JP2006286186A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】AODと他の2種類の光情報記録媒体との互換性を有し、光量確保と球面収差補正を両立した光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】波長λ1〜λ3の光束を用いて3種類の光情報記録媒体に対して情報の再生及び/又は記録を行うものであり、対物光学素子の少なくとも1つの光学面に位相差付与構造が形成され、波長λ1の光束が回折構造により位相差を付与されることで発生する回折光のうち、最大の回折効率を有する第1主回折光の回折次数n1が奇数であるとともに、波長λ3の光束が回折構造により位相差を付与されることで発生する回折光のうち最大の回折効率を有する第3主回折光の回折効率E3が、30%≦E3≦80%を満たす光ピックアップ装置とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ピックアップ装置に関する。
近年、波長400nm程度の青色レーザ光を用いることにより光情報記録媒体(光ディスク)の記録密度を高め、記憶容量を大きくしたいわゆる高密度光ディスクの研究・開発が進められている。
高密度光ディスクの規格としては、例えば、対物レンズの像側開口数(NA)を0.85程度、保護基板厚を約0.1mmとするものや、NA及び保護基板厚を従来のDVD(デジタルバーサタイルディスク)と同程度の約0.65及び約0.6mmに抑えたものが知られている。以下の説明においては、NAを0.65程度、保護基板厚を0.6mm程度とする高密度光ディスクを「AOD(Advanced Optical Disc)」と表記する。
そして、このような高密度光ディスクと、DVDやCD(コンパクトディスク)等の従来より広く用いられている光ディスクとの互換性を有する光ピックアップ装置に関する技術が種々提案されている。
なお、AOD/DVD/CDに用いられる光束の波長λ1/λ2/λ3はそれぞれ約400nm/約650nm/約780nmであり、保護基板厚t1/t2/t3はそれぞれ約0.6mm/約0.6mm/約1.2mmである。
そして、AOD/DVD/CDの3種類の光ディスク間での互換を達成するには、各光ディスクに用いる光束の光量を確保しつつ、波長や光ディスクの保護基板厚の差に起因して発生する球面収差を補正する必要があり、光ピックアップ装置を構成する光学素子の光学面に回折構造を設ける技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−298422号公報
通常、AODに対してはDVD、CDより記録・再生するための光量が必要であることから、波長λ1の回折光のうち、最大の回折効率となる回折次数とブレーズ化波長を選択する場合が多い。
それに対しDVDではAODと同じ保護基板厚(t1=t2=0.6mm)のため、波長が異なることによってのみ球面収差(A)が生じる。この球面収差(A)を回折効果を利用して補正しようとすると、AODとDVDの波長×回折次数の差で補正することになる。
加えてCDの互換も考慮すると、AOD用の光束の波長λ1がCD用の光束の波長λ3の約半分になることに起因して、例えば波長λ1のn次回折光が最大の回折効率を有する場合、波長λ3の光束の(n/2)次回折光が最大の回折効率を有することになる。そして、この波長λ1と波長λ3の回折次数の比(2:1)で互換を行うと、CDでは波長λ3の回折光が最大の回折効率を有する一方で、AODとCDの波長×回折次数の差では、AODとCDとで保護基板厚が異なることにより発生する球面収差(B)(B>A)は補正することができない。
このように、AOD/DVD/CDの3種類の光ディスク間での互換性を有する光ピックアップ装置の製造においては、各光束の光量の確保と球面収差の補正とを両立させることが難しいという問題がある。上記特許文献においても、波長400nm付近の光束を用いる高密度光ディスク(HD−DVD)の3次回折光の効率が約73%と、情報の記録用として利用するには必ずしも十分とはいえない値となっている。
本発明の課題は、上述の問題を考慮したものであり、AODと他の2種類の光情報記録媒体との互換性を有し、光量確保と球面収差補正を両立した光ピックアップ装置を提供することである。
上述の課題は、以下の態様により達成することができる。
本発明の第1の態様は、波長λ1の第1光束を出射する第1光源;波長λ2(λ2>λ1)の第2光束を出射する第2光源;波長λ3(1.6λ1≦λ3≦2.2λ1、λ3>λ2)の第3光束を出射する第3光源;及び、少なくとも1つの光学面に回折構造が形成され、前記第1〜第3光束の光路上に設置された対物光学素子、とを有する光ピックアップ装置である。
