JP2006286547A - 蓄電モジュールとその支持ベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】 蓄電モジュール用支持ベルトおよび該ベルトを備える蓄電モジュールを提供すること。
【解決手段】 本発明の蓄電モジュール用支持ベルト1は、冷媒通路を隔てて配列された複数の蓄電ユニット5を含む蓄電モジュール3において蓄電ユニット5を支持するために用いられる。その冷媒通路は、例えば、冷媒出入口を有するスペーサ7が蓄電ユニット5と交互に配置されることにより確保されている。ベルト1は、蓄電ユニット5の配列方向の一方の端面から他方の端面に亘って複数の冷媒通路の冷媒出入口を跨いで取り付けられ、少なくとも一つの冷媒出入口を部分的に遮蔽して冷媒出入口の開口面積を互いに異ならせるように構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の蓄電ユニットを含む蓄電モジュールにおいて該蓄電ユニットを支持するために用いられる蓄電モジュール用支持ベルトに関する。また本発明は、かかる蓄電モジュール用支持ベルトを備える蓄電モジュールおよびその製造方法に関する。
複数の蓄電ユニット(例えば二次電池)を集合させて成る蓄電モジュールが知られている。このような蓄電モジュールの一典型例として、複数の電池を用いて構築されたいわゆる組電池が挙げられる。かかる構成の蓄電モジュールは、使用により該モジュールの温度が場所によって大きく異なることとなりがちである。このような事象が生じる一つの主な原因は、蓄電モジュール内における蓄電ユニットの配置によって、該蓄電ユニットの使用により生じる熱の逃しやすさ(放熱性)が異なる点にある。例えば、外側に配置された蓄電ユニットに比べて、内側に配置された蓄電ユニットは一般に放熱性が低い。
蓄電モジュールを構成する各蓄電ユニットの性能をより適切に発揮させるためには、上述のような蓄電モジュール内における蓄電ユニット間の温度差をなるべく緩和することが望ましい。特許文献1には、複数本の電池を棒状に接続した電池モジュールを収納するケースに通風口を設け、その通風口を上記電池モジュールの端部で小さく中央部で大きく開口することにより該電池モジュールを均一に冷却する技術が記載されている。組電池の冷却に関する他の従来技術文献として特許文献2が挙げられる。ここで、蓄電モジュールの各部の温度差を緩和するとともに、該蓄電モジュールの構造および/または製造工程をより簡略化することができれば有益である。
特開2002−141114号公報 特開2004−111309号公報
本発明は、蓄電モジュールの構成要素として用いられて、該蓄電モジュールの各部の温度差を緩和する機能を備えるとともに該蓄電モジュールの構造および/または製造工程の簡略化に寄与し得る蓄電モジュール用支持ベルトを提供することを目的とする。本発明の他の目的は、かかる支持ベルトを備えた蓄電モジュールを提供することである。また、そのような蓄電モジュールの製造方法を提供することである。
ここに開示される一つの発明は、冷媒通路を隔てて配列された複数の蓄電ユニットを含む蓄電モジュールにおいて該蓄電ユニットを支持するための蓄電モジュール用支持ベルトに関する。その支持ベルトは、典型的には、複数の前記冷媒通路の冷媒出入口を跨ぎつつ、前記複数の蓄電ユニットの配列方向の一方の端面から他方の端面に亘って取り付けられる。該支持ベルトは、上記取り付けによって少なくとも一つの前記冷媒通路の前記出入口を部分的に遮蔽して(換言すれば、該出入口の開口面積を制限して)、前記複数の冷媒通路の冷媒出入口の開口面積を互いに異ならせ得るように構成されている。
ここで「蓄電ユニット」とは、所定の電気エネルギーを取り出し得る最小単位(典型的には電池あるいはキャパシタ)をいい、特定の蓄電機構に限定されない。リチウム一次電池その他の一次電池、リチウム二次電池その他の二次電池、および電気二重層キャパシタ等のキャパシタは、ここでいう蓄電ユニットの概念に包含される典型例である。
また、「冷媒通路」とは、冷媒が流通する経路となり得るように構成された部分をいう。例えば、両端が開口した筒状部材の内部に、該筒状部材の壁面により区画形成された冷媒通路であり得る。また、冷媒通路を区画する壁面の一部が蓄電ユニットの外装により形成されてもよい。冷媒としては、蓄電モジュールが使用される環境において気体状または液状であるものを利用し得る。例えば、気体状の冷媒(典型的には空気)を好ましく利用することができる。
冷媒通路の「冷媒出入口」とは、冷媒通路への冷媒の入口および/または出口となり得る開口部をいう。各冷媒通路の少なくとも一つの冷媒出入口が、蓄電ユニットの配列の同じ側に開口していることが好ましい。典型的には、蓄電ユニットの配列の少なくとも一つの側面(好ましくは、対向する二つの側面)に各冷媒通路の出入口が開口している。同じ側に開口している各冷媒通路の出入口が実質的に同一形状であることが好ましい。
かかる支持ベルトの取り付けによって冷媒出入口を部分的に遮蔽するとは、支持ベルトが取り付けられていない状態における冷媒出入口の開口面積に比べて、支持ベルトが取り付けられた状態における開口面積を少なくする(すなわち、冷媒通路の開口面積を制限する)ことをいう。上記支持ベルトは、その取り付けによって少なくとも一つの冷媒出入口を部分的に遮蔽すればよい。例えば、複数の冷媒通路の冷媒出入口のうちいくつかの出入口は、支持ベルトの取り付けによって全く遮蔽されなくてもよく、あるいは完全に遮蔽(閉塞)されてもよい。
上記構成の支持ベルトによると、該支持ベルトの取り付けによって少なくとも一つの冷媒通路の出入口の開口面積を調節し、それらの冷媒出入口を通じて各冷媒通路に流通される冷媒量を調節する(互いに異ならせる)ことができる。したがって、上記構成の支持ベルトは、上記蓄電モジュールの構成要素として用いられて、該蓄電モジュールの各部にある冷媒通路にそれぞれ適量の冷媒を流通させることができる。このことによって、蓄電モジュールの使用時および/または使用後等において該モジュール(特に蓄電ユニット間)に生じがちな温度差を効果的に緩和することができる。
