JP2006290247A - 熱交換器組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の熱交換器からなる熱交換器組立体が破損するのを防止する。
【解決手段】 第一熱交換器(10)と、該第一熱交換器の一側に取付られた第二熱交換器(20)とを含む熱交換器組立体(100)において、前記第一熱交換器がインタークーラであり、前記熱交換器組立体の前記第一熱交換器が車両に連結する連結手段(50A、50B)を具備する熱交換器組立体が提供される。さらに、第三熱交換器(30)が前記第一熱交換器の他側に取付られていてもよい。前記第二熱交換器(20)および第三熱交換器(30)はブッシュ(80)を介して前記第一熱交換器(10)に取付られているのが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱交換器組立体、特に自動車の車両に連結される熱交換器組立体に関する。
従来より、自動車などの車両に搭載される複数の熱交換器を互いに接続して熱交換器組立体を構成することが行われている。例えば、特許文献1においては、複数の熱交換器として、ラジエータ、ターボ用のインタークーラおよびカークーラ用のコンデンサを含む熱交換器組立体が開示されている。同様に、特許文献2および特許文献3においては、ラジエータとカークーラ用のコンデンサとを含む熱交換器組立体が開示されている。
これら熱交換器組立体は、例えば自動車のエンジンルームの最前部に配置され、自動車の走行風によって熱交換器の放熱作用を高めるようにしている。
米国特許第6202737号明細書 特開2002−206893号公報 特開平10−148123号公報
しかしながら、特許文献1から特許文献3においては、熱交換器組立体のうちのラジエータが自動車のエンジンルームに連結されており、残りの熱交換器であるインタークーラおよび/またはコンデンサはエンジンルームに直接的に連結されていなくてラジエータに取付けられている。つまり、ラジエータが、ラジエータ自体の荷重に加えて、インタークーラおよびコンデンサの荷重も支持することになる。一般に、圧力容器としての役目を果たすインタークーラおよびコンデンサのチューブには内柱またはインナーフィンが設けられているのに対し、ラジエータのチューブにはこのような内柱またはインナーフィンは設けられていない。従って、インタークーラおよびコンデンサに比較して脆弱なラジエータに熱交換器組立体全体の荷重が加わる場合には、ラジエータ内のチューブ根付などが破損しやすくなる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、容易に破損することのない熱交換器組立体を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目に記載の発明によれば、第一熱交換器と、該第一熱交換器の一側に取付られた第二熱交換器とを含む熱交換器組立体において、前記第一熱交換器がインタークーラであり、前記熱交換器組立体の前記第一熱交換器が車両に連結する連結手段を具備する熱交換器組立体が提供される。
すなわち1番目の発明においては、第一熱交換器であるインタークーラが車両、例えば自動車に連結されている。インタークーラはチューブ内にインナーフィンまたは内柱を備えていて比較的剛性が高いので、第二熱交換器を含む熱交換器組立体全体の荷重がインタークーラに集中したとしても、熱交換器組立体が破損するのを防止することができる。
2番目の発明によれば、1番目の発明において、前記第二熱交換器がラジエータである。
3番目の発明によれば、1番目または2番目の発明において、前記第二熱交換器はブッシュを介して前記第一熱交換器に取付られている。
すなわち3番目の発明においては、ブッシュによって第一熱交換器と第二熱交換器との間の振動、熱膨張の差、取付交差などを吸収することができる。
4番目の発明によれば、1番目から3番目のいずれかの発明において、さらに、前記第二熱交換器には電動ファンが設けられている。
すなわち4番目の発明においては、電動ファンによって第二熱交換器、すなわちラジエータの放熱作用を促進することができる。
5番目の発明によれば、1番目から4番目のいずれかの発明において、さらに、第三熱交換器が前記第一熱交換器の他側に取付られている。
6番目の発明によれば、5番目の発明において、前記第三熱交換器がコンデンサである。
