい。
また本発明では、前記弾性変形部は、前記基板から離れる方向に立体成形されていることが好ましい。これにより前記前記被検査部品の電極および基台の電極に対して適切に前記弾性変形部を接触させることが出来る。
また本発明では、前記弾性変形部は前記基板の少なくとも一面に複数個設けられ、前記弾性変形部の高さが異なっていることが好ましい。例えば、前記接続部材を前記基台上に取り付けたときの前記接続部材の撓み方に基づいて前記弾性変形部の高さを異ならしめることで、前記前記被検査部品の電極および基台の電極に対して前記弾性変形部を確実に接触させることが出来る。
本発明における検査方法は、
前記のいずれかに記載された検査装置を使用し、
(a) 前記基台の収納部内に、前記被検査部品を収納する工程、
(b) 前記押圧部により、前記被検査部品を前記接続部材に押圧する工程、
(c) 前記被検査部品に対し所定の検査を行う工程、
を有することを特徴とするものである。
これにより前記被検査部品に対する接圧を低く出来、適切に検査を行うことが可能である。
本発明では、前記収納部は、複数の被検査部品が連結された被検査部品集合体を収納可能であり、前記被検査部品を一括して検査することが好ましい。これにより効率よく検査を行うことが出来る。
本発明における検査装置及び検査方法では、
被検査部品に対する接圧を低く出来、また、接続部材だけを簡単に交換でき、メンテナンス費の低減を図ることが出来る。
図1はバーンイン試験装置の部分斜視図、図2は前記バーンイン試験装置内に組み込まれる本発明におけるバーンインボードの部分斜視図、図3は図2に示すバーンインボードをI−I線から膜厚方向に切断し、矢印方向から見た前記バーンインボードの部分断面図、図4は、図2に示すバーンインボードの設置面上にICパッケージ集合体を設置した状態を示す部分平面図、図5は、図3に示すバーンインボードの一部分を拡大した部分拡大断面図、図6は、図2ないし図5とは異なる構造のバーンインボードの部分平面図、図7は、ICパッケージ集合体を設置した上で、図6に示すバーンインボードをIV−IV線から膜厚方向に切断し矢印方向から見た前記バーンインボードの部分断面図、図8は図6に示すバーンインボードをV−V線から膜厚方向に切断し矢印方向から見た前記バーンインボードの部分拡大断面図、図9は、ICパッケージ集合体の平面図、図10は、前記ICパッケージ集合体をII−II線から膜厚方向から切断し矢印方向から見た前記ICパッケージ集合体の部分断面図、図11は一つのICパッケージを拡大して示す前記ICパッケージ集合体の部分拡大断面図、図12は、本実施形態における接続部材の分解斜視図、図13は、前記接続部材における端子部の全体構造を説明するための前記端子部の拡大側面図、図14は、図12に示す接続部材を膜厚方向から切断した部分断面図、図15は前記端子部を膜厚方向から切断したときに現われる切断面の構造を説明するための部分拡大断面図、である。
図1に示すバーンイン試験装置20には、正面に扉21が設けられ、前記扉21を開けると加熱炉20aがあり、前記加熱炉20a内には多数のバーンインボード(支持部材)22が収納されている。前記バーンイン試験装置20の正面には、温度計やモニタ,各種釦等が設けられた操作部23が設けられている。
前記バーンイン試験装置20内に取り付けられた前記バーンインボード22は、図1に示す図示手前側に引き出せるようになっており、引き出した前記バーンインボード22上に後述するICパッケージ集合体50を収納できるようになっている。
図2,図3に示すように、前記バーンインボード22は、基台25と蓋体28と、接続部材29とを有して構成される。前記基台25は多数のプリント配線板(PWB)が重なって構成される。
図2,図4に示すように、前記基台25の上面には、複数の収納部27が設けられている。各収納部27は、前記バーンインボード22の幅方向(図示X方向)に長く延びて形成され、真上から見ると略長方形状で形成される。前記収納部27は前記バーンインボード22の長さ方向(図示Y方向)に所定の間隔をおいて複数形成されている。各収納部27は底面と四方を囲む側壁面とで構成され、前記収納部27の底面は、ICパッケージ集合体50を収納したときの設置面27aとなっている。
図5に示すように、前記設置面27a(収納部27の底面)上には、前記基台25の最も上面側に位置する前記PWBに設けられた配線パターンの一部が電極部26として露出している。