また、上記支持ベルトは蓄電ユニットの配列の一方の一端から他方の端面に亘って取り付けられるので、この支持ベルトを利用して該配列を構成する蓄電ユニットを束ねることが可能である。換言すれば、ここに開示される蓄電モジュール支持ベルトは、冷媒通路の冷媒出入口の開口面積を制限する(冷媒通路に流通される冷媒量を調節する)機能と、蓄電モジュールを構成する複数の蓄電ユニットを束ねる機能とを兼ね備えることができる。したがって、ここに開示される支持ベルトによれば、該支持ベルトを構成要素とする蓄電モジュールにおいて、そのモジュールを構成する複数の蓄電ユニットを束ねるための部材を省略または簡略化することができる。このことによって、該モジュールの構造および/または製造工程を簡略化することができる。
なお、支持ベルトが複数の蓄電ユニットの配列方向の一方の端面から他方の端面に亘って取り付けられるとは、該支持ベルトが蓄電ユニットの配列方向の少なくとも一つの側面の全長を覆い、さらにその配列方向の両端において一方の端面および他方の端面にそれぞれ回り込んでいることをいう。なお、ここに開示される支持ベルトは、蓄電ユニットの配列の一方の端面および/または他方の端面において蓄電ユニット自体に直接固定される態様に限定されない。例えば後述する実施例のように、蓄電ユニットの配列方向の一方の端面および他方の端面にそれぞれ蓄電ユニット以外の部材(エンドプレート、スペーサ等)が配置されており、それらの部材に取り付けられるように構成された支持ベルトであってもよい。このような態様で取り付けられる支持ベルトも、蓄電ユニットの配列方向の一方の端面から他方の端面に亘って取り付けられる支持ベルトの概念に含まれる。
ここに開示される他の一つの発明は、上述したいずれかの蓄電モジュール用支持ベルトを構成要素として含む蓄電モジュールに関する。該蓄電モジュールは、複数の蓄電ユニットと、隣接する前記蓄電ユニットの間に配置されて該蓄電ユニット間に冷媒通路を確保するスペーサとを備える。そして、前記スペーサを介して配列された前記複数の蓄電ユニットの配列方向の一方の端面から他方の端面に亘って取り付けられた上述したいずれかの蓄電モジュール支持ベルトを備える。
かかる構成の蓄電モジュールは、本発明の蓄電モジュール支持ベルトを用いて構築されていることから、該モジュールを構成する蓄電ユニット間に形成された複数の冷媒通路の冷媒出入口の開口面積が互いに異なっている。この開口面積の相違によってそれらの冷媒通路に流通される冷媒量を適切に調整し、該蓄電モジュールの使用時等における蓄電ユニット間の温度差を効果的に緩和する(換言すれば、蓄電モジュールの各部をより均一に冷却する)ことができる。また、上記支持ベルトを利用して該モジュールを構成する複数の蓄電ユニットを束ねることができるので、蓄電ユニットを束ねるための部材を省略または簡略化することができる。すなわち、それらの蓄電ユニットを束ねる機能の一部または全部を上記支持ベルトに担わせることが可能である。したがって、上記蓄電モジュールは、その構造および/または製造工程が簡略化されたものであり得る。
ここに開示されるさらに他の一つの発明は、冷媒通路を隔てて配列された複数の蓄電ユニットを含む蓄電モジュールの製造方法に関する。その製造方法は、上述したいずれかの蓄電モジュール用支持ベルトを用意することを含む。また、複数の蓄電ユニットを用意すること、それらの蓄電ユニットの間に冷媒通路を形成するスペーサを用意すること、および、該スペーサを介して前記複数の蓄電ユニットを配列することを含む。さらに、前記蓄電モジュール用支持ベルトによって、該配列された前記蓄電ユニットおよび前記スペーサを支持することを含む。この方法は、上述したいずれか蓄電モジュールの製造に好ましく適用することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。なお、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の具体的な実施に必要な事柄は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。
本発明の蓄電モジュール用支持ベルトは、冷媒通路を隔てて配列された複数の蓄電ユニットの配列方向の一方の端面から他方の端面に亘って取り付けられ得る形状を有し、その取り付けにより蓄電ユニットを支持するとともに冷媒出入口を部分的に遮蔽して複数の冷媒通路の開口面積を互いに異ならせるように構成されていればよく、種々の材料および構成をその目的のために適用し得る。例えば、支持ベルトを構成する材料は、蓄電ユニットを支持し得る適度な強度を有し、その蓄電ユニット(ひいては蓄電モジュール)の使用条件下に耐性がある材質であれば特に限定されない。例えば、アルミニウムやステンレス鋼を好適に使用することができる。また、支持ベルトのサイズや形状は、支持対象となる蓄電ユニットおよび冷媒通路を構成する部材(スペーサ)の種類、サイズ、形状および数等によって異なり得る。
例えば、該支持ベルトは、配列された蓄電ユニットに取り付けられることにより(すなわち、この支持ベルトが取り付けられた状態において、)、該蓄電ユニットの配列方向の両端部にある前記冷媒通路の出入口に対し、該配列方向の中央部にある前記冷媒通路の出入口を相対的に大きく開口するように構成され得る。
一般に、冷媒通路を隔てて配列された複数の蓄電ユニットを含む蓄電モジュールにおいて各冷媒通路にほぼ同量の冷媒を流通させると、該配列の中央部にある蓄電ユニットが両端部にある蓄電ユニットに比べて高温となりやすい。そこで、上記支持ベルトを用いて蓄電ユニットの配列方向の中央部にある冷媒通路の出入口を相対的に大きく開口することにより、該中央部の冷媒通路に流通される冷媒量を両端部よりも多くすることができる。これにより蓄電ユニット間の温度差をより適切に緩和することができる。
