JP2006284127A - ガスタービン燃焼器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の目的は、ガスタービン燃焼器の尾筒出口の上下に設けられたフランジの剛性を計画的に落とすことにより、尾筒出口側部における強制変形を低減し、側部に発生する高応力を低減して燃焼器の疲労強度を向上させるガスタービン燃焼器を提供することである。
【解決手段】
ガスタービン燃焼器の尾筒後端部(出口)の上下壁のそれぞれに設置されるフランジの剛性を計画的に落とす。そして、尾筒後端部(出口)の上下壁と側壁との剛性差を低減させる。これにより、従来のガスタービン燃焼器の運転時に、尾筒後端部(出口)で生じていた熱応力に起因する強制変形を低減し、側部に発生し易かった高応力を低減する。この結果、疲労強度の高いガスタービン燃焼器を実現させることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ガスタービン燃焼器に関し、特にガスタービン燃焼器の尾筒出口の上下に設けられたフランジの剛性を計画的に落とすことにより、尾筒出口側部における強制変形を低減し、側部に発生する高応力を低減して燃焼器の疲労強度を向上させるガスタービン燃焼器に関する。
図1(a)に、従来の燃焼器尾筒部の正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。また、図1(b)に、従来の燃焼器尾筒部に上部シール10aおよび下部シール10bを接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。図1(a)に示すように、燃焼器尾筒部本体3の端部には、1つの軸周りに複数の燃焼器を環状に接続したときに、隣接する尾筒の隙間から、燃焼ガスが外部に流出するのを防止するための上部シール10aおよび下部シール10bを固定するための上部フランジ1aおよび下部フランジ1bを備えている。また、燃焼器尾筒部本体3の上部には、ガスタービンの筐体に当該尾筒本体3を固定するためのガセット4が設置されている。また、燃焼器尾筒部本体3の側部には、隣接する燃焼器に対する仕切りとなるサイドシール2a、2bが備えられている。図1(b)に示されるように、燃焼器尾筒部本体3の上部フランジ1aおよび下部フランジ1bには、それぞれ上部シール10a、および下部シール10bが嵌合して接続される。その後、燃焼器尾筒部本体3の上部フランジ1aと上部シール10aとの嵌合部に、位置決めピン5aが挿入されて、双方の相対位置が確定される。同様に、燃焼器尾筒部本体3の下部フランジ1bと下部シール10bとの嵌合部に、位置決めピン5bが挿入されて、双方の相対位置が確定される。このようにして、燃焼器尾筒部本体3の尾筒後端部にシール部10a、10bが接続されるとともに、燃焼器尾筒部本体3の尾筒後端部とシール部との隙間からの燃焼ガス漏出が防止される。
従来のガスタービン燃焼器では、燃焼動作中に燃焼器の尾筒後端部(出口)において、低サイクル疲労に起因する熱変形などの不具合が発生することがある。この低サイクル疲労は、ガスタービン燃焼器が起動および停止を繰り返す過程において、特に燃焼器の尾筒後端部における構造板の側部と上下部との板材の厚さが異なることにより、尾筒後端部に熱応力が負荷された際に、側部よりも板厚のある上下部の板材の剛性が高いことにより、側部の板材に強制的な熱変形が生じる。このため、ガスタービン燃焼器が起動および停止を繰り返すうちに、上記熱変形による金属疲労が蓄積し、側部の板材に歪みが生じたり、亀裂が生じる場合がある。
図2に、具体例として、ガスタービン燃焼器動作時における尾筒後端部の側部および上下部構造板の変形モードを示す。ガスタービン運転時には、燃焼ガスの通る尾筒後端部の内壁側の温度が高く、外壁側の温度が低くなるので、尾筒後端部の側部および上下部構造板は、それぞれ内側に凸となるように変形しようとする。しかし、上部フランジ1aおよび下部フランジ1bの剛性が、側部シール2a、2bのそれと較べて著しく高いため、尾筒後端部の側部構造板は、本来変形したい向きとは逆の方向に強制的に変形させられる。そのため、尾筒後端部の側部構造板では高い熱応力が発生し、ガスタービン燃焼器が起動および停止を繰り返すうちに、尾筒後端部の側部構造板には金属疲労が蓄積し、側部の板材に金属疲労に基づく不具合が生じる場合がある。
上記の技術分野に関連して、特開2004−84601号公報に開示されている「燃焼器およびガスタービン」では、圧縮機によって圧縮された空気と燃料とを反応させて燃焼させ、発生した燃焼ガスを燃焼筒を通じてタービンに導入する燃焼器において、燃焼筒を形成する側壁部の内部に、該側壁部の壁面に沿って延在する空気流路を設け、該空気流路の入口を側壁部の外壁面に開設し、空気流路の出口を燃焼筒の後端面に開設した燃焼器が提案されている。
また、特開2003−322337号公報に開示されている「燃焼器およびガスタービン」では、圧縮機によって圧縮された空気と燃料とを反応させて燃焼させ、発生した燃焼ガスを燃焼筒を通じてタービンに導入する燃焼器であって、断面が略矩形をなす燃焼筒のある側面に、該ある側面のほぼ全幅にわたって延在する補強リブが設けられている燃焼器が提案されている。