前記光ピックアップ装置は、前記第1光源から出射される前記第1光束を用いて第1光情報記録媒体に対して情報の再生及び/又は記録を行い、前記第2光源から出射される前記第2光束を用いて第2光情報記録媒体に対して情報の再生及び/又は記録を行い、前記第3光源から出射される前記第3光束を用いて第3光情報記録媒体に対して情報の再生及び/又は記録を行うことが可能である。
更に前記第1光束が前記回折構造により位相差を付与されることで発生する回折光のうち、最大の回折効率を有する第1主回折光の回折次数n1が奇数であるとともに、前記波長λ3の光束が前記回折構造により位相差を付与されることで発生する回折光のうち最大の回折効率を有する第3主回折光の回折効率E3が、30%≦E3≦80%を満たすことを特徴とする光ピックアップ装置。
上記第1の態様によれば、AODと他の2種類の光情報記録媒体との互換性を有し、光量確保と球面収差補正を両立した光ピックアップ装置を得ることが可能となる。
本発明において、対物光学素子とは、光ピックアップ装置において、最も光ディスク側に配置された光学素子を表す。以下、対物光学素子のことを対物レンズと記載する場合もある。また、本発明における回折構造については、特に限定はなく、光の回折現象を生じさせる構造を表す。
本発明の光ピックアップ装置において、前記回折効率E3が、30%≦E3≦60%を満たすことが好ましい。
本発明の光ピックアップ装置において、前記第3主回折光の回折次数n3が、n3≧n1/2を満たすことが好ましい。
本発明の光ピックアップ装置において、前記第1主回折光の回折次数n1及び前記第3主回折光の回折次数n3が、n1=3且つn3=2、又は、n1=5且つn3=2を満たすことが好ましい。
本発明の光ピックアップ装置において、前記第1光束、第2光束及び第3光束に対する前記対物光学素子の光学系倍率m1〜m3がほぼ等しいことが好ましい。本発明において、光学系倍率m1〜m3がほぼ等しいという場合、m1〜m3のうち、最も大きい倍率とその他2つの倍率の差が、最も大きい倍率の±10%未満であることを意味し、更に5%未満であることが好ましい。ただし、m1〜m3のうち、少なくとも1つの倍率が0である場合、その他2つの倍率は、−0.01以上、+0.01以下である。
本発明の光ピックアップ装置において、前記第1光源の出力PW1と前記第3光源の出力PW3が、PW1<PW3を満たすことが好ましい。
本発明の光ピックアップ装置において、前記対物光学素子の前記波長λ1の光束に対する焦点距離f1が、2mm≦f1≦3.5mmを満たすことが好ましい。このような構成によれば、光ピックアップ装置の小型化を実現できる。
本発明の光ピックアップ装置において、前記第3光束による集光スポットの開口数NA3が、0.44≦NA3≦0.49を満たすことが好ましい。
本発明の光ピックアップ装置において、前記回折構造が、断面形状が鋸歯状であり光軸を中心とした複数の回折輪帯からなることが好ましい。
本発明の光ピックアップ装置において、前記回折構造が、光軸を中心とした複数の輪帯面からからなり、前記各輪帯面が光軸にほぼ平行な段差を介して連続する複数の段差構造を有することが好ましい。
本発明の光ピックアップ装置において、前記回折構造が、光軸を中心とした複数の輪帯面からからなり、前記輪帯面が光軸にほぼ平行な段差を介して連続する複数の段差構造を有することが好ましい。本発明において、「光軸にほぼ平行な段差」とは、光軸に平行な方向からのずれが±10度未満であることを意味し、更に±5度未満であることが好ましい。
本発明の光ピックアップ装置において、前記波長λ1の光束が通過する領域内に形成されている前記回折輪帯の数が、20〜100の範囲内であることが好ましい。
本発明の光ピックアップ装置において、コリメータを有し、前記コリメータの前記波長λ1の光束に対する焦点距離fc1と前記波長λ3の光束に対する焦点距離fc3が、fc1>fc3を満たすことが好ましい。このような態様によれば、コリメータの波長λ1の光束に対する焦点距離fc1と第3コリメータの波長λ3の光束に対する焦点距離fc3が、fc1>fc3を満たすことにより、第3光源からコリメータまでの距離が、第1光源からコリメータまでの距離と比較して短くなり、コリメータを通過する波長λ1の光束よりも波長λ3の光束の量が多くなる。従って、波長λ3の光束に関して十分な光量を確保できる。