ここに開示される蓄電モジュール用支持ベルトは、その取り付けによって冷媒出入口の開口面積を調節(制限)するので、該支持ベルトの形状を適切に設計することによって冷媒通路に流通される冷媒量を容易に調整することができる。例えば、該支持ベルトは、二以上の前記冷媒通路のそれぞれに(すなわち、各出入口に)対応する位置に設けられた一または二以上の貫通孔を有する態様であり得る。後述する第一〜第四実施例は、かかる態様の蓄電モジュール用支持ベルトおよび該ベルトを用いた蓄電モジュールの好適例である。また、ここに開示される蓄電モジュール用支持ベルトは、例えば、少なくとも二つの前記冷媒通路の出入口に跨る位置に設けられた一または二以上の貫通孔を有する態様であり得る。後述する第五〜第十実施例は、かかる態様の蓄電モジュール用支持ベルトおよび該ベルトを用いた蓄電モジュールの好適例である。
ここに開示される蓄電モジュール用支持ベルトは、蓄電モジュールを構成する前記蓄電ユニットの配列方向(通常は、該支持ベルトの長尺方向とほぼ一致する。)に沿って延びる補強部を有することができる。
上述したいずれかの支持ベルトを蓄電モジュールの構成要素として使用する場合、該支持ベルトは、好ましくは、上記配列された複数の蓄電ユニットに対し、その配列方向の両端から内側に向かう圧縮力を加えるように取り付けられる。これにより、上記支持ベルトを利用して該蓄電モジュールを構成する蓄電ユニットをしっかりと束ねる(拘束する)ことができる。上記補強部を有する蓄電モジュール用支持ベルトは、例えば、このように蓄電ユニットの配列に内向きの圧縮力を加える態様で使用する支持ベルト(拘束ベルト)として好適である。
上記補強部は、例えば、支持ベルトの長手方向の一部(例えば中央部)または長手方向の全体に亘って延びる厚肉部であり得る。好ましい例では、かかる厚肉部が支持ベルトの幅方向の一端または両端(好ましくは両端)に設けられている。また、ここに開示される蓄電モジュール用支持ベルトは、配列された複数の蓄電ユニットの配列方向の一側面を覆う部分と、該一側面の縁部から隣接する側面に回りこむ部分とを連続して有する態様であり得る。その回りこむ部分(折曲部)を補強部として利用することができる。かかる態様において、上記一側面の縁部に補強部としての厚肉部をさらに設けてもよい。
本発明の蓄電モジュールは、本発明の蓄電モジュール用支持ベルトを用いて、所定間隔の冷媒通路を隔てて蓄電ユニットを保持していればよく、種々の材料および構成をその目的のために適用し得る。
例えば、ここに開示される蓄電モジュールの一つの好ましい態様では、該モジュールが複数の冷媒通路を有する。そして、それら複数の冷媒通路をそれぞれ確保する前記スペーサの形状が実質的に同一である(すなわち、実質的に同一形状の複数のスペーサを含む)。該モジュールを構成する複数の蓄電ユニットもまた、それらの蓄電ユニットの形状が実質的に同一であることが好ましい。このように形状の統一された部材から構成される蓄電モジュールは製造効率がよい。そして、上記蓄電モジュール用支持ベルトを備えることにより、同一形状の複数のスペーサを使用しつつ、それらのスペーサによりそれぞれ確保される冷媒通路の冷媒出入口の開口面積を互いに異ならせることができる。
好ましい一つの態様では、前記モジュールを構成する蓄電ユニットおよびスペーサがそれぞれ扁平な箱型形状(例えば、相対的に厚みの小さい直方体状)である。該蓄電ユニットおよび該スペーサがその扁平面にほぼ垂直な方向に交互に配列されている(積み重ねられている)。そして、該スペーサの内部に前記冷媒通路が形成されている。好ましくは、扁平箱型形状のスペーサの対向する二つの側面(扁平面以外の面)に、冷媒出入口としての一または二以上の貫通孔がそれぞれ設けられている。該モジュールを構成する複数の蓄電ユニットが実質的に同一の扁平箱型形状であることが好ましい。また、該モジュールを構成する複数のスペーサが実質的に同一の扁平箱型形状であることが好ましい。蓄電ユニットとスペーサとの扁平面の形状が実質的に同一であることが好ましい。このような構成の蓄電モジュールは製造効率がより良好である。なお、蓄電ユニットとスペーサとの厚みは実質的に同一であってもよく異なってもよい。
ここに開示される蓄電モジュールの一つの好適な態様では、前記支持ベルトは、前記配列された複数の蓄電ユニットに対し、その配列方向の両端から内側に向かう圧縮力を加えるように取り付けられている。このことによって、蓄電モジュールを構成する蓄電ユニットをしっかりと束ねる(拘束する)ことができる。また、上記圧縮力によりスペーサを介して蓄電ユニットが互いに押し付けられるので、各蓄電ユニットが配列方向に膨張することを抑制することができる。特に、扁平箱型形状の蓄電ユニットおよびスペーサをその扁平面にほぼ垂直な方向に積み重ねた形態の蓄電モジュールでは、それらの扁平面が互いに押し付けられることによって、各蓄電ユニットが厚み方向に膨張すること(扁平面が膨らむこと)を適切に抑えることができる。かかる態様の蓄電モジュールを構成する支持ベルトは、上述のような補強部を有することが好ましい。
以下、本発明に関する好適ないくつかの実施例につき図面を参照しつつ説明するが、本発明をかかる図面に示すものに限定することを意図したものではない。
<第一実施例>
図1〜図3を参照しつつ、第一実施例に係る蓄電モジュール(ここでは電池モジュール)用支持ベルト1およびこの支持ベルト1を用いた電池モジュール3の構成および機能を説明する。
図1は、本実施例に係る電池モジュール用支持ベルト1を示す模式的平面図であって、支持ベルト1の構成の把握を容易にするため、該ベルト1を平面状に展開した状態を示している。図2は、二つの支持ベルト1を含んで構成された電池モジュール3を示す斜視図である。また、図3は、電池モジュール3の製造過程を説明する模式図である。
