JP2006288781A - 食器類の洗浄消毒保管装置および食器類の洗浄消毒保管方法 - Google Patents

食器類の洗浄消毒保管装置および食器類の洗浄消毒保管方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 食器類の汚れを適切に洗い落とすことができる食器類の洗浄消毒保管装置およびその方法を提供する。
【解決手段】洗浄消毒保管装置1は、食器類入りの食器籠を収納する収納室5を有する装置本体6を備える。収納室5には、食器籠を載置する複数の籠載置体11を上下動可能に配設する。収納室5の下部には洗浄液を貯留する。装置本体6には、籠載置体11上の食器籠に向けて洗浄液を噴射する洗浄液噴射手段31を設ける。食器類の主洗浄時には、食器籠内の食器類に対して、洗浄液への浸漬と洗浄液の噴射とを繰り返す。
【選択図】図1

Description

本発明は、食器類が入れられた食器籠が収納され、この収納された食器籠内の食器類を主洗浄および仕上げ洗浄した後に加熱消毒し、この加熱消毒後の食器類を次回使用するまで保管する食器類の洗浄消毒保管装置およびその方法に関するものである。
従来、例えば食器類を入れた食器籠が複数収納された台車が出し入れ可能に収納される収納室を有する装置本体と、収納室内の食器類、食器籠および台車を丸ごと主洗浄および仕上げ洗浄する洗浄手段とを備え、この洗浄手段が、台車に収納された食器籠に対応してそれぞれ配置された洗浄水ノズルパイプと仕上げ水ノズルパイプとを有した食器類の洗浄消毒保管装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−271415号公報
しかしながら、上記従来の装置では、食器類を静止状態としているとともに主洗浄が洗浄水ノズルパイプから噴射される洗浄水のみで行われるため、洗浄される場所が限られ洗浄能力が十分であるとはいえず、特に隣接し合う食器類の間隙に位置する汚れが残ってしまうおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、食器類の汚れを適切に洗い落とすことができる食器類の洗浄消毒保管装置およびその方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の食器類の洗浄消毒保管装置は、食器類が入れられた食器籠が収納され、この収納された食器籠内の食器類を主洗浄および仕上げ洗浄した後に加熱消毒し、この加熱消毒後の食器類を次回使用するまで保管する食器類の洗浄消毒保管装置であって、前記食器籠が出し入れ可能に収納される収納室を有する装置本体と、前記収納室に上下動可能に配設され、前記食器籠が載置される籠載置体と、前記収納室の下部に貯留され、前記籠載置体が下端位置に位置する際にこの籠載置体上の食器籠が浸漬される洗浄液と、前記籠載置体上の前記食器籠に向けて洗浄液を噴射する洗浄液噴射手段とを備え、食器類の主洗浄時には、前記籠載置体が上下動し、この籠載置体上の食器籠内の食器類に対して前記洗浄液への浸漬と前記洗浄液噴射手段による洗浄液の噴射とが繰り返されるものである。
請求項2記載の食器類の洗浄消毒保管装置は、請求項1記載の食器類の洗浄消毒保管装置において、収納室の下部に貯留された洗浄液中に気泡を発生させる気泡発生手段を備えるものである。
請求項3記載の食器類の洗浄消毒保管装置は、請求項1または2記載の食器類の洗浄消毒保管装置において、上下で対をなす回転体と、これら両回転体に掛け渡され、籠載置体が複数取り付けられた回行可能な無端体とを備え、前記各籠載置体は、前記無端体とともに回行して上下動するものである。
請求項4記載の食器類の洗浄消毒保管装置は、請求項3記載の食器類の洗浄消毒保管装置において、洗浄液噴射手段は、収納室の上部に配設され、下方の食器籠に向けて洗浄液を噴射する第1洗浄液噴射パイプと、側面視で上下で対をなす回転体間に位置するように配設され、上方の食器籠に向けて洗浄液を噴射する第2洗浄液噴射パイプとを有するものである。