本発明の光ピックアップ装置において、コリメータを有し、前記コリメータの前記波長λ1の光束に対する焦点距離fc1と前記波長λ2の光束に対する焦点距離fc2が、fc1>fc2を満たすことが好ましい。このような態様によれば、コリメータの波長λ1の光束に対する焦点距離fc1とコリメータの波長λ2の光束に対する焦点距離fc2が、fc1>fc2を満たすことにより、第2光源からコリメータまでの距離が、第1光源からコリメータまでの距離と比較して短くなり、コリメータを通過する波長λ1の光束よりも波長λ2の光束の量が多くなる。従って、波長λ2の光束に関して十分な光量を確保できる。
本発明の光ピックアップ装置において、コリメータを有し、前記コリメータと前記対物光学素子と組み合わせた系において、前記第1光源からの出射光束の波長がλ1から1nm変動した場合の、光軸方向に同じ位置での収差変動量は0.03λrms以下であることが好ましい。
本発明の光ピックアップ装置において、コリメータを有し、前記波長λ1の光束と前記波長λ2の光束がともに前記コリメータを通過することが好ましい。このような態様によれば、コリメータを共通化することで、光ピックアップ装置を構成する光学素子の部品点数を削減できる。
本発明の光ピックアップ装置において、前記対物光学素子がプラスチック製であることが好ましい。このような態様によれば、対物光学素子の製造コストを抑えることができる。
本発明の光ピックアップ装置において、コリメータを有し、前記コリメータがプラスチック製であることが好ましい。このような態様によれば、コリメータの製造コストを抑えることができる。
本発明の光ピックアップ装置において、前記光学系倍率m1〜m3がほぼ0であることが好ましい。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
第1図に示すように、本実施の形態においては、光ピックアップ装置10が、波長λ1(407nm)、波長λ2(655nm)、波長λ3(785nm)の各光束を出射する第1〜第3光源11〜13を備えている。
そして、これら各光束を利用して、保護基板31aの厚さt1(0.6mm)の第1光情報記録媒体31(本実施の形態においてはAOD31)、保護基板32aの厚さt2(0.6mm)の第2光情報記録媒体32(本実施の形態においてはDVD32)、保護基板33aの厚さt3(1.2mm)の第3光情報記録媒体33(本実施の形態においてはCD33)に対して情報の記録及び/又は再生を行う、3種類の光ディスク間での互換性を有する構成となっている。
なお、第1図には、保護基板厚t1とt2がほぼ等しいAOD31の保護基板31aとDVD32の保護基板32aを同じ図で示している。また、第2図においては、便宜上、AOD31とDVD32とCD33を同じ図で示している。
なお、本発明においては、各光源からの出射光束は、λ1<λ2<λ3、1.6λ1≦λ3≦2.2λ1を満たすものであればよく、各光情報記録媒体の保護基板厚も、0.8t1≦t2≦1.2t1、1.9t1≦t3≦2.1t1を満たすものであればよい。
光ピックアップ装置10は、半導体レーザ光源(第1〜第3光源)11〜13、第1〜第3コリメートレンズ14〜16、第1〜第4ビームスプリッタ17〜20、各光ディスクの情報記録面に対向して配置される単玉の対物レンズ40(対物光学素子)、対物レンズ40を所定の方向に移動させる2次元アクチュエータ(図示せず)、センサーレンズ21、回折板22、各光ディスクからの反射光を検出する第1〜第3光検出器23〜25等から概略構成される。
なお、図示は省略するが、第2光検出器24と第2光源12又は第3光検出器25と第3光源13とを一体に構成し、DVD32又はCD33の情報記録面で反射した波長λ2又はλ3の光束が、復路において往路と同一の光路を辿ってホログラム素子に至り、このホログラム素子によりその進路を変更されて、光検出器に入射するいわゆるホロレーザーユニットを用いても良い。また、複数の光源を一体化(ユニット化)した光源を用いても良い。
本実施の形態においては、波長λ1〜λ3の各光束が、第1〜第3コリメートレンズ14〜16で平行光とされて対物レンズ40に入射する、つまり、対物レンズ40の波長λ1の光束に対する光学系倍率m1と波長λ2の光束に対する光学系倍率m2と波長λ3の光束に対する光学系倍率m3とが、m1=m2=m3=0となる、いわゆる無限系の構成となっている。
なお、波長λ1〜λ3の全光束を対物レンズに対して光学系倍率がほぼ等しい発散光又は収束光として入射させてもよい。