図2に示すように、この電池モジュール3は、一方向に配列された七つの電池ユニット5と、各電池ユニット5の間に配置される計六つのスペーサ7と、電池ユニット5の配列の両端に配置される二つのエンドプレート701と、それらを支持する二つの支持ベルト1とから構成される。
電池ユニット5は、図3に示すように扁平形状の箱型電池であって、より詳しくは、縦方向および横方向の長さに対して高さ方向の長さ(厚み)が小さい直方体状を呈する。電池ユニット5の扁平面の形状は、縦よりも横のほうが長い長方形状である。それらの電池ユニット5は、隣接する電池ユニット5の扁平面間にスペーサ7を挟んで、電池ユニット5の厚み方向(すなわち、その扁平面に垂直な方向)に配列されている。
なお、電池ユニット5の種類は特に限定されず、例えば一次電池(リチウム一次電池、マンガン電池等)または二次電池(リチウム二次電池、ニッケル水素電池等)であり得る。また、ここでは厚みの小さい直方体状の電池ユニット5を用いているが、電池ユニット5の形状やサイズには特に制限はなく、所望の形態、サイズをとり得る。例えば、円筒型の電池ユニットを用いることもできる。
スペーサ7は、図3に示すように扁平な箱型形状(厚みの小さい直方体状)であって、その扁平面の形状は電池ユニット5の扁平面と実質的に同一である。ただし、スペーサ7の厚みは電池ユニット5の厚みよりも小さい。スペーサ7の内部は空洞であり、横方向(扁平面の短辺側)の両側面には縦長の開口9が設けられている。このことによって、スペーサ7の一方の側面に設けられた開口9から他方の側面に設けられた開口9に至る扁平な流路8が、該スペーサ7の内部に形成されている。スペーサ7は、電池ユニット5の配列方向に対して横方向の側面に開口9が位置するようにして、各電池ユニット5の間に配置されている。したがって、スペーサ7の流路8は、電池ユニット5の配列方向とほぼ直交して、その扁平面の長辺方向(横方向)に延びる冷媒通路を形成している。
なお、スペーサ7の形状は、ここでは扁平な直方体状であってその対向する二つの側面にそれぞれ細長い長方形状の開口が設けられた形状としているが、スペーサ7の形状やサイズには特に制限はなく、使用する電池ユニットや電池モジュールの形状に適応して所望の形態およびサイズ等をとり得る。例えば、開口の形状は略正方形状であってもよく、あるいは楕円形状等であってもよい。また、スペーサ7の一つの側面に二以上の開口が形成されていてもよく、スペーサ7の三以上の側面にそれぞれ一または二以上の開口が形成されていてもよい。
エンドプレート701は、スペーサ7とほぼ同じ外形を有する長方形状の平板(例えばアルミニウム板)であって、ベルト1を固定するための四つのボルト穴が設けられている。このエンドプレート701は、支持ベルト1と協働して、電池ユニット5およびスペーサ7の配列に対し、その配列方向に圧縮力をより適切に作用させる機能を有する。
モジュール3は、電池ユニット5、スペーサ7およびエンドプレート701の配列のうち開口9が並ぶ側面(対向する二つの側面)に、各側面に開口する複数の開口9を跨いでそれぞれ取り付けられた二つの支持ベルト1を有する。各支持ベルト1は、大まかにいって長方形状の平板(例えば金属板)により構成されている。かかる形状の支持ベルト1は、複数の電池ユニット5およびスペーサ7の配列を拘束する拘束板として把握することができる。図2に示すように、このベルト1の幅は、電池ユニット5、スペーサ7およびエンドプレート701の縦方向(扁平面の短辺方向)の長さと同程度である。ベルト1の長さは、配列された電池ユニット5、スペーサ7およびエンドプレート701の合計長さよりも若干長い。図1によく示されるように、ベルト1の長尺方向の一端11には、その幅方向の一端付近および他端付近からそれぞれ該幅方向とは概ね垂直に引き出された二つの固定用端部17が設けられている。同様に、ベルト1の他端13には、幅方向の一端付近および他端付近からそれぞれ引き出された二つの固定用端部19が設けられている。図3に示すように、各支持ベルト1は、電池ユニット5、スペーサ7およびエンドプレート701の配列の一つの側面を覆い、さらにその配列方向の両端から該両端に配置されたエンドプレート701の扁平面上に固定用端部17,19がそれぞれ回りこむように取り付けられる。そして、図2に示すように、配列の一端(図2の手前側)に配置されたエンドプレート701に、二つのボルト15を用いて、ベルト1の長尺方向の一端側に設けられた各固定用端部17が固定される。図2には示されていないが、配列の他端に配置されたエンドプレート701には、同様に二つのボルト15を用いて、ベルト1の長尺方向の他端側に設けられた各固定用端部19が固定される。
ベルト1には、このように電池ユニット5およびスペーサ7の配列(以下、単に「配列」ともいう。)に取り付けられた状態において該配列を構成する六つのスペーサ7の各開口9に対応する位置に、それらの開口9をそれぞれ部分的に遮蔽するスリット21,23,25が合計六つ形成されている。それらのスリットは、中央部に位置する二つのスリット21の幅が最も広く、その両隣のスリット23はやや幅が狭まり、さらにその両隣のスリット25はさらに狭幅となるように形成されている。開口9の形状との関係では、スリット21の幅は開口9の幅と同等か、あるいは若干狭幅である。また、スリット21,23,25の長さはいずれも開口9とほぼ同等か、あるいは若干短い。なお、ここに示すベルト1ではエンドプレート701に対応する位置にスリットは形成されていないが、変形例として、これらの位置にもスリットが形成された態様の支持ベルトを用いてもよい。また、本実施例のモジュール3ではスペーサ7の開口9が並ぶ側面(ここでは、対向する二つの側面)のいずれにもそれぞれ一つのベルト1が取り付けられているが、変形例として、スペーサ7の開口9が並ぶ側面のうち一部の側面にのみ(例えば一つの側面にのみ)ベルト1が取り付けられた態様としてもよく、あるいは開口9を有さない側面にもベルト1が取り付けられた態様としてもよい。
