JP2006286356A - 電磁アクチュエータ - Google Patents

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Kenji Kato
藤 健 二 加
Kazuhiro Matsuo
尾 和 宏 松
Takashi Noda
田 岳 志 野
Nobutaka Kubota
信 孝 久保田
Yasuhiro Matsumoto
本 泰 弘 松
Kosei Wakabayashi
林 孝 生 若
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Abstract

【課題】 ヨークが設けられていず開放された側面を磁性材料で囲むことで磁気回路の開放部を無くし、電磁アクチュエータの吸引力を向上させ、電磁アクチュエータの効率を向上させることができる電磁アクチュエータを提供する。
【解決手段】 この電磁アクチュエータ20は、移動可能に設けられた角形のアーマチュア2と、前記アーマチュアの近傍に設けられ前記アーマチュアを移動もしくは閉路保持する永久磁石1と、前記アーマチュアの外周に設けられ前記アーマチュアにかかる磁力を増減させるために磁束を発生させるソレノイドコイル4a,4bと、前記アーマチュア、前記永久磁石、前記ソレノイドを挟む位置に、磁路を構成すべく設けられた一対の厚板構造になされたヨーク3a,3bとを備えた角型の電磁アクチュエータにおいて、前記アーマチュア、前記永久磁石、前記ソレノイドの外周で、前記一対のヨーク側壁が設けられていない位置に、磁性材からなる一対のカバー10を設けている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、開閉装置の開閉操作を行う電磁アクチュエータに関する。
従来の電磁アクチュエータは、図6に示すように、永久磁石1、ヨーク3、アーマチュア2、ヨーク内の磁束を増減させるソレノイドコイル4a,4bと、非磁性材料からできている操作ロッド6から構成されている。
この操作ロッド6には、閉路時に真空バルブの固定側接触子と可動側接触子とを押付けるために設けられたワイプばね16が取付けられており、その先端は真空バルブの可動軸と連結されている。また、真空バルブの可動接触子13aを開極した時に開路状態を保持するための力が開路ばね11により加えられている。
次に、この従来の電磁アクチュエータの開閉動作について説明する。開路状態で、ソレノイドコイルが励磁されると、吸引力が発生し、これによりアーマチュア2とともに真空バルブ13の可動軸と連結されている操作ロッド6が押上げられ、閉路状態となる。閉路状態では、ソレノイドコイル4a,4bは無励磁であり、閉路保持は永久磁石1による磁力のみである。
一方、閉路状態でソレノイドコイル4a,4bが開路側に励磁されると、アクチュエータの吸引力が低減し、ワイプばね16および開路ばね11による開路方向の荷重の作用から、アーマチュア2が開路方向に移動する。これにより、アーマチュア2とともに操作ロッド6が引き下げられ、開路状態になる。
このような構造により、アーマチュア2の動きと真空バルブの可動側接触子13aの動きが連動し、真空遮断器および真空開閉器などの開閉動作がなされる。このような動作は例えば、後述する特許文献1にも記載されている。
しかしながら、この従来の電磁アクチュエータは、円筒型のBMAに比べてスペース効率が良い点、また、磁性体材料の磁気飽和を緩和するために磁性体を積層構造にしやすいという点で角型を採用する場合がある。従来の角型構造では、永久磁石1の両側に一対のヨーク3が設けられているが、ヨーク3が設けられていない側面が開放された状態となるため、永久磁石1およびソレノイドコイル4によって形成される磁束が磁気回路を通らず漏れてしまい、磁石およびコイルによって発生する吸引力が低下するという問題点があった。
特開2002−270423
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、ヨーク3が設けられていず開放された側面を磁性材料で囲むことで磁気回路の開放部を無くし、電磁アクチュエータの吸引力を向上させ、電磁アクチュエータの効率を上げることを目的とする。
