JP2006290795A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪への施術中にヌルつきやベタつきを与えることなく、毛髪に塗布してから濯ぎ時に亘って、充分な滑らかさや柔らかさを与え、更にはダメージヘアにも滑らかでまとまり及びつやのある仕上がり感を付与できる毛髪化粧料の提供。
【解決手段】(a)エーテルアミン(I)及び(b)アミドアミン(II)を含有し、(a)/(b)(重量比)が10/1〜1/10である毛髪化粧料。
Figure 2006290795

[式中、R1,R2及びR3はC6-24のアルキル基又はアルケニル基等を示す。]
Figure 2006290795

[式中、R4COは脂肪酸残基を示す。]
【選択図】 なし

Description

本発明は、アミドアミンを含有し、毛髪に塗布してから洗い流す濯ぎ時に亘って、充分な滑らかさや柔らかさを与え、更にはダメージヘアにも滑らかでまとまり及びつやのある仕上がり感を付与できる毛髪化粧料に関する。
シャンプー後の毛髪の感触を向上させるためにリンス、コンディショナー、トリートメント等の毛髪化粧料が使用されている。これらの毛髪化粧料には毛髪の感触を良好にするために、主成分として第4級アンモニウム塩が配合されており、更に効果感を上げるためにセタノール等の脂肪族アルコールや油剤等を配合し、ゲル状に乳化させた剤形が主に使用されている。しかしながら、これらは毛髪に充分な滑らか感としっとり感を付与するとは言えない。
近年、特定のアミドアミン化合物又はその酸塩が、毛髪に滑らか感や柔軟性を付与出来ることが見いだされ、アミドアミン化合物又はその酸塩を配合した毛髪化粧料が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
また、上記アミドアミン化合物又はその塩は、安全性が高く皮膚等に対して温和な作用を示す毛髪化粧料を提供できることも知られている(例えば、特許文献4及び非特許文献1)。このような特定のアミドアミンとしてステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドが広く知られているが、脂肪族アルコールや油剤を配合した場合のゲル形成性に課題があり、また毛髪に付与される滑らか感やしっとり感は満足できるものではなかった。
更に、分子内にエーテル基を有する第3級アミン又はその塩を含有する毛髪用コンディショニング剤が提案されている(特許文献5)。このコンディショニング剤は、毛髪に対して湿潤時から乾燥後まで良好な柔軟性及び滑り性を付与できるが、一部毛髪への施術中に、毛髪や身体のヌルつき/ベタつきを感じるケースがあるなど、使用感に関しては決して満足できるものではなかった。
特開平5−271035号公報 特開平5−271036号公報 国際公開第2004/030646号パンフレット 特開平11−79947号公報 特開2004−2261号公報 FRAGRANSE JOURNAL, 24(12), 106-111(1996)
本発明の課題は、毛髪への施術中にヌルつきやベタつきといった不利益を与えることなく、毛髪に塗布してから洗い流す濯ぎ時に亘って、充分な滑らかさや柔らかさを与え、更にはダメージヘアにも滑らかでまとまり及びつやのある仕上がり感を付与でき、且つ安全性が高く皮膚等に対して温和な作用を示す毛髪化粧料を提供することにある。
本発明者は、特定の長さの炭化水素鎖長を有するアミドアミンと分子内にエーテル基を有するエーテルアミンを併用することで、毛髪や身体に対するヌルつきやベタつきを抑えながら、毛髪に塗布してから洗い流す濯ぎ時に亘って、充分な滑らかさや柔らかさを与え、更にはダメージヘアにも滑らかでまとまり及びつやのある仕上がり感を付与できることを見出した。
すなわち、本発明は、次の(a)成分及び(b)成分を含有し、(a)成分と(b)成分の重量比(a)/(b)が10/1〜1/10である毛髪化粧料を提供する。
(a)一般式(I)で表されるエーテルアミン(以下エーテルアミン(I)という)
Figure 2006290795
[式中、R1は炭素数6〜24の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基、R2及びR3は、同一又は異なって、炭素数1〜6のアルキル基、又は−(AO)mH(Aは炭素数2〜4のアルキレン基、mは1〜6の数を示し、m個のAは同一でも異なっても良く、その配列は任意である)を示す。]
(b)一般式(II)で表されるアミドアミン(以下アミドアミン(II)という)
Figure 2006290795
[式中、R4COは全脂肪酸残基中、炭素数20以上の脂肪酸残基の割合が60重量%以上、炭素数20の脂肪酸残基の割合が3重量%以上、及び炭素数22の脂肪酸残基の割合が50〜95重量%である脂肪酸残基を示す。]