かかる構成の電池モジュール3は、例えば以下のようにして組み立てることができる。すなわち、図3に示すように、その両端にエンドプレート701を配置しつつ、スペーサ7と電池ユニット5とを交互に配列する。この配列に対して両端から内側に向かう圧縮力を加えつつ、スペーサ7の開口9が並ぶ二つの側面にそれぞれベルト1を配置し、各ベルト1の両端に設けられた固定用端部17,19を、該配列の両端に配置されたエンドプレート701に、それぞれボルト15により固定する。これにより、配列方向の一方の端面から他方の端面に亘ってベルト1が、その配列方向の両端から内側に向かう圧縮力を加えた状態で取り付けられる。
なお、組み立てに使用するベルト1は、図3に示すように、一端の固定用端部17および他端13の固定用端部19がベルト1の中央部からそれぞれほぼ直角に曲がった形状にあらかじめ成形しておくことができる。あるいは、これらの部分が曲げられていない状態のベルト1を配列の側面に配置した後に、ベルト1の両端部を配列の両端に配置されたエンドプレート701上に回りこむように折り曲げてボルト15で固定してもよい。
得られた電池モジュール3は、図2に示されるようにベルト1に形成されたスリットの幅が中央部と両端部とで異なることによって、流路8の開口9の開口面積が、配列の中央部では相対的に大きく、配列の両端部では相対的に小さくなるように調整されている。したがって、モジュール3の使用時にスリット21,23,25から同じ圧力で冷媒(例えば、冷却風)を流入させると、流路8を通過する冷媒の流量がスリット21,23,25の幅に応じて異なることとなる。すなわち、配列の中央部に位置するスペーサ7の流路8には冷媒が比較的多量に流入し、配列の両端に近くなるにつれて流路8に流入する冷媒量が次第に減少する。この結果、熱が蓄積されやすい配列中央部の冷却を促進し、放熱しやすい端部の冷却速度に近づけることができる。その結果、該配列を構成する複数(ここでは七つ)の電池ユニット5の温度差を小さくすることができる。このことによって、電池ユニット5の劣化(特に中央部に配置された電池ユニット5の劣化)を抑制し、電池ユニット5間における出力等の性能のばらつきを低減することができる。また、本実施例の電池モジュール3では、同じ開口形状のスペーサ7を用いて流路8を確保している。そして、単にベルト1を取り付けることによって、電池ユニット5およびスペーサ7の組み立ておよび各流路8に流通する冷媒量の調整の双方の機能を実現している。このため、本実施例の構成によると電池モジュール3の組立工程が簡易であり、生産性を向上することができるとともに、コストの低減も可能である。また、電池モジュール3の組立精度を向上し得ることから、より高品質の電池モジュール3を容易に製造し得る。
<第二実施例>
第一実施例と同様の構成を有する電池モジュールにおいて、該モジュール3の備える二つの支持ベルト1のうち一方または両方に代えて、例えば図4に示す支持ベルト31を使用することができる。このベルト31は、第一実施例のベルト1おけるスリット21,23,25の各々に対応する位置(すなわち、配列の両端に配置される二つを除いた六つのスペーサ7の各開口9に対応する位置)に、それぞれ複数の円形孔33を有する。なお、ベルト31の他の部分の構成は第一実施例におけるベルト1と同様であるので説明を省略する。
ベルト31に設けられた複数の円形孔33の大きさ(開口面積)は実質的に同じである。ただし、配列の中央部と両端部とでは、各開口9に相当する位置に設けられた円形孔33の数(密度)が異なる。より具体的には、配列の中央部にある二つのスペーサ7の開口9に対応する位置(すなわち、第一実施例のスリット21に相当する位置)にはそれぞれ六つの円形孔33が縦方向に近接して設けられているのに対して、その両隣のスペーサ7の開口9に対応する位置(第一実施例のスリット23に相当する位置)にはそれぞれ四つの円形孔33が縦方向にやや間隔をおいて設けられている。さらにその外側のスペーサ7の開口9に対応する位置(第一実施例のスリット25に相当する位置)の各々には、上下に二つの円形孔33が間隔をおいて設けられている。このように中央部と両端部とで一つの開口9に対する円形孔33の数が異なることによって、ベルト31の取り付けにより、開口9の開口面積を配列の中央部と両端部とで互いに異ならせるように調節することができる。したがって、本実施例のベルト31によっても第一実施例と同様の効果を得ることができる。
<第三実施例>
第一実施例の電池モジュールが備える二つの支持ベルトのうち一方または両方に代えて、例えば図5に示す支持ベルト41を使用することができる。このベルト41には、配列の中央部にある二つのスペーサ7の開口9に対応する位置(第一実施例のスリット21に相当する位置)の各々に、縦に並んだ六つの円形孔43が設けられている。その両隣の開口9に対応する位置(第一実施例のスリット23に相当する位置)の各々には、縦に並んだ六つの円形孔45が設けられている。さらにその外側の開口9に対応する位置(第一実施例のスリット25に相当する位置)の各々には、縦に並んだ六つの円形孔47が設けられている。本実施例では、配列の中央部と両端部とで各開口9に対応する位置に設けられた円形孔の数は一定(ここでは六つ)であるが、それらの円形孔43,45,47の一つ当たりの開口面積がこの順に小さくなっていることにより、配列の両端部の開口9よりも中央部の開口9を相対的に大きく開口するようにベルト41が構成されている。ベルト41の他の部分の構成は第一実施例のベルト1と同様である。
このように中央部と両端部とで円形孔43,45,47の開口面積が異なることによって、ベルト41の取り付けにより、開口9の開口面積を配列の中央部と両端部とで互いに異ならせるように調節することができる。したがって、本実施例のベルト41によっても第一実施例と同様の効果を得ることができる。
<第四実施例>
