JP4192709B2 - クーリングモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器、送風機等が枠体を介して一体的に組付けられて形成されるクーリングモジュールに関するものであり、熱交換器が複数構成されるものに適用して好適である。
従来のクーリングモジュールとして、特許文献1に示されるように、熱交換器(ラジエータおよびコンデンサ)、電動ファン、シュラウド等の冷却機器が矩形状の枠体に一体的に固定され、その状態で車両に搭載されるようにしたものが知られている。
ここでは、矩形状の枠体は、U字状のロウアパートとアッパサポートとに分割形成されており、ロウアパートに熱交換器が挿入され、ロウアパートのU字状の開口側をアッパサポートで塞ぐように、ロウアパートおよびアッパサポートを締結部材によって締結するようにしている。そして、電動ファンおよびシュラウドの導風部外周を枠体に沿うように接続している。これにより、枠体に対する熱交換器の組付け性を向上するようにしている。
しかしながら、上記従来技術においては、ロウアパートとアッパサポートの分割方向における熱交換器の寸法バラツキを考えた時に、枠体内に熱交換器を確実に収めるためには、枠体と熱交換器との間に寸法バラツキを吸収するだけの隙間を設ける必要があり、この場合、冷却用の空気がその隙間を通過することになり、熱交換器の冷却性能が低下することが考えられる。
公開番号 US2002/0070003A1
本発明の目的は、上記問題に鑑み、熱交換器の寸法バラツキを吸収しつつ、冷却用空気の漏れを抑止可能とするクーリングモジュールを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、矩形状を成す枠体(500)と、複数積層されるチューブ(210、310)の積層方向最外方で反チューブ側に開口するコの字状断面のサイドプレート(230、330)を有する熱交換器(200、300)と、熱交換器(200、300)に冷却用の空気を導く導風部(410)を有する送風機(400)とを備え、枠体(500)の内側に熱交換器(200、300)が組付けられ、枠体(500)に導風部(410)の開口側外周部(411)が接続されて成るクーリングモジュールにおいて、枠体(500)は、チューブ(210、310)の積層方向に着脱可能に分割されており、枠体(500)のサイドプレート(230、330)と対向する側の面には、コの字状断面内に突出すると共に、サイドプレート(230、330)の長手方向に延びる第1リブ(511a、521a)が形成されたことを特徴としている。
これにより、熱交換器(200、300)のチューブ積層方向の寸法バラツキを吸収するために、枠体(500)と熱交換器(200、300)との間に予め隙間を設けても、第1リブ(511a、521a)によってこの隙間を塞ぐようにすることができるので、送風機(400)による冷却用の空気を漏らす事が無い。即ち、熱交換器(200、300)の寸法バラツキを吸収しつつ、熱交換器(200、300)のチューブ(210、310)側に冷却用の空気を流すことができ、熱交換器(200、300)の冷却性能を向上させることができる。
加えて、第1リブ(511a、521a)によって、分割された枠体(500)の剛性を上げることができ、振動負荷等による枠体(500)の変形を抑制し、クーリングモジュール(100)としての強度を向上させることができる。
請求項2に記載の発明では、熱交換器(200、300)は、複数設けられたことを特徴としている。
これにより、複数の熱交換器(200、300)を一体化したクーリングモジュール(100)とすることができる。
請求項3に記載の発明では、枠体(500)のサイドプレート(230、330)と対向する側の面には、複数の熱交換器(200、300)のサイドプレート(230、330)の間に突出すると共に、サイドプレート(230、330)の長手方向に延びる第2リブ(511b、521b)が形成されたことを特徴としている。
これにより、枠体(500)と熱交換器(200、300)との隙間における冷却用の空気の漏れ抑止効果を更に向上することができる。
請求項4に記載の発明では、枠体(500)のサイドプレート(230、330)と対向する側の面には、熱交換器(200、300)の位置決めを行うガイド部(511c、521c)が設けられたことを特徴としている。
これにより、枠体(500)に対する熱交換器(200、300)の組付け性を向上できる。
請求項5に記載の発明では、導風部(410)は、分割される枠体(500)の一方(510)と一体的に形成されたことを特徴としている。
これにより、部品点数を低減して組付け工数を低減できる。