図2,図3に示すように、各収納部27内には多数の端子部が取付けられた接続部材29が収納される。前記接続部材29について詳しく説明する。図12に示すように接続部材29は、上側シート30と、下側シート31と、基板32とを有して構成される。前記上側シート30は、多数の上側スパイラル接触子(端子部)33と、前記上側スパイラル接触子33を固定保持するための樹脂シート35とを有して構成され、前記下側シート31は、多数の下側スパイラル接触子(端子部)34と、前記下側スパイラル接触子34を固定する樹脂シート36とを有して構成される。前記スパイラル接触子33,34は、電鋳形成、あるいは箔体表面にメッキ層が形成された構造であり、図13に示すように、上側スパイラル接触子33は螺旋状に立体成形されている。前記樹脂シート35は、例えばポリイミド樹脂等で形成されている。図13に示すように前記樹脂シート35には、上側スパイラル接触子33の弾性変形部33bと対向する位置に貫通孔35aが設けられている。図13は上側シート30に設けられる上側スパイラル接触子33と樹脂シート35についての説明であったが、下側シート31に設けられる下側スパイラル接触子34と樹脂シート36の構造も図13と同様である(下側シート31に設けられる下側スパイラル接触子34は下方向に立体成形されている)。
図14に示すように前記基板32には、前記スパイラル接触子33,34と膜厚方向(図示Z方向)にて対向する位置に貫通孔32aが形成されている。前記貫通孔32aの周囲には導通部37がスパッタ等で形成されており、前記導通部37は前記基板32の上面の一部及び下面の一部にも延出して形成される。なお隣り合う貫通孔32a内から前記基板32の上面及び下面にまで延出した導通部37どうしは導通していない。図14に示すように、前記基板32の上面側に前記上側シート30が導電性接着剤等により貼り付けられる。同様に前記基板32の下面側に前記下側シート31が導電性接着剤等により貼り付けられる。図14に示すように、基板32を介して上下で対向するスパイラル接触子33,34どうしは前記基板32内部に設けられた導通部37を介して導通接続されている。
図2や図12に示すように前記接続部材29の幅方向(図示X方向)の両側には、ビス等の螺子(貫通部材)45を差し込むための貫通孔(連通部)39が設けられている。
図13に示すように前記上側スパイラル接触子33は、樹脂シート35に固定される固定部33aと、前記固定部33aから上方に螺旋状に突出する弾性変形部33bとで構成される。前記弾性変形部33bを膜厚方向から切断した断面形状を表す図15に示すように、前記弾性変形部33bは、補助弾性層41と、前記補助弾性層41の上面41a、下面41b及び両側面41c,41cに設けられ、前記補助弾性層41の周囲を囲む導電層40とを有して構成され、前記導電層40は前記補助弾性層41よりも比抵抗が低い材料で形成され、前記補助弾性層41は前記導電層40よりも降伏点及び弾性係数が高い材料で形成されている。このような構成にすることで良好なばね性と導電性との双方を兼ね備える弾性変形部33bを形成できる。図15は、例えば前記補助弾性層41の周囲に、無電解メッキ法を用いて導電層40をメッキ形成する。前記下側シート31に設けられる下側スパイラル接触子34も図15に示す断面形状で形成される。
前記導電層40はCu合金で形成されており、前記補助弾性層41の材料はNiあるいはNi−X(ただしXは、P、W、Mn、Ti、Beのうちいずれか1種以上)から選択されている。また、前記導電層40を形成する前記Cu合金がCu、Si、Niを有するコルソン合金であることが好ましい。Cu、Si、Niを有するコルソン合金は高い電気伝導度と高い強度を両立しうる材料であり、スパイラル接触子33,34の材料に適している。
前記スパイラル接触子33,34は全て同じ高さで立体成形されている必要はない。接続部材29は、前記接続部材29を前記基台25に取り付けたときに撓みやすいので、例えば前記接続部材29の中央部とその両側端部とで、スパイラル接触子33,34の高さ寸法を変える。例えば、取付時、接続部材29の両側端部が上方向に撓むような場合、中央部の上側スパイラル接触子33の高さ寸法を、両側端部の上側スパイラル接触子33の高さ寸法よりも高く設定し、一方、中央部の下側スパイラル接触子34の高さ寸法を、両側端部の下側スパイラル接触子34の高さ寸法よりも低く設定するなどすれば、前記上側スパイラル接触子33と接続部(電極部)53間、及び下側スパイラル接触子34と電極部26間の導通接続をより確実なものにできる。