第一実施例の電池モジュールが備える二つの支持ベルトのうち一方または両方に代えて、例えば図6に示す支持ベルト51を使用することができる。このベルト51は、第一実施例のベルト1におけるスリット21,23,25の各々に対応する位置に、幅が同じで長さ(縦方向の大きさ)が互いに異なるスリット53,55,57を有する。すなわち、配列の中央部にある二つのスペーサ7の開口9に対応する位置(第一実施例のスリット21に相当する位置)には、それぞれ、比較的縦長の(例えば、第一実施例と同程度の長さの)スリット53が設けられている。その両隣の開口9に対応する位置(第一実施例のスリット23に相当する位置)の各々には、スリット53よりもやや短いスリット55が、ベルト51の幅方向の中央部に設けられている。さらにその外側の開口9に対応する位置(第一実施例のスリット25に相当する位置)の各々には、スリット55よりもさらに短いスリット58が、ベルト51の幅方向の中央部に設けられている。ベルト51の他の部分の構成は第一実施例のベルト1と同様である。
このようにスリット53,55,57の長さ(高さ)が異なることによって、ベルト51の取り付けにより、開口9の開口面積を配列の中央部と両端部とで互いに異なるように調節することができる。したがって、本実施例のベルト51によっても第一実施例と同様の効果を得ることができる。
<第五実施例>
第一実施例の電池モジュールが備える二つの支持ベルトのうち一方または両方に代えて、例えば図7に示す支持ベルト61を使用することができる。このベルト61には、第一実施例のベルト1におけるスリット21,23,25に代えて、ベルト61の長尺方向(電池ユニットの配列方向であって、開口9の長軸方向とほぼ直交する方向)に延びるスリット63,65,67が設けられている。これらの63,65,67の幅はほぼ同じである。ベルト61の幅方向の中央部に設けられた二つのスリット63は、配列の両端に配置される二つを除いた六つのスペーサ7の開口9に跨るように延びている。その両隣にそれぞれ二つづつ設けられたスリット65の長さは、スリット63の長さよりも短く、配列の中央部にある四つのスペーサ7の開口9に跨るように延びている。さらにその外側にそれぞれ一つづつ設けられたスリット67の長さはスリット65よりも短く、配列の中央部にある二つのスペーサ7の開口9に跨るように延びている。したがって、このベルト61を備える電池モジュールのうち配列の中央部にある二つのスペーサ7の開口9は、合計八つ(二つのスリット63、四つのスリット65および二つのスリット67)のスリットを通じて開口することにより、それらの外側にあるスペーサ7の開口9に比べて相対的に大きく開口している。それらの開口9から配列の外側に向かうにつれて、開口9の開口面積は次第に小さくなる。ベルト61の他の部分の構成は第一実施例のベルト1と同様である。
このように、二以上の開口9に跨って延びるスリット63,65,67を有する態様においてそれらの長さを異ならせることにより、ベルト61によって開口9の開口面積を配列の中央部と両端部とで互いに異なるように調節することができる。したがって、本実施例のベルト61によっても第一実施例と同様の効果を得ることができる。
<第六実施例>
第一実施例の電池モジュールが備える二つの支持ベルトのうち一方または両方に代えて、例えば図8に示す支持ベルト71を使用することができる。このベルト71の中央部には、第一実施例のスリット21,23,25に代えて、ベルト71の長尺方向に扁平な略六角形の貫通孔73が一つ設けられている。この貫通孔73は、ベルト71の長尺方向の中央部において最も幅が広く、両端部に向かって次第に幅が狭くなるように形成されている。したがって、配列の中央部に位置する二つのスペーサ7の開口9はベルト71によってほとんど遮蔽されない。その両隣のスペーサ7の開口9は、該開口9の長さ方向の両端がベルト71によってやや遮蔽されることにより、中央部の二つのスペーサ7の開口9に比べて開口面積が制限される。さらにその両隣のスペーサ7の開口9は、ベルト71によって長さ方向の両端がより多く遮蔽され、これにより開口面積がさらに制限される。ベルト61の他の部分の構成は第一実施例のベルト1と同様である。
このように、貫通孔73の開口幅をベルト71の長さ方向の一部と他部とで異ならせることにより、ベルト71によって開口9の開口面積を中央部と両端部とで互いに異なるように調節することができる。したがって、本実施例のベルト71によっても第一実施例と同様の効果を得ることができる。
<第七実施例>
第一実施例の電池モジュールが備える二つの支持ベルトのうち一方または両方に代えて、例えば図9に示す支持ベルト81を使用することができる。このベルト81の中央部には、第一実施例のスリット21,23,25に代えて、ベルト81の長尺方向に扁平なダイヤ形の貫通孔83が一つ設けられている。この貫通孔83は、ベルト81の長尺方向の中央部において最も幅が広く、両端部に向かって次第に幅が狭くなるように形成されている。したがって、第六実施例と同様に、本実施例のベルト81によっても開口9の開口面積を中央部と両端部とで互いに異なるように調節することができ、第一実施例と同様の効果を得ることができる。
<第八実施例>
本実施例は、第七実施例の支持ベルトに補強部を設けた支持ベルトおよび該ベルトを用いた電池モジュールの一例である。図10に示すように、本実施例の電池モジュール82は、第一実施例と同様に配列された電池ユニット5およびスペーサ7を備える。その配列の側面のうちスペーサ7の開口9が開口する二つの側面に、第一実施例と同様にして、第七実施例と同様にダイヤ形の貫通孔83を有する支持ベルト81がそれぞれ取り付けられている。ベルト81は、長さ方向の中央部であって幅方向の両端付近(貫通孔83の両側)に、補強部としての補強部材85を有する。この補強部材85は長尺形状のアルミニウム板であって、その長尺方向がベルト81の長さ方向となるように配置されている。
