JP2006291845A - 電動送風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両用電動送風機において、ファンシュラウド23に対して遮熱板24を簡易に組み付けことを可能にする。
【解決手段】 車両用電動送風機は、電動モータ22a、ファンブレード22と、ファンシュラウド23、および電動モータ22aが走行用エンジン(熱源)Tからの熱により加熱するのを抑制するための遮熱板24を備えており、遮熱板24にはクランプ部24aが設けられ、ファンシュラウド23には、クランプ部24aの爪部24bが挿入される孔部23aが設けられる。クランプ部24aの爪部24bがファンシュラウド23の孔部23a内に挿入されてファンシュラウド23に対して係合して遮熱板24がファンシュラウド23により支持されるようになっている。
【選択図】 図8

Description

本発明は、空気流を発生する電動送風機に関する。
従来、自動車のラジエータを冷却するための電動送風機において、ファンブレードに対して、エンジンなどの熱源から発生される熱を遮るための遮熱板が設けられるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、図9(a)、(b)に示すように、ファンブレード2を回転駆動するための電動モータ1に対して、配風板5を設けて、ファンブレード2の回転により発生される空気流を電動モータ1の背面に導くものが提案されている。
このものにおいては、電動モータ1がエンジンなどの熱源からの熱を受けても、ファンブレード2の回転により発生される空気流により電動モータ1が冷却されるので、電動モータ1が加熱されるのを抑制されるようになっている。
特開平7−247840号公報
ところで、上述の二つの電動送風機においては、遮熱板、配風板がそれぞれファンシュラウドに固定されており、その固定に際して、ボルト、ナットなどの締結部材が用いられているため、組み付け工数が増え、製造コストの増加を招いていた。
本発明は、上記点に鑑み、簡易に組み付け可能に構成される電動送風機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
電動モータ(22a)と、
前記電動モータにより駆動されて空気流を発生するファンブレード(22)と、
前記電動モータを支持するとともに、前記ファンブレードから発生される空気流をガイドするファンシュラウド(23)と、
前記電動モータおよびファンブレードのうち一方が熱源(T)からの熱により加熱するのを抑制するための板部材(24)と、を備えており、
前記板部材および前記ファンシュラウドのうち一方には、他方に係合して爪部(24b)が設けられており、
前記爪部の係合により前記板部材が前記ファンシュラウドにより支持されるようになっていることを特徴とする電動送風機。
したがって、爪部の係合により板部材がファンシュラウドにより支持されるようになるため、板部材が簡易に組み付け可能になる。
具体的には、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の電動送風機において、前記板部材および前記ファンシュラウドのうち一方には、突起状に形成され、かつその先端側に前記爪部を備える突起部(24a)が設けられており、
前記板部材および前記ファンシュラウドのうち他方には、前記突起部が挿入される孔部(23a)が設けられており、
前記爪部が前記孔部内に挿入される際には、前記爪部が前記孔部の環状縁部(23b)により押圧されて弾性変形して径寸法が短くなり、
前記爪部が前記孔部内を貫通した後には、前記爪部の弾性変形が戻るように構成してもよい。
請求項3に記載の発明のように、請求項2に記載の電動送風機において、前記突起部には、その径方向に突起する板バネ部(24c)が設けられており、
前記爪部が前記孔部内を挿入された後には、前記板バネ部は、前記他方の孔部に対して前記爪部の反対側に配置されて、かつ前記他方に当接して弾性変形して前記他方を挿入方向に押圧するようになっており、
さらに、前記板バネ部が前記他方を挿入方向に押圧する際には、前記他方が前記爪部を押圧して径方向に広げるようになっていることを特徴とする。
したがって、爪部による板部材およびファンシュラウドの間の係合状態が維持されることになる。
また、請求項4に記載の発明によれば、前記板部材および前記ファンシュラウドは難燃製樹脂材料から成形されているものであるならば、板部材およびファンシュラウドは熱源から熱を受けても燃えにくくなる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
図1に本発明に係る電動送風機が適用される車両用電動送風機Aの一実施形態の概略構成を示す。
