JP2006287479A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006287479A
JP2006287479A JP2005103074A JP2005103074A JP2006287479A JP 2006287479 A JP2006287479 A JP 2006287479A JP 2005103074 A JP2005103074 A JP 2005103074A JP 2005103074 A JP2005103074 A JP 2005103074A JP 2006287479 A JP2006287479 A JP 2006287479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
input
color space
color conversion
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005103074A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yano
賢次 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005103074A priority Critical patent/JP2006287479A/ja
Publication of JP2006287479A publication Critical patent/JP2006287479A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 専門的な知識や技能を必要とせずに簡易に印刷設定を行う。
【解決手段】 デジタルカメラDCは、被写体を撮影し生成した画像データ50に入力カラープロファイルPF10を添付する。画像処理装置10は、デジタルカメラDCから入力カラープロファイルPF10が添付された画像データ50を取得する。入力カラープロファイルPF10は、デジタルカメラに依存する入力機器依存色空間から機器に依存しない機器独立色空間への色変換処理に用いられる色変換情報である。画像処理装置10は、ユーザからの印刷要求に応じて画像データ50をテンプレート201に割り付け、入力カラープロファイルPF10を用いて画像データ50の色変換を行い、出力先のプリンタに適した印刷データ60を生成してプリンタに出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レイアウト定義データに従って画像の配置やサイズを編集し印刷データを生成する画像処理装置に関する。
従来、一般的なプリンタよりも大きなサイズの用紙を用いて画像を印刷することができる特殊プリンタが使用されている。特殊プリンタは、印刷処理に関して専門的な知識を有する印刷業者が商業的な用途に用いられることが多い。例えば、特殊プリンタを用いてサイズの大きな用紙に印刷する際に、印刷業者は画像処理ソフトを用いて画像のレイアウト、例えば、用紙上のどの位置に画像を配置するか、用紙上に何枚の画像を配置するかを設定して画像を印刷する。また、印刷対象の画像データを生成した機器に応じて表現できる色空間が異なるため、印刷業者は画像処理ソフトを用いて画像データの生成装置の色空間に適した色変換情報の設定を適宜行いながら画像を印刷する。
特開2004−280163号公報 特開2004−114485号公報 特開2003−167723号公報
近年、デジタルカメラの普及に伴い、個人的に特殊プリンタを購入して印刷を行う一般ユーザも増えつつある。しかしながら、特殊プリンタで印刷を行うには画像の配置や画像の解像度、入力機器や用紙種類を考慮したカラー設定といった複雑な印刷設定が必要であった。そのため、専門的な知識や技能を備えない一般ユーザにとって大判プリンタを用いて高品質な印刷結果を得ることは困難であった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、専門的な知識や技能を必要とせずに簡易に印刷設定を行うことを目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の画像処理装置において、
前記印刷データの生成に使用するレイアウト定義データの指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定されたレイアウト定義データを取得するレイアウト定義データ取得手段と、
印刷媒体に印刷すべき入力画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記既定色変換情報を用いて、前記入力画像データの色空間を前記入力機器依存色空間から機器に依存しない機器独立色空間へ色変換する入力色変換処理手段と、
前記入力画像データの色空間の前記機器独立色空間から出力機器に依存する出力機器依存色空間への色変換に用いられる出力色変換情報を取得する取得手段と、
前記出力色変換情報を用いて、前記入力画像データの色空間を前記機器独立色空間から前記出力機器依存色空間に色変換する出力色変換処理手段と、
前記出力機器依存色空間に色変換された入力画像データと前記配置情報とに基づき前記印刷データを生成する印刷データ生成手段とを備えることを要旨とする。
本発明の画像処理装置によれば、予めレイアウト定義データに関連付けられた既定色変換情報を用いて、レイアウト定義データに割り付けられた入力画像データの色変換を行うことができる。従って、色変換情報の設定といった専門的な知識を必要とすることなく簡易に高品質な印刷結果を得ることができる。
本発明の画像処理装置において、
更に、
所定の入力機器に依存する入力機器依存色空間から機器に依存しない機器独立色空間への色変換に用いられる入力色変換情報が前記入力画像データに関連付けられているか否かを判断する判断手段を備え、
前記入力色変換処理手段は、前記入力画像データに前記入力色変換情報が関連付けられている場合には前記関連付けられている入力色変換情報を用いて前記入力画像データの色空間を前記入力機器依存色空間から前記独立色空間へ色変換し、前記入力画像データに前記入力色変換情報が関連付けられていない場合には前記既定色変換情報を用いて前記入力画像データの色空間を前記入力機器依存色空間から前記独立色空間へ色変換してもよい。
本発明の画像処理装置によれば、入力画像データに入力色変換情報が添付されている場合は既定色変換情報に優先して入力色変換情報を用いて色変換を行うことができる。従って、適した色変換情報を用いて色変換を行うことができ、印刷結果の品質の向上を図ることができる。