本発明の毛髪化粧料は、毛髪や身体に対するヌルつきやベタつきを抑えながら、毛髪に塗布してから洗い流す濯ぎ時に亘って、充分な滑らかさや柔らかさを与え、更にはダメージヘアにも滑らかでまとまり及びつやのある仕上がり感を付与することができる。
本発明で用いられる(a)成分のエーテルアミン(I)において、R1は炭素数6〜24の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基であり、湿潤時から乾燥後まで良好な柔軟性及び滑り性を付与でき、乾燥後の滑り性に優れるという観点から、炭素数12〜24、更に炭素数14〜22の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基が好ましく、特にアルキル基であることが好ましい。
2及びR3はそれぞれ独立に、炭素数1〜6のアルキル基、又は−(AO)mH(A及びmは前記の意味を示す)であり、湿潤時から乾燥後まで良好な柔軟性及び滑り性を付与でき、乾燥後の滑り性に優れるという観点から、炭素数1〜6のアルキル基又は−(CH2CH2O)nH(nは1〜3、特に1が好ましい)が好ましく、更に炭素数1〜6のアルキル基が好ましく、その中でもメチル基、エチル基が特に好ましい。
本発明に用いられる(b)成分のアミドアミン(II)において、R4COで示される脂肪酸残基の組成は、全脂肪酸残基中、炭素数20以上の脂肪酸残基の割合が60重量%以上、炭素数20の脂肪酸残基の割合が3重量%以上、炭素数22の脂肪酸残基の割合が50〜95重量%であり、湿潤時から乾燥後まで良好な柔軟性及び滑り性を付与でき、特に乾燥後の滑り性に優れるという観点から、炭素数20以上の脂肪酸残基の割合は好ましくは75重量%以上、更に好ましくは90重量%以上で、炭素数20の脂肪酸残基の割合は好ましくは4重量%以上、更に好ましくは5重量%以上で、炭素数22の脂肪酸残基の割合は好ましくは55〜95重量%、更に好ましくはは70〜95重量%、特に好ましくは80〜95重量%である。なお、本発明において、脂肪酸残基はR4COの部位を意味する。
本発明の毛髪化粧料中、(a)成分と(b)成分の合計含有量は、毛髪に良好な感触を与え、また製品安定性の観点から0.01〜20重量%が好ましく、0.1〜15重量%が更に好ましく、特に0.1〜10重量%が好ましい。また、本発明の毛髪化粧料中の(a)成分、(b)成分の含有量は、それぞれ0.1〜10重量%、更に0.1〜5重量%、特に0.5〜3重量%であることが好ましい。更に、本発明の毛髪化粧料中の(a)成分と(b)成分の重量比率(a)/(b)は、10/1〜1/10であるが、毛髪に施術中の毛髪や身体への不快なヌルつきやベタつきを軽減させるという観点から、7/1〜1/7が好ましい。
本発明の毛髪化粧料は、有機酸(以下(c)成分という)を含有することができる。有機酸としては、炭素数10以下の有機酸が好ましく、例えばアルキルリン酸、アルキルスルホン酸、アルキル硫酸等の炭素数10以下の短鎖アルキル基を有する酸、L−グルタミン酸、L−アスパラギン酸等の酸性アミノ酸;ピログルタミン酸;安息香酸、p−トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸等の芳香族酸;ヒドロキシ酸等が挙げられる。ヒドロキシ酸としては、グリコール酸、乳酸、グリセリン酸、グルコン酸、パントテン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等が挙げられる。中でも毛髪に対する保湿及び柔軟化効果をもたらすという観点から、酸性アミノ酸、ピログルタミン酸、ヒドロキシ酸が好ましく、その中でも特にヒドロキシ酸が好ましい。
本発明の毛髪化粧料中の(c)成分の含有量は、0.1〜10重量%が好ましく、特に0.1〜5重量%が好ましい。また、カラーリングやドライヤー乾燥等による毛髪損傷(毛髪内部の空洞)の修復・抑止効果に優れるという観点から、(c)成分の含有量は、(a)成分と(b)成分の合計量に対して、0.5〜10モル倍が好ましく、1.5〜10モル倍が更に好ましく、1.5〜5モル倍が特に好ましい。
本発明の毛髪化粧料を毛髪に適用する際のpH(25℃での毛髪化粧料5重量%水溶液としてのpH)は、毛髪の良好な感触、また製品の安定性の観点から、2〜7が好ましく、更に2〜6、特に2〜5が好ましい。pH調整剤としては、有機酸として記載されている成分のほか、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、塩化アンモニウム等の塩基を用いてもよい。