図1に示すように、車両用電動送風機Aは、車両前端部で且つフード10の下方にて、走行用の水冷式エンジンTの前方に配置されている。そして、開口部3から流入した空気が車両用電動送風機Aに流入するようになっている。
車両用電動送風機Aは、走行用の水冷式エンジンTの冷却水を冷却するラジエータ20、ラジエータ20よりも車両前方側に配置されて、図示しない冷凍サイクル(空調装置)内を循環する冷媒を冷却するコンデンサ21、ラジエータ20よりも車両後方側に配置されて、ラジエータ20およびコンデンサ21に冷却風を供給するファンブレード22、ファンブレード22を回転駆動する電動モータ22a、ファンブレード22の外周側を覆うとともに電動モータ22aを支持し、ファンブレード22の回転によって発生する空気流がラジエータ20およびコンデンサ21を通過するように空気流をガイドするファンシュラウド23等から構成されている。
また、ファンシュラウド23の車両後方側には、配風板24が設けられており、配風板24は、ファンブレード22の回転によって発生する空気流を矢印Zの如く、電動モータ22aの背面側(車両後方側)に導いて電動モータ22aを冷却して電動モータ22aが水冷式エンジンTからの熱により加熱するのを抑制する。
ここで、配風板24は、難燃性樹脂材料(例えば、PA46−GE30%)から成形されるものであるので、配風板24は、熱源としての水冷式エンジンTからの熱を受けても燃えにくくなっている。この配風板24は、下記の如く、ファンシュラウド23に支持されている。以下、この支持構造について図2〜図6を参照して説明する。
図2はファンシュラウド23の単体を車両後方から視た図であり、図3はファンシュラウド23の単体を車両側方から視た図であり、図4(a)は図2中のA部分の拡大図であり、図4(b)は図4(a)中A−A断面図であり、図5は配風板24の単体を車両後方から視た図であり、図6は配風板24の単体を車両側方から視た図である。
図2〜図4(a)、図4(b)に示すように、ファンシュラウド23には、3つの孔部23aが設けられており、配風板24には、図5、図6、図7に示すように、車両前方に向けて突起するように各クランプ部24aがそれぞれ設けられている。
具体的には、図7に示すように、クランプ部24aには、その先端側に爪部24bが設けられており、爪部24bは、ファンシュラウド23の各孔部23a内に挿入されてファンシュラウド23に対して係合する。また、クランプ部24aの基部240側にはその径方向に突起する板バネ部24cが設けられており、板バネ部24cは、後述するように弾性変形してファンシュラウド23を介して爪部24bを押圧してその径方向寸法を広げる。
次に、ファンシュラウド23に対する配風板24の組み付けについて図8(a)〜(c)を参照して説明する。
ファンシュラウド23の各孔部23aに対して配風板24のクランプ部24aを車両後方から対向させて、各孔部23a内に配風板24のクランプ部24aをそれぞれ挿入する。
このとき、クランプ部24aの爪部24bが孔部23aの環状縁部23bにより押圧されて弾性変形して径寸法(図8中寸法S)が短くなり、爪部24bが孔部23a内を貫通した後には、爪部23aの弾性変形が戻り径寸法(図8中寸法S)が広がる。
このとき、板バネ部24cは、孔部24bに対して爪部23aの反対側(図7中にて孔部24bに対して上側)に配置されて、かつファンシュラウド23に当接して弾性変形してファンシュラウド23を挿入方向(図8(a)中矢印Y)に押圧するようになっている。
さらに、板バネ部24cがファンシュラウド23を挿入方向に押圧する際には、ファンシュラウド23が爪部24bを押圧して径方向に広げる。これにより、爪部24bによるファンシュラウド23との係合状態が保たれて、ファンシュラウド23による配風板24の支持状態が保たれることになる。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
すなわち、本実施形態の車両用電動送風機Aは、電動モータ22aと、電動モータ22aにより駆動されて回転して空気流を発生するファンブレード22と、電動モータ22aを支持するとともに、ファンブレード22から発生される空気流をガイドするファンシュラウド23と、電動モータ22aが走行用エンジン(熱源)Tからの熱により加熱するのを抑制するための遮熱板24と、を備えており、遮熱板24にはクランプ部24aが設けられ、ファンシュラウド23には、クランプ部24aの爪部24bが挿入される孔部23aが設けられる。
ここで、クランプ部24aの爪部24bがファンシュラウド23の孔部23a内に挿入されてファンシュラウド23に対して係合して遮熱板24がファンシュラウド23により支持されるようになっている。
したがって、爪部24bの係合により遮熱板24がファンシュラウド23により支持されるようになるため、遮熱板24が簡易に組み付け可能になる。
