JP2006291029A - 含金属スクアリリウム化合物及び該化合物を用いた光学記録媒体 - Google Patents

含金属スクアリリウム化合物及び該化合物を用いた光学記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006291029A
JP2006291029A JP2005113456A JP2005113456A JP2006291029A JP 2006291029 A JP2006291029 A JP 2006291029A JP 2005113456 A JP2005113456 A JP 2005113456A JP 2005113456 A JP2005113456 A JP 2005113456A JP 2006291029 A JP2006291029 A JP 2006291029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
metal
optical recording
alkyl group
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005113456A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4789137B2 (ja
Inventor
Shinji Motoge
伸治 本毛
Masaaki Tamura
正明 田村
Yasufumi Yamaguchi
容史 山口
Hiroyuki Nakasumi
博行 中澄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Carlit Co Ltd
Original Assignee
Japan Carlit Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Carlit Co Ltd filed Critical Japan Carlit Co Ltd
Priority to JP2005113456A priority Critical patent/JP4789137B2/ja
Publication of JP2006291029A publication Critical patent/JP2006291029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4789137B2 publication Critical patent/JP4789137B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 光学記録媒体の高密度化に対応すべく青色レーザー光による情報の記録及び再生に対応した光学記録媒体が要望されている。青色半導体レーザーで記録再生可能な350nm〜500nmの波長領域に高い光吸収特性を有する含金属スクアリリウム化合物を提供。
【解決手段】 下記一般式(A)または(B)で示されるスクアリリウム化合物と金属塩または金属イオンからなることを特徴とする含金属スクアリリウム化合物。
Figure 2006291029