図2,図5に示すように前記接続部材29に形成される貫通孔39と、基台25側に形成される貫通孔とが位置合わせされた後、前記接続部材29は、前記貫通孔39に通される螺子45により各収納部27内の設置面27a上に位置決めされて固定される。このとき図5に示すように前記接続部材29の下側シート31に設けられた下側スパイラル接触子34の先端部が前記設置面27a上に露出する電極部26に当接し、前記下側スパイラル接触子34と前記電極部26とが確実に、導通接続される。接着剤等を特に用いずに前記螺子45を用いて接続部材29を前記基台25に位置決めして固定し、前記接続部材29の交換が必要なときに、前記螺子45を抜いて前記接続部材29を前記基台25から取り替えるようにすることが可能とされている。前記螺子45と貫通孔39と係合により、前記接続部材29が前記基台25に位置決めされるとともに、前記接続部材29が前記収納部27内に固定される。
次にバーンイン試験の検査対象となるICパッケージ集合体(被検査部品集合体)50について説明する。図9に示すように、前記ICパッケージ集合体50には、多数のICパッケージ(被検査部品)51が図示X方向に所定の間隔をおいてリードフレームあるいはフィルム状のインターポーザからなる連結部材52によって連結されている。図10に示すように前記連結部材52の下面からは多数の接続部(電極部)53が露出している。前記接続部53はBGAやLGA等である。図11に示すように、各ICパッケージ51には、複数のICチップ(ベアチップ)等からなる電子機能素子54が設けられており、前記電子機能素子54はモールド樹脂55によって封止されている。
図2,図9等に示すように、前記ICパッケージ集合体50は、図示X方向に直線状に長く延びるバー形状であり、図2,図3及び図5に示すように前記ICパッケージ集合体50は前記基台25に設けられた収納部27内に収納される。
図2に示すバーンインボード22には4つの収納部27が図示されており、各収納部27に前記ICパッケージ集合体50を収納することが出来る(図4)。図5に示すように前記収納部27内に収納された前記ICパッケージ集合体50の前記接続部53は前記接続部材29の上側シート30に設けられた上側スパイラル接触子33の先端部に当接し、前記接続部53と前記上側スパイラル接触子33とが導通した状態になる。
図3に示すように、前記基台25の一方の縁部にはひんじ部60を介して回動自在に支持された蓋体28が設けられている。図3に示すように、前記基台25の他方の縁部には被ロック部25aが形成され、蓋体28の縁部にはロック部28aが形成されている。各ICパッケージ集合体50が収納部27内に収納された状態で前記蓋体28を閉じ、前記蓋体28のロック部28aが基台25の被ロック部25aにロックされると、各ICパッケージ集合体50が、前記蓋体28の天井面に設けられた押圧部28bによって設置面27a方向(図示下方向)に押し付けられるため、前記各接続部53が、各上側スパイラル接触子33を設置面27a方向に向けて(図示下方)に押し下げる。同時に前記下側スパイラル接触子34も設置面27a方向に向けて(図示下方)に押し下げられる。このとき前記上側スパイラル接触子33の弾性変形部33bは、渦巻きの中心から外方向に押し広げられるように変形するため、各接続部53の外表面を抱き込むように巻き付き、各接続部53と各上側スパイラル接触子33とが確実に導通接続される。
図5の状態にセットした後、バーンイン試験が行なわれる。ここで、バーンイン試験は、いわゆる予備試験(プリ・バーンイン試験)と、本試験(本バーンイン試験)とに大別することができる。前記予備試験は、ICパッケージ集合体50を約90℃の温度環境下に数十秒間設置することにより行われ、本試験は約125℃〜150℃の高温環境下におおよそ48時間設置することにより行われる。
例えば、内部配線の一部に異常な抵抗値を有するICパッケージ51を予備試験せずにそのまま本試験に送ると、本試験中に前記異常な部分が発熱して、最悪の場合には前記バーンインボード22が発火する虞がある。
そこで、前記内部配線に異常が生じているようなICパッケージ51については、前記予備試験において前記異常な抵抗値の部分を焼き切ることにより、本試験中での発火を防止するようにしている。
次に、本試験では、外部から前記バーンインボード22上のICパッケージ51に電気信号を与えることにより、ICパッケージ51の良否の判定が行われる。この本試験で、図11に示す電子機能素子54の配線54aが切断等されたりして使用不能となったICパッケージ51と、良品のICパッケージ51とが区別される。
以上のように、本実施形態のバーンイン試験装置20を構成するバーンインボード22には、接続部材29が基台25に対して交換可能に設けられている。
前記接続部材29は、図12ないし図15で説明したように、基板32の上下に多数のスパイラル接触子33,34が形成された構造であり、前記スパイラル接触子33,34には螺旋状の弾性変形部33b、34bが設けられている。前記スパイラル接触子33,34は例えばメッキ技術や電鋳技術等の薄膜技術で形成されたものであり、前記弾性変形部33b、34bは低接触圧で容易に弾性変形する。