本発明の画像処理装置において、
前記配置情報には、複数の画像割付枠が定義されており、
前記各画像割付枠には、それぞれ、入力機器依存色空間から前記機器独立色空間への色変換に用いられる個別既定色変換情報が関連付けられており、
前記入力色変換処理手段は、前記入力画像データに前記入力色変換情報が関連付けられていない場合には前記各画像割付枠に関連づけられている前記個別既定色変換情報を用いて前記各画像割付枠に割り付けられる入力画像データの色空間を前記入力機器依存色空間から前記機器独立色空間に色変換してもよい。
本発明の画像処理装置によれば、入力画像データに入力色変換情報が関連付けられていない場合、画像割付枠ごとに設定されている既定色変換情報を用いて入力画像データに対して色変換を施すことができる。従って、色変換処理における色再現性を向上することができ、良好な印刷結果を得ることができる。
本発明の画像処理装置において、
前記入力色変換情報を特定するための特定情報が前記入力画像データに付帯されており、
前記画像処理装置は、更に、
前記入力色変換情報を格納する色変換情報格納手段を備え、
前記入力色変換処理手段は、前記特定情報に基づき前記色変換情報格納手段から前記入力色変換情報を取得し、前記入力画像データの色空間を前記入力機器依存色空間から前記独立色空間へ色変換してもよい。
本発明の画像処理装置によれば、入力画像データに付帯された特定情報を参照することにより入力色変換情報を特定することができる。従って、簡易な構成で入力色変換情報を用いて色変換を行うことができる。また、入力色変換情報を入力画像データに添付されている必要がないため、画像データのデータ量を軽減することができる。
本発明の画像処理装置において、
前記入力色変換情報は、前記入力画像データに添付されており、
前記入力色変換処理手段は、前記添付されている入力色変換情報を用いて前記入力画像データの色空間を前記入力機器依存色空間から前記独立色空間へ色変換してもよい。
本発明の画像処理装置によれば、入力色変換情報は入力画像データと共に提供されるため、簡易に入力色変換情報を取得することができる。
本発明の画像処理装置において、
前記レイアウト定義データには、更に、前記入力画像データの色空間の前記機器独立色空間から前記入力画像データの出力先の印刷装置に依存する出力先印刷機器依存色空間への色変換に用いられる印刷色変換情報が関連付けられており、
前記取得手段は、前記レイアウト定義データに関連付けられている前記印刷色変換情報を取得し、
前記出力色変換処理手段は、前記取得した印刷色変換情報を用いて前記入力画像データの色空間を前記機器独立色空間から前記出力先印刷機器依存色空間に色変換してもよい。
本発明の画像処理装置によれば、既定色変換情報もしくは入力色変換情報だけでなく、印刷色変換情報を用いて色変換を行うことができる。従って、入力画像データの色再現性を向上させ、被写体の実際の色合いに近似した印刷結果を得ることができる。
本発明において、上述した種々の態様は、適宜、組み合わせたり、一部を省略したりして適用することができる。また、本発明は、上述した画像処理装置としての構成の他に、画像処理装置による印刷データ生成方法、画像処理装置に印刷データを生成させるためのコンピュータプログラム、かかるコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体等としても構成できる。いずれの構成においても、上述した各態様を適宜適用可能である。コンピュータが読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクや、CD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ハードディスク等種々の媒体を利用することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき説明する。
A.第1実施例:
第1実施例では、画像のレイアウト条件や印刷様式に適したカラープロファイルが予め関連付けられているテンプレートと画像データに添付されているカラープロファイルとを用いてユーザの印刷設定を容易にし、印刷データを生成する画像処理装置について説明する。
A1.システム構成:
図1は、第1実施例におけるシステム構成を例示する説明図である。印刷システム1000は、画像処理装置10とプリンタ20と大判プリンタ30とプリンタ40とデジタルカメラDCとを有する。画像処理装置10、プリンタ20、大判プリンタ30、プリンタ40は、ローカルエリアネットワークLANに接続されている。デジタルカメラDCは、画像処理装置10とUSBケーブルを介して接続されている。画像処理装置10は、CPU,ROM,RAMを有する一般的なパーソナルコンピュータである。プリンタ20、プリンタ40はカラープリンタである。大判プリンタ30はプリンタ20、プリンタ40よりもサイズの大きな用紙に印刷することができる特殊なプリンタである。
デジタルカメラDCは、被写体を撮影し画像データ50を生成する。デジタルカメラDCは、生成した画像データ50に入力カラープロファイルPF10を添付する。画像処理装置10は、デジタルカメラDCから入力カラープロファイルPF10が添付された画像データ50を取得する。入力カラープロファイルPF10は、デジタルカメラに依存する入力機器依存色空間から機器に依存しない機器独立色空間への色変換処理に用いられる色変換情報である。
画像処理装置10のメモリには、テンプレート201が記録されている。テンプレートとは印刷条件と割付情報とからなるデータである。テンプレートはレイアウト定義データとも呼ぶ。また、割付情報は配置情報とも呼ぶ。テンプレートの詳細な構成については後述する。画像処理装置10は、ユーザからの印刷要求に応じて画像データ50をテンプレート201に割り付け、入力カラープロファイルPF10を用いて画像データ50の色変換を行い、出力先のプリンタに適した印刷データ60を生成してプリンタに出力する。本実施例では、画像処理装置10は印刷データ60を大判プリンタ30に出力する。印刷データ60は、大判プリンタ30での印刷に適した形式で生成される。
A2.機能ブロック:
図2は、本実施例における画像処理装置10の機能ブロックを例示する説明図である。画像処理装置10は、CPU100、ROM101、RAM102、入力部103、ディスプレイ104、テンプレート格納部105、画像データ格納部106、プリンタドライバ130,131,132、カラープロファイル格納部140を備える。各機能ブロックはCPU100により制御されている。
入力部103は、画像処理装置10のキーボードやマウスからの入力を各機能ブロックに通知する。