請求項6に記載の発明では、導風部(410)は、分割される枠体(500)に対応して分割され、ぞれぞれの枠体(510、520)に一体的に形成されており、導風部(410)の分割部には、それぞれ切欠き部(418)が設けられ、この切欠き部(418)同士によって形成される貫通穴(419)に、所定の部材(241、421)が挿通され、貫通穴(419)の内側寸法は、所定の部材(241、421)が挿通する部位の寸法に略等しく形成されたことを特徴としている。
通常、一体的に形成された導風部(410)に貫通穴を設ける場合には、所定の部材(241、421)を挿通させる際の最大外形寸法に合わせた穴径設定が必要となり、挿通後に無駄な隙間を形成してしまうことがある。しかし、ここでは切欠き部(418)寸法を所定の部材(241、421)が挿通する部位の寸法に合わせて設定することで、無駄な隙間を形成することが無くなり、冷却用の空気の漏れを抑止して、冷却性能の低下を抑止できる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について、図1〜図7を用いて説明する。尚、図1は、クーリングモジュールの全体構成を示す分解斜視図である。図2は、クーリングモジュールの組付け状態を示す斜視図である。図3は、クーリングモジュールを示す正面図である。図4は、ラジエータのねじ部を示す斜視図である。図5は、コンデンサのピン部を示す斜視図である。図6は、図3におけるA−A部を示す断面図である。図7は、図3におけるB−B部を示す断面図である。
クーリングモジュール100は、矩形状を成す枠体500に複数の熱交換器(ここではラジエータ200、コンデンサ300の2つとしている)と電動ファン400とが一体的に組付けられたものであり、この状態(図2)で車両への搭載を可能としている。
ラジエータ200は、周知のように車両のエンジン冷却水を冷却する熱交換器であり、ここでは、ラジエータ200を構成する各部材(以下で詳細説明)は、アルミニウムあるいはアルミニウム合金から成り、各部材同士の当接部や嵌合部が一体的にろう付けされるアルミニウム製ラジエータとしている。
ラジエータ200は、チューブ210が水平方向配置となるクロスフロータイプのものであり、主にコア部201と一対のタンク240とから成る。コア部201は、チューブ210とフィン220が交互に積層され、積層方向の最外方フィン220の更に外方に補強部材としてのサイドプレート230が設けられたもので、エンジン冷却水を冷却する部位(放熱部)となる。尚、ここではチューブ210の積層方向が上下方向となり、以下、この積層方向を上下方向と定義する。
サイドプレート230は、底壁231と、この底壁231から延びる2つの側壁232とから成り(図6)、断面形状がコの字状に形成されている。そして、コの字状の開口側は、反チューブ側を向いている。
一対のタンク240は、エンジン冷却水が流通する直方体の容器として形成されており、チューブ210の長手方向両端部に接続されている。一方のタンク240の上側には入口パイプ241が設けられている。また、他方のタンク240の下側には出口パイプ242が、また上側には注水口243が設けられている。
そして、図4に示すように、タンク240には、サイドプレート230の側壁232の端部に当接するように張出し部244が形成されており、この張出し部244には、ねじ部(バーリング孔ねじ)251および穴部252が形成されたU字状板250が装着されている。U字状板250は、ラジエータ200の4ヶ所に設けられるようにしている。
コンデンサ300は、車両用冷凍サイクル中の冷媒を凝縮液化する熱交換器であり、上記ラジエータ200と同様にアルミニウム製としている。
基本構造もラジエータ200と同様のクロスフロータイプであり、チューブ310、フィン320、サイドプレート330から成るコア部301を有し、チューブ310の長手方向両端部には、一対の円筒状のヘッダタンク340が接続されている。
コンデンサ300におけるサイドプレート330の構造は、ラジエータ200のもの(230)と同一であり、底壁331と2つの側壁332とから成るコの字状断面を有し(図6)、その開口側は反チューブ側を向いている。
そして、コンデンサ300の上側サイドプレート330のヘッダタンク340近傍には、ラジエータ200と同様にU字状板250によって形成されるねじ部251が2ヶ所、設けられている(図7)。また、図5に示すように、下側サイドプレート330のヘッダタンク340近傍、即ち、ヘッダタンク340の端部を閉塞するキャップ341から張出す張出し部342には、ピン350が2ヶ所、設けられている。
尚、ラジエータ200、コンデンサ300の上下方向寸法は、略同一の設定としているが、上下方向の寸法バラツキによって、ここではコンデンサ300の方が小さくなるものとしている。
電動ファン400は、上記ラジエータ200、コンデンサ300に冷却用の空気(以下、冷却風)を供給する送風機であり、シュラウド(本発明の導風部に対応)410にモータ420、ファン430が組付けられて形成されている。ここでは、電動ファン400は、ラジエータ200のコア部201側からファン430側に冷却風を吸込む吸込みタイプのものとしている。