また、本発明の毛髪化粧料は、炭素数8〜30の脂肪族アルコールを含有することができる。このうち、毛髪へ塗布する際の指通り性や滑らかさの観点から、炭素数10〜26の直鎖アルキル基もしくはアルケニル基、分岐鎖のアルキル基を有する脂肪族アルコールが更に好ましい。特に、炭素数10〜26の直鎖アルコールが好ましく、例えばセチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール等が挙げられ、特に、ステアリルアルコールが好ましい。これら脂肪族アルコールは、2種以上を併用してもよい。
本発明の毛髪化粧料中の脂肪族アルコールの含有量は0.1〜20重量%、更に0.1〜15重量%、特に0.5〜10重量%が好ましい。
本発明の毛髪化粧料は、更に、有機溶剤を含有することにより、塗布/濯ぎ時の滑らかさ、滑り感を向上させ、更には乾燥後の毛髪に柔らかさを付与し、かつ、カラーリングやドライヤー乾燥等による毛髪損傷(毛髪内部の空洞)を修復し、また抑止することができる。
有機溶剤としては、次の(1)〜(5)から選ばれる有機溶剤が挙げられる。
(1) 一般式(III)で表される化合物
Figure 2006290795
〔式中、R5は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、又は基R6−Ph−R7−(R6;水素原子、メチル基又はメトキシ基,R7;結合手又は炭素数1〜3の飽和若しくは不飽和の二価の炭化水素基,Ph;パラフェニレン基)を示し、Y及びZはそれぞれ独立に水素原子又は水酸基を示し、p、q及びrはそれぞれ独立に0〜5の整数を示す。ただし、p=q=0であるときは、Zは水酸基であり、またR5は水素原子及び基R6−Ph−のいずれでもない。〕
(2) 窒素原子に炭素数1〜18のアルキル基が結合したN−アルキルピロリドン
(3) アルキレン基の炭素数2〜4のアルキレンカーボネート
(4) 分子量200〜5000のポリプロピレングリコール
(5) 一般式(IV)、(V)又は(VI)で表されるラクトン又は環状ケトン
Figure 2006290795
〔式中、Xはメチレン基又は酸素原子を示し、R8及びR9は相異なる置換基を示し、s及びtは0又は1を示す。〕
(1)としては、例えばp=q=0でかつZが水酸基ものとして、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、ブタノール、イソブタノール等の一価のアルコール類が挙げられる。また、基R6−Ph−R7−を有するものとして、ベンジルアルコール、シンナミルアルコール、フェネチルアルコール、p−アニシルアルコール、p−メチルベンジルアルコール、フェノキシエタノール、2−ベンジルオキシエタノール等の芳香族アルコール類が挙げられる。さらに、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、グリセリン等の多価アルコール類、メチルカルビトール、エチルカルビトール、プロピルカルビトール、ブチルカルビトール、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
(2)としては、N−メチルピロリドン、N−オクチルピロリドン、N−ラウリルピロリドン等が挙げられる。
(3)としては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等が挙げられる。
(4)のポリプロピレングリコールとしては、分子量200〜1000のものが好ましい。
(5)において、一般式(IV)〜(VI)中のR8及びR9としては、直鎖、分岐鎖又は環状のアルキル基、水酸基、スルホン酸基、リン酸基、カルボキシ基、フェニル基、スルホアルキル基、リン酸アルキル基、カルボキシアルキル基等が好ましく、なかでもγ−ラクトンの場合にはγ位、δ−ラクトンの場合にはδ位(すなわちヘテロ酸素原子の隣接メチレン)に置換した、炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基等が好ましい。また、一般式(IV)〜(VI)で表される化合物の水溶性を増大させたい場合には、R8又はR9としてスルホン酸基、リン酸基、カルボキシ基等の酸性基やこれらが置換したアルキル基を有するのが好ましい。(5)のうち、ラクトンとしては、γ−ブチロラクトン、γ−カプロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−バレロラクトン、δ−カプロラクトン、δ−ヘプタノラクトン等が挙げられるが、ラクトンの安定性の点から、γ−ラクトン、特にγ−ブチロラクトン、γ−カプロラクトンが好ましい。環状ケトンとしては、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、シクロヘプタノン、4−メチルシクロヘプタノン等が挙げられる。