前記接続部53の端子部として弾性変形部33bを有する上側スパイラル接触子33を設けた構造であると、従来のようにコネクトピンを設けた構造に比べて前記接続部53に対する接圧を低く出来る。このため、幅方向(図示X方向)に長く延びるICパッケージ集合体50の下面の広い範囲にわたって突出する多数の接続部53に対して、より均一な接圧で、前記上側スパイラル接触子33を当接させることができ、確実に前記スパイラル接触子33と接続部53間の導通接続を図ることが出来る。また、基台25の電極部26と当接する下側端子部も弾性変形部を有するスパイラル接触子34とすることで、さらに前記接続部53に対する接圧を低くでき、前記接続部53と上側スパイラル接触子33との導通接続を確実なものに出来るとともに、前記下側スパイラル接触子34の弾性変形によって前記電極部26と前記下側スパイラル接触子34間の導通接続を確実なものに出来る。また低接圧により、前記ICパッケージ51の前記接続部53に対し、前記スパイラル接触子33との接触によって損傷を与えることなく、また各接続部53に対して均等な接圧を与えやすいため、バーンイン検査を従来に比べて適切且つ高精度に行うことが出来る。
また本実施の形態では、前記接続部材29を前記設置面27a上に、螺子45により位置決めして取り付けている。これにより、前記螺子45を抜けば、前記接続部材29を容易に交換することが可能である。定期的なメンテナンスのときに、前記接続部材29を構成するスパイラル接触子33,34が塑性変形等して不良品となり、特に基台25側に異常が見られないときは、前記接続部材29だけを容易に交換でき、メンテナンスに係る諸費用を低減できる。
特に螺子45と貫通孔39よりなる位置決めは、簡単な構造で前記接続部材29を前記基台25に正確に位置決めできて好ましい。また、前記接続部材29に設けられ表裏を連通する連通部と、前記連通部を貫通する貫通部材とよりなる位置決め部では小スペースに形成でき、バーンインボード22の小型化を実現できる。また螺子45と貫通孔39よりなる位置決め部は、前記接続部材29を前記基台25に固定する固定部(固定手段)も兼ね備えている。このとき、前記接続部材29のスパイラル接触子33,34はいずれも接圧が小さいので、前記接続部材29を前記基台25に容易に固定できる。あるいは、切欠部のような連通部と、前記連通部に貫通する貫通部材の組合せにて位置決めされてもよい。
また、本実施形態のバーンイン試験装置20を構成するバーンインボード22には、個々のICパッケージ51に個片化する前の状態である例えばバー形状の前記ICパッケージ集合体50を収納するための収納部27が設けられ、前記ICパッケージ集合体50が前記収納部27内に収納された状態で、各ICパッケージ51が一緒に、押圧部28bによって押圧されるようになっている。これによって、全てのICパッケージ51を簡単に押圧でき、また、各ICパッケージ51に対し均等な押圧力を与えやすい。そして本実施の形態では、前記ICパッケージ集合体50に設けられた複数のICパッケージ51が一括してバーンイン試験される。このため本実施形態では、従来に比べて一度に多数のICパッケージ51をバーンイン試験することが出来る。これによってバーンイン試験効率を上げることが出来る。
なお本実施形態と異なって、個片化されたICパッケージ51を夫々収納できる収納部があり、各収納部には夫々、図12,図14と基本構造が同じである接続部材が設けられており、各収納部に、前記ICパッケージ51を収納した状態で、検査を行うことが出来る形態であってもよい。かかる場合でも、前記ICパッケージ51の接続部53に対する接圧を低くでき、また、前記接続部材を基台25に対し交換可能に位置決めしているので、メンテナンス時等に前記接続部材を交換したいときに容易に前記接続部材を交換することが出来る。
図6ないし図8に示す実施形態では、前記接続部材29は、前記基台25の収納部27内に固定されていない。図6ないし図8に示すように、前記接続部材29は、図2に示すように螺子によって基台25に固定されていない。図8に示すように、前記基台25の収納部27の底面(設置面)27a上には上方に向けて突出する円柱状の凸条部(貫通部材)42が設けられている。前記凸条部42は、図6に示すように各接続部材29に対して2つづつ設けられている。また前記凸条部42は、各接続部材29の幅方向(図示X方向)の両側端部と対向する位置に夫々設けられる。一方、各接続部材29の両側端部には前記凸条部42と対向する位置に貫通孔(連通部)39が設けられている。前記凸条部42が前記貫通孔39に差し込まれ、前記接続部材29が前記基台25に対して位置決めされる。前記凸条部42と前記貫通孔39との凹凸係合は、特に螺子等のように前記接続部材29を前記基台25の収納部27内に固定するものでない。
