JPH01262829A - 洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、食器類、その他の洗浄物をシャワー洗浄し、
乾燥させる洗浄装置に関する。

〈従来の技術〉 例えば、大量の食器類を扱うレストランや仕出し業では
、使用済みの食器類を効率良く洗浄して乾燥、保管する
ために、大型の洗浄機や乾燥機が厨房に設置される傾向
にある。

〈発明が解決しようとする課題〉 このような大型の洗浄機や乾燥機は大量の食器類を洗浄
し乾燥したりするためには便利であるが、洗浄後の洗浄
物はカゴ等に入れられて乾燥機や食器消毒保管庫に移し
替えなければならず、移し替える作業は厨房内の人手に
よって行われるため、多くの労力と時間を必要としてい
た。また、限られたスペースの厨房内に洗浄機、乾燥機
又は食器消毒保管庫等を設置するため、厨房内が狭くな
る課題があった。

く課題を解決するための手段〉 本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので
、−台の装置で洗浄と洗浄物の乾燥及び保管を行うこと
ができる洗浄装置を提供することを目的とする。

このために、本発明の洗浄装置は、周囲を断熱壁で包囲
した縦長の処理室内に、上下にチェーンを掛け渡して上
下搬送を行なう搬送機構が設置され、搬送機構のチェー
ンには洗浄物を載置するための棚部材が一定間隔で設け
られ、搬送機構の最下位に達した棚部材上の洗浄物に対
し洗浄シャワーを噴射するシャワー洗浄部が前記処理室
の下部に設置され、処理室の側部に加熱器と送風器を有
する熱風路を連通接続して構成したものである。

く作用〉 このような洗浄装置では、先ず洗浄物は搬送機構のチェ
ーンに一定間隔で設けられた各棚部材上に載置される。

洗浄は、搬送機構をタクト運転し、各洗浄物を最下位に
設けた洗浄位置に運び、そこで洗浄ノズル管から洗浄シ
ャワーを洗浄物に噴出しながら行なう。洗浄が終了した
後、送風器と加熱器を動作させ、熱風路を通して熱風を
処理室内に送り込み熱風を室内で循環させながら、洗浄
後の洗浄物の乾燥を効率良く行う。

また、処理室の底部にシャッター付きの開口部をもつ底
板を設け、底板の下側に洗浄水を受ける水槽と汚物を受
けるストレーナを設置すると共に、その空間から強制排
気を行なう排気ブロワを設置することにより、乾燥時に
残飯等から発生する臭気が処理室に入り食器類等に付着
することは防止できる。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図、第２図に示すように、洗浄装置は縦長の箱形に
形成され、外側を断熱壁１により囲われた縦長の処理室
３内には、チェーンを用いた上下方向の搬送機構２が配
設される。この搬送機構２は、洗浄物を入れた金網状の
カゴを上下に搬送する構造であり、上と下に水平に軸支
した軸２１．２２の両端にスプロケット２３．２４を固
定し、これら二対のスプロケット２３．２４間に２木の
チェーン２５．２６を掛け回し、各チェーン２５．２６
には一定間隔でハンガー２７．２８が取り付けられ、対
応した両側のハンガー２７．２８間に網状或は格子フレ
ーム状の棚部材２９が水平に連結支持されている。上の
軸２１は別のスプロケットとチェーンを介してモータ３
ｏに連係され２、ｍ（７）モー１３０によって搬送機構
２はタクト駆動、つまりハンガーの取付はピッチだけ移
動して一定時間停止する動作を繰り返すように駆動され
るこのような搬送機構２の下部つまり処理室３内の下部
には、シャワー洗浄部１ｏがカゴ内の洗浄物に洗浄シャ
ワーをかけて洗浄するように設置される。シャワー洗浄
部１ｏは、搬送機構２の最下位に搬送された棚部材２９
上のカゴ内に洗浄水をその上下方向から噴射するように
配設された洗浄ノズル管１１と、その少し上方に、本洗
浄終了後の洗浄物にすすぎ水をかけるためのすすぎノズ
ル管１２がその搬送路の左右に配設されて構成される。