請求項5記載の食器類の洗浄消毒保管装置は、請求項3記載の食器類の洗浄消毒保管装置において、熱気供給パイプから熱気を収納室に供給して食器類を加熱消毒する加熱消毒手段を備え、前記熱気供給パイプが、側面視で上下で対をなす回転体間に位置するように配設されているものである。
請求項6記載の食器類の洗浄消毒保管方法は、食器類が入れられた食器籠を籠載置体上に載置して収納室に収納する工程と、前記籠載置体を上下動させながら、前記籠載置体上の食器籠内の食器類に対して前記収納室の下部に貯留された洗浄液への浸漬と洗浄液噴射手段による洗浄液の噴射とを繰り返すことにより、食器類の主洗浄を行う工程と、前記収納室の下部に貯留された洗浄液を排出した後、前記籠載置体を上下動させながら、前記籠載置体上の食器籠内の主洗浄後の食器類に向けて仕上げ液を噴射することにより、食器類の仕上げ洗浄を行う工程と、前記収納室に熱気を供給して仕上げ洗浄後の食器類の加熱消毒を行う工程と、加熱消毒後の食器類を次回使用するまで前記収納室に収納したまま保管する工程と備えるものである。
請求項7記載の食器類の洗浄消毒保管方法は、請求項6記載の食器類の洗浄消毒保管方法において、洗浄液には、酵素が含まれているものである。
請求項1に係る発明によれば、食器類の主洗浄時には、籠載置体が上下動し、この籠載置体上の食器籠内の食器類に対して洗浄液への浸漬と洗浄液噴射手段による洗浄液の噴射とが繰り返されるため、食器類の汚れを適切に洗い落とすことができる。
請求項2に係る発明によれば、収納室の下部に貯留された洗浄液中に気泡を発生させる気泡発生手段を備えるため、食器類の汚れをより一層適切に洗い落とすことができる。
請求項3に係る発明によれば、無端体を回行させることにより複数の籠載置体を適切に上下動させることができる。
請求項4に係る発明によれば、第1洗浄液噴射パイプと第2洗浄液噴射パイプとを利用することで洗浄液を食器籠に向けて適切に噴射できる。
請求項5に係る発明によれば、加熱消毒手段の熱気供給パイプを利用することで熱気を収納室に適切に供給できる。
請求項6に係る発明によれば、籠載置体を上下動させながら、籠載置体上の食器籠内の食器類に対して収納室の下部に貯留された洗浄液への浸漬と洗浄液噴射手段による洗浄液の噴射とを繰り返すことにより、食器類の主洗浄を行うため、食器類の汚れを適切に洗い落とすことができる。
請求項7に係る発明によれば、酵素を含んだ洗浄液を用いることで、食器類の汚れをより一層適切に洗い落とすことができる。
本発明の食器類の洗浄消毒保管装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図4において、1は食器類の洗浄消毒保管装置で、この洗浄消毒保管装置1は、学校給食等に用いられる皿、お椀、トレイ等の食器類2が入れられた網籠状の食器籠3が内部に収納され、この収納された食器籠3内の食器類2を主洗浄および仕上げ洗浄した後に加熱消毒し、この加熱消毒後の食器類2を次回使用するまで保管する装置である。
洗浄消毒保管装置1は、食器類2が入れられた食器籠3が出し入れ可能に収納される収納室5を有する外形略直方体状の装置本体6を備えている。装置本体6の前面部および後面部には食器籠3を出し入れするための開口部7が形成され、開口部7は開閉扉8にて開閉される。
また、洗浄消毒保管装置1は、収納室5に上下動可能に配設され食器類2を入れた食器籠3が載置される複数(例えば6つ)の籠載置体11を備えている。収納室5には互いに離間対向した上下で対をなすスプロケット等の回転体12が水平方向の軸を中心として回転可能に配設され、両回転体12には回行可能な無端体13が掛け渡されている。無端体13の取付部13aには、複数の籠載置体11が回動可能に取り付けられている。
そして、駆動手段であるモータ14側からの動力で回転体12が回転して無端体13が回行すると、各籠載置体11は、収納室5において所望の姿勢を維持したまま無端体13とともに回行して上下動する。なお、籠載置体11は、例えば網目状の板部材がコ字状に折り曲げられたものである。
さらに、装置本体6の収納室5の下部が浸漬槽部21となっている。この浸漬槽部21には、籠載置体11の上下動時において籠載置体11が下端位置に位置する際にこの籠載置体11上の食器籠3が食器類2とともに浸漬される洗浄液(洗浄水)が貯留される。なお、この洗浄液は、例えば水道水に洗剤および酵素を混ぜたものである。