7番目の発明によれば、5番目または6番目の発明において、前記第三熱交換器はブッシュを介して前記第一熱交換器に取付られている。
すなわち7番目の発明においては、ブッシュによって第一熱交換器と第三熱交換器との間の振動、熱膨張の差、取付交差などを吸収することができる。
8番目の発明によれば、5番目から7番目のいずれかの発明において、さらに、前記第三熱交換器には電動ファンが設けられている。
すなわち8番目の発明においては、電動ファンによって第二および第三熱交換器、すなわちラジエータおよびカークーラ用コンデンサの放熱作用を促進することができる。
各発明によれば、熱交換器組立体が破損するのを防止することができるという共通の効果を奏しうる。
さらに、3番目の発明によれば、振動、熱膨張の差、取付交差などを吸収することができるという効果を奏しうる。
さらに、4番目の発明によれば、第二熱交換器の放熱作用を促進することができるという効果を奏しうる。
さらに、5番目の発明によれば、熱交換器組立体全体をバランスのとれた状態に容易に維持することができるという効果を奏しうる。
さらに、7番目の発明によれば、振動、熱膨張の差、取付交差などを吸収することができるという効果を奏しうる。
さらに、8番目の発明によれば、第三熱交換器の放熱作用を促進することができるという効果を奏しうる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同一の部材には同一の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は、本発明の第一の実施形態に基づく熱交換器組立体の分解斜視図である。熱交換器組立体100は自動車のエンジンルームに設置されており、ターボ用のインタークーラである第一熱交換器10と、冷却水冷却用のラジエータである第二熱交換器20と、カークーラ用のコンデンサである第三熱交換器30とを含んでいる。
図示されるように、第一熱交換器10のコア13は二つのタンク11、12の間に配置されている。同様に、第二熱交換器20および第三熱交換器30のコア23、33も二つのタンク21、22およびタンク31、32の間にそれぞれ配置されている。
図2は、図1に示される第一熱交換器の縦断面図である。図2に示されるように第一熱交換器10のコア13の内部には、タンク11とタンク12とを接続する複数のチューブ16が配置されている。これら複数のチューブ16のそれぞれの間にはフィン15がチューブ16に当接するよう設けられている。なお、図面の簡略化のために図1には単一のフィン15とチューブ16のみが示されている。
さらに、図2から分かるように第一熱交換器10のそれぞれのチューブ16内部には、冷却作用を促進するインナーフィン18がチューブ16の内壁に当接するよう設けられている。図2から分かるように、これらインナーフィン18の向きはフィン15の向きに対して垂直である。図2に示されるインナーフィン18の代わりに、図示しない内柱がチューブ16内に配置されていてもよい。これらインナーフィン18または内柱はチューブ16を内側から支持する役目を果たし、結果的に第一熱交換器10の堅牢性を高めている。
図面には示さないものの、第二熱交換器20のコア23および第三熱交換器30のコア33も第一熱交換器10のコア13と概ね同様の構成であり、図2に示される部材の十の位の数字を「2」または「3」に変更すれば足りるので、第二熱交換器20のコア23および第三熱交換器30のコア33については説明を省略する。しかしながら、第二熱交換器20のコア23の場合には、チューブ26内にインナーフィンまたは内柱が配置されていない点で、第一熱交換器10のコア13および第二熱交換器20のコア23とは異なる。
再び図1を参照すると、水平向きブラケット62が第一熱交換器10のタンク11、12の頂部からそれぞれコア13から離間するように延びている。同様に、水平向きブラケット61がタンク11、12の頂部からコア13の長さ部分に対して垂直にそれぞれ延びている。図示されるように、これらブラケット61、62には孔が形成されている。また、第一熱交換器10のコア13の頂面にも二つの同様な孔63が形成されている。図面には示さないものの、このような水平向きブラケット62の孔および孔63は第一熱交換器10の底面側にも同様に形成されているものとする。