このすすぎノズル管１２は上水道等に接続され、洗浄ノ
ズル管１１はシャワー用ポンプ１３の吐出側に接続され
る。

搬送機構２．シャワー洗浄部１０が配設される処理室３
の底部は水落し開口部６を持つ底板４によって仕切られ
、その下方には洗浄水用の水槽５とポンプ１３が設置さ
れ、ポンプ１３の吸入側か水イａ５と接続される。

処理室３の前面の一部に、洗浄物を入れたカゴを出し入
れするための扉１７が設けられ、上部には排気ダクト７
が接続され、さらに、処理室３の側部に熱風循環用の熱
風路８が縦に形成される。

熱風路８内にはヒータ等の加熱器１４が設置され、上部
に送風器９が取付けられ、熱風路８の下部と送風器９の
側部の断熱壁１に処理室３と通しる開口１５．１６が設
けられ、熱風路８で加熱された空気は開口１６．処理室
３、開口１５を通して循環される。

このように構成された洗浄装置では、先ず、洗浄物を入
れたカゴ２０が前面の屏１７を開いて処理室３内の搬送
機構２の棚部材２９上に載置され、搬送機構を一定のタ
クト時間で駆動しながら、全ての棚部材２９上に多くの
カゴ２０を載置していく。

その後、扉１７を閉じて洗浄を開始し、処理室下部の洗
浄部では、ポンプ１３の作動により最下位に位置する棚
部材上のカゴに向けて洗浄ノズル管１１から洗浄シャワ
ーを噴射する。この洗浄シャワーによってカゴ２０内の
洗浄物が洗浄され、そして一定のタクト時間後に搬送機
構２が１ピツチ移動し、次の棚部材２９が最下位に達し
たとぎ次の洗浄物が洗浄され、このように、搬送機構２
がタクト運転を行なうことによって、全ての棚部材２９
上の洗浄物がシャワー洗浄される。なお、最下位でシャ
ワー洗浄された洗浄物は、搬送機構２のタクト運転によ
り徐々に上昇し、すすぎ洗浄部に達した際、すすぎノズ
ル管１２からすすぎシャワーをかけられてすすぎが行わ
れる。

このようにして、搬送機構２の駆動により棚部材２９が
一巡すると室内の全ての洗浄物の洗浄を終了し、搬送機
構２と共にシャワーが停止する。

この後、加熱器１４と送風器９が作動し、洗浄後の乾燥
処理に移る。即ち、送風器９の動作によって上方の開口
１５から熱風路８に入った空気は加熱器により加熱され
、下方の開口から再び処理室内に送られ、熱風路８と室
内を加熱空気が循環することにより、処理室３内の洗浄
物が熱風乾燥される。一定時間の熱風乾燥によって洗浄
物が食器類であれば加熱殺菌が行われ、その後、加熱器
と送風器が停止する。そして、このままの状態を保持す
れば、洗浄後の食器類等は消毒した状態でそのまま装置
内に保管される。

上記のような洗浄から乾燥に切り替わる動作は手動スイ
ッチの操作によってもできるが、シーケンスコントロー
ラを使用し洗浄時間や乾燥時間を設定しておけば、洗浄
から乾燥まで全自動運転が可能である。

ｖＪ３図は上記洗浄装置の他の実施例を示し、ここでは
洗浄物が食器類の場合、そこから出る残飯等の臭いが処
理室３内に入らないようにしている。即ち、処理室３３
の底部に設けられ洗浄水を受ける底板３４にはシャッタ
ー付きの開口部３５が設けられ、このシャッター３６は
シリンダ等のアクチュエータ３７により開閉される。開
口部３５の下方に配置される水４ｇ３８の上部には残飯
受は用のストレーナ３９が配設され、開口部３５から流
下した残飯をこのストレーナ３９で受る構造である。さ
らに、底板３４で仕切られた下の部屋に排気ブロワ４０
が設けられ、水槽３８や残飯受は用のストレーナ３９を
入れた部屋の臭気を排気ブロワ４０によって排出するよ
うに構成される。