プリンタドライバ130はプリンタ20のドライバであり、プリンタドライバ131は大判プリンタ30のドライバであり、プリンタドライバ132はプリンタ40のドライバである。
カラープロファイル格納部140には、画像処理装置10にインストールされたカラープロファイルが格納されている。
ROM101は、レイアウト設定アプリケーション120を有する。レイアウト設定アプリケーション120は、テンプレート読込モジュール121、レイアウトモジュール122、印刷条件設定モジュール123、印刷データ生成モジュール124とからなる。各モジュールはCPU100により実行される。
レイアウト設定アプリケーション120は、ディスプレイ104にテンプレートや印刷処理を行うための印刷条件の設定画面を表示する。印刷条件とは、そのテンプレートを用いて生成された印刷データの出力先プリンタ、用紙サイズ、用紙種類、給紙方法、テンプレートに割り付けられる画像データを色変換するカラープロファイルを示す情報といった印刷処理に必要な設定情報を示す。
テンプレート読込モジュール121は、テンプレート格納部105に格納されているテンプレートのサムネイル画像をディスプレイ104に一覧表示する。また、テンプレート読込モジュール121は、ユーザによって選択されたテンプレートを読み込み、テンプレートのプレビュー画面とテンプレートに設定されている印刷設定情報を共にディスプレイ104に表示する。
レイアウトモジュール122は、画像データ格納部106に格納されている画像データのサムネイル画像を表示し、印刷を所望する画像をユーザに選択させる。テンプレートには印刷媒体上での画像の位置を定義する割付情報が含まれており、レイアウトモジュール122は、ユーザの操作と割付情報とに基づき画像データをテンプレートに割り付ける。本実施例では、テンプレートに含まれる割付情報に基づき、印刷を所望する画像データの印刷媒体上での割り付け位置を設定することを「レイアウト」と呼ぶ。
カラーマッチングモジュール123は、印刷対象画像データに添付されている入力カラープロファイルとテンプレートに予め対応付けられている出力カラープロファイルを用いて印刷対象画像データの色変換処理を行い、印刷対象画像データと印刷媒体上に印刷される画像とのカラーマッチングを行う。
印刷データ生成モジュール124は、色変換処理された印刷対象画像データを用いて、割付情報および印刷設定情報に従い印刷データを生成する。
A3.テンプレート構成:
まず、本実施例で用いられるテンプレート201の内容について説明する。図3(a)〜(c)は、本実施例におけるテンプレートの構成を例示する説明図である。図3(a)、図3(b)を用いて、テンプレート201がディスプレイに表示されたイメージ上での画像の割付枠画像の割付位置について説明する。図3(a)に示すように、テンプレート201は、テンプレート201の外枠の左上角の座標点Aを基準点(0,0)、横方向をx軸、縦方向をy軸とし、各画像の割付枠の左上角の座標点および右下角の座標点を決定する。各座標点A〜Jを用いて、図3(b)に示す割付位置テーブル70割付位置テーブル70によって、外枠および画像の割付枠の位置、大きさを定義する。割付位置テーブル70は、本発明における配置情報に当たる。
割付位置テーブル70は、枠番、左上座標、右下座標の3項目から構成される。「枠番」とは、画像の割付枠に個別に割り振られた番号を表す。「左上座標」とは、外枠もしくは画像の割付枠の左上角の座標点を表す。「右下座標」とは、外枠もしくは画像の割付枠の右下角の座標点を表す。例えば、外枠は枠番「0」であり、左上座標A(0,0)と右下座標J(x9,y9)とによって表される矩形で定義されている。また、例えば、枠番「2」の画像の割付枠は、左上座標D(x3,y3)と右下座標E(x4,y4)とによって表される矩形で定義されている。枠番「0」が外枠を表しているため、枠番の番号の最も大きい数字はテンプレート201が有する画像の割付枠の個数を表している。本実施例では、画像の割付枠は2つの座標点で定義される矩形としたが、例えば「中心点」と「半径」という項目を設け円形で定義してもよい。
また、テンプレート201は、図3(c)に示す印刷規定情報80を有する。印刷規定情報80は、テンプレート201を用いる際に、印刷を推奨するプリンタの種類や給紙方法、用紙サイズ、用紙種類、既定カラープロファイル、印刷カラープロファイルといった印刷処理に関する設定情報である。既定カラープロファイルとは、テンプレートに割り付けられる画像データに入力カラープロファイルが添付されていない場合に、入力カラープロファイルの代わりに画像データの色空間を機器依存色空間から機器独立色空間に色変換する際に用いられる色変換情報である。印刷カラープロファイルとは、印刷対象画像データの色空間を、機器独立色空間から、テンプレート201を用いる際に印刷を推奨するプリンタの機器依存色空間に色変換する際に用いられる色変換情報である。例えば、図に示すように、テンプレート201の名前は「Temp01」であり、テンプレート201を用いる際に印刷を推奨するプリンタの機種は「LP−1000」、入力カラープロファイルは「プロファイルPF1」、印刷カラープロファイルは「プロファイルPF3」と設定されている。
テンプレート201には、以上のような割付位置テーブル70、印刷規定情報80がスクリプトにより記述された情報である。
A4.印刷処理:
図4は、本実施例における画像処理装置10が実行する印刷処理を説明するフローチャートである。画像処理装置10のCPUが各機能ブロックを制御して行う処理である。本処理はCPU100がレイアウト設定アプリケーション120を実行することにより開始される。
画像処理装置10は、テンプレート格納部105に格納されているテンプレートのサムネイル画像をディスプレイに表示する(ステップS10)。
図5を用いてディスプレイに表示されるテンプレートの選択画面について説明する。図5は、本実施例におけるテンプレート選択画面WD1を例示する説明図である。テンプレート選択画面WD1はテンプレート選択部200と印刷設定情報表示部210とを有する。テンプレート格納部105に格納されている全てのテンプレートのサムネイル画像がテンプレート選択部200に表示される。本実施例では、テンプレート格納部105に格納されているテンプレート201、202、203のサムネイル画像がテンプレート選択部200に表示される。