そして、浸漬槽部21には、この浸漬槽部21に貯留された洗浄液中に空気を供給して気泡を発生させる気泡発生手段22の複数(例えば4本)の空気供給パイプ23が水平状に配設され浸漬されたすべての食器類2に対して、下方から気泡が上昇する時、食器の表面部分を通過させるようになっている。空気供給パイプ23には接続パイプ24の一端部が接続され、接続パイプ24の他端部には送風機であるブロワ25が接続されている。
なお、浸漬槽部21には一定量の洗浄液が貯留されるようになっており、食器籠3の浸漬の際に浸漬槽部21から溢れた洗浄液(ごみ等を含む)はオーバーフロー管27からストレーナを通ってオーバータンク28に導かれる。このオーバータンク28内の洗浄液は、図示しないポンプで浸漬槽部21に戻される。また、食器類2の主洗浄時には、浸漬槽部21に図示しない洗浄液供給手段により洗浄液が補給されるため、この補給量に対応した量の汚れた洗浄液がオーバータンク28のオーバーフロー管(図示せず)から外部に排出されるようになっている。洗浄液供給手段は、例えば収納室5に水道水を供給する水供給管と、収納室5に酵素入りの洗剤を供給する洗剤供給管とを有している。なお、洗浄液供給手段は、各々収納室5に供給するのではなく、前もって水道水に洗剤および酵素を混ぜた洗浄液を収納室5に供給するようなものでもよい。
また、洗浄消毒保管装置1は、食器類2の主洗浄時に籠載置体11上の食器籠3に向けて洗浄液を噴射する洗浄液噴射手段31を備えている。この洗浄液噴射手段31から噴射される洗浄液としては、例えば収納室5の浸漬槽部21に貯留された洗浄液を用いる。
洗浄液噴射手段31は、収納室5の上部に水平状に配設され下方の食器籠3に向けて洗浄液を噴射する複数(例えば6本)の第1洗浄液噴射パイプ33を有し、複数の第1洗浄液噴射パイプ33は互いに間隔おいて並設されている。また、洗浄液噴射手段31は、図1に示されるように側面視で上下で対をなす回転体12,12間に位置するように水平状に配設され上方の食器籠3に向けて洗浄液を噴射する1本の第2洗浄液噴射パイプ34を有し、第2洗浄液噴射パイプ34は収納室5の上下方向略中央部に位置する。
そして、食器類2の主洗浄時に主洗浄ポンプ35が作動すると、浸漬槽部21内の洗浄液は、接続パイプ36を通って第1洗浄液噴射パイプ33および第2洗浄液噴射パイプ34に向けて圧送され、各パイプ33,34のノズル孔から噴射されることとなり、特に籠載置体11が上端位置付近を回動している時には、上方および下方から噴射されてくる洗浄水が、食器類2の略全面に当てられるようになっている。
さらに、洗浄消毒保管装置1は、食器類2の仕上げ洗浄時に籠載置体11上の食器籠に向けて仕上げ液(仕上げ水)を噴射する仕上げ液噴射手段41を備えている。この仕上げ液噴射手段41から噴射される仕上げ液としては、例えば仕上げ液用タンク42に貯留された水道水を用いる。
仕上げ液噴射手段41は、収納室5の上部に水平状に配設され下方の食器籠3に向けて仕上げ液を噴射する複数(例えば5本)の仕上げ液噴射パイプ43を有している。仕上げ液噴射パイプ43は、互いに隣合う第1洗浄液噴射パイプ33間の間隙に位置する。そして、食器類2の仕上げ洗浄時に仕上げ洗浄ポンプ44が作動すると、仕上げ液用タンク42内の仕上げ液は、接続パイプ45を通って仕上げ液噴射パイプ43に向けて圧送され、この仕上げ液噴射パイプ43のノズル孔から噴射される。
また、洗浄消毒保管装置1は、食器類2の加熱消毒時に熱気供給パイプ52から熱気を収納室5に供給して仕上げ洗浄後の食器類2を加熱消毒する加熱消毒手段51を備えている。
加熱消毒手段51は、図1に示されるように側面視で上下で対をなす回転体12間に位置するように水平状に配設された略円筒状の1本の熱気供給パイプ52を有している。熱気供給パイプ52は、収納室5の上下方向略中央部に位置し、この熱気供給パイプ52の下部に複数の熱気吹き出し用の孔50が形成されて熱気が収納室5の下部から全域に行き渡るようになっている。そして、ファン53およびヒータ(熱源)54が作動すると、収納室5の空気は、ヒータ54からの熱で加熱された後に接続パイプ55を通って熱気供給パイプ52に圧送され、この熱気供給パイプ52の孔50から吹き出される。