また、特開2003−193866号公報に開示されている「ガスタービン燃焼器」では、ガスタービン燃焼器の隣接するトランジションピース(尾筒)同士またはトランジションピースと初段静翼とをシール材を介して嵌合,取付けたガスタービン燃焼器において、シール材は、炭化物または窒化物の皮膜を下地とし、最表面にアルミナ膜を設けた耐摩耗性コーティング層を有するコバルト基合金で構成され、トランジションピースの嵌合部のシール材との接触部に、クロム15〜35重量%、炭素0.7〜1.5重量%含有するコバルト基合金製の保護板を取付けたガスタービン燃焼器が提案されている。
また、特開2003−185140号公報に開示されている「ガスタービン燃焼器」では、発電用ガスタービンの燃焼器トランジションピース(尾筒)と初段静翼とをシール材を介して嵌合したガスタービン燃焼器において、化学組成中にクロムを15〜30重量%、炭素を0.05〜0.2重量%含有するコバルト基合金を基材とし、表面にクロム炭化物を主成分とする厚さが0.1〜0.6mmの耐摩耗コーティング処理した板材をシール材とし、トランジションピース嵌合部におけるシール材のコーティング層との接触部に、シール材と同種のコバルト基合金板材を取付けたガスタービン燃焼器が提案されている。
特開2004−84601号公報 特開2003−322337号公報 特開2003−193866号公報 特開2003−185140号公報
本発明の目的は、ガスタービン燃焼器の尾筒出口の上下に設けられたフランジの剛性を計画的に落とすことにより、尾筒出口側部における強制変形を低減し、側部に発生する高応力を低減して燃焼器の疲労強度を向上させるガスタービン燃焼器を提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用する括弧付き符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明のガスタービン燃焼器は、燃焼器本体と、燃焼器本体に接続されて燃焼ガスを噴出する尾筒(3)と、軸の周囲に環状に配設される複数の尾筒(3)の隙間から燃焼ガスが外部に漏洩するのを防止するためのシール部とを備え、尾筒は、尾筒の後端部に軸の周方向を向いた第一嵌合部(100a、100b、110a、110b、120a、120b、130a、130b、140a、140b、150a、150b、160a、160b、170a、170b)を備え、シール部は、シール部の前端部に第一嵌合部と嵌合するための第二嵌合部(20a、20b、30a、30b、40a、40b、50a、50b、60a、60b、70a、70b、80a、80b、90a、90b)を備え、第一嵌合部は、第一嵌合部の剛性を低減するように設けられている構造を有する。
また、本発明のガスタービン燃焼器において、さらに、尾筒(3)は、尾筒の後端部に軸の半径方向を向いた側壁部(2a、2b)を備え、第一嵌合部(100a、100b、110a、110b、120a、120b、130a、130b、140a、140b、150a、150b、160a、160b、170a、170b)は、第一嵌合部の剛性を側壁部の剛性と概ね等しくなるように低減する構造を有する。
また、本発明のガスタービン燃焼器において、第一嵌合部は、周方向に対向する1組のフランジ(100a、100b)であり、1組のフランジのそれぞれの厚さは、1組のフランジのそれぞれと第二嵌合部(20a、20b)とを固定する箇所においては、1組のフランジのそれぞれと第二嵌合部とを固定する固定部材(5a、5b)を設置するための最低限度の厚さに設定され、それ以外の箇所においては、1組のフランジのそれぞれと第二嵌合部とを嵌合させるための最低限度の厚さに設定される。
また、本発明のガスタービン燃焼器においては、さらに、1組のフランジのそれぞれ(160a、160b)に添って遮蔽板(9)が配設され、1組のフランジのそれぞれと遮蔽板とは遮蔽板固定部材(5a、5b)により固定され、遮蔽板が配設された1組のフランジのそれぞれと第二嵌合部(80a、80b)とが嵌合することにより、尾筒(3)とシール部とが接続される。
また、本発明のガスタービン燃焼器において、第一嵌合部は、周方向に対向する1組のフランジ(110a、110b)であり、1組のフランジのそれぞれと第二嵌合部(30a、30b)とは、燃焼ガスの噴出方向に嵌合され、フランジの厚さは、第二嵌合部と嵌合させるための最低限度の厚さに設定される。
また、本発明のガスタービン燃焼器において、1組のフランジのそれぞれ(130a、130b)は1つの凸部(135a、135b)を備え、第二嵌合部(50a、50b)は1つの凹部を備え、1つの凸部と1つの凹部とが嵌合して、尾筒(3)とシール部とが接続される。
また、本発明のガスタービン燃焼器において、尾筒(3)は、尾筒の端部から離れた位置に尾筒の筒面に垂直に設置され尾筒をガスタービン筐体に固定するためのガセット(4)を備え、ガセットは、第一嵌合部として第二嵌合部(40a)を嵌合するための第一支持部(120a)を有し、さらに、尾筒は、尾筒のガセットが設置された筒面の反対側の筒面上に第二嵌合部(40b)を嵌合するための第二支持部(120b)を有し、第一支持部および第二支持部と、第二嵌合部とがそれぞれ嵌合することにより、尾筒とシール部とが接続される。
また、本発明のガスタービン燃焼器において、第一嵌合部は、周方向に対向する1組のフランジ(150a、150b)であり、1組のフランジのそれぞれは開口部(7)を備える。