ブラケット61およびブラケット62は互いに一体部材であってもよく、またタンク11、12にそれぞれ一体的に形成されていてもよい。さらに、第一熱交換器10のタンク11、12の下方にはコア13の長さ部分に対して垂直な孔75がそれぞれ形成されている。
一方、ラジエータである第二熱交換器20のタンク21、22の頂面にも第一熱交換器10のブラケット61の孔に対応する孔71がそれぞれ形成されている。また、第二熱交換器20のタンク21、22の下方には鉛直向きブラケット65がコア23から離間するようにそれぞれ延びている。これらブラケット65はタンク21、22とそれぞれ一体的に形成されていてもよい。図示されるように、これらブラケット65にも前述したのと同様な孔が形成されている。
また、第一熱交換器10とは反対側に位置する第二熱交換器20のタンク21、22の側面には後述する電動ファン41、42の取付プレート40のためのネジ孔(図示しない)が形成されている。
さらに、カークーラ用のコンデンサである第三熱交換器30のタンク31の頂面および底面ならびにコア33の縁部頂面および底面から突出部34が鉛直方向に延びている。コア33の縁部頂面および底面から延びる代わりに、突出部34がタンク32の頂面および底面から延びる構成であってもよい。
ところで、図1においては、第一熱交換器10と第三熱交換器30とを連結するのに用いられる上側連結部材50Aと下側連結部材50Bとが示されている。これら連結部材50A、50Bは互いに類似の形状であるので、以下、上側連結部材50Aについてのみ説明する。
図1から分かるように、プレート状の金属部材である上側連結部材50Aの長さは第一熱交換器10および第三熱交換器30のコア13、33の長さの半分よりも小さい。上側連結部材50Aの幅は、所望の隙間を設けた状態で第一熱交換器10と第三熱交換器30とを連結させるのに十分に長い。上側連結部材50Aの中心付近には上側連結部材50Aに対して垂直に延びるマウントピン部55が取付られている。マウントピン部はゴムマウントなどを介し熱交換器組立体100全体を自動車のエンジンルームなどに取付ける役目を果たす。また、図1などには示さないものの、熱交換器組立体100全体を自動車のエンジンルームなどに取付ける他のマウントピン部材が第一熱交換器10(インタークーラ)に設けられていてもよい。
図示されるように、上側連結部材50Aには三つの孔52、53、54が形成されている。これら三つの孔のうちの二つの孔52、53は上側連結部材50Aの長さ方向に対して平行に並んでいる。これら孔52、53の間の距離は前述したブラケット62の孔と孔63との間の距離に概ね等しい。残りの孔54は、二つの孔52、53を結ぶ線分よりも上側連結部材50Aの幅方向にずれた位置に形成されている。図1および後述する図3から分かるように、孔52、53を結ぶ線分と孔54との間の距離は第一熱交換器10と第三熱交換器30とを連結するのに十分に長い。
図3は、図1に示される熱交換器組立体の側方から見た略図であり、図3にはブラケット61は示されていない。以下、図1および図3を参照しつつ、熱交換器組立体100の組立について説明する。熱交換器組立体100の組立時には、はじめに、第一熱交換器10の側面に第二熱交換器20を取付ける。このときには、ネジ70を第一熱交換器10のブラケット61の孔から第二熱交換器20のタンク21、22の孔71にそれぞれ通して螺合する。同様に、他のネジ70を第二熱交換器20のブラケット65の孔から第一熱交換器10の孔75にそれぞれ通して螺合する。これにより、第二熱交換器20が第一熱交換器10に取付られるようになる。
図1および図3に示されるように、第一熱交換器10のブラケット61と第二熱交換器20との間にブッシュ、例えばゴム製ブッシュ80を介してネジ70を使用するのが好ましい。同様に、下方のネジ70も第二熱交換器20のブラケット65と第一熱交換器10との間にゴム製ブッシュ80を介して使用するのが好ましい。通常は第一熱交換器10を構成する材料と第二熱交換器20を構成する材料とが異なっているのでこれら材料の熱膨張係数、かつ使用温度帯も異なっており、従って、熱交換器組立体100の使用時に第一熱交換器10と第二熱交換器20との間で熱膨張差が生じて第一熱交換器10または第二熱交換器20のチューブが破損する可能性がある。ところが、本発明においてはゴム製ブッシュ80がこのような熱膨張差を吸収するので、熱交換器組立体100の使用時に第一熱交換器10または第二熱交換器20のチューブが破損するのを避けられる。このようなゴム製ブッシュ80は第一熱交換器10と第二熱交換器20との間の振動および取付公差を吸収する役目も果たしうる。