また、回動している籠載置体11が熱気吹き出し用の孔50付近を上昇または下降する時、食器類2は、吹き出されてくる熱気が直接吹き付けられるようになっている。
なお、モータ14、ブロワ25、主洗浄ポンプ35、仕上げ洗浄ポンプ44、ファン53、ヒータ54等を制御する制御手段60が装置本体に設けられている。
また、ファン53の収納室5に面した吸込口は、図示しない開閉部材にて開閉可能となっており、この吸込口は食器類2の加熱消毒時には開口し、食器類2の主洗浄時および仕上げ洗浄時には洗浄水が入り込まないように開閉部材にて閉鎖される。さらに、オーバーフロー管27の収納室5に面した開口は、図示しない開閉部材にて開閉可能となっており、この開口は食器類2の主洗浄時および仕上げ洗浄時には開口し、食器類2の加熱消毒時には熱気が外部へ漏れないように開閉部材にて閉鎖される。
次に、上記洗浄消毒保管装置1による食器類の洗浄消毒保管方法について説明する。
使用済みの汚れた食器類2が入れられた食器籠3を籠載置体11上に載置して収納室5に収納する。
そして、まず、汚れを分解させる酵素を含んだ洗浄液にて食器類2の主洗浄を行う。すなわち、モータ14の作動により籠載置体11を上下動させながら、籠載置体11上の食器籠3内の食器類2に対して浸漬槽部21内の洗浄液への浸漬と洗浄液噴射手段31による洗浄液の噴射とを繰り返すことにより、食器類2の主洗浄を行う。
なお、食器類2の洗浄液への浸漬の際には、洗浄液に含まれた酵素と気泡発生手段22による気泡とが食器類2の表面を通過して付着している汚れを落とすように有効に作用する。また、洗浄液噴射手段31からの洗浄液は、浸漬槽部21内の洗浄液に浸漬していないすべての食器籠3内の食器類2に掛かる。
食器類2の主洗浄が完了すると、次に仕上げ液にて食器類2の仕上げ洗浄を行う。すなわち、浸漬槽部21内の洗浄液を装置本体6の下面部に設けられた排出口から外部に排出した後、モータ14の作動により籠載置体11を上下動させながら、仕上げ液噴射手段41にて籠載置体11上の食器籠3内の主洗浄後の食器類2に向けて仕上げ液を噴射することにより、食器類2の仕上げ洗浄を行う。
食器類2の仕上げ洗浄が完了すると、次に熱気(循環する熱気)にて食器類2の加熱消毒を行う。すなわち、モータ14の作動により籠載置体11を上下動させながら、加熱消毒手段51にて収納室5に熱気を供給することにより、仕上げ洗浄後の全ての食器類2に対して均一に加熱消毒を行う。この加熱消毒後の食器類2は、次回使用するまで、籠載置体11上の食器籠3内に入れて収納室に収納した状態まま保管する。
そして、上記洗浄消毒保管装置1によれば、食器類2の主洗浄時には、無端体13の回行に基づいて籠載置体11が上下動し、この籠載置体11上の食器籠3内の食器類2に対して酵素を含んだ洗浄液への浸漬によって食器類2の全面に洗浄液を接触させるとともに洗浄液中に沈む時と浮上する時に隣接し合う食器類2の間隙では、洗浄液の流れを生じさせることと酵素を含んだ洗浄液の噴射によって動いている食器類2の表面に多方向から勢いよく当てることが複数交互に繰り返される。また、食器類2の洗浄液への浸漬の際には気泡が隣接し合う食器類2の表面と衝突しながら上昇する時、洗浄液も表面に沿って流れが発生して、汚れを落とすように作用するため、従来の装置に比べて洗浄能力が優れており、食器籠3内の食器類2の汚れを食器籠3に入れた状態のまま食器籠3ごと適切に洗い落とすことができる。
また、従来の装置のように食器類2を所定間隔を隔てて収納する専用の食器籠を用いる必要がなく、通常の食器籠3を用いることができ、効率良く洗浄等を行うことができる。
また、食器類2の加熱消毒時にも籠載置体11が上下動し、この籠載置体11上の食器籠3内の食器類2に対して、熱気の吹き出しによって1つの食器としては多方向から熱風を受けて早く加熱するとともに、全体の食器類2としては、どこの籠載置体11に載置されたとしても均一に熱風を受けて加熱するように作用するため、従来の装置に比べて、すべての食器類2の乾燥や加熱が早く、確実な消毒を行うことができる。