また、本発明のガスタービン燃焼器において、開口部(7)の外周部に添って気密板(9)が配設され、外周部と気密板とは溶接(8)により接続され、1組のフランジ(150a、150b)および1組のフランジのそれぞれに接続された気密板と第二嵌合部(70a、70b)とが嵌合することにより、尾筒(3)とシール部とが接続される。
また、本発明のガスタービン燃焼器において、第一嵌合部は、周方向に対向する1組のフランジ(140a、140b)であり、1組のフランジのそれぞれは、燃焼ガスの噴出方向と垂直な方向にスリット(6)を備える。
また、本発明のガスタービン燃焼器において、第一嵌合部は、周方向に対向する1組のフランジ(170a、170b)であり、1組のフランジのそれぞれは、燃焼ガスの噴出方向にスリット(6)を備える。
また、本発明のガスタービンは、請求項1から11までの何れか1項に記載のガスタービン燃焼器を備える。
本発明により、ガスタービン燃焼器の尾筒出口の上下に設けられたフランジの剛性を計画的に落とすことにより、尾筒出口側部における強制変形を低減し、側部に発生する高応力を低減して燃焼器の疲労強度を向上させるガスタービン燃焼器を提供することができる。
ガスタービンにおいては、1つの軸の周りに複数のガスタービン燃焼器を環状に配列させて、それぞれのガスタービン燃焼器から噴射される燃焼ガスが外部に漏洩しないようにシールドするためのシールド部材が、環状に配列される燃焼器の尾筒後端部(出口)の外周壁、内周壁(ガスタービン燃焼器においては、上部壁、下部壁)のそれぞれを被覆するように取り付けられる。このため、燃焼器の尾筒後端部(出口)の上下壁のそれぞれには、上記シールド部材を取り付けるためのフランジが備えられている。
本発明の実施の形態に係わるガスタービン燃焼器においては、尾筒後端部(出口)の上下壁のそれぞれに設置されるフランジの剛性を計画的に落とす。そして、尾筒後端部(出口)の上下壁の剛性を側壁の剛性に近づけるように、計画的に両者の剛性差を低減させる。これにより、従来のガスタービン燃焼器の運転時に、尾筒後端部(出口)で生じていた熱応力に起因する強制変形を低減し、側部に発生し易かった高応力を低減することが可能となる。この結果、疲労強度の高いガスタービン燃焼器を実現することができる。
(実施の形態1)
図3(a)に、本発明の実施の形態1に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。また、図3(b)に、本実施の形態1に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部に上部シール20aおよび下部シール20bを接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。
本願のガスタービン燃焼器においては、上記したように、複数のガスタービン燃焼器を環状に配列させて、それぞれの燃焼器から噴射される燃焼ガスをシールするためのシール部材が、環状に配列される燃焼器の尾筒後端部(出口)の上下壁のそれぞれを被覆するように取り付けられる。このため、図3(b)に示すように、本実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部本体3の上下部を構成する板壁は、複数の燃焼器を環状に接続するための上部シール20aおよび下部シール20bを接続するための上部フランジ100aおよび下部フランジ100bを備えている。また、燃焼器尾筒部本体3の上部面には、ガスタービンの筐体に当該尾筒本体3を固定するためのガセット4が設置されている。燃焼器尾筒部本体3の側部を構成する板壁のそれぞれには、隣接する燃焼器に対する仕切り、および位置合わせとなるサイドシール2aおよび2bが備えられる。図3(b)に示されるように、燃焼器尾筒部本体3の上部フランジ100aおよび下部フランジ100bには、それぞれ上部シール20a、および下部シール20bが嵌合して接続される。その後、燃焼器尾筒部本体3の上部フランジ100aと上部シール20aとの嵌合部に、位置決めピン5aが挿入されて、双方の相対位置が確定される。同様に、燃焼器尾筒部本体3の下部フランジ100bと下部シール20bとの嵌合部に、位置決めピン5bが挿入されて、双方の相対位置が確定される。このようにして、燃焼器尾筒部本体3の尾筒後部にシール部が接続されるとともに、燃焼器尾筒部本体3の尾筒後部とシール材20a、20bとの隙間からの燃焼ガス漏出が防止される。
本実施の形態においては、図3(b)に示されるように、従来のフランジ1a、1bと比較して、高さ方向の長さを短くした(厚みを薄くした)フランジ100a、100bを備えている。フランジ100a、100bそれぞれの高さに対応させて、嵌合させるシールド材20a、20bの高さ方向の長さも低減される。また、本実施の形態においては、上部フランジ100aと上部シール20aとの嵌合部、および下部フランジ100bと下部シール20bとの嵌合部以外の箇所のフランジの高さは、図3(1)に示すように、フランジとシール材とが嵌合するのに必要な最低限度の高さに低減されている。