次いで、ネジを下側連結部材50Bの孔52、53に通して、下側連結部材50Bを第一熱交換器10の底面に固定する。その後、第三熱交換器30の底面側の突出部34を下側連結部材50Bの孔54に挿入する。次いで、第三熱交換器30の頂面側の突出部34を上側連結部材50Aの孔54に挿入し、それにより、第三熱交換器30を第一熱交換器10に組み付けるようにする。
なお、第三熱交換器30の突出部34を対応する孔54に円滑に挿入するためには、上側連結部材50A、下側連結部材50Bのうちの少なくとも一方が第一熱交換器10に仮固定されているのが好ましい。このような場合には、第三熱交換器30を第一熱交換器10に組み付けた後に、上側連結部材50Aおよび/または下側連結部材50Bを本固定する。また、図1に示されるように、ゴム製ブッシュ80が第三熱交換器30と連結部材50A、50Bとの間に配置されるようにしてもよい。
最終的に、図1に示されるように、第一熱交換器10とは反対側に位置する第二熱交換器20の側面に電動ファン41を取付ける。電動ファン41に予め形成されている四隅の孔からネジ70を通してタンク21、22の側面に形成された孔に螺合し、それにより、電動ファン41が第二熱交換器20に取付けられるようになる。電動ファン41は図示しないモータにより駆動し、熱交換器組立体100、特に第二熱交換器20および第三熱交換器30の放熱作用を促進するものとする。なお、電動ファン41は必ずしも必要ではなく、エンジンにより駆動するファンや第三熱交換器側に設定される押し込みファンでもよい。また、電動ファン41が連結部材50A、50Bに取り付けられていてもよい。
そして、熱交換器組立体100は上側連結部材50A、下側連結部材50Bのマウントピン部55によってゴムマウントなどを介し自動車のエンジンルームなどに設置される。図3に示されるように上側連結部材50Aおよび下側連結部材50Bはネジ70によって第一熱交換器10に取付られている。そして、上側連結部材50Aおよび下側連結部材50Bと第三熱交換器30とは、単に突出部34が上側連結部材50Aなどの孔54に挿入されることによってのみ、またはゴムブッシュを介して連結されている。このため、上側連結部材50Aおよび下側連結部材50Bと第三熱交換器30とは堅固に固定されているわけではない。さらに、第二熱交換器20は第一熱交換器10のブラケット61によって第一熱交換器10に取付られており、上側連結部材50Aおよび下側連結部材50Bは第二熱交換器20に対しては接触していない。従って、本発明においては、熱交換器組立体100の第一熱交換器10がマウントピン部55を介して熱交換器組立体100全体をエンジンルームなどに支持しているといえる。つまり、第二熱交換器20および第三熱交換器30の荷重は第一熱交換器10に掛かっている。
この点に関し、本発明においては第一熱交換器10がインタークーラでありチューブ16内にインナーフィン18または内柱が形成されているので、このようなインナーフィン18等を備えていない他の熱交換器20よりも剛性が高く、堅牢になっている。それゆえ、熱交換器20および第三熱交換器30の荷重が第一熱交換器10に集中した場合であっても、第一熱交換器10が堅牢であるために熱交換器組立体100、例えばチューブ根付などが破損するのを防止できる。その結果、熱交換器組立体100の各熱交換器10、20、30の本来の機能を維持すると共に、連結部材50A、50Bのマウントピン部55の位置を任意に設定できるため、熱交換器100のエンジンルームへの搭載自由度が増す。
図4は、本発明の第二の実施形態に基づく熱交換器組立体100’の分解斜視図である。図4においても上側連結部材50Aおよび下側連結部材50Bによって第三熱交換器30を第一熱交換器10に取り付けているが、理解を容易にするために、図4においては、これら連結部材50A、50Bを省略している。
図4に示される実施形態においては、第一熱交換器10のブラケット61が排除されており、代わりに、鉛直向きブラケット92がコア13から離間するようにそれぞれタンク11、12の頂部付近から延びている。さらに、タンク11、12の底面側には、鉛直向きブラケット92と同様に延びるブラケット91が延びている。これらブラケット91、92にはネジ用の孔が形成されており、ブラケット91、92はタンク11、12と一体部材であってもよい。