このように構成された光ピックアップ装置10の動作については周知であるため詳しい説明は省略するが、第1光源11から出射された波長λ1の光束は、第1ビームスプリッタ17を通過して第1コリメートレンズ14において平行光化され、第3、第4ビームスプリッタ19、20を通過する。そして、詳しい説明は後述するが、対物レンズ40の入射面41には回折構造50としての回折構造が形成されており、波長λ1の光束は対物レンズ40の入射面41及び出射面42で屈折作用を受けると共に入射面41において回折作用を受けて出射される。
対物レンズ40から出射された光束は、AOD31の情報記録面上に集光し、光軸L上にスポットPを形成する。そして、スポットPに集光した波長λ1の光束は情報記録面で情報ピットにより変調されて反射される。反射した光束は再び対物レンズ40、第4、第3ビームスプリッタ20、19、第1コリメートレンズ14を通過して、第1ビームスプリッタ17で反射して分岐される。
そして、分岐された波長λ1の光束はセンサーレンズ21を経て第1光検出器23に入射する。第1光検出器23は入射光のスポットを検出して信号を出力し、その出力された信号を用いてAOD31に記録された情報の読み取り信号を得るようになっている。
また、第1光検出器23上でのスポットの形状変化や全光量変化等を検出してフォーカシングやトラッキングが行われる。この検出結果に基づいて2次元アクチュエータは波長λ1の光束が情報記録面上に正確にスポットを形成するように、対物レンズ40をフォーカス方向及びトラッキング方向に移動させる。
第2光源12から出射される波長λ2の光束は、第2ビームスプリッタ18を通過して第2コリメートレンズ15において平行光化され、第3ビームスプリッタ19で反射され、第4ビームスプリッタ20を通過して、対物レンズ40に至る。そして、対物レンズ40の入射面41及び出射面42で屈折作用を受けると共に入射面41において回折作用を受けて出射される。
そして、対物レンズ40から出射された光束は、DVD32の情報記録面上に集光し、光軸L上にスポットPを形成する。そして、スポットPに集光した波長λ2の光束は情報記録面で情報ピットにより変調されて反射される。反射した光束は再び対物レンズ40、第4ビームスプリッタ20を通過して、第3ビームスプリッタ19で反射して分岐される。
そして、分岐された波長λ2の光束は第2コリメートレンズ15を通過して、第2ビームスプリッタ18で反射して分岐され、センサーレンズ21を経て第2光検出器24に入射する。以下は波長λ1の光束と同様である。
第3光源13から出射された波長λ3の光束は、ビームスプリッタの代わりに設けられた回折板22を通過して、第3コリメートレンズ16において平行光化され、第4ビームスプリッタ20で反射され、対物レンズ40に至る。そして、対物レンズ40の入射面41及び出射面42で屈折作用を受けると共に入射面41において回折作用を受けて出射される。
対物レンズ40から出射された光束は、CD33の情報記録面上に集光し、光軸L上にスポットPを形成する。そして、スポットPに集光した波長λ3の光束は情報記録面で情報ピットにより変調されて反射される。反射した光束は再び対物レンズ40を通過して、第4ビームスプリッタ20で反射して分岐される。
そして、分岐された波長λ3の光束は第3コリメートレンズ16を通過して、回折板22を通過する際に進路を変更され、第3光検出器25に入射する。以下は波長λ1の光束と同様である。
第2図に示すように、対物レンズ40は入射面41と出射面42の両面が非球面かつ凸面のプラスチック製の単レンズである。
入射面41のほぼ全域に回折構造50が形成されており、出射面42は屈折面となっている。
本実施の形態においては、入射面41が、光軸Lを含むと共に光軸Lからの高さがh以下の領域である中央領域A1と、光軸Lからの高さがh以上であり中央領域A1の周囲を覆う周辺領域A2とに区分されている。中央領域A1はCD33の開口数NA3(0.45)に対応する領域である。
なお、波長λ3の光束による集光スポットPの開口数NA3が、0.44≦NA3≦0.49を満たすことが好ましい。
また、対物レンズ40の波長λ1の光束に対する焦点距離f1が、2mm≦f1≦3.5mmを満たすことが好ましい。
中央領域A1及び周辺領域A2に形成されている回折構造50は、光軸Lを中心としたほぼ同心円状の複数の回折輪帯51から構成されており、この回折輪帯51により通過光束に対して回折作用を与えるようになっている。
なお、回折輪帯51の形状及び設計手法については周知であるため説明及び図示を省略する。