Figure 2006291029

式中、Rは例えば−OH基を表わし、R〜RはH,アルキル基等を表わす。XはO,SあるいはNH等を示す。
【選択図】 図2

Description

本発明は含金属スクアリリウム化合物及び該化合物を用いた光学記録媒体に関するものであり、より詳しくは波長350nm〜500nmの記録光、特に405nmの青色レーザー光を用いて情報を記録及び/または再生するのに適した追記型の光学記録媒体に関する。
従来、光学的に情報の記録・再生を行う記録媒体としては、光磁気記録媒体、相変化記録媒体、カルコゲン酸化物などが提案されているが、これらの中でもレーザーにより一回限りの情報の記録が可能な追記型の光学記録媒体としてCD−Rがコスト的に安価でかつ製造プロセスも容易であることから量産化され広く用いられている。記録容量は0.65GB程度で、情報量の飛躍的増加に伴って、より高密度で大容量の光学記録媒体への要求が高まっている。
上記CD−Rの記録再生には、従来、近赤外域レーザーの波長(通常は780nm)が用いられているが、近年、短波長(680nm)の赤色半導体レーザーを用いる高密度の大容量記録を実現した有機色素系光学記録媒体(DVD−R)も開発され、実用化されている。さらに、より短波長(350〜500nm)を有する青色半導体レーザーを用いた高密度の記録再生が可能な光学記録媒体が要望されている。
ところで、一般的な追記型光学記録媒体は、透明な円盤状基板上に、順次、有機色素からなる記録層、金や銀などの金属からなる光反射層及び樹脂製の保護層を積層させて構成される。情報の書き込み(記録)時は、記録層にレーザー光を照射して行われ、記録層がその光を吸収して局所的に温度上昇し、物理的あるいは化学的変化(例えば、ピットの生成)が生じ、その光学的な特性変化を利用して情報が記録される。一方、情報の読み取り(再生)もまた記録用のレーザーと同じ波長のレーザーを照射することにより行われ、記録層の光学的特性が変化した部位(記録部分)と変化しない部位(未記録部分)との反射率の違いを検出することにより情報が再生される。良好なピットを形成・検出するためには、記録層に使用される色素は、使用するレーザー光の波長において高い吸光度を示すことが要求される。
特許文献1には、有機色素を含む記録層を有する光学記録媒体において、記録層側から波長530nm以下のレーザー光を照射することにより、情報の記録及び再生を行う記録再生方法が開示されている。また、光学記録媒体において用いられる具体的な有機色素としては、シアニン系色素(特許文献2)、ピリドンアゾ骨格を有する色素(特許文献3)、ジシアノビニルフェニル骨格を有する色素(特許文献4)、クマリン化合物(特許文献5)、アゾ金属キレート色素(特許文献6)等が提案されている。
一般に、光学記録媒体の記録層に適した色素としては、使用する青色レーザー光の波長に対する光学的性質や分解挙動が良好であると同時に、色素を溶剤に溶解し、溶液を基板に塗布・乾燥して記録層を構成する際の溶媒に対する溶解性が要求され、上記色素では一長一短があり、これらの特性を十分に満足する色素が要望されていた。
また、特許文献7、特許文献8には、スクアリリウム系色素が提案されているが、吸収波長が530〜600nmにあり、青色レーザー光の波長領域ではないため不適切であった。
特開平4−074690号公報 特開平11−053758号公報 特開平11−334204号公報 特開平11−334206号公報 特開2000−043423号公報 特開2001−158862号公報 特開2004−264805号公報 特開2004−258514号公報
本発明の目的は、青色半導体レーザーで記録再生可能な350〜500nmの波長領域に高い光吸収特性を有し、かつ熱分解挙動及び溶媒に対する溶解性に優れ、耐光性と耐久性に優れた含金属スクアリリウム化合物及び該化合物を用いた光学記録媒体を提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討を行った結果、特定の含金属スクアリリウム化合物が350〜500nmの領域に高い光吸収を有し、かつ、熱分解挙動及び溶媒に対する溶解性に優れ、耐光性と耐久性に優れ、光学記録媒体の記録層として有用であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記一般式(A)または一般式(B)で示されるスクアリリウム化合物と金属塩または金属イオンからなることを特徴とする含金属スクアリリウム化合物である。
Figure 2006291029
一般式(A)中、Rは水酸基、アミノ基、スルホンアミド基を表し、R、R、Rは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、もしくはヒドロキシ基、シアノ基、ニトロ基、スルホ基、又は置換されていてもよい直鎖又は分岐のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、フェニルアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリール基、ヘテロ環、アシル基、もしくはアルコキシカルボニル基を示し(RとR、又はRとRは連結して環を形成してもよい)、XはO、S、N−R(Rは水素原子、置換されていてもよい直鎖又は分岐のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、フェニルアルキル基、アリール基、アシル基、スルホニル基、アルコキシカルボニル基、アルキルスルホン酸基を表す。)。)
Figure 2006291029
一般式(B)中、Rは水酸基、アミノ基、スルホンアミド基を表し、R、R、Rは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、もしくはヒドロキシ基、シアノ基、ニトロ基、スルホ基、又は置換されていてもよい直鎖又は分岐のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、フェニルアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリール基、ヘテロ環、アシル基、もしくはアルコキシカルボニル基を示し(RとRは連結して環を形成してもよい)、XはO、S、N−R(Rは水素原子、置換されていてもよい直鎖又は分岐のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、フェニルアルキル基、アリール基、アシル基、スルホニル基、アルコキシカルボニル基、アルキルスルホン酸基を表す。)。