シュラウド410は、例えばポリプロピレンのような樹脂材から成りインジェクション成形されている。その壁面は後述する枠体500に沿うように矩形状に形成された開口側外周部411から反ラジエータ側に向けて滑らかに傾斜して、リング部412に繋がるように形成されている。そして、リング部412には複数のステー部413によって支持されるモータ取付け部414が設けられている。尚、モータ取付け部414にはモータ420が図示しないビスによって締結され、更に、モータ420のシャフトにはファン430がナット431(図2)によって締結されている。
シュラウド410の開口側外周部411の上側には、後述する上側枠体520のシュラウド側端部を挿入する凹部415とラジエータ200の位置決めを行うガイド部416が形成されている。そして、シュラウド410の左右の上側には、車両への取付け用の取付けピン417が設けられている(図7)。
枠体500は、矩形状を成す取付け部材であり、上記のシュラウド410と同様に樹脂材(上記のポリプロピレン材)から成り、インジェクション成形されている。枠体500は、ラジエータ200、コンデンサ300の組付け性を向上するために、機械的な締付けあるいは緩めによって着脱可能となるように下側枠体510と上側枠体520とに分割されている。更に、部品点数低減のために、ここでは下側枠体510(本発明の枠体の一方に対応)は、上記のシュラウド410と一体で形成されるようにしている。
下側枠体510は、底面部511と2つの側面部512とから成り、全体形状が上側に開口するコの字状となっている。底面部511には、ラジエータ200のねじ部251の位置に対応する取付け穴511dおよびコンデンサ300のピン350の位置に対応する取付け穴511eがそれぞれ設けられている。そして、ボルト600が取付け穴511dに挿通され、ねじ部251に締結されて、ラジエータ200の下側は、下側枠体510に固定されている。また、コンデンサ300は、ピン350が取付け穴511eに挿入されることで位置決めされている。
更に、底面部511には、ラジエータ200およびコンデンサ300を下側枠体510にセットする際の両者の位置決めを行うガイド部511cが設けられている。ガイド部511cのうち、ラジエータ200とコンデンサ300の間に位置するもの、およびシュラウド410側に位置するものは、ピン350、ボルト600の近傍のみに形成されるようにしている。そして、底面部511の下側面には、車両への取付け用の取付けピン511fが設けられている。
下側枠体510の側面部512には嵌合部512aが設けられ、後述する上側枠体520の凸部522aが嵌合されるようにしている。
一方、上側枠体520は、上面部521と2つの側面部522とから成り、全体形状が下側枠体510よりも浅く、下側に開口するコの字状となっている。上面部521には、ラジエータ200およびコンデンサ300のねじ部251の位置に対応する取付け穴521dが設けられている。そして、ボルト600が取付け穴521dに挿通され、ねじ部251に締結されて、ラジエータ200およびコンデンサ300の上側は、上側枠体520に固定されている。
更に、上面部521には、ラジエータ200およびコンデンサ300に上側枠体520にセットする際の両者の位置決めを行うガイド部521cが設けられている。ガイド部521cのうち、ラジエータ200とコンデンサ300の間に位置するものは、ボルト600の近傍のみに形成されるようにしている。そして、上面部521の上側面には、車両への取付け用の取付けピン521eが設けられている。
上側枠体520の側面部522の下側端部には凸部522aが設けられており、上側枠体520にラジエータ200およびコンデンサ300がボルト600によって組付けされる際に、凸部522aは下側枠体510の嵌合部512aに嵌合されるようにしている。また、上側枠体520とシュラウド410の開口側外周部410の上側とが図示しないビスによって、上下方向の寸法バラツキが吸収されるように固定される。
そして、下側枠体510の底面部511および上側枠体520の上面部521のそれぞれサイドプレート230、330と対向する面には、本発明の第1リブに対応するリブ511a、521aと、本発明の第2リブに対応するリブ511b、521bとが一体的に設けられるようにしている(図6)。
リブ511a、521aは、U字状板250によって下側枠体510、上側枠体520とサイドプレート230、330との間に形成される隙間aと、コンデンサ300の上下方向寸法バラツキを吸収する隙間bとをよぎるようにサイドプレート230、330のコの字状断面内に突出している。そして、このリブ511a、521aは、サイドプレート230、330の長手方向全体に渡って延びるように形成している。