本実施の形態に係わるガスタービン燃焼器においては、尾筒後端部(出口)の上下壁のそれぞれに設置されるフランジの高さ(厚さ)が、シール材との位置決め部、およびそれ以外の箇所においても、フランジとシール材とを嵌合させて、かつ、位置決め出来る高さを除いて、最低限度の高さに低減される。これにより、本実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の尾筒後端部(出口)の上下壁それぞれ剛性を計画的に落とすことができる。これにより、尾筒後端部(出口)の上下壁と側壁との剛性差が低減する。そして、ガスタービン燃焼器の運転時に、尾筒後端部(出口)で生じていた熱応力に起因する強制変形を低減し、側部に発生し易かった高応力を低減することが可能となる。本実施の形態により、疲労強度の高いガスタービン燃焼器を実現することができる。これにより、信頼性の高いガスタービン燃焼器を提供することができる。
(実施の形態2)
図4(a)に、本発明の実施の形態2に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。また、図4(b)に、本実施の形態2に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部の後端に上部シール30aおよび下部シール30bを接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。
本実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の基本的な構成要件および構造は、実施の形態1に係わるガスタービン燃焼器のそれと同じである。但し、本実施の形態においては、上部フランジ110aと上部シール30aとの嵌合部、および下部フランジ110bと下部シール30bとの嵌合部の形状が実施の形態1のそれとは異なる。以下に、実施の形態1と異なる形状部、および当該形状に基づく作用効果を説明する。
本実施の形態においては、図4(b)に示されるように、上部フランジ110aに対して上部シール30aが、そして、下部フランジ110bに対して下部シール30bが、それぞれ水平方向(燃焼ガスの流れ方向)に差し込まれて嵌合する。
そして、嵌合後に、適当な箇所にて位置決めピン5a、5bを垂直方向に差し込むことにより、フランジ110a、110bとシール部材30a、30bとを固定する。本実施の形態においては、上部フランジ110aと上部シール30aとの嵌合部、および下部フランジ110bと下部シール30bとの嵌合部が水平方向の差し込み式になっているために、上部フランジ110aと上部シール30a、および下部フランジ110bと下部シール30bの高さ方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)の高さ(厚さ)を、実施の形態1と比較して、さらに低減することができる。
本実施の形態に係わるガスタービン燃焼器においては、尾筒後端部(出口)の上下壁のそれぞれに設置されるフランジの高さを、フランジとシール材との嵌合に必要な最低限度の高さに低減することができるため、尾筒後端部(出口)の上下壁それぞれ剛性を計画的に落とすことができる。これにより、尾筒後端部(出口)の上下壁と側壁との剛性差が低減する。そして、ガスタービン燃焼器の運転時に、尾筒後端部(出口)で生じていた熱応力に起因する強制変形を低減し、側部に発生し易かった高応力を低減することが可能となる。本実施の形態により、疲労強度の高いガスタービン燃焼器を実現させることができ、ガスタービン燃焼器の信頼性が向上する。
(実施の形態3)
図5(a)に、本発明の実施の形態3に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。また、図5(b)に、本実施の形態3に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部に上部シール50aおよび下部シール50bを接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。
本実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の基本的な構成要件および構造は、実施の形態2に係わるガスタービン燃焼器のそれと同じである。但し、本実施の形態においては、上部フランジ130aと上部シール50aとの嵌合部、および下部フランジ130bと下部シール50bとの嵌合部の高さが実施の形態2のそれよりも更に低減されている。以下に、実施の形態2と異なる形状部、および当該形状に基づく作用効果を説明する。
本実施の形態においては、図5(b)に示されるように、上部フランジ130aに対して上部シール50aが、そして、下部フランジ130bに対して下部シール50bが、それぞれ水平方向(燃焼ガスの流れ方向)に差し込まれて嵌合する。
本実施の形態における上部フランジ130aは、水平方向に櫛状の嵌合用の隙間を備えず、水平方向の1つの凸部135aが、上部シール50aの凹部に嵌合することによって、上部フランジ130aと上部シール50aとが接続されている。下部フランジ130bと下部シール50bとの接続についても同様に、水平方向の1つの凸部135bが、下部シール50bの凹部に嵌合することによって、下部フランジ130bと下部シール50bとが接続されている。そして、嵌合後に、適当な箇所にて位置決めピン5a、5bを垂直方向にそれぞれ差し込むことにより、フランジ130a、130bとシール部材50a、50bとを固定する。本実施の形態においては、上部フランジ130aと上部シール50aとの嵌合部形状、および下部フランジ130bと下部シール50bとの嵌合部形状により、実施の形態2と比較して、上部フランジ130aと上部シール50a、および下部フランジ130bと下部シール50bの高さ方向(燃焼ガス噴出方向と垂直な方向)の高さ(厚み)を、更に低減することができる。