また、本発明は上記一般式(A)または一般式(B)に表される含金属スクアリリウム化合物において、前記金属がNi、Co、Zn、Cu、Pt、Ti、Al、V、Mn、Fe、Mo、W、Sn、Ru、Cr、Pbから成る群から選択された少なくとも1種の金属であることを特徴とする含金属スクアリリウム化合物である。
また、本発明は、基板上に、レーザー光による情報の書き込み及び/または読みとりが可能な記録層が形成された光学記録媒体において、該記録層が上記含金属スクアリリウム化合物を少なくとも1種含有することを特徴とする光学記録媒体である。
また、本発明は、波長350nm〜500nmの波長領域から選ばれたレーザー光により情報の記録及び/または再生する上記含金属スクアリリウム化合物を少なくとも1種含有することを特徴とする光学記録媒体である。
本発明の含金属スクアリリウム化合物では、金属は金属イオンとして1又は2以上のスクアリリウム分子と結合して錯体として存在していても、金属塩として1又は2以上のスクアリリウム分子と相互作用を互いに及ぼして弱い結合を形成していても良い。
錯体の場合の配位数は、金属の種類やスクアリリウム化合物の置換基などによって変化する。
本発明は、一般式(A)または一般式(B)で示されるスクアリリウム化合物と金属塩または金属イオンからなることを特徴とする含金属スクアリリウム化合物であり、これらの特定の含金属スクアリリウム化合物は350〜500nmの領域に良好な光吸収を有し、かつ、熱分解挙動及び溶媒に対する溶解性に優れ、耐光性と耐久性に優れ、光学記録媒体の記録層として有用であり、更に記録層を形成する光学記録媒体として最適である。
以下、本発明の含金属スクアリリウム化合物について詳細に説明する。
本発明の含金属スクアリリウム化合物は一般式(A)または一般式(B)で示されるスクアリリウム化合物と金属塩または金属イオンからなる化合物である。
一般式(A)または一般式(B)において、Rは、水酸基、アミノ基、スルホンアミド基を表す。
スルホンアミド基は−NHSO2Xで示されるが、このうちXは、置換または未置換の直鎖または分岐アルキル基、置換または未置換の不飽和炭化水素、置換または未置換の芳香環を表し、特にフッ素原子で置換されている炭素数1〜6の直鎖または分岐のアルキル基が好ましい。
具体的にはトリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基等の炭素数1〜6のペルフルオロアルキル基、2、2、2−トリフルオロエチル基、3、3、3−トリフルオロプロピル基、2、2、3、3、3−ペンタフルオロプロピル基などの合計の炭素数が2〜6のペルフルオロアルキル基で置換されたアルキル基等である。−CF2CF3、−CH2CF3、−CF3が特に好ましい。
一般式(A)または一般式(B)において、R、R、Rは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、もしくはヒドロキシ基、シアノ基、ニトロ基、スルホ基、又は置換されていてもよい直鎖又は分岐のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、フェニルアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリール基、ヘテロ環、アシル基、もしくはアルコキシカルボニル基である。
上記ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子があげられ、好ましくはフッ素原子である。
上記置換されてもよい直鎖又は分岐のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、tert−ブチル基、sec−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−デシル基、n−ドデシル基、n−オクタデシル基等の炭素数1〜20の直鎖または分岐のアルキル基があげられ、好ましくは炭素数1〜10の直鎖または分岐のアルキル基である。
上記ハロゲン化アルキル基は下記一般式(C)で表される。
−C2n+1−m (C)
(式中、Xはハロゲン原子を示し、nは1〜12の自然数、mは1〜25の自然数を示す。)
上記ハロゲン化アルキル基において、炭素数は1〜12の直鎖または分岐のハロゲン化アルキル基である。炭素数が12個を越えると、スクアリリウム化合物の質量吸光係数が低下してしまう場合がある。ハロゲン化アルキル基のハロゲン原子としては特に限定はないが、スクアリリウム化合物の耐熱性、耐光性を向上させる効果に優れる点から、特にフッ素原子、すなわちフッ化アルキル基が好ましい。
上記フッ化アルキル基としては、トリフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、4,4,4−トリフルオロブチル基、5,5,5−トリフルオロペンチル基、6,6,6−トリフルオロヘキシル基、8,8,8−トリフルオロオクチル基、2−メチル−3,3,3−トリフルオロプロピル基、ペルフルオロエチル基、ペルフルオロプロピル基、ペルフルオロブチル基、ペルフルオロヘキシル基、ペルフルオロオクチル基、2−トリフルオロメチル−ペルフルオロプロピル基等があげられる。
上記フェニルアルキル基としては、アルキル基の炭素数が1〜8のものが好ましく、また、フェニル基は置換基を有してもよく、アルキル基、水酸基、スルホン酸基、アルキルスルホン酸基、ニトロ基、アミノ基、アルコキシ基、ハロゲン化アルキル基及びハロゲンからなる群から少なくとも1種の置換基を有してもよい。また、フェニルアルキル基として、ベンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、フェニル−α−メチルプロピル基、フェニル−β−メチルプロピル基、フェニルブチル基、フェニルペンチル基等があげられる。
上記アルケニル基としては、ビニル基、アリル基、1−プロペニル基、2−ペンテニル基、1,3−ブタジエニル基、2−オクテニル基、3−ドデセニル基等の炭素数2〜20の直鎖又は分岐のアルケニル基があげられ、好ましくは炭素数3〜6の直鎖または分岐のアルケニル基である。