なお、上記実施の形態では、籠載置体11が無端体13とともに回行して上下動する構成について説明したが、例えば籠載置体11が昇降体とともに昇降して上下動する構成等でもよい。
また、収納室5の浸漬槽部21内の洗浄液の量を検出するセンサや洗浄液の酵素濃度を検出するセンサ等を設けて、洗浄液の量や酵素濃度を自動調節するようにしてもよい。
本発明の食器類の洗浄消毒保管装置に係る一実施の形態の側面視断面図である。 同上洗浄消毒保管装置の側面視断面図である。 同上洗浄消毒保管装置の正面視断面図である。 同上洗浄消毒保管装置の平面視断面図である。
符号の説明
1 食器類の洗浄消毒保管装置
2 食器類
3 食器籠
5 収納室
6 装置本体
11 籠載置体
12 回転体
13 無端体
22 気泡発生手段
31 洗浄液噴射手段
33 第1洗浄液噴射パイプ
34 第2洗浄液噴射パイプ
51 加熱消毒手段
52 熱気供給パイプ

Claims (7)

  1. 食器類が入れられた食器籠が収納され、この収納された食器籠内の食器類を主洗浄および仕上げ洗浄した後に加熱消毒し、この加熱消毒後の食器類を次回使用するまで保管する食器類の洗浄消毒保管装置であって、
    前記食器籠が出し入れ可能に収納される収納室を有する装置本体と、
    前記収納室に上下動可能に配設され、前記食器籠が載置される籠載置体と、
    前記収納室の下部に貯留され、前記籠載置体が下端位置に位置する際にこの籠載置体上の食器籠が浸漬される洗浄液と、
    前記籠載置体上の前記食器籠に向けて洗浄液を噴射する洗浄液噴射手段とを備え、
    食器類の主洗浄時には、前記籠載置体が上下動し、この籠載置体上の食器籠内の食器類に対して前記洗浄液への浸漬と前記洗浄液噴射手段による洗浄液の噴射とが繰り返される
    ことを特徴とする食器類の洗浄消毒保管装置。
  2. 収納室の下部に貯留された洗浄液中に気泡を発生させる気泡発生手段を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の食器類の洗浄消毒保管装置。
  3. 上下で対をなす回転体と、
    これら両回転体に掛け渡され、籠載置体が複数取り付けられた回行可能な無端体とを備え、
    前記各籠載置体は、前記無端体とともに回行して上下動する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の食器類の洗浄消毒保管装置。
  4. 洗浄液噴射手段は、
    収納室の上部に配設され、下方の食器籠に向けて洗浄液を噴射する第1洗浄液噴射パイプと、
    側面視で上下で対をなす回転体間に位置するように配設され、上方の食器籠に向けて洗浄液を噴射する第2洗浄液噴射パイプとを有する
    ことを特徴とする請求項3記載の食器類の洗浄消毒保管装置。
  5. 熱気供給パイプから熱気を収納室に供給して食器類を加熱消毒する加熱消毒手段を備え、
    前記熱気供給パイプが、側面視で上下で対をなす回転体間に位置するように配設されている
    ことを特徴とする請求項3記載の食器類の洗浄消毒保管装置。
  6. 食器類が入れられた食器籠を籠載置体上に載置して収納室に収納する工程と、
    前記籠載置体を上下動させながら、前記籠載置体上の食器籠内の食器類に対して前記収納室の下部に貯留された洗浄液への浸漬と洗浄液噴射手段による洗浄液の噴射とを繰り返すことにより、食器類の主洗浄を行う工程と、
    前記収納室の下部に貯留された洗浄液を排出した後、前記籠載置体を上下動させながら、前記籠載置体上の食器籠内の主洗浄後の食器類に向けて仕上げ液を噴射することにより、食器類の仕上げ洗浄を行う工程と、
    前記収納室に熱気を供給して仕上げ洗浄後の食器類の加熱消毒を行う工程と、
    加熱消毒後の食器類を次回使用するまで前記収納室に収納したまま保管する工程と
    を備えることを特徴とする食器類の洗浄消毒保管方法。
  7. 洗浄液には、酵素が含まれている
    ことを特徴とする請求項6記載の食器類の洗浄消毒保管方法。
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