本実施例によれば、ダイヤ形の貫通孔83の開口幅が最も大きい部分である長尺方向中央部に補強部材85を設けることによって、ベルト81のうち貫通孔83の形成により実質的に幅が小さくなった部分を補強することができる。これによりベルト81の長さ方向に対する引張強度を高め、例えばベルト81の取付時および/または取付後において、長さ方向への引張応力によってベルト81が変形することをよりよく抑制することができる。したがって、配列された電池ユニット5およびスペーサ7をより確実に拘束することができる。
なお、補強部材85の材質および形状はこれに限定されず、ベルト81の長さ方向に対する引張強度を向上するものであればよい。例えば、楕円形状やクロス(X字)形状の補強部材を用いてもよい。また、このような補強部材を設ける対象となるベルトの態様は第七実施例のものに限定されず、例えば第一〜第六実施例のいずれの態様の支持ベルトにも同様に補強部材を設けることができる。
<第九実施例>
本実施例は、他の態様の補強部を有する支持ベルトおよび該支持ベルトを用いた電池モジュールの一例である。図11に示すように、本実施例の電池モジュール92は、第一実施例と同様に配列された電池ユニット5およびスペーサ7を備え、その配列の側面のうちスペーサ7の開口9が開口する二つの側面に、第一実施例と同様にして、第七実施例と同様にダイヤ形の貫通孔93を有する支持ベルト91がそれぞれ取り付けられている。ベルト91の幅方向の両端には、補強部として、上記配列に取り付けられたとき外側となる側に突出するリブ95が、上記配列の全長に相当する範囲に連続して形成されている。リブ95の断面形状は例えば略半円形である。
かかる補強部95を有するベルト91は長尺方向に補強されているので、貫通孔93の開口幅が最も大きい長尺方向中央部においても該ベルトと91の強度(引張応力)を高めることができる。したがって、ベルト91の破断や変形等を防止しつつ、より確実に(例えば、より強い圧縮力または拘束力をもって)電池ユニット5およびスペーサ7を支持することができる。なお、本実施例のベルト91では、第一実施例のベルト1における両端部の形状を変更している。すなわち、ベルト1においてボルト15毎に設けられた固定用端部17に代えて(図2参照)、本実施例のベルト91は、そのベルト91の幅と同じ幅で延びる固定用端部97を有し、この固定用端部97の上下二箇所において二つのボルト99によりベルト91をエンドプレート701に固定するように構成されている。このベルト91においても第一実施例のベルト1における固定用端部17と同様に、ボルト毎に固定用端部を形成してもよい。
<第十実施例>
本実施例は、さらに他の態様の補強部を有する支持ベルトおよび該支持ベルトを用いた電池モジュールの一例である。図12に示すように、本実施例の電池モジュール102は、第一実施例と同様に配列された電池ユニット5およびスペーサ7を備え、その配列の側面のうちスペーサ7の開口9が開口する二つの側面に、第一実施例と同様にして、第七実施例と同様にダイヤ形の貫通孔103を有する支持ベルト101がそれぞれ取り付けられている。ベルト101には、第一の補強部として、第九実施例と同様の形状および構成のリブ105が形成されている。さらに、このベルト101の幅方向の両端には、第二の補強部として、上記配列に取り付けられたときスペーサ7の開口9が開口する一側面の縁部からそれに隣接する側面に回りこむ平板状(帯状)の折曲部106が設けられている。この折曲部106は、リブ105から幅方向内側に続いて、上記配列の全長に相当する範囲に連続して形成されている。ベルト101の両端には、第九実施例と同様に、該ベルト101の幅と同じ幅で延びる固定用端部107が形成され、この固定用端部107の上下二箇所において二つのボルト109によりベルト101がエンドプレート701に固定される。
このような折曲部106を設けることにより、ベルト101を長尺方向に補強するとともに、組立時における電池ユニット5およびスペーサ7の位置決め(特に、ベルト101の幅方向に対する位置決め)を容易にする効果が得られる。また、組立後において電池ユニット5およびスペーサ7の位置ずれを防止する効果が得られる。
以上、本発明の好適な実施態様を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した態様を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
例えば、第一〜第四実施例では、支持ベルトの長尺方向に対し、電池ユニットとスペーサとの配列におけるスペーサの配置間隔(ピッチ)と概ね同じ間隔で貫通孔が設けられているが、スペーサと貫通孔とのピッチを異ならせてもよい。例えば、第一実施例におけるスリット21,23,25の幅を同じにし、それらのスリットのピッチをスペーサ7の開口9のピッチよりもやや広くする。そして、ベルト1の中央部にあるスリット21が配列の中央部にある開口9とよく重なるようにベルト1を配置すると、中央部から両端に向かうにつれてスリットと開口との重なりが小さく(ズレが大きく)なる。すなわち、両端に向かうにつれて開口9がベルト1により遮蔽される程度が大きくなる。このことによって、中央部と両端部とでスペーサ7の開口9の開口面積を異ならせることができる。第一実施例のようにスペーサの幅を中央部と両端部とで異ならせることに加えて、このようにスリットと開口のピッチとを異ならせることによって開口面積を調節することも可能である。同様に、第二〜第四実施例の支持ベルトについても、貫通孔のピッチと開口のピッチとを異ならせた態様で実施することができる。
また、第二実施例では、支持ベルト31の長さ方向に所定のピッチで(規則的に)貫通孔33を形成しつつ貫通孔33の密度を中央部から両端部に向けて次第に小さくしているが、例えば支持ベルトの長さ方向に対して貫通孔をランダムに配置し、それらの貫通孔の密度を中央部から両端部に向けて次第に小さくしてもよい。同様に、第三実施例の支持ベルト41において、例えば支持ベルトの長さ方向に対して貫通孔をランダムに配置し、それらの貫通孔の開口径を中央部から両端部に向けて次第に小さくしてもよい。