本実施の形態に係わるガスタービン燃焼器においては、尾筒後端部(出口)の上下壁のそれぞれに設置されるフランジの高さの低減により、尾筒後端部(出口)の上下壁それぞれ剛性を計画的に落とすことができる。これにより、尾筒後端部(出口)の上下壁と側壁との剛性差が低減する。そして、ガスタービン燃焼器の運転時に、尾筒後端部(出口)で生じていた熱応力に起因する強制変形を低減し、側部に発生し易かった高応力を低減することが可能となる。本実施の形態により、疲労強度の高いガスタービン燃焼器を実現させることができ、ガスタービン燃焼器の信頼性が向上する。
(実施の形態4)
図6(a)に、本発明の実施の形態4に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。また、図6(b)に、本実施の形態3に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部に上部シール40aおよび下部シール40bを接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。
本実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の基本的な構造は、実施の形態1に係わるガスタービン燃焼器のそれと同じである。但し、本実施の形態においては、上部フランジおよび下部フランジを備えない。そして、尾筒後端部(出口)の上面に設けられているガセット4に、上部シール40aを差し入れるための上部シール支持部120aを、尾筒後端部(出口)のガセット4が設けられている位置と反対側の面上に、下部シール40bを差し入れるための下部シール支持部120bをそれぞれ備えている。
本実施の形態においては、図6(b)に示されるように、上部シール40aに対して上部シール40aが、そして、下部シール支持部120bに対して下部シール40bが、それぞれ水平方向(燃焼ガスの流れ方向)に差し込まれて嵌合する。
そして、嵌合後に、適当な箇所にて位置決めピン5a、5bを垂直方向に差し込むことにより、上部シール支持部120a、下部シール支持部120bとシール部材40a、40bとがそれぞれ固定される。
本実施の形態においては、尾筒後端部(出口)の上下壁上にフランジ部を有せずにシール部材を尾筒本体3に接続するために、尾筒後端部(出口)の上下壁の剛性と側壁の剛性との差を極めて低減することができる。これにより、ガスタービン燃焼器の運転時に、尾筒後端部(出口)で生じていた熱応力に起因する強制変形を低減し、側部に発生し易かった高応力を低減することが可能となる。本実施の形態により、疲労強度の高いガスタービン燃焼器を実現させることができ、ガスタービン燃焼器の信頼性が向上する。
(実施の形態5)
図7(a)に、本発明の実施の形態5に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。また、図7(b)に、本実施の形態5に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部に上部シール60aおよび下部シール60bを接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。
本実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の基本的な構成要件および構造は、実施の形態1に係わるガスタービン燃焼器のそれと同じである。但し、本実施の形態においては、上部フランジ140aと下部フランジ140bの任意箇所に適宜フランジの剛性を低減させるためのスリット6が設けられている。以下に、実施の形態1と異なる形状部、および当該形状に基づく作用効果を説明する。
本実施の形態においては、図7(b)に示されるように、上部フランジ140aに対して上部シール60aが、そして、下部フランジ140bに対して下部シール60bが、それぞれ垂直方向(燃焼ガス噴出方向に対して垂直な方向)に差し込まれて嵌合する。
そして、嵌合後に、適当な箇所にて位置決めピン5a、5bを垂直方向に差し込むことにより、フランジ140a、140bとシール部材60a、60bとを固定する。本実施の形態においては、上部フランジ140aと下部フランジ140bとに、垂直向きのスリット6が設けられている。このスリット6により、フランジ部140a、140bの剛性が低減する。そして、本実施の形態のガスタービン燃焼器の運転時における、尾筒後端部(出口)の上下壁と側壁との間の剛性差に起因して生じる側壁の熱応力による歪みが低減される。
本実施の形態に係わるガスタービン燃焼器においては、尾筒後端部(出口)の上下壁のそれぞれに設置されるスリット6により、尾筒後端部(出口)の上下壁それぞれ剛性を計画的に落とすことができる。これにより、尾筒後端部(出口)の上下壁と側壁との剛性差が低減する。そして、ガスタービン燃焼器の運転時に、尾筒後端部(出口)で生じていた熱応力に起因する強制変形を低減し、側部に発生し易かった高応力を低減することが可能となる。本実施の形態により、疲労強度の高いガスタービン燃焼器を実現させることができ、ガスタービン燃焼器の信頼性が向上する。
(実施の形態6)