また、リブ511b、521bは、ラジエータ200とコンデンサ300のそれぞれのサイドプレート230、330の間に位置し、上記のリブリブ511a、521aと同様に突出し、また、サイドプレート230、330の長手方向全体に渡って延びている。
このように形成されたクーリングモジュール100は、2つの熱交換器200、300と電動ファン400とが一体的に組付けされて、枠体500およびシュラウド410にそれぞれ設けられた取付けピン511f、521e、417によって車両に取付け支持される。
これにより、ラジエータ200、コンデンサ300の上下方向の寸法バラツキを吸収するために、枠体500とラジエータ200、コンデンサ300との間に予め隙間(b)を設けても(あるいは、組付け構造上の隙間(a)が生じても)、リブ511a、521aによってこの隙間(a、b)を塞ぐようにすることができるので、電動ファン400による冷却風を漏らす事が無い。即ち、ラジエータ200、コンデンサ300の寸法バラツキを吸収しつつ、ラジエータ200、コンデンサ300のコア部201、301(チューブ210、310)側に冷却風を流すことができ、ラジエータ200、コンデンサ300の冷却性能を向上させることができる。
ここでは、リブ511a、521aに加えて、第2リブとしてのリブ511b、521bも設けるようにしているので、上記の効果を更に向上させることができる。
加えて、リブ511a、521a、更にはリブ511b、521bによって、分割された枠体500(特に上側枠体520)の剛性を上げることができ、振動負荷等による枠体500の変形を抑制し、クーリングモジュール100としての強度を向上させることができる。
また、枠体500の底面部511、上面部521には、ガイド部511c、521cを設けるようにしているので、枠体500に対するラジエータ200、コンデンサ300の組付け性を向上できる。
更に、下側枠体510とシュラウド410とを一体的に形成するようにしているので、部品点数を低減して組付け工数を低減できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図8に示す。図8は、図3におけるB−B部に対応する部位を示す断面図である。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、上側枠体520とラジエータ200、コンデンサ300との固定方法を変更したものである。
ここでは、サイドプレート230、330の側壁232、332および上側枠体520のガイド部521c、シュラウド410のガイド部416に貫通穴を設け、一本のボルト601でラジエータ200、コンデンサ300を上側枠体520に固定するようにしたものである。
これにより、部品点数および、組付け工数を低減できる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図9に示す。図9は、第3実施形態におけるクーリングモジュールの要部を示す斜視図である。
ここでは、分割された下側枠体510と上側枠体520に対応するようにシュラウド410を上下に分割し、この分割したシュラウド410a、410bをぞれぞれの枠体510、520に一体的に形成するようにしている。そして、シュラウド410の分割部には、それぞれ半円形状の切欠き部418が設けられ、この切欠き部418によって円形状の貫通穴419が形成されるようにしている。そして、この貫通穴419には、シュラウド410をよぎる所定の部材、例えば、ラジエータ200の入口パイプ241や電動ファン400のモータハーネス421が挿通されるようにしている。更に、貫通穴419の穴径寸法(内側寸法)を入口パイプ241やモータハーネス421が挿通する部位の寸法に略等しくなるようにしている。
通常、一体的に形成されたシュラウド410に貫通穴を設けた場合には、入口パイプ241やモータハーネス421等を挿通させる際の最大外形寸法(入口パイプ241の先端凸部やモータハーネス421の先端コネクタ部)に合わせた穴径設定が必要となり、挿通後に無駄な隙間を形成してしまうことがある。しかし、ここでは切欠き部418寸法を入口パイプ241やモータハーネス421等が挿通する部位の寸法に合わせて設定することで、無駄な隙間を形成することが無くなり、冷却風の漏れを抑止して、冷却性能の低下を抑止できる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、熱交換器としてラジエータ200とコンデンサ300とが装着されるものとして説明したが、これに限らず、ラジエータ200のみ、あるいはラジエータ200およびコンデンサ300に第3の熱交換器(例えば、インタークーラや、サブラジエータ等)が装着されるものとしても良い。
また、第1リブ511a、521a、第2リブ511b、521bのサイドプレート230、330側へ延びる長さおよび厚みは、ラジエータ200、コンデンサ300の上下方向の寸法バラツキの大きさ、冷却風の漏れ抑止効果、枠体500の剛性アップ効果の兼ね合いより決定するようにすれば良い。