印刷設定情報表示部210には、「プリンタ」、「給紙」、「用紙サイズ」、「用紙種類」の4項目が表示される。印刷設定情報表示部210の各項目には、ユーザによってクリックされたテンプレートの印刷規定情報に設定されている各情報が印刷設定情報表示部210の各項目に表示される。本実施例では、ユーザによりテンプレート201が選択される。この場合、「プリンタ」の項目にはテンプレート201の印刷規定情報80に含まれる「プリンタ」の設定値である「LP−1000」が表示される。同様に、「給紙」、「用紙サイズ」および「用紙種類」の項目についても印刷規定情報80の各設定値が表示される。ユーザは最終的にテンプレートを選択する前にテンプレートに設定されている種々の情報を視認することができ好適である。
画像処理装置10は、ユーザによって選択ボタン220を押下されると、マウスで選択されていたテンプレートを選択する。画像処理装置10は、選択ボタン220の押下に代えてダブルクリックされたテンプレートを選択することとしてもよい。
画像処理装置10は、ユーザからテンプレート201の選択を受け付ける(ステップS11)と、選択されたテンプレート201およびテンプレート201に設定されている印刷規定情報80をディスプレイに表示する(ステップS12)。
図6を用いてディスプレイに表示されるプリント設定画面について説明する。図6は、本実施例におけるプリント設定画面WD2を例示する画面例である。プリント設定画面WD2は、印刷設定情報表示部210とテンプレートのプレビュー表示部330とを有する。印刷設定情報表示部210には印刷設定部300とカラーマネジメント設定部310とテンプレート設定情報表示部320とが表示される。
プレビュー表示部330には、ユーザによって選択されたテンプレート201のプレビューが表示される。
印刷設定部300は、「プリンタ」、「給紙」、「用紙サイズ」、「用紙種類」の4項目を備える。各項目の設定値はユーザが任意に変更できるようコンボボックス301、302、303、304に表示される。図示するように、各コンボボックスには初期値としてテンプレート201の印刷規定情報80に含まれる各情報が表示されている。例えば、「プリンタ」の項目にはテンプレートの印刷規定情報80に含まれる「プリンタ」に設定されている「LP−1000」が表示される。同様に、「給紙」の項目には印刷規定情報80の「給紙」に設定されている「シート」が表示され、「用紙サイズ」の項目には印刷規定情報80の「用紙サイズ」に設定されている「A3」が表示され、「用紙種類」の項目には印刷規定情報80の「用紙種類」に設定されている「光沢紙」が表示される。なお、給紙の種類にはロールとシートがあり、用紙種類には、例えば、光沢紙、普通紙、再生紙がある。
カラーマネジメント設定部310は、選択されたテンプレートに設定されている既定カラープロファイルをテキストボックス311に表示し、印刷カラープロファイルをコンボボックス312に表示する。図示するように、テキストボックス311には、選択されたテンプレート201の印刷規定情報80に設定されている既定カラープロファイルの設定値である「プロファイルPF1」表示する。コンボボックス312には、選択されたテンプレート201の印刷規定情報80に設定されている印刷カラープロファイルの設定値である「プロファイルPF3」を「プロファイルPF3(推奨)」と表示する。印刷カラープロファイルを表すコンボボックス312は、ユーザによって任意に変更可能だが、印刷カラープロファイルの設定は特別な知識を要するため、「推奨プロファイル(PF3)」と表示することにより、テンプレートの初期設定であるプロファイルPF3が色変換に適したプロファイルであることをユーザに通知する。
テンプレート設定情報表示部320には、テンプレート設定情報321が表示される。テンプレート設定情報321には、印刷規定情報80の内容が表示されている。テンプレート設定情報321は変更することはできない。
画像処理装置10は、ユーザから印刷対象画像データの割付操作を受けて印刷対象画像データの割り付け、すなわちレイアウトを行う(ステップS13)。
図7を用いてレイアウトについて説明する。図7は、本実施例におけるレイアウト処理を説明する画面例である。画像処理装置10は、ユーザからレイアウトの要求を受け付けるとファイルマネージャ画面WD3を表示する。ファイルマネージャ画面WD3には画像データ格納部106に格納されている画像データGD1,GD2,GD3,GD4のサムネイル画像が表示される。
ユーザによって、図中に矢印で示すように、画像データGD4が割付枠210a上にドラッグアンドドロップされると、画像処理装置10はドラッグアンドドロップされた画像データを割付枠210aに合わせて解像度変換し割付枠210aに表示する。本実施例では、画像処理装置10は、割付枠と割付枠の位置に割り付けられる画像データとを、割付枠の枠番と画像データの格納場所のリンク情報との関連付けたリンクテーブルにより管理している。割付枠内に記載されている1,2...の番号が、各割付枠に割り振られている枠番である。
図8を用いてリンクテーブル90について説明する。図8は、本実施例におけるリンクテーブルを例示する説明図である。リンクテーブル90は、枠番とリンク情報を有する。「枠番」とはテンプレートの割付枠に個別に割り振られている枠番を示す。「リンク情報」とは、割付枠に割り付けられる画像データの格納場所を表す。リンクテーブル90に示すように、枠番「1」には、リンク情報「C:¥temp¥image¥file01.jpg」が対応付けられている。すなわち、枠番「1」の割付枠には「C:¥temp¥image」内に格納されている「file01.jpg」という画像データが割り付けられていることを示している。図示するように、本実施例では、枠番「1」〜「4」全ての割付枠に同一の画像ファイルが割り付けられていることを示している。画像処理装置10は、ユーザによるレイアウト操作に応じてリンクテーブル90を生成し、RAM102に記録する。
画像処理装置10は、ユーザからの印刷指示を検出する(ステップS14)と、印刷データを生成する処理を行う(ステップS15)。
図9を用いて印刷データ生成処理について説明する。図9は、本実施例における印刷データ生成処理を説明するブロックチャートである。本処理は、ユーザからの印刷指示を受け付け、カラーマッチングモジュール123と印刷データ生成モジュール124が実行する処理である。
印刷データ生成モジュール124は、配置情報と用紙サイズとに基づき、割付枠に割り付けられた印刷対象画像データの解像度を用紙サイズに合うように変換する(ステップS20)。カラーマッチングモジュール123は、印刷対象画像データ50に入力カラープロファイルが添付されているか否かを判断する(ステップS21)。