これらの有機溶剤のうち、特に(1)の芳香族アルコール、多価アルコール、(3)のアルキレンカーボネート、(4)のポリプロピレングリコールが好ましい。これらの有機溶剤は2種類以上を併用してもよい。
本発明の毛髪化粧料中の有機溶剤の含有量は、剤の吸着性や、毛髪への弾力性付与の点から、0.1〜20重量%、特に0.1〜10重量%が好ましい。
本発明の毛髪化粧料は、乾燥後のさらさらした滑り感や柔軟性、或いは光沢性を付与するなど毛髪保護効果を高める目的で、高級アルコール以外の油性成分を含有することができる。油性成分としては、シリコーン類やエステル油のほかに、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸等の高級脂肪酸、流動パラフィン、流動イソパラフィン、シクロパラフィン、ワセリン、スクワレン、スクワラン等の炭化水素油、ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ等のロウ類等が挙げられる。
シリコーン類とは、シリコーンゴム、シリコーン油、官能基変性シリコーン等を含み、例えば以下の(i)〜(viii)等のシリコーンが挙げられる。
(i)高重合ジメチルポリシロキサン;
例えば、BY11−026、BY22−19(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株))、FZ−3125(日本ユニカー(株))等が挙げられる。
高重合ジメチルポリシロキサンは、液状油(例えば、下記ジメチルポリシロキサンオイル、環状シリコーン等の液状シリコーン油、またイソパラフィン等の液状炭化水素油)に溶解又は分散したものも使用することができる。
(ii)一般式(VII)で表されるジメチルポリシロキサンオイル:
Figure 2006290795
(式中、aは0〜650の整数を示す。)
具体的には、SH200Cシリーズ、粘度1cs、50cs、200cs、1000cs、5000cs(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株))等の市販品が含まれる。
(iii)一般式(VIII)で表される環状シリコーン;
Figure 2006290795
(式中、bは3〜7の整数を示す)
具体的にはオクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等が挙げられる。また、市販品としては、SH244やSH245(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株))が挙げられる。
(iv)一般式(IX)で表されるアミノ変性シリコーン;
Figure 2006290795
[式中、R10はメチル基、R11はR12と同一の基又はメチル基又は水酸基を示し、R12は−R13−W(ここでR13は炭素数3〜6の2価炭化水素基、Wは1〜3級アミノ基含有基又はアンモニウム基含有基を示す。)で表される反応性官能基を示し、c及びdはそれぞれ正の整数で、c+dは分子量に依存する。好ましい平均分子量は3000〜100000である。]
例えば、SS−3551、SF8452C、DC8500、DC929(以上東レ・ダウコーニング・シリコーン(株))、KT 1989(GE東芝社)が挙げられる。アミノ変性シリコーンを水性乳濁液として用いる場合、該水性乳濁液中に含まれるアミノ変性シリコーンの量は20〜60重量%が好ましく、30〜50重量%が更に好ましい。好ましいアミノ変性シリコーン水性乳濁液としては、SM8704C(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株))等が挙げられる。
(v)ポリエーテル変性シリコーン;
例えば、SH3771M(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株))、SILSOFT A−843、SILSOFT SHINE(ともに日本ユニカー(株))等が挙げられる。
(vi)フッ素変性シリコーン
(vii)アルキル変性シリコーン
(viii)アミノ変性シロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体
一般式(X)で表される共重合体が好ましく、例えばFZ−3789(日本ユニカー(株))等が挙げられる。
Figure 2006290795
