JP2006287767A - 無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

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彰 遠藤
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哲郎 後藤
Kenichi Kabasawa
憲一 樺澤
Akihiro Kikuchi
章浩 菊地
Masatoshi Ueno
正俊 上野
Daisuke Kawakami
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Abstract

【課題】接続装置から被接続装置に対する無線通信に必要な通信設定データを、その無線通信による接続開始に際し、接続装置が予め取得できるようにした無線通信システムおよび無線通信方法を提供する。
【解決手段】接続装置としてのコンピュータ1が被接続装置としての携帯通信端末2に対してWLAN通信を行う際に、携帯通信端末2のIPアドレスなどの固有の通信設定データを、RFIDリーダ12〜トランスポンダ22間のRF通信によって、あらかじめ携帯通信端末2から取得し、WLAN通信部13は、取得した通信設定データに基づいて携帯通信端末2に対するWLAN通信の接続を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定の無線通信規格に準拠して接続を行う接続装置と、その接続装置によってアクセスされる被接続装置とを含む無線通信システムおよび無線通信方法に関する。
昨今、WLAN(Wireless LAN)などの無線通信が普及している。しかしながら、無線通信によって、一方の機器から他方の機器に接続を行う(通信を確立する)ためには、多くの設定すべき項目があり、また、その項目が通信環境によって変更しなければならないため、一般のユーザが適切に設定を行うことは困難である。
かかる観点から、たとえば下記特許文献1には、接続装置としてのノートブックPCにID認識装置を取り付け、被接続装置としての携帯情報端末にIDタグを取り付け、携帯情報端末そのID認識装置の近傍に置き、携帯情報端末のIDを読み取ることによって、携帯情報端末のネットワーク・アドレス(通信設定データ)を取得し、ノートブックPCから携帯情報端末に対してネットワーク接続を確立するようにした、遠隔操作システムが開示されている。
国際公開番号WO2003/015451
しかしながら、特許文献1に開示された技術によれば、携帯情報端末に取り付けられたIDタグに格納された通信設定データ(ネットワーク・アドレスなど)を書き換えるためには、専用のリーダ/ライタが必要であり、高コストとなるため実現が困難である。また、通信設定情報は、モバイル環境などによって変更する必要がある場合があり、そのたびに通信設定情報を書き換えることは煩雑である。
本発明は、上述した観点によってなされたものであって、その目的は、接続装置から被接続装置に対する無線通信に必要な通信設定データを、その無線通信による接続開始に際し、接続装置が予め取得できるようにした無線通信システムおよび無線通信方法を提供することにある。
上記課題を克服するために、本発明の第1の観点は、所定の第1無線通信方式に従った接続を行う接続装置と、当該第1無線通信方式に従った接続がなされる被接続装置とを含む無線通信システムであって、前記被接続装置は、前記第1無線通信方式による接続に要する通信設定データを記憶する記憶部と、接続装置からの電力供給に応じて、接続装置と第2無線通信方式による接続を行うトランスポンダと、を含み、前記接続装置は、前記トランスポンダに電力を供給し、前記第2無線通信方式に従った接続により前記通信設定データを取得するデータ取得部と、取得した通信設定データに基づいて、前記第1無線通信方式に従った接続を被接続装置に対して行う無線通信部と、を含む無線通信システムである。
上記課題を克服するために、本発明の第2の観点は、接続装置と、トランスポンダを含む被接続装置との間で、所定の第1無線通信方式に従った通信を行う無線通信方法であって、被接続装置が前記第1無線通信方式による接続に要する通信設定データを記憶するステップと、接続装置が前記トランスポンダに対して電力を供給するステップと、接続装置と被接続装置間で、前記第1無線通信方式と異なる第2無線通信方式に従った通信を開始するステップと、接続装置が当該第2無線通信方式に従った通信において、前記通信設定データを取得するステップと、取得した通信設定データに基づいて、接続装置が被接続装置に対して第1無線通信方式に従って通信を開始するステップと、を備えた無線通信方法である。
本発明によれば、接続装置から被接続装置に対する第1無線通信方式の無線通信による接続開始を行う前に、接続装置は、接続に必要な通信設定データを、第2無線通信方式に従った通信によって予め取得できる。したがって、接続装置に対して通信設定データの入力・更新操作や、通信設定データの書き換え機器等は必要ない。
以下、本発明に係る無線通信システムの一実施形態について説明する。
本実施形態に係る無線通信システム3は、本発明の接続装置としてのパーソナルコンピュータ1(以下、コンピュータ1と略記する)と、本発明の被接続装置としての携帯通信端末2とを含み、コンピュータ1〜携帯通信端末2間の無線通信を確立するためのシステムである。
無線通信システム3では、コンピュータ1〜携帯通信端末2間の無線通信を確立する(いわゆる接続する)ために、接続を行う側のコンピュータ1から接続がなされる側の携帯通信端末2に対して、所定の無線通信の規格(たとえばIEEE802.11)に準拠した、WLAN(Wireless LAN)通信を開始する。そして、コンピュータ1は、WLAN通信を開始するときには、たとえばIPアドレスなどの通信設定データに基づいて行う必要がある。
無線通信システム3では、コンピュータ1は、WLAN通信を開始する前に、その通信設定データを取得するため、携帯通信端末2とトランスポンダを用いたRF通信を行う。
なお、WLAN通信は、本発明の第1無線通信方式の一実施形態であり、RF通信は、本発明の第2無線通信方式の一実施形態である。
図1は、実施形態に係る無線通信システム3のシステム構成図である。
図1において、コンピュータ1は、主制御部11と、RFID(Radio Frequency Identification)リーダ12と、WLAN通信部13と、ROM/RAM14とを含む。各部はシステムバスで接続され、相互にデータ転送がなされる。
主制御部11は、CPUを主体として構成され、コンピュータ1全体の制御を統括する。
WLAN通信部13は、送受信アンテナを含み、WLAN通信を行う。すなわち、WLAN通信部13は、主制御部11による制御(タイミング制御、データ転送制御)のもと、RFIDリーダ12によって取得された通信設定データに基づいて、携帯通信端末2に対して通信データを送出する。
通信設定データは、たとえばアドホック接続(アクセスポイントを介さずに機器同士が直接通信を行なう接続方式)によってWLAN通信を行う場合には、ネットワーク識別子としてのESSID(Extended Service Set Identifier)、暗号鍵としてのWEP KEY、IPアドレス、ネットマスク、MACアドレスなどのデータを含む。
RFIDリーダ12は、携帯通信端末2のトランスポンダ22とRF通信を行って、通信設定データを取得する。
図1において、携帯通信端末2は、主制御部21と、トランスポンダ22と、WLAN通信部23と、ROM/RAM24と、電源制御部25と、バッテリ(BAT)26とを含む。主制御部21、トランスポンダ22、WLAN通信部23、ROM/RAM24、電源制御部25は、システムバスで接続され、相互にデータ転送がなされる。主制御部21とトランスポンダ22は、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)などの通信回路(図示しない)を介して接続される。
なお、主制御部21とトランスポンダ22間の通信として、UARTによる通信は一例であって、たとえばRS232CやSPIなどの汎用的な通信方式によって行ってもよい。
主制御部21は、CPUを主体として構成され、携帯通信端末2全体の制御を統括する。
ROM/RAM24には、通信設定データ(ESSID、WEP KEY(暗号鍵)、IPアドレス、ネットマスク、MACアドレスなど)が格納される。この通信設定データは、たとえば携帯通信端末2のモバイル環境やアドホック環境に応じて変更される場合があり、主制御部21は通信設定データを管理する。
主制御部21は、携帯通信端末2が起動した場合、または、ROM/RAM24内の通信設定データが更新された場合に、通信設定データをROM/RAM24から取り出して、トランスポンダ22に供給する。
かかる場合に、主制御部21において乱数を発生させ、その乱数値に基づいて、通信設定データ内のWEP KEYを更新するようにすれば、セキュリティの観点から望ましい。
WLAN通信部23は、送受信アンテナを含み、WLAN通信を行う。WLAN通信の開始においては、WLAN通信部13は、コンピュータ1から送信される通信設定データ(ESSID、WEP KEY(暗号鍵)、IPアドレス、ネットマスク、MACアドレスなど)に基づいて認証を行い、認証が成立した場合に限り、所定の応答信号を送出して通信が確立する。ここで、認証処理は、送信されたESSIDやIPアドレス等がROM/RAM24に格納されるESSIDやIPアドレス等と一致するか否かを確認する処理と、送信されたWEP KEYに基づく復号処理とを含む。
電源制御部25は、バッテリ26から供給される電源電圧を制御する。すなわち、電源制御部25は、バッテリ26から供給される電源電圧を、携帯通信端末2の各部が動作する所定の電圧にレギュレートする。
無線通信システム3においては、コンピュータ1のRFIDリーダ12と、携帯通信端末2のトランスポンダ22との間で、RF通信を行う。このRF通信は、携帯通信端末2が起動していない(電源電圧が供給されていない)状態であっても、コンピュータ1が動作している限り行うことが可能である。
以下、RFIDリーダ12とトランスポンダ22の各構成部分について説明する。
RFIDリーダ12は、アンテナとしてのコイル121、電波インタフェース122、制御部123、ROM/RAM124を含んで構成される。
コイル121と電波インタフェース122は、RF帯の高周波信号を発生させて、電磁結合によりトランスポンダ22に対して電力を供給する。また、電波インタフェース122は、送受信回路を備え、トランスポンダ22に対してデータを送信するために送信信号の変調を行うとともに、トランスポンダ22から送出された高周波信号を受信し、復調する。
制御部123は、CPUを主体として構成され、RFIDリーダ12の全体の制御を統括する。また、制御部123は、トランスポンダ22から受信した通信設定データをROM/RAM24に保持する。
一方、トランスポンダ22は、図1に示すように、アンテナとしてのコイル221、電波インタフェース(I/F)222、制御部223、不揮発性メモリとしてのEEPROM224等を含んで構成される。
制御部223は、主制御部21から転送された通信設定データをEEPROM224に格納して管理する。なお、トランスポンダ22は、不揮発性メモリを備えていればよいので、EEPROM224に限らず、FRAMでもよい。
また、トランスポンダ22は、コンピュータ1のRFIDリーダ12から非接触で電力供給がなされ、かつ、RFIDリーダ12に対して、EEPROM224に格納されている通信設定データを送信する。
この電力供給とデータ送信は、たとえば、以下のように行われる。
すなわち、RFIDリーダ12は、コイル121によって高周波の電磁界を発生させる。そして、携帯通信端末2とRFIDリーダ20との間の距離が近接し、RFIDリーダ12のコイル121が発生する電磁界の一部がトランスポンダ22のコイル221を突き抜けると、2つのコイル間で電磁結合が生ずる。
トランスポンダ22の電波インタフェース222は、コイル221と並列に接続されるキャパシタ(図示しない)を有し、RFIDリーダ12の送信信号の周波数と一致する共振周波数を持つ並列共振回路を形成する。これにより、電力が伝達されて各部の動作が可能となる。
トランスポンダ22からRFIDリーダ12に対するデータ送信においても、上述した電磁結合が利用される。RFIDリーダ12から電力が供給された後、電波インタフェース222は、RFIDリーダ12からの送信信号(キャリア信号)に対応するサブキャリア信号を変調(たとえば、ASK変調,PSK変調)することで、EEPROM224内のデータを送信する。
トランスポンダ22において、上述した電力伝達およびデータ送信は、制御部223によって制御される。
上述したようにして、RFIDリーダ12とトランスポンダ22間のデータ通信が行われる結果、通信設定データがトランスポンダ22からRFIDリーダ12に供給される。
次に、無線通信システム3の動作について、図2に関連付けて説明する。
図2は、コンピュータ1〜携帯通信端末2間の通信を確立する手順を示す流れ図である。以下、図2の各ステップに沿って、無線通信システム3の動作を説明する。
[ステップST1]
先ず、携帯通信端末2が起動するか、若しくは、外部からのアクセス(たとえば、ユーザによる設定変更)によって通信設定データが更新された場合には、主制御部21は、ROM/RAM24に格納されている通信設定データをUARTによるデータ通信によって、トランスポンダ22に転送する。トランスポンダ22では、転送された通信設定データを不揮発性メモリであるEEPROM224に格納する。
[ステップST2および3]
次に、コンピュータ1から携帯通信端末2に対して通信を行いたい場合、コンピュータ1と携帯通信端末2とを相互に近付けることによって、RF通信が開始される。
すなわち、RFIDリーダ12が生成する高周波の電磁界(キャリア信号)によって、トランスポンダ22が活性化され、電力が供給されて動作を開始する(ステップST2)。これによって、高周波信号によるデータ通信が行われる(ステップST3)。
トランスポンダ22では、制御部223の制御のもと、電波インタフェース222は、EEPROM224に格納された通信設定データに基づいて、サブキャリア信号を変調する。
そして、RFIDリーダ12では、電波インタフェース122がサブキャリア信号を復調して、復調結果としての通信設定データをROM/RAM124に保持しておく。
[ステップST4]
コンピュータ1は、RF通信によって通信設定データを取得したので、この通信設定データに基づいて、携帯通信端末2に対してWLAN通信による接続を開始する。
すなわち、主制御部11は、RFIDリーダ12のROM/RAM124に保持される通信設定データをWLAN通信部13に転送する。そして、WLAN通信部13は、通信設定データに含まれるESSID、WEP KEY(暗号鍵)、IPアドレス、ネットマスク、MACアドレスなどのデータに基づき、所定の通信プロトコルに準拠した通信データを携帯通信端末2に対して送信する。
[ステップST5]
通信データを受信した携帯通信端末2は、認証処理を行って、認証が成立した場合に限り、所定の応答信号をコンピュータ1に対して送出し、これによって、コンピュータ1〜携帯通信端末2間のWLAN通信が確立する。
すなわち、携帯通信端末2のWLAN通信部23は、コンピュータ1から送信される通信設定データに含まれる、ESSID、WEP KEY(暗号鍵)、IPアドレス、ネットマスク、MACアドレスなどのデータに基づいて認証を行い、認証が成立した場合に限り、所定の応答信号を送出して通信が確立する。この認証処理では、送信されたESSIDやIPアドレス等がROM/RAM24に格納されるESSIDやIPアドレス等と一致するか否かを確認する処理、送信されたWEP KEYに基づく復号処理、などが行われる。
以上説明したように、本実施形態に係る無線通信システム3によれば、コンピュータ1が携帯通信端末2に対してWLAN通信を行う際に、携帯通信端末2のIPアドレスなどの固有の通信設定データを、トランスポンダを用いたRF通信によって予め携帯通信端末2から取得し、取得した通信設定データに基づいてWLAN通信の接続を開始するため、以下の効果が得られる。
すなわち、
(1)携帯通信端末2において、トランスポンダ22を外付けではなく内蔵し、CPU(主制御部21)の制御のもと、ROM/RAM24からトランスポンダ22に対して通信設定データを自動的に転送する構成としたので、通信設定データの更新時などの場合に、専用のライタ(たとえばRFIDライタ)によってデータの書き換えを行う必要がない。
(2)通信設定データが予めコンピュータ1に供給されるため、コンピュータ1のユーザは、WLAN接続に際し、ESSIDやIPアドレス等の通信設定データを入力する煩雑な作業から解放される。特に、これらの通信設定データは、一度コンピュータ1内に設定・記憶させたとしても、モバイル環境やアドホック環境によって更新される可能性があるが、実施形態に係る無線通信システム3によれば、かかる通信設定データの更新作業からも解放される。
(3)携帯通信端末2の起動時、または、通信設定データの更新時に、通信設定データ内の暗号鍵(WEP KEY)を更新することで、セキュリティ性能が向上する。
なお、上述した実施形態において、通信設定データは、携帯通信端末2が起動していない場合であっても、RF通信によってコンピュータ1に供給でき、このRF通信と同期して、携帯通信端末2の動作状態を制御するように構成してもよい。
たとえば、図3は、携帯通信端末2において、トランスポンダ22によって電源制御部25を制御する構成とした、無線通信システム3のシステム構成を示すブロック図である。
図3において、電源制御部25は、通常動作が可能なノーマルモードと、消費電力低減のために通常動作よりも動作を制限するスリープモードの2つの電源供給モードを有している。たとえば、ノーマルモードでは、すべての構成部分が動作するが、スリープモードでは、主制御部21に対してのみ電源電圧が供給される。スリープモードでは、主制御部21はスリープ状態であり、機能が大幅に制限される。
そして、トランスポンダ22の制御部223は、RFIDリーダ12とのRF通信を行った後に電源制御部25に対して割り込み信号INTを送出する。電源制御部25では、割り込み信号INTのレベルを常に監視しており、スリープモードの場合に割り込み信号INTがアクティブになったことを検出すると、電源供給モードをスリープモードからノーマルモードに遷移させる。これによって、所定の電源電圧が各部に供給され、コンピュータ1からのWLAN通信の接続開始(通信データの受信)に対処することができる。
このように、コンピュータ1からWLAN通信によるアクセスが予定されることをRF通信によって予め知った後に、携帯通信端末2の電源供給動作を変化させることで、スリープモードによる省電力を図りつつ、適切なタイミングで各部を復帰させてWLAN通信を開始することができる。
なお、図3に示す携帯通信端末2では、制御部223からの割り込み信号INTに応じて、電源制御部25は、単に、各部に電源が供給するか否かを制御するものであってもよい。たとえば、電源制御部25は、バッテリ26からの電圧を供給するか否かを制御するFETを有し、制御部223からの割り込み信号INTのレベル変化によって、FETがオンすることでバッテリ26からの電圧が供給されるように構成する。
また、本発明の実施形態は、上述した実施形態に拘泥せず、当業者であれば、本発明の要旨を変更しない範囲内で様々な改変が可能である。
無線通信システム3において、コンピュータ1と携帯通信端末2との間の通信はWLANに限られず、たとえばブルートゥース(登録商標)による通信であってもよい。かかる場合、通信設定データは、BDアドレスやPASS KEYなどである。どのような無線通信方式であっても、その無線通信の確立に必要な通信設定データが予めRF通信を用いて、被接続装置(携帯通信端末2)から接続装置(コンピュータ1)へ供給されればよい。
さらに、RFIDシステムは、その周波数帯などに応じて様々な方式があり、本実施形態で述べた方式以外の方式を利用することもできる。
実施形態に係る無線通信システムのシステム構成を示すブロック図である。 実施形態に係る無線通信システムの動作を示す流れ図である。 実施形態に係る無線通信システムの別のシステム構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…コンピュータ、11…主制御部、12…RFIDリーダ、13…WLAN通信部、14…ROM/RAM、2…携帯通信端末、21…主制御部、22…トランスポンダ、23…WLAN通信部、24…ROM/RAM、25…電源制御部、26…バッテリ、3…無線通信システム。

Claims (6)

  1. 所定の第1無線通信方式に従った接続を行う接続装置と、当該第1無線通信方式に従った接続がなされる被接続装置とを含む無線通信システムであって、
    前記被接続装置は、
    前記第1無線通信方式による接続に要する通信設定データを記憶する記憶部と、
    接続装置からの電力供給に応じて、接続装置と第2無線通信方式による接続を行うトランスポンダと、を含み、
    前記接続装置は、
    前記トランスポンダに電力を供給し、前記第2無線通信方式に従った接続により前記通信設定データを取得するデータ取得部と、
    取得した通信設定データに基づいて、前記第1無線通信方式に従った接続を被接続装置に対して行う無線通信部と、を含む
    無線通信システム。
  2. 被接続装置は、通常動作が可能なノーマルモードと、当該通常動作よりも動作を制限するスリープモードの2つの電源供給モードを有し、
    前記第2無線通信方式による接続が開始されたことを条件として、電源供給モードをスリープモードからノーマルモードへ遷移させる
    請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記通信設定データは、通信データの暗号化および/または復号化に必要な暗号データを含み、
    被接続装置の起動、または、接続装置から前記トランスポンダに対する電力供給に応じて、被接続装置は、当該暗号データを更新する
    請求項1または2記載の無線通信システム。
  4. 被接続装置は、前記通信設定データを管理するプロセッサを有し、
    前記トランスポンダは、被接続装置の起動、または、当該プロセッサによる通信設定データの更新に応じて、当該プロセッサから通信設定データを取得する
    請求項1〜3のいずれかに記載の無線通信システム。
  5. 接続装置と、トランスポンダを含む被接続装置との間で、所定の第1無線通信方式に従った通信を行う無線通信方法であって、
    被接続装置が前記第1無線通信方式による接続に要する通信設定データを記憶するステップと、
    接続装置が前記トランスポンダに対して電力を供給するステップと、
    接続装置と被接続装置間で、前記第1無線通信方式と異なる第2無線通信方式に従った通信を開始するステップと、
    接続装置が当該第2無線通信方式に従った通信において、前記通信設定データを取得するステップと、
    取得した通信設定データに基づいて、接続装置が被接続装置に対して第1無線通信方式に従って通信を開始するステップと、
    を備えた無線通信方法。
  6. トランスポンダに対する電力供給に応じて、被接続装置が前記通信設定データに含まれる暗号データを更新するステップ、
    をさらに備えた請求項5記載の無線通信方法。
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