ただし前記ICパッケージ集合体(被検査部品集合体)50が前記バーンインボード22に設置される前、例えば前記バーンインボード22が衝撃等を受けたときに、前記接続部材29が基台25の収納部27内から抜け出るのを防止するために、図6および図7に示すように、前記収納部27の側壁部に抜け止め用の突起43が設けられていることが好ましい。なお抜け止め部であれば、特に形状等は限定しない。また前記突起43は前記基台25と一体に形成されていてもよいし、別体でもよい。また、前記突起43があると、前記突起43が邪魔になって、前記接続部材29を記収納部27に設置しにくい可能性もあるので、前記突起43は弾性変形できる例えばゴム等の弾性体で形成されていてもよいし、また前記突起43は凸曲面状(半楕円球、半球状等)で表面が滑らかであることが好ましい。
また前記接続部材29には、前記接続部材29を前記収納部27内から取り出すときに、取り出しやすいように、掴み部44が設けられていることが好ましい。前記掴み部44は図6では、切欠き形状であるが、このような形状に限定されるものでない。前記掴み部44に爪あるいは専用の治具を用いて引っ掛けて前記接続部材29を前記収納部27から容易に取り出すことが可能である。また、図6以外の実施形態のバーンインボードに設置される接続部材29にも前記掴み部44が設けられていることが好ましい。
図7に示すように、前記接続部材29上にICパッケージ集合体50を設置し、さらに蓋体28を閉めると、前記蓋体28の天井面に設けられた押圧部28bが、前記ICパッケージ集合体50を下方向に押圧する。すると、上側スパイラル接触子33および下側スパイラル接触子34の弾性変形部が夫々、押圧力を受けて弾性変形し、前記基台25の電極部26と下側スパイラル接触子34とが確実に導通接続され、また前記ICパッケージ51の接続部53と上側スパイラル接触子33とが確実に導通接続される。このとき、前記接続部材29は前記基台25に実質的に、固定されていなくても、前記ICパッケージ集合体50を前記収納部27内に設置した状態では、前記接続部材29は前記ICパッケージ集合体50と、基台25との間に押圧力を受けて挟持され(接続部材29から見ると、前記接続部53および電極部26に対し弾性反発力が作用している)、また凸条部42と貫通孔39により位置決めされているため、特に検査中に、前記接続部材29が前記収納部27内で位置ずれを起こしたり、またスパイラル接触子33,34と接続部53および電極部26との導通状態が切断される等の不具合は生じない。
したがって前記接続部材29を前記基台25に固定せずに設置してもよく、これにより簡単に前記接続部材29を前記基台25に設置することが可能になる。また前記接続部材29を簡単に交換することが出来る。
また前記接続部材29を前記基台25に固定する場合、図5に示す螺子以外では、例えば図16に示すように、基台25の上面から上方に突出形成されたボス70や図17に示すクリップ71等で、前記接続部材29を前記基台25に固定してもよい。図16に示すように、前記接続部材29には前記ボス70と対応する位置に貫通孔29aが設けられており、前記ボス70を前記貫通孔29aに貫通させて、前記接続部材29を前記基台25上に取り付ける。ボス70と貫通孔29aとの位置合わせにより、前記接続部材29を基台25の所定位置に位置決めでき、且つ前記基台25上に固定できる。あるいは図17に示すように、複数のクリップ71が、前記基台25の側面に、ひんじ部72を介して回転自在に取り付けられており、前記ひんじ部72に設けられた図示しないばね部材によって、前記クリップ71は前記基台25上に設置された接続部材29を前記基台25上に押さえ込むように付勢されている。これにより前記接続部材29が、前記基台25上に固定される。なおクリップ71のみでは、前記接続部材29を前記基台25上に位置決めできないので、図8で説明した、例えば凸条部42と貫通孔39からなる凹凸構造の位置決め部を別個に設ける必要がある。
図3で説明した蓋体28は、例えば基台25に一つだけ設けられており、前記蓋体28の下面に設けられる押圧部28bが各収納部27と対向する位置に、前記収納部27の数と同じ数だけ分離形成されている。各収納部27に収納されたICパッケージ集合体50は、それぞれ前記押圧部28bによって下方向(設置面27a方向)に押圧され、適切に前記接続部53と上側スパイラル接触子33とが導通接続された状態となる。また前記蓋体28は前記基台25に形成された収納部27と同じ数だけ設けられ、各蓋体28によってそれぞれの収納部27上を塞ぐことが出来るようにされていてもよい。