また、図示は省略するが、回折構造50として、光軸Lを中心とした複数の輪帯面が光軸Lにほぼ平行な段差を介して連続する段差構造で構成されるものとしてもよい。そして、波長λ1の光束が通過する領域内(中央領域A1及び周辺領域A2)に形成されている回折輪帯51又は輪帯面の数を20〜100の範囲内とすることが好ましい。これにより、各光束に対して十分な回折作用を与えることができる。
そして、中央領域A1を通過する波長λ3の光束は、中央領域A1の回折輪帯51により回折作用を受け、そのうち所定の回折次数を有する光束(回折次数については後述する。)がCD33の情報記録面上に集光スポットを形成することで、CD33に対する情報の記録及び/又は再生に利用されることになる。
一方、周辺領域A2を通過する波長λ3の光束は、周辺領域A2の回折輪帯51により回折作用を受けてフレア化され、CD33の情報記録面上に集光スポットを形成せず、CD33に対する情報の記録及び/又は再生に利用されない。
また、中央領域A1を通過する波長λ1及びλ2の光束は、中央領域A1の回折輪帯51により回折作用を受け、そのうち所定の回折次数の回折光がAOD31及びDVD32の情報記録面上に集光スポットを形成することでAOD31及びDVD32に対する情報の記録及び/又は再生に利用されることになる。
さらに、周辺領域A2を通過する波長λ1及びλ2の光束も、周辺領域A2の回折輪帯51により回折作用を受け、そのうち所定の回折次数の回折光がAOD31及びDVD32の情報記録面上に集光スポットを形成することでAOD31及びDVD32に対する情報の記録及び/又は再生に利用される。
なお、第1コリメータ14と対物レンズ40とにより、第1光源11からの出射光束の波長がλ1から1nm変動した場合の当該波長変動前後における、光軸L方向に同じ位置での収差変動量を0.03λrms以下に補正する色補正機能を有している。
本発明においては、中央領域A1を通過する波長λ1の光束のうち最大の回折効率を有する主回折光の回折次数が奇数となるように、かつ、中央領域A1と周辺領域A2を通過する波長λ1の光束の主回折光の最大の回折効率E1が90%以上となるように設計されている。
ここで、通常、AOD31に利用される光束は光量が多い(回折効率が高い)ことが条件とされることから、波長λ1の回折光のうち、最大の回折効率となる回折次数(主回折光の回折次数)とブレーズ化波長を選択してレンズ設計を行う場合が多い。
ところが、AOD31に利用される光束は波長λ1が350nm〜450nmの範囲内であり、CD33に利用される光束の波長λ3の約半分であることに起因して、例えば波長λ1のn次回折光が最大の回折効率を有する場合には、波長λ3の光束の回折光のうち最大の回折効率を有する回折光(主回折光)の次数は(n/2)次となる。従って、一般的な光ピックアップ装置においては、波長λ3の光束の(n/2)次回折光を用いてCDに対する情報の再生及び/又は記録を行う場合が多い。
従って、例えば、中央領域A1を通過する波長λ1の光束の6次(偶数)の回折光が最大の回折効率を有するようにレンズ設計を行うと、中央領域A1を通過する波長λ3の光束の3次回折光が最大の回折効率を有することになる。そして、この波長λ3の3次回折光を用いることで、中央領域A1において光量を大きくすることができる。
そして、DVD32の波長λ2はAOD31の波長λ1の約1.5倍なので、最大の回折効率を有する波長λ2の光束の回折次数は、波長λ1のそれに対して約2/3の4次となる。従って、この波長λ1、λ2、λ3の回折次数の比(6:4:3)で互換を行うと、AOD31及びDVD32では情報記録面上での球面収差の発生を抑えることができるが、CD33では大きな球面収差が発生するという問題がある。
これは、上述のように、波長λ1の回折光のうち回折効率が最大となる主回折光の回折次数とブレーズ化波長を選択して回折構造の設計を行った場合、回折構造による回折の効果(球面収差を補正する効果)は、波長λ1に回折次数をかけた値から波長λ3に回折次数をかけた値を引いた値に基づいて得られるものであり、上記例においては、この値はλ1×6からλ3×3を引いた値となる。AODとDVDとは、λ1×6からλ2×4を引いた値による回折効果で、各波長に対して材料の屈折率が異なることにより生じる球面収差(色の球面収差)を補正する。この場合、λ1×6からλ2×4を引いた値に対してλ1×6からλ3×3を引いた値は絶対値が小さく且つ逆符号となるため、CD側では回折効果はDVDより小さく且つ球面収差は補正する方向と逆向きに作用することになる。つまり、CD33においては回折効率を高めることができる一方で、DVDに比べて回折の効果をほとんど得られず、球面収差が残留することになる。