上記アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、2−メトキシエトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、デシルオキシ基、メトキシメチル基、メトキシエチル基、メトキシプロピル基、メトキシブチル基、メトキシヘキシル基、メトキシオクチル基、エトキシエチル基、エトキシエチル基、エトキシプロピル基、エトキシブチル基、エトキシヘキシル基、エトキシオクチル基、プロポキシメチル基、プロポキシプロピル基、プロポキシヘキシル基、ブトキシエチル基等の炭素数1〜20の直鎖又は分岐のアルコキシ基があげられ、好ましくは炭素数1〜6の直鎖または分岐のアルコキシ基である。
上記アリール基としては、フェニル基、トリル基、キシリル基、メシチル基、クメニル基、ナフチル基などの炭素数6〜18のアリール基があげられ、好ましくは炭素数6〜12の置換または未置換のアリール基である。
上記ヘテロ環としては、例えば、フラン環、ピロール環、チオフェン環、カルバゾール環、ピリジン環、キノリン環、イソキノリン環、アクリジン環、ピリミジン環、ピラジン環、フェナジン環、イミダゾール環、トリアゾール環、オキサゾール環、チアゾール環、チアジアゾール環、オキサジアゾール環等があげられる。
上記アシル基としては、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基等の炭素数2〜18の直鎖又は分岐のアルケニル基があげられ、好ましくは炭素数3〜9の直鎖または分岐のアシル基である。
上記アルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、2−メトキシエトキシカルボニル基、ペンチルオキシカルボニル基、ヘキシルオキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル基、ウンデシルオキシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基、ヘキサデシルオキシカルボニル基、オクタデシルオキシカルボニル基等の炭素数2〜18の直鎖又は分岐のアルコキシカルボニル基があげられ、好ましくは炭素数2〜8の直鎖または分岐のアルコキシカルボニル基である。
上記フェニルアルキル基としては、アルキル基の炭素数が1〜8のものが好ましく、また、フェニル基は置換基を有してもよく、アルキル基、水酸基、スルホン酸基、アルキルスルホン酸基、ニトロ基、アミノ基、アルコキシ基、ハロゲン化アルキル基及びハロゲンからなる群から少なくとも1種の置換基を有してもよい。また、フェニルアルキル基として、ベンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、フェニル−α−メチルプロピル基、フェニル−β−メチルプロピル基、フェニルブチル基、フェニルペンチル基等があげられる。
一般式(A)または一般式(B)において、XはO、S、N−R(Rは水素原子、置換されていてもよい直鎖又は分岐のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、フェニルアルキル基、アリール基、アシル基、スルホニル基、アルコキシカルボニル基、アルキルスルホン酸基を示す。)である。
上記Rは水素原子、置換されていてもよい直鎖又は分岐のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、フェニルアルキル基、アリール基、アシル基、スルホニル基、アルコキシカルボニル基、アルキルスルホン酸基であり、具体的には一般式(A)または一般式(B)におけるR〜Rと同じである。
上記一般式(A)において、RとR、またはRとR、または上記一般式(B)において、RとRが連結して環を形成したものでもよく、そのようなスクアリリウム化合物の具体例として、下記に示す複素環構造を有するものが挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、これらの複素環はさらに置換基を有していても良い。
Figure 2006291029
以下に、本発明における含金属スクアリリウム化合物の好ましい具体例(化合物(1)〜(36))を挙げるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
Figure 2006291029
Figure 2006291029
Figure 2006291029
本発明において、スクアリリウム化合物との錯体を生成させる金属塩としては、錯体を形成する各種の金属塩を用いることができるが、Ni、Co、Zn、Cu、Pt、Ti、Al、V、Mn、Fe、Mo、W、Sn、Ru、Cr、Pbの塩が好ましく、各種溶媒への溶解度や耐光性、耐久性の点から特にNi、Zn、Co、Ti塩が好ましい。
本発明の含金属スクアリリウム化合物は、下記一般式(D)のスクアリン酸ジエステルを公知の方法により合成し、例えば一般式(E)で示される複素環化合物と反応させることにより得られるスクアリリウム化合物に、メタノール、テトラヒドロフラン、アセトン、ジオキサン、DMFなどの有機溶媒中で金属塩化合物を反応させることにより得られる。
Figure 2006291029
(式中、Rは炭素数1〜5の直鎖又は分岐のアルキル基を示す。)
Figure 2006291029
(式中、R〜Rは一般式(A)と同じ。)
本発明の光学記録媒体は、基板上に前記本発明における一般式(A)または一般式(B)で示される含金属スクアリリウム化合物を少なくとも1種含有する記録層を有し、異なる2種以上の含金属スクアリリウム化合物を含有させてもよい。
また、本発明の含金属スクアリリウム化合物は、J型会合体またはH型会合体を形成してもよい。
一般式(A)で示される含金属スクアリリウム化合物は、350nm〜500nmという短い波長領域に、レーザー光による記録再生に適した強度の吸収を有しているため、短波長レーザーによる記録再生用光学記録媒体に使用する化合物として極めて有用である。
本発明の光学記録媒体の好ましい構成としては、一定のトラックピッチのプレグルーブが形成された円盤状基板上に、順次、記録層、光反射層および保護層を形成させた構成、該基板上に、順次、光反射層、記録層 および保護層を形成させた構成、または、一定のトラックピッチのプレグルーブが形成された透明な円盤状基板上に、順次、記録層および光反射層が形成されてなる二枚の積層体を、記録層が各々内向するように接合された構成などがあげられる。以下に、光学記録媒体について詳細に説明する。