図18は図19に示すバーンインボード22をIII−III線から切断し矢印方向から見た部分断面図である。図18,図19に示す基台25側の構造は図3や図5で説明した基台25の構造と変らない。図18に示すように前記蓋体28には、各収納部27内に収納された複数のICパッケージ集合体50を、それぞれ上面から設置面27a方向に向けて押圧する押圧部80が各ICパッケージ集合体50上に対応する数だけ設けられている。図18に示すように前記押圧部80内にはヒーター部(温度調整部)81が設けられており、各ICパッケージ集合体50ごとに前記ヒーター部81によって加熱することが出来るようになっている。よって各ICパッケージ集合体50ごとに加熱条件を代えてバーンイン試験を行なうことも出来る。ICパッケージ集合体50を構成する多数のICパッケージ51内に含まれる電子機能素子54の種類が前記ICパッケージ集合体50ごとに異なり、あるICパッケージ集合体50に対する加熱条件と、他のICパッケージ集合体50に対する加熱条件とを異ならせたい場合等に、図18,図19に示す構造は効果的である。また前記ヒーター部81に代えて冷却部を前記押圧部80内に設けてもよい。
図20に示すバーンインボード90には、多数の前記ICパッケージ集合体50を収納することが可能な収納部91が設けられている。すなわち図2に示すバーンインボード22は各収納部27に一つづつ前記ICパッケージ集合体50を収納する形態であったが、図20に示すバーンインボード90では、一つの大きな収納部91を設け、前記収納部91内に多数のICパッケージ集合体50を収納できるようになっている。図20では、前記収納部91の底面91aが前記ICパッケージ集合体50を設置する設置面であり、前記設置面91aに図5で説明した電極部26が多数露出している。図20に示すように、前記収納部91の大きさと同じかあるいはそれよりもやや小さい形状の接続部材94を設け、前記接続部材94を前記設置面91a上に螺子45によって位置決めして固定する。なお、固定してなくても良く、図8で説明した凸条部42と貫通孔39とからなる凹凸構造の位置決め部を設けるだけでもよい。
図20に示すように前記収納部91の内側側壁面91bには、多数のロック部92が突起状に設けられている。前記ロック部92は、図22に示すように少なくとも相対向する一組の内側側壁面91bに複数設けられ、少なくとも、図22に示すように複数のICパッケージ集合体50を、前記収納部91内に収納し、図3に示す蓋体28を閉める前に、各ICパッケージ集合体50が位置ずれ等をしないよう仮押えするために設けられたものである。前記蓋体28を設けず、前記ロック部92だけで前記ICパッケージ集合体50を、前記収納部91内に保持する構成であってもよい。このとき、少なくとも前記ロック部92に、収納部91内に収納されたICパッケージ集合体50を前記設置面91a方向に押圧出来る付勢力を持たせておくことが好ましい。
図21は、図20と接続部材93の構造が異なる。図20では前記収納部91内に一つの接続部材94のみを設置していたが、図21では、前記収納部91内に分割された複数の接続部材93を設置する。図21に示すように前記収納部91の設置面91aは、複数の領域91cに画定されている。図21に示すように各領域91c間には所定の間隔が設けられているがこのような間隔が無くても良い。
図21に示すように各領域91c上に、それぞれ接続部材93が設置される。前記接続部材93は前記設置面91a上に位置決めされて設置される。前記接続部材93の構造は、特に図12ないし図15で説明した接続部材29と変るところがない。図21に示すように、前記収納部91内に複数の接続部材93を、画定された複数の領域91cごとに設置することで、例えばメンテナンスのときに全ての接続部材93を取り替えず、前記接続部材93のうち不良品と判断された前記接続部材93だけを取り替えればよいので、メンテナンスに係る費用をより低減させることが出来る。図2のように基台25に複数の収納部27が形成される構造の場合でも各収納部27ごとに設置される接続部材を複数の接続部材に分割形成し、各収納部27に対し複数の接続部材を設置しても良い。
図23では、多数のプリント配線板(PWB)が重なって形成された基台100上に、複数の接続部材101が取付けられている。図23では、前記基台100に図18に示す複数のICパッケージ集合体50を収納するための収納部91が設けられていない。例えば収納部を有する枠体を別個に設けておき、前記枠体内に図23に示す基台100を組み込む。