[式中、R13は水素原子又は炭素数1〜6の1価の炭化水素基を示し、R14はR13と同一の基又はEのいずれかを示し、Eは−R15−G(ここでR15は直接結合手又は炭素数1〜20の2価の炭化水素基を示し、Gは1〜3級アミノ基含有基又はアンモニウム基含有基を示す。)で表される反応性官能基を示し、eは2以上の数を示し、fは1以上の数を示し、jは2〜10の数を示し、g個のjは同一でも異なっていてもよく、gは4以上の数を示し、hは2以上の数を示し、Dは炭素−珪素原子によって隣接珪素原子に、酸素原子によってポリオキシアルキレンブロック鎖に結合している2価の有機基を示す。なお、複数個のR13、R14及びEは同一でも異なっていても良い。]
これらシリコーン類のうち、(i)高重合ジメチルポリシロキサン、(ii)ジメチルポリシロキサンオイル、(iii)環状シリコーン、(iv)アミノ変性シリコーン、(viii)アミノ変性シロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体、或いはそれらの混合物が好ましく、その中でも(iv)アミノ変性シリコーン、(viii)アミノ変性シロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体が特に好ましい。
シリコーン類は、2種類以上を併用してもよい。シリコーン類の含有量は、毛髪に良好な感触を与える点で、毛髪化粧料中0.1〜20重量%、更に0.5〜10重量%、特に1.0〜5重量%が好ましい。
エステル油としては、モノエステル油、又は分子内に2以上のエステル結合を有するエステル油、油脂類の1種又は2種以上の混合物が好ましい。かかるエステル油としては、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、アボガド油、ヒマシ油、サフラワー油、ホホバ油、ヒマワリ油、ナタネ油、ゴマ油、大豆油、メドウフォーム油、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミルスチン酸ミリスチル、パルミチン酸オクチル、ステアリン酸ステアリル、ステアリン酸イソセチル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ステアリン酸硬化ヒマシ油、ヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジイソステアリン酸ジグリセリル、ジペンタエリスリトールとヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸等の混合脂肪酸とのエステルなどが挙げられる。
これらは2種以上を併用しても良い。エステル油の含有量は、毛髪化粧料中0.1〜20重量%が好ましく、0.1〜5重量%が更に好ましく、0.1〜2重量%が特に好ましい。
本発明の毛髪化粧料中の高級アルコール以外の油性成分の含有量は、毛髪に良好な感触を与える点で0.1〜20重量%が好ましく、更に0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量%が好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、更に毛髪補修成分、界面活性剤、水等を配合することができる。毛髪補修成分とは、毛髪の補修効果を有する化合物であり、アミノ酸又はアミノ酸誘導体、ビタミン類、スフィンゴシン類、セラミド類が好ましい。
アミノ酸としては、アルギニン、リジン、ヒスチジン、プロリン、システイン、メチオニン、セリン、スレオニン、チロシン、グルタミン、イソロイシン等を挙げることができる。特に好ましいのはアルギニン、リジンである。アミノ酸誘導体としては、トリメチルグリシンの他、アシル化されたアミノ酸、アシルアルキルアミノ酸、ジペプチド及びトリペプチド等のペプチド類等があげられる。更に、ケラチン、エラスチン、コラーゲン、ラクトフェリン、カゼイン、α(β)−ラクトアルブミン、グロブリン類、卵白アルブミン等の動物由来のタンパク質やこれらの加水分解物、小麦、麦芽、大豆、シルク等の植物由来のタンパク質やこれらの加水分解物も含まれる。なかでもケラチン、エラスチン、コラーゲン、カゼイン及びこれらの加水分解物、小麦タンパク質、大豆タンパク質、シルクタンパク質及びこれらの加水分解物が好ましい。本発明においては、これらのアミノ酸及びアミノ酸誘導体は、単独でまたは2種以上組み合わせて使用される。またその含有量は、本発明の毛髪化粧料全量に対して、0.01〜7重量%、特に0.05〜2重量%が好ましい。
ビタミン類としては、酢酸トコフェロール、アスコルビン酸、ビタミンB1、ビタミンB5、ビタミンD、ビタミンA、ニコチン酸アミド、パンテノール、パントテニルエチルエーテル等が挙げられ、中でも酢酸トコフェロール、パンテノール、パントテニルエチルエーテルが好ましい。ビタミン類を含有させる場合、その配合量は、本発明の毛髪化粧料全量に対して、0.01〜2重量%が好ましく、0.05〜1重量%が特に好ましい。