また、本実施形態では、クランプ部24aには、その径方向に突起する板バネ部24cが設けられており、爪部24bが孔部23a内を挿入された後には、板バネ部24cは、孔部23aに対して爪部24aの反対側に配置されて、かつファンシュラウド23に当接して弾性変形して撓み、ファンシュラウド23を挿入方向に押圧するようになっている。
このとき、ファンシュラウド23が爪部24bを押圧して径方向Sに広げるようになっている。したがって、爪部24bによる遮熱板24およびファンシュラウド23の間の係合状態が維持されることになる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、「電動モータおよびファンブレードのうち一方が熱源(T)からの熱により加熱するのを抑制するための板部材」として、「ファンブレード22の回転によって発生する空気流を矢印Zの如く、電動モータ22aの背面側(車両後方側)に導いて電動モータ22aを冷却する配風板24」を用いた例について説明したが、これに代えて、熱源(T)から発生される輻射熱が電動モータ22aおよびファンブレード22のうち一方に到達することを遮断する板部材(遮熱板)を用いてもよい。
上述の実施形態では、本発明の電動送風機を車両用電動送風機Aに適用した例について説明したが、これに限らず、業務用空調機器、家庭用空調機、工作機械など各種産業機器に適用してもよい。
上述の実施形態では、遮熱板24には、クランプ部24a(すなわち、爪部24b)を設けた例について説明したが、これに代えて、ファンシュラウド23に対してクランプ部(すなわち、爪部)を設けるようにしてもよい。この場合には、遮熱板24に対して孔部を設けることになる。
以下、上記実施形態と特許請求項の範囲の構成との対応関係について説明すると、クランプ部24aが、「突起状に形成され、かつその先端側に前記爪部を備える突起部(24a)」に相当する。
本発明に係る車両用電動送風機の一実施形態の概略構成を示す図である。 図1のファンシュラウド単体を示す正面図である。 図1のファンシュラウド単体を示す側面図である。 図2中の孔部の部分拡大図である。 図1中の配風板の正面図である。 図1中の配風板の側面図である。 図5中B−B断面図である。 図1のファンシュラウドに対する配風板の組み付け工程を説明するための図である。 (a)は従来の電動送風機の正面図であり、(b)は従来の電動送風機の側面図である。
符号の説明
22a…電動モータ、22…ファンブレード、23…ファンシュラウド、
23a…孔部、24…爪部、24a…遮熱板。

Claims (4)

  1. 電動モータ(22a)と、
    前記電動モータにより駆動されて空気流を発生するファンブレード(22)と、
    前記電動モータを支持するとともに、前記ファンブレードから発生される空気流をガイドするファンシュラウド(23)と、
    前記電動モータおよびファンブレードのうち一方が熱源(T)からの熱により加熱するのを抑制するための板部材(24)と、を備えており、
    前記板部材および前記ファンシュラウドのうち一方には、他方に係合して爪部(24b)が設けられており、
    前記爪部の係合により前記板部材が前記ファンシュラウドにより支持されるようになっていることを特徴とする電動送風機。
  2. 前記板部材および前記ファンシュラウドのうち一方には、突起状に形成され、かつその先端側に前記爪部を備える突起部(24a)が設けられており、
    前記板部材および前記ファンシュラウドのうち他方には、前記突起部が挿入される孔部(23a)が設けられており、
    前記爪部が前記孔部内に挿入される際には、前記爪部が前記孔部の環状縁部(23b)により押圧されて弾性変形して径寸法が短くなり、
    前記爪部が前記孔部内を貫通した後には、前記爪部の弾性変形が戻るようになっていることを特徴とする請求項1に記載の電動送風機。
  3. 前記突起部には、その径方向に突起する板バネ部(24c)が設けられており、
    前記爪部が前記孔部内を挿入された後には、前記板バネ部は、前記他方の孔部に対して前記爪部の反対側に配置されて、かつ前記他方に当接して弾性変形して前記他方を挿入方向に押圧するようになっており、
    さらに、前記板バネ部が前記他方を挿入方向に押圧する際には、前記他方が前記爪部を押圧して径方向に広げるようになっていることを特徴とする請求項2に記載の電動送風機。
  4. 前記板部材および前記ファンシュラウドは難燃製樹脂材料から成形されているものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電動送風機。
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