本発明の光学記録媒体における基板の材質は、従来の光学記録媒体の基板として用いられている各種の材料から任意に選択することができる。基板材料としては、例えばガラス、ポリカーボネート樹脂、ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂、エポキシ樹脂、アモルファスポリオレフィン樹脂およびポリエステル樹脂などを挙げることができ、上記材料の中では、耐湿性、寸法安定性および価格などの点から射出成型ポリカーボネート樹脂が好ましい。記録層に接して樹脂基板または樹脂層を設け、その樹脂基板または樹脂層上に記録再生光の案内溝やピットを有していてもよい。案内溝がスパイラル状の場合、この溝ピッチが0.5〜1.2μm程度であることが好ましい。
記録層の形成は、真空蒸着法、スパッタリング法、CVD法等の気相法やドクターブレード法、キャスト法、スピンコート法、浸漬法等の液相法など一般に行われている薄膜形成方法によって行うことができるが、量産性、コスト面からスピンコート法が好ましい。
液相法の溶媒としては、基板を侵さない溶媒であればよく、特に限定されない。例えば、酢酸ブチル、乳酸エチル、セロソルブアセテートなどのエステル;メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチルイソブチルケトンなどのケトン;ジクロルメタン、1,2−ジクロルエタン、クロロホルムなどの塩素化炭化水素;ジメチルホルムアミドなどのアミド;メチルシクロヘキサンなどの炭化水素;ジブチルエーテル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル;エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、ジアセトンアルコールなどのアルコール;2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールなどのフッ素系溶剤;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルなどのグリコールエーテル類などを挙げることができる。上記溶媒は使用する化合物の溶解性を考慮して単独で、あるいは二種以上を組み合わせて使用することができる。
記録層の層厚は一般に20〜500nmの範囲であり、好ましくは30〜300nmの範囲であり、より好ましくは50〜150nmの範囲である。
また、記録層は、記録層の耐光性を向上させるために、一重項酸素クエンチャーを用いても良い。一重項クエンチャーとして、アセチルアセトナートキレート、ビスフェニルジチオール、サリチルアルデヒドオキシム、ビスジチオ−α−ジケトン等の遷移金属キレート錯体や、芳香族ニトロソ化合物、アミニウム化合物、イミニウム化合物、ビスイミニウム化合物等が挙げられる。
記録層の上には、光反射層を形成してもよく、その膜厚は好ましくは、厚さ50〜300nmである。光反射層の材料としては、再生光の波長で反射率の十分高いもの、例えば、Au、Al、Ag、Cu、Ti、Cr、Ni、Pt、Ta、及びPdの金属を単独あるいは合金にして用いることが可能である。この中でもAu、Al、Agは反射率が高く反射層の材料として適している。反射層は、例えば、上記光反射性物質を蒸着、スパッタリングまたはイオンプレーティングすることにより基板若しくは記録層の上に形成することができる。光反射層の層厚は、一般的には10〜300nmの範囲であり、好ましくは50〜200nmの範囲である。
反射層の上に形成する保護層の材料としては、反射層を外力から保護するものであれば特に限定されない。具体的には、有機系材料としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂、UV硬化性樹脂等を挙げることができる。また、無機系材料としては、SiO、Si、MgF、SnO等が挙げられる。
熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂を用いた保護層は、該樹脂を適当な溶剤に溶解した塗布液を、記録層または光反射層を形成した基板表面に塗布し、乾燥することによって形成することができる。
UV硬化性樹脂を用いた保護層は、該樹脂単独もしくは適当な溶剤に溶解した塗布液を記録層または光反射層を形成させた基板表面に塗布し、UV光を照射して硬化させることによって形成することができる。UV硬化性樹脂としては、例えば、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエステルアクリレートなどのアクリレート系樹脂を用いることができる。これらの材料は単独ないしは混合して用いてもよいし、1層または多層膜を形成させてもよい。
保護層の形成方法としては、記録層と同様にスピンコート法やキャスト法等の塗布法やスパッタ法や化学蒸着法等の方法が用いられるが、この中でもスピンコート法が好ましい。保護層の膜厚は、一般に0.1〜100μmの範囲であるが、本発明においては、3〜30μmが好ましい。
本発明の光学記録媒体について使用されるレーザー光は、高密度記録が可能な短い波長領域が選ばれるが、好ましくは350〜430nmの発振波長を有する青紫色半導体レーザー光が、より好ましくは390〜420nmの発振波長を有する青紫色半導体レーザー光が用いられる。
本発明の光学記録媒体への記録は、基板の両面または片面に設けられた記録層に0.4〜0.6μm程度に集束させたレーザー光を照射することにより行われる。レーザー光の照射された部分には、レーザー光エネルギーの吸収による、分解、発熱、溶解等の記録層の熱的変形が起こり、光学特性が変化し、記録ピットが形成される。記録された情報は、再生用レーザー光を照射させて、記録層の光学的特性が変化した部位(記録部分)と変化しない部位(未記録部分)との反射率の違いを検出することにより再生される。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれら実施例によって限定されるものではない。なお、実施例中、「部」は「質量部」を表す。
(実施例1)
(1)冷却管を付けた三ッ口フラスコに3,4−ジブトキシ−3−シクロブテン−1,2−ジオン9.2部と、3,5−ジメチル−4−エチルピロール5.0部を入れ、そこに1−ブタノール50部を加え、100℃にて4時間加熱撹拌した。反応終了後、1−ブタノールを減圧留去した。得られた固体を減圧ろ過にて濾取し、ヘキサン洗浄後、減圧乾燥して2−(2−ブトキシ−3,4−ジオキソ−シクロブテ−1−エニル)−3,5−ジメチル−4−エチルピロール6.3部を得た。