図24及び図25は、図9で説明したICパッケージ集合体50の平面形状と異なるICパッケージ集合体110,111の平面形状である。図24のICパッケージ集合体110は、図示X方向に並ぶICパッケージ51の列が図示Y方向に2列に並んでいる。図25のICパッケージ集合体111は、略L字状の平面形状となっている。このように本発明では前記ICパッケージ集合体の平面形状を特定するものではなく、どのような形態のICパッケージ集合体でも検査可能となっている。
バーンイン試験の方法は上記したように、図5の状態にICパッケージ集合体50を、収納部27内にセットした後、バーンイン試験を行なう。本実施の形態では、前記接続部材29の上下に弾性変形部33b,34bを有するスパイラル接触子33,34が設けられている。前記スパイラル接触子33,34は例えばメッキ技術や電鋳技術等の薄膜技術で形成されたものであり、前記弾性変形部33b、34bは低接触圧で容易に弾性変形する。したがって本実施形態のバーンイン試験方法では、前記ICパッケージ51の接続部53に低い接圧で前記スパイラル接触子33を当接でき、前記接続部53に対しスパイラル接触子との接触によって損傷を与えることなく、また各接続部53に対して均等な接圧を与えやすいため、バーンイン検査を従来に比べて適切且つ高精度に行うことが出来る。
また本実施形態では、前記ICパッケージ集合体50に設けられた複数のICパッケージ51を一括してバーンイン試験出来るので、従来に比べて一度に多数のICパッケージ51をバーンイン試験することが出来る。
前記バーンイン試験の結果、ICチップ53の配線53aに切断等が確認された不良品のICパッケージ51に対し、マーキングを行なうことが好ましい。マーキングは例えばレーザで行う。従って前記バーンイン試験装置20には前記レーザ部を備えていることが好ましい。また前記バーンイン試験装置20には、マーキングされたICパッケージ51を記憶しておくための記憶部が設けられていることが好ましい。前記ICパッケージ集合体50を次の検査工程に移すときに、次の検査を必要としない不良品のICパッケージ51を、的確に判断できる。図10に示すように、前記バーンイン試験を終了した後、前記ICパッケージ集合体50を一点鎖線から個々のICパッケージ51に切断する工程を行い、これにより前記ICパッケージ51を製造する。このとき、個々に分離されたICパッケージ51のうち前記マーキングされたICパッケージ51を廃棄するなどすれば、良品のICパッケージ51のみを次の検査工程に移すことが出来るし、また良品のICパッケージ51のみを出荷することが出来る。また前記マーキングは、良品のICパッケージ51に行なっても良い。
本実施形態における検査装置は特にバーンイン検査装置のみに限るものではない。例えばバーンイン試験終了後、行なわれる動作試験(ファイナルテスト)に用いられる検査装置にも適用できる。
本発明では前記接続部材29に設けられるスパイラル接触子33,34は螺旋形状であることに限定されないが、螺旋形状であることが前記接続部53が如何なる形状であっても前記接続部53との導通を確実に図ることが出来るので好ましい。
また、スパイラル接触子33,34の断面形状は、図15に示す形状に限らない。例えば補助弾性層41の上面のみに導電層40、あるいは補助弾性層41の下面のみに導電層40が積層される構成であってもよいし、単層や3層以上の構造であってもよい。
バーンイン試験装置の部分斜視図、 バーンイン試験装置内に組み込まれる本発明におけるバーンインボードの部分斜視図、 図2に示すバーンインボードをI−I線から切断し、矢印方向から見たバーンインボードの部分断面図、 図2に示すバーンインボードの設置面上にICパッケージ集合体を設置した状態を示す部分平面図、 図3に示すバーンインボードの一部分を拡大した部分拡大断面図、 図2ないし図5とは異なる構造のバーンインボードの部分平面図、 ICパッケージ集合体を設置した上で、図6に示すバーンインボードをIV−IV線から膜厚方向に切断し矢印方向から見た前記バーンインボードの部分断面図、 図6に示すバーンインボードをV−V線から膜厚方向に切断し矢印方向から見た前記バーンインボードの部分拡大断面図、 ICパッケージ集合体の平面図、 ICパッケージ集合体をII−II線から切断し矢印方向から見た前記ICパッケージ集合体の部分断面図、 一つのICパッケージを拡大して示す前記ICパッケージ集合体の部分拡大断面図、 本発明における接続部材の分解斜視図、 接点の全体構造を説明するための前記接点の拡大側面図、 図9に示す接続部材の部分断面図、 接点を切断したときに現われる切断面の構造を説明するための部分拡大断面図、 図5とは異なる手法により、接続部材を基台へ取付る構造を示す前記基台と接続部材との部分断面図、 