そこで、本発明においては、上述のように、中央領域A1を通過する波長λ1の光束のうち最大の回折効率を有する主回折光の回折次数が奇数となるように中央領域A1の回折輪帯51を設計している。
このように、中央領域A1を通過する波長λ1の光束の主回折光の回折次数を奇数(例えば3次)とすることにより、中央領域A1を通過する波長λ3の光束に関しては、1次回折光と2次回折光とに光量が分散されることになる。そこで、例えば波長λ3の光束の2次回折光を用いるものとすれば、CD33においてλ1×3からλ3×2を引いた値による回折の効果を利用して、球面収差を補正することが可能となる。
また、波長λ3の光束の1次又は2次回折光を用いることにより回折効率が低下し、CD33に対する情報の再生及び/又は記録に必要な光量を得られなくなるおそれが生じるが、これを解消すべく、本発明においては、波長λ3の光束を出射する第3光源13(半導体レーザ光源)の出力PW3を第1光源の出力PW1よりも大きくしている。
これにより、CD33の球面収差を実用上支障が生じない程度に抑えつつ、十分な光量を確保でき、波長λ3の光束をCD33に対する情報の記録及び/又は再生に利用できる。
なお、第1コリメータ14の波長λ1の光束に対する焦点距離fc1と第3コリメータ16の波長λ3の光束に対する焦点距離fc3が、fc1>fc3を満たすように光ピックアップ装置10を設計してもよい。これにより、第3光源13から第3コリメータ16までの距離が、第1光源11から第1コリメータ14までの距離と比較して短くなり、第1コリメータ14を通過する波長λ1の光束よりも第3コリメータ16を通過する波長λ3の光束の量が多くなり、出力PW3を出力PW1よりも大きくしたのと同様の効果を得ることができる。また、焦点距離fc1と第2コリメータ15の波長λ2の光束に対する焦点距離fc2が、fc1>fc2を満たすことにしてもよい。
また、第3光検出器25のセンサー感度を上げたり、信号処理を工夫することでCD33側の光量の低下を補う構成にしてもよい。
なお、波長λ3の光束の最大の回折効率E3が30%≦E3≦80%を満たすように回折構造を設計することが好ましく、更には、30%≦E3≦60%を満たすことが好ましい。
また、回折効率E3を有する回折光の回折次数n3が、n3≧n1/2を満たすことが好ましい。例えば、n1=3とした場合、波長λ3の光束としては、1次回折光と2次回折光のいずれかを選択できるが、n3≧n1/2を満たす次数は2次ということになる。
また、n1とn3の組合わせ(n1、n3)としては、(3、2)又は(5、2)とすることが好ましい。
また、第1〜第3コリメータ14〜16の少なくとも一つに、対物レンズ40に設けたものと同様の鋸歯状の回折輪帯51又は光軸方向にほぼ平行な複数の段差を介して連続する段差構造を有する輪帯面を設けても良く、この場合、波長λ1の光束が通過する領域内に形成される回折輪帯51又は輪帯面の数を50〜100の範囲内とすることが好ましい。
また、第1〜第3コリメータ14〜16を設けずに、例えば波長λ1〜λ3の光束のうちの全てあるいはいずれか2種類の光束が共に通過する共通光路中に一つのコリメータを配置する構成としてもよい。
また、回折構造50としては、例えば、第3図に示すようなものであっても良い。第3図に示す回折構造50は、光軸Lを中心とした複数の輪帯面52が光軸Lにほぼ平行な段差53を介して連続させた複数の段差構造により構成されている。
各輪帯面52は光軸Lから離れるに従って光源側(前方)に突出するように形成されており、各輪帯面52に入射する光束に対して所定の光路差を付与することにより、各光束に位相差が生じ、結果として各輪帯面52を通過した光束の位相が、情報記録面上でほぼ揃うようになっている。なお、各段差53の形状は母非球面Sに対する光軸L方向への変位量で規定することができる。
また、回折構造50を対物レンズ40の入射面41と出射面42のいずれか一方又は両面に設けても良い。
また、AOD31として、光源側から光軸L方向に順に厚さt1の保護基板31aと第1情報記録面と中間層と第二情報記録面とを積層して構成されるいわゆる2層ディスクを用いても良い。
次に、実施例1について説明する。
本実施例においては、対物レンズの入射面及び出射面がそれぞれ非球面形状とされており、入射面及び出射面がそれぞれ中央領域と周辺領域とに区分されると共に回折構造としての光軸を中心とした断面形状が鋸歯状の複数の回折輪帯が形成されている。なお、対物レンズの入射面に形成されている回折輪帯の数は44である。
また、波長λ1とλ2の光束が共に通過する共通光路中にコリメータが配置され、コリメータの入射面上にも光軸Lを中心とした断面形状が鋸歯状の複数の回折輪帯が形成されている。