このような構成の装置では、洗浄中は底板３４のシャッ
ター３６を第３図のように開いておき、洗浄によって食
器類から落た残飯等がストレーナ３９上に流れ落ち、そ
こに受けられる。洗浄が終了すると、シャッター３６が
閉じられ、加熱器と送風器の作動により、処理室３３内
が熱風乾燥される。このとき、処理室３３下側の水４１
３８と残飯がある部屋内の臭気は排気ブロワ４０により
排気され、シャッター３６が閉じられていることもあっ
て、残飯等の臭気は処理室内に全く侵入せず、乾燥及び
保管中の食器類に嫌な臭気が付着することは防止される
。

〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明の洗浄装置によれば、周囲
を断熱壁で包囲した縦長の処理室内に上下搬送を行なう
搬送機構を設置し、搬送機構には洗浄物を＠置するため
の棚部材が一定間隔で設けられ、搬送機構の最下位に達
した棚部材上の洗浄物に対し洗浄シャワーを噴射するシ
ャワー洗浄部を処理室の下部に設置し、処理室の側部に
加熱器と送風器を有する熱風路を連通接続して構成した
から、食器類等の洗浄物を搬送させながら自動釣にシャ
ワー洗浄ができると共に、洗浄後の洗浄物をそのままに
した状態で、処理室内に熱風を循環。

させることにより、洗浄後の乾燥と加熱消毒を連続して
行なうことかできる。従って、従来のように、洗浄機に
よって洗浄した食器類等を乾燥機に手作業により入れ替
える作業が不要となり、また厨房等の限られた場所にお
いては、従来洗浄機と乾燥機を二台設置していた場合に
比べ、縦形の装置を一台設誼すれば良いため、スペース
を有効に利用できる。

さらに、処理室の底部にシャッター付ぎの開口部をもつ
底板を設け、底板の下側に洗浄水を受ける水４１と汚物
を受けるストレーナを設置すると共に、その空間から強
制排気を行なう排気ブロワを設宣することにより、乾燥
時に残飯等から発生する臭気が処理室に入り食器類等に
付着する不具合は防止でざる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示し、 第１図は洗浄装置の側面における縦断面図、第２図はそ
の正面における縦断面図、 第３図は他の実施例の部分断面図である。 １・・・断熱壁、 ２・・・搬送機構、 ３・・・処理室、 ８・・・熱風路、 ９・・・送風器、 １０・・・シャワー洗浄部、 １４・・・加熱器、 ２５．２６・・・チェーン、 ２９・・・棚部材。 特　　許　　出　　願　　人 第１図 １！ｌＩ・・・ａｔ市材 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）周囲を断熱壁で包囲した縦長の処理室内に、上下
   にチェーンを掛け渡して上下搬送を行なう搬送機構が設
   置され、該搬送機構のチェーンには洗浄物を載置するた
   めの棚部材が一定間隔で設けられ、搬送機構の最下位に
   達した棚部材上の洗浄物に対し洗浄シャワーを噴射する
   シャワー洗浄部が前記処理室の下部に設置され、該処理
   室の側部に加熱器と送風器を有する熱風路を連通接続し
   たことを特徴とする洗浄装置。
2. （２）前記処理室の底部にシャッター付きの開口部をも
   つ底板が設けられ、該底板の下側に洗浄水を受ける水槽
   と汚物を受けるストレーナが設置されると共に、その空
   間から強制排気を行なう排気ブロワを設置したことを特
   徴とする請求項１記載の洗浄装置。