また、第1リブ511a、521aによって冷却風の漏れ抑止効果、枠体500の剛性アップ効果が得られるならば、第2リブ511b、521bは廃止するようにしても良い。
更に、ラジエータ200、コンデンサ300は、クロスフロータイプに限らず、チューブ210、310が上下方向を向くダウンフロータイプのものとしても良い。この場合は、当然のことながら、枠体500は、左右方向に分割して、リブ511a、521a、511b、521bを側面部512、522側に設けるようにすれば良い。
本発明の第1実施形態におけるクーリングモジュールの全体構成を示す分解斜視図である。 図1におけるクーリングモジュールの組付け状態を示す斜視図である。 図2におけるクーリングモジュールを示す正面図である。 ラジエータのねじ部を示す斜視図である。 コンデンサのピン部を示す斜視図である。 図3におけるA−A部を示す断面図である。 図3におけるB−B部を示す断面図である。 本発明の第2実施形態におけるクーリングモジュールの図3のB−B部を示す断面図である。 本発明の第3実施形態におけるクーリングモジュールを示す斜視図である。
符号の説明
100 クーリングモジュール
200 ラジエータ(熱交換器)
210 チューブ
230 サイドプレート
241 入口パイプ(所定の部材)
300 コンデンサ(熱交換器)
310 チューブ
330 サイドプレート
400 電動ファン(送風機)
410 シュラウド(導風部)
411 開口側外周部
418 切欠き部
419 貫通穴
421 モータハーネス(所定の部材)
500 枠体
510 下側枠体(枠体の一方)
511a リブ(第1リブ)
511b リブ(第2リブ)
511c ガイド部
520 上側枠体
521a リブ(第1リブ)
521b リブ(第2リブ)
521c ガイド部

Claims (6)

  1. 矩形状を成す枠体(500)と、
    複数積層されるチューブ(210、310)の積層方向最外方で反チューブ側に開口するコの字状断面のサイドプレート(230、330)を有する熱交換器(200、300)と、
    前記熱交換器(200、300)に冷却用の空気を導く導風部(410)を有する送風機(400)とを備え、
    前記枠体(500)の内側に前記熱交換器(200、300)が組付けられ、
    前記枠体(500)に前記導風部(410)の開口側外周部(411)が接続されて成るクーリングモジュールにおいて、
    前記枠体(500)は、前記チューブ(210、310)の積層方向に着脱可能に分割されており、
    前記枠体(500)の前記サイドプレート(230、330)と対向する側の面には、前記コの字状断面内に突出すると共に、前記サイドプレート(230、330)の長手方向に延びる第1リブ(511a、521a)が形成されたことを特徴とするクーリングモジュール。
  2. 前記熱交換器(200、300)は、複数設けられたことを特徴とする請求項1に記載のクーリングモジュール。
  3. 前記枠体(500)の前記サイドプレート(230、330)と対向する側の面には、前記複数の熱交換器(200、300)の前記サイドプレート(230、330)の間に突出すると共に、前記サイドプレート(230、330)の長手方向に延びる第2リブ(511b、521b)が形成されたことを特徴とする請求項2に記載のクーリングモジュール。
  4. 前記枠体(500)の前記サイドプレート(230、330)と対向する側の面には、前記熱交換器(200、300)の位置決めを行うガイド部(511c、521c)が設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のクーリングモジュール。
  5. 前記導風部(410)は、分割される前記枠体(500)の一方(510)と一体的に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のクーリングモジュール。
  6. 前記導風部(410)は、分割される前記枠体(500)に対応して分割され、ぞれぞれの枠体(510、520)に一体的に形成されており、
    前記導風部(410)の分割部には、それぞれ切欠き部(418)が設けられ、
    前記切欠き部(418)同士によって形成される貫通穴(419)に、所定の部材(241、421)が挿通され、
    前記貫通穴(419)の内側寸法は、前記所定の部材(241、421)が挿通する部位の寸法に略等しく形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のクーリングモジュール。
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