さらに、上述した各実施例はいずれも支持ベルトの幅方向内側に設けられた貫通孔によって開口の一部を遮蔽することにより開口面積を調節しているが、かかる調節手法に代えて、あるいは該調節手法に加えて、支持ベルトの幅方向外側の形状によって開口面積を調節することも可能である。例えば、配列の両端部から中央部にかけて次第に(直線的または曲線的に)あるいは段階的に支持ベルトの幅を狭くすることにより、両端部の開口を中央部の開口よりも多く遮蔽することができる。
これらの態様の支持ベルトによっても、配列の中央部から両端部に向けてスペーサの開口の開口面積を次第に小さくする(開口面積を異ならせる)効果が得られ、本発明の目的が達成され得る。
第一実施例の支持ベルトを模式的に示す平面図である。 第一実施例の支持ベルトを備える電池モジュールを示す斜視図である。 第一実施例の電池モジュールを組み立てる手順を示す説明図である。 第二実施例の支持ベルトを模式的に示す平面図である。 第三実施例の支持ベルトを模式的に示す平面図である。 第四実施例の支持ベルトを模式的に示す平面図である。 第五実施例の支持ベルトを模式的に示す平面図である。 第六実施例の支持ベルトを模式的に示す平面図である。 第七実施例の支持ベルトを模式的に示す平面図である。 第八実施例の支持ベルトを備える電池モジュールを示す斜視図である。 第九実施例の支持ベルトを備える電池モジュールを示す斜視図である。 第十実施例の支持ベルトを備える電池モジュールを示す斜視図である。
符号の説明
1:電池モジュール用支持ベルト(蓄電モジュール用支持ベルト)
3:電池モジュール(蓄電モジュール)
5:電池ユニット(蓄電ユニット)
7:スペーサ
701:エンドプレート
8:流路(冷媒通路)
9:開口(冷媒出入口)
21,23,25:スリット(貫通孔)
31:電池モジュール用支持ベルト(蓄電モジュール用支持ベルト)
33:円形孔(貫通孔)
41:電池モジュール用支持ベルト(蓄電モジュール用支持ベルト)
43.45,47:円形孔(貫通孔)
51:電池モジュール用支持ベルト(蓄電モジュール用支持ベルト)
53,55,57:スリット(貫通孔)
61:電池モジュール用支持ベルト(蓄電モジュール用支持ベルト)
63,65,67:スリット(貫通孔)
71:電池モジュール用支持ベルト(蓄電モジュール用支持ベルト)
73:貫通孔
81:電池モジュール用支持ベルト(蓄電モジュール用支持ベルト)
83:貫通孔
85:補強部材(補強部)
91:電池モジュール用支持ベルト(蓄電モジュール用支持ベルト)
93:貫通孔
95:リブ(補強部)
101:電池モジュール用支持ベルト(蓄電モジュール用支持ベルト)
105:リブ(補強部)
106:折曲部(補強部)

Claims (10)

  1. 冷媒通路を隔てて配列された複数の蓄電ユニットを含む蓄電モジュールにおいて該蓄電ユニットを支持するための蓄電モジュール用支持ベルトであって、
    複数の前記冷媒通路の冷媒出入口を跨ぎつつ前記複数の蓄電ユニットの配列方向の一方の端面から他方の端面に亘って取り付けられ、
    該取り付けにより少なくとも一つの前記出入口を部分的に遮蔽して前記複数の冷媒通路の冷媒出入口の開口面積を互いに異ならせるように構成されている、蓄電モジュール用支持ベルト。
  2. 前記取り付けにより、前記蓄電ユニットの配列方向の両端部にある前記冷媒通路の前記出入口に対して該配列方向の中央部にある前記冷媒通路の前記出入口を相対的に大きく開口するように構成されている、請求項1に記載の支持ベルト。
  3. 二以上の前記冷媒通路の各出入口のそれぞれに対応する位置に設けられた一または二以上の貫通孔を有する、請求項1または2に記載の支持ベルト。
  4. 少なくとも二つの前記冷媒通路の出入口に跨る位置に設けられた一または二以上の貫通孔を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の支持ベルト。
  5. 前記蓄電ユニットの配列方向に沿って延びる補強部を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の支持ベルト。
  6. 複数の蓄電ユニットと、
    隣接する前記蓄電ユニットの間に配置されて該蓄電ユニット間に冷媒通路を確保するスペーサと、
    前記スペーサを介して配列された前記複数の蓄電ユニットの配列方向の一方の端面から他方の端面に亘って取り付けられた請求項1から5のいずれか一項に記載の蓄電モジュール支持ベルトと、
    を備える蓄電モジュール。
  7. 複数の前記冷媒通路を有し、それらの冷媒通路をそれぞれ確保する前記スペーサの形状が実質的に同一である、請求項6に記載のモジュール。
  8. 前記蓄電ユニットおよび前記スペーサはそれぞれ扁平な箱型形状であって、該蓄電ユニットおよび該スペーサがその扁平面にほぼ垂直な方向に交互に配列されており、該スペーサの内部に前記冷媒通路が形成されている、請求項6または7に記載のモジュール。
  9. 前記支持ベルトは、前記配列された複数の蓄電ユニットに対し、その配列方向の両端から内側に向かう圧縮力を加えるように取り付けられている、請求項6から8のいずれか一項に記載のモジュール。
  10. 請求項1から5のいずれか一項に記載の蓄電モジュール用支持ベルトを用意すること、
    複数の蓄電ユニットを用意すること、
    それらの蓄電ユニットの間に冷媒通路を形成するスペーサを用意すること、
    該スペーサを介して前記複数の蓄電ユニットを配列すること、および、
    その配列された前記蓄電ユニットおよび前記スペーサを前記蓄電モジュール用支持ベルトで支持すること、
    を含む、蓄電モジュールの製造方法。
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