印刷対象画像データ50に入力カラープロファイルが添付されている場合(ステップS21:YES)、カラーマッチングモジュール123は、添付されている入力カラープロファイルを用いてカラーマッチングを行う(ステップS22)。印刷対象画像データ50に入力カラープロファイルが添付されていない場合(ステップS21:NO)、カラーマッチングモジュール123は、テンプレートに予め設定されている既定カラープロファイルを用いてカラーマッチングを行う(ステップS23)。
印刷データ生成モジュール124は、カラーマッチングされた印刷対象画像データおよび印刷規定情報に基づき出力先の大判プリンタ30が解釈可能な形式に変換して印刷データを生成する(ステップS26)。
図10を用いてカラーマッチングについて説明する。図10は、本実施例におけるカラーマッチングを説明するブロックチャートである。図9において説明したステップS22、S23の処理に当たる。カラーマッチングモジュール123は、入力信号色変換モジュール150と出力信号色変換モジュール152を備える。なお、本実施例では、「入力機器」とは印刷対象画像データ50を生成したデジタルカメラDCである。デジタルカメラの機器依存色空間はAdobeRGB色空間であり、AdobeRGB色空間によって表される画像データの各画素の画素値を(R,G,B)と表す。機器独立色空間はLab色空間であり、Lab色空間によって表される画像データの各画素の画素値を(L,a,b)と表す。「L」は明度を表し、「a」,「b」は色度を表す。出力機器である大判プリンタ30の機器依存色空間はCMYK色空間であり、CMYK色空間によって表される画像データの各画素の画素値を(C,M,Y,K)と表す。
入力信号色変換モジュール150は、デジタルカメラDCの機器依存色空間から機器独立色空間への色変換処理を行う。本実施例では、印刷対象画像データに入力カラープロファイルPF10が添付されているため、入力カラープロファイルPF10を用いて色変換処理を行う。入力信号色変換モジュール150は、入力カラープロファイルPF10から、入力機器の機器依存色空間から機器独立色空間への色変換情報を取得する。色変換情報には、AdobeRGB色空間からLab色空間への色変換テーブルが含まれる。入力信号色変換モジュール150は、色変換テーブルを用いて、画像データ50の各画素値をAdobeRGB色空間によって表される(R,G,B)からLab色空間によって表される(L,a,b)に変換する。なお、色変換情報には、例えばRGB−Lab色変換マトリクスが含まれてもよい。
入力信号色変換モジュール150は、印刷対象画像データに入力カラープロファイルPF10が添付されてない場合、既定カラープロファイルPF1を用いて色変換処理を行う。入力信号色変換モジュール150は、既定カラープロファイルPF1から、機器依存色空間から機器独立色空間への色変換情報を取得する。色変換情報には、sRGB色空間からLab色空間への色変換テーブルが含まれる。入力信号色変換モジュール150は、色変換テーブルを用いて、画像データ50の各画素値をsRGB色空間によって表される(R,G,B)からLab色空間によって表される(L,a,b)に変換する。なお、色変換情報には、例えばRGB−Lab色変換マトリクスが含まれてもよい。
図11を用いて、入力カラープロファイルPF10の内容について説明する。図11は、本実施例における入力カラープロファイルPF10の内容を例示する説明図である。入力カラープロファイルPF10には、ヘッダ部PF11、機器独立色空間変換情報PF12、入力機器色空間情報PF13が含まれる。ヘッダ部PF11には、入力機器の種類を示すデバイス種、モデル名、入力カラープロファイルPF10の作成日時が設定されている。機器独立色空間変換情報PF12には、入力機器である画像処理装置10の機器依存色空間(RGB色空間)によって表される画像データ50を機器独立色空間(Lab色空間)によって表される画像データ50へと変換するために必要な色変換情報として、RGB−Lab色変換テーブルが設定されている。色空間情報PF13には、デジタルカメラDCの再現可能な色空間「AdobeRGB」が設定されている。
図12を用いて、既定カラープロファイルPF1の内容について説明する。図12は、本実施例における既定カラープロファイルPF1の内容を例示する説明図である。既定カラープロファイルPF1には、ヘッダ部PF11、機器独立色空間変換情報PF22、入力機器色空間情報PF23が含まれる。ヘッダ部PF21には、入力機器の種類を示すデバイス種、モデル名、既定カラープロファイルPF1の作成日時が設定されている。機器独立色空間変換情報PF22には、画像データ50の色空間を、デジタルカメラDCとは異なる任意のデジタルカメラの機器依存色空間(sRGB色空間)から機器独立色空間(Lab色空間)へと色変換するために必要な色変換情報として、RGB−Lab色変換テーブルが設定されている。色空間情報PF33には、既定の色空間「sRGB」が設定されている。
機器独立色空間変換情報PF12と機器独立色空間変換情報PF22とに示すように、いずれもRGB−Lab色変換テーブルだが、出力される(L,a,b)の値が異なる。AdobeRGB色空間のほうが再現可能な色空間が広い。
出力信号色変換モジュール152は、機器独立色空間から、出力機器である大判プリンタ30の機器依存色空間への色変換処理を実行する。具体的には、出力信号色変換モジュール152は、機器独立色空間から大判プリンタ30の機器依存空間への色変換情報を印刷カラープロファイルPF3から取得する。色変換情報には、Lab色空間からCMYK色空間への色変換テーブルが含まれ、出力信号色変換モジュール152は、色変換テーブルを用いて、画像データ50の各画素値をLab色空間によって表される(L,a,b)からCMYK色空間によって表される(C,M,Y,K)に変換する。色変換情報には、例えばLab−CMYK色変換マトリクスが含まれることとしてもよい。
図13を用いて、印刷カラープロファイルPF3の内容について説明する。図13は、本実施例における印刷カラープロファイルPF3の内容を例示する説明図である。印刷カラープロファイルPF3は、入力カラープロファイルPF10と同様の構成であり、ヘッダ部PF31、機器独立色空間変換情報PF32、出力機器色空間情報PF33を備える。ヘッダ部PF31には、出力機器の種類を示すデバイス種、モデル名、印刷カラープロファイルPF3の作成日時が設定されている。機器独立色空間変換情報PF32には、機器独立色空間(Lab色空間)によって表される画像データ50を、出力機器である大判プリンタ30の機器依存色空間(CMYK色空間)によって表される画像データ50aへと変換するために必要な色変換情報として、Lab−CMYK色変換テーブルが設定されている。色空間情報PF33には、出力機器であるプリンタの再現可能な色空間に関する情報「CMYK」が設定されている。