図5とは異なる手法により、接続部材を基台へ取付る構造を示す前記基台と接続部材との部分斜視図、 図19に示すバーンインボードをIII−III線から切断し矢印方向から見た部分断面図、 別の実施形態を示すバーンインボードの部分平面図、 別の実施形態を示すバーンインボードの部分斜視図、 別の実施形態を示すバーンインボードの部分斜視図、 図20あるいは図21に示すバーンインボードを用いて被検査部品集合体を収納した状態を示す前記バーンインボードの部分平面図、 別の実施形態を示すバーンインボードの部分斜視図、 別の実施形態を示す電子部品集合体の部分平面図、 別の実施形態を示す電子部品集合体の部分平面図、 従来におけるバーンインボードの部分斜視図、 従来におけるバーンインボードの部分断面図、
符号の説明
20 バーンイン試験装置
22、90 バーンインボード
25、100 基台
26 電極部
28 蓋体
27、91 収納部
29、93、101 接続部材
30 上側接続部材
31 下側接続部材
32 基板
33 上側スパイラル接触子
33b 弾性変形部
34 下側スパイラル接触子
35、36 樹脂シート
42 凸条部
43 突起
44 掴み部
45 取付部材
50、110、111 ICパッケージ集合体
51 ICパッケージ
52 連結部材
53 接続端子
80 押圧部
81 ヒーター部
92 ロック部

Claims (15)

  1. 基板と、この基板の表面と裏面に設けられた弾性変形部を有する端子部と、前記基板に形成されて表面の端子部と裏面の端子部とを互いに導通させる導通部とを有する接続部材と、
    被検査部品および前記接続部材を収納する収納部が形成された基台と、
    前記収納部の底面に配置された複数の電極と、
    前記基板の裏面に位置する端子部がそれぞれ前記電極に接触した状態で前記接続部材を前記基台に対して交換可能に位置決めする位置決め部と、
    前記収納部内に収納された被検査部品の電極が前記接続部材の表面の端子部に接触した状態で、前記収納部内に設置された前記被検査部品を前記接続部材に押圧する押圧部と、
    を有することを特徴とする検査装置。
  2. 前記収納部は、複数の被検査部品が連結された被検査部品集合体を収納可能である請求項1記載の検査装置。
  3. 前記収納部は、複数の前記被検査部品集合体を収納可能である請求項2記載の検査装置。
  4. 前記押圧部は、同じ収納部内に位置する複数の被検査部品を一緒に押圧可能である請求項2又は3に記載の検査装置。
  5. 前記接続部材は、同じ収納部内に複数設けられ、あるいは、複数の収納部内に少なくとも一枚づつ設けられ、夫々の前記接続部材は、前記基台に対し交換可能に位置決めされている請求項1ないし4のいずれかに記載の検査装置。
  6. 前記位置決め部は、前記接続部材に設けられ表裏を連通する連通部と、前記連通部を貫通する貫通部材とからなる請求項1ないし5のいずれかに記載の検査装置。
  7. 前記貫通部材が前記基台に設けられ、前記接続部材は、前記連通部に前記貫通部材が貫通して位置決めされた状態で前記基台に載置される請求項6記載の検査装置。
  8. 前記基台には、前記接続部材が前記収納部から抜け出るのを防止する抜け止め部が設けられている請求項7記載の検査装置。
  9. 前記位置決め部は、前記接続部材を前記基台に固定する固定部も兼ね備える請求項1ないし6のいずれかに記載の検査装置。
  10. 螺子により前記接続部材が前記基台に対し位置決めされるとともに前記基台に固定される請求項9記載の検査装置。
  11. 前記接続部材には、前記接続部材を収納部内から取り外すときの掴み部が設けられている請求項1ないし10のいずれかに記載の検査装置。
  12. 前記弾性変形部は、前記基板から離れる方向に立体成形されている請求項1ないし11のいずれかに記載の検査装置。
  13. 前記弾性変形部は前記基板の少なくとも一面に複数個設けられ、前記弾性変形部の高さが異なっている請求項12記載の検査装置。
  14. 請求項1ないし13のいずれかに記載された検査装置を使用し、
    (a) 前記基台の収納部内に、前記被検査部品を収納する工程、
    (b) 前記押圧部により、前記被検査部品を前記接続部材に押圧する工程、
    (c) 前記被検査部品に対し所定の検査を行う工程、
    を有することを特徴とする検査方法。
  15. 前記収納部は、複数の被検査部品が連結された被検査部品集合体を収納可能であり、複数の前記被検査部品を一括して検査する請求項14記載の検査方法。
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