(2)冷却管を付けた三ッ口フラスコに、2−(2−ブトキシ−3,4−ジオキソ−シクロブテ−1−エニル)−3,5−ジメチル−4−エチルピロール6.3部と酢酸:水=4:1混合溶液50部を入れ、100℃にて5時間加熱撹拌した。反応後、室温まで冷却し、析出した固体を減圧ろ過にて濾取した。水で洗浄後、減圧乾燥して化合物(4)である2−(2−ヒドロキシ−3,4−ジオキソ−シクロブテ−1−エニル)−3,5−ジメチル−4−エチルピロール4.0部を得た。
(3)冷却管を付けた三ッ口フラスコに、2−(2−ヒドロキシ−3,4−ジオキソ−シクロブテ−1−エニル)−3,5−ジメチル−4−エチルピロール4.0部と酢酸ニッケル・4水和物4.5部を入れ、そこにTHF100部を入れ、60℃にて4時間加熱撹拌した。反応後、室温まで冷却し、析出した固体を減圧ろ過にて濾取した。水で洗浄後、減圧乾燥して2−(2−ヒドロキシ−3,4−ジオキソ−シクロブテ−1−エニル)−3,5−ジメチル−4−エチルピロール−ニッケル錯体6.2部を得た。
(実施例2〜4)
実施例1で用いた3,5−ジメチル−4−エチルピロール5.0部に代えて、同じモル数の表1に示した化合物、及び各種金属塩を用いた以外は、実施例1と同様にして表1に記載の含金属スクアリリウム化合物を得た。
(実施例5)
(1)冷却管を付けた三ッ口フラスコに、3−ブチルチオフェンを出発原料として、実施例1と同様の操作によって得た2−(2−ブトキシ−3,4−ジオキソ−シクロブテ−1−エニル)−4−ペンチルチオフェン6.0部と2Mアンモニア−メタノール溶液100部を入れ、40℃にて8時間加熱撹拌した。反応後、室温まで冷却し、析出した固体を減圧ろ過にて濾取した。水で洗浄後、減圧乾燥して化合物(21)である2−(2−アミノ−3,4−ジオキソ−シクロブテ−1−エニル)−4−ペンチルチオフェン4.1部を得た。
(2)冷却管を付けた三ッ口フラスコに、2−(2−アミノ−3,4−ジオキソ−シクロブテ−1−エニル)−4−ペンチルチオフェン4.1部と酢酸コバルト・4水和物4.0部を入れ、そこにTHF100部を入れ、60℃にて4時間加熱撹拌した。反応後、室温まで冷却し、析出した固体を減圧ろ過にて濾取した。水で洗浄後、減圧乾燥して2−(2−アミノ−3,4−ジオキソ−シクロブテ−1−エニル)−4−ペンチルチオフェン−コバルト錯体6.7部を得た。
(実施例6)
実施例5で3−ブチルチオフェンを出発原料として用いた2−(2−ブトキシ−3,4−ジオキソ−シクロブテ−1−エニル)−4−ペンチルチオフェン6.0部に代えて、同じモル数の表1に示した3−トリフルオロメチルピロール及びニッケル塩を用いた以外は、実施例5と同様にして表1に記載の含金属スクアリリウム化合物を得た
(実施例7)
(1)窒素雰囲気下、冷却管を付けた三ッ口フラスコに、3,4−エチルピロールを出発原料として、実施例5と同様の操作によって得た2−(2−アミノ−3,4−ジオキソ−シクロブテ−1−エニル)−3,4−ジエチルピロール8.0部とトリフルオロメタンスルホン酸無水物10.3部を入れ、70℃にて5時間加熱撹拌した。反応後、室温まで冷却し、析出した固体を減圧ろ過にて濾取した。水で洗浄後、減圧乾燥して化合物(33)であるN−〔2−(3,4−ジエチル−1H−ピロール−2−イル−3,4−ジオキソ−シクロブテ−1−エニル)−C,C,C−トリフルオロメタンスルホンアミド6.5部を得た。
(2)冷却管を付けた三ッ口フラスコに、N−〔2−(3,4−ジエチル−1H−ピロール−2−イル−3,4−ジオキソ−シクロブテ−1−エニル)−C,C,C−トリフルオロメタンスルホンアミド6.5部と酢酸亜鉛・2水和物4.2部を入れ、そこにTHF80部を入れ、60℃にて3時間加熱撹拌した。反応後、室温まで冷却し、析出した固体を減圧ろ過にて濾取した。水で洗浄後、減圧乾燥してN−〔2−(3,4−ジエチル−1H−ピロール−2−イル−3,4−ジオキソ−シクロブテ−1−エニル)−C,C,C−トリフルオロメタンスルホンアミド−亜鉛錯体10.7部を得た。
実施例1〜7で使用した複素環化合物及び金属塩から作成した含金属スクアリリウム化合物を表1に示す。
Figure 2006291029
(化合物の物性)
実施例1で得た含金属スクアリリウム化合物のアセトン中での極大吸収波長(以下、「λmax」と略記する)を測定した結果(日立ハイテクノロジーズ、U−3500)350nmであり、λmaxにおけるモル吸光係数(以下、「ε」と略記する)は8.2×10−1cm−1であった。示差熱分析(セイコーインスツルメンツ、TG/DTA6300)の結果、分解点287℃であった。得られた含金属スクアリリウム化合物をテトラフルオロペンタノールに溶解し、2質量%にし、平坦なポリカーボネート製円盤上にスピンコート法により薄膜を形成した。この塗布膜の吸収スペクトルを透過法により測定した結果、図2に示す通りであり、λmaxは363nmであった。なお参考として透過法により測定した溶液の吸収スペクトルを図1に示す。
同様にして測定した実施例1〜7の結果を表2に示す。なおこれらの実施例では、金属:スクアリリウム=1:2で配位していると仮定してεを算出した。
(比較例1、2)
比較例として、表1に示した、実施例1及び実施例5で得た金属錯塩化前のスクアリリウム化合物の特性を実施例と同様にして測定し、結果を表2に示した。
Figure 2006291029
表2に示すように、本発明の実施例1〜7の含金属スクアリリウム化合物は350〜500nmの波長領域に光吸収を持ち、かつ、高いモル吸光係数を有しているが、比較例1及び比較例2ではモル吸光係数が小さい結果となった。
(塗布膜の耐光性試験)
前述の実施例1〜8及び比較例1及び2の塗布膜を500Wキセノンランプ、40℃雰囲気下で所定時間照射した。λmaxにおける初期の吸光度を100%とし、所定時間後の吸光度の百分率を色素残存率として算出した。これらの結果を表3に示す。
Figure 2006291029
表3に示すように、本発明の実施例1〜8の塗布膜は照射8時間経過後も色素残存率が80%を越える高い耐光性を有しているが、比較例1及び比較例2は照射1時間経過後で色素残存率が最大12.7%とスクアリリウム化合物が変化し、耐光性を維持することできない結果となった。
実施例1の溶液のUV−Vis吸収スペクトル 実施例1の塗布膜のUV−Vis吸収スペクトル