中央領域を通過した波長λ1〜λ3の各光束は、各光ディスクの情報記録面上に集光スポットを形成する。
表1、表2にコリメータ及び対物レンズのレンズデータを示す。
Figure 2006286186
Figure 2006286186
表1に示すように、本実施例の光ピックアップ装置は、第1光源から出射される波長λ1=407nmのときの焦点距離f1=3.10mm、像側開口数NA1=0.65、結像倍率m1=0に設定されており、第2光源12から出射される波長λ2=655nmのときの焦点距離f2=3.11mm、像側開口数NA2=0.65、結像倍率m2=0に設定されており、第3光源から出射される波長λ3=785nmのときの焦点距離f3=3.17mm、像側開口数NA3=0.51、結像倍率m3=0に設定されている。
また、最大の回折効率を有する波長λ1の光束の3次(奇数)の回折光を用いるものとし、これに対応して波長λ2とλ3の光束の2次回折光を用いている。また、コリメータに設けた回折構造により回折作用を受けた波長λ1の光束の5次の回折光と波長λ2の光束の3次の回折光に対して対物レンズで回折作用を与えるようになっている。また、コリメータの波長λ1の光束に対する倍率m1=6.00、波長λ2の光束に対する倍率m2=5.98になっている。
表1中の面番号2はコリメータの入射面を示し、面番号4と4′は対物レンズ40の入射面の中央領域A1と周辺領域A2を示し、面番号5と5′は対物レンズ40の出射面の中央領域A1と周辺領域A2を示す。また、riは曲率半径、diは第i面から第i+1面までの光軸L方向の位置、niは各面の屈折率を表している。
第2面、第4面、第4′面、第5面、第5′面は、それぞれ次式(数1)に表1及び表2に示す係数を代入した数式で規定される、光軸Lの周りに軸対称な非球面に形成されている。
Figure 2006286186
ここで、X(h)は光軸L方向の軸(光の進行方向を正とする)、κは円錐係数、A2iは非球面係数である。
また、回折輪帯による各波長の光束に対して与えられる光路長は数2の光路差関数に、表2に示す係数を代入した数式で規定される。
Figure 2006286186
ここで、C2iは光路差関数の係数であり、ブレーズ化波長λB=1mmとなっている。
第4図は、波長λ1の光束のモードホップ時における波面収差の変動量を示すものである。通常、モードホップ時における波長変動量は1μm程度であるから、この範囲内(406nm〜408nm)において、波面収差の変動量は回折限界の0.07λrms以下に抑えられており、AODに対して十分な色補正機能を有することが分かる。
また、第5図は、波長λ1(AOD)、波長λ2(DVD)、波長λ3(CD)の各光束の波面収差及び回折効率を示すものである。第5図より、波長λ1の光束の回折効率E1が90%以上になることが確認できると共に、各光束の波面収差は回折限界の0.07λrms以下に抑えられており、十分な色補正機能を有することが分かる。また、各光情報記録媒体に対する情報の記録及び/又は再生に用いるために十分な回折効率を有していることが分かる。
光ピックアップ装置の構成を示す平面図である。 対物レンズの構造を示す要部横断面図である。 対物レンズの構造を示す要部横断面図である。 波面収差の変動量を示すグラフである。 波面収差と回折効率を示す表である。
符号の説明
10 光ピックアップ装置
11 第1光源
12 第2光源
13 第3光源
14 コリメータ(第1コリメートレンズ)
15 コリメータ(第2コリメートレンズ)
16 コリメータ(第3コリメートレンズ)
31 第1光情報記録媒体
32 第2光情報記録媒体
33 第3光情報記録媒体
40 対物光学素子

Claims (18)

  1. 波長λ1の第1光束を出射する第1光源;波長λ2(λ2>λ1)の第2光束を出射する第2光源;波長λ3(1.6λ1≦λ3≦2.2λ1、λ3>λ2)の第3光束を出射する第3光源;及び、少なくとも1つの光学面に回折構造が形成され、前記第1〜第3光束の光路上に設置された対物光学素子、とを有する光ピックアップ装置において、
    前記光ピックアップ装置は、前記第1光源から出射される前記第1光束を用いて第1光情報記録媒体に対して情報の再生及び/又は記録を行い、前記第2光源から出射される前記第2光束を用いて第2光情報記録媒体に対して情報の再生及び/又は記録を行い、前記第3光源から出射される前記第3光束を用いて第3光情報記録媒体に対して情報の再生及び/又は記録を行うことが可能であり、