本発明は、移動可能に設けられた角形のアーマチュアと、前記アーマチュアの近傍に設けられ前記アーマチュアを移動もしくは閉路保持する永久磁石と、前記アーマチュアの外周に設けられ前記アーマチュアにかかる磁力を増減させるために磁束を発生させるソレノイドコイルと、前記アーマチュア、前記永久磁石、前記ソレノイドを挟む位置に、磁路を構成すべく設けられた一対の厚板構造になされたヨークとを備えた角型の電磁アクチュエータにおいて、前記アーマチュア、前記永久磁石、前記ソレノイドの外周で、前記一対のヨーク側壁が設けられていない位置に、磁性材からなる一対のカバーを設けたことを特徴とする。
また、本発明は、前記カバーの前記アーマチュアの移動方向に交わる方向の断面積は、前記ヨークの前記アーマチュアの移動方向に交わる方向の断面積より小さくなされていることを特徴とする。
また、本発明は、前記カバーと前記アーマチュアとのギャップが、前記ヨークの内側に設けられたヨーク突部と前記アーマチュアのギャップより小さくなされていることを特徴とする。
本発明は、前記アーマチュア、前記永久磁石、前記ソレノイドの外周で、前記一対のヨーク側壁が設けられていない位置に、磁性材からなる一対のカバーを設けているから、磁気回路の漏れ磁束を減少させるとともに、外周のすべてにわたって磁気回路を連続的に接続させることによって、電磁アクチュエータの効率を向上させることができる。
図1ないし図3は本発明の第1の実施の形態を示す図である。図1は、真空遮断器および開閉器等の開閉装置の操作機構部である電磁アクチュエータ20の構成例を示す全体斜視図である。図2は本実施の形態による電磁アクチュエータ20を示す一部切欠き斜視断面図、図3(a)は図2中A−A線に沿う断面図、図3(b)は図2中B−B線に沿う断面図である。
この電磁アクチュエータ20の全体形状は角型であり、それに合わせるように構成部品は厚板の角型形状としている。
図1ないし図3に示すように、電磁アクチュエータ20は上下方向に配設された操作ロッド6を有している。この操作ロッド6は非磁性体からなり、その下方にはアーマチュア2が設けられている。このアーマチュア2は、磁性体からなりその下部には外方に突出したフランジ部2aが設けられている。そして、このアーマチュア2は操作ロッド6とともに上下方向に移動可能になされている。
このアーマチュア2の外周にはソレノイドコイルからなる閉路コイル4aと開路コイル4bが設けられている。この閉路コイル4aは開路コイル4bより大きくなされ、閉路時には閉路コイル4aによって大きな吸引力を発生させ、開路時には自己インダクタンスの小さな開路コイル4bによって動作時間を短縮できるようになっている。
アーマチュア2の上側で操作ロッド6の周りには、コア9に挟まれた永久磁石1が設けられており、閉路時にアーマチュア2を保持できるようになっている。
また、アーマチュア2、閉路コイル4aの上側にはヨーク天板3bが設けれている。また、アーマチュア2、閉路コイル4a、開路コイル4bの外周側には、操作ロッド6を挟む両側に一対のヨーク側板3aが設けられている。このヨーク側板3aの内側面には、開路コイル4bを支持するためのヨーク突部3cが形成されている。さらに、アーマチュア2の下側には非磁性体からなるストッパープレート5が配設されている。
そして、ヨーク3a、ヨーク3b、アーマチュア2、フランジ部2aは磁路を構成し、永久磁石1、閉路コイル4a、開路コイル4bは磁束を発生させる。
このような構成において、アーマチュア2、閉路コイル4a、開路コイル4bの外周側うち、一対のヨーク側板3aが設けられていない開口部に一対の磁性材料からなるカバー10が設けられている。このカバー10は、電磁アクチュエータ20の側面の開放部を閉鎖して、アーマチュア2、コア9、永久磁石1、閉路コイル4a、開路コイル4bの外周を完全に取り囲むことによって、磁気回路の漏れ磁束を減少させるとともに、外周のすべてにわたって磁気回路を連続的に接続させることによって、電磁アクチュエータの効率を向上させることができる。
また、図3(a),(b)に示すように、カバー10は、その断面積s2がヨーク突部3cより上部のヨーク側板3aの断面積s1より小さくなるように構成されている(s2<s1)。このように、カバー10の断面積s2をヨーク側板3aの断面積s1より小さくすることによって、カバー10を通る磁気回路をヨーク側板3aを通る磁気回路より先に飽和させることができる。カバー10側の磁気回路を先に飽和させることで、カバー10側を通る磁束を制限でき、ヨーク側板4a側に十分な磁束を通すことができ、電磁アクチュエータの発生する力を最適化することができる。これによって、電磁アクチュエータの効率を向上させることができる。