Claims (4)

  1. 下記一般式(A)または一般式(B)で示されるスクアリリウム化合物と金属塩または金属イオンからなることを特徴とする含金属スクアリリウム化合物。
    Figure 2006291029
    (式中、Rは水酸基、アミノ基、スルホンアミド基を表し、R、R、Rは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、もしくはヒドロキシ基、シアノ基、ニトロ基、スルホ基、又は置換されていてもよい直鎖又は分岐のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、フェニルアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリール基、ヘテロ環、アシル基、もしくはアルコキシカルボニル基を示し(RとR、又はRとRは連結して環を形成してもよい)、XはO、S、N−R(Rは水素原子、置換されていてもよい直鎖又は分岐のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、フェニルアルキル基、アリール基、アシル基、スルホニル基、アルコキシカルボニル基、アルキルスルホン酸基を表す。)。)
    Figure 2006291029
    (式中、Rは水酸基、アミノ基、スルホンアミド基を表し、R、R、Rは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、もしくはヒドロキシ基、シアノ基、ニトロ基、スルホ基、又は置換されていてもよい直鎖又は分岐のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、フェニルアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリール基、ヘテロ環、アシル基、もしくはアルコキシカルボニル基を示し(RとRは連結して環を形成してもよい)、XはO、S、N−R(Rは水素原子、置換されていてもよい直鎖又は分岐のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、フェニルアルキル基、アリール基、アシル基、スルホニル基、アルコキシカルボニル基、アルキルスルホン酸基を表す)。)
  2. 請求項1に記載の含金属スクアリリウム化合物において、前記金属がNi、Co、Zn、Cu、Pt、Ti、Al、V、Mn、Fe、Mo、W、Sn、Ru、Cr、Pbから成る群から選択された少なくとも1種の金属であることを特徴とする含金属スクアリリウム化合物。
  3. 基板上に、レーザー光による情報の書き込み及び/または読みとりが可能な記録層が形成された光学記録媒体において、該記録層が請求項1から2に記載の含金属スクアリリウム化合物を少なくとも1種含有することを特徴とする光学記録媒体。
  4. 波長350nm〜500nmの波長領域から選ばれたレーザー光により情報の記録及び/または再生することを特徴とする請求項3に記載の光学記録媒体。
JP2005113456A 2005-04-11 2005-04-11 含金属スクアリリウム化合物を用いた光学記録媒体 Expired - Fee Related JP4789137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005113456A JP4789137B2 (ja) 2005-04-11 2005-04-11 含金属スクアリリウム化合物を用いた光学記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005113456A JP4789137B2 (ja) 2005-04-11 2005-04-11 含金属スクアリリウム化合物を用いた光学記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006291029A true JP2006291029A (ja) 2006-10-26
JP4789137B2 JP4789137B2 (ja) 2011-10-12