    前記第1光束が前記回折構造により位相差を付与されることで発生する回折光のうち、最大の回折効率を有する第1主回折光の回折次数n1が奇数であるとともに、前記波長λ3の光束が前記回折構造により位相差を付与されることで発生する回折光のうち最大の回折効率を有する第3主回折光の回折効率E3が、30%≦E3≦80%を満たすことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 前記回折効率E3が、30%≦E3≦60%を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 前記第3主回折光の回折次数n3が、n3≧n1/2を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 前記第1主回折光の回折次数n1及び前記第3主回折光の回折次数n3が、n1=3且つn3=2、又はn1=5且つn3=2を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置。
  5. 前記第1光束、第2光束及び第3光束に対する前記対物光学素子の光学系倍率m1〜m3がほぼ等しいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  6. 前記第1光源の出力PW1と前記第3光源の出力PW3が、PW1<PW3を満たすことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  7. 前記対物光学素子の前記波長λ1の光束に対する焦点距離f1が、2mm≦f1≦3.5mmを満たすことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  8. 前記第3光束による集光スポットの開口数NA3が、0.44≦NA3≦0.49を満たすことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  9. 前記回折構造が、断面形状が鋸歯状であり光軸を中心とした複数の回折輪帯からなることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  10. 前記回折構造が、光軸を中心とした複数の輪帯面からからなり、前記輪帯面が光軸にほぼ平行な段差を介して連続する複数の段差構造を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  11. 前記波長λ1の光束が通過する領域内に形成されている前記回折輪帯の数が、20〜100の範囲内であることを特徴とする請求項9又は10に記載の光ピックアップ装置。
  12. 前記光ピックアップ装置が、更にコリメータを有し、前記コリメータの前記波長λ1の光束に対する焦点距離fc1と前記波長λ3の光束に対する焦点距離fc3が、fc1>fc3を満たすことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  13. 前記光ピックアップ装置が、更にコリメータを有し、前記コリメータの前記波長λ1の光束に対する焦点距離fc1と前記波長λ2の光束に対する焦点距離fc2が、fc1>fc2を満たすことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  14. 前記光ピックアップ装置が、更にコリメータを有し、前記コリメータと前記対物光学素子と組み合わせた系において、前記第1光源からの出射光束の波長がλ1から1nm変動した場合の、光軸方向に同じ位置での収差変動量は0.03λrms以下であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  15. 前記光ピックアップ装置が、更にコリメータを有し、前記波長λ1の光束と前記波長λ2の光束がともに前記コリメータを通過することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  16. 前記対物光学素子がプラスチック製であることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  17. 前記光ピックアップ装置が、更にコリメータを有し、前記コリメータがプラスチック製であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  18. 前記光学系倍率m1〜m3がほぼ0であることを特徴とする請求項5に記載の光ピックアップ装置。
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