スフィンゴシン類としては、ジヒドロスフィンゴシン、フィトスフィンゴシン等が挙げられる。セラミド類としては、合成により又は天然物からの抽出により得られるN−アシル化スフィンゴシン類、N−アシル化フィトスフィンゴシン類、N−アシル化ジヒドロスフィンゴシン類等が挙げられる。スフィンゴシン、ジヒドロスフィンゴシン、フィトスフィンゴシンにアシル置換されている置換基は、炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基であり、当該基の水素原子の1〜5個が水酸基により置換されていてもよい。具体的には、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド1A、セラミド6II、ヒドロキシカプロイルフィトスフィンゴシンのほか、スフィンゴリピッドEX(特開平11−209248号公報)、スフィンゴリピッドE(特公平01−042934号公報)等の合成擬似セラミドも使用できる。スフィンゴシン類及びセラミド類は、1種以上を使用することができ、その含有量は毛髪化粧料全量に対して、0.01〜5重量%、更に0.05〜2重量%、特に0.1〜1重量%が好ましい。
本発明に用いられる界面活性剤としては、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、一般式(XI)で表される化合物が好ましい。
Figure 2006290795
〔式中、R16及びR17は各々独立して水素原子、炭素数1〜28のアルキル基又はベンジル基を示すが、同時に水素原子又はベンジル基となる場合を除く。An-はアニオンを示す。〕
ここでR16、R17がアルキル基である場合は、炭素数16〜24、特に22のものが好ましく、また直鎖アルキル基であるのが好ましい。アニオンAn-としては、塩化物イオン、臭化物イオン等のハロゲン化物イオン、エチル硫酸イオン、炭酸メチルイオン等の有機アニオン等が挙げられ、ハロゲン化物イオン、特に塩化物イオンが好ましい。カチオン性界面活性剤としては、モノ長鎖四級アンモニウム塩が好ましく、具体的には、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化アラキルトリメチルアンモニウム等が挙げられ、特に塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムが好ましい。
非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレンソルビット脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシアルキレン(硬化)ヒマシ油類、ショ糖脂肪酸エステル類、ポリグリセリンアルキルエーテル類、ポリグリセリン脂肪酸エステル類、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルグリコシド類等が挙げられる。
このうち、アルキルグリコシド類、ポリオキシアルキレン(C8〜C20)脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、脂肪酸アルカノールアミドが好ましい。脂肪酸アルカノールアミドとしては、炭素数8〜18、特に炭素数10〜16のアシル基を有するものが好ましい。また、脂肪酸アルカノールアミドとしては、モノアルカノールアミド、ジアルカノールアミドのいずれでもよく、炭素数2〜3のヒドロキシアルキル基を有するものが好ましく、例えばオレイン酸ジエタノールアミド、パーム核油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ラウリン酸イソプロパノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド等が挙げられる
アニオン性界面活性剤としては、硫酸系、スルホン酸系及びカルボン酸系のものが挙げられる。具体的には、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸アルキルエステル塩、ポリオキシアルキレンスルホコハク酸アルキルエステル塩、アルカンスルホン酸塩、高級脂肪酸塩等が挙げられる。両性界面活性剤としては、ベタイン系界面活性剤等が挙げられる。このうち、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタイン等のベタイン系界面活性剤がより好ましく、脂肪酸アミドプロピルベタインが特に好ましい。脂肪酸アミドプロピルベタインは、炭素数8〜18、特に炭素数10〜16のアシル基を有するものが好ましく、特にラウリン酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等が好ましい。