図4は、本発明の第2の実施形態の電磁アクチュエータ21を示す断面図である。この電磁アクチュエータ21は、カバー31を有しており、このカバー31は、図3(b)において、カバー30のうち開路コイル4bより下側の部分をアーマチュア2の側面近傍にまで絞って形成したものである。そして、図4に示すカバー31とアーマチュア2下部とのギャップg4を、図3(a)に示すヨーク突部3cとアーマチュア2とのギャップg3より小さくした構成としている(g4≦g3)。ギャップg4をギャップg3より小さくすることによって、開極時のカバー31を通る磁気回路の磁気抵抗を下げることができ、動作開始時の電磁力を増加させ、電磁アクチュエータの効率を挙げることができる。
なお、図1ないし図3に示す第1の実施の形態、図4に示す第2の実施の形態において、
ヨーク側板3aの断面積s1およびカバー30,31の断面積s2を、最低動作電圧から最高使用電圧の間で磁気飽和するような大きさなるように設定してもよい。このようにすれば、最低動作電圧において磁気回路を磁気飽和させることで、定格操作電圧および操作電圧が変動してもソレノイドコイルに流れる電流は最低動作電圧時と変わらず一定となり、電磁アクチュエータの投入動作に必要な力以上に電磁力が発生することを抑えることができる。それ故、電磁力を必要最低限にすることができ、電磁アクチュエータの大きさを小さくすることができる。また、電圧変動に依存しないため、安定した開閉特性を得ることができ、電磁アクチュエータの効率を上げることができる。
図5は本発明の第3の実施の形態である電磁アクチュエータの一部を示す断面図である。この図5に示す構成は、非磁性材料から成るカバー32をアーマチュア2とソレノイドコイル4a,4bとの間に配置している。カバー32をアーマチュア2ソレノイドコイル4a,4bとの間に配置することで、アーマチュア2とコア9のギャップg1、アーマチュア2とカバーとの間に異物が入ることを防ぐことができ、異物混入時にも動作するようにギャップに必要以上に隙間を取る必要がなくなり、大きさをコンパクトにすることができ、電磁アクチュエータの効率を上げることができる。
本発明の第1の実施の形態である電磁アクチュエータを示す斜視図。 図1に示す電磁アクチュエータを示す一部切り欠き斜視図。 (a)は図2中A−A線に示す断面図、(b)は図2中B−B線に示す断面図。 本発明の第2の実施の形態である電磁アクチュエータを示す断面図。 本発明の第3の実施の形態である電磁アクチュエータを示す断面図。 従来の電磁アクチュエータを示す断面図。
符号の説明
1 永久磁石
2 アーマチュア
3a ヨーク側板
3b ヨーク天板
3c ヨーク突部
4a 閉路コイル
4b 開路コイル
6 操作ロッド
20 電磁アクチュエータ
21 電磁アクチュエータ
30 カバー
31 カバー

Claims (3)

  1. 移動可能に設けられた角形のアーマチュアと、
    前記アーマチュアの近傍に設けられ前記アーマチュアを移動もしくは閉路保持する永久磁石と、
    前記アーマチュアの外周に設けられ前記アーマチュアにかかる磁力を増減させるために磁束を発生させるソレノイドコイルと、
    前記アーマチュア、前記永久磁石、前記ソレノイドを挟む位置に、磁路を構成すべく設けられた一対の厚板構造になされたヨークと、
    を備えた角型の電磁アクチュエータにおいて、
    前記アーマチュア、前記永久磁石、前記ソレノイドの外周で、前記一対のヨーク側壁が設けられていない位置に、磁性材からなる一対のカバーを設けたことを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 前記カバーの前記アーマチュアの移動方向に交わる方向の断面積は、前記ヨークの前記アーマチュアの移動方向に交わる方向の断面積より小さくなされていることを特徴とする請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
  3. 前記カバーと前記アーマチュアとのギャップが、前記ヨークの内側に設けられたヨーク突部と前記アーマチュアのギャップより小さくなされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電磁アクチュエータ。
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