画像処理装置10は、生成された印刷データを大判プリンタ30へ出力する(ステップS16)。
以上説明した第1実施例の画像処理装置によれば、画像データに入力カラープロファイルが添付されているか否かを判断し、添付されている場合には添付されている入力カラープロファイルを使用してカラーマッチングを行い、印刷データを生成することができる。従って、ユーザは、入力カラープロファイルの設定という煩雑な操作を行うことなく高品質な印刷結果を得ることができる。
また、既定カラープロファイルが予め設定されたテンプレートを用いることにより、画像データに入力カラープロファイルが添付されていない場合にも、既定カラープロファイルを用いて色変換を行うことができる。
また、既定カラープロファイルだけでなく印刷カラープロファイルもテンプレートに設定されているため、出力機器に適した色変換を行うことができ、好適である。
B.第2実施例:
第1実施例では、テンプレートに1つの既定カラープロファイルが設定されていることとした。第2実施例では、各割付枠にそれぞれ既定カラープロファイルが設定されている。
B1.印刷規定情報:
図14は、第2実施例におけるテンプレートを模式的に説明する説明図である。テンプレート205は、3つの割付枠205a,205b、205cを有する。割付枠205aには「枠番1」が割り当てられており、割付枠205bには「枠番2」、割付枠205cには「枠番3」が割り当てられている。各割付枠内に記載されているプロファイルは、各割付枠に設定されている既定カラープロファイルである。例えば、枠番1の割付枠205aには、規定プロファイルとしてプロファイルPF10が設定されている。同様に、枠番2の割付枠205bには、プロファイルPF10が設定されており、枠番3の割付枠205cには、プロファイルPF20が設定されている。
本図では、各割付枠と既定カラープロファイルとの関係を模式的に示したが、実際には各割付枠に設定されている既定カラープロファイルの情報はテンプレート205の印刷既定情報に含まれている。図15を用いて、テンプレート205の印刷規定情報81について説明する。
図15は、本実施例における印刷規定情報81を例示する説明図である。印刷規定情報81は、「既定カラープロファイル」の項目以外は、第1実施例における印刷規定情報80と同様の構成である。「既定カラープロファイル」の項目には、各割付枠の枠番号と各割付枠の既定カラープロファイルとが対応付けられて設定されている。例えば、「枠番1」の割付枠の既定カラープロファイルはプロファイルPF10である。
画像処理装置10は、各割付枠に割り付けられる画像データに入力カラープロファイルが添付されているか否かを判断し、添付されていない場合には印刷規定情報81を参照して各割付枠の既定カラープロファイルを特定し、既定カラープロファイルをカラープロファイル格納部140から取得して色変換を行う。添付されている場合には画像処理装置10は添付されている入力カラープロファイルを用いて色変換を行う。
以上説明した第2実施例の画像処理装置によれば、予め割付枠ごとに既定カラープロファイルが設定されているため、利用者は画像データに入力カラープロファイルが添付されていなくても入力カラープロファイルの設定を行う必要がない。例えば、各割付枠に割り付けられる画像データがそれぞれ決まった入力機器で生成されることが多いような場合に、本発明の画像処理装置を用いることにより画像データに入力カラープロファイルが添付されていなくても、既定カラープロファイルを用いて割付わくに割り付けられる画像データごとに適した色変換を行うことができるため、簡易に高品質な印刷結果を取得することができる。
C.変形例:
上述した第1実施例および第2実施例では入力カラープロファイルは画像データに添付されて画像処理装置10に提供されることとしたがこれに限られない。例えば、画像データの付帯情報、例えばExif情報に入力カラープロファイルの情報が含まれて提供されてもよい。図16を用いて付帯情報について説明する。
図16は変形例におけるExif情報を例示する説明図である。Exif情報500には、画像ファイル名や画像データを撮影した撮影日時、色空間情報、シャッタースピード、焦点距離等が設定されている。メーカノートとは、画像データを生成したデジタルカメラの製造メーカが自由に情報を設定することができる領域である。本変形例では、入力カラープロファイルを表す情報をメーカノートに設定する。図示するように、メーカノートの入力カラープロファイル510には「PF1」と設定されている。すなわち、Exif情報500を有する画像データの色変換に用いられる入力カラープロファイルは「プロファイルPF1」であることを示している。画像処理装置10は、画像データに色変換処理を施す際、Exif情報500を参照し、色変換処理に使用すべき入力カラープロファイルの情報「PF1」を取得する。取得した入力カラープロファイルの情報に基づきカラープロファイル格納部140に格納されている「プロファイルPF1」を用いて色変換処理を行う。
Exif情報は、簡易に設定、参照が可能な付帯情報であるため、本変形例によれば、入力カラープロファイルに関する情報を簡易に取得することができる。また、入力カラープロファイルを画像データに添付する必要がないため、画像データの容量を軽減することができる。
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成をとることができることは言うまでもない。
第1実施例におけるシステム構成を例示する説明図である。 第1実施例における画像処理装置の機能ブロックを例示する説明図。 第1実施例におけるテンプレートの構成を例示する説明図。 第1実施例における印刷処理を説明するフローチャート。 第1実施例におけるテンプレート選択画面を例示する説明図。 第1実施例におけるプリント設定画面を例示する画面例。 第1実施例におけるレイアウト処理を説明する画面例。 第1実施例におけるリンクテーブルを例示する説明図。 第1実施例における印刷データ生成処理を説明するフローチャート。 第1実施例におけるカラーマッチングを説明するブロックチャート。 第1実施例における入力カラープロファイルを説明する説明図。 第1実施例における既定カラープロファイルを説明する説明図。 第1実施例における印刷カラープロファイルを説明する説明図。 第2実施例におけるテンプレートを模式的に説明する説明図。 第2実施例における印刷規定情報を例示する説明図。 変形例におけるExif情報を例示する説明図。
符号の説明
10...画像処理装置
20...プリンタ
30...大判プリンタ
40...プリンタ