界面活性剤の含有量は毛髪化粧料全量に対して、0.05〜20重量%、更に0.1〜10重量%、特に0.1〜5重量%が好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、上記成分のほか、通常の毛髪化粧料に用いられる成分を配合することができる。例えば、カチオン化セルロース、ヒドロキシ化セルロース、高重合ポリエチレンオキサイド等の高分子化合物;ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム等の抗フケ剤;パール化剤;液晶形成剤;ユーカリの極性溶媒抽出物、オタネニンジン抽出物、米胚芽抽出物、ヒバマタ抽出物、アロエ抽出物、月桃葉抽出物、クロレラ抽出物等のエキス類;キレート剤;紫外線吸収剤;酸化防止剤;防腐剤;着色剤;香料等を配合することもできる。
本発明の毛髪化粧料は、水溶液、エタノール溶液、エマルション、サスペンション、ゲル、液晶、エアゾール等の所望の剤型にすることができる。
本発明の毛髪化粧料は、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアクリーム、リーブオントリートメント等に用いることができる。本発明の毛髪化粧料は、常法により製造することができる。
以下、%で示すものはすべて重量%である。
製造例1:エーテルアミン(I)の調製例
ステアリルアルコール(花王(株)カルコール8098)に、水酸化カリウム触媒下、アクリロニトリルを反応させ、ステアロキシプロピオニトリルとした後、ラネーニッケル触媒を用いて水素化することにより、ステアロキシプロピルアミンを得た。更にこのステアロキシプロピルアミンにパラジウム炭素触媒存在下、3級化剤(ホルムアルデヒドと水素)を反応させて、ステアロキシプロピルジメチルアミンを得た。純度は90%で、その他成分として、未反応原料のステアリルアルコールや、ステアロキシプロピルアミン、ジステアロキシプロピルメチルアミン、水分などを含む。
製造例2:アミドアミン(II)の調製例
ベヘン酸(花王(株)ルナックBA)とジメチルアミノプロピルアミンを原料にアミド化反応して、ベヘン酸ジメチルアミノプロピルアミドを得た。純度は98%で、その他成分として、未反応原料のベヘン酸、アミン、水分などを含む。脂肪酸残基(R4CO)の組成は、C1735CO/C1939CO/C2143CO/C2347CO=1%/9%/88%/2%であった。
実施例1〜7及び比較例1〜3
表1に示す組成の毛髪化粧料(ヘアコンディショナー)を以下の方法で調製し、以下の方法で粘度を測定し、以下の方法で官能評価を行った。結果を表1に示す。
<調製方法>
1)100mlのビーカーにイオン交換水、酸以外の成分を、最終製造量が300gとなる所要量を入れ70℃に加熱して、均一に溶解させた。
2)500mlのビーカーにイオン交換水、酸を最終製造量が300gとなる所要量を入れ、55℃に加熱し、1)で得た混合物を添加して乳化して、ヘアコンディショナーを調製した。
<粘度測定方法>
粘度は、東機産業(株)のVISCOMETER TV−10を用い、30℃にて測定した。
<官能評価法>
毛髪束(パーマネントウェーブ処理を1回行った日本人女性毛髪20g、20cm)をシャンプー3gを用いて洗浄した。このシャンプー組成は、ポリオキシエチレンアルキル(C12)エーテル硫酸ナトリウム(エチレンオキシド平均付加モル数2.5)15%、ジエタノールアミド3%、残部は水である。その後、調製したヘアコンディショナー2gを塗布し、およそ30秒間約40℃の流水下で濯ぎ、この毛髪に塗布してから濯ぎまで(湿潤時)について、塗布時の髪全体への行き渡りやすさ、濯ぎ時の滑らかさ、柔らかさ、毛髪や身体に対するベタつき/ヌルつきのなさの評価を行った。ついでタオルドライを行い、ドライヤーで乾燥させた後に、滑らかさ、まとまり、つやの評価を行った。評価はパネラー10名が行い、下記の基準でランクづけした。
・評価基準
A;7人以上が効果あると回答
B;5〜6人が効果あると回答
C;3〜4人が効果あると回答
D;2人以下が効果あると回答
Figure 2006290795
実施例8
下記組成のヘアコンディショナーを調製した。
<コンディショナー組成>
製造例1のエーテルアミン(I) 1.7%
製造例2のアミドアミン(II) 0.3%
ステアリルアルコール 5.6%
乳酸 2.0%
グリコール酸 0.2%
ベンジルオキシエタノール 0.8%
ジプロピレングリコール 5.0%
シリコーン*1 2.0%
シリコーン*2 1.5%
アミノ変性シリコーン*3 0.5%