Family

ID=37411947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005113456A Expired - Fee Related JP4789137B2 (ja) 2005-04-11 2005-04-11 含金属スクアリリウム化合物を用いた光学記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4789137B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007001104A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Adeka Corp 光学記録材料

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04134061A (ja) * 1990-09-21 1992-05-07 Mitsubishi Cable Ind Ltd シクロブテン誘導体、その製造法及びその用途
JPH05117218A (ja) * 1991-10-22 1993-05-14 Mitsubishi Cable Ind Ltd シクロブテン誘導体、その製造法及びその用途
JP2000251958A (ja) * 1998-12-28 2000-09-14 Fuji Photo Film Co Ltd 光電変換素子および光電気化学電池
JP2004099711A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Sumitomo Chem Co Ltd 非対称スクアリリウム化合物、及びそれを用いた映像表示機器用フィルター
JP2004264805A (ja) * 2002-06-10 2004-09-24 Mitsubishi Chemicals Corp 電子ディスプレイ用フィルター及び該フィルターを用いた電子ディスプレイ装置
WO2005059608A1 (ja) * 2003-12-18 2005-06-30 Kyowa Hakko Chemical Co., Ltd. 電子ディスプレイ装置用フィルター
WO2006038685A1 (ja) * 2004-10-07 2006-04-13 Kyowa Hakko Chemical Co., Ltd. 電子ディスプレイ装置用フィルター
JP2006160618A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Mitsubishi Chemicals Corp スクアリリウム系化合物、色素及び光学フィルター

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04134061A (ja) * 1990-09-21 1992-05-07 Mitsubishi Cable Ind Ltd シクロブテン誘導体、その製造法及びその用途
JPH05117218A (ja) * 1991-10-22 1993-05-14 Mitsubishi Cable Ind Ltd シクロブテン誘導体、その製造法及びその用途
JP2000251958A (ja) * 1998-12-28 2000-09-14 Fuji Photo Film Co Ltd 光電変換素子および光電気化学電池
JP2004264805A (ja) * 2002-06-10 2004-09-24 Mitsubishi Chemicals Corp 電子ディスプレイ用フィルター及び該フィルターを用いた電子ディスプレイ装置
JP2004099711A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Sumitomo Chem Co Ltd 非対称スクアリリウム化合物、及びそれを用いた映像表示機器用フィルター
WO2005059608A1 (ja) * 2003-12-18 2005-06-30 Kyowa Hakko Chemical Co., Ltd. 電子ディスプレイ装置用フィルター
WO2006038685A1 (ja) * 2004-10-07 2006-04-13 Kyowa Hakko Chemical Co., Ltd. 電子ディスプレイ装置用フィルター
JP2006160618A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Mitsubishi Chemicals Corp スクアリリウム系化合物、色素及び光学フィルター

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007001104A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Adeka Corp 光学記録材料
JP4488963B2 (ja) * 2005-06-23 2010-06-23 株式会社Adeka 光学記録材料

Also Published As

Publication number Publication date
JP4789137B2 (ja) 2011-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1869674B1 (en) Basic yellow dyes as dye component for optical data recording media
JP4065403B2 (ja) 金属錯体型スクアリリウム化合物およびそれを用いた光記録媒体
JP4178783B2 (ja) 光学記録媒体
JP2004244342A (ja) スクアリリウム金属キレート化合物および光記録媒体
JP4605773B2 (ja) 含金属スクアリリウム化合物及び該化合物を用いた光学記録媒体
JP4137691B2 (ja) 光記録媒体
JP4789137B2 (ja) 含金属スクアリリウム化合物を用いた光学記録媒体
JP4737599B2 (ja) 含金属スクアリリウム化合物及び該化合物を用いた光学記録媒体
JP4817286B2 (ja) 含金属スクアリリウム化合物及び該化合物を用いた光学記録媒体
JP2010229374A (ja) スクアリリウム骨格を有する化合物及び該化合物を用いた光学記録媒体
JP4678737B2 (ja) 含金属スクアリリウム化合物及び該化合物を用いた光学記録媒体
JP5088861B2 (ja) スクアリリウム化合物金属錯体及びそれを用いた光学記録媒体
JP5088857B2 (ja) 非対称スクアリリウム化合物金属錯体およびそれを用いた光学記録媒体
JP2006264241A (ja) 光記録媒体とこれを用いた光記録方法および光記録装置
JP4093807B2 (ja) 光学記録材料
US20090135706A1 (en) Optical recording medium, and optical recording method and optical recording apparatus thereof
JP4190352B2 (ja) 光学記録材料
WO2006103254A1 (en) Betaines of squaric acid for use in optical layers for optical data recording
JP2006089646A (ja) ジメチン化合物及び該化合物を用いた光学記録媒体
JP3739722B2 (ja) 光記録媒体、これを用いる光記録方法及び光記録装置
JP4250021B2 (ja) 光記録媒体、これを用いる光記録方法及び光記録装置
WO2006082229A2 (en) Cationic antipyrine based azo metal complex dyes for use in optical layers for optical data recording
JP4557286B2 (ja) スクワリリウム化合物及び該スクワリリウム化合物を含有する光学記録媒体
JP3866493B2 (ja) 光記録媒体
JP2006264242A (ja) 光記録媒体とこれを用いた光記録方法および光記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110627

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110713

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110713

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4789137

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees