JP2006287589A - 画像処理方法、画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像されるべき広範囲の領域の指定を容易にし、またその広範囲の領域を撮像する際の設定及びその撮像を容易にすること。
【解決手段】 カメラにより得られた画像における注目領域の位置及びサイズと、画像を得るためにカメラに設定されたカメラパラメータとを用いて、注目領域に含まれている対象物体が所定のサイズで撮像される為の撮像方向(S208)、撮像倍率(S209)を求める。
【選択図】 図2

Description

本発明は、撮像方向、撮像倍率を求める為の技術に関するものである。
カメラの撮像方向(パン・チルト)や撮像倍率をネットワークを介して遠隔操作し、任意の領域を撮像することが可能な撮像装置が知られている。上記のようなカメラは、例えば、遠隔監視システムやTV会議システムで使用されている。
このようなカメラのパン・チルト・ズーム等の制御について従来では、カメラで撮像した画像とともに、そのカメラを制御するGUI(Graphical User Interface)を表示手段に表示させ、そのGUIを用いて行う技術が開示されている(特許文献1を参照)。つまり、見たい領域が撮像されるように、カメラの撮像方向や撮像倍率を遠隔操作で調整することが可能である。
また、予めカメラの撮像方向や撮像倍率を記憶させておくことも可能である。例えば、複数の領域を撮像したい場合には、各領域を撮像する毎に、撮像方向や撮像倍率をGUIを使用して調整する必要はなく、記憶させたカメラの撮像方向や撮像倍率をGUIを使用して呼び出し、カメラに設定することでその領域が撮像されるため、撮像する領域の切り替えが容易に行なえる。
特開平09−009231号公報
しかしながら、監視システム等のように広範囲の領域を撮像するためには、予め記憶させる撮像方向及び撮像倍率が多数となってしまっていた。また、ある範囲を複数の領域に分割して撮像する際に、全ての範囲がカバーされるように設定するのは容易ではなかった。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、撮像されるべき広範囲の領域の指定を容易にし、またその広範囲の領域を撮像する際の設定及びその撮像を容易にすることを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の画像処理方法は以下の構成を備える。
即ち、カメラにより得られた画像内で注目領域を指示する指示工程と、
前記画像における前記注目領域の位置及びサイズと、前記画像を得るために前記カメラに設定されたカメラパラメータとを用いて、前記注目領域に含まれている対象物体が所定のサイズで撮像される為の撮像方向、撮像倍率を求める計算工程と
を備えることを特徴とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の画像処理方法は以下の構成を備える。
即ち、カメラにより得られた画像内で注目領域を指示する指示工程と、
前記注目領域を複数の分割領域に分割する分割工程と、
前記画像における前記分割領域の位置及びサイズと、前記画像を得るために前記カメラに設定されたカメラパラメータとを用いて、前記分割領域に含まれている対象物体が所定のサイズで撮像される為の撮像方向、撮像倍率を求める処理を、それぞれの分割領域毎に行う計算工程と
を備えることを特徴とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の画像処理方法は以下の構成を備える。
即ち、カメラにより得られた画像内で特定の被写体を検出する検出工程と、
前記画像における前記被写体の領域の位置及びサイズと、前記画像を得るために前記カメラに設定されたカメラパラメータとを用いて、前記被写体の領域が所定のサイズで撮像される為の撮像方向、撮像倍率を求める計算工程と
を備えることを特徴とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。
即ち、カメラにより得られた画像内で注目領域を指示する指示手段と、
前記画像における前記注目領域の位置及びサイズと、前記画像を得るために前記カメラに設定されたカメラパラメータとを用いて、前記注目領域に含まれている対象物体が所定のサイズで撮像される為の撮像方向、撮像倍率を求める計算手段と
を備えることを特徴とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。
即ち、カメラにより得られた画像内で注目領域を指示する指示手段と、
前記注目領域を複数の分割領域に分割する分割手段と、
前記画像における前記分割領域の位置及びサイズと、前記画像を得るために前記カメラに設定されたカメラパラメータとを用いて、前記分割領域に含まれている対象物体が所定のサイズで撮像される為の撮像方向、撮像倍率を求める処理を、それぞれの分割領域毎に行う計算手段と
を備えることを特徴とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。
即ち、カメラにより得られた画像内で特定の被写体を検出する検出手段と、
前記画像における前記被写体の領域の位置及びサイズと、前記画像を得るために前記カメラに設定されたカメラパラメータとを用いて、前記被写体の領域が所定のサイズで撮像される為の撮像方向、撮像倍率を求める計算手段と
を備えることを特徴とする。
本発明の構成により、撮像されるべき広範囲の領域の指定を容易にし、またその広範囲の領域を撮像する際の設定及びその撮像を容易にすることができる。
以下添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係るシステムの機能構成を示すブロック図である。同図に示す如く、本実施形態に係るシステムは、撮像部100、雲台110、コンピュータ190により構成されている。
また、コンピュータ190は画像処理部120、表示部130、システム制御部140、カメラ制御部150、撮像領域設定部170、撮像倍率設定部180、カメラ制御データ保持部101により構成されている。また、カメラ制御部150は、撮像方向制御部151、撮像倍率制御部152、フォーカス制御部153から構成され、撮像領域設定部170は、画像合成部171、位置範囲指定部172、撮像方向設定部173から構成される。
撮像部100は、レンズやCCD等のイメージセンサから構成され、現実空間の動画像、若しくは静止画像を撮像する。雲台110は不図示のモータを備え、このモータを外部からの制御に従って駆動させることで撮像部100の撮像方向をパン・チルト方向に変化させることができる。
画像処理部120は、撮像部100によって撮像された画像を取得し、取得したこの画像の色や明るさ等を補正する。この補正処理についてはガンマ補正など、周知のものであるので、これに関する説明は省略する。
表示部130は、画像処理部120によって補正された画像を表示する。システム制御部140は、システムを構成する各部の制御を行う。カメラ制御部150は、撮像部100、及び雲台110の制御を行なうのであるが、より具体的にはカメラ制御部150を構成する撮像方向制御部151、撮像倍率制御部152、フォーカス制御部153が以下説明する処理を行う。撮像方向制御部151は、雲台110に備わっているモータの駆動制御を行う。撮像倍率設定部152は、撮像部100の撮像倍率を制御する。フォーカス制御部153は、撮像部100のフォーカスを制御する。
撮像領域設定部170は、撮像部100で撮像する領域を設定する。より具体的には、撮像領域設定部170を構成する画像合成部171、位置範囲指定部172、撮像方向設定部173が以下説明する処理を行う。画像合成部171は、画像処理部120から得られる複数の画像を順次連結して合成し、1つの画像を生成する。位置範囲指定部172は、画像合成部171によって得られる画像内で、撮像したい対象物が写っている領域を指定する。撮像方向設定部173は、位置範囲指定部172によって指定された領域を撮像するための撮像方向を設定する。
撮像倍率設定部180は、撮像領域設定部170によって設定された領域を撮像する為の撮像倍率を設定する。
カメラ制御データ保持部101は、以下説明する処理によって求められるカメラパラメータを保持する。本実施形態ではこのカメラパラメータには、撮像方向設定部173によって設定された撮像方向、撮像倍率設定部180によって設定された撮像倍率が含まれているものとする。
図14は、コンピュータ190のハードウェア構成を示すブロック図である。
CPU1401は、RAM1402やROM1403に格納されているプログラムやデータを用いて本コンピュータ190全体の制御を行うと共に、コンピュータ190が行う後述の各処理を実行する。
RAM1402は外部記憶装置1405からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリア、I/F1408に接続される撮像部100が撮像することで取得される画像を一時的に記憶するためのエリア、CPU1401が各種の処理を実行する際に使用するワークエリア等の各種のエリアを提供することができる。
ROM1403は本コンピュータ190の設定データや、ブートプログラムなどを格納する。
操作部1404は、キーボードやマウスなどにより構成されており、各種の指示をCPU1401に対して入力することができる。
外部記憶装置1405はハードディスクドライブ装置に代表される大容量情報記憶装置であり、ここにOS(オペレーティングシステム)や、CPU1401にコンピュータ190が行う後述の各処理を実行させるためのプログラムやデータなどが保存されており、これらの一部若しくは全部はCPU1401による制御に従ってRAM1402にロードされ、CPU1401による処理対象となる。
表示部1406は図1の表示部130に相当するもので、CPU1401による処理結果を画像や文字などでもって表示することができる。
カメラ制御部1407は図1のカメラ制御部150に相当するものであり、ここに接続されている撮像部100や雲台110を制御する。
I/F1408は、上記雲台110、撮像部100を接続するものであり、本コンピュータ190はこのI/F1408を介して雲台110、撮像部100とのデータ通信を行うことになる。
1409は上述の各部を繋ぐバスである。
次に、上記構成を備えるシステムの動作について説明する。本実施形態に係るシステムの動作は大きく分けて2つの動作に大別される。
一方の動作は、現実空間の画像を撮像して取得し、取得した画像において以降も撮像したい対象物が写っている領域が決まると、この対象物を以降も撮像すべく、撮像部100の撮像方向、撮像倍率を決めて保持する、という動作である。以下ではこのような動作を「領域設定動作」と呼称する。
他方の動作は、撮像部100でもって画像を撮像し、撮像した画像を画像処理部120によって補正したものを表示部130の表示画面上に表示する、所謂通常の撮像動作である。以下ではこのような動作を「通常撮像動作」と呼称する。
先ず、領域設定動作について説明する。
図2は、本実施形態に係るシステムが領域設定動作を行う際にコンピュータ190が行う処理のフローチャートである。なお、同図のフローチャートに従った処理をCPU1401に実行させるためのプログラムやデータは外部記憶装置1405に保存されており、これは適宜CPU1401による制御に従ってRAM1402にロードされ、CPU1401がこれを用いて処理を実行することで、コンピュータ190は後述する各処理を実行することになる。
先ず、CPU1401は、撮像部100の撮像倍率を所定の倍率にすべく、カメラ制御部1407に備わっている撮像倍率制御部152を制御する(ステップS201)。例えば、撮像倍率を最小にし、広角画像の撮像を可能にする。
次に、CPU1401は、雲台110のモータを駆動制御して撮像部100の撮像方向を所望の方向に向けるべく、カメラ制御部1407に備わっている撮像方向制御部151を制御する(ステップS202)。本ステップで行う処理の詳細については後述する。
次に、以上のようにして撮像倍率、撮像方向が設定された撮像部100により現実空間の撮像を開始するので、撮像した画像はI/F1408を介してデータとしてRAM1402に入力される。CPU1401は画像処理部120として機能し、この画像に対して色補正処理など、各種の補正処理を行う(ステップS203)。これにより、撮像部100により取得された1つの画像をRAM1402に取得することができる。なお、補正後の画像は表示部1406の表示画面上に表示するようにしても良い。
次に、CPU1401は所定の範囲内、例えば、雲台110がパン・チルト方向それぞれに可動可能な最大範囲の中で、それぞれの方向について撮像部100が撮像を行ったのかを判断し、行っていなければ処理をステップS202に戻し、撮像方向を移動させて現実空間の撮像を行い、撮像した画像を補正してRAM1402に保持する。このように、所定範囲内のそれぞれの方向について同じ撮像倍率でもって撮像を行い、撮像したそれぞれの画像を補正してRAM1402に取得する。
より具体的に説明すると、パン方向の所定範囲をPa≦P≦Pb(Pはパン角、Pa、Pbはそれぞれ雲台110のパン角の最小値、最大値)、チルト角の所定範囲をTa≦T≦Tb(Tはチルト角、Ta、Tbはそれぞれ雲台110のチルト角の最小値、最大値)とすると、先ず、ステップS202ではカメラ制御部1407は雲台110に対して「撮像部100のパン角がPa、チルト角がTa」となるように制御信号を出力するので、雲台110はこの制御信号に従って撮像部100のパン角をPa、チルト角をTaとなるように制御する。そしてステップS203では、この状態で撮像した画像を補正してRAM1402に取得する。
そして処理をステップS202に戻してパン角Paを(Pa+Δp)に更新し、カメラ制御部1407は雲台110に対して「撮像部100のパン角が(Pa+Δp)、チルト角がTa」となるように制御信号を出力するので、雲台110はこの制御信号に従って撮像部100のパン角を(Pa+Δp)、チルト角をTaとなるように制御する。そしてステップS203では、この状態で撮像した画像を補正してRAM1402に取得する。
そしてこのような処理をP=Pbとなるまで続け、P=Pbとなると、CPU1401はPをPaに更新すると共に、Tを(Ta+Δt)に更新し、カメラ制御部1407は雲台110に対して「撮像部100のパン角がPa、チルト角が(Ta+Δt)」となるように制御信号を出力するので、雲台110はこの制御信号に従って撮像部100のパン角をPa、チルト角を(Ta+Δt)となるように制御する。そしてステップS203では、この状態で撮像した画像を補正してRAM1402に取得する。
そしてこのような処理をT=Tbとなるまで繰り返す。ここで、ステップS201で制御する撮像倍率を最小にし、かつ雲台110がパン・チルト方向それぞれに可動可能な最大範囲を所定範囲とすると、撮像部100と雲台110を使用した時に撮像可能な最大の範囲の画像が分割して撮像されることとなる。
図3(a)は、撮像部100のパン角、チルト角を更新しながら得た画像群を示す図である。同図に示す如く、画像300〜314(以下、それぞれの画像を分割画像と呼称する場合がある)は、ある現実空間の領域を撮像部100のパン角、チルト角を変更しながら撮像することで得た画像群であり、更に隣接した画像同士(例えば画像300と画像301、画像305)がそれぞれ領域をオーバーラップさせるように撮像されている(換言すれば上記Δp、Δtはそれぞれ、隣接した画像同士が互いに領域をオーバーラップさせるように決定されていることになる)。
図2に戻って、次に、CPU1401は、所定枚数の画像を撮像したことを検知すると(上述の例ではP=Pb、T=Tbとなったことを検知すると)、処理をステップS204を介してステップS205に進め、CPU1401は画像合成部171として機能し、RAM1402に取得した複数枚の画像を連結して1枚の画像に合成する処理を行う(ステップS205)。図3(b)は、画像300〜314を連結することで合成された1枚の画像を示す図である。
このような合成技術については、デジタルカメラ等で撮像された複数枚の画像を合成して、高解像度画像を作成するパノラマ合成技術として公知である。特に、本実施形態の場合には、画像の撮像時に焦点距離の変動は無く、また基本的に視点の移動は無く、さらに各画像の撮像時の撮像方向もわかっているため、合成画像の法線ベクトルと各分割画像の法線ベクトルとがなす角の大きさを各分割画像を変換する際の回転角度とし、各分割画像を回転変換する。または合成画像の各座標をその角度を使用して変換し、その変換座標に対応する分割画像中の画素値を内挿処理等で求めて、合成画像を作成することが出来る。なおこの画像の合成技術に関しては、コンピュータビジョン−技術評論と将来展望−松山隆司他編(株)新技術コミュニケーションや、電子情報通信学会論文誌D-II Vol.J81-D-II No.6 pp.1182-1193 “視点固定型パンチルトズームカメラとその応用”和田俊和他に開示されている。
いずれにせよ、ステップS205までの処理で、広範囲の画像(合成画像)を取得するのであるが、同様の画像を取得する方法についてはこれに限定するものではない。また、ステップS206以降の処理は、予めこのような広範囲の画像を外部記憶装置1405に保存させておき、必要時にRAM1402にロードして用いるようにしても良いことはいうまでもない。
図2に戻って、次に、このようにして取得された合成画像を表示部1406の表示画面上に表示する(ステップS206)。ここで表示の際には、表示部1406の解像度に合うように合成画像の解像度を変換して行なうのであるが、合成画像の解像度と表示部1406の解像度が大きく異なると合成画像の画質が大幅に劣化するため、合成画像の一部を切り出して表示し、表示部1406に表示されているGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を使用して合成画像の表示領域を変更するようにしても良い。
次に、本コンピュータ190の操作者は、表示部1406に表示された合成画像中で、通常撮影時に撮像部100で撮像すべき対象が写っている領域の位置と範囲とを操作部1404を用いて指定するので、CPU1401は位置範囲指定部172として機能し、この指定を受け付ける(ステップS207)。指定の方法については特に限定するものではないが、例えばマウスを用いて所望の領域(通常撮影時に撮像部100で撮像すべき対象が写っている領域)を選択する。これにより、撮像すべき位置(選択した領域の中心位置)と範囲(選択した領域のサイズ)の両方を指定することができる。
そして撮像すべき位置と範囲が指定されると、合成画像における指定領域の位置データ(指定領域の中心位置データ)と、指定領域の縦横のサイズのデータとをRAM1402に一時的に格納する。
このように、撮像部100と雲台110を使用して撮像可能な所定の範囲全体を表示し、その中からポインティングデバイスを用いて領域を選択することにより、通常撮影時に撮像部100で撮像する領域を容易に設定することが出来る。
図3(c)は図3(b)に示した画像320においてステップS207で指定された領域を示す図である。同図に示す如く、画像320において領域330〜332が指定されている。なお、指定する領域の数はこれに限定するものではない。以下では説明を簡単にするために、領域330のみが指定されたものとして説明するが、複数個の領域が指定された場合には以下説明する処理を個々の領域について行うようにすればよい。
図2に戻って、次に、CPU1401は撮像方向設定部173として機能し、通常撮影時に撮像部100が撮像する方向、即ち、通常撮影時に撮像部100で撮像すべき対象に撮像部100を向ける場合に、向ける方向を求める(ステップS208)。ステップS208における処理について、図4を用いて詳細に説明する。
図4は、通常撮影時に撮像部100が領域330を撮像するために向ける方向を求めるための処理を説明する為の図である。同図において401は合成画像面を示しており、この画像面401上には当然領域330が存在する。また、Oは撮像系の視点、fは焦点距離、Rpは領域330の範囲(即ちステップS207で指定した領域のサイズ)、Roは領域330の中心位置(即ちステップS207で指定した領域の中心位置)、Dpは画像面401上における領域330の中心位置Roと画像中心位置(合成画像における中心位置)との距離、θは視点Oの位置と画像中心位置とを結ぶ直線に対する、視点Oの位置と領域330の中心位置Roとを結ぶ直線の角度を示す。なお、この図4は、説明をわかりやすくするため、撮像方向の1軸方向(パン方向)のみを示している。
通常撮影時に領域330を撮像するためには、撮像部100の光軸を領域330の中心位置Roの方向に角度θだけ回転させ、撮像倍率を領域330の範囲Rpがほぼ画像全体に撮像されるように設定する必要がある。つまり、この角度θが、合成画像の撮像方向を基準にした、領域330を撮像するときの(パン方向における)撮像方向となる。
よって、ステップS208では、パン方向、チルト方向それぞれについて、この角度θを以下の式(1)に従って求める。
|θ|=arctan(Dp/f) (1)
なお、上記Dpは、
(合成画像面401の1画素に相当する長さ)×(画素数)
として求める。なお、(合成画像面401の1画素に相当する長さ)は、ステップS205における合成処理で用いた焦点距離、変換係数などの情報を用いて周知の方法でもって得ることができる。また、(画素数)は、画像中心の座標値と領域330の中心座標値との差分の絶対値を計算することで得られるものである。これにより、Dpを求めることができる。
また、式(1)において焦点距離fについては予め撮像部100に設定されているので、これを用いればよい。
以上の処理により、撮像方向(パン角、チルト角)を求めることができる。
図2に戻って、次に、CPU1401は撮像倍率設定部180として機能し、通常撮影時に撮像部100が領域330を撮像する際の撮像倍率を求める(ステップS209)。
合成画像と、通常撮影時で撮像する画像と、で解像度が同じであるならば、図4に示した領域330の範囲Rpが、通常撮影時にほぼ画像全体に撮像されるためには、合成画像に対してNn/Nrp倍の撮像倍率で撮像すればよい。ここでNnは通常撮影時の画像の水平方向の画素数、Nrpは領域330の範囲Rpの画素数である。なお、角度θ回転したことを考慮して、撮像倍率をNn/(Nrp/cosθ)としても良い。また、解像度が異なる場合は、係数として乗算すればよい。
このようにして、撮像倍率を求めることができる。なお、上述のように、ステップS207で複数の領域を指定した場合には、ステップS208、S209における処理を、指定した個々の領域について行うようにすればよい。
そして、以上のようにして求めた撮像方向を示すデータ(パン角のデータ、チルト角のデータ)と、撮像倍率を示すデータとをカメラパラメータとしてRAM1402に一時的に格納する、若しくは外部記憶装置1405に保存する(ステップS210)。
これにより、領域330に含まれている対象物体に対して撮像部100を向ける際の方向(撮像方向)と、通常撮影時にほぼ画像全体にこの対象物体を撮像するための撮像倍率を求めることができる。
次に、以上の処理が完了し、操作部1404を用いて通常撮像動作の指示が入力されると、CPU1401はこれを検知して通常撮像動作の為の処理を実行する。なお、通常撮像動作の為の処理の実行は図4のフローチャートに従った処理が完了すると即座に実行するようにしても良い。
図5は、通常撮像動作の為にコンピュータ190が行う処理のフローチャートである。なお、同図のフローチャートに従った処理をCPU1401に実行させるためのプログラムやデータは外部記憶装置1405に保存されており、これは適宜CPU1401による制御に従ってRAM1402にロードされ、CPU1401がこれを用いて処理を実行することで、コンピュータ190は後述する各処理を実行することになる。
先ず、図4のフローチャートに従った処理でもって求めたカメラパラメータが外部記憶装置1405に保存されている場合にはこれをRAM1402にロードする(ステップS501)。なお、カメラパラメータがRAM1402に一時的に格納されている場合にはステップS501における処理は省略する。
次に、CPU1401はカメラ制御部1407を、カメラパラメータに従って制御し、撮像部100の撮像方向、撮像倍率を、求めたものに設定する(ステップS502)。より詳しくは、CPU1401はカメラ制御部1407のうちの撮像方向制御部151を、カメラパラメータのうちの撮像方向を示すデータに従って制御するので、結果として雲台110に備わっている不図示のモータが駆動制御され、求めた撮像方向に撮像部100を向けることができる。
また、CPU1401はカメラ制御部1407のうちの撮像倍率制御部152を、カメラパラメータのうちの撮像倍率を示すデータに従って制御するので、求めた撮像倍率が撮像部100に対して設定されることになる。
また、CPU1401はカメラ制御部1407のうちのフォーカス制御部153を制御し、ピントが合うように制御される。
そして次に、撮像部100は撮像を開始するので、CPU1401はI/F1408を介して撮像画像を取得し、取得した撮像画像に対して(画像処理部120として機能して)上述の各補正処理を行い、補正後の画像を表示部1406の表示画面上に表示する(ステップS503)。なお、補正後の画像の出力先はこれに限定するものではなく、ネットワークを介して外部の表示装置、記憶装置、端末装置などに出力するようにしても良い。
なお、補正後の画像を外部の端末装置に出力した場合には、この外部の端末装置側で更に以上説明したような処理(図4のフローチャートに従った処理)を実行するようにしても良い。
そして操作部1404から処理終了の旨の指示が入力されたことをCPU1401が検知した場合には本処理を終了するのであるが、検知していない場合にはステップS501以降の処理を繰り返す。
以上の説明のように、本実施形態によって、撮像対象を撮像するための撮像方向、撮像倍率の設定は、合成画像上でユーザが領域を指定するだけで行うことができるので、ユーザは撮像対象を視覚的に確認しながら選択することができるし、ユーザにとってはこの選択のみであとはコンピュータ190側で撮像方向、撮像倍率を求めるので、ユーザによっては、撮像対象を撮像するための撮像方向、撮像倍率の設定を簡便に行うことができる。
[第2の実施形態]
図6は、本実施形態に係るシステムの機能構成を示すブロック図である。なお、同図において図1と同じ部分については同じ番号を付けており、その説明は省略する。図6に示す如く、本実施形態に係るシステムは、撮像部100、雲台110、コンピュータ699により構成されている。
また、コンピュータ699は画像処理部120、表示部130、システム制御部640、カメラ制御部150、撮像領域設定部670、撮像倍率設定部180、分割撮像領域設定部690、カメラ制御データ保持部601により構成されている。また、撮像領域設定部670は、画像合成部171、位置範囲指定部172から構成されており、分割撮像領域設定部690は撮像方向設定部691から構成されている。
図1に示したものと異なる部分についてのみ説明する。システム制御部640は、コンピュータ699を構成する各部の制御を行う。撮像領域設定部670は、撮像部100で撮像する領域を設定する。より具体的には、撮像領域設定部670を構成する画像合成部171、位置範囲指定部172が上述の各処理を行う。
撮像倍率設定部680は、撮像領域設定部670によって設定された領域を撮像する為の撮像倍率を設定する。
分割撮像領域設定部690は、位置範囲指定部172によって指定された領域を、撮像倍率設定部680で設定された撮像倍率で撮像する際の分割領域を設定する。撮像方向設定部691は、分割撮像領域設定部690で設定されたそれぞれの分割領域を撮像するための撮像方向を設定する。
カメラ制御データ保持部601は、以下説明する処理によって求められるカメラパラメータを保持する。本実施形態ではこのカメラパラメータには、撮像方向設定部691によって設定された撮像方向、撮像倍率設定部180によって設定された撮像倍率が含まれているものとする。
また、コンピュータ699のハードウェア構成については第1の実施形態と同じであるとする。
図7は、本実施形態に係るシステムが領域設定動作を行う際にコンピュータ699が行う処理のフローチャートである。なお、同図のフローチャートに従った処理をCPU1401に実行させるためのプログラムやデータは外部記憶装置1405に保存されており、これは適宜CPU1401による制御に従ってRAM1402にロードされ、CPU1401がこれを用いて処理を実行することで、コンピュータ190は後述する各処理を実行することになる。
先ず、ステップS701〜ステップS706の各ステップにおける処理は、図2のステップS201〜ステップS206と同じであるので、その説明は省略する。
次に、本コンピュータ190の操作者は、表示部1406に表示された合成画像中で、通常撮影時に撮像部100で撮像すべき対象が写っている領域の位置と範囲とを操作部1404を用いて指定するので、CPU1401は位置範囲指定部172として機能し、この指定を受け付ける(ステップS707)。指定の方法については特に限定するものではないが、例えばマウスを用いて所望の領域(通常撮影時に撮像部100で撮像すべき対象が写っている領域)を選択する。これにより、撮像すべき位置(選択した領域の中心位置)と範囲(選択した領域のサイズ)の両方を指定することができる。
ここで、領域の指定について第1の実施形態と異なる点は、第1の実施形態では図3(c)に示したように、複数の領域を指定してもそれぞれの領域は一度で撮像できるものであった。しかし本実施形態では一度に撮像できないほどのサイズの領域(一度に撮像不可能な広範囲の領域)を指定する。
図8(a)は図3(b)に示した画像320において一度に撮像できないほどのサイズを有する領域801を示す図である。
図7に戻って、次に、本コンピュータ190の操作者は、表示部1406に表示された合成画像中のステップS707で指定した領域内で、一度に撮像可能な領域を指定するので、CPU1401は位置範囲指定部172として機能し、この指定を受け付ける(ステップS708)。指定の方法についてはステップS707と同じである。図8(b)は、領域801内でステップS708で設定された領域802を示す図である。
図7に戻って、次に、CPU1401は撮像倍率設定部680として機能し、通常撮影時に撮像部100がステップS708で指定された領域を撮像する際の撮像倍率を求める(ステップS709)。求める方法については第1の実施形態と同じである。
次に、CPU1401は分割撮像領域設定部690として機能し、ステップS707で指定された領域を、ステップS708で指定された領域で分割する(ステップS710)。分割の手法については特に限定するものではないが、例えば、ステップS708で指定した領域の位置を基準に、所定のオーバーラップ量で分割領域を、ステップS707で指定された領域になるまで、重ねていく。その際に、周囲の分割領域がステップS707で指定された領域より所定値(例えば分割領域の半分)以上はみ出るようであれば、オーバーラップ量を調整して、やり直す。
図8(c)は、領域801(ステップS707で指定された領域に相当)を領域802(ステップS708で指定された領域に相当)で分割した結果を示す図である。
図7に戻って、次に、通常撮影時に撮像部100が分割領域を撮像する場合に、この撮像部100を向ける方向を求める処理を、それぞれの分割領域について行う(ステップS711)。即ち、分割領域がN個ある場合には、分割領域1を撮像するための撮像方向、分割領域2を撮像するための撮像方向、…、分割領域Nを撮像するための撮像方向、というように、それぞれの分割領域について撮像方向を求める。なお、求める方法については第1の実施形態と同じである。
そしてステップS709で求めた撮像倍率を示すデータと、ステップS711でそれぞれの分割領域について求めた撮像方向を示すデータ(パン角のデータ、チルト角のデータ)とをカメラパラメータとしてRAM1402に一時的に格納する、若しくは外部記憶装置1405に保存する(ステップS712)。
そして以上の処理が完了し、操作部1404を用いて通常撮像動作の指示が入力されると、CPU1401はこれを検知して通常撮像動作の為の処理を実行する。なお、通常撮像動作の為の処理の実行は図7のフローチャートに従った処理が完了すると即座に実行するようにしても良い。通常撮像動作の為にコンピュータ699が行う処理については第1の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
[第3の実施形態]
図9は、本実施形態に係るシステムの機能構成を示すブロック図である。なお、同図において図1、6と同じ部分については同じ番号を付けており、その説明は省略する。図9に示す如く、本実施形態に係るシステムは、撮像部100、雲台110、コンピュータ999により構成されている。
また、コンピュータ999は画像処理部120、表示部130、システム制御部940、カメラ制御部150、撮像領域設定部970、撮像倍率設定部980、分割撮像領域設定部690、特定被写体検出部900、カメラ制御データ保持部601により構成されている。また、撮像領域設定部970は、画像合成部171、位置範囲指定部972から構成されている。
図1に示したものと異なる部分についてのみ説明する。システム制御部640は、コンピュータ999を構成する各部の制御を行う。撮像領域設定部970は、撮像部100で撮像する領域を設定する。本実施形態に係るコンピュータ999が第2の実施形態に係るコンピュータ699と大きく異なる点は、特定被写体検出部900を備える点にある。
特定被写体検出部900は、撮像部100によって撮像された画像中の特定の被写体の検出を行なう。例えば、監視システムであれば、特定の被写体の侵入を検出することも重要であり、そのためには、特定の被写体が検出できる撮像倍率で画像を撮像する必要がある。そこで、本実施形態では、撮像領域設定時に特定被写体部900を用いて、撮像部100で撮像された画像中の特定被写体を検出し、その特定被写体が画像中で所定の大きさになるように撮像倍率を設定する。
特定被写体を検出する技術は、一般にテンプレートマッチング等様々な手法が使用されており、特に限定はしない。ここでは、一例として、人間の顔を特定被写体とした場合を説明する。
以下の説明では、特定被写体として人間の顔を用いるが、以下の説明の本質がこれに限定するものではないことは以下の説明により明らかである。
図10は、階層的処理により画像中の顔を検出する処理の過程を示す図である。この処理では、局所特徴をある階層で検出し、その検出結果を統合し、次の階層レベルのより複雑な局所特徴を検出する、という処理を繰り返して、最終的に被写体である顔を検出する。つまり、最初にプリミティブな特徴である1次特徴を検出し、その1次特徴の検出結果(検出レベルと位置関係)を用いて2次特徴を検出する。そして、2次特徴の検出結果を用いて3次特徴を検出、最後にその3次特徴の検出結果を用いて4次特徴である顔を検出する。
最初に、縦特徴(1−1)・横特徴(1−2)・右上がり斜め特徴(1−3)・右下がり斜め特徴(1−4)といった一次特徴量を検出する。ここに、縦特徴(1−1)とは縦方向のエッジセグメントを表す(以下同様である)。この検出結果は、各特徴毎に、入力画像と同等の大きさの検出結果画像という形で出力される。つまり、この例であれば4種類の検出結果画像が得られ、各特徴の検出結果画像の各位置の値を見て、入力画像のその位置に各特徴が存在するか否かが判断できる。
2次特徴量の、右空きV字特徴(2−1)・左空きV字特徴(2−2)・水平平行線特徴(2−3)・垂直平行線特徴(2−4)は、右空きV字特徴は右上がり斜め特徴と右下がり斜め特徴から、左空きV字特徴は右下がり斜め特徴と右上がり斜め特徴から、水平平行線特徴は横特徴から、垂直平行線特徴は縦特徴から検出を行なう。
また3次特徴量の目特徴(3−1)・口特徴(3−2)は、目特徴は右空きV字特徴と左空きV字特徴と水平平行線特徴と垂直平行線特徴とから、口特徴は右空きV字特徴と左空きV字特徴と水平平行線特徴とから検出を行なう。そして、4次特徴量である顔特徴(4−1)は、目特徴と口特徴とから検出を行なう。
なお、上記の検出手法を並列階層処理により画像認識を行う神経回路網を用いて実現することも可能であり、M.Matsugu,K.Mori,et.al, “Convolutional Spiking Neural Network Model for Robust Face Detection”,2002,Internatinal Conference On Neural Information Processing (ICONIP02) に記述がされている。
図11は、並列階層処理により画像認識を行う神経回路網の構成を示す図である。この神経回路網は、入力データ中の局所領域において、対象または幾何学的特徴などの認識(検出)に関与する情報を階層的に扱うものであり、その基本構造はいわゆるConvolutionalネットワーク構造(LeCun, Y. and Bengio, Y., 1995, “Convolutional Networks for Images Speech, and Time Series” in Handbook of Brain Theory and Neural Networks (M. Arbib, Ed.), MIT Press, pp.255-258)である。最終層(最上位層)では検出したい被写体の有無と、存在すればその入力データ上の位置情報が得られる。
データ入力層1101は、画像データを入力する層である。最初の特徴検出層1102aは、データ入力層1101より入力された画像パターンの局所的な低次の特徴(特定方向成分、特定空間周波数成分などの幾何学的特徴のほか色成分特徴を含んでもよい)を全画面の各位置を中心として局所領域(或いは、全画面にわたる所定のサンプリング点の各点を中心とする局所領域)において同一箇所で複数のスケールレベル又は解像度で複数の特徴カテゴリの数だけ検出する。
特徴統合層1103aは、所定の受容野構造(以下、受容野とは直前の層の出力素子との結合範囲、受容野構造とはその結合荷重の分布を意味する)を有し、特徴検出層からの同一受容野内にある複数のニューロン素子出力の統合(局所平均化、最大出力検出等によるサブサンプリングなどの演算)を行う。この統合処理は、特徴検出層からの出力を空間的にぼかすことで、位置ずれや変形などを許容する役割を有する。また、特徴統合層内のニューロンの各受容野は同一層内のニューロン間で共通の構造を有している。
後続の層である各特徴検出層(1102b、1102c)及び各特徴統合層(1103b、1103c)は、上述した各層と同様に前者は、各特徴検出モジュールにおいて複数の異なる特徴の検出を行い、後者は、前段の特徴検出層からの複数特徴に関する検出結果の統合を行う。但し、前者の特徴検出層は同一チャネルに属する前段の特徴統合層の細胞素子出力を受けるように結合(配線)されている。特徴統合層で行う処理であるサブサンプリングは、同一特徴カテゴリの特徴検出細胞集団からの局所的な領域(当該特徴統合層ニューロンの局所受容野)からの出力についての平均化などを行うものである。
図10に示した各特徴を検出するためには、図11に示した各特徴検出層の検出に使用する各ニューロンの受容野構造をその特徴を検出するためのものに共通にすることで、各特徴の検出が可能である。また、最終層の顔検出層における顔の検出に使用する受容野構造を、各サイズや各回転量に適したものを用意し、顔特徴の検出において、顔が存在するという結果を得たときにどの受容野構造を用いて検出したかによって、その顔の大きさや向き等の顔データを得ることが出来る。
また、上記各受容野を、変更することで、顔だけを検出するのではなく、車等の他の被写体を検出することも可能である。
よって特定被写体検出部900は、上述のような階層的な神経回路網による特定被写体検出処理を行うようにしても良いし、その方法については特に限定するものではない。
また、コンピュータ999のハードウェア構成については第1の実施形態と同じであるとする。
図12は、本実施形態に係るシステムが領域設定動作を行う際にコンピュータ999が行う処理のフローチャートである。なお、同図のフローチャートに従った処理をCPU1401に実行させるためのプログラムやデータは外部記憶装置1405に保存されており、これは適宜CPU1401による制御に従ってRAM1402にロードされ、CPU1401がこれを用いて処理を実行することで、コンピュータ190は後述する各処理を実行することになる。
先ず、ステップS1201〜ステップS1207の各ステップにおける処理は、図7のステップS701〜ステップS707と同じであるので、その説明は省略する。
ステップS1207における領域指定が成されると、CPU1401は特定被写体検出部900として機能し、指定された領域内で特定被写体を検出する処理を行う(ステップS1208)。
図13(a)は特定被写体の例としての人間の顔を示す図で、図13(b)は指定された領域1300内で検出された特定被写体1301を示す図である。なお、ステップS1207における領域指定処理は必ずしも必要ではなく、合成画像全体から特定被写体を検出するようにしても良い。
次に、CPU1401は撮影倍率設定部980として機能し、ステップS1208で検出した特定被写体が通常撮像動作時に所定のサイズで撮像されるように撮像倍率を求める(ステップS1209)。被写体のサイズを求める方法は、例えば、図10で示したように、顔を検出する際には、両目や口も検出されているため、両目と口の距離から求めることが可能である。また、図11で説明したように、各サイズに適応した受容野を使用することで、顔のおおよそのサイズを得ることも出来る。これにより第1の実施形態で説明した方法を用いれば、ステップS1208で検出した特定被写体が通常撮像動作時に所定のサイズで撮像されるように撮像倍率を求めることができる。
図13(c)は、検出した被写体が所定のサイズで撮像されるように撮影倍率を設定したときに、一度に撮影可能な領域1302を示す図である。
そしてステップS1210〜ステップS1212の各ステップにおける処理はステップS710〜ステップS712の各ステップにおける処理と同じであるので、説明は省略する。
以上の説明により、本実施形態によって、一度に撮像する領域を、実際に検出する被写体を使用して設定できるため、通常撮影時の設定が容易に行なえるとともに、実際の検出精度が向上するという効果がある。
[その他の実施形態]
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の第1の実施形態に係るシステムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るシステムが領域設定動作を行う際にコンピュータ190が行う処理のフローチャートである。 (a)は、撮像部100のパン角、チルト角を更新しながら得た画像群を示す図、画像300〜314を連結することで合成された1枚の画像を示す図、(b)に示した画像320においてステップS207で指定された領域を示す図である。 通常撮影時に撮像部100が領域330を撮像するために向ける方向を求めるための処理を説明する為の図である。 通常撮像動作の為にコンピュータ190が行う処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るシステムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るシステムが領域設定動作を行う際にコンピュータ699が行う処理のフローチャートである。 (a)は図3(b)に示した画像320において一度に撮像できないほどのサイズを有する領域801を示す図、(b)は、領域801内でステップS708で設定された領域802を示す図、(c)は、領域801(ステップS707で指定された領域に相当)を領域802(ステップS708で指定された領域に相当)で分割した結果を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るシステムの機能構成を示すブロック図である。 階層的処理により画像中の顔を検出する処理の過程を示す図である。 並列階層処理により画像認識を行う神経回路網の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るシステムが領域設定動作を行う際にコンピュータ999が行う処理のフローチャートである。 (a)は特定被写体の例としての人間の顔を示す図、(b)は指定された領域1300内で検出された特定被写体1301を示す図、(c)は、検出した被写体が所定のサイズで撮像されるように撮影倍率を設定したときに、一度に撮影可能な領域1302を示す図である。 コンピュータ190のハードウェア構成を示すブロック図である。

Claims (10)

  1. カメラにより得られた画像内で注目領域を指示する指示工程と、
    前記画像における前記注目領域の位置及びサイズと、前記画像を得るために前記カメラに設定されたカメラパラメータとを用いて、前記注目領域に含まれている対象物体が所定のサイズで撮像される為の撮像方向、撮像倍率を求める計算工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記計算工程では、前記カメラに設定された焦点距離f、前記画像の中心位置を基準とした前記注目領域の位置Dp、を用いて前記カメラの撮像方向θを以下の式
    θ=arctan(Dp/f)
    に従って求めることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 前記計算工程では、通常撮影時の画像の水平方向の画素数Nn、前記注目領域の範囲の画素数Nrp、を用いて前記カメラの撮像倍率SRを以下の式
    SR=Nn/Nrp
    に従って求めることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  4. カメラにより得られた画像内で注目領域を指示する指示工程と、
    前記注目領域を複数の分割領域に分割する分割工程と、
    前記画像における前記分割領域の位置及びサイズと、前記画像を得るために前記カメラに設定されたカメラパラメータとを用いて、前記分割領域に含まれている対象物体が所定のサイズで撮像される為の撮像方向、撮像倍率を求める処理を、それぞれの分割領域毎に行う計算工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  5. カメラにより得られた画像内で特定の被写体を検出する検出工程と、
    前記画像における前記被写体の領域の位置及びサイズと、前記画像を得るために前記カメラに設定されたカメラパラメータとを用いて、前記被写体の領域が所定のサイズで撮像される為の撮像方向、撮像倍率を求める計算工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  6. カメラにより得られた画像内で注目領域を指示する指示手段と、
    前記画像における前記注目領域の位置及びサイズと、前記画像を得るために前記カメラに設定されたカメラパラメータとを用いて、前記注目領域に含まれている対象物体が所定のサイズで撮像される為の撮像方向、撮像倍率を求める計算手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  7. カメラにより得られた画像内で注目領域を指示する指示手段と、
    前記注目領域を複数の分割領域に分割する分割手段と、
    前記画像における前記分割領域の位置及びサイズと、前記画像を得るために前記カメラに設定されたカメラパラメータとを用いて、前記分割領域に含まれている対象物体が所定のサイズで撮像される為の撮像方向、撮像倍率を求める処理を、それぞれの分割領域毎に行う計算手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  8. カメラにより得られた画像内で特定の被写体を検出する検出手段と、
    前記画像における前記被写体の領域の位置及びサイズと、前記画像を得るために前記カメラに設定されたカメラパラメータとを用いて、前記被写体の領域が所定のサイズで撮像される為の撮像方向、撮像倍率を求める計算手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  9. コンピュータに請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像処理方法を実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを格納したことを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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