50...印刷対象画像データ
50...画像データ
60...印刷データ
70...割付位置テーブル
80,81...印刷規定情報
90...リンクテーブル
100...CPU
101...ROM
102...RAM
103...入力部
104...ディスプレイ
105...テンプレート格納部
106...画像データ格納部
120...レイアウト設定アプリケーション
121...テンプレート読込モジュール
122...レイアウトモジュール
123...カラーマッチングモジュール
124...印刷データ生成モジュール
130,131,132...プリンタドライバ
140...カラープロファイル格納部
150...入力信号色変換モジュール
152...出力信号色変換モジュール
220...選択ボタン
200...テンプレート選択部
201,202,203,205...テンプレート
205a,205b,205c...割付枠
210...印刷設定情報表示部
210a,210b,210c,210d...割付枠
300...印刷設定部
301,302,303,304,312...コンボボックス
310...カラーマネジメント設定部
311...テキストボックス
312...コンボボックス
320...テンプレート設定情報表示部
321...テンプレート設定情報
330...プレビュー表示部

Claims (7)

  1. 入力画像データの色空間の入力機器依存色空間から機器に依存しない機器独立色空間への色変換に用いられる既定色変換情報、印刷媒体上での画像の配置情報が関連付けられているレイアウト定義データおよび画像データを用いて印刷データを生成する画像処理装置であって、
    前記印刷データの生成に使用するレイアウト定義データの指定を受け付ける指定受付手段と、
    前記指定されたレイアウト定義データを取得するレイアウト定義データ取得手段と、
    印刷媒体に印刷すべき入力画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記既定色変換情報を用いて、前記入力画像データの色空間を前記入力機器依存色空間から機器に依存しない機器独立色空間へ色変換する入力色変換処理手段と、
    前記入力画像データの色空間の前記機器独立色空間から出力機器に依存する出力機器依存色空間への色変換に用いられる出力色変換情報を取得する取得手段と、
    前記出力色変換情報を用いて、前記入力画像データの色空間を前記機器独立色空間から前記出力機器依存色空間に色変換する出力色変換処理手段と、
    前記出力機器依存色空間に色変換された入力画像データと前記配置情報とに基づき前記印刷データを生成する印刷データ生成手段とを備える画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    更に、
    所定の入力機器に依存する入力機器依存色空間から機器に依存しない機器独立色空間への色変換に用いられる入力色変換情報が前記入力画像データに関連付けられているか否かを判断する判断手段を備え、
    前記入力色変換処理手段は、前記入力画像データに前記入力色変換情報が関連付けられている場合には前記関連付けられている入力色変換情報を用いて前記入力画像データの色空間を前記入力機器依存色空間から前記独立色空間へ色変換し、前記入力画像データに前記入力色変換情報が関連付けられていない場合には前記既定色変換情報を用いて前記入力画像データの色空間を前記入力機器依存色空間から前記独立色空間へ色変換する画像処理装置。
  3. 請求項2記載の画像処理装置であって、
    前記配置情報には、複数の画像割付枠が定義されており、
    前記各画像割付枠には、それぞれ、入力機器依存色空間から前記機器独立色空間への色変換に用いられる個別既定色変換情報が関連付けられており、
    前記入力色変換処理手段は、前記入力画像データに前記入力色変換情報が関連付けられていない場合には前記各画像割付枠に関連づけられている前記個別既定色変換情報を用いて前記各画像割付枠に割り付けられる入力画像データの色空間を前記入力機器依存色空間から前記機器独立色空間に色変換する画像処理装置。
  4. 請求項2または請求項3いずれか記載の画像処理装置であって、
    前記入力色変換情報を特定するための特定情報が前記入力画像データに付帯されており、
    前記画像処理装置は、更に、
    前記入力色変換情報を格納する色変換情報格納手段を備え、
    前記入力色変換処理手段は、前記特定情報に基づき前記色変換情報格納手段から前記入力色変換情報を取得し、前記入力画像データの色空間を前記入力機器依存色空間から前記独立色空間へ色変換する画像処理装置。
  5. 請求項2または請求項3記載の画像処理装置であって、
    前記入力色変換情報は、前記入力画像データに添付されており、
    前記入力色変換処理手段は、前記添付されている入力色変換情報を用いて前記入力画像データの色空間を前記入力機器依存色空間から前記独立色空間へ色変換する画像処理装置。
  6. 請求項2ないし請求項4いずれか記載の画像処理装置であって、
    前記レイアウト定義データには、更に、前記入力画像データの色空間の前記機器独立色空間から前記入力画像データの出力先の印刷装置に依存する出力先印刷機器依存色空間への色変換に用いられる印刷色変換情報が関連付けられており、
    前記取得手段は、前記レイアウト定義データに関連付けられている前記印刷色変換情報を取得し、
    前記出力色変換処理手段は、前記取得した印刷色変換情報を用いて前記入力画像データの色空間を前記機器独立色空間から前記出力先印刷機器依存色空間に色変換する画像処理装置。
  7. 入力画像データの色空間の入力機器依存色空間から機器に依存しない機器独立色空間への色変換に用いられる既定色変換情報、印刷媒体上での画像の配置情報が関連付けられているレイアウト定義データおよび画像データを用いて印刷データを生成する画像処理装置が実行する印刷データ生成方法であって、
    前記印刷データの生成に使用するレイアウト定義データの指定を受け付け、
    前記指定されたレイアウト定義データを取得し、
    印刷媒体に印刷すべき入力画像データを取得し、
    前記既定色変換情報を用いて、前記入力画像データの色空間を前記入力機器依存色空間から機器に依存しない機器独立色空間へ色変換し、
    前記入力画像データの色空間の前記機器独立色空間から出力機器に依存する出力機器依存色空間への色変換に用いられる出力色変換情報を取得し、
    前記出力色変換情報を用いて、前記入力画像データの色空間を前記機器独立色空間から前記出力機器依存色空間に色変換し、