アミノ変性シリコーン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体*4 0.2%
ヒドロキシエチルセルロース*5 0.3%
香料 適量
精製水 残量
(pH3.3)
*1:東レ・ダウコーニング・シリコーン(株) BY00−003
*2:信越化学工業(株) KHS−3
*3:東レ・ダウコーニング・シリコーン(株) SM8704C
*4:日本ユニカー(株) FZ−3789
*5:ダイセル化学工業(株) SE−850
このヘアコンディショナーは、毛髪への施術中のヌルつき/ベタつきが抑制されるとともに、塗布時、濯ぎ時の柔軟性、平滑性、及び乾燥後の柔らか感、櫛通り感も良好であった。
実施例9
下記組成のトリートメント剤を調製した。
<トリートメント剤組成>
製造例1のエーテルアミン(I) 2.1%
製造例2のアミドアミン(II) 0.7%
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.5%
ステアリルアルコール 6.0%
ベヘニルアルコール 1.5%
ヒマワリ油(ハイオレイックヒマワリ油)*6 0.5%
シリコーン(KHS−3)*2 3.0%
アミノ変性シリコーン(SM8704C)*3 1.0%
乳酸 1.0%
グリコール酸 1.0%
ジプロピレングリコール 2.0%
ベンジルアルコール 0.5%
アルギニン 0.1%
パントテニルエチルエーテル 0.1%
香料、メチルパラベン 適量
精製水 残量
(pH3.7)
*6:横関油脂工業(株)
このヘアトリートメント剤は、毛髪への施術中のヌルつき/ベタつきが抑制されるとともに、塗布時、濯ぎ時の柔軟性、平滑性、及び乾燥後の柔らか感、櫛通り感も良好であった。
実施例10
下記組成のヘアコンディショナーを調製した。
<コンディショナー組成>
製造例1のエーテルアミン(I) 1.7%
製造例2のアミドアミン(II) 0.3%
ステアリルアルコール 5.0%
プロピレングリコール 0.5%
ベンジルオキシエタノール 0.5%
シリコーン(BY00−003)*1 3.0%
アミノ変性シリコーン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体*4 0.5%
乳酸 0.7%
オレイン酸グリセリド 0.2%
セラミド1*7 0.1%
小麦タンパク加水分解物*8 0.2%
香料、メチルパラベン 適量
精製水 残量
(pH4.5)
*7:Gist-brocades/Cosmoferm社 Phytoceramide 1
*8:セイワ化成(株) プロモイストWG
このヘアコンディショナーは、毛髪への施術中のヌルつき/ベタつきが抑制されるとともに、塗布時、濯ぎ時の柔軟性、平滑性、及び乾燥後の柔らか感、櫛通り感も良好であった。

Claims (6)

  1. 次の(a)成分及び(b)成分を含有し、(a)成分と(b)成分の重量比(a)/(b)が10/1〜1/10である毛髪化粧料。
    (a)一般式(I)で表されるエーテルアミン
    Figure 2006290795
    [式中、R1は炭素数6〜24の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基、R2及びR3は、同一又は異なって、炭素数1〜6のアルキル基、又は−(AO)mH(Aは炭素数2〜4のアルキレン基、mは1〜6の数を示し、m個のAは同一でも異なっても良く、その配列は任意である)を示す。]
    (b)一般式(II)で表されるアミドアミン
    Figure 2006290795
    [式中、R4COは全脂肪酸残基中、炭素数20以上の脂肪酸残基の割合が60重量%以上、炭素数20の脂肪酸残基の割合が3重量%以上、及び炭素数22の脂肪酸残基の割合が50〜95重量%である脂肪酸残基を示す。]
  2. 毛髪化粧料中の(a)成分と(b)成分の合計含有量が0.01〜20重量%である請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. 更に、有機酸を含有する請求項1又は2記載の毛髪化粧料。
  4. 更に、炭素数8〜30の脂肪族アルコールを含有する請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  5. 更に、有機溶剤を含有する請求項1〜4のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  6. 更に、炭素数8〜30の脂肪族アルコール以外の油性成分を含有する請求項1〜5のいずれかに記載の毛髪化粧料。
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