図8(a)に、本発明の実施の形態6に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。また、図8(b)に、本実施の形態6に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部に上部シール70aおよび下部シール70bを接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。
本実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の基本的な構成要件および構造は、実施の形態1に係わるガスタービン燃焼器のそれと同じである。但し、本実施の形態においては、上部フランジ150aと下部フランジ150bの任意箇所に、適切な大きさの開口部7が設けられる。そして、上部フランジ150a、下部フランジ150bとシール部材とがそれぞれ嵌合した際に、開口部7から尾筒本体3中を流れている冷却空気が外部に漏出するのを防止する目的で、開口部7の背面位置に遮蔽板9が配設される。そして、上部フランジ150aおよび下部フランジ150bの開口部7の外周部それぞれに添って、遮蔽板9が溶接される。
本実施の形態においては、図8(b)に示されるように、上部フランジ150aに対して上部シール70aが、そして、下部フランジ150bに対して下部シール70bが、それぞれ垂直方向(燃焼ガス噴出方向に対して垂直な方向)に差し込まれて嵌合する。そして、嵌合後に、適当な箇所にて位置決めピン5a、5bを水平方向に差し込むことにより、フランジ150a、150bとシール部材70a、70bとを固定する。本実施の形態においては、上部フランジ150aと下部フランジ150bとに開口部7が設けられている。この開口部7により、尾筒後端部(出口)の上下壁に形成されているフランジ部150a150bの剛性が低減する。そして、本実施の形態のガスタービン燃焼器の運転時における、尾筒後端部(出口)の上下壁と側壁との間の剛性差に起因して生じる側壁の熱応力による歪みが低減される。
本実施の形態においては、開口部7の背面に遮蔽板9が配置されているために、尾筒本体3からの冷却空気が開口部7を介して外部に漏出することが防止され、信頼性の向上も同時に図られる。
本実施の形態に係わるガスタービン燃焼器においては、尾筒後端部(出口)の上下壁のそれぞれに設置される開口部7により、尾筒後端部(出口)の上下壁それぞれ剛性を計画的に落とすことができる。これにより、尾筒後端部(出口)の上下壁と側壁との剛性差が低減する。そして、ガスタービン燃焼器の運転時に、尾筒後端部(出口)で生じていた熱応力に起因する強制変形を低減し、側部に発生し易かった高応力を低減することが可能となる。本実施の形態により、疲労強度の高いガスタービン燃焼器を実現させることができ、ガスタービン燃焼器の信頼性が向上する。
(実施の形態7)
図9(a)に、本発明の実施の形態7に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。また、図9(b)に、本実施の形態7に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部に上部シール80aおよび下部シール80bを接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。
本実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の基本的な構成要件および構造は、実施の形態1に係わるガスタービン燃焼器のそれと同じである。但し、本実施の形態においては、フランジ160a、160bとシール部材80a、80bがそれぞれ嵌合した際に、燃焼ガス流路から燃焼ガスが外部に漏出するのを防止する目的で、上部フランジ160aおよび下部フランジ160bそれぞれに沿って、シールのための遮蔽板9が配設される。そして、上部フランジ160a、下部フランジ160bと遮蔽板9とがそれぞれ止めピン55により固定される。
本実施の形態においては、図9(b)に示されるように、上部フランジ160aに対して上部シール80aが、そして、下部フランジ160bに対して下部シール80bが、それぞれ垂直方向(燃焼ガス噴出方向に対して垂直な方向)に差し込まれて嵌合する。そして、嵌合後に、適当な箇所にて位置決めピン5a、5bをそれぞれ水平方向に差し込むことにより、フランジ160a、160bとシール部材80a、80bとがそれぞれ固定される。
本実施の形態においては、実施の形態1と同様に、上部フランジ160aおよび下部フランジ160bの高さ(燃焼ガス噴出方向に対して垂直方向の長さ)が低く設定されており、これにより、尾筒後端部(出口)の上下壁の剛性が低減する。そして、本実施の形態のガスタービン燃焼器の運転時における、尾筒後端部(出口)の上下壁と側壁との間の剛性差に起因して生じる側壁の熱応力による歪みが低減される。
さらに、本実施の形態においては、フランジ部160a、160bそれぞれに沿って遮蔽板9が配置されているために、フランジ部160a、160bとシール部材80a、80bとの隙間から燃焼ガスが外部に漏出することが防止され、信頼性の向上も同時に図られている。
本実施の形態により、疲労強度の高いガスタービン燃焼器を実現させることができ、ガスタービン燃焼器の信頼性が向上する。
(実施の形態8)