    前記出力機器依存色空間に色変換された入力画像データと前記配置情報とに基づき前記印刷データを生成する印刷データ生成方法。
JP2005103074A 2005-03-31 2005-03-31 画像処理装置 Withdrawn JP2006287479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005103074A JP2006287479A (ja) 2005-03-31 2005-03-31 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005103074A JP2006287479A (ja) 2005-03-31 2005-03-31 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006287479A true JP2006287479A (ja) 2006-10-19

Family

ID=37408924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005103074A Withdrawn JP2006287479A (ja) 2005-03-31 2005-03-31 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006287479A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008311796A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Ricoh Co Ltd 画像処理方法及び画像処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008311796A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Ricoh Co Ltd 画像処理方法及び画像処理装置
US8072645B2 (en) 2007-06-12 2011-12-06 Ricoh Company, Limited Image processing method and apparatus executing color correction based on color domain specified by user and determined relative to image source

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9538046B2 (en) Image reproduction using a particular color space
JP4576770B2 (ja) 画像ファイルの生成
JP5553139B2 (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム
US9030711B2 (en) Controller, image forming apparatus, and computer program product for restricting total toner amount
US8207985B2 (en) Image reproduction using a particular color space
JP7251150B2 (ja) 印刷制御装置、印刷装置、印刷システム、およびプログラム
US8335016B2 (en) Image processing apparatus and program product using index vale or presentation image to decide consumption of recording material
JP7127549B2 (ja) 印刷制御装置、印刷装置、印刷システム、およびプログラム
JP2006287356A (ja) 画像処理装置
JP4946541B2 (ja) 色変換処理プログラム、色変換処理装置及び画像形成システム
JP4276395B2 (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
JP2006287479A (ja) 画像処理装置
JP2020152002A (ja) 画像形成制御装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム
JP2019201264A (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム及び画像処理方法
JP2006309397A (ja) 画像処理装置
JP2005086382A (ja) 画像のレイアウトに用いるテンプレートの選択処理
US11301188B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and printing apparatus
JP3833170B2 (ja) グレイライン設定方法、画像処理装置及び画像処理方法
JP2016224922A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム
JP7321885B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP2008271572A (ja) 特定の色空間を利用した画像再生
JP2003143420A (ja) 画像出力装置、画像データ変換装置およびその方法、画像データ変換プログラムを記録した記録媒体
JP2023030240A (ja) 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
JP2021069062A (ja) 画像処理装置、表示システム、画像処理方法及びプログラム
JP2009038583A (ja) 画像補正効果表示方法および画像補正効果表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070704

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070711

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070711

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090121