また、図4に示されるように、第一熱交換器10に対面する第二熱交換器20のタンク21、22の側面には、鉛直向きブラケット92の孔に対応する孔95が形成されている。
熱交換器組立体100’の組立時にはネジ70を鉛直向きブラケット92の孔および孔95に通して螺合し、他のネジ70をブラケット91の孔からブラケット65の孔に通して螺合する。これにより、第二熱交換器20を第一熱交換器10に取り付けることができるようになる。その後、前述したのと同様に第三熱交換器30および電動ファン41を取付け、熱交換器組立体100’を組立てる。前述した第一の実施形態においてはタンク11、12の上方に取り付けられるネジが鉛直向きなのに対し、第二の実施形態においてはタンク11、12の上方に取り付けられるネジが水平向きである。さらに、第一の実施形態においてはタンク11、12の底面側のネジを第二熱交換器20から挿入しているのに対し、第二の実施形態においては底面側のネジを第一熱交換器10から挿入している。このようにネジ70の挿入方向が異なる場合であっても本発明の範囲に含まれるのは明らかである。
本発明は添付図面を参照して説明した実施形態に限定されるものではない。第三熱交換器30のコア33におけるチューブ36はインナーチューブ38または内柱(いずれも図示しない)を備えているので、熱交換器組立体100における第一熱交換器10と第三熱交換器30とを互いに置き換えて第三熱交換器30が第一熱交換器10および第二熱交換器20の荷重を支持する構成としてもよい。このような場合であっても、第三熱交換器30の堅牢性に基づいて、前述したのと同様な効果が得られるのは明らかである。また、連結部材50A、50Bは第一熱交換器10等と一体であっても別体であってもよい。
本発明の第一の実施形態に基づく熱交換器組立体の分解斜視図である。 図1に示される第一熱交換器の縦断面図である。 図1に示される熱交換器組立体の側方から見た略図である。 本発明の第二の実施形態に基づく熱交換器組立体の分解斜視図である。
符号の説明
10 第一熱交換器
11、12 タンク
13 コア
15 フィン
16 チューブ
18 インナーフィン
20 第二熱交換器
21、22 タンク
23 コア
30 第三熱交換器
31、32 タンク
33 コア
34 突出部
41 電動ファン
50A 上側連結部材
50B 下側連結部材
52、53、54 孔
55 マウントピン部
61 水平向きブラケット
62 水平向きブラケット
65 鉛直向きブラケット
80 ゴム製ブッシュ
91、92 ブラケット
100 熱交換器組立体
100’ 熱交換器組立体

Claims (8)

  1. 第一熱交換器(10)と、該第一熱交換器(10)の一側に取付られた第二熱交換器(20)とを含む熱交換器組立体(100)において、
    前記第一熱交換器(10)がインタークーラであり、前記熱交換器組立体(100)の前記第一熱交換器(10)が車両に連結する連結手段(50A、50B)を具備する熱交換器組立体。
  2. 前記第二熱交換器(20)がラジエータである請求項1に記載の熱交換器組立体。
  3. 前記第二熱交換器(20)はブッシュ(80)を介して前記第一熱交換器(10)に取付られている請求項1または2に記載の熱交換器組立体。
  4. さらに、前記第二熱交換器(20)には電動ファン(41)が設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の熱交換器組立体。
  5. さらに、第三熱交換器(30)が前記第一熱交換器(10)の他側に取付られている請求項1から4のいずれか一項に記載の熱交換器組立体。
  6. 前記第三熱交換器(30)がコンデンサである請求項5に記載の熱交換器組立体。
  7. 前記第三熱交換器(30)はブッシュ(80)を介して前記第一熱交換器(10)に取付られている請求項5または6に記載の熱交換器組立体。
  8. さらに、前記第三熱交換器(30)には電動ファン(41)が設けられている請求項5から7のいずれか一項に記載の熱交換器組立体。
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