図10(a)に、本発明の実施の形態8に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。また、図10(b)に、本実施の形態8に係わるガスタービン燃焼器の尾筒部に上部シール90aおよび下部シール90bを接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。
本実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の基本的な構成要件および構造は、実施の形態1に係わるガスタービン燃焼器のそれと同じである。但し、本実施の形態の上部フランジ170aおよび下部フランジ170bの後端部は、それぞれ水平方向(燃焼ガスの流れ方向)のスリット6を備えている。本実施の形態においては、上部フランジ170a、下部フランジ170bと、上部シール90a、下部シール90bとがそれぞれ嵌合されて、嵌合後に、適当な箇所にて位置決めピン5a、5bを水平方向に差し込むことにより、フランジ170a、170bとシール部材90a、90bとが固定される。
本実施の形態においては、上部フランジ170aおよび下部フランジ170bの後端部に、それぞれ水平方向(燃焼ガスの流れ方向)のスリットを備えている。これにより、ガスタービン燃焼器運転中における尾筒後端部(出口)の上下壁に生じる熱膨張変形が、当該スリット6により吸収されて緩和される。当該スリット6により、熱膨張変形が緩和されることにより、尾筒後端部(出口)の上下壁の剛性が低減する。そして、本実施の形態のガスタービン燃焼器の運転時における、尾筒後端部(出口)の上下壁と側壁との間の剛性差に起因して生じる側壁の熱応力による歪みが低減される。
本実施の形態により、疲労強度の高いガスタービン燃焼器を実現させることができ、ガスタービン燃焼器の信頼性が向上する。
(a)従来のガスタービン燃焼器尾筒部の正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。(b)従来のガスタービン燃焼器尾筒部にシール部材を接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。 従来のガスタービン燃焼器動作時における尾筒後端部の側部および上下部構造板の変形モードを示す。 (a)実施の形態1に係わるガスタービン燃焼器尾筒部の正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。(b)実施の形態1に係わるガスタービン燃焼器尾筒部にシール部材を接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。 (a)実施の形態2に係わるガスタービン燃焼器尾筒部の正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。(b)実施の形態2に係わるガスタービン燃焼器尾筒部にシール部材を接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。 (a)実施の形態3に係わるガスタービン燃焼器尾筒部の正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。(b)実施の形態3に係わるガスタービン燃焼器尾筒部にシール部材を接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。 (a)実施の形態4に係わるガスタービン燃焼器尾筒部の正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。(b)実施の形態4に係わるガスタービン燃焼器尾筒部にシール部材を接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。 (a)実施の形態5に係わるガスタービン燃焼器尾筒部の正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。(b)実施の形態5に係わるガスタービン燃焼器尾筒部にシール部材を接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。 (a)実施の形態6に係わるガスタービン燃焼器尾筒部の正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。(b)実施の形態6に係わるガスタービン燃焼器尾筒部にシール部材を接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。 (a)実施の形態7に係わるガスタービン燃焼器尾筒部の正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。(b)実施の形態7に係わるガスタービン燃焼器尾筒部にシール部材を接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。 (a)実施の形態8に係わるガスタービン燃焼器尾筒部の正面方向(燃焼ガスの流れ方向)から見た概略構造を示す。(b)実施の形態8に係わるガスタービン燃焼器尾筒部にシール部材を接続した時の、当該尾筒部の側面方向(燃焼ガスの流れ方向に対して垂直な方向)から見た断面を示す。
符号の説明
1a、100a、110a、130a、140a…上部フランジ
150a、160a、170a…上部フランジ
1b、100b、110b、130b、140b…下部フランジ
150b、160b、170b…下部フランジ
2a、2b…サイドシール
3…尾筒本体
4…ガセット
5a、5b…位置決めピン
6…スリット
7…開孔部
8…溶接部
9…遮蔽板
10a、20a、30a、40a、50a、60a…上部シール
70a、80a、90a…上部シール
10b、20b、30b、40b、50b、60b…下部シール
70b、80b、90b…下部シール
55…止めピン
120a…上部シール支持部
120b…下部シール支持部
135a、135b…凸部

Claims (12)

  1. 燃焼器本体と、
    前記燃焼器本体に接続されて燃焼ガスを噴出する尾筒と、
    軸の周囲に環状に配設される複数の前記尾筒の隙間から前記燃焼ガスが外部に漏洩するのを防止するためのシール部と
    を具備し、
    前記尾筒は、前記尾筒の後端部に前記軸の周方向を向いた第一嵌合部を備え、
    前記シール部は、前記シール部の前端部に前記第一嵌合部と嵌合するための第二嵌合部を備え、
    前記第一嵌合部は、前記第一嵌合部の剛性を低減するように設けられている構造を有する
    ガスタービン燃焼器。
  2. 請求項1のガスタービン燃焼器において、
    さらに、前記尾筒は、前記尾筒の後端部に前記軸の半径方向を向いた側壁部を備え、
    前記第一嵌合部は、前記第一嵌合部の剛性を前記側壁部の剛性と概ね等しくなるように低減する構造を有する
    ガスタービン燃焼器。
  3. 請求項1または2に記載のガスタービン燃焼器において、
    前記第一嵌合部は、前記周方向に対向する1組のフランジであり、
    前記1組のフランジのそれぞれの厚さは、前記1組のフランジのそれぞれと前記第二嵌合部とを固定する箇所においては、前記1組のフランジのそれぞれと前記第二嵌合部とを固定する固定部材を設置するための最低限度の厚さに設定され、それ以外の箇所においては、前記1組のフランジのそれぞれと前記第二嵌合部とを嵌合させるための最低限度の厚さに設定される
    ガスタービン燃焼器。
  4. 請求項3に記載のガスタービン燃焼器において、
    さらに、前記1組のフランジのそれぞれに添って遮蔽板が配設され、前記1組のフランジのそれぞれと前記遮蔽板とは遮蔽板固定部材により固定され、
    前記遮蔽板が配設された前記1組のフランジのそれぞれと前記第二嵌合部とが嵌合することにより、前記尾筒と前記シール部とが接続されるガスタービン燃焼器。
  5. 請求項1または2に記載のガスタービン燃焼器において、
    前記第一嵌合部は、前記周方向に対向する1組のフランジであり、
    前記1組のフランジのそれぞれと前記第二嵌合部とは、前記燃焼ガスの噴出方向に嵌合され、
    前記フランジの厚さは、前記第二嵌合部と嵌合させるための最低限度の厚さに設定される
    ガスタービン燃焼器。
  6. 請求項5に記載のガスタービン燃焼器において、
    前記1組のフランジのそれぞれは1つの凸部を備え、前記第二嵌合部は1つの凹部を備え、前記1つの凸部と前記1つの凹部とが嵌合して、前記尾筒と前記シール部とが接続される
    ガスタービン燃焼器。
  7. 請求項1または2に記載のガスタービン燃焼器において、
    前記尾筒は、前記尾筒の端部から離れた位置に前記尾筒の筒面に垂直に設置され前記尾筒をガスタービン筐体に固定するためのガセットを備え、
    前記ガセットは、前記第一嵌合部として前記第二嵌合部を嵌合するための第一支持部を有し、
    さらに、前記尾筒は、前記尾筒の前記ガセットが設置された筒面の反対側の筒面上に前記第二嵌合部を嵌合するための第二支持部を有し、
    前記第一支持部および前記第二支持部と、前記第二嵌合部とがそれぞれ嵌合することにより、前記尾筒と前記シール部とが接続される
    ガスタービン燃焼器。
  8. 請求項1または2に記載のガスタービン燃焼器において、
    前記第一嵌合部は、前記周方向に対向する1組のフランジであり、前記1組のフランジのそれぞれは開口部を備える
    ガスタービン燃焼器。
  9. 請求項8に記載のガスタービン燃焼器において、
    前記開口部の外周部に添って気密板が配設され、前記外周部と前記気密板とは溶接により接続され、前記1組のフランジおよび前記1組のフランジのそれぞれに接続された前記気密板と前記第二嵌合部とが嵌合することにより、前記尾筒と前記シール部とが接続されるガスタービン燃焼器。
  10. 請求項1または2に記載のガスタービン燃焼器において、
    前記第一嵌合部は、前記周方向に対向する1組のフランジであり、前記1組のフランジのそれぞれは、前記燃焼ガスの噴出方向と垂直な方向にスリットを備える
    ガスタービン燃焼器。
  11. 請求項1または2に記載のガスタービン燃焼器において、
    前記第一嵌合部は、前記周方向に対向する1組のフランジであり、前記1組のフランジのそれぞれは、前記燃焼ガスの噴出方向にスリットを備える
    ガスタービン燃焼器。
  12. 請求項1から11までの何れか1項に記載のガスタービン燃焼器を